JP4838386B2 - 回線交換による呼の発信元とのip通信の設定を行うためのシステム及び方法 - Google Patents

回線交換による呼の発信元とのip通信の設定を行うためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動体電子機器に関し、特に、無線回線交換通信機能及びIP通信機能の双方を含む移動体電子機器に関する。
移動体電話、携帯情報端末(PDA)、及びその他の移動体電子機器を含む現代の携帯機器には通常、GSMのような通信規格を利用するサービスプロバイダの広域ネットワーク内において回線交換による通話をサポートする組込みアプリケーションが含まれている。さらに、このようなシステムは通常、従来の無線電話アプリケーション以上に種々のアプリケーションの動作をサポートしている。このようなアプリケーションは、インターネットプロトコルを利用して、サービスプロバイダのネットワークを介して遠隔装置とのデータ通信を行なうかもしれない。GPRSやEDGEのような標準規格が無線によるデータ交換のために利用されており、さらに高速のデータレートをサポートする新たな規格が開発されつつある。
通常の動作では、発信元エンドポイントは、所望の着呼側エンドポイントと関連付ける電話番号を「ダイアルする」ことによって回線交換による呼を開始する。無線ネットワークは着呼側エンドポイントを呼び出し、着呼側エンドポイントは通話をサポートするために無線リソースチャネルを要求し、次いで、このようなチャネルを介して呼設定が開始する。このチャネルは呼の継続中、デジタル音声の転送専用チャネルとなる。
統合型インターネットプロトコル通信パッケージソフトを含む移動体通信機器では、連絡が可能であるかどうかを確認したり、互換装置とのチャットセションを開始したり、互換装置とのVoIP電話セションを開始したり、リアルタイムのビデオを互換装置と交換したり、遠隔装置とファイル交換を行ったりするようなことのために、インターネットプロトコル通信が利用されるかもしれない。
これらサービスのそれぞれに対応して、機器には一意のSIPユニフォームリソース識別子が含まれている。(SIPプロキシサーバ及びリダイレクトサーバのような)SIP対応ネットワークのインフラストラクチュアによって、機器のSIP URIによりターゲット機器を特定するSIPセションInviteメッセージを開始することによって機器は他の機器とのセションの開始が可能となる。
もし回線交換による通話が2つのエンドポイント間において設定されるなら、発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えているかどうかが着呼側機器にはわからないという問題がある。そして、発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えていても、ファイルの交換、リアルタイムのビデオやテキストチャットの交換のようなサービスをサポートするために、2つの機器間においてインターネットプロトコル通信を同時に確立する便利な方法がないという問題がある。
発信元エンドポイントがインターネットプロトコル互換機器である場合、回線交換による通話の着呼側エンドポイントが回線交換による通話の発信元エンドポイントに対してインターネットプロトコル通信を開始することができる移動体通信機器と、その移動体通信機器を動作させる方法とが必要とされている。
本発明の第1の側面は、サービスプロバイダの広域無線ネットワークシステム内で動作する移動体通信機器を含む。その移動体通信機器は、サービスプロバイダのネットワークと通信を行う無線通信システムを含む。サービスプロバイダのネットワークとの通信は、共用チャネルを利用してインターネットプロトコル通信をサポートすることと、通話をサポートするためにサービスプロバイダのネットワークによって割り当てられた専用チャネルを介してそのような回線交換による通話をサポートすることとを含むと良い。
回線交換アプリケーションが無線通信システムと結合される。この回線交換アプリケーションは回線交換による呼のシグナリングをサービスプロバイダのネットワークから受信し、回線交換による通話をサポートする。回線交換による呼のシグナリングは回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNを含むと良い。
IPアプリケーションも無線通信システムと結合される。このIPアプリケーションは、連絡先データベースに問い合わせを行って、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断することによって、回線交換による呼の発信元がインターネットプロトコル通信能力を備えているかどうか判断する。上記とは別に、サービスプロバイダのネットワークは、回線交換による呼のシグナリングが行われる時刻に配信される警報メッセージの一部として上記ユニフォームリソース識別子を提供しても良い。この警報メッセージは、共用チャネルを利用するか、あるいは、回線交換による呼をサポートするために割り当てられた専用チャネルのサブチャネルを利用して提供されてもよい。
回線交換による呼の発信元がインターネットプロトコル通信能力を備えていれば、IPアプリケーションは回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。ユニフォームリソース識別子はセション開始プロトコル(SIP)ユニフォームリソース識別子(URI)であると良い。
1つの実施例では、移動体通信機器は連絡先データベースをさらに含むものであってもよい。この連絡先データベースは複数のMSISDN番号を含み、かつ、複数のMSISDN番号の少なくとも一部を対応するSIP URIと関連づける。
このような実施例では、IPアプリケーションは、i)回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを連絡先データベースから取得することにより、そして、ii)インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPセションInviteメッセージをSIPプロキシサーバに対して開始することにより、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始することにより、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。
別の実施例では、連絡先データベースは、サービスプロバイダのネットワークを介してアクセス可能な遠隔地の連絡先データベースであってもよい。このような実施例では、IPアプリケーションは、i)遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行って、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを取得することにより、そして、ii)インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器を示すSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することにより、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始することにより、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。
さらに別の実施例では、移動体通信機器は連絡先データベースをさらに備え、かつ、遠隔地の連絡先データベースはサービスプロバイダのネットワークを介してアクセス可能である。再びこの場合も、連絡先データベースは複数のMSISDN番号を含み、そして、複数のMSISDN番号の少なくとも一部を、対応するSIP URIと関連づける。
このような実施例では、アプリケーションは、i)連絡先データベースに問い合わせを行って、MSISDNが連絡先データベース内の対応するSIP URIに関連づけられていれば、SIP URIを連絡先データベースから取得することによって、そして、ii)MSISDNが連絡先データベース内の対応するSIP URIに関連づけられていなければ、遠隔地のデータベースに問い合わせを行って、SIP URIを遠隔地のデータベースから取得することによって、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを取得する。SIP URIが遠隔地のデータベースから取得されれば、IPはそのMSISDNとSIP URIをデータベースに適用可能に追加することができる。
本発明の第2の側面もまた、サービスプロバイダの広域無線ネットワークシステム内で動作する移動体通信機器を含む。その移動体通信機器は、サービスプロバイダのネットワークと通信を行う無線通信システムを含む。再びこの場合も、サービスプロバイダのネットワークとの通信は、共用チャネルを利用してインターネットプロトコル通信をサポートすることと、通話をサポートするためにサービスプロバイダのネットワークによって割り当てられた専用チャネルを介してそのような回線交換による通話をサポートすることとを含むと良い。
回線交換アプリケーションは、回線交換による呼のシグナリングをサービスプロバイダのネットワークから受信し、回線交換による呼をサポートする無線通信システムと結合される。回線交換による呼のシグナリングには回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNを含む。
IPアプリケーションは無線通信システムと結合される。そのIPアプリケーションは、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するセション開始プロトコル・ユニフォームリソース識別子(SIP URI)を連絡先データベースから(又はサービスプロバイダのネットワークからの警告を介して)取得する。次いで、そのIPアプリケーションは、インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することによって、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。
再びこの場合も、1つの実施例では、移動体通信機器は連絡先データベースをさらに含んでいてもよい。その連絡先データベースは複数のMSISDN番号を含み、そして、複数のMSISDN番号の少なくとも一部を、対応するユニフォームリソース識別子と関連づける。
このような実施例では、IPアプリケーションは、i)回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを連絡先データベースから取得することにより、そして、ii)インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することにより回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始することによって、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。
再びこの場合も、別の実施例では、連絡先データベースは、サービスプロバイダのネットワークを介してアクセス可能な遠隔地の連絡先データベースであってもよい。このような実施例では、IPアプリケーションは、i)遠隔地の連絡先データベースに問い合わせて、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを取得することにより、そして、ii)インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することにより回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始することによって、回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する。
再びこの場合も、さらに別の実施例において、移動体通信機器は連絡先データベースをさらに有し、遠隔地の連絡先データベースはサービスプロバイダのネットワークを介してアクセス可能である。再びこの場合も、連絡先データベースは複数のMSISDN番号を含み、そして、複数のMSISDN番号の少なくとも一部を、対応するSIP URIと関連づける。
このような実施例では、アプリケーションは、i)連絡先データベースに問い合わせを行って、MSISDNが連絡先データベース内の対応するSIP URIに関連づけられていれば、SIP URIを連絡先データベースから取得することにより、そして、ii)MSISDNが連絡先データベース内の対応するSIP URIに関連づけられていなければ、遠隔地のデータベースに問い合わせを行って、SIP URIを遠隔地のデータベースから取得することによって、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNに対応するSIP URIを取得する。SIP URIが遠隔地のデータベースから取得されれば、IPはMSISDNとSIP URIをデータベースに適用可能に追加しても良い。
本発明の第3の側面は、サービスプロバイダの広域無線ネットワーク内において、移動体通信機器を動作させて、その移動体通信機器へ回線交換による呼を発信する機器とインターネットプロトコル通信を確立する方法を提供することである。
この方法は、移動体通信機器にアドレス指定された回線交換による呼のシグナリングをサービスプロバイダのネットワークから受信する工程を有する。その回線交換による呼のシグナリングには回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNを含む。
この方法は、連絡先データベースに問い合わせを行って(あるいはサービスプロバイダのネットワークから警報を受信して)、回線交換による呼の発信元機器を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断することによって、回線交換による呼の発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えているかどうかを判断する工程をさらに有する。もし、回線交換による呼の発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えていれば、この方法は該装置とインターネットプロトコル通信を開始する工程を有する。
ユニフォームリソース識別子はセション開始プロトコル(SIP)ユニフォームリソース識別子(SIP URI)を含むと良い。回線交換による呼の発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する工程は、インターネットプロトコル通信の終端(着呼側)機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始する工程を実行することによってでもよい。
1つの実施例では、連絡先データベースに問い合わせを行って、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断する工程は、移動体通信機器に維持されているローカルな連絡先データベースに対する問い合わせを行う工程を有していても良い。そのローカルな連絡先データベースは複数のMSISDN番号を含み、そして、複数のMSISDN番号の少なくとも一部を、対応するユニフォームリソース識別子と関連づけることができる。
別の実施例では、その連絡先データベースに問い合わせを行って、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断する工程は、サービスプロバイダのネットワークを介してアクセス可能な連絡先データベースに問い合わせを行う工程を有していてもよい。
さらに別の実施例では、連絡先データベースに問い合わせを行って、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断する工程は、i)移動体通信機器によって維持されているローカルな連絡先データベースに問い合わせを行って、ローカルな連絡先データベースにおいてMSISDNが対応するSIP URIに関連づけられていれば、SIP URIをそのローカルな連絡先データベースから取得する工程を含み、そして、ii)MSISDNが連絡先データベース内の対応するSIP URIに関連づけられていなければ、遠隔地のデータベースに問い合わせを行って、そのSIP URIを遠隔地のデータベースから取得する工程を含んでいても良い。SIP URIが遠隔地のデータベースから取得されたなら、この方法はMSISDNとSIP URIをローカルな連絡先データベースに追加する工程を含むことができる。
本発明のすべての側面及びすべての実施例において、インターネットプロトコル通信は、i)移動体通信機器と回線交換による呼の発信元との間でのストリーミングビデオの転送を表すリアルタイムプロトコル・データストリームと、ii)移動体通信機器と回線交換による呼の発信元との間でのファイル転送と、iii)移動体通信機器と、回線交換による呼の発信元との間で確立されたVoIPセションとの内の少なくともいずれかを含んでもよい。
次いで、本発明は、上述の目的及び関連する目的を達成するために、以下に十分に説明し、特に請求の範囲において指摘される特徴を有する。以下の説明と添付図面とは、本発明のある例示的な実施例について詳細に記載している。しかしながら、これらの実施例は、本発明の原理を用いることができる種々の方法のうちのほんの2、3の方法を示すものである。本発明の別の目的、効果、及び新規の特徴は、図面と共に考察するとき、本発明についての以下の詳細な説明から明らかになる。
この明細書で使用される場合、「有する/有している(comprises/comprising)」という用語は、言及された特徴、整数、ステップ又は構成の存在を特定するために用いられるが、これら以外の特徴、整数、ステップ、構成、又はこれらのグループの存在又は追加を排除するものではないという点に留意されたい。
移動体通信機器と回線交換による通話の発信元機器とインターネット通信を確立する移動体通信機器を動作させる方法の代表的なアーキテクチャを表す図である。 本発明の一実施例に従う移動体通信機器と回線交換による通話の発信元機器とインターネット通信を確立する移動体通信機器を動作させる方法を表すはしご図である。 本発明の一実施例に従うSIPセションInviteメッセージを表すテーブル図である。
ここで言及されている“電子機器”という用語は携帯用無線通信機器を含む。ここで“移動体無線端末”又は“移動体機器”としても言及されている“携帯用無線通信機器”という用語はまた、移動体電話、ページャ、電子手帳、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン等のコミュニケータのようなすべての機器をも含む。
この明細書で検討する要素の多くは、それらの呼称が「システム」、「モジュール」、「回路」あるいは同様の呼称の如何に関らず、(1つ或いはそれ以上の)ハードウェア回路、ソフトウェアコードを実行するプロセッサの形で実装するか、コードを実行するハードウェア回路とプロセッサとを組み合わせた形で実装することが可能である。従って、この明細書を通じて用いられているような回路という用語は、(個別の要素又は集積された回路ブロックの如何に関らず)ハードウェア回路、コードを実行するプロセッサ、コードを実行するハードウェア回路とプロセッサとの組み合わせ、並びに、当業者には公知の上記のその他の組み合わせの包含を意図する用語である。
図面において、参照番号が付された個々の要素は、参照番号に後続するいずれの文字による指示とは関係なく、同じ参照番号が付された他の要素に類似した要素である。テキストにおいて、参照番号に後続してある特定の文字指定が付された参照番号は、番号と文字指定が付された特定の要素に言及しており、ある特定の文字指定が付されていない参照番号は、その参照番号に後続するいずれの文字指定とも関係なく、図面内の同じ参照番号が付されたすべての要素を言及するものとする。
図1において、移動体通信機器20は、移動体電話、PDA、又はネットワークサービスプロバイダの広域無線ネットワークシステム(サービスプロバイダのネットワーク12)内において動作可能な他の移動体通信機器のような携帯用無線通信機器のうちのいくつかであってもよい。
代表的な実施例では、サービスプロバイダのネットワーク12は1つ以上のアクセスポイント11を備えたGSMネットワークであってもよい。これらアクセスポイントの各々は、基地局制御装置と1つ以上の無線基地局装置とを有するGSM基地局システムのような移動体通信ネットワーク基地局であってもよい。個々のアクセスポイント11は、(移動体通信機器20のような)移動体通信機器と、PSTNのような回線交換による呼のネットワーク14との間での回線交換による通話のシグナリングと設定と維持とを行うための回線交換ゲートウェイ13と通信可能に結合することができる。アクセスポイント11はまた、(移動体通信機器20のような)移動体通信機器と、インターネット10と結合された他の機器との間でインターネットプロトコルパケットを交換するためのIPゲートウェイ15と結合される。
本発明の1つの実施例では、サービスプロバイダのネットワーク12は、1つ以上のサポートされている移動体通信機器20についての連絡先記録情報を保存する連絡先データベース16も有している。さらに詳細に説明すると、連絡先データベース16は複数の移動体通信機器夫々の連絡先データを保存することができる。個々の移動体通信機器についての連絡先データは連絡先テーブル19a〜19cに保存することができる。個々の連絡先テーブル19a〜19cは複数のレコード40を含むことができる。個々のレコード40は連絡先を移動体通信機器20のユーザと関連づける。その連絡先は氏名フィールド32の氏名によって特定することができる。レコード40は、電話番号フィールド34に保存されている、ユーザの回線交換による電話番号(移動局国際加入者ディレクトリ番号或いはMSISDN)、セション開始プロトコルユニバーサルリソース識別子(SIP URI)、或いは、インターネットベースの通信を確立するのに役に立つ連絡先の他の一意の識別子を、SIP URIフィールド36内の連絡先と1つ以上の他の連絡先データフィールド38に保存されている他の連絡先情報とを関連づける。
移動体通信機器20は、無線通信システム22、回線交換電話アプリケーション24、インターネットプロトコル通信アプリケーション26、及び連絡先データベース28を有していても良い。
無線通信システム22は、指定された無線チャネル48と70を介してサービスプロバイダのネットワーク12のアクセスポイント11と通信を行うことが可能である。代表的なサービスプロバイダのネットワーク12では、時分割多元接続(TDMA)と周波数分割多元接続(FDMA)システムを利用して個々のチャネル48及び70が規定される。無線通信システム22は共用チャネル70を介してインターネットプロトコルベースの通信をサポートすると共に、特定の回線交換による通話のサポートを目的としてサービスプロバイダのネットワーク12により割り当てられた(無線リソースチャネルのような)専用チャネル48を介して回線交換による通話をサポートすることができる。
インターネットプロトコルベースの通信を行うための共用チャネル70は、GRPS、EDGE、或いは、3G通信ネットワークとして一般に知られているネットワークに対して提案されているような同様のマルチアクセスチャネルのようなプロトコルを利用するインターネットプロトコル通信専用の特定のチャネルを有していても良い。
回線交換アプリケーション24は無線通信システム22と結合される。この回線交換アプリケーションは、回線交換による呼のシグナリングをネットワークシステム12から受信し、専用チャネル48を利用して回線交換による通話をサポートする。本発明の説明の便宜上、回線交換による呼のシグナリングは、回線交換による呼の発信元を特定する少なくともMSISDN(例えば、発呼者ID番号)を含むことができる。
インターネットプロトコル通信アプリケーション26は無線通信システムとも結合されている。インターネットプロトコル通信アプリケーション26は、IPスタックと、ボイス・オーバIP(VoIP)、チャット、ファイル転送、リアルタイムのビデオ交換及び(例えば、友人リストなどの)存否モニタのようなインターネット通信サービスをサポートする統合型通信パッケージソフトのような上位レベルのアプリケーションとの組み合わせであってもよい。
連絡先データベース28は複数のレコード40を含むことができる。個々のレコード40は、氏名フィールド32内の氏名によって特定できる連絡先を、電話番号フィールド34に保存されている(MSISDNなどの)回線交換による連絡先電話番号、SIP URI或いはSIP URIフィールド36内の連絡先とインターネットベースの通信を確立するのに役に立つ連絡先の他の一意の識別子、或いは、1つ以上の他の連絡先データフィールド38に保存されている他の連絡先情報と関連付ける。
図2のはしご線図は、(この例では機器18などの)回線交換による呼の発信元とインターネットプロトコルベースの通信を開始する移動体通信機器20の代表的な動作を表す図である。
図1と共に図2を参照するとわかるように、回線交換による呼は最初に発信元機器18から、−典型的にはSS7シグナリングプロトコルを用いて−回線交換呼システム14を介して移動体通信機器20をサポートするサービスプロバイダのネットワーク12へ信号送信される。さらに詳細には、移動体通信機器20のMSISDNは、発信元機器18によりダイアルされると、移動体通信機器20をサポートするサービスプロバイダのネットワーク12へのSS7シグナリングを開始する。回線交換呼システム14を介するシグナリング及び後続する音声セションがステップ42によって表されている。
サービスプロバイダのネットワーク12が回線交換呼システム14から信号を受信すると、サービスプロバイダのネットワーク12は移動体通信機器20が存在している可能性が高いセルを制御しながら、アクセスポイント11から呼出チャネルで呼出メッセージ44の同報を開始することができる。
移動体通信機器20は、移動体通信機器20において終端する回線交換による呼の着信を示す呼出メッセージ44を検出すると、アクセスポイント11に対する無線リソースチャネル要求46を生成する。
無線リソースチャネル要求46に応答して、サービスプロバイダのネットワーク12は、“帯域内”シグナリングメッセージと、回線交換による呼の音声媒体とをサポートする無線リソースチャネル48を割り当てる。
無線リソースチャネル48を利用して、移動体通信機器20は呼出メッセージ44への応答を生成する(ステップ50)。次いで、移動体通信機器20とサービスプロバイダのネットワーク12とは、種々の呼シグナリングメッセージ52を交換して、暗号化を確立し、移動体通信機器20につながる発信元機器18の(例えば、発呼者ID番号)MSISDNの提供、警告ステータスの通知、及び接続を行う。呼設定を行った後、ステップ54及び42によって表されるように、回線交換による呼の音声媒体が移動体通信機器20と発信元機器18との間で交換される。移動体通信機器20とサービスプロバイダシステム12との間の音声媒体交換54は、回線交換による呼のために割り当てられた無線リソースチャネル48を利用する。
本発明によれば、発信元機器20がインターネットプロトコルベースの通信能力を備えていれば、ファイル共有、リアルタイムのビデオの転送、VoIP通信、チャットセション、及び(例えば、一般的な友人リスト情報の)存否/利用可能性データの交換を含む目的のために、移動体通信機器20はポイント−ツウ−ポイント・インターネットプロトコル通信を発信元機器18と確立することが望ましい。
サービスプロバイダのネットワーク12が、−例えば、発信元機器18のSIP URIが連絡先データベース16のテーブル19a〜19cのうちのいずれかのテーブルにおいて利用可能であるかどうかを判定することによって、発信元機器18がインターネットプロトコルベースの通信能力を備えたものとして識別することができる場合、サービスプロバイダのネットワーク12は、本発明の1つの実施例として、警報55を出力することができる。警報55は共用チャネル70を利用する移動体通信機器20のIPアプリケーション26へ送信されると良い。警報55は、存否/利用可能性データの形式で、そのような交換のために確立されたIP接続を介して移動体通信機器20と交換されてもよい。これとは別に、回線交換による呼のために割り当てられた専用の無線リソースチャネル48のサブチャネルを利用して、警報55が移動体通信機器20へ送信されても良い。
サービスプロバイダのネットワーク12が警報55を提供するようには構成されていなかもしれないという点、或いは、回線交換による呼が発生した時刻にサービスプロバイダのネットワーク12では発信元機器18のSIP URIを利用可能ではないかもしれないという点を理解すべきである。従って、ステップ56は、移動体通信機器20、特に、移動体通信機器20のIPアプリケーション26は連絡先データベース28に問い合わせを行って、発信元機器18のSIP URIを取得することを表わしている。さらに詳細には、IPアプリケーション26は、連絡先データベース28のレコード40が発信元機器18のMSISDN(フィールド34)を含んでいるかどうかを判断し、そして、SIP URI(フィールド36)をMSISDNと関連付ける。
ステップ58において、発信元機器18のSIP URIが連絡先データベース28において利用可能であれば、発信元機器18はポイント−ツウ−ポイントのインターネットベースの通信を確立することができるという結論を下すことができる。
ステップ58において、発信元機器18のSIP URIが連絡先データベース28において利用可能でなければ、移動体通信機器20はステップ60でネットワークシステム16の連絡先データベース16に問い合わせを行うことができる。これに対して、サービスプロバイダのネットワーク12は応答62を提供することができる。発信元機器18のURI SIPがテーブル19a〜19cのうちのいずれかのテーブルにおいて利用可能であれば、応答62はこのようなSIP URIを含んでもよい。発信元機器18のURI SIPが利用できなければ、応答はその旨を示すことになる。
ステップ64において、発信元機器18のSIP URIが連絡先データベース16において、利用可能であれば、発信元機器18はポイント−ツウ−ポイントのインターネットベースの通信を確立することが可能であり、ステップ66において、(SIP URIを含む)連絡先データベース16から取得された連絡先情報を将来参照するためにデータベース28へ書き込むことが可能であるという結論を下すことができる。
発信元機器18がポイント−ツウ−ポイントのインターネットベースの通信能力を備えているとステップ58又はステップ66のいずれかにおいて判断された場合、移動体通信機器20はInviteメッセージ72をSIPシグナリングのインフラストラクチュア75へ送信することにより、そのような通信を開始することができる。
さらに詳細には、移動体通信機器20は、サービスプロバイダのネットワーク12によってサポートされている(インターネットチャネル20などの)インターネット通信のために利用される共用チャネル70を利用して、移動体通信機器20が登録されているSIPプロキシサーバ77へSIPセションInviteメッセージを送信するようにしてもよい。
少し図3へ進むと、代表的なSIPセションInviteメッセージ100は、i)一意のセション識別子102と、ii)SIPシグナリングの終端(着呼側)機器の識別として発信元機器18のSIP URIを識別するInviteヘッダ104と、iii)SIP URIによって移動体通信機器20を識別すると共に、移動体通信機器20のIPアドレスとSIPシグナリングポートとを識別するシグナリングコンタクトヘッダ106と、iv)種々の他のSIPフィールドと、v)移動体通信機器のIPアドレスとインターネット通信のポイント−ツウ−ポイントでの交換のために利用されるポート番号とを特定するセション記述プロトコル(SDP)ペイロード108とを含んでもよい。
図1と共に図2に戻ると、ステップ74は、SIPシグナリングのインフラストラクチュア75(例えば、プロキシサーバとリダイレクトサーバとの組み合わせ)を表し、発信元機器18へのSIPセションInviteメッセージを探し、生成する。ステップ80及び82は、ポイント−ツウ−ポイントのインターネット通信84の確立で終わる、OK応答を含む種々の他のSIPシグナリングメッセージの交換を表わしている。ポイント−ツウ−ポイントのインターネット通信84は、移動体通信機器20とIPチャネル70を利用するサービスプロバイダのネットワーク12との間で転送される。
本発明のシステム及び方法によって、発信元機器がインターネット通信能力を備えているかどうかを判断することと、発信元機器へのポイント−ツウ−ポイントのインターネット通信を開始することが回線交換による呼の終端(着呼側)機器によって可能になることを理解されたい。
ある好適な実施例に関連して本発明を図示し説明したが、この明細書を読み理解するとき、当業者であればその均等物や変更例を想起するであろうことは明らかである。
例えば、図2のはしご線図は、移動体通信機器がまず、ローカルなデータベースの中で発信元機器18のSIP URIの所在位置を突き止めようと試み、これが利用可能でない場合には、ネットワークデータベースに問い合わせを行うことによってSIP URIの所在位置を見つけようと試みていることを表わしている。当業者であれば、i)その処理の順序を逆にしてもよいし、ii)ローカルなデータベースが存在しなければ、遠隔地への問い合わせのみを利用してもよいし、iii)遠隔地のデータベースが利用できなければ、ローカルなデータベースのみを利用してもよいし、以上i)〜iii)のうちの少なくとも1つの処理が可能であることを理解できるであろう。
別の例として、図2のはしご線図は、発信元機器18に対するインターネット通信設定の開始処理に先立って、移動体通信機器20が回線交換による通話設定を終了する処理を表す図である。当業者であれば理解できるように、発信元機器18がインターネット通信能力と、インターネット通信設定開始能力とを備えているかどうかの判断をするのに関係するステップは、移動体通信機器20が発信元機器18のMSISDNを受信した後であればいつでも開始することが可能である。本発明はすべてのこのような均等物や変形例を含み、本発明は請求の範囲によってのみ限定されるものである。

Claims (10)

  1. サービスプロバイダの広域無線ネットワークシステム内において動作する移動体通信機器であって、
    前記無線ネットワークシステムと通信を行う無線通信システムと、
    前記無線通信システムと結合され、回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNを含む前記回線交換による呼のシグナリングを前記無線ネットワークシステムから受信するため回線交換アプリケーションと、
    前記無線通信システムと結合され、
    前記無線ネットワークシステムを介してアクセス可能な遠隔地の連絡先データベースへ前記回線交換による呼のシグナリングに含まれる前記MSISDNに関して問い合わせを行うことにより、前記MSISDNにより特定される前記回線交換による呼の前記発信元がインターネットプロトコル通信能力を備えているかどうかを判断し、
    前記回線交換による呼の前記発信元がインターネットプロトコル通信能力を備えていれば、前記発信元の機器とインターネットプロトコル通信を開始するIPアプリケーションとを有することを特徴とする移動体通信機器。
  2. 前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせが行なわれ、前記回線交換による呼の前記発信元を特定する前記MSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断することを特徴とする請求項1に記載の移動体通信機器。
  3. 前記ユニフォームリソース識別子はSIP URIであり、
    前記連絡先データベースは前記無線ネットワークシステムを介してアクセス可能な遠隔地の連絡先データベースであり、そして、
    前記IPアプリケーションは、
    前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行い、前記回線交換による呼の前記発信元を特定する前記MSISDNに対応するSIP URIを取得することにより、そして、
    前記インターネットプロトコル通信の終端機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、前記対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することにより、前記回線交換による呼の前記発信元との前記インターネットプロトコル通信を開始することによって、前記回線交換による呼の前記発信元との前記インターネットプロトコル通信を開始することを特徴とする請求項2に記載の移動体通信機器。
  4. 前記遠隔地のデータベースから、前記IPアプリケーションはさらに、前記回線交換による呼の前記発信元を特定する前記MSISDNに対応するSIP URIを取得することを特徴とする請求項に記載の移動体通信機器。
  5. 複数のMSISDN番号を含み、前記複数のMSISDN番号の少なくとも一部を対応するSIP URIと関連づけているローカルな連絡先データベースをさらに有し、
    前記IPアプリケーションはさらに、前記遠隔地のデータベースから取得された前記MSISDNと前記SIP URIとを前記ローカルな連絡先データベースに追加することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移動体通信機器。
  6. サービスプロバイダの広域無線ネットワークシステム内において移動体通信機器を動作させ、前記移動体通信機器への回線交換による呼の発信元機器とインターネットプロトコル通信を確立する方法であって、前記方法は、
    前記移動体通信機器にアドレス指定され、前記回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNを含む前記回線交換による呼のシグナリングを前記無線ネットワークシステムから受信する工程と、
    前記無線ネットワークシステムを介してアクセス可能な遠隔地の連絡先データベースへ前記回線交換による呼のシグナリングに含まれる前記MSISDNに関して問い合わせを行うことにより、前記MSISDNにより特定される前記回線交換による呼の発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えているかどうかを判断する工程と、
    前記回線交換による呼の前記発信元機器がインターネットプロトコル通信能力を備えていれば、前記発信元機器とのインターネットプロトコル通信を開始する工程とを有することを特徴とする方法。
  7. 前記回線交換による呼の発信元機器がインターネット通信能力を備えているかどうかを判断する工程は、前記回線交換による呼の発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断するために前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行う工程を有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  8. 前記ユニフォームリソース識別子はSIP URIであり、
    前記回線交換による呼の前記発信元を特定するMSISDNが一意のユニフォームリソース識別子に関連づけられているかどうかを判断するために前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行う工程は、前記サービスプロバイダの広域無線ネットワークシステムを介してアクセス可能であり、複数のMSISDN番号を含み、前記複数のMSISDN番号の少なくとも一部を対応するユニフォームリソース識別子と関連づける前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行う工程を有し、
    前記回線交換による呼の発信元機器との前記インターネットプロトコル通信を開始する工程は、
    前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行って、前記回線交換による呼の前記発信元を特定する前記MSISDNに対応するSIP URIを前記連絡先データベースから取得する工程と、
    前記インターネットプロトコル通信の終端機器のSIPセションInviteメッセージの識別として、対応するSIP URIを含むSIPプロキシサーバへのSIPセションInviteメッセージを開始することによって、前記回線交換による呼の前記発信元とのインターネットプロトコル通信を開始する工程とを有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記無線ネットワークシステムを介してアクセス可能な前記遠隔地の連絡先データベースに問い合わせを行うことにより、前記回線交換による呼の前記発信元を特定する前記MSISDNに対応するSIP UIRを取得する工程をさらに有することを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記遠隔地のデータベースから取得された前記MSISDNと前記SIP URIとをローカルの連絡先データベースに追加する工程をさらに有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の方法
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