JP4846993B2 - プラスチックラベル及びラベル付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、使用時や保管時において臭気が発生し難い、つや消し表面を有するプラスチックラベル及びラベル付き容器に関する。
清涼飲料水やコーヒー飲料などの飲料用の容器として、ポリエチレンテレフタレート製ボトル(PETボトル)などのプラスチック製容器本体の側面に、印刷された熱収縮性を有するフィルム(シュリンクラベル)などのプラスチックラベルが装着されている容器が使用されている。
上記のようなプラスチックラベルには、該ラベルの容器に接触しない側(外面側)の表面にコーティング層を形成することにより、種々の機能を付与することができる。例えば、ワックスを含有するコーティング層を形成することにより、滑り性を向上させることができる。
また、意匠性の観点から、表面のつやを抑えたラベルが求められることがある。このようなラベルは、該ラベルの外面側の表面に、つや消し剤を含有するつや消し組成物(マットニス)をコーティングすることにより得ることができる。前記マットニスは、つや消し剤として一般にシリカ粒子を含んでおり、このシリカ粒子が、ラベル表面において入射光を乱反射させることにより、見た目につやを抑えることができる。
しかしながら、上記のようなマットニスがコーティングされたプラスチックラベルは、コーティング層表面につや消し剤(シリカ粒子等)に起因する凹凸を有するため、耐スクラッチ性(耐擦過性)及びコーティング層同士の滑り性が悪く、例えば、該ラベルを装着したPETボトルなどの容器は、輸送中に隣接する容器同士が接触することによりラベル表面が擦れ、擦れた部分がつや消し効果を失い透明になる現象(つや戻り)が生じたり、破れたりする等の不具合があった。
特開2002−327149号公報には、コーティング剤にフッ素樹脂粉末を固形分全量に対して0.5〜30重量%添加することにより一定の滑り性を付与できることが記載されている。しかし、このようなコーティング剤を用いたプラスチックラベルは、生産ライン上でフッ素樹脂粉末による粉立ちが生じるため、外観が悪くなるおそれや、生産設備に付着するなどの問題が生じていた。特に、つや消し剤としてシリカ粒子を多く含有するマットニスをコーティングする場合には、上記のような弊害が顕著であった。
また、マットニスがコーティングされたラベルとしてシュリンクラベルを用い、高温の水蒸気により該ラベルを収縮させて容器に装着した際に、装着後のラベル表面から臭気が発生し、商品価値を損なう場合があった。このようなラベルは周りの臭気を吸収することがあり、特に冷蔵庫や倉庫などの密閉空間で保管した場合には特にこの問題点が顕在化する場合があった。
特開2002−327149号公報
本発明の目的は、優れたつや消し性を有すると共に、臭気を発生しにくいプラスチックラベル及びラベル付き容器を提供することにある。
本発明の他の目的は、滑り性、耐スクラッチ性に優れ、使用時や保管時の臭いの吸着及び発生を抑制しうるプラスチックラベル及びラベル付き容器を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、表面処理を施したシリカ粒子を用いることにより、ラベルにつや消しのデザインを付与しうると共に、臭気の発生を著しく抑制しうることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、熱収縮性プラスチックフィルム基材の少なくとも被着体と接触しない側の表面にコーティング層が形成されているシュリンクラベルであって、該コーティング層が、樹脂としてガラス転移温度60℃以上のアクリル系樹脂を含んでいるとともに、シリカ粒子の表面にシリカ粒子に対して10重量%以上のポリオレフィンからなるコート層が設けられている表面処理シリカを10〜40重量%含有し、且つ、滑剤として、フッ素樹脂粉末及び酸化ポリエチレン系ワックスの少なくとも一方と、シリコーンオイルとを含んでいるシュリンクラベルを提供する
本発明は、上記本発明のプラスチックラベルが装着されたラベル付き容器を提供する。なお、本明細書では、上記の発明のほか、基材の少なくとも被着体と接触しない側の表面にコーティング層が形成されているプラスチックラベルであって、該コーティング層が、シリカ粒子の表面にシリカ粒子に対して10重量%以上のコート層が設けられている表面処理シリカを1〜50重量%含有しているプラスチックラベルについても説明する。
本発明のプラスチックラベルは、優れたつや消し性を有し、また、該ラベルを装着した容器の保管時や使用時には、臭気の吸着を防いで異臭の発生を著しく抑制しうるため、内容物の品質誤認や違和感が生じることがなく、水やお茶、コーヒーなどの飲料用容器に好適に利用できる。
以下、必要に応じて図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明のプラスチックラベルの一例を示す概略断面図である。このプラスチックラベル1は、印刷層4、基材2及びコーティング層3で構成されている。
本発明のプラスチックラベル1は、基材2がプラスチックフィルムであればよく、ストレッチラベル、シュリンクラベル、ストレッチシュリンクラベル、インモールドラベル、タックラベル、ロールラベル(巻き付け方式の糊付ラベル)、感熱接着ラベル等の何れであってもよい。
基材2としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等からなるポリエステルフィルム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体等からなるスチレン系樹脂フィルム、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂フィルム、塩化ビニル樹脂フィルムなどのプラスチックフィルムが挙げられる。基材は1種又は2種以上の材料で形成でき、単層又は複層の何れであってもよく、未延伸フィルム、一軸又は二軸延伸フィルムの何れであってもよい。プラスチックラベルがシュリンクラベルの場合には、好ましい基材として、一方向に50%以上の収縮率を有する熱収縮性の単層又は複層のスチレン系樹脂フィルム、ポリエステルフィルム、環状ポリオレフィンフィルム、及び前記ポリエステルフィルムに不織布を積層したフィルムなどが用いられる。
前記基材2の印刷層4側の表面には、印刷性を向上させるため、コロナ放電処理、プラズマ処理などの慣用の表面処理を施してもよい。また、基材2には、必要に応じて、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤などの各種添加剤を添加してもよい。基材2の厚みは、ラベルとした際の取扱性、作業性等を損なわない範囲で選択でき、10〜200μmが好ましく、シュリンクラベルの場合は、例えば20〜80μm、好ましくは30〜60μm程度である。
本発明のプラスチックラベル1の主な特徴は、コーティング層3が、シリカ粒子の表面にシリカ粒子に対して10重量%以上のコート層が設けられている表面処理シリカを1〜50重量%含有している点にある。一般に、つや消し剤が添加されたコーティング層3を設けることにより、ラベルへつや消し性を付与することが行われており、前記つや消し剤として、シリカ粒子が広く使用されている。これに対し、本発明では、このようなつや消し剤として、シリカ粒子に表面処理を施した表面処理シリカを使用するため、優れたつや消し性を付与しうると共に、臭気の吸着及び発生を効果的に抑制することができる。
コーティング層3は、表面処理シリカと樹脂を含んでいる。前記表面処理シリカは、シリカ粒子の表面にコート層が設けられている。シリカ粒子(コート層を設ける前のシリカ)としては、特に限定されない。シリカ粒子の粒子径は、特に制限されないが、相溶性又は分散性の観点から、例えば30μm以下(好ましくは0.5〜25μm、さらに好ましくは1〜20μm程度)であることが好ましい。コート層は、例えば、無機物、有機物及びこれらの組み合わせで構成できる。前記無機物としては、例えば、ケイフッ化マグネシウム(MgSiF6)などが挙げられる。また、有機物としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィンなどの樹脂等が挙げられる。なかでも、滑り性を向上しうる点で、有機物からなるコート層が好ましく用いられる。コート層は慣用の方法で形成できる。表面処理シリカは、単独で又は2種以上を組み合わせて使用しても良い。
コート層の割合(表面処理の量)は、シリカ粒子に対して10重量%以上である。前記コート層の割合が10重量%未満では、摩擦係数が高すぎたり、耐スクラッチ性が低下してしまう。なお、コート層の割合は、強熱減量法により求めることができる。すなわち、表面処理シリカについて、温度105℃で2時間加熱した後の質量減少率と、さらに温度900℃で30分加熱後の質量減少率とをそれぞれ測定し、これらの質量減少率の差からコート層の割合を算出することができる。
表面処理シリカの量は、コーティング層3に対して1〜50重量%、好ましくは10〜40重量%である。表面処理シリカの量が1重量%未満では、鏡面光沢度が高くなり、つや消し効果が不十分となりやすく、50重量%を越えると耐スクラッチ性が低下し、輸送時につや戻りが生じやすくなるため好ましくない。
前記樹脂としては、溶剤に溶解又は分散可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、セルロース系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂などの熱可塑性樹脂を単独で又は2種以上混合して用いることができる。なかでも、アクリル系樹脂は、耐ブロッキング性、耐スクラッチ性に優れ、しかも乾燥後の有機溶剤の残留が少なく、溶剤臭も少ないため好ましく用いられる。特に、ガラス転移温度(Tg)が60℃以上(例えば60〜180℃)のアクリル系樹脂は、耐熱性及び滑り性に優れる点で好適である。ガラス転移温度が60℃以上のアクリル系樹脂としては、三菱レイヨン(株)製の商品名「ダイヤナールGR5508」(Tg75℃)、「ダイヤナールGR5539」(Tg150℃)などがある。
樹脂の量は、上記本発明の特徴を損なわない範囲で適宜選択でき、コーティング層に対して、例えば5〜70重量%、好ましくは5〜65重量%である。樹脂の量が5重量%未満では、ブロッキングが生じやすく、70重量%越えると、耐スクラッチ性が低下しやすいため、いずれも好ましくない。
樹脂としてアクリル系樹脂を用いる場合、アクリル系樹脂の分子量は、本発明の特徴を損なわない範囲で適宜選択でき、例えば1万〜10万、好ましくは2万から8万程度である。また、アクリル系樹脂は、水酸基、カルボキシル基等を含んでいてもよい。
前記コーティング層は、滑り性を向上させるために、種々の滑剤を含んでいてもよい。滑剤としては、特に制限されず、有機系滑剤、無機系滑剤のいずれであってもよく、例えば、無機粒子及び有機粒子などの粒子状固体物質、ワックス、シリコーンオイルなどの液状成分等が挙げられる。本発明における滑剤には、臭気を発生しにくく、しかも、コーティング層を構成する他の成分との反応による悪臭を生じにくいものが特に好適である。これらの滑剤は、単独で又は2種以上混合して用いることができる。本発明では、コーティング層3に付与される耐熱性の観点から、融点が90℃以上の滑剤、及びシリコーンオイルが好ましい。なかでも、有機粒子、合成ワックス、シリコーンオイルが好ましく、特に、フッ素樹脂粉末及び酸化ポリエチレン系ワックスの少なくとも一方と、シリコーンオイルとを併用することが好ましい。
粒子状固体物質には、シリカ(コート層が設けられている表面処理シリカを除く)、タルク、雲母、カオリン、ベントナイト、クレー、黒鉛、フッ化黒鉛、カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、窒化ホウ素、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、チタン酸カルシウム、リン酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、ガラス粉、アルミナ、金属粉などの無機粒子;ステアリルアルコール等の高級アルコール、ステアリン酸等の高級脂肪酸、ステアリン酸ブチル等の高級脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等の脂肪酸と多価アルコールの部分エステル、ステアリン酸アミド、エチレンビスステアリルアミド等の高級脂肪酸アミド、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等の高級脂肪酸の塩(金属石けん)、フッ素樹脂、ポリアセタール、ポリ(メタ)アクリル酸金属塩、ポリアクリロニトリル、ポリアクリル酸アミド、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂、デンプン粉、セルロース粉などの有機粒子などが含まれる。
前記フッ素樹脂としては、少なくともフッ素原子含有単量体をモノマー成分として含有する樹脂であればよく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリビニルフルオライド(PVF)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(EPE)などの1種又は2種以上のフッ素原子含有単量体からなる(共)重合体;テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(ECTFE)などの1種又は2種以上のフッ素原子含有単量体と他の共重合性単量体との共重合体などが挙げられる。
また、ワックスには、マイクロクリスタリンワックス、酸化マイクロクリスタリンワックス、パラフィン、酸化パラフィン、モンタンワックスなどの鉱物系ワックス;ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化ポリエチレンワックス、酸化ポリプロピレンワックス、塩素化ポリエチレンワックス、塩素化ポリプロピレンワックス、エチレン−アクリル酸共重合体ワックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体ワックス、ポリカーボネートワックスなどの合成ワックス;漆ロウ、密ロウ、白ロウ、木蝋、鯨蝋、ワセリン、ラノリン、カルナバワックス、ケーンワックス、キャンデリラワックス、セラックワックス、ライスワックス、シュガーワックスなどの天然ワックスなどが含まれる。滑剤は単独で又は2種以上混合して使用できる。
前記酸化ポリエチレン系ワックスとしては、ポリエチレンを酸化処理してカルボキシル基などの極性基を導入したワックスであればよく、例えば、酸化ポリエチレンワックス、及び酸化ポリエチレンとその他の素材との複合系ワックス等が挙げられる。酸化ポリエチレンワックスは、一般に、酸価が1〜30mg−KOH/g程度のものが使用される。
シリコーンオイルは、特に限定されず、慣用のシリコーンオイルを使用することができ、各種官能基が導入された変性シリコーンオイルを用いることもできる。官能基としては、例えば、アミノ基、アミド基、エポキシ基、カルボキシル基、水酸基、フッ素原子、高級脂肪酸などが挙げられる。特に、変性シリコーンオイルを用いた場合には、分子内の官能基の作用によりコーティング層に含まれる樹脂と良好な配向性及び相溶性が発揮されて、樹脂が膨潤しないため塗膜強度の低下等を引き起こすことがなく、優れた耐ブロッキング性と滑り性を付与することができる。シリコーンオイルは、コーティング層に含まれる樹脂との相溶性や分散性が良好であれば、低粘度、高粘度のいずれであってもよく、半固形状、固形状のいずれの形態であってもよい。
なお、滑剤としてフッ素樹脂などの粒子状固体物質を用いた組成物をグラビア印刷により塗布してコーティング層を形成する場合は、滑剤の平均粒子径が30μm以下(好ましくは3〜25μm、さらに好ましくは5〜20μm程度)であることが好ましい。
滑剤の量は、上記特性を損なわない範囲で適宜選択でき、コーティング層対して、例えば0.1〜30重量%、好ましくは0.1〜20重量%程度である。また、滑剤として、フッ素樹脂粉末及び酸化ポリエチレン系ワックスの少なくとも一方と、シリコーンオイルと併用する場合には、滑剤の使用量を同10重量%以下(0.1〜10重量%程度)まで低減した場合にも滑り性を損なうことがなく、粉立ちも防止でき、特に耐ブロッキング性が良好である。シリコーンオイルは必須の成分ではなく、上記本発明の特徴を損なわない範囲で適当量使用できるが、コーティング層に対して、例えば0.1〜10重量%、好ましくは0.1〜7重量%程度で用いられる。0.1重量%未満ではシリコーンオイルの添加効果が不十分となり、10重量%を超えると配向性及び相溶性が低下し、基材2を構成するフィルム等との密着性が低下する。
前記コーティング層は、上記の他に、沈降防止剤(アマイド系沈降防止剤など)、分散安定剤(界面活性剤など)、体質顔料や各種着色剤、充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤等の添加剤を含んでいてもよい。
コーティング層は、上記成分(表面処理シリカ、樹脂、滑剤及び添加剤等)を溶剤に溶解又は分散することにより調製される。該溶剤として、例えば、毒性の低い有機溶剤、例えば、酢酸エチル、酢酸n−プロピルなどの酢酸エステル類や、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類を好適に用いることができる。有機溶剤として、毒性の高い溶剤、例えば、メチルエチルケトンやメチルイソブチルケトンなどのケトン類や、トルエンなどの芳香性炭化水素などを用いる必要はない。なお、有機溶剤は、コーティング層を形成する組成物を基材に塗布した後、乾燥することにより除去することができる。
コーティング層3の厚みは、上記特性を発揮しうる範囲で適宜選択でき、例えば0.5〜5μm、好ましくは1〜3μmである。
印刷層4は、基材2の被着体と接触する側の面に、グラビア印刷等の慣用の印刷法により設けることができる。なお、印刷層4は、基材2の少なくとも一方の面に設けられていればよく、例えば、基材2とコーティング層3との層間であってもよい。
なお、本発明のプラスチックラベルは、基材2の少なくとも被着体と接触しない側(外面側)の表面にコーティング層3が形成されていればよく、印刷層4が基材2とコーティング層3との層間に設けられた構成であってもよい。また、本発明のプラスチックラベルは、他の層を有していてもよい。他の層としては、例えば、コーティング層の外面側に無色透明な樹脂層など、印刷層の内面側に白色層など、基材2の被着体と接触する側(内面側)の表面や、各層の間にアンカーコート層、プライマーコート層、接着剤層、接着性樹脂層などを設けることができ、不織布、紙、プラスチック等の層をラミネートすることもできる。
本発明のプラスチックラベルは、上記構成を有するため、つや消し性に優れている。例えば、ラベルのコーティング層3表面において、JIS K 5600−4−7に準拠した角度60°の鏡面光沢度が50以下である。前記鏡面光沢度が50を越えると、つや消し性が不十分であり好ましくない。鏡面光沢度は、コーティング層3の構成成分(特に、つや消し剤としての表面処理シリカ)の種類や量を適宜選択することにより調整することができる。
本発明のプラスチックラベルは、また、良好な滑り性を有している。例えば、ラベルのコーティング層3側の外面の摩擦係数が、同様のプラスチックラベルのコーティング層側の外面に対して0.5以下(例えば0.1〜0.5)である。すなわち、本発明のプラスチックラベル間の外面同士の摩擦係数は、例えば0.5以下である。特にプラスチックラベル1がシュリンクラベルである場合には0.45以下であることが好ましい。該摩擦係数が0.5を超えると、プラスチックラベルを装着した容器の輸送時に、隣接する容器同士が接触することによりラベル表面が擦れ合い、つや戻りが生じたり、ラベルが破れやすい。また、該ラベルを装着した容器の滑り性が低下するため、該ラベル付き容器をベンダーに装填する場合または取り出す場合に所定の通路を通過又は落下し難くなったり、隣接する容器同士が滑らずベンダー内で詰まりを生じるおそれがある。なお、該摩擦係数は、加温時(50〜90℃)においても0.5以下であることが好ましい。
また、前記と同様の理由から、プラスチックラベル1は、コーティング層3側の外面の摩擦係数が、ステンレス鋼板に対して例えば0.5以下(例えば0.2〜0.5)であるのが好ましい。特にプラスチックラベル1がシュリンクラベルである場合には0.45以下であることが好ましい。なお、該摩擦係数は、加温時(50〜90℃)においても0.5以下であることが好ましい。
本発明では、プラスチックラベルのコーティング層表面における摩擦係数としては、動摩擦係数及び静摩擦係数を採用することができる。すなわち、該プラスチックラベルと同様の外面に対する静摩擦係数及び動摩擦係数が共に0.5以下であることが好ましい。また、ステンレス鋼板に対する静摩擦係数および動摩擦係数は共に0.5以下であることが好ましい。
なお、本発明における静摩擦係数、動摩擦係数は、JIS K 7125に準拠して測定することができる。前記摩擦係数は、コーティング層の構成成分(樹脂、表面処理シリカ、滑剤等)の種類や量を適宜選択することにより調整することができる。
本発明のプラスチックラベル1は、例えば、必要に応じて延伸処理が施されたプラスチックフィルム(基材2)の表面に、コーティング層を形成する組成物をグラビア印刷などの印刷等の方法により塗布することにより製造できる。
上記方法により得られたプラスチックラベル1は、目的に応じて、所望の形状に加工して使用される。例えば、プラスチックラベル1がシュリンクラベルの場合には、コーティング層3が外面側となり、基材2のうち主延伸方向(通常、幅方向)が周方向となるように筒状に丸めて両端辺を溶剤等で接着し、長尺筒状のシュリンクラベル連続体とし、各ラベルに切断することにより筒状のシュリンクラベルとすることもできる。なお、良好な接着性を得るために、接着部分にはコーティング層が設けられていないことが好ましい。コーティング剤はラベル全面にある必要はない。ラベルのデザインに合わせて所望の部分に塗布されている。
本発明のラベル付き容器は、例えば、図2のように、容器5に上記のプラスチックラベル1が装着されている。容器5の材質は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルなどからなるプラスチック製容器、ガラス製容器、金属製容器等の何れであってもよい。容器5の形状も、横断面が略四角形等の多角形、横断面が円形の円筒形状等の何れであってもよい。
本発明のラベル付き容器は、例えば、コーティング層3側を外面とする筒状のプラスチックラベル(シュリンクラベル)1を自動ラベル装着装置に供給し、必要な長さに切断した後、通常内容物を充填した容器5に外嵌し、所定温度の熱風トンネルやスチームトンネルを通過させたり、赤外線等の輻射熱で加熱して熱収縮させることにより製造できる。
特に、本発明では、熱収縮時にスチームトンネルを使用した場合にも、蒸気がラベルに接触することにより起因する臭気の吸着や、吸着した臭気とラベルを構成する成分との反応によって生成された悪臭の発生等を抑制することができる。このため、容器内容物の品質誤認を回避でき、飲料用容器として広く利用することができる。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
実施例1
アクリル系樹脂の酢酸エチル・イソプロピルアルコール混合溶液[商品名「ダイヤナールGR5508」、三菱レイヨン(株)製:ガラス転移温度75℃、分子量20000、固形分55重量%、酸価0mgKOH/g(solid)]35重量部、表面処理シリカ(商品名「NIPGEL AZ−260」、東ソー・シリカ(株)製;平均粒径1.9μm、シリカ粒子に対して12重量%のポリオレフィンコート層を形成)5重量部、酸化ポリエチレンワックス(商品名「Ceridust3719」、クラリアント・ジャパン(株)製;平均粒径9.0μm)5重量部、シリコーンオイル(商品名「KF−96−100cs」、信越シリコーン(株)製)0.5重量部、及び酢酸エチル54.5重量部を混合してコーティング剤(固形分全量(コーティング層)に対してアクリル系樹脂を約65重量%、表面処理シリカを約17重量%、酸化ポリエチレンワックスを約17重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を、熱収縮性ポリエステル系フィルム[厚み50μm:東洋紡績(株)製、商品名「S7561」]の一方の表面に、厚みが0.5〜2μmとなるようにグラビア印刷により塗布して、コーティング層を有するシュリンクラベルを得た。
得られたシュリンクラベルを、ベースフィルムの幅方向が周方向となるように筒状に丸めて両端部を熱により溶着し、長尺筒状のシュリンクラベル連続体を得た。このシュリンクラベル連続体を自動ラベル装着装置に供給し、各ラベルに切断した後、コーヒーをホット充填(温度85℃)した断面略四角型で、内容積500mlのPETボトルに外嵌し、スチームトンネル(温度90℃)を通過させて熱収縮させることにより、図2に示されるラベル付き容器を製造した。
実施例2
実施例1において、コーティング剤として、表面処理シリカ(商品名「NIPGEL AZ−260」)の代わりに、表面処理シリカ(商品名「NIPGEL AY−460」、東ソー・シリカ(株)製;平均粒径3.0μm、シリカ粒子に対して12重量%のポリオレフィンコート層を形成)5重量部を用いた点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量(コーティング層)に対してアクリル系樹脂を約65重量%、表面処理シリカを約17重量%、酸化ポリエチレンワックスを約17重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
実施例3
実施例1において、コーティング剤として、酸化ポリエチレンワックス(商品名「Ceridust3719」)の代わりに、フッ素樹脂粉末(商品名「アフロンL169J」、旭硝子フロロポリマーズ(株)製;融点332℃、平均粒子径13μm)5重量部を用いた点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量(コーティング層)に対してアクリル系樹脂を約65重量%、表面処理シリカを約17重量%、フッ素樹脂粉末を約17重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
実施例4
実施例1において、コーティング剤として、シリコーンオイル(商品名「KF−96−100cs」)の代わりに、アミノ変性シリコーンオイル(商品名「KF−859」、信越シリコーン(株)製)0.5重量部を用いた点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量(コーティング層)に対してアクリル系樹脂を約65重量%、表面処理シリカを約17重量%、フッ素樹脂粉末を約17重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
実施例5
実施例1において、コーティング剤として、酸化ポリエチレンワックスを使用せず、表面処理シリカ(商品名「NIPGEL AZ−260」)を10重量部用いた点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量に対してアクリル系樹脂を約65重量%、表面処理シリカを約34重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
実施例6
実施例1において、コーティング剤として、シリコーンオイルを使用しなかった点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量に対してアクリル系樹脂を66重量%、表面処理シリカを17重量%、酸化ポリエチレンワックスを17重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
比較例1
実施例1において、コーティング剤として、表面処理シリカ(商品名「NIPGEL AZ−260」)の代わりに、シリカ粒子(商品名「NIPGEL BY−200」、東ソー・シリカ(株)製;平均粒径1.9μm、表面未処理)5重量部を用いた点以外は、実施例1と同様の成分を混合してコーティング剤(固形分全量(コーティング層)に対してアクリル系樹脂を約65重量%、シリカ粒子を約17重量%、酸化ポリエチレンワックスを約17重量%、シリコーンオイルを約1.7重量%含有している)を調製した。
このコーティング剤を用いて、実施例1と同様の操作によりシュリンクラベルを得た。
得られたラベルを用いて、実施例1と同様の操作によりラベル付き容器を製造した。
(評価試験)
コーティング剤の構成成分の相溶性
実施例及び比較例で調製したコーティング剤を目視観察し、液状に異常がなく均一な混合溶液である場合を「○」、混合溶液中で分離している場合を「×」として評価した。これらの結果を表1の「相溶性」の欄に示す。
つや消し性
実施例及び比較例で得られたシュリンクラベルについて、JIS K 5600−4−7に準拠して、角度60°の鏡面光沢度を測定し、鏡面光沢度が50以下である場合を「○」、50を越える場合を「×」としてつや消し性を評価した。これらの結果を表1に示す。
滑り性
実施例及び比較例で得たシュリンクラベルについて、JIS K 7125に準拠して、該シュリンクラベルの外面同士を重ね合わせて、静摩擦係数および動摩擦係数を測定した。いずれの摩擦係数も0.45未満である場合を「○」、少なくとも一方の摩擦係数が0.45以上であって、いずれの摩擦係数も0.50以下である場合を「△」、いずれか一方の摩擦係数が0.50を超える場合を「×」で示し、滑り性を評価した。これらの結果を表1に示す。
放臭性
実施例及び比較例で得たラベル付き容器について、ラベル装着直後にラベル表面が発する臭いを官能的に試験し、臭いが全く感じられなかった場合を「○」、わずかに臭いが感じられた場合を「△」、悪臭を感じた場合には「×」と評価した。また、ラベル付き容器を食品類が収容された冷蔵庫(5℃)に3日間保管した後の臭いについても同様の方法で評価した。前者の結果を「製造後」、後者を「保管後」の放臭性として表1に示す。
Figure 0004846993
本発明のプラスチックラベルの一例を示す概略断面図である。 本発明のラベル付き容器の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 プラスチックラベル
2 基材
3 コーティング層
4 印刷層
5 容器

Claims (2)

  1. 熱収縮性プラスチックフィルム基材の少なくとも被着体と接触しない側の表面にコーティング層が形成されているシュリンクラベルであって、該コーティング層が、樹脂としてガラス転移温度60℃以上のアクリル系樹脂を含んでいるとともに、シリカ粒子の表面にシリカ粒子に対して10重量%以上のポリオレフィンからなるコート層が設けられている表面処理シリカを10〜40重量%含有し、且つ、滑剤として、フッ素樹脂粉末及び酸化ポリエチレン系ワックスの少なくとも一方と、シリコーンオイルとを含んでいるシュリンクラベル
  2. 請求項1記載のシュリンクラベルが装着されたラベル付き容器。
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