JP4842136B2 - 継手及び継手を生産する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば炭化水素井戸、又は、地熱井戸のような類似した井戸に使用するような管継手の分野に関する。
これらの継手は通常同士を接続するため、又は、とスリーブを共に接続するために使われる。このように継手は一連のケースや管が形成されることを可能にする。
さらに、これらの継手は内部と外部の間のおおきな曲がり、張力、圧縮力、時折あるねじれの圧力、またかなりの圧力の変化に耐えることができなければならない。さらにまた、これらの継手はある場合には気密になっていなければならない。これらの理由により、この継手は、しばしばネジタイプのものであり、スリーブや管は通常スチールや(多分熱処理によって得られた)高い屈曲点を有する合金から作られる。ねじ継手の場合、たいていの場合、気密性は、“メタルオンメタル”型接触で干渉することでシール面によって供給される。
管の最初の全体的なサイズを減らし、同一の直径を有する井戸の穴を開けることを可能にするために、US6,604,763号公報及びWO03/070186号公報で提案されている、“ボール”として知られている拡張ツールを用いて本来の場所にて強く直径を拡張する。例えばEP0488912号公報で説明されているシールドネジ継手は、そのような拡張には耐えることができるが、拡張の間にシール性を失い、雄シール面を支えている雄部の端部突出部が、拡張の間に軸の方へ落ち(“バナナ”状態)、シール性を破壊する。
この問題を解決するために、出願人はWO02/01102号公報でネジ管継手を提案している。そのネジ管継手の雄突出部は、雌溝にはめ込まれた環状小片と共に一つの端部を供給する。前記溝は、前記小片をサポートし、拡張時に雄小片が軸の方へ落ちるのを防ぐ。
しかしながら、このタイプのネジ継手は拡張割合が10%を超えた時、十分に高いシール性を持たない。拡張ボールによって生成された変形は、雄小片と溝の間の接触をずらし、又は排除することもある。そして、これが干渉接触を減らす又はさらに排除することによってシール面間の干渉接触をずらす。
用語“干渉接触”は、現在の文脈では、2つの接触面間の接触圧を発現させている接触を示す。接触圧がより高いと、流動圧がより高くなり継手はシール性が壊れることなく耐えることができる。内部又は外部のネジ継手におよぼされるかもしれない流動圧に加えて、軸張力、圧縮力のある負荷が接触圧とそのためのシール特性を変更するかもしれない。言い換えれば、これらの継手の具体化に起因して、内部圧又は外部圧に関しては一致しないかもしれず、負荷の機能として安定しないかもしれない。
状態を改善するために、出願人は(2002年1月3日にファイルされた特許公報FR02/00055号の国内優先の元で2002年3月27日にファイルされた)特許公報FR02/03842号で提案した。それは、WO02/01102号公報で記述されている環状小片(またはリップ)を設け、傾斜した雄及び雌肩部を有しており、拡張後にもう一方に対してきつく締まる金属対金属管シール継手である。溝の面からなる雌要素の肩部と雄要素の肩部は、拡張の間、溝の底で雄要素を前もって押圧するか、又は結果として押圧することを可能とする。
この継手は10%より典型的に高い拡張割合でシール性を供給するよう構成されているが、様々な型の負荷に要求されたシール特性が高い場合、拡張前及び後のシール特性が不十分であると判明するかもしれない。
従って、本発明の目的は、特に、様々な型の負荷に対して、シール安定性の点で、そして、特に、10%より典型的に高い拡張割合の存在の中で、状態を改善することである。
それによって、本発明は次のようなものからなる拡張可能な管継手を提案する。
*一方で、雄ネジを形成する第1部分と、第1部分に延びている第2部分とからなり、i)第1外側面、ii)第1軸当接面、第1内側面を持ち、その軸方向長さの部分にわたって第1外側面によって限界を定められた第1環状リップ、そしてiii)第2接合面からなる第1管要素
*他方で、i)雄ネジに合致し、ネジ止めされる雌ネジ、ii)第3当接面、第1内側面に対向して配列された第2外側面、及び、第2内側面を有する第2環状リップ、iii)第4軸当接面、iv)第4軸当接面と雌ネジの間に延びており、第2外側面と第4当接面で第1リップに合致する環状凹部を規定する第3内側面からなる第2管要素
この継手は、第1に、第1管要素が、第2当接面を拡張している第4内側面の範囲内で選択された局部的に環状の厚みを加えられた部分からなり、第2に、第2管要素が、その第3内側面の選択された場所で、第1外側面及び環状の厚みを加えられた部分の範囲内に配置された内部環状溝からなり、第3に、第1及び第2管要素が、第1リップが環状凹部に置かれ、第2当接面が第3当接面に対して静止するか、及び/又は、その後、拡張可能な管継手に実行された塑性変形範囲での直径の拡張の間、第1外側面の範囲内で、少なくとも溝形状の部分を持ち、それによってシール干渉接触部になる環状肩部の形成を可能にするように第1当接面が第4当接面に対して静止するような方法で形成されているという事実によって特徴づけられる。
厚みを加えられた部分の存在及び厚みを加えられた部分の範囲内での溝の形成により、ネジ止め後に、第1リップの第1外側面が、拡張の間、溝に効果的に押圧される。このように、肩部は選択された形状を有する。従って、高品質のシールは、さらに高い直径拡張割合(最大約35%)のために、第1管要素の環状肩部と第2管要素の環状溝の間の集中的な干渉(及びシール)接触部によって生成される。
本発明によると、拡張可能な継手は、個々に又は共同して用いられる(特に、次のような)他の特徴を構成してもよい。
−拡張の間、継手の長手方向軸の方向への第1リップの湾曲により、補助シール干渉接触部は、拡張後、第1内側面と第2外側面の間に規定される。
−第1管要素は、例えば約5°と約30°の間、好ましくは約10°と約20°の間のスロープで連続的に、第2当接面の方向に増加する局部的に環状の厚みを加えられた部分を有する。
−第1管要素は、その第1部分の範囲内で、雄ネジの反対側のその内部面にわたって、環状セットバックに規定される円錐形の頚部を有し、この頚部は、例えば、当初約2°と20°の間のスロープで連続して成長する。
−第2部分の加えられた厚みの最大値は、当初、例えば、“ドリフト”として知られている点検ツールの直径の関数として選択された値よりも少ない。
−第2リップの第2内側面は、当初、拡張の間、溝の方向に第1リップの変形を増加するために、第3当接面に隣接している領域に選択された局部的に環状の厚みを加えられた部分を有する。
−第2リップの厚みを加えられた部分は、当初、第1管要素のそれよりも少ない。
−第2リップの加えられた厚みは、当初、“ドリフト”の直径の関数として選択された値よりも少ない。
−長手方向での第2リップの拡張と、横断方向への凹部の拡張の間の割合は、約1と約3の間で、約1.2と約1.6の間が好ましい。
−溝は、当初、略円筒形の中央部分によって分けることが可能である少なくとも二つの曲面の部分からなり、この場合、この部分は、当初、例えば約2mmと約20mmの間で、略同一の曲率半径を有する。もし、少なくとも一つの管要素がの一部を形成するならば、溝は、当初、溝の底部での材料断面積が結合されている第1及び第2管要素での管の一般部分の最小断面積と引張応力下での継手効率との積より大きくなるように選択される最大値を有する半径方向の深さを持つ。すなわち、溝(G1)の底部での断面積が、第1管要素の雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は、第2管要素の雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きくなるように、選択される半径方向の深さ(H’)を持つ。用語“管の一般部分” はその二つの端部から遠い中央部分を示し、略一定の直径を有している。
−雄及び雌ネジは、好ましくは円錐形と円筒形のネジ山の中から選択されており、各々少なくとも一つの管要素部分にわたって形成されている。
−第1リップは、ネジ止め工程の間、弾性変形範囲で軸方向に圧縮される。
−ネジ止め工程の間、第1当接面は、第2当接面が第3当接面に対して静止する前に、当初、第4当接面に対して静止する。
−第2及び第3当接面は、ネジ工程の(そして好ましくは一度第2当接面が第3当接面の上に静止する)後、そして拡張の前に、シール干渉接触部を第1内側面及び第2外側面の間に与えるように、長手方向に横切った平面に対して同一の傾斜を有するそれぞれ凸面及び凹面の円錐形の表面を有する。この場合、傾斜は、例えば、当初、約+5°と約+30°の間である。
−雄及び雌ネジは、約−3°と約−15°の間の負の角度を有するロードフランクを形成するネジ山からなる。
−雄及び雌ネジは、約+10°と約30°の間の正の角度を有するスタブフランクを形成するネジ山からなり、この場合、雄及び雌ネジは、ネジ止め後で拡張前に、約0.05mmと約0.3mmの間の挿入面の間に軸方向の間隙を有する。
−第1管要素は、当初、第1外側面の範囲内でその第1部分の前に、内部の方へ、第1部分の方へ、局部環状セットバックを規定する円錐形の面取り部を有する。この場合、面取り部は、当初約8°と約12°の間の長手方向に対して連続したスロープになる。
−第1リップの第1内側面は、当初、例えば、約0.1°と約15°の間の角度で長手方向に対して傾斜している。
−第2管要素は、又はその他の略対称的な雌/雌型接続スリーブの一部を形成する(第1管要素は、この場合、の先端で結びつけられる)。スリーブの場合、前記スリーブは、外側面にわたって当初形成され、二つの第2管要素によってそれぞれ両側に延伸された中央部分からなり、この領域の範囲内のスリーブの当初断面積が、第1管要素に形成された端部で、管の一般部分の断面積と継手効率との積より大きく、又は等しくなるように選択される厚みを減少した部分を有する。すなわち、スリーブは、外側面にわたって当初形成され、二つの第2管要素によってそれぞれ両側に延伸された中央部分からなり、この領域の範囲内のスリーブの当初断面積が、第1管要素の雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、もしくは、第2管要素の雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、なるように、選択される厚みを減少した部分を有する。
本発明は、前述タイプの拡張管継手から拡張管継手を生成する方法までも示す。
この方法で、拡張は、第1リップと第2外側面の内部端部分の間に他のシール干渉接触部を規定する。
さらに、第2及び第3当接面の円錐形の表面がそれぞれ凸部及び凹部の場合、ネジ止めは、最初に、第1リップを弾性変形範囲内で軸方向に圧縮させるために、第1当接面を第4当接面に対して押されるようにする。
さらに、ネジ止めは、第1当接面が第4当接面に対して静止するまで実行され、それから第2当接面が第3当接面に対して静止するまで実行される。
このタイプの方法は、限定しない方法だが、少なくとも10%に等しい拡張割合での継手の半径方向の拡張に特に適している。
その他の発明の特徴及び利点は、次の詳細な記述及び図表を考察することで明白になる。
図1は長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の形態の部分を示す図表である。
図2は長手方向の断面で、ネジ止め及び拡張前の、雌円錐形ネジと、それに合致する雄円錐形ネジの部分を示す図表である。
図3は長手方向の断面で、図1の拡張可能なネジ継手の第1管の雄端部分を示す図表である。
図4は長手方向の断面で、図1の拡張可能なネジ継手の第2管の雌端部分を示す図表である。
図5は長手方向の断面で、最初のネジ止めステップの間に図3及び図4の雄及び雌の管先端に生成された力を示す図表である。
図6は長手方向の断面で、第2のネジ止めステップの間に図3及び図4の雄及び雌の管端部に生成された力を示す図表である。
図7は長手方向の断面で、塑性変形による拡張段階の間に図3及び図4の雄及び雌の管端部に生成された力を示す図表である。
図8は長手方向の断面で、拡張ステップ後の図3及び図4の雄及び雌の管端部に起こった変形を示す図表である。
図9は長手方向の断面で、本発明による対称的に配置された二つの拡張可能なネジ継手の組立部品の形態部分を示す図表である。
図10は長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の第1管の雄端部分の他の形態部分を示す図表である。
図11は長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の第2管の雌端部分の他の形態部分を示す図表である。
図12は長手方向の断面で、ネジ止め段階の後、図10及び図11の雄及び雌管端部分の位置関係を示す図表である。
添付されている図表は、発明を補うだけでなく、その定義に貢献するのに役立つかもしれない。
発明はシールドネジ管継手に関係しており、特に炭化水素さく井、その他のさく井(例えば地熱さく井)、及び関連した生産方法に使用される。
序説で記載されているように、本発明によるネジ管継手により、ケースや一連の管は、金属管を一緒に接続、又は他の及びスリーブを一緒に接続することによって、形成される。
本発明による継手の第1形態を説明するために、まず図1から図8を参照する。この例は、特に図1に部分的に記載されているように、継手は2つの管T1及びT2を接続させる。2つの管は、回転によって生成されるXX軸を持ち、とても長い、すなわち数メートルの長さがあり、さらに特定すると、第1管T1の雄型端部EM(又は雄管要素)及び第2管T2の雌型端部EF(又は雌管要素)がある。図の形態で示されているように、管T1及びT2は、例えば、共通の部分を持ち、約193.68mm(又は7 5/8インチ)に等しい初期外部直径を有している。管の一般部分は二つの端部から離れた中間部分で、略一定の直径を有している。
図1に示されているように、管T1の雄端部EMは二つの部分P1及びP2から成る。第1部分P1は管T1の中間部分に伸び、外部雄ネジFMで生成されている。円錐形の型が好ましいが、円筒形の型でもよい。
例えば、図2に示されているように、円錐形のネジはその円錐度△D/Dが10%に供給される。ここで、Dは直径である。さらに、以下に示すように、ネジ間の軸(又は長手方向)の遊びは最初十分に大きく、直径の拡張の間、特別に自由に変形することができる。例えば、雄ネジFMと雌ネジFFの挿入面FS間の軸の遊びは、約0.05mm〜約0.3mmである。
さらに、よい張力、特に圧縮力でない、抵抗を得るために、そしてそれによって、拡張前、拡張間及び拡張後に、雄及び雌ネジの離脱や飛び出しの危険を事前に減少するために、両ネジのキャリア面(荷重面)は、例えば、約−3°〜約−15°、さらに好ましいのは約−10°と同等の負の角度α1で半径方向と比較して傾斜する。しかるに、ネジの挿入面FSは、例えば、約+10°〜約+30°、さらに好ましいのは約+15°と同等の正の角度α2で半径方向と比較して傾斜する。
負の角度α1は、特に緊張状態で、噛み合わさったネジの離脱や飛び出しを防ぐ。さらに正の角度α2は大きくなれば、よりネジのかみ合わせを簡単にし、またより圧縮抵抗を弱める。
雄ネジFM及び雌ネジFFが管要素EM、EFの少なくとも1部分でお互い形成されていることに注目することは重要である。言い換えれば、それらは一つ又はそれ以上の部分の形になっている。もしそれらが二つの部分から成る場合、前述の部分は二つの半径方向に分かれた表面又は一つの表面のどちらか一方に形成される。
第2部分P2は管T1の端部で第1部分P1から延びている。図3で示すように、まず、当初平面であり、管T1の長手方向A(XXに平行)に垂直である第1軸当接面SB1と、当初第1部分P1の方向へ第1軸当接面SB1に対し垂直な様に延びており、管T1の内側の方へ(すなわち雄ネジFMの反対側へ)適応されている第1内側面SI1と、そして、第1部分P1の方へ第1軸当接面SB1を拡張しており、管T1の外側の方へ適応されている第1外側面SE1の1部分を構成している第1環状リップ(又は環状小片)L1からなる。雄要素EMの第2部分P2の第1外側面SE1は雄ネジFMの範囲まで第1当接面SB1から拡張している。第2部分P2は、第1内側面SI1に拡張し、管T1内を循環している流体(又はガス)と接触するように少なくとも(4番目の)部分的に円筒形の内側面SI4によって拡張されている第2当接面SB2からもなる。第1軸当接面SB1、第1内側面SI1及び第2当接面SB2は、当業者が“雄リベート”と呼んでいるものに規定する。
図3で示されているように、理由については以下に述べられるが、第1内側面SI1は管1の長手方向Aと比較して、選択された角度α3によって傾けられている。そのため、当初円錐形の表面を形成している。傾斜の角度は約0.1°と約15°の間が好ましく、さらに好ましいのは約2.5°と同等の角度である。さらに、示されているように、第1外側面SE1は、以下に示されるように、溝G1に押されるために、例えば約20mmと約100mmの間の大きな半径を有する少し丸く特質な円環状になっている。
図4に示されているように、管T2の雌端部EFも又、二つの部分P3とP4を構成する。第1部分P3は管T2の端部に最も離れて配列され、雄ネジFMと合致する内側雌ネジFFを有する。
第2部分P4は管T2の中間部分の方へ第1部分P3を拡張する。それは、まず、第3当接面SB3と、管T2の外部の方へ向けられ、第1部分P3の反対方向に第3当接面SB3を拡張し、第1内側面SI1に対向して配列されている第2外側面SE2と、管T2の内部の方へ向けられ、第1部分P3の反対方向へ第3当接面SB3を拡張しており、少なくとも部分的に円筒形の第2内側面SI2とからなる第2環状リップ(又は環状フィンガー)L2から構成される。
それは、当初平面で管T2の長手方向Aに垂直な第4軸当接面SB4と、管T2の内部の方へ向けられ、第4軸当接面SB4を第1部分P3の方へ拡張している部分的に円筒形の第3内側面SI3とからも構成される。以下に参照されるように、第3内側面SI3の一部は、第2外側面SE2と第4当接面SB4とともに、管T1及びT2をネジ止めしている間、それを受けられるように第1リップL1と合致している環状凹部(又は溝)LOを規定する。
凹部LOは、第2リップL2の長さに等しい、選択された軸の長さPRにわたって延び、そして、選択された半径方向の深さH(長手方向Aに垂直)で延びる。PR/Hの比率は約1と約3との間が好ましく、さらに好ましいのは約1.2と約1.6の間である。約1.5と同等がさらに好ましい。例えば、PRが4mmでHが2.7mmの場合、PR/H比率は1.5と同等である。以下に示されるように、これらPRとHの二つの寸法は第1リップL1とその底部領域での選択された変形を可能にするように選択される。
第3当接面SB3、第2外部面SE2及び第4軸当接面SB4は当業者が“雌リベート”と呼んでいるものに規定する。
環状溝G1は少なくとも第3内側面SI3の部分に規定される。好ましくは、最初に二つの曲線部分PC1及びPC2によって各々の側に拡張された円筒形の中間部分PCを構成している。好ましくは、これらの曲線部分C1及びC2は、当初約2mmと約20mmの間で事実上湾曲の一致した半径を有する。
例えば、溝G1は、約2mmに等しい軸の長さPR’、約1mmに等しい半径方向の深さH’、そして約5mmに等しい曲率半径を有している曲線部分C1及びC2にわたって延びている中間部分PCからなる。溝G1の半径方向の深さH’は、前記溝の対称平面PSGの領域で、通常管T2の厚みによって制限されており、その厚みはネジ継手の境界断面積を計算するために使用される最小限の厚みよりも少なくてはならない。より特定すると、半径方向の深さH’の最大値は、溝G1の底の材料の断面積が管T1又はT2の一般部分(又はもしそれらが異なる場合、これら二つの部分のより小さい方)の断面積と引張応力下での継手効率との積より大きくなるように選択される。すなわち、半径方向の深さH’は、溝(G1)の底部での断面積が、第1管要素の雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は、第2管要素の雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きくなるように選択される。ネジ要素の境界断面積と管(T1、T2)の断面積の間の比率は、接続(又は継手)の効率を特徴づけ、そしてそれは管の断面積と共に、一連の管をデザインするための入力データの項目になる。
この構成では、溝G1の対称平面PSGは、凹部(又は溝)LOの底を規定している第4軸当接面SB4から選択された軸距離Dで配列されている。例えば、前述した値で、距離Dは約5.61mmに等しい。さらに、ネジ止め後、溝G1の中間部分PCは、略厚みを加えられた部分SA1に対向して配置される。
以下に示されるように、曲率半径(特にネジ側面上の)、半径方向の深さH‘、軸方向の長さPR及び半径方向の深さHは、その底部で第1リップL1及び第2部分P2の領域の選択されたように変形するように選択される。
第2部分P4は、第1部分P3の反対方向(すなわち、管T2の中間部分の方向)に第2当接面SB2を拡張し、管T2内で循環している流体(又はガス)と接触された他の(第5の)円筒形内側面SI5からなる。
本発明によると、第4内側面SI4は、第2当接面SB2の近くに、管T1の内部の方向に局部的に環状の厚みを加えられた部分SA1を構成する。
好ましくは、図3及び図5乃至図7に示されているように、この厚みを加えられた部分SA1は、溝G1の中央部分PC1の拡張領域に一定であり、それから減少する。この減少は、第1部分P1の方向に連続していることが好ましい。それは、例えば、約5°と約30°の間、より好ましいのは約10°と約20°の間、さらに好ましいのは約12°、の長手方向Aに対した角度α9で生じる。
一定の厚みの領域の範囲内での最大に加えられた厚みは、雄要素EMの最小内部直径を規定する。この内部直径は、“ドリフト”の直径よりも大きくなければならない。ドリフトは、最小自由内部直径により、ツールが捕らえられる危険なく列内で通過することを保証するために、井戸に下げられる前に、管内側に案内されたツールである。もしそれが前述した値以下しか残っていないなら、加えられた厚みの最適な値は、必要とされる変形を受けるように、拡張の間、溝G1の底で第1リップL1を最大に増やすために必要な物質の量によって固定される。この加えられた厚みは、例えば、約0.8mmである。
この厚みを加えられた部分SA1は、後述で参照される直径拡張段階の間、管T1が管T2に対して軸方向に固定されないだけでなく、“メタル−オン−メタル”型干渉接触部によってシールの領域が形成される環状肩又はかかと部EPを生成するために、過剰な材料により、溝G1の空いているスペースは埋められ、第1リップL1及びその付近は、変形を受けることを提供する。
本発明によれば、拡張管継手は次のステップからなる方法を実行することによって形成される。
図5で示すように、第1ステップでは、管の1つ(例えばT1)の端部(例えば雄端部EM)が、他の管(例えばT2)の端部(例えば雌端部EF)に、第1リップL1の第1軸当接面SB1が凹部(又は溝)LOの第4軸当接面SB4の上に静止するまで、ネジ止めされる。
このネジ止めを容易にするために、図4に示されているように、第2リップL2の第2外側面SE2は、第3当接面SB3への接続領域で、長手方向Aと比較して短い距離にわたって選択された角度α5だけ傾斜している。このように、当初、円錐形の表面面取り部を形成する。この傾斜は、当初、約+8°と約12°の間の角度が好ましい。さらに好ましいのは、約10°と同等である。この型の傾斜は、第1リップL1を凹部(又は溝)LOに挿入することを容易にする。特に偶然の干渉の場合に、このように、第1リップL1に対するかじり又は損傷、そして特に第1内側面SI1の端部***の危険の可能性を減少することができる。このような干渉は、第2当接面SB2が第3当接面SB3の上に静止する前に、第1内側面SI1と第2外側面SE2の間に生じる。
そして、第2ステップでは、ネジ止め工程を第2当接面SB2が、第3当接面SE3の上に静止するまで続ける。ネジ止め工程の連続は、一度第1当接面SB1が第4当接面SB4に当接され、前記第1リップL1に軸圧縮を受けさせることによって、第1リップL1に潜在的な弾力エネルギーの貯蔵を開始させる。
図6に示されているように、第3ステップでは、ネジ止めの工程が継手の軸方向で第1リップL1を半径方向に前もって押圧するためにさらに続けられる。この半径方向に前もって押圧することは、長手方向Aに垂直な平面に対して選択された角度で第2当接面SB2及び第3当接面SB3の同一の傾斜により推進される。
好ましくは、図3及び図4で示されているように、第2当接面SB2及び第3当接面SB3は、当初、それぞれ凸部及び凹部円錐面で等しい傾斜を有する。“同一の傾斜”という語は、現在の文脈で、互いに等しい傾斜で、約±5°以内のことを示す。この一般的な傾斜は約+5°の角度α4と約+30°の角度α4の間が好ましい。さらに約10°とほぼ同等がより好ましい。この傾斜により、第1内側面SI1と第2外側面SE2との間の干渉接続部は拡張段階より前になる。この干渉は、拡張段階より前に、特に、ガスのシールを形成することができる。
このように、張力又は軸方向の圧縮力の存在を含む内部圧力のもとでのガスのすばらしい密閉と、例えば、軸方向の圧縮力の存在での外部圧力のもとでのよいシールは、拡張の前に手に入れられる。
図6で、前もって生成した応力は、矢印F1及びF2によって示される。
第4ステップでは、最大直径が管T1とT2の初期内部直径DI(図1で示されている内部半径RIの二倍と同等)よりも大きく、そしてその最終内部直径に同等となるように、例えば円錐形の頭部をもつボールのような直径拡張ツールが、管T1とT2の一つに軸の方向に導入される。導入の方向の選択は実際上の重要性はない。ボールはそれゆえに雄端部EMから、雌端部EF、又はvice versa、の方へ軸方向に移動される。
ボールは当業者に知られている方法(特にUS6,604,763公報及びWO03/071086公報参照)、例えばドリル棒で引くことによって又は他の液圧を及ぼすことによって移動される。ボールは、円筒形/円錐形の形を持ち、例えば、拡張を実行する責任のある円錐形の入口部を持ち、中央の円筒形の部分によって拡張される。しかしながら、それは球形もしくは双円錐形(円筒形部分によって拡張された円錐入口部、円錐形の出口部分によって拡張されたそれ自身)でもよい。ボールのこれらの3部分の連結している半径は必要に応じて選択される。
例えば、機械の拡張を生成する三つのローラーのあるロータリー拡張ツールのようなその他の拡張ツールがボールの代わりに使用される可能性がある。これらの拡張ツール(ボールを含む)及びその形態は特にWO02/081863号公報、US6,457,532号公報及びUS2002/0139540号公報に記載されている。
直径の拡張は塑性変形範囲で生じる。生成された塑性変形が管要素の降伏点を増加するとき、このような変形に耐えることのできる金属が使用されなければならない。例えば最初に降伏点310MPA(45KSI)を有している管に対して、拡張後にこの点は380MPa(55KSI)に増加する。
ボールが雄端部EMの第2部分P2の第4内側面SI4及び雌端部EFの第2部分P4の第5内側面SI5の範囲に到達した時、拡張された材料は第1リップL1に溝G1で変形に耐えさせる。拡張の間、継手によって耐えた変形は、図7の矢印F3からF6で示されている。
さらに特定すると、それがさらされる様々な圧力に起因して、特に、その厚みを加えられた部分SA1に起因して、第1リップL1は曲がるように力を加えられ(矢印F4)、少なくとも一部、溝G1の形を受け入れさせられる。このように、“金属対金属”型干渉接触部によるシール領域を形成する環状肩部又はかかと部EPは、図8で示されるように、第1リップL1のちょうど前の、雄端部EMの第1外側面SE1の領域で形成される。
図8で示すように、そして上記に示しているように、変形は、第1リップの前の雄端部EMの第1外側面SE1の範囲内で、環状肩部又はかかと部EPを生成する。また変形は以下に示す方法で干渉接触部によってシールされたゾーンの創造を可能にする。
雌要素EFの直径が雄要素EMの直径よりも大きいという事実のために、ボールによって生成された拡張は、雌要素EFより雄要素EMの拡張を更に大きい割合でもたらす。
雌要素EFよりも大きい雄要素EMの収縮は、材料の状態に起因して、図7の矢印F5とF6で示されている解除の方向にこれら二つの要素の相対的な軸方向の移動をもたらす。この移動は、傾斜した肩部EPがもう一方に対して強く締められる原因となり、要求したシールを形成する。拡張した継手が軸伸長圧力を受けさせられる時、接触又は干渉圧力がさらに強化されることが示されるだろう。
拡張の間、軸方向移動に起因して、第1リップL1及び第2リップL2の軸方向長さは正確な方法で選択されなければならない。もし第1リップL1があまりにも短い場合、その凹部LOを離れて、それによって継手の軸方向に落ちるという危険がある。従って、拡張の後にシールを除去している。もし第2リップL2が長すぎる場合、凹部LOは形成するのが難しい。
拡張の間の第1リップL1の曲率は、溝G1及び厚みを加えられた部分SA1の形によって促進され、第1リップL1の端部の内部と第2外側面SE2の間に第2干渉接触をもたらす。
第1リップL1はそれから強化され、溝G1の壁に形成された肩部と第2外側面SE2の間に押し込まれる。このタイプの二重の接触は素晴らしいシールを提供し、様々な可能な型の加重に対して安定し、軸方向伸長又は圧縮圧力と共に結合し、又は、結合しないで、内部及び外部圧の両方を構成する。
第1リップの曲率をさらに促進するため、そして、肩またはかかと部EPと溝G1の間の接触をさらに補強するために、図3及び図5から図7で示されるように、第1外側面SE1と第1部分P1の前の範囲内で、管T1の内部に向かってのセットバックDC1が生成される。このセットバックDC1は連続することが好ましい。このように、まず円錐形の面取り部を形成する。それは、例えば、角度α6で長手方向Aと比較して約8°と約12°の間である。さらに約10°と同等が好ましい。例えば、このセットバックDC1は第1軸当接面SB1(長手方向Aで)から約7.8mm離れて始まる。
さらに、必要とされる材料を供給するために、管T1は、その第1部分P1及び第2部分P2の範囲内で、雄要素EMを形成するより優先して、頂上の半分の角度α7を有する円錐形の頸部を経る。その円錐の直径は雄要素EMの自由端部の方へ徐々に減少する。
この頸部は、第2部分P2及び厚みを加えられた部分SA1が配置される範囲内で材料の厚みが増加されることを可能にする。雄要素EMと、特に、加えられた厚みSA1、を形成した後、頸部の軌道は、管の内部の方へ、雄部EMの自由端の方へ、局部環状セットバックDC2を形成する。
管T1におけるボールの進行を妨げないために、頸部は好ましくは連続的であり、角度α7は約2°と約20°の間が好ましく、さらに好ましいのは約5°である。
第1リップL1の第1内側面SI1に傾斜がある場合(例えば、約2.5°)、第2リップL2が管T2の外側に非常に接近して配置されることを可能にする。従って、ボールが第2リップL2の範囲に到達する時、前記第2リップは管T2の外側に接近することができる。これは又“バナナ”効果として知られている限界を与え、第2リップL2が管T2のくぼみの内部の方へ落ちる原因となりがちである。
この接近は、第2リップL2の第2内部面SI2の範囲内と第3当接面SB3の近辺で、管T2の内部方向にある局部的に環状に厚みを加えられた部分SA2の存在によって強調されるかもしれない。好ましくは、図4乃至図7に示されているように、この厚みを加えられた部分SA2は、第2リップL2の拡張ゾーンで一定であり、それから減少される。この減少は連続することが好ましい。このように、それは、当初円錐形の面取り部を形成する。それは、例えば、長手方向Aに対して、約8°と約12°の間の角度α8であり、さらに好ましいのは約10°である。
この厚みを加えられた部分SA2は、好ましくは厚みを加えられた部分SA1に依存し、さらに好ましくは、前記加えられた厚みSA1より少ない。それは、どんな場合でも、ドリフトの直径によって規定された最大値よりも少ない。例えば、この厚みを加えられた部分SA2は約0.2mmと1mmの間であり、約0.5mmが好ましい。初期のオフセットは、厚みを加えられた部分SA1とSA2の違いによって生じ、特に第1リップL1の最後の変形を促進する。しかしながら、このオフセットは、あまり大きくないかもしれない。なぜなら(傾斜が存在する場合)第1リップL1の第1内部面SI1の傾斜によって生じる前記効果を解消するかもしれないからである。
上記に記載したように、ボールの通過によって生成された拡張の結果は図8に示されている。拡張が軸の離脱を原因とするという事実に起因して、スリーブ管継手(完全な継手ではない)で、第1リップL1及び第2リップL2の変形はスリーブの2つの反対の端部で完全に同一でなくてもよいということを心に留めておくことは重要である。しかしながら、この違い(又は不均等)は、FR02/03842号公報に記載されているスリーブ管継手で起こるよりも少ない。
ボールの通過後にネジ継手の要素のはね返り移動は、問題となる塑性変形と比較してごくわずかであることに気づくことも重要である。
本発明による、対称的に配置された、2つの継手の組立の形態を説明するために、図9を参照する。この例では、2つの継手により、2つのT1及びT2が接続スリーブ型管要素Mによって接続される。このスリーブMは、この場合、管1及び管2の長手方向Aに垂直に交わる対称平面PSMに対して対称的な形状である。これはまた雌/雌タイプでもある。
このタイプのスリーブMは、上で示した管T2の雌端部EFの第1(P3)と第2(P4)部分と同じタイプの2つの第1部分P3’及び2つの第2部分P4’によって各サイドに拡張された中央部分PCMを構成している。それによって、管T2の雌端部の第1(P3)及び第2(P4)部分に関して前文に述べられた全ては、スリーブMの第1部分P3’及び第2部分P4’としても適用される。
図に示されているように、スリーブMの中央部分PCMは、好ましくは、対称平面PSMの中央の減少した厚みを局部的に規定している(“三日月形”とも述べられている)環状溝G2を構成している。
この三日月形G2により、スリーブMの厚みがその最大厚み部分で減少され、それによって、拡張圧力及び力が減少される。また、拡張後(回転によって生成された外側面で)略直線の外観で同時に継手を供給している間、変形により、様々な当接面(SB1からSB4)及び支持面の範囲で上手くコントロールされる。それによって、対称平面PSMの範囲内でのスリーブMの断面積は、第1管要素が形成された端部で、管T1及び管T2の一般部分の断面積と継手効率との積より大きいもしくは同等なるように選択されなければならない。すなわち、対称平面PSMの範囲内でのスリーブMの断面積は、第1管要素の雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、もしくは、第2管要素の雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、なるように選択されなければならない
三日月形は、2つの向かい合った第2リップL2の2つの第3軸当接面SB3の間に拡張しているのが好ましい。しかしながら、それは、特に、2つの雌ネジの最後のネジ山の間で、より遠い距離にわたって拡張するかもしれない。最後のネジ山は、この場合、第3当接面SB3の側である。
この三日月形G2も、(対称平面PSMの範囲内で)最大減少厚み及び好ましくは約30°よりも少ない角度、より好ましくは約15°で傾く側面の壁を有する中央部分で生じるへこみの形状である。
三日月形(従って溝G2)は平面PSGに対して対称である必要はないと気付くことが重要である。それは、平面PSGのどちらかの側面に2つの不均等部分を有しているかもしれない。
次に、図10乃至図12を参照して、本発明による拡張可能な管継手の他の形態を説明する
この形態は図1乃至図8を参照して上記に記載されたものに対して多数の類似点を有している。従って、共通要素は同一の参照番号によって示される。さらに、形状が同一の部材及び同一の機能の動作については再び記述しない。
さらに、この形態は、前の形態のように、回転によって生成される軸XXを有する第1の管T1の雄型端部EM(又は雄管要素)と、回転によって生成される軸XXを有する第2の管T2の雌型端部EF(又は雌管要素)との接続だけを可能にするのではなく、図9を参照して上述した2つの対称的に配列した継手の結合と、接続スリーブ型管要素Mによる2つのT1とT2の接続も可能にする継手に関する。

この形態と前述のものとの間の主な違いは、第2当接面SB2及び第3当接面SB3の詳細であり、そして、あるいは第1外側面SE1と第1管要素EMと第2管要素EFの第3内側面SI3の詳細である。これにより、第1及び第3シール(又は干渉接触面)が拡張前に形成される。
第2当接面SB2及び第3当接面SB3は、長手方向Aに垂直な面に対して傾斜α4の事実上同一の選択された角度を有している円錐形の面を最初から有する。しかしながら、この第2形態では、第2当接面SB2と第3当接面SB3の円錐形面は、それぞれ凹面および凸面である。
角度α4の傾斜は第2当接面SB2が第3当接面SB3に対して静止するように選択されており、第3内側面SI3に対して、(第1リップL1の)第1外側面SE1の第1半径方向シール干渉接触部を生成している。
好ましくは、図10乃至図12に示されているように、第2当接面SB2及び第3当接面SB3は、同一の初期傾斜を有している。この共通の傾斜は、約+5°の角度α4と約30°の角度α4の間が好ましい。さらに好ましいのは、約10°である。
ネジ止め段階の間、第2当接面SB2が第3当接面SB3に対して静止している時、第1リップL1は、接続部の外側の方へ押圧される。これにより、第1リップL1は半径方向に前もって押圧され、それによって、凹部LOの範囲内での第2管要素EFの接触は補強される。
さらに、第2管要素EFの第3内側面SI3が、第4当接面SB4へのその接続と溝G1の第2曲線部分C2の間に配置される一部分DC3を構成することは有利である。一般に長手方向Aに横切っている面に対して選択された角度α10の傾斜を有する第1シール面を当初規定する。
この第1シール面DC3は、あるいは第3内側面SI3の内部の方へ第3局部環状をセットバックすることによって規定されてもよい。それは円錐形の表面又は円形の表面の形になってもよく、あるいは円環状タイプの部分を有してもよい。
第1シール面(あるいは第3局部環状セットバック)DC3の傾斜角度α10は、当初約+1°と約+30°の間が好ましく、さらに約10°が好ましい。
さらに、第1管要素EMの第1外側面SE1は、第1当接面SB1への接続の範囲内に(それゆえに第1リップL1の範囲内に)位置している末端のゾーンを構成しており、一般に長手方向Aに横切っている面に対して選択された角度α11の傾斜を有する第2シール面を当初規定する。
この第2シール面は、あるいは第1外側面SE1の内部の方へ第4局部環状をセットバックすることによって規定されてもよい。それは円錐形の表面又は円形の表面の形になってもよく、あるいは円環状タイプの部分を有してもよい。
この第2シール面DC4は、ネジ止め段階の間、第2管要素EFの第1シール面DC3に対して、半径方向に締められるようにする。
第2シール面(あるいは第4局部環状セットバック)DC4の傾斜角度α11は、当初約+1°と約+30°の間が好ましく、さらに約10°が好ましい。
傾斜α10及びα11の角度は同一であることが好ましい。しかしながら、これは義務的なものではない。例えば、第1シール面DC3及び第2シール面DC4の一つは、円錐形または円形で、ゼロ以外の傾斜を有しており、ところがその他のシール面は、例えば、円筒形で傾斜はゼロであることはありうることである。
あるいは第3及び第4局部環状セットバックによって定義された、第1シール面DC3及び第2シール面DC4は、ネジ止め段階の間、その他に逆らって半径方向に締められるように各々が配置され、第3シール干渉面を生成する。
さらに、第1シール面DC3及び第2シール面DC4は、第1シール干渉接触部が第3シール干渉接触部の後ろに生成されるような方法で配置される。これにより、第1シール干渉接続部が補強される。
言い換えれば、ネジ止め段階の間、第1シール面DC3を通って、第2シール面DC4と共に、第1リップL1が接触部に最初に入り、それから、第2当接面SB2が第3当接面SB3の上で静止することが好ましい。
この形態で、環状溝G1の中央部分PCは、例えば、軸の長さPR‘が約2.2mm、半径方向の深さH’が約1mmを超えて拡張し、曲線部分C1及びC2は、例えば、曲率半径が約5.3mmを有する。さらに、凹部(又は溝)LOの底を規定している、第4軸当接面SB4から溝G1の対称平面PSGを引き離している軸の距離Dは、例えば、約5.7mmである。
凹部LOは選択された軸の長さPRを超えて拡張し、第2リップL2のそれと、選択された半径方向の深さH(長手方向Aに垂直)で同等である。PR/Hの割合はまだ約1と約3の間が好ましいが、この場合では約1.4〜約1.9の間がさらに好ましい。そしてさらに好ましいのは約1.7である。例えばPRが4.2mmでHが2.4mmで、PR/Hの割合は約1.7になる。
さらに、前述の形態のように、第2リップL2の第2外側面SE2は、第3当接面SB3への接続範囲内で、長手方向Aに対して短い距離の上に選択された角度α5の傾斜を有している。このように、それは当初円錐形の面取り部を形成する。その面取り部の傾斜は、当初約+8°と約+12°の角度の間で、さらに好ましいのは約10°である。上に示されたように、これにより、第1リップL1は、特に偶然の干渉の場合に、凹部(又は溝)LOに入り込む。
さらに、前述の形態のように、第1リップL1の第1内部面SI1は、管T1の長手方向Aに対して選択された角度α3で傾いていることが好ましい。このように、それは当初円錐形の面を形成する。傾斜の角度は約0.1°と約15°の間が好ましく、さらに好ましいのは約2.5°である。上に記載されているように、この傾斜により、第2リップは、ボールの通過している間、管T2の外部に近づき、それでバナナ効果を制限する。
さらに加えて、前述の形態のように、第1リップL1の湾曲を促進し、肩部又はかかと部EPと溝G1の間の接触を補強するために、第1外側面SE1は、第1部分P1のちょうど前に、管T1の内部の方へ好ましくは連続した第1セットバックDC1を構成する。この第1セットバックDC1は当初円錐形の面取り部を形成し、約8°と約12°の間、更に好ましいのは約10°の長手方向Aに対する角度α6を有している。例えば、このセットバックDC1は約8.1mm(長手方向Aで)第1軸当接面SB1から離れた所で始まる。
又前述の形態のように、第4内側面SI4は、管T1の内部の方向で、第2当接面SB2の付近に、局部的に環状に厚みを加えられた部分SA1を構成する。好ましくは、図10及び図12に示されているように、この厚みを加えられた部分SA1は、溝G1の中央部分PCの拡張ゾーンで一定であり、それから、好ましくは連続して、第1部分P1の方向へ減少する。これは、例えば、約5°と約30°の間、さらに好ましいのは約10°と約20°の間、そしてさらに好ましいのは12°の長手方向Aに対する角度α9である。
同様に、第2リップL2の第5内側面SI5は、前述の形態のように、第3当接面の付近で、管T2の内部の方向に局部的に環状に厚みを加えられた部分SA2を構成する。好ましくは、図11及び図12に示されているように、この厚みを加えられた部分SA2は、第2リップL2の拡張ゾーンで一定であり、それから好ましくは連続して減少する。このように当初円錐形の面取り部を形成する。それは、例えば、約8°と約12°の間、さらに好ましいのは約10°の長手方向Aに対する角度α8である。この厚みを加えられた部分SA2は、好ましくは厚みを加えられた部分SA1に依存し、前述の厚みを加えられた部分SA1より少ないのが好ましい。例えば、この厚みを加えられた部分SA2は約0.3mmと約0.8mmの間で、さらに好ましいのは約0.5mmである。






図10乃至図12を参照して上述したタイプの拡張可能な継手から拡張継手の形成は、図5〜8を参照して記載されたそれと同一である。
第1ステップでは、一方の管、例えばT1、の端部、例えば雄端部EMは、例えば、他方の管、例えばT2、の端部、例えば雌端部EFに、第2シール面DC4が第1シール面DC3との接触に入るまで、ネジ止めされ、第3シール干渉接触部を生成する。
第2ステップでは、ネジ止め過程は第1リップL1の第2当接面SB2が第2リップL2の第3当接面SB3の上に静止するまで続けられ、第3内側面SI3に対して第1外側面SE1の第1半径方向シール干渉接触部を生成する。
第3ステップでは、第2当接面SB2と第3当接面SB3の傾斜(又はスロープ)に起因し、そして、凹部LOと第1リップL1の第1シール面DC3と第2シール面DC4の傾斜(又はスロープ)に起因して、指定されたトルクレベルまで、ネジ止め過程は第1リップL1を半径方向に前もって押圧するためにさらに続けられる。
このように、リップL1及び凹部LOの内側及び外側面の間の接触は、前述の例よりも大きい程度に補強され、直径の拡張ステップの前の継手のシールをさらに強いものにすることが可能である。
例えば、軸の張力又は圧縮力の存在で、内部圧の下での流体への優れた密閉は、そのため拡張の前に得られる。
管T1及びT2のひとつに、例えば、円錐形のヘッドボールのような直径拡張ツールの軸方向への導入によって塑性変形範囲で継手の直径の拡張からなる第4ステップは、上述されていることと同一である。
拡張の最後で、第4シール干渉接触部は(その第1内側面SI1の範囲内で)第1リップL1の自由端と第2リップの第2外側面SE2の間に規定される。このように、第4干渉接触部に起因して、その自由端により、そして第2干渉接続部に起因して、第1外側面SE1の範囲内で拡張している“かかと部”により、第1リップL1は、くさびで留められる。
第1管要素EMが第1シール面DC3を構成し、可能であれば第2管要素EFが第2シール面DC4を構成した場合、継手部品の上流及び下流側間のシール仕事における隙間は、第4ステップが完了されると事実上減少される。これは下流側の接触圧を害することなく、上流側の接触圧に増加をもたらす。
本発明は、例えば、高い又はさらに高い拡張割合、典型的に10%と35%の間に抵抗することができる拡張管継手を形成し、一方同時に、拡張の前後両方で高い性能の密閉を有する拡張管継手を形成する。明らかに、本発明は10%より少ない拡張割合も適用する。
さらに、本発明は、スリーブ部品の場合、変形が、拡張の間、過度な不均衡になることを防ぎ、それにより、スリーブの中央部分のいずれかの側に形成された拡張ネジ継手の良いシールを形成する。
さらに、材料が拡張を受けるのに十分なしなやかさを有しているならば、本発明は広範囲の鋼及び合金で実行される。鋼の場合、材料は合金ではないスチール、Mn鋼、Cr−Mo鋼、マイクロ合金鋼、ボロン鋼、又は前述した合成品の組み合わせ(Cr−Mo−Nb−B鋼)、又は13%マルテンサイト系Cr鋼、22又は25%クロムオースチン-フェライト二重鋼、その他オーステナイト鋼である。例えばC−Mn鋼は、CO2を含んでいる腐食的な井戸のために、腐食的ではない井戸、他に0.2%C及び13%Cr鋼(ヨーロッパ基準によるX2OCr13及びアメリカ基準によるAISI420)のために使用される。
さらに、材料は、選択された値よりも大きい降伏点又は選択された値以内を有するように熱処理されてもよい。最小降伏点は、例えば、300MPaから1000MPa又はそれ以上までの拡張範囲から選択される。
本発明は、ただ例を通して、上述されたシール性ネジ管継手の方法及び形態に制限されない。むしろ次の請求項のなかで当業者に想像可能な変形のすべてをカバーする。
このように、上述の雌雄ネジは、各々が単一部分からなるけれども、それらは、複数の部分からなってもよい。特に、外部圧力に抵抗することを意図した分かれたシール面の使用もまた考えられる。この場合に、前記面は、雌端部の方、又は、ネジの中央のどちらかに配列される。
長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の形態の部分を示す図表である。 長手方向の断面で、ネジ止め及び拡張前の、雌円錐形ネジと、それに合致する雄円錐形ネジの部分を示す図表である。 長手方向の断面で、図1の拡張可能なネジ継手の第1管の雄端部分を示す図表である。 長手方向の断面で、図1の拡張可能なネジ継手の第2管の雌端部分を示す図表である。 長手方向の断面で、最初のネジ止めステップの間に図3及び図4の雄及び雌の管先端に生成された力を示す図表である 長手方向の断面で、第2のネジ止めステップの間に図3及び図4の雄及び雌の管端部に生成された力を示す図表である。 長手方向の断面で、塑性変形による拡張段階の間に図3及び図4の雄及び雌の管端部に生成された力を示す図表である。 長手方向の断面で、拡張ステップ後の図3及び図4の雄及び雌の管端部に起こった変形を示す図表である。 長手方向の断面で、本発明による対称的に配置された二つの拡張可能なネジ継手の組立部品の形態部分を示す図表である。 長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の第1管の雄端部分の他の形態部分を示す図表である。 長手方向の断面で、本発明による拡張可能なネジ継手の第2管の雌端部分の他の形態部分を示す図表である。 長手方向の断面で、ネジ止め段階の後、図10及び図11の雄及び雌管端部分の位置関係を示す図表である。

Claims (36)

  1. 一方で、雄ネジ(FM)を形成した第1部分(P1)と、
    第1部分に延伸し、
    i)第1外側面(SE1)、
    ii)第1軸方向当接面(SB1)と第1内側面(SI1)とを持ち、その軸方向長さにわたって第1外側面(SE1)によって境界を定められる第1環状リップ(L1)、
    及び、iii)第2当接面(SB2)、
    からなる第2部分と、
    からなる第1管要素(EM)と、
    他方で、i)前記雄ネジ(FM)に合致し、そこにねじ込まれる雌ネジ(FF)、
    ii)第3当接面(SB3)、前記第1内側面(SI1)に対向して配列された第2外側面(SE2)、そして、第2内側面(SI2)を有する第2環状リップ(L2)、
    iii)第4軸方向当接面(SB4)、及び、iv)前記第4軸方向当接面(SB4)と前記雌ネジ(FF)の間に延伸し、前記第2外側面(SE2)と第4当接面(SB4)と共に、前記第1リップ(L1)に合致する環状凹部(LO)を規定する第3内側面(SI3)、からなる第2管要素(EF)と、からなり、
    前記第1管要素(EM)は、前記第2当接面(SB2)に延伸する第4内側面(SI4)の範囲で、選択された局部的に環状の厚みを加えられた部分(SA1)からなり、
    前記第2管要素(EF)は、その第3内側面(SI3)の選択された場所で、前記第1外側面(SE1)と前記環状の厚みを加えられた部分(SA1)の領域に配置される内側環状溝(G1)からなり、
    前記第1(EM)及び第2(EF)管要素は、前記第1リップ(L1)が、前記環状凹部(LO)に結合され、
    その後、拡張可能な継手に実行した塑性変形範囲での直径の拡張の間、前記第1外側面(SE1)の範囲内で、環状肩部(EP)が少なくとも溝(G1)の形状の一部を有し、それによってシール干渉接触部になるように、少なくとも、前記第2当接面(SB2)が第3当接面(SB3)に対して静止するか、前記第1当接面(SB2)が第4当接面(SB3)に対して静止するか、のどちらか一つのような方法で形成されることを特徴とする継手
  2. 前記第1(EM)及び第2(EF)管要素は、前記拡張後、他のシール干渉接触部が前述第1リップ(L1)の内部端部分と前記第2外側面(SE2)の間に規定されるような方法で形成される、ことを特徴とする請求項1に記載された継手。
  3. 前記第1管要素(EM)は、当初、前記第2当接面(SB2)の方向に増加している局部的に環状の厚みを加えられた部分(SA1)有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された継手。
  4. 前記局部的に環状の厚みを加えられた部分(SA1)が約5°と約30°の間、さらに好ましいのは約10°と約20°の間のスロープで連続して増加することを特徴とする請求項3に記載の継手。
  5. 前記第1管要素(EM)は、当初、その第1部分(P1)の範囲内で、前記雄ネジ(FM)の反対のその内部面にわたって、局部環状セットバック(DC2)を定義する円錐形の頸部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の継手。
  6. 前記頸部が約2°と約20°の間の長手方向Aに対してスロープ連続して成長することを特徴とする請求項5に記載の継手。
  7. 第2部分(P2)の最大に厚みを加えられた部分(SA1)は、当初、ドリフトの直径の関数として選択された値よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の継手。
  8. 拡張の間、前記溝(G1)の方向に前記第1リップ(L1)の変形を増加するように、前記第2リップ(L2)の前記第2内側面(SI2)は、当初、前記第3当接面(SB3)に隣接した領域に選択された局部的に環状の厚みを加えられた部分(SA2)を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の継手。
  9. 前記第2リップ(L2)の前記厚みを加えられた部分(SA2)は、第1管要素の厚みを加えられた部分(SA1)以下の厚さであることを特徴とする請求項8に記載の継手。
  10. 前記第2リップ(L2)の前記厚みを加えられた部分(SA2)は、当初、ドリフトの直径の関数として選択された値以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一つに記載の継手。
  11. 前記第2管要素(EF)は、当初、長手方向第2リップ(L2)の長さ(PR)と半径方向の凹部(LO)の深さ(H)の間の割合として、約1と約3の間で、さらに好ましくは約1.2と約1.6の間を有することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一つに記載の継手。
  12. 前記溝(G1)は、当初、少なくとも二つの曲線部分(C1、C2)からなることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一つに記載の継手。
  13. 前記曲線部分(C1、C2)は、当初、同一の曲率半径を有することを特徴とする請求項12に記載の継手。
  14. 前記曲率半径は、当初、約2mmと約20mmの間であることを特徴とする請求項13に記載の継手。
  15. 前記溝(G1)は略円筒形をした中間部分(PC)を有し、
    前記二つの曲線部分(C1、C2)は、前記略円筒形をした中間部分(PC)によって分けられていることを特徴とする請求項12乃至請求項14のいずれか一つに記載の継手。
  16. 管要素(EM、EF)の少なくとも一つは、(T1、T2)の一部を形成し、
    前記溝(G1)は、当初、
    前記溝(G1)の底部での断面積が、
    前記第1管要素の前記雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、
    又は、
    前記第2管要素の前記雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく
    なるように、
    選択される半径方向の深さ(H’)を持つことを特徴とする請求項12乃至請求項15のいずれか一つに記載の継手。
  17. 前記雄(FM)及び雌(FF)ネジは、円錐形型又は円筒形型のネジから成るグループによって選択され、少なくとも一つの管要素(EM、EF)にわたって各々形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか一つに記載の継手。
  18. 前記第1(EM)及び第2(EF)管要素は、ネジ止め後、前記第1リップ(L1)が弾性変形範囲で軸方向に圧縮されるような方法で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか一つに記載の継手。
  19. 前記第1(EM)及び第2(EF)管要素は、前記ネジ止めの間、前記第1当接面(SB1)が第4当接面(SB4)に対して静止し、それから前記第2当接面(SB2)が前記第3当接面(SB3)に対して静止するような方法で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれか一つに記載の継手。
  20. 前記第2(SB2)及び第3(SB3)当接面は、当初、それぞれ凸面及び凹面の円錐形の表面を持ち、前記ネジ止め後及び前記拡張前、前記第1内側面(SI1)と前記第2外側面(SE2)の間に、シール干渉接触部を可能にするように長手方向Aに横切る平面に対して同一の傾斜を有することを特徴とする請求項19に記載の継手。
  21. 前記傾斜は、当初、約+5°と+30°の間であることを特徴とする請求項20に記載の継手。
  22. 前記第1リップ(L1)の前記第1内側面(SI1)は、当初、約0.1°と約15°の間の角度によって前記長手方向Aに対して傾斜していることを特徴とする請求項18乃至21のいずれか一つに記載の継手。
  23. 前記雄(FM)及び雌(FF)ネジは、当初、約−3°と−15°の負の角度を有するロードフランクを形成しているネジからなることを特徴とする請求項1乃至請求項22のいずれか一つに記載の継手。
  24. 前記雄(FM)及び雌(FF)ネジは、当初、約+10°と+30°の間の正の角度を有するスタブフランクを形成しているネジからなることを特徴とする請求項1乃至請求項23のいずれか一つに記載の継手。
  25. 前記雄(FM)及び雌(FF)ネジは、ネジ止め後及び拡張前に、約0.05mmと約0.3mmの間のスタブフランクの間に軸方向の遊びを有することを特徴とする請求項24に記載の継手。
  26. 前記第1管要素(EM)は、第1外側面(SE1)の範囲内で、その第1部分(P1)の前に、内部の方へ局部環状セットバック(DC1)を規定する円錐形の面取り部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項25のいずれか一つに記載の継手。
  27. 前記面取り部が約8°と約12°の間の長手方向に対して連続したスロープを有することを特徴とする請求項26に記載の継手。
  28. 前記第2リップ(L2)の前記第2外側面(SE2)は、当初、前記第3当接面(SB3)に接続している範囲内で、約8°と約12°の間、さらに好ましいのは約10°の角度で前記長手方向Aに対して傾斜した環状部分を有することを特徴とする請求項1乃至請求項27のいずれか一つに記載の継手。
  29. 前記第1管要素(EM)は、第1円形外側面(SE1)を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項28のいずれか一つに記載の継手。
  30. 前記第2管要素は対称的な雌/雌型接続スリーブ(M)の一部を形成し、前記第1管要素(EM)はグレートレングス管の端部の一部を形成することを特徴とする請求項28又は請求項29に記載の継手。
  31. 前記スリーブ(M)は、
    環状領域(G2)の外側面にわたって当初形成された二つの第2管要素(EF1、EF2)によってそれぞれ延伸された中央部分(PCM)からなり、
    環状領域(G2)の範囲内の前記スリーブ(M)の当初断面積が、
    前記第1管要素の前記雄ネジ(FM)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、
    もしくは、
    前記第2管要素の前記雌ネジ(FF)が形成された部分と非ネジ部分との境界断面におけるネジ底面での断面積よりも大きく、又は等しく、
    なるように、
    選択される厚みを減少した部分を有することを特徴とする請求項30に記載の継手。
  32. 請求項1乃至請求項31のいずれか一つに記載の拡張管継手に基づいて、
    −少なくとも、第2当接面(SB2)が第3当接面(SB3)に対して静止し、
    又は、第1当接面(SB1)が第4当接面(SB4)に対して静止し、
    前記第1リップ(L1)が前記環状凹部(LO)に収容されるまで、前記第1(EM)及び第2(EF)管要素をネジ止めする、
    そして、
    −前記拡張可能な管継手は、前記第1外側面(SE1)の範囲内で、溝(G1)の形の少なくとも一部を有し、それと共にシール干渉接触部になる環状肩部(EP)を規定するように、塑性変形範囲での直径拡張にさらされる
    ことからなることを特徴とする継手を生産する方法。
  33. 前記拡張は、前記第1リップ(L1)の内部端部分と前記第2外側面(SE2)の間の他のシール干渉接触部を規定することを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 前記ネジ止めは、第1に前記第1リップ(L1)が弾性変形範囲で軸方向の圧縮にさらされる原因となるように、前記第1当接面(SB1)が前記第4当接面(SB4)に対して押圧されるように強いることを特徴とする請求項32又は請求項33に記載の方法。
  35. 前記ネジ止めは、前記第1当接面(SB1)が第4当接面(SB4)に対して静止するまで実行され、それから第2当接面(SB2)が第3当接面(SB3)に対して静止するまで実行されることを特徴とする請求項32乃至請求項34のいずれか一つに記載の方法。
  36. 前記継手の半径方向の拡張は、少なくとも10%に等しい拡張割合で生じることを特徴とする請求項32乃至請求項35のいずれか一つに記載の方法。
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