JP4841090B2 - 育苗器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、野菜、花、果物等の種を播種し、発芽後移植可能な大きさに育成するまで小さな苗室で囲って一株毎に育成するための育苗器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種育苗器として、移植時に苗を取り易くするために薄肉合成樹脂製のポット体の底部に苗を押し出すための広径の抜き穴を設け、各ポット体の上端外側部を互いに連接することにより、縦横に多数個整列配置したものが一般的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、育成した苗を移植する際には、抜取り棒を底部の抜き穴より差し込んで、根土部を上方に押し上げてポット体から取り出していたために、作業が大変煩わしいと共に、その根土部が崩れ、成長した根を傷める惧れがあった。
また、抜き穴が広径に形成されているために、根の下部が抜き穴からポット体外に向かって成長して、その底部から垂れ下がったようになるので、抜き取り作業がスムーズに行えない難点があった。而して、根の垂れ下がった部分を切断して移植した場合には、移植された苗の成長が極端に悪くなるという難点もあった。
また、ポット体の抜き穴が見え易いように、育苗器全体を曲げるようにして移植作業を行うために、育苗器に亀裂が生じる惧れがあり、繰り返しの使用に耐えられない難点があった。
そこで、本発明は、成長した苗の移植作業時に根を傷めることがなく、極めて簡単な作業で移植が容易にできると共に、何回も繰り返して使用できるようにした育苗器を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の育苗器は、育苗鉢とトレーと保持具とからなり、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、該連接部の下側適所にストッパーを設け、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を夫々嵌合すると共に各鉢底の下側には、ストッパー係止時に鉢底を小鉢上端部近くの位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、上記トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共にその上面に前記支持脚の下端を止着し得るようにしてあり、上記保持具は、育苗鉢の鍔部とトレー間に着脱可能に立設し、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように構成してある。
【0005】
また、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、鉢底を小鉢上端部近くの位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、上記トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共に、その中央部及び両側端部にストッパーを立設してあり、上記保持具は、その下側部を前記ストッパーの上側部と育苗鉢下側間に着脱可能に嵌合して、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように構成する場合もある。
【0006】
更に、育苗鉢と保持具とから構成する場合もあり、この場合は、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、小鉢の深さよりやや短くして、下端部に小鉢開口部より広幅の台部を形成した支持脚を設けてあり、上記保持具は、育苗鉢の鍔部を支持して、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように構成してある。
この場合、前記保持具を角枠状に形成して、その上端で育苗鉢の鍔部及び連接部の裏側を支持できるようにすることもできるし、前記保持具を、育苗鉢の鍔部下側に一体に設けて、前記鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るようにすることもできる。
更に、前記育苗鉢は複数個に分割可能に形成することもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
【実施例1】
以下添付図面に従って本発明の一実施例を説明する。
図1乃至図4において、1は硬質合成樹脂製の育苗鉢であって、下部から上部に向かって徐々に広く形成した角筒状の小鉢2を、その上端外側部を所定間隔aを置いて互いに連接して、縦方向に10個、横方向に6個、全体で60個整列配置してある。また、上記小鉢2は、従来の育苗器のポット体より浅く形成してある。而して、上記育苗鉢1は、カップラ10により左右方向に3組互いに連結し得るように形成してある。
【0008】
3は鉢底であって、前記小鉢2の下端開口部4内に適合する皿状に形成し、その底部6の中央部には小径の水抜き孔7を設けると共に、底部6の裏面四隅部には円柱状の支持脚8を夫々垂設してある。
而して、各支持脚8の下端をトレー20に形成した差込孔21に挿着することにより、トレー20上面に一体に立設し得るようにしてある。
【0009】
又、11は育苗鉢1の連設部13下面に所要数垂設した筒状のストッパーであって、トレー20上面に立設したガイド片22の外側に緩く嵌装してあり、前記育苗鉢1の降下時、その下端面がトレー20上面に当たることによって、各小鉢2の上端部が鉢底3近くの位置で停止できるように形成してある。また、12は、指先で育苗鉢1を下方に押圧し得るように必要に応じ形成した押込片を示す。
【0010】
又、上記トレー20は、3組左右に連結した育苗鉢1を載置し得る広さに形成すると共に、その左右両周縁部24には夫々保持板23の端部を軸着してある。
而して、前記保持板23を垂直に起立させて、その他端部を育苗鉢1の鍔部9裏面に係止させると、鉢底3が小鉢2の下端開口部4を塞ぎ得るように形成してある。なお、上記支持脚8の下端は、差込孔21に挿着することなく、トレー20の上面に当接しておく場合もある。
【0011】
次に本発明に係る育苗器において、成長後の苗を取り出す方法を説明する。
先ず、両保持板23を鍔部9から離脱させ、押込片12に指を当てて、育苗鉢1を下側に押すと、育苗鉢1はそのストッパー11の下端面がトレー20の上面に当たるまで下降する。而して、図3に示すように、苗の根土部bの上側部が、小鉢2の上端開口部5より所要高さ押し出されるので、その上側部を持って育苗鉢1より取り出して移植すればよい。
【0012】
【実施例2】
本実施例においては、図5に示すように、各小鉢2の断面形状を円形に形成してある。この場合、底部の支持脚は底部周囲の4箇所に適宜設ける。育苗鉢のその他の構成、トレー及び保持板の構成も上記実施例1と同様である。
【0013】
【実施例3】
本実施例においては、図6及び図7に示すように、育苗鉢31の各小鉢32を前記実施例1及び実施例2に示す小鉢2より一段と浅く形成すると共に、育苗鉢31の周縁部に設けた鍔部33の裏面には凹部34を形成してある。
また、鉢底35は、底部36の隅角部に小径の水抜き孔37を設けると共に、前記底部の裏面中央部には、円筒形状にして下端部内周に凹溝39を設けた支持脚38を垂設してある。育苗鉢31のその他の構成は上記実施例1、2と同様である。
【0014】
また、トレー40の上面には、外周に突部42を設けたピン41を、所定間隔を置いて縦横に多数突設すると共に、その左右両周縁部の前記育苗鉢31の凹部34と相対する位置には、同様の凹部43を設けてある。
而して、各支持脚38の下端をピン41に挿入すると、ピン41の突部42が凹溝39に嵌合することにより、支持脚38をトレー40上面に固定し得るようにしてある。
【0015】
また、保持板50は、その上端を前記育苗鉢31の凹部34に係止すると共に、下端を前記トレー40の凹部43に係止して、育苗鉢31とトレー40間に立設することにより、各鉢底33が小鉢32の下端開口部に位置し得るように形成してある。
【0016】
【実施例4】
本実施例は、図8乃至図10に示すように、育苗鉢60とトレー70と保持具80からなっているが、育苗鉢60の鉢底下面に設けた支持脚64は、その下端をトレー70上面に止着することなく当設してある。育苗鉢60の他の構成は上記実施例と同様である。
また、ストッパー90の位置及び構成が上記実施例とは異なる。即ち、薄板状のストッパー90を、トレー70上面の中央部及び両側端部に並設してあり、保持具80は、長形板の下側部81に沿って上記ストッパー90上側に跨るようにしてスライドできる長溝82を形成してある。
而して、保持具80の長溝82をストッパー90の上部に嵌めて、保持具上側部で育苗鉢60の連接部61を保持した場合、鉢底62が各小鉢63の下端開口部に位置し得るように形成してある。
従って、保持具80をストッパー90上に差し込んだり、引き出すことにより小鉢63内における鉢底62の位置を変えることが出来る。71はトレー70両側部に設けた移動用の手掛片を示す。
【0017】
【実施例5】
本実施例は、図11及び図12に示すように、育苗鉢100と保持具110からなり、トレーは使用していない。
而して、各小鉢101の下端開口部102は、上記各実施例よりやや小径に形成して、鉢底103が小鉢底部より抜け出すことがなく、支持脚104が昇降し易いように形成してある。
また、各支持脚104の下端部には小鉢開口部102の幅より広幅の台部105を設けて、育苗鉢100を降下した場合、鉢底103が小鉢上端部の位置まで移動し水平状態で安定できる。また、鉢底103が小鉢101内の上端部近くに移動する同時に支持脚台部105が小鉢下端に係止するので、別にストッパーを設けない。
【0018】
また、保持具110は、矩形状の長板を格子状に組み込むか、結合することにより角枠状に形成してあるが、育苗鉢100の鍔部と小鉢101の連接部106を保持具上に載せることにより、鉢底103が小鉢101の下端開口部に位置し得るように形成すれば良い。
従って、保持具110は、苗を移植するまで育苗鉢100を安定した状態で保持できるものであれば良いから、必ずしも角枠状に結合してあることを必要としない。
【0019】
なお、本実施例において、角枠状の保持具110は、育苗鉢100とは別々に形成しておくものであるが、前記保持具100を育苗鉢の鍔部下側に一体に設けるようにしてもよい。而して、この場合には、各支持脚104の台部105は、図7で示すような一個のトレー状台板で共通させても良い。
本発明に係る育苗器は合成樹脂で成形したが、自然に腐食する発泡樹脂で成形することもできる。
【0020】
【発明の効果】
本発明に係る育苗器は、請求項1に記載したように、育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、該連接部の下側適所にストッパーを設け、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、ストッパー係止時に鉢底を小鉢上端部近くの、位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共にその上面に前記支持脚の下端を止着し得るようにしてあり、保持具は、育苗鉢の鍔部とトレー間に着脱可能に立設し、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してある。
従って、小鉢内の根土が鉢底で押し上げられた状態で取出し出来るので移植作業が頗る簡単であって、移植する際に成長した苗の根土部を崩すことがなく、根を傷める惧れがない。
また、小鉢を浅く形成できるので、根が根土部の外周を取り巻くように成長すると共に、鉢底の水抜き孔を小さくしてあるので、根が鉢底上側に溜まるように成長する。従って、苗の抜取りが極めて容易であり、移植作業をスムーズに行うことができる。
また、苗を移植する際に育苗鉢を曲げたりする必要が全くないので、育苗鉢が割れたりする惧れがなく、繰り返し有効に使用することができる。
また、運搬が極めて容易であるから、作業場所まで運ん行き、すぐに移植作業を行うことができる。
【0021】
また、請求項2に記載したように、育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、鉢底を小鉢上端部近くの位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共に、その中央部及び両側端部にストッパーを立設してあり、保持具は、その下側部を前記ストッパーの上側部に着脱可能に嵌合してあり、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあるから、育苗鉢の昇降動作を容易確実に行う事が出来る利点がある。
【0022】
また、請求項3に記載したように、育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、小鉢の深さよりやや短くして、下端部に小鉢開口部より広幅の台部を形成した支持脚を設けてあり、上記保持具は、育苗鉢の鍔部を支持して、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあるから、トレーやストッパーを必要としないため構成が簡単であり、安価に提供する事ができる利点がある。
【0023】
また、請求項4記載のように、保持具は角枠状に形成し、その上端で育苗鉢の鍔部及び連接部裏側を支持できるようにしてあるので、苗の育成及び移植作業を容易且つ確実に行う事ができる。
【0024】
更に、請求項5記載のように、保持具は、育苗鉢の鍔部下側に一体に設けて、前記鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあるので、苗の育成及び移植作業が頗る容易である利点がある。
【0025】
また、請求項6記載のように、育苗鉢は複数個に分割可能に形成してあるので、育苗鉢を苗の育成時には数個結合させた状態で使用し、苗を取出す際には、分離した状態で作業ができるので、苗の移植作業を極めて円滑に行うことができる利点もある。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1における育苗器の平面図である。
【図2】 同上正面図である。
【図3】 育成時の状態を示す一部断面図である。
【図4】 苗の取り出し状態を示す一部断面図である。
【図5】 実施例2における育苗器の平面図である。
【図6】 実施例3における育成時の状態を示す一部断面図である。
【図7】 実施例3における苗の取り出し状態を示す一部断面図である。
【図8】 実施例4における育成時の状態を示す一部断面図である。
【図9】 実施例4における苗の取り出し状態を示す一部断面図である。
【図10】 実施例4における保持具の斜視図である。
【図11】 実施例5における育成時の状態を示す一部断面図である。
【図12】 実施例5における苗の取り出し状態を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 育苗器
2 小鉢
3 鉢底
4 下端開口部
5 上端開口部
6 底部
7 水抜き孔
8 支持脚
9 鍔部
10 カップラー
11 ストッパー
12 押込片
13 連接部
20 トレー
21 差込孔
22 ガイド杆
23 保持板
31 育苗鉢
32 小鉢
33 鍔部
34 凹部
35 鉢底
36 底部
37 水抜き孔
38 支持脚
39 凹溝
40 トレー
41 ピン
42 突部
43 凹部
50 保持板
60 育苗鉢
61 連接部
62 鉢底
63 小鉢
64 支持脚
70 トレー
71 手掛片
80 保持具
82 長溝
90 ストッパー
100 育苗鉢
101 小鉢
102 下端開口部
103 鉢底
104 支持脚
110 保持具

Claims (6)

  1. 育苗鉢とトレーと保持具とからなり、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、該連接部の下側適所にストッパーを設け、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を夫々嵌合すると共に各鉢底の下側には、ストッパー係止時に鉢底を小鉢上端部近くの位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、上記トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共にその上面に前記支持脚の下端を止着し得るようにしてあり、上記保持具は、育苗鉢の鍔部とトレー間に着脱可能に立設し、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあることを特徴とする育苗器。
  2. 育苗鉢とトレーと保持具とからなり、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、鉢底を小鉢上端部近くの位置に移動し得る長さの支持脚を設けてあり、上記トレーは、前記育苗鉢の各支持脚を載せ得る広さに形成してあると共に、その中央部及び両側端部にストッパーを立設してあり、上記保持具は、その下側部を前記ストッパーの上側部と育苗鉢下側間に着脱可能に嵌合して、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあることを特徴とする育苗器。
  3. 育苗鉢と保持具とからなり、上記育苗鉢は、下部から上部に向かって徐々に広く形成した筒状の小鉢を上端接続部により縦横に多数連接し、上端周縁に鍔部を形成し、各小鉢の下端開口部内側には、開口部内に適合する皿状に形成した底部に小径の水抜き孔を設けた鉢底を嵌合すると共に各鉢底の底部下側には、小鉢の深さよりやや短くして、下端部に小鉢開口部より広幅の台部を形成した支持脚を設けてあり、上記保持具は、育苗鉢の鍔部を支持して、鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るように形成してあることを特徴とする育苗器。
  4. 前記保持具は、角枠状に形成し、その上側で育苗鉢の鍔部及び連接部裏側を支持できるようにした請求項3記載の育苗器。
  5. 前記保持具は、育苗鉢の鍔部下側に一体に設けてあり、前記鉢底で小鉢下端部を閉塞できる位置に育苗鉢を保持し得るようにしてなることを特徴とする請求項3記載の育苗器。
  6. 前記育苗鉢は、複数個に分割可能に形成してあることを特徴とする請求項1乃至5の何れかの項記載の育苗器。
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