JP4841314B2 - データ転送回路 - Google Patents

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Description

本発明は、書き込み側機器から受信したデータを読み出し側機器に出力するデータ転送回路に関するものである。
書き込み側機器から受信したデータを、データバス幅の単位で一時記憶領域にラッチした後、そのデータを、異なるクロックの読み出し側機器に読み出す構成のデータ転送回路として、図4に示すものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、ネットワークバス401側から受信したデータを、そのネットワークバス401のクロックと異なるクロックで動作する内部バス402を経由して、主記憶装置(図示せず)に転送するために、ネットワーク側のクロックに同期して動作するシーケンサ403により、MAC(メディアアクセスコントロール)部404、FIFOを利用したメモリ405、およびレジスタファイル部406を制御して、ネットワークバス401から8ビット単位で受信した128ビット分のデータをそのレジスタファイル部406に格納するとともに、内部バス側のクロックに同期して動作するシーケンサ407により、ラッチ部408とDMAC(DMAコントローラ)部409を制御して、ラッチ部408のデータを8ビット単位で内部の主記憶装置に格納するものである。シーケンサ403と407ではハンドシェークが行われる。
特開平12−172636号公報
このデータ転送回路は、大量のデータを書き込み側機器から受信した順に読み出し側機器に取り込む場合には有効に機能するが、レジスタファイル部406に対するランダムアクセスに対応していないため、受信データの中に優先的に早く読み出さなければならないデータ群がある場合に、そのデータ群を整合性を崩すことなく読み出すことができない場合が発生するという問題がある。
例えば、あるデータ群が1つのまとまりとしてレジスタファイル部406に格納されていて、これを内部バス402側に読み出そうとするとき、その読み出し途中でレジスタファイル部406のデータの一部が書き換えられた場合には、内部バス402側に読み出したデータ群の整合性が崩れる場合が発生する。
本発明の目的は、ランダムアクセスが可能で、しかもデータ群をその整合性を崩すことなく読み出すことができるようにしたデータ転送回路を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、書き込み側機器から受信したデータを読み出し側機器に出力するデータ転送回路において、前記書き込み側機器から受け取ったデータを保持する複数の主レジスタ群と、前記複数の主レジスタ群の内から任意に選択された第1の主レジスタ群に保持されたデータを一時的に保持する1つの第1の一時レジスタ群とを有し、前記書き込み側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する書き込み要求を受けた場合に、該書き込み要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第1の一時レジスタ群に格納してから、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを開始することを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、前記書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われている間に、前記読み出し側機器から、前記書き込み要求の対象の主レジスタ群に対する読み出し要求を受けた場合に、前記第1の一時レジスタ群に格納したデータを読み出して出力することを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1の一時レジスタ群からの読み出しが行われている間に、前記書き込み側機器から、前記複数の主レジスタ群のいずれかに対する第2の書き込み要求を受けた場合には、該第2の書き込み要求の対象の主レジスタ群のデータの前記第1の一時レジスタヘの格納を行わずに、該第2の書き込み要求の対象の主レジスタ群に対する書き込みを行うことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記複数の主レジスタ群から任意に選択された第2の主レジスタ群に保持されたデータを一時的に保持する第2の一時レジスタをさらに有し、前記読み出し側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する読み出し要求を、該読み出し要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われていない間に受けた場合に、該読み出し要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第2の一時レジスタ群に格納した後に、該第2の一時レジスタ群から読み出して出力することを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、書き込み側機器から受信したデータを読み出し側機器に出力するデータ転送回路において、前記書き込み側機器から受け取ったデータを保持する複数の主レジスタ群と、前記複数の主レジスタ群からそれぞれ任意に選択された第1および第2のレジスタ群に保持されたデータを一時的に保持するそれぞれ1つの第1および第2の一時レジスタ群とを有し、前記書き込み側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する書き込み要求を受けたときに、該書き込み要求を、前記第1の一時レジスタからの読み出しが行われていない間に受けた場合には、該書き込み要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第1の一時レジスタ群に格納してから、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを開始し、前記第1の一時レジスタからの読み出しが行われている間に受けた場合には、該書き込み要求の対象の主レジスタ群のデータの前記第1の一時レジスタヘの格納を行わずに、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを行い、前記読み出し側機器から、前記複数の主レジスタ群のいずれかに対する読み出し要求を受けたときに、該読み出し要求が、前記書き込み要求の対象の主レジスタ群を対象とするものであり、かつ、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われている間に受けた場合には、前記第1の一時レジスタ群に格納したデータを読み出して出力し、それ以外の場合には、前記読み出し要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第2の一時レジスタ群に格納した後に、該第2の一時レジスタ群から読み出して出力することを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記複数の主レジスタ群のそれぞれと前記第1の一時レジスタとの間には、対応する主レジスタ群に記憶可能なビット数のデータを同時に転送できるビット幅の配線が設けられていることを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項4又は5のいずれかに記載の発明において、前記複数の主レジスタ群のそれぞれと前記第1および第2の一時レジスタ群のそれぞれとの間には、対応する主レジスタ群に記憶可能なビット数のデータを同時に転送できるビット幅の配線が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、主レジスタ群を複数備えるので、書き込みや読み出しのランダムアクセスが可能となる。また、第1の主レジスタ群に対するデータ書き込みの際には、第1の主レジスタ群のデータを第1の一時レジスタ群に待避させてから、第1の主レジスタ群にデータを書き込むので、直後に第1の主レジスタ群のデータの読み出し要求を受けた場合に、直前のデータを第1の一時レジスタ群から整合性を損なうことなく読み出すことができる。また、第2の主レジスタ群からデータを読み出す際には、第2の主レジスタ群のデータを第2の一時レジスタ群に待避させてから、第2の一時レジスタ群からデータを読み出すので、直後に第2の主レジスタ群のデータに対する書き込み要求を受けた場合に、直前のデータを第の一時レジスタ群から整合性を損なうことなく読み出すことができる。
図1は本発明の1つの実施例のデータ転送回路の構成を示すブロック図である。100は書き込み側機器、101はその機器100に接続された出力バスである。また、200は読み出し側機器、201はその機器200に接続された入力バスである。
300は転送回路であり、MAC(メディアアクセス制御)部301により32ビット分が出力バス101から取り込まれる。302〜305はセレクタ、306,307はシーケンサ、310〜31mは主レジスタ群、320,321は一時レジスタ群である。
主レジスタ群310〜31mはそれぞれ並列32ビット入出力の複数のレジスタをもつ。例えば、主レジスタ群310はn0+1個のレジスタ、主レジスタ群311はn1+1個のレジスタ、・・・、主レジスタ群31mはnm+1個のレジスタを持つ。各主レジスタ群310〜31mのレジスタへのデータ書き込みは、書き込み側機器100のクロックに同期して並列32ビット単位で行われる。読み出しは、主レジスタ群310は並列32×(n0+1)ビット単位で、主レジスタ群311は並列32×(n1+1)ビット単位で、・・・、主レジスタ群31mは並列32×(nm+1)ビット単位で、それぞれ1クロックで行われる。
一時レジスタ群320,321は前記した主レジスタ群310〜31mの内の最も多いレジスタをもつレジスタ群のレジスタ数(nmax+1個)と同じ数のレジスタをもつ。主レジスタ群310〜31mから読み出したデータは、セレタタ303または304を介して、一時レジスタ群320,321に書き込むことができる。この、主レジスタ群310,311,・・・,31mから一時レジスタ群320または321へのデータの転送は、それぞれ、32×(n0+1),32×(n1+1),・・・,32×(nm+1)ビット単位で、1クロックで行うことができる。主レジスタ群310〜31mと一時レジスタ群320,321との間には、このような1クロックでのデータ転送を可能とするデータ幅を有する配線が設けられている。すなわち、主レジスタ群310,311,・・・,31mと、セレクタ303および304との間には、それぞれ、32×(n0+1),32×(n1+1),・・・,32×(nm+1)ビット幅の配線が設けられている。また、セレクタ303および304と一時レジスタ群320および321との間には、32×(nmax+1)ビット幅の配線が設けられている。
後から述べるように、主レジスタ群310〜31mから一時レジスタ群320,321へのデータ転送は、書き込み側機器100からの要求によって行われる場合と、読み出し側機器200からの要求によって行われる場合とがある。書き込み側機器100からの要求による場合は、書き込み側機器100のクロックに同期して、1クロックでのデータ転送が行われる。読み出し側機器200からの要求による場合には、読み出し側機器200のクロックに同期して、1クロックでのデータ転送が行われる。
一方、一時レジスタ群320,321からのデータ読み出しは、読み出し側機器200のクロックに同期して、32ビット単位で行われ、セレクタ305を介して入力バス201に出力される。
シーケンサ306は書き込み側機器100のクロックで動作してMAC部301、セレクタ302、主レジスタ群310〜31mを制御する。シーケンサ307は読み出し側機器200のクロックで動作してセレクタ303〜305、一時レジスタ群320,321を制御する。また、シーケンサ306と307とは互いに通信し、主レジスタ群310〜31mの動作と、セレクタ303,304および一時レジスタ群320,321の動作との間の調整を行う。また、シーケンサ306は主レジスタ群への書き込みをシーケンサ307に通知する。
前記した主レジスタ群310〜31mに格納するデータ群としては、(1)画像サイズなどのビデオデータの情報を含んだAVI InfoFrame データ群、(2)音声データのサンプリング周波数などのオーディオデータの情報を含んだAudio InfoFrame データ群、(3)製品情報を含んだSPD(Source Product Description)InfoFrame データ群、その他がある。「InfoFrame」は規格で定められている。
これらのデータ群のビット数はそれぞれ異なり、AVI InfoFrame データ群は13バイト、Audio InfoFrame データ群は5バイト、SPDInfoFrame データ群は25バイトである。本実施例のように主レジスタ群310〜31mを32ビット(4バイト)のレジスタで構成すると、それぞれ、4個、2個、7個のレジスタが必要となる。これらデータ群は、それぞれデータ容量が異なるので、主レジスタ群310〜31mはそれぞれの用途のための専用のレジスタ群として設けられる。
さて、書き込み側機器100は、上記のようなInfoFrame の情報に変更がある場合、変更後のInfoFrame データを読み出し側機器200に転送する。このために、主レジスタ群310〜31mの内の対応する主レジスタ群のデータを更新するとともに、更新があったことを読み出し側機器200に通知する。一方、読み出し側機器200は、書き込み側機器100からの通知があった場合に、読み出し要求を行う。それ以外にも(例えば、立ち上げ時等に、必要になった場合に)読み出し要求を行う。上記の実施例において、それぞれのInfoFrame データを保持するための専用の主レジスタ群310〜31mが設けられているため、書き込み側機器100および読み出し側機器200から発生する書き込みおよび読み出しの要求は、主レジスタ群310〜31mの内の対象となる主レジスタ群を特定したものとなる。この書き込みと読み出しは、非同期(異なったクロック周波数で)行われる。その場合にもデータ不整合(更新されつつある主レジスタ群からの読み出しが行われることにより、更新前後の情報が混在したデータが読み出される)を起こさないように、2個の一時レジスタ群320,321を設け、以下のような処理が行われる。
図2は書き込み側100からの要求に起因する動作のフローチャートである。書き込み側機器100から主レジスタ群310〜31mの内のいずれか1つの主レジスタ群への書き込み要求を受ける(S12−YES)と、それ以前に行われた要求による一時レジスタ群320からのデータ読み出しが継続中であるかどうかを判断する(S13)。ここで、書き込み要求は、書き込むデータの種類に対応する特定の主レジスタ群を指定した要求である。しかし、一時レジスタ群320は1個しかないので、どの主レジスタ群に対する書き込み要求があった場合でも、同じ一時レジスタ群320について、現在読み出し中か否かを判断する。
読み出し中でなければ(S13−NO)、一時レジスタ群320に、書き込み対象の主レジスタ群のデータを格納して(S14)から(実施例の場合、この操作は、1クロックで完了する)、書き込み要求があった主レジスタ群への新たなデータの書き込みを開始する(S15)。
本実施例では、このように一時レジスタ群320に当該主レジスタ群のデータを格納してから当該主レジスタ群に書き込みを開始するため、書き込み途中に、当該主レジスタ群に対する読み出し要求が発生した場合には、後述のように、一時レジスタ群320から読み出すことにより、データ不整合の発生を防止することができる。主レジスタ群への書き込みを行っている間は、読み出し側機器200がデータ読み出しを待つという制御を行うことも考えらる。しかし、本実施例では、そのような、読み出し側、もしくは書き込み側機器の制御は行わずに、読み出しもしくは書き込み要求があったら、その時点で要求に応えることを可能にして、かつ、データ不整合の発生を防ぐ。
書き込み側の機器100からのデータ転送速度に依存する時間の経過後、書き込みが終了した時点で、書き込みを行った(対応するInfoFrame データの更新を行った)ことを読み出し側機器200に通知し(S16)(なお、後述するように、この通知を受けて、読み出し側機器200が読み出し要求を発する)、Idle状態に戻る(S11)。
特定の主レジスタ群への書き込み要求があったとき(S12−YES)に、一時レジスタ群320からデータ読み出し中の場合(S13−YES)は、一時レジスタ群320へのデータ格納を行わずに、書き込み対象の主レジスタ群への新たなデータの書き込みを行う(S17)。このように、読み出し中の場合に一時レジスタ群320へのデータ格納を行わないため、不整合なデータが一時レジスタ群320から読み出されることが防止される。
なお、この場合は、一時レジスタ群320へのデータ格納を行わないので、もし、書き込み対象の主レジスタ群への書き込みが終了する以前に、同じ主レジスタ群に対する読み出し要求が発生した場合、その時に一時レジスタ群320に格納されていた(目的とするものとは異なる)データが読み出されることになる。しかし、現実には、そのようなことが発生する可能性は極めて低いと考えられる。仮に、そのようなことが発生した場合であっても、読み出し側機器200が、要求したデータと異なることを判断し、再度、要求を行うことができる。
そして、主レジスタ群への書き込み終了後に、書き込みを行った(対応するInfoFrame データの更新を行った)ことを読み出し側機器200に通知し(S18)(後述するように、この通知を受けて読み出し側機器200が読み出し要求を発する)、Idle状態に戻る(S11)。なお、システムリセットのときも、Idle状態に戻る。
図3は読み出し側機器200からの要求に起因する動作のフローチャートである。読み出し側機器200から、主レジスタ群310〜31mの内のいずれか1つの主レジスタ群からの読み出しの要求(どのレジスタ群から読み出すか指定されている)を受ける(S22−YES)と、指定された主レジスタ群への書き込みが行われている(それ以前に行われた要求によって開始された書き込みがまだ終了しない状態にある)かどうかを判断する(S23)。
書き込み中で無ければ(S23−NO)、読み出し対象の主レジスタ群のその時点のデータを一時レジスタ群321に格納して(S26)から、一時レジスタ群321から読み出しを行う(S27)。これにより、読み出しが完了する以前に同じ主レジスタ群に対する書き込み要求が発生した場合でも、データ不整合の発生を防止することができる。
例えば、書き込み側機器100からの要求によって主レジスタ群を更新した場合は、更新(書き込み)が終了した時点で、読み出し側機器200に通知が行われ、この通知を受けた時点で、読み出し側機器200が、更新した主レジスタ群への読み出し要求を発する。この読み出し要求が発せられるときには対象の主レジスタ群への書き込みは完了しているので、一時レジスタ群321への格納と、一時レジスタ群321から読み出しが行われる。
一方、例えば、主レジスタ群の更新の通知を受けたからではなく、読み出し側機器200の必要性による場合、対象の主レジスタ群への書き込み途中に読み出し要求が発せられることがある(S23−YES)。この場合には、書き込み開始前に対象の主レジスタ群のデータを格納しておいた一時レジスタ群320からの読み出しを行う(S24)。これによって、書き込み途中の主レジスタ群から読み出した場合に発生するデータ不整合の発生を防止することができる。
ここで、書き込み要求発生時に、一時レジスタ群320からデータ読み出し中であったために、更新前のデータの格納が行えずに、主レジスタ群への書き込みが行われ、かつ、書き込みが終了する以前に、同じ主レジスタ群に対して読み出し要求が発生したとすると、その時に一時レジスタ群320に格納されていた(目的とするものとは異なる)データが読み出されることになる。しかし、現実には、そのようなことが発生する可能性は極めて低いと考えられる。仮に、そのようなことが発生した場合であっても、読み出し側機器200が、要求したデータと異なることを判断し、再度、要求を行うことができる。いずれの場合でも、読み出しが完了した時点で、Idle状態に戻る(S21)。
なお、図3のフローチャートでは、読み出しの終了時点でIdle状態(S21)に戻るようにしている。この場合、(ある主レジスタ群に対する読み出し要求による)いずれかの一時レジスタからの読み出しが終了する以前に、次の(同一、もしくは異なる主レジスタ群に対する)読み出し要求が発生した場合には応答できない。
これに対しては、一時レジスタ群320からのデータ読み出し(S24)もしくは一時レジスタ群321からのデータ読み出し(S27)を開始した時点でIdle状態(S21)に戻すことも考えられる。これにより、読み出しが終了する以前に、より重要度の高い読み出し要求が発生した場合、まだ終了していない読み出しを中止して、後から発生した要求に基づく読み出しを行うことを可能にすることができる。
本発明の実施例のデータ転送回路の構成を示すブロック図である。 図1のデータ転送回路の書き込み側機器から見た動作のフローチャートである。 図1のデータ転送回路の読み出し側機器からみた動作のフローチャートである。 従来のデータ転送回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100:書き込み側機器、101:出力バス
200:読み出し側機器、201:入力バス
300:転送回路、301:MAC部、302〜305:セレクタ、306,307:シーケンサ、310〜31m:主レジスタ群、320,321:一時レジスタ群

Claims (7)

  1. 書き込み側機器から受信したデータを読み出し側機器に出力するデータ転送回路において、
    前記書き込み側機器から受け取ったデータを保持する複数の主レジスタ群と、
    前記複数の主レジスタ群の内から任意に選択された第1の主レジスタ群に保持されたデータを一時的に保持する1つの第1の一時レジスタ群とを有し、
    前記書き込み側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する書き込み要求を受けた場合に、該書き込み要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第1の一時レジスタ群に格納してから、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを開始することを特徴とするデータ転送回路。
  2. 前記書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われている間に、前記読み出し側機器から、前記書き込み要求の対象の主レジスタ群に対する読み出し要求を受けた場合に、前記第1の一時レジスタ群に格納したデータを読み出して出力することを特徴とする請求項1記載のデータ転送回路。
  3. 前記第1の一時レジスタ群からの読み出しが行われている間に、前記書き込み側機器から、前記複数の主レジスタ群のいずれかに対する第2の書き込み要求を受けた場合には、該第2の書き込み要求の対象の主レジスタ群のデータの前記第1の一時レジスタヘの格納を行わずに、該第2の書き込み要求の対象の主レジスタ群に対する書き込みを行うことを特徴とする請求項2記載のデータ転送回路。
  4. 前記複数の主レジスタ群から任意に選択された第2の主レジスタ群に保持されたデータを一時的に保持する第2の一時レジスタをさらに有し、
    前記読み出し側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する読み出し要求を、該読み出し要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われていない間に受けた場合に、該読み出し要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第2の一時レジスタ群に格納した後に、該第2の一時レジスタ群から読み出して出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ転送回路。
  5. 書き込み側機器から受信したデータを読み出し側機器に出力するデータ転送回路において、
    前記書き込み側機器から受け取ったデータを保持する複数の主レジスタ群と、
    前記複数の主レジスタ群からそれぞれ任意に選択された第1および第2のレジスタ群に保持されたデータを一時的に保持するそれぞれ1つの第1および第2の一時レジスタ群とを有し、
    前記書き込み側機器から、前記主レジスタ群のいずれかに対する書き込み要求を受けたときに、該書き込み要求を、前記第1の一時レジスタからの読み出しが行われていない間に受けた場合には、該書き込み要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第1の一時レジスタ群に格納してから、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを開始し、
    前記第1の一時レジスタからの読み出しが行われている間に受けた場合には、該書き込み要求の対象の主レジスタ群のデータの前記第1の一時レジスタヘの格納を行わずに、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みを行い、
    前記読み出し側機器から、前記複数の主レジスタ群のいずれかに対する読み出し要求を受けたときに、該読み出し要求が、前記書き込み要求の対象の主レジスタ群を対象とするものであり、かつ、該書き込み要求の対象の主レジスタ群への書き込みが行われている間に受けた場合には、前記第1の一時レジスタ群に格納したデータを読み出して出力し、
    それ以外の場合には、前記読み出し要求の対象の主レジスタ群に保持したデータの全体を前記第2の一時レジスタ群に格納した後に、該第2の一時レジスタ群から読み出して出力することを特徴とするデータ転送回路。
  6. 前記複数の主レジスタ群のそれぞれと前記第1の一時レジスタとの間には、対応する主レジスタ群に記憶可能なビット数のデータを同時に転送できるビット幅の配線が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ転送回路。
  7. 前記複数の主レジスタ群のそれぞれと前記第1および第2の一時レジスタ群のそれぞれとの間には、対応する主レジスタ群に記憶可能なビット数のデータを同時に転送できるビット幅の配線が設けられていることを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載のデータ転送回路。
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