JP4846623B2 - スキュー補正装置、穿孔装置及び画像形成システム - Google Patents
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Description
ここで第1のステッピングモータ430の1パルス当たりの横レジスト検知センサ414の移動量をaとする。そのときに、例えば、搬送されてくる用紙の横レジストずれがなく理想的な位置に搬送されてきた場合、その用紙の搬送方向と平行な端部を検知するまでのセンサ414の待機位置からの移動量wを10aとする。実際に、搬送されてきた用紙の搬送方向と平行な端部を検知するまでのセンサ414の移動量が11aとなった場合、図13に示すように、
11a−10a=1a ・・・(1)
分の距離の横レジストずれΔdが発生していることになる。
a=2×b ・・・(2)
となる。前述の(1)式のように用紙Sの横レジストが1a分ずれていたとした場合、横レジスト検知センサ14の1パルス分の移動距離がaなので1パルスの横レジストずれが生じていることになる。したがって、穿孔構成要素の移動のためには第2のステッピングモータ423に1a分の距離のパルスを入力する必要がある。1パルスの移動距離の関係が、前述の(2)式の関係にあるので、第2のステッピングモータ423に入力するパルス数は横レジスト検知センサ14から算出されたずれ量分のパルス数の2倍になる。
画像形成装置PRで画像形成された用紙は、穿孔装置100へと搬送される。このとき、用紙にはスキューが発生していることが多く、このスキューを補正しないと穿孔位置精度は向上しない。そこで、穿孔を行う場合、停止したローラにニップに用紙先端を突き当てることによってスキューを補正する。
画像形成装置PRから用紙後処理装置PDに搬送された用紙の先端は、停止しているスキュー補正ローラ対(搬送ローラ)1のニップに突き当てられる。一定時間、突き当てられ用紙が適正量撓んだ後に、搬送ローラ1を加速させ余分に撓んだ分だけ受入速度よりも速く動作させて撓みを取る。搬送ローラ1の停止時間と回転開始タイミングは、入口センサ301をトリガにして行う。このときの入口センサ301と搬送ローラ1の動作のタイミングチャートを図7に、このときの制御手順を図9のフローチャートにそれぞれ示す。
画像形成装置PRから用紙後処理装置PDに搬入された用紙は、搬送ローラ1、入口センサ301、搬送ローラ2、スイッチバックセンサ302を通って下流側に搬送される。用紙後処理装置PDに搬入された用紙は、先端が搬送ローラ3を通過し、用紙後端がスイッチバックセンサ302を通過した時点で、一旦停止する。一定時間停止後、搬送ローラ2及び搬送ローラ3を逆転させ、用紙をスイッチバックさせる。このスイッチバックにより用紙を搬送ローラ1のニップに下流側から押し当て、当該ニップ位置で用紙を撓ませてスキュー補正する。その後、通常の搬送動作に移行する。このときの搬送ローラ1、動作搬送ローラ2、搬送ローラ3、入口センサ301、スイッチバックセンサ302の動作タイミングを図11のタイミングチャートに、そのときの制御手順を図12のフローチャートにそれぞれ示す。
1)Z折り紙及びタブ紙についてスイッチバックスキュー補正を行うことにより、容易に穿孔位置精度を向上させることができる。その際、特別な機構や装置が不要で、ソフトウェアだけで対処することができるので、非常に安価に精度向上を図ることが可能となる。2)スイッチバックスキュー補正によりスキュー補正を行うので、厚紙などのスリップの多い用紙に対しても普通紙と同様の穿孔位置精度が期待できる。
3)スイッチバックスキュー補正は、通常スキュー補正に対して動作時間が長くなる。そこで、普通紙に対しては通常スキュー補正を行い、Z折り紙あるいはタブ紙の場合にスイッチバックスキュー補正を行うので、Z折り紙以外での動作時間の短縮を図ることができる。
4)厚紙や突き当て面の少ない用紙等のようにスキューが補正しにくい用紙については、通常スキュー補正とスイッチバックスキュー補正をそれぞれ実行するので、1度のスキュー補正では補正しきれないスキューを確実に補正することができる。
5)スイッチバックスキュー補正及び複合スキュー補正の場合は、補正のための処理時間は通常スキュー補正の場合よりも長くなるが、紙間が長いような場合には、効率を下げることなくスキュー精度あるいは穿孔位置精度を上げることができる。
等の効果を奏する。
50 制御装置
51 CPU100A 横レジスト検知ユニット
100A 検知ユニット
100B 穿孔ユニット100B
301 入口センサ
302 スイッチバックセンサ
FR 用紙後処理装置
PR 画像形成装置
Claims (15)
- 用紙の搬送経路に設けられた第1の搬送ローラと、
前記第1の搬送ローラよりも用紙搬送方向下流側に設けられた第2の搬送ローラと、
前記第1及び第2の搬送ローラをそれぞれ独立して駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記第1の搬送ローラに用紙搬送方向上流側から用紙先端を当接させてスキュー補正を行う通常スキュー補正、
前記第1の搬送ローラに前記第2の搬送ローラによって用紙搬送方向下流側から用紙後端を当接させてスキュー補正を行うスイッチバックスキュー補正、
前記通常スキュー補正を実行した後、前記スイッチバックスキュー補正を実行する複合スキュー補正、
のいずれかを選択し、搬送された前記用紙を前記第2の搬送ローラによってスイッチバックし、前記第1の搬送ローラに突き当ててスキュー補正を行うことを特徴とするスキュー補正装置。 - 請求項1記載のスキュー補正装置において、
前記第1の搬送ローラよりも用紙搬送方向上流側に前記用紙の先端を検知する第1の用紙検知手段を備えていることを特徴とするスキュー補正装置。 - 請求項1記載のスキュー補正装置において、
前記第1の搬送ローラよりも用紙搬送方向下流側に前記用紙の先端又は後端を検知する第2の用紙検知手段を備えていることを特徴とするスキュー補正装置。 - 請求項1記載のスキュー補正装置において、
前記選択は、用紙のサイズ、用紙の厚さ、用紙の折り、用紙の平面形状のいずれかに基づいて行われることを特徴とするスキュー補正装置。 - 請求項4記載のスキュー補正装置において、
前記用紙の折りの種類がZ折りの場合、及び前記用紙の平面形状がタブを有するタブ紙の場合はスイッチバックスキュー補正が選択され、
前記用紙のサイズが突き当て面の少ない用紙サイズの場合、及び用紙の厚さが厚紙である場合は複合スキュー補正が選択され、
前記以外の場合は通常スキュー補正が選択されること
を特徴とするスキュー補正装置。 - 用紙に穿孔する穿孔手段と、
前記穿孔手段よりも用紙搬送方向上流側に位置する第1の用紙検知手段と、
前記穿孔手段よりも用紙搬送方向上流側に位置する第1の搬送ローラと、
前記穿孔手段よりも用紙搬送方向下流側に設けられた第2の搬送ローラと、
前記第2の搬送ローラよりも用紙搬送方向下流側に設けられた第3の搬送ローラと、
前記第1、第2及び第3の搬送ローラをそれぞれ独立して駆動する駆動手段と、
前記駆動手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は
前記第1の搬送ローラに用紙搬送方向上流側から用紙先端を当接させてスキュー補正を行う通常スキュー補正、
前記第1の搬送ローラに前記第2の搬送ローラによって用紙搬送方向下流側から用紙後端を当接させてスキュー補正を行うスイッチバックスキュー補正、
前記通常スキュー補正を実行した後、前記スイッチバックスキュー補正を実行する複合スキュー補正、
のいずれかを選択し、搬送された前記用紙を前記第2の搬送ローラによってスイッチバックし、前記第1の搬送ローラに用紙後端を突き当ててスキュー補正を行うことを特徴とする穿孔装置。 - 請求項6記載の穿孔装置において、
前記用紙の折り形状により用紙搬送方向上流側から前記第1の搬送ローラのニップに当接させて通常スキュー補正を行うか、前記第2の搬送ローラによって前記用紙を用紙搬送方向下流側からスイッチバックさせ、前記第1の搬送ローラのニップに当接させてスイッチバックスキュー補正を行うか、を選択することを特徴とする穿孔装置。 - 請求項7記載の穿孔装置において、
前記折り形状がZ折り形状の場合に、スイッチバックスキュー補正が選択されることを特徴とする穿孔装置。 - 請求項6記載の穿孔装置において、
前記用紙の平面形状により用紙搬送方向上流側から前記第1の搬送ローラのニップに当接させて通常スキュー補正を行うか、用紙搬送方向下流側からスイッチバックさせ、前記第1の搬送ローラのニップに当接させてスイッチバックスキュー補正を行うか、を選択することを特徴とする穿孔装置。 - 請求項9記載の穿孔装置において、
前記平面形状がタブを有するタブ紙形状の場合に、スイッチバックスキュー補正が選択されることを特徴とする穿孔装置。 - 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の穿孔装置において、
前記選択が前記制御装置によって行われることを特徴とする穿孔装置。 - 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の穿孔装置において、
前記選択がオペレータ又はサービスマンからの外部入力により行われることを特徴とする穿孔装置。 - 請求項6記載の穿孔装置において、
前記用紙の折りの種類がZ折りの場合、及び前記用紙の平面形状がタブを有するタブ紙の場合はスイッチバックスキュー補正が選択され、
前記用紙のサイズが突き当て面の少ない用紙サイズの場合、及び用紙の厚さが厚紙である場合は複合スキュー補正が選択され、
前記以外の場合は通常スキュー補正が選択されること
を特徴とする穿孔装置。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のスキュー補正装置を備えていることを特徴とする画像形成システム。
- 請求項6ないし13のいずれか1項に記載の穿孔装置を備えていることを特徴とする画像形成システム。
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