JP4836508B2 - 機器制御方法 - Google Patents

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Description

本件の発明は,電気を使い過ぎることにより,全停電が発生することを防止する技術に関する。
従来から,電気を使い過ぎることにより電流制限器(リミッタ)または主幹ブレーカが電力供給を遮断することにより,全ての負荷機器が不意に作動しなくなることを防ぐ,消費電力監視機能を備えた住宅監視システム(特許文献1)が公知である。
特許文献1(図12)によると,電気を使い過ぎることにより電流制限器(リミッタ)または主幹ブレーカが電力供給を遮断して,全ての負荷機器が不意に作動しなくなることを防ぐために,
計測された電流量が,予め設定された警報基準量を超えてから,所定の時間を経過するまでの間に,所定の電流量まで低下しないときには,予め定めた負荷機器4〜7のリレーR4〜R7を制御して,電力供給を遮断する(ピークカット動作)ように働く。これによって,リミッタ2Bや主幹ブレーカ2Cにより,全ての負荷機器への電力供給が一斉に遮断されることを未然に防ぐことが出来るものである。
ここで,予め定めた負荷機器4〜7については,電力供給を遮断する優先順位が設けられており,電流量が低下しなければ,優先順位の高い負荷機器から順に電力供給が遮断されるよう構成されている。例えば,優先順位の1番目をエアコン6とし,2番目を温水便座7としており,この順位は,負荷機器の電気使用量の大きさと,その負荷機器が使用される重要度によって定められているものである。
この優先順位や,連動する負荷機器を登録するときは,操作設定部23の負荷連動スイッチ(不図示)を操作するが,操作設定部23の所定のスイッチ操作によって、記憶部24に設定内容を登録する構成にしてもよいというものである。
特開平11−296771号
しかしながら,特許文献1における消費電力監視機能を備えた住宅監視システムにおいては,
電力供給を遮断する負荷機器を設定するために,操作設定部23の負荷連動スイッチ(不図示)を操作するよう設けられているため,電力供給を遮断する順番を予め決めたうえで手動で設定する必要があった。また,何らかの原因で電力供給を遮断する順番を変更する際には電力分電盤のところまで出向き,改めて操作設定部の負荷連動スイッチを操作して設定を行う必要があり手間がかかるという課題があった。
また,リレーの二次側に設けられている負荷機器を交換または変更した場合には,該交換または変更にあわせて電力供給を遮断する順番を変更操作する必要が生じて手間がかかるという課題があった。
さらに,予め定めておいた電力供給を遮断する順番によっては,負荷機器の遮断時の電力消費量が少ない場合など,該順番に基づいて遮断を行った場合,一つの負荷機器を遮断するだけでは必ずしもピークカットの効果が得にくく,予め設定した複数の負荷機器のうち多くを遮断する必要が生じるおそれがあり,ピークカットの効率が良くない場合があったり,また,人が居る部屋の負荷機器についても遮断が行われる場合があり,不便を生ずるおそれがあるという課題があった。
そこで,本件の発明はこのような課題や実情に鑑みてなされたものであり,運転制御の対象となる負荷機器における該運転制御の順番の設定が不要で利便性が高く,なおかつ全停電のおそれがある場合においては人が居ない場所の負荷機器を優先して運転制御を行うとともに負荷機器の数が極力少なくなるように制御することが可能で,また全停電のおそれがない電流の範囲ではより多くの数の負荷機器の使用を行うことができるように制御するとともに,人が居る場所の負荷機器を優先して制御を行い,即ち利用者にとっては運転停止に伴い負荷機器が使えなくなるという不便さを低減でき,できるだけ多くの数の負荷機器を使うことができるように,電気を使い過ぎることにより発生する全停電の防止を効率的に行うことができる機器制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために,請求項1の発明では,所定の負荷機器の運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量と,運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量とを,所定負荷機器の運転状態が制御されたときに電流監視手段により測定して電流変化量データとして記憶手段に記憶蓄積する一方,該負荷機器の制御順番が定められた記憶データと,所定の負荷機器の近辺に配置された人感センサの作動状況データを前記電流変化量データと関連付けて所定の負荷機器毎に記憶手段に記憶し,前記所定負荷機器の運転状態が制御される毎に,記憶蓄積された既存の電流変化量データと,前記電流監視手段により新たに測定して得られた電流変化量データとの平均値が演算されて,記憶蓄積されたデータを新たな電流変化量データとして更新するとともに前記制御順番が前記電流変化量データの大きさに基づいて入れ替えられることにより,電路に流れる電流が小さくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,前記運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量が大きな所定の負荷機器から順番に前記記憶手段からデータを読み出し,前記人感センサの作動状況データに基づいて所定の負荷機器の近辺に人が不在である場合に運転を停止させるとともに,人が居る場合には当該順番の所定の負荷機器の制御をスキップし,電路に流れる電流が大きくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,前記運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量が小さな所定の負荷機器から順番に運転を開始させ,前記人感センサの作動状況データに基づいて,近辺に人が居る所定の負荷機器の運転開始が優先処理されることを特徴として機器制御方法を提供したものである。
これにより,運転制御の対象となる負荷機器における該運転制御の順番の設定が不要で利便性が高く,種々の負荷機器の使用に伴って電路における電流が大きくなり,全停電が発生する可能性がある場合には,人感センサからの情報と消費電流の情報との両方を考慮して,人が近くに居らず,なおかつ消費電流が大きな負荷機器から順番に運転状態を制御(使用電流を低減)して使用電流を減らすために,利用者の利便性を保ちながらも全停電が発生するおそれがなくなる電流の大きさになるまでに,制御を行う負荷機器の数が少なくて済み,また,使用電流を増加させるように負荷機器の運転状態を制御する場合には,消費電流が小さな負荷機器から順番に運転状態を制御していくために,全停電のおそれがない電流の範囲でより多くの負荷機器を使用状態に制御することが可能となり,利用者は制御の順番を意識することなく,利便性を保ったまま,より少ない数の負荷機器の制御を行うとともに,全停電のおそれがない電流の範囲ではより多くの負荷機器の使用を行うことができるよう効率的に全停電の防止を行う制御方法を提供することが可能である。
また,人が近辺に居る負荷機器が優先されて運転が開始されるため,負荷機器の運転開始(復帰)時にいちはやく人が居る付近の運転が開始でき,より利便性が確保できる制御方法を提供することが可能である。
本発明によれば,運転制御の対象となる負荷機器における該運転制御の順番の設定が不要で利便性が高く,なおかつ全停電のおそれがある場合においては人が居ない場所の負荷機器を優先して運転制御を行うとともに負荷機器の数が極力少なくなるように制御することが可能で,また全停電のおそれがない電流の範囲ではより多くの数の負荷機器の使用を行うことができるように制御するとともに,人が居る場所の負荷機器を優先して制御を行い,即ち利用者にとっては運転停止に伴い負荷機器が使えなくなるという不便さを低減でき,できるだけ多くの数の負荷機器を使うことができるように,電気を使い過ぎることにより発生する全停電の防止を効率的に行うことができる機器制御方法を提供することが可能となる。
以下に本件発明の実施の形態に係る機器制御方法について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は,本件発明の機器制御方法を適用した機器制御システムを示したものである。該図1に示すように,機器制御システムは,電路1と,該電路1に接続される機器制御装置2と,機器制御装置と通信を行うための通信経路であるLAN(ローカルエリアネットワーク)3と,該LAN3に接続される操作端末4と,LAN3とインターネットを接続するインターネット接続手段5と,インターネット6と,インターネット6に接続可能な操作端末7と,機器制御装置2に接続される複数の負荷機器A81,B82,C83,D84ならびに,負荷機器の近辺に配置される人感センサ811,831とから構成される。なお,本実施例では負荷機器が4つの場合を示しているが,必要に応じて数の増減を行うよう構成してもよい。
機器制御装置2は,電路に流れる電流の大きさを計測するための電流監視手段101,監視電流の大きさを設定するための監視電流設定手段102,消費電流記憶手段103,各種演算を行うための演算手段104,負荷機器の制御を行うための機器制御手段105,種々のプログラムを記憶する記憶手段106と,LAN3に接続される入出力部107と,人感センサからの信号受信部108とを有する。
監視電流設定手段102は,監視する電流の大きさを設定するもので,通常は電路に設けられる分電盤に備えられた主幹ブレーカまたは電流制限器(リミッタ)の定格電流を基準に定め,該定められた監視電流の値は,演算手段104に入力される。
演算手段104は,電流監視手段101により検出される電路に流れる電流の大きさと,前記監視電流設定手段102により設定された監視電流の値から,監視電流の値に対する電路に流れる電流の大きさの割合を求める。例えば,設定された監視電流の値が60Aで,電路に流れる電流が36Aの場合は,監視電流の値に対する電路に流れる電流の大きさの割合は60%となる。また,電路に流れる電流が72Aの場合は,監視電流の値に対する電路に流れる電流の大きさの割合は120%となる。
機器制御手段105は,電路1と,負荷機器A81〜D84との間に介在するように設けられ,負荷機器は該機器制御手段105を介して電源を供給されるように設けられている。電源供給の制御はリレーを用いて行う。また,リレーを用いる以外にも,負荷機器によってはHA(ホームオートメーション)による制御が可能なものがあるため,負荷機器の電源は電路から取得し,該負荷機器の運転制御をHAコントローラを用いて行うよう,機器制御手段にHAコントローラを設けて構成してもよい。
消費電流記憶手段103は,各負荷機器の消費電流を記憶するものである。負荷機器の消費電流は,負荷機器が機器制御手段105により制御された場合の電路に流れる電流の変化を基にして定められる。例えば,監視電流の値に対する電路に流れる電流の大きさの割合が120%(72A)であるときに,負荷機器81を制御することにより電路に流れる電流が60Aになった場合には演算手段104により該負荷機器81の消費電流が72A−60A=12Aと演算され,記憶手段103に記憶される。図2に,記憶手段103に記憶される,負荷機器と消費電流,ならびに制御を行う順番との対応データを示した。
また,記憶手段106には,種々のプログラムが記憶されており,それぞれが演算手段104により読み出され演算される。種々のプログラムとして,設定された監視電流に対する電路に流れる電流の大きさの割合を計算するプログラムや,消費電流記憶手段103から必要なデータを読み書きするプログラムや,機器制御装置の操作を受け付けるためのウェブサーバープログラムなどが記憶されている。
人感センサ811,831は,焦電センサを用いて人が発する赤外線を感知するものを用いて負荷機器の近辺に配置している。負荷機器の近辺に配置することで負荷機器がある場所(例えば同じ部屋)に人が居る場合には人感センサが反応し,センサ信号受信部108で信号が受信され,負荷機器の近辺に人が居ることを演算手段は把握する。人感センサはこの他種々の人感センサを用いてもよい。また,人感センサと機器制御装置2のセンサ信号受信部号108との間には有線による通信としたが,無線を用いて構成してもよい。例えばIEEE802で定められる通信規格に沿った通信方式を用いて,特にIEEE802.15.4を利用するZigBeeなどを用いて構成するとよい。なお,所定の負荷機器情報と,当該負荷機器の近辺に配置する人感センサとの対応情報(後述する)を記憶手段103に関連付けて記憶させておくとよい。また,人が居ることを把握できればよいため,機器の近辺に設けた人感センサの代わりに,所定の部屋への入退室情報(例えば,RFIDやセキュリティカード等の読み取り器との連携を行い,人が入室した,もしくは退出したという情報)を機器制御装置2が取得することにより,人が居る部屋の制御対象機器については制御を行わないようにしたり,優先的に行ったりするように構成してもよい。
機器制御装置2の操作は基本的にLAN3を介して行われ,操作端末4や操作端末7に設けられているウェブブラウザ画面から機器制御装置2のウェブサーバーにアクセスを行い,該ウェブサーバーによって提供される操作画面から必要な操作を行う。
次に,本発明を用いた機器制御方法の流れについて説明する。図3は,各負荷機器の消費電流を収集する段階を示している。
まず,機器制御装置2において監視電流の設定が行われる(ステップS001)。
次に,それぞれの負荷機器について,仮の制御順番が演算手段により定められる(ステップS002)。図4には,仮の制御順番が定められた記憶データを示しており,制御順番が早い順から,負荷機器A81,負荷機器B82,負荷機器C83,負荷機器D84となっている。
次に,負荷機器の消費電流の情報を収集する。それぞれの負荷機器の操作を行い,電路に流れる電流の変化を計測し,記憶手段に記憶していく。
演算手段102は,まず負荷機器A81に関して記憶手段に消費電流データがあるかどうかを調べ(ステップS003),ない場合には負荷機器A81の運転制御を行い(ステップS0031),電路に流れる電流の変化量を計測し(ステップS0032),該電流の変化量を記憶手段に消費電流データとして記憶する(ステップS0033)。記憶手段に既に消費電流データがある場合には次のステップ(ステップS004)に進む。
次に,演算手段102は,負荷機器B82に関して記憶手段に消費電流データがあるかどうかを調べ(ステップS004),ない場合には負荷機器B82の運転制御を行い(ステップS0041),電路に流れる電流の変化量を計測し(ステップS0042),該電流の変化量を記憶手段に消費電流データとして記憶する(ステップS0043)。記憶手段に既に消費電流データがある場合には次のステップ(ステップS005)に進む。
次に,演算手段102は,負荷機器C83に関して記憶手段に消費電流データがあるかどうかを調べ(ステップS005),ない場合には負荷機器C83の運転制御を行い(ステップS0051),電路に流れる電流の変化量を計測し(ステップS0052),該電流の変化量を記憶手段に消費電流データとして記憶する(ステップS0053)。記憶手段に既に消費電流データがある場合には次のステップ(ステップS006)に進む。
次に,演算手段102は,負荷機器D84に関して記憶手段に消費電流データがあるかどうかを調べ(ステップS006),ない場合には負荷機器D84の運転制御を行い(ステップS0061),電路に流れる電流の変化量を計測し(ステップS0062),該電流の変化量を記憶手段に消費電流データとして記憶する(ステップS0063)。記憶手段に既に消費電流データがある場合には次のステップ(ステップS007)に進む。
そして,負荷機器A81〜D84全ての消費電流データがそろった場合,消費電流データの大きさに基づいて制御順番を並び替える。即ち,図5に示したように,制御順番の早い順から,負荷機器D84(12A),負荷機器A81(10A),負荷機器C83(6A),負荷機器B82(3A)と並び替えられる。
これにより,制御する負荷機器の優先順位が固定されている場合と比較して,現実の使用状態に即した優先順位で負荷機器を制御することが可能となり,全停電の防止をより効率的に行うことができるようになる。また,利用者の側は,機器制御装置が現実の利用状態に沿うように制御する負荷機器の優先順位を設定するため,制御に関しては特に気にすることなく設定を任せておけるので利便性が高い運転制御を行うことが可能である。
また,負荷機器の消費電流データを,該負荷機器の運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量と,運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量とに分けて記憶するように設けてもよい。即ち,前記ステップS003,S004,S005,S006において,消費電流を調べる場合に,負荷機器の運転を開始する制御と,運転を停止する制御の両方を行い,運転の開始に伴う電路における電流の変化量と,運転の停止に伴う電流の変化量とを計測する。
これは,負荷機器の運転開始時における消費電流と,運転停止時における消費電流が異なる場合があることを考慮したもので,例えば,負荷機器として床暖房機器を用いる場合には,消費電流は運転開始時ならびに定常状態通してほぼ一定であるが,負荷機器としてエアコンなどを使用する場合,運転開始時には設定温度に早く近づけるために多く電流を消費し,定常状態になると運転開始時に比べて消費電流が少なくなるといった運転を行う場合があるため,全停電を防止するために電路に流れる電流が低減するように負荷機器の運転制御を行う場合には,運転停止時における消費電流がより大きい負荷機器を優先して制御することにより,より少ない数の負荷機器の制御で効率的に全停電を防止することを行うためである。
また,電路に流れる電流が増加するように負荷機器の運転制御を行う場合には,運転開始時における消費電流がより小さい負荷機器を優先して制御することにより,全停電のおそれがない電流の範囲でより多くの数の負荷機器を使用することができ,利便性が高い制御を行うことができるためである。
図6には,負荷機器と,運転の開始に伴う電路における電流の変化量と,運転の停止に伴う電流の変化量,ならびに制御順番を記憶した記憶データを示している。電路に流れる電流を低減させる方向に負荷機器の制御を行う場合には,制御の順番が早いほうから,
負荷機器D84(12A)
負荷機器A81(10A)
負荷機器C83( 6A)
負荷機器B82( 3A)
となり,電路に流れる電流を増加させる方向に負荷機器の制御を行う場合には,制御の順番が早いほうから,
負荷機器B82( 5A)
負荷機器A81(10A)
負荷機器C83(12A)
負荷機器D84(15A)
となるように運転の制御を行う。
なお,負荷機器の数が4つの場合を示したが,負荷機器の数の増減に応じてステップを順次追加もしくは削除することにより任意の数の負荷機器の制御が可能である。
また,これまで示した例では,機器制御装置2により負荷機器A81〜D84の優先制御順位を定めていたが,場合によっては利用者が,特定の負荷機器についてはできるだけ制御を行ってほしくない,もしくは特定の負荷機器であれば一番に制御を行ってほしいという場合が想定される。このため,記憶データに順番を固定する項目を設けて,特定の負荷機器もしくは複数の負荷機器について制御の順番を固定するように設けてもよい。
図7に順番を固定する項目を設けた記憶データの例を示している。利用者は操作端末4または操作端末7から機器制御装置2のウェブサーバーにアクセスを行い,所定の操作画面データの提供を受けて,制御の順番を固定したい負荷機器を選択するとともに,制御の順番を入力する。そして入力データをウェブサーバーに向けて送信する。ウェブサーバー側で該入力データを受信した場合,所定のプログラムにより,消費電流記憶手段103に記憶された記憶データを修正する。例えば操作端末からのデータ入力時に,運転を停止する順番を負荷機器A81については最後にしたいというデータがあった(ロックがあり)場合には,図7に示したように,負荷機器A81の運転停止の順番を4番目とし,固定欄にチェックを入れて記憶データを修正するとともに,順番に固定がない残りの3つの負荷機器について運転停止時の消費電流データが大きな順番にソートしなおす。即ち,電路に流れる電流を低減させる方向に負荷機器の制御を行う場合は,制御の順番が早いほうから,
負荷機器D84(12A)
負荷機器C83( 6A)
負荷機器B82( 3A)
負荷機器A81(10A)(順番固定)
となるように修正する。
また,運転を開始する順番を負荷機器A81については一番最初にしたいというデータがあった場合には,負荷機器A81の運転開始の順番を1番目とし,固定欄にチェック(ロックがあり)として記憶データを修正するとともに,順番に固定がない残りの3つの負荷機器について運転開始時の消費電流データが小さな順番にソートしなおす。即ち,電路に流れる電流を増加させる方向に負荷機器の制御を行う場合は,制御の順番が早いほうから,
負荷機器A81(10A)(順番固定)
負荷機器C83( 3A)
負荷機器B82( 5A)
負荷機器D84(15A)
となるように修正する。
なお,負荷機器の消費電流データを収集するために,設定時において演算手段によって一旦順番に負荷機器の操作を行い,その前後での電路に流れる電流を計測する方法を示したが,これ以外に,仮の制御順番を定めた後に,実際に全停電のおそれがある場合に,仮の制御順番に基づいて,負荷機器を制御し,該制御した負荷機器の制御前後での電路に流れる電流を計測することにより,その負荷機器の消費電流データを収集していく方法を用いて制御を行うように設けてもよい。この場合には,一旦順番に負荷機器の操作を行う必要が無くなるという利便性がある。
また,これらの記憶データは,それぞれの負荷機器の運転制御が行われる度に更新される。例えば,負荷機器A81の運転制御が行われた場合には,運転制御が行われた前後での電路に流れる電流の変化量が測定され,予め記憶されていた負荷機器A81の消費電流データと新たに測定された消費電流データとの平均値が演算手段104によって演算され,記憶データに修正して記憶される。これにより,機器制御装置の使用を続けていくことにより負荷機器の消費電流データは平均化されることにより誤差などの寄与が低減し,正確な制御を行うことが可能となる。
次に,機器制御装置2の監視制御状態の流れについて図6,図8,図9,図10を用いて説明を行う。図6は,前述した負荷機器と,運転の開始に伴う電路における電流の変化量と,運転の停止に伴う電流の変化量,ならびに,制御順番を記憶した記憶データである。図8は,運転の停止に伴う流れを示したもので,図9は,運転の開始に伴う流れを示したもの,図10は,記憶手段103に記憶され,各々の流れで参照される現況データテーブルを示したものである。現況データテーブルには,現在の機器の運転状況データと制御を行ったかどうかを表す制御動作データと,人感センサの反応データが記憶されている。
なお,電路に流れる電流を低減させる方向に負荷機器の制御を行う場合には,制御の順番が早いほうから,
負荷機器D84(12A)
負荷機器A81(10A)
負荷機器C83( 6A)
負荷機器B82( 3A)
とし,
電路に流れる電流を増加させる方向に負荷機器の制御を行う場合には,制御の順番が早いほうから,
負荷機器B82( 5A)
負荷機器A81(10A)
負荷機器C83(12A)
負荷機器D84(15A)
となるように運転の制御を行い,負荷機器A81と,負荷機器C83の近辺に人感センサが設けられている場合について説明を行う。
また,分電盤には電流制限器が設けられている場合について説明を行う。監視電流の値に対する電路に流れる電流の大きさの割合を百分率換算したものを以下,簡単に割合という。まず,運転を停止する流れについて説明を行う。
始めに,機器制御装置2が電流監視を開始すると(ステップS101),演算手段は所定時間の間,割合が100%を超えているかどうかを演算する(ステップS102)。
割合が100%を超えている場合には,図6に示した制御順番を記憶したデータテーブルと,図10に示した現況データテーブルを参照し(ステップS103,ステップS104),制御順番と現況を把握する。そして,割合が100%を超えていない場合にはステップS101に戻って処理を続ける。所定時間待機を行う目的は,瞬間的ではなく,所定時間継続して100%を超えているかどうかを判断させ,誤った制御を防止するためである。
ステップS103,ステップS104で,制御順番と,現況を把握した後,各々の制御順番に該当する負荷機器と,該負荷機器に対応する現況情報を参照し,運転停止を行う条件に当てはまるかどうかチェックを行う(ステップS105)。
ここで,運転停止を行う条件は,現況データテーブルにおいて,現在の負荷機器の運転状態がONであること,および人感センサが設けられていないか人感センサの反応データが無いことである。チェックは制御順番が1番目である負荷機器から順に行われ,それぞれ運転停止を行う条件を満たすものについて運転停止の制御を行い,運転状態データや制御動作データが変わったものがあれば,現況データテーブルに新しいデータを記憶するとともに,負荷機器の運転を停止させた際に電路に流れる電流の変化を計測し運転停止に伴う消費電流データとして記憶手段に記憶し,順番毎に電流の割合が100%を超えているかどうか計測する(ステップS106)。100%を超えている場合には,次の順番の負荷機器の制御を試み,設けられている負荷機器の数(4番目)まで繰り返す。
図11に新しいデータを記憶した現況データテーブルを示している。ここでは,運転状態がONで,人感センサの反応データがある負荷機器A81と,負荷機器C83はスキップし,運転状態がONで,人感センサが設けられていない負荷機器Bの運転を停止した状態を示している。
ひととおり,1番目から4番目までチェックと制御が終了し,さらに電流の割合が100%を超えているようであれば,次のステップとして,負荷機器の運転状態がONであり,なおかつ人感センサの反応データがONであるものについて制御順番が早いものから順に運転の制御を行う(ステップS107)。
制御順番毎に電流の割合が100%を越えているかどうかを計測し,100%を超えている場合には,次の制御順番の負荷機器について条件に当てはまるものの制御を試み,制御対象となっている負荷機器全てについてひととおり制御を行う。
このステップの後も,電流の割合が100%を超えている場合には,他に制御できる負荷機器がないため,ステップS101に戻って待機する。
また,ひととおり,1番目から4番目までチェックと制御が終了した後,電流の割合が100%を超えていない場合,運転を開始する流れに進む(ステップS108)。
次に,運転を開始する流れについて図9を用いて説明を行う。負荷機器の運転を停止させる流れで,一連の制御の後,電流の割合が100%を超えていない場合,所定時間の間復帰電流以下であるかどうか計測を行う(ステップS201)。ここで,復帰電流は予め定められたものであり,監視設定電流に対して余裕を持たせた値にしており,運転を停止制御したあとに,再び運転を開始させる際の指標となるものである。復帰電流の大きさは,設定電流の大きさに応じて,
20Aの設定電流の場合には10A,
30Aの設定電流の場合には21A,
40Aの設定電流の場合には32A,
50Aの設定電流の場合には42A,
60Aの設定電流の場合には52A,
として定められている。
電流の割合が100%を下回り,さらに予め設定した復帰電流を下回り,そのまま60秒が経過した場合には,運転を停止させた負荷機器について運転の開始(復帰)を行う。
所定時間の間,電路に流れる電流の大きさが復帰電流以下であれば,前述した最新の現況データテーブルと,制御順番データテーブルを参照する(ステップS202)。
ステップS202で,制御順番と,最新の現況データテーブルを参照した後,各々の制御順番に該当する負荷機器と,該負荷機器に対応する現況情報を比較し,運転開始を行う条件に当てはまるかどうかチェックを行う(ステップS203)。
ここで,運転開始を行う条件は,運転状態がOFFであること,制御動作を行ったこと,およびセンサ反応データがONであることである。チェックはセンサ反応データがONであるものが複数個ある場合には,制御順番が早いものを優先して行われ,条件を満たすものがあれば負荷機器の運転を開始するように制御される。そして,運転状態データや制御動作データが変わったものがあれば,現況データテーブルに新しいデータを記憶する(ステップS204)とともに,負荷機器の運転を開始させた際に電路に流れる電流の変化を計測し(ステップS2051),運転停止に伴う消費電流データとして記憶手段に記憶し,順番毎に電流の割合が100%を超えているかどうか計測する(ステップS206)。
100%を超えていない場合には,監視ステップのS101に進み処理を繰り返す。100%を超えている場合には,ステップS103に進み,再び負荷機器の運転を停止させる流れの処理を行う。
以上のように,所定の負荷機器の運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量と,運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量と,所定の負荷機器の近辺に配置された人感センサの作動状況データとを関連付けて所定の負荷機器毎に記憶手段に記憶し,電路に流れる電流が小さくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,前記運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量が大きな所定の負荷機器から順番に前記記憶手段からデータを読み出し,前記人感センサの作動状況データに基づいて所定の負荷機器の近辺に人が不在である場合に運転を停止させるとともに,人が居る場合には当該順番の所定の負荷機器の制御をスキップし,電路に流れる電流が大きくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,前記運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量が小さな所定の負荷機器から順番に運転を開始させることを特徴として機器制御方法を提供したため,運転制御の対象となる負荷機器における該運転制御の順番の設定が不要で利便性が高く,なおかつ全停電のおそれがある場合においては人が居ない場所の負荷機器を優先して運転制御を行うとともに負荷機器の数が極力少なくなるように制御することが可能で,また全停電のおそれがない電流の範囲ではより多くの数の負荷機器の使用を行うことができるように制御するとともに,人が居る場所の負荷機器を優先して制御を行い,即ち利用者にとっては運転停止に伴い負荷機器が使えなくなるという不便さを低減でき,できるだけ多くの数の負荷機器を使うことができるように,電気を使い過ぎることにより発生する全停電の防止を効率的に行うことができる機器制御方法を提供することが可能となる。
なお,負荷機器の例は前述したもの以外にも種々想定でき,前述したものに限定するものではない。また,機器制御手段105については,前述したリレーやHAを用いたもの以外に,無線による信号伝達手段を用いた制御を行うよう機器制御手段を設けてもよいことを付記しておく。
本発明は,実際に接続された負荷機器の消費電流に基づいて,運転の制御を行う方法であるため,上述したような住宅内のみならず,全停電が発生することによる機器停止の損害が大きいと考えられる工場等産業用途にも利用できる可能性がある。
本発明の機器制御方法を適用した機器制御システムのブロック構成図である。 本発明の記憶手段に記憶されるデータの例。 各負荷機器の消費電流を収集する場合の流れ図。 本発明の記憶手段に記憶されるデータの例。 本発明の記憶手段に記憶されるデータの例。 本発明の記憶手段に記憶されるデータの例。 本発明の記憶手段に記憶されるデータの例。 運転の停止制御に伴う監視制御の流れ図。 運転の開始制御に伴う監視制御の流れ図。 現況データテーブルを示した図。 更新された現況データテーブルを示した図。 従来の屋内機器電力制御システムを示す図である。
符号の説明
1 電路
2 機器制御装置
101 電流検出手段
102 監視電流設定手段
103 記憶手段
104 演算手段
105 機器制御手段
106 記憶手段
3 LAN
4 操作端末
5 インターネット接続手段
6 インターネット
7 操作端末
81 負荷機器A
82 負荷機器B
83 負荷機器C
84 負荷機器D
811 人感センサ
831 人感センサ

Claims (1)

  1. 電路に流れる電流を監視し,該電流の大きさに基づいて複数の所定の負荷機器の運転状態を制御する方法であって,
    所定の負荷機器の運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量と,運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量とを,所定負荷機器の運転状態が制御されたときに電流監視手段により測定して電流変化量データとして記憶手段に記憶蓄積する一方,該負荷機器の制御順番が定められた記憶データと,所定の負荷機器の近辺に配置された人感センサの作動状況データを前記電流変化量データと関連付けて所定の負荷機器毎に記憶手段に記憶し,
    前記所定負荷機器の運転状態が制御される毎に,
    記憶蓄積された既存の電流変化量データと,前記電流監視手段により新たに測定して得られた電流変化量データとの平均値が演算されて,
    記憶蓄積されたデータを新たな電流変化量データとして更新するとともに前記制御順番が前記電流変化量データの大きさに基づいて入れ替えられることにより,
    電路に流れる電流が小さくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,
    前記運転停止に伴う電路に流れる電流の変化量が大きな所定の負荷機器から順番に前記記憶手段からデータを読み出し,前記人感センサの作動状況データに基づいて所定の負荷機器の近辺に人が不在である場合に運転を停止させるとともに,人が居る場合には当該順番の所定の負荷機器の制御をスキップし,
    電路に流れる電流が大きくなるように所定の負荷機器の運転状態を制御する場合には,
    前記運転開始に伴う電路に流れる電流の変化量が小さな所定の負荷機器から順番に運転を開始させ,前記人感センサの作動状況データに基づいて,近辺に人が居る所定の負荷機器の運転開始が優先処理されることを特徴とする機器制御方法。
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