JP4835537B2 - エンジンの自動停止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの自動停止装置に関する。
従来より、燃費やエミッション性の向上を目的として、所定の自動停止条件が成立したときに、エンジンを自動的に停止させると共に、エンジンの自動停止中に所定の再始動条件が成立したときに、当該エンジンを自動的に始動させる、いわゆるアイドルストップを行うシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1には、こうしたアイドルストップシステムにおいて、運転者によって十分にブレーキ操作が行われているときにエンジンを自動停止させる一方で、運転者がブレーキペダルを戻し操作している最中にエンジンを再始動させて発進性能を向上させるべく、車両が停車している路面の勾配の大きさとブレーキ液圧の大きさとに関係する自動停止条件及び再始動条件について、記載されている。
つまり、そのアイドルストップシステムでは、車両に搭載された加速度センサの検出値に基づいて停車中の路面勾配を算出し、その勾配の大きさに対応するしきい値を設定しており、運転者がブレーキペダルを踏み込み操作することによって、設定したしきい値以上にブレーキ液圧が高くなったときには自動停止条件が成立したとしてエンジンを自動停止させる一方、運転者がブレーキペダルを戻し操作することによって、ブレーキ液圧がしきい値よりも低下したときには再始動条件が成立したとしてエンジンを再始動させるようにしている。
特開2006−307866号公報
ところで、車両に搭載される加速度センサは一般的に、車両に作用する慣性力や重力を検出するため、例えば停車中に乗員が乗り降りしたり、荷物等を積み卸ししたりすることによって車両の姿勢が変化したときには、それに起因して加速度センサの検出値も変化することになる。このように加速度センサの検出値が変化することに伴い、それに基づいて設定されるしきい値も変化することから、加速度センサの検出値を用いて再始動条件を判断するアイドルストップシステムにおいては、例えば以下のような不都合が生じる。
すなわち、エンジンの自動停止中(車両の停車中)であって、ブレーキ液圧がしきい値よりも低下するか否かの再始動条件が成立するか否かを判定している最中に、乗員の乗り降りや荷物の積み卸し等により車両の姿勢が変化して、しきい値が変化、特にしきい値が大きくなる方向に変化してしまうと、運転者がブレーキペダル操作を踏み込んだままでブレーキ液圧は変化していないにも拘わらず、しきい値の変化に対してブレーキ液圧は相対的に低下することになり、ブレーキ液圧がしきい値よりも低くなってしまって再始動条件が成立してしまう場合がある。この場合は、運転者は何ら操作を行っていないのにエンジンが自動的に再始動されてしまうことになるため、運転者の違和感を招く結果にもなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、エンジンの自動停止装置において、エンジンの再始動が適切に行われるようにすることにある。
本発明の一側面によると、エンジンの自動停止装置は、車両に搭載された加速度検出手段、前記加速度検出手段によって検出された値に基づいて、前記車両が停車している路面の傾斜角を算出する路面傾斜角算出手段、及び、所定の自動停止条件が成立するか否かを判断し、当該自動停止条件が成立したときにエンジンを自動的に停止させると共に、そのエンジンの自動停止後、少なくとも前記路面傾斜角の値に関係する条件を含む所定の再始動条件が成立するか否かを判断し、当該再始動条件が成立したときに前記エンジンを再始動させる自動停止始動制御手段、を備え、前記自動停止始動制御手段は、前記車両の停車後でかつ、前記エンジンの自動停止前における路面傾斜角の値を用いて、前記再始動条件が成立するか否かを判断する。
この構成によると、自動停止始動制御手段は、自動停止条件が成立したときにはエンジンを自動停止させると共に、そのエンジンの自動停止後、再始動条件が成立したときにはエンジンを再始動させる。そして、路面傾斜角の値に関係する条件を含む、前記再始動条件が成立するか否かを判断するときには、車両の停車後でかつ、エンジンの自動停止前における路面傾斜角の値を用いて判断する。このため、車両の停車中に乗員が乗り降りしたり荷物を積み卸ししたりすることで、加速度検出手段の検出値が変化し、それに伴い路面傾斜角の値が変化するようなときでも、その加速度検出手段の検出値が変化が再始動条件成立の判断に影響を及ぼすことがない。
つまり、前記の構成は、車両が停車しており、路面の勾配が変化することはない、ということに基づいて、車両の停車後でかつ、エンジンの自動停止前における路面傾斜角の値をそのまま用いており、このことによって、再始動条件の成立の判断において誤判断がなくなり、エンジンを適切に再始動することが可能になる。
前記エンジンの自動停止装置はまた、前記車両の停車中にブレーキ液圧を保持するヒルホルダ機構、前記エンジンの自動停止中に、少なくとも前記ヒルホルダ機構に電力を供給するメインバッテリ、始動モータに電力を供給することによって、前記自動停止中のエンジンを再始動させるサブバッテリ、前記メインバッテリから前記始動モータへの電力供給とその供給停止とを切り換える切換手段、及び、前記サブバッテリの劣化状態を検出する劣化検出手段、をさらに備え、前記自動停止始動制御手段は、前記エンジンの自動停止中に、前記再始動条件の一つとして前記劣化検出手段により前記サブバッテリの劣化が検出されたときには、前記切換手段によって前記メインバッテリから前記始動モータに電力を供給して当該始動モータを駆動させることにより、前記エンジンを再始動させる一方、前記サブバッテリの劣化が検出されても前記路面傾斜角算出手段によって算出された路面傾斜角が所定値よりも大きいときには、前記切換手段によって前記メインバッテリから前記始動モータへの電力供給を停止すると共に、前記エンジンのストール処理を実行する。
ヒルホルダ機構を備える構成においては、エンジンの自動停止中には、バッテリからヒルホルダ機構に電力が供給されることになる。その状態でエンジンを再始動させるべく、バッテリから始動モータに電力を供給したときには、バッテリの電圧が一時的に降下し、ヒルホルダ機構の一時的な機能低下を招くことになる。
これに対し前記の構成では、エンジンの自動停止中に、少なくともヒルホルダ機構に電力を供給するメインバッテリとは別に、自動停止中のエンジンを再始動させるために始動モータに電力を供給するサブバッテリを備えている。このため、エンジンを再始動させるべく、サブバッテリから始動モータに電力を供給したときでも、メインバッテリの電圧降下は生じず、ヒルホルダ機構の機能低下を招くことがない。
前記の構成ではまた、サブバッテリが劣化している(例えばバッテリ電圧が低下している)ときには、メインバッテリから始動モータに電力を供給することで、エンジンの再始動を確実に行い得る。この場合においてメインバッテリから始動モータに電力が供給されるのは、路面傾斜角が所定値以下の、車両の停車している勾配が比較的緩勾配のときであるため、ヒルホルダ機構は実質的に機能していないときである。このため、エンジンの再始動に際し、メインバッテリの一時的な電圧降下を招くものの、それによる影響は生じない。
一方、路面傾斜角が所定値よりも大きい、比較的急勾配のときには、ヒルホルダ機構が機能しているときである。このため、サブバッテリが劣化しているときであっても、エンジンの再始動に伴うヒルホルダ機構の機能低下は回避すべく、メインバッテリから始動モータへの電力供給を停止すると共に、エンジンのストール処理を行う。こうすることで、エンジンの再始動に伴うヒルホルダ機構の機能低下に起因する運転者の違和感が防止される。
以上説明したように、本発明によれば、車両の停車後でかつ、エンジンの自動停止前における路面傾斜角の値を、再始動条件の成立を判断するときにおいてもそのまま用いることで、再始動条件の成立の判断において誤判断がなくなり、エンジンを適切に再始動することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
−アイドルストップシステムの概略構成−
図1及び図2は、本実施形態に係るエンジンの自動停止装置を含むアイドルストップシステムの実施形態を示している。このシステムEは、シリンダヘッド10及びシリンダブロック11を備えたエンジン1と、該エンジン1を制御するためのECU2(エンジンコントローラ)とを備えている。前記エンジン1には、図2に示すように4つの気筒12A〜12Dが設けられていて、該各気筒12A〜12Dの内部には、図1に示すように、クランク軸3に連結されるピストン13がそれぞれ嵌挿され、これにより、前記各気筒12A〜12D内部でピストン13の上方には燃焼室14が形成されている。
ここで、一般的に、多気筒4サイクルエンジンにおいては、各気筒が所定の位相差をもって吸気、圧縮、膨張、排気の各行程からなる燃焼サイクルを行うようになっており、この実施形態の4気筒エンジンの場合、気筒列方向一端側から1番気筒12A、2番気筒12B、3番気筒12C、4番気筒12Dと呼ぶと、1番気筒(#1)、3番気筒(#3)、4番気筒(#4)、2番気筒(#2)の順にクランク角で180度ずつの位相差をもって燃焼が行われるようになっている。そうして、エンジン1の駆動に伴う出力トルクは、クランク軸3に連結されたトルクコンバータ及び自動変速機(AT)52(図3参照)を介して、図示省略の駆動輪に伝達されることになる。
前記各気筒12A〜12Dのそれぞれの燃焼室14の頂部には、該燃焼室14内の混合気に点火して燃焼させるための点火プラグ15が設けられていて、それらの各点火プラグ15先端の電極が前記燃焼室14を臨むように配置されている。また、前記燃焼室14の側方(図1の右方向)には、先端の噴孔を燃焼室14に臨ませて燃料噴射弁16が配設されている。この燃料噴射弁16は、図示しないニードル弁及びソレノイドを内蔵し、前記ECU2からのパルス信号の入力によりそのパルス幅に対応する時間だけ開弁駆動されて、その駆動時間に応じた量の燃料を各気筒12A〜12D内に直接、噴射するように構成されている。そして、その燃料の噴射方向が前記点火プラグ15の電極付近に向かうように調整されている。
また、前記燃料噴射弁16には、図示しないが、燃料ポンプにより燃料供給通路等を介して燃料が供給されるようになっており、その燃料供給圧は、各気筒12A〜12Dの圧縮行程中期以降で高圧の気筒内燃焼室14に燃料を噴射できるように、その燃焼室14の圧力よりも高い値に設定されている。
前記各気筒12A〜12Dの燃焼室14の上部には、該燃焼室14に向かって開口する吸気ポート17及び排気ポート18が設けられていて、これらのポート17,18に吸気弁19及び排気弁20がそれぞれ配設されている。これらの吸気弁19及び排気弁20は、図示省略のカムシャフト等からなる動弁機構により駆動され、上述のとおり、各気筒12A〜12Dが所定の位相差をもって燃焼サイクルを行うように、該各気筒毎の吸・排気弁19,20の開閉タイミングが設定されている。
また、前記吸気ポート17及び排気ポート18にそれぞれ連通するように吸気通路21及び排気通路22が設けられており、図2に示すように、前記吸気ポート17に近い吸気通路21の下流側は各気筒12A〜12D毎に独立の分岐吸気通路21aとされ、この各分岐吸気通路21aの上流端がそれぞれサージタンク21bに連通している。このサージタンク21bよりも上流の吸気通路21は各気筒12A〜12Dに共通の共通吸気通路21cであり、この通路21cには例えばバタフライ弁により通路断面積を調節して吸気流を絞るスロットル弁23と、これを駆動するアクチュエータ24とが配設され、さらに、図2にのみ示すが、スロットル弁23の上流側には吸気量を検出するためのエアフローセンサ25が配設されている。
一方、前記各気筒12A〜12Dからの排気が集合する排気通路22の集合部下流には、排気を浄化するための触媒29が配設されている。この触媒29は、いわゆる三元触媒とすればよいが、これに限るものではなく、例えば、いわゆるリーンNOx触媒であってもよい。
また、前記エンジン1には、ベルト等によりクランク軸3に駆動連結されたオルタネータ28が付設されており、このオルタネータ28によって発電された電力は、図3に示すようにバッテリ80に蓄電されるようになっている。
さらに、前記エンジンシステムEには、前記クランク軸3の回転角を検出する2つのクランク角センサ30,31が設けられており、主に一方のクランク角センサ30からの信号に基づいてエンジン回転速度を求めるとともに、それら2つのクランク角センサ30,31から出力される互いに位相のずれたクランク角信号によって、前記クランク軸3の回転方向及び回転角度を検出するようになっている。加えて、このエンジンシステムEには、カムシャフトの特定の回転位置を検出して気筒識別信号として出力するカム角センサ32、エンジン1の運転・停止を手動で切替えるオンオフ操作が行われるイグニッションスイッチ33(IGスイッチ)、車速を検出する電磁ピックアップからなる車速センサ34、後述するように本実施形態では特に車両が停止した状態において路面の傾斜角を検出する加速度センサ(Gセンサ)35、及び、ブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧センサ36等が配設されている。また、符号56は、運転者に対する各種の警告を行うための、メータ内のワーニングランプやワーニングブザー等を含む警告装置であり、警告装置56は、ECU2によって作動される。
前記ECU2は、前記各センサ及びスイッチ25,30〜36からの信号を受け、前記燃料噴射弁16に対して燃料噴射量及びその噴射時期を制御する信号を出力するとともに、点火プラグ15の点火装置27に対して点火時期を制御する信号を出力し、さらに、前記スロットル弁23のアクチュエータ24に対してスロットル開度を制御する信号を出力する。そして、以下に詳述するが、前記ECU2は、アイドル時において所定のエンジン停止条件が成立したときに、各気筒12A〜12Dへの燃料供給を停止して(燃料カット)自動的にエンジンを停止させるとともに、その後、運転者のブレーキ操作等により所定のエンジン再始動条件が成立したときには、自動的にエンジン1を再始動させるようになっている。
ここで、本実施形態に係るエンジン1は、その再始動に際し、後述する始動モータ54の力を借りることなく、エンジン1を自力で始動させることが可能にされている。すなわち、まず、ピストン13が圧縮行程の途中で停止している気筒12で最初の燃焼を行わせて、ピストン13を押し下げることにより、クランク軸3を少しだけ逆転させ、これにより、膨張行程にある気筒12のピストン13を上昇させて、この気筒12内の混合気を圧縮する。そして、そのようにして圧縮されて温度及び圧力の高くなった膨張行程気筒12内の混合気に点火して、燃焼させることにより、クランク軸3に正転方向のトルクを与えて、エンジン1を始動するようにしている(いわゆる燃焼始動)。
そのようにエンジン1を自力で始動させるためには、停止時に膨張行程にある気筒12の燃焼によってクランク軸3にできるだけ大きな正転方向のトルクを与え、これにより、続いて圧縮上死点(以下、TDCと略称)を迎える気筒12が、その圧縮反力(圧縮圧力)に打ち勝ってTDCを越えるようにしなければならない。従って、エンジン1の確実な始動のためには前記停止時膨張行程気筒12内に燃焼のための空気を十分に確保しておく必要がある。
それと共に、エンジンの始動性を高める上では、膨張行程にある気筒12のピストン13の停止位置を、再始動に好適な所定範囲内に収めるようにする必要がある。
そのために前記のエンジン1は、後述するように、その自動停止時に、スロットル弁23の開度調整による停止時圧縮行程気筒12や膨張行程気筒12内への吸入空気量を調整したり、オルタネータ28の発電量の調整によるエンジン1の外部負荷の調整を行ったりする。
但し、そのような自動停止時の制御を行っても、種々の要因により、膨張行程にある気筒12のピストン13の停止位置が所定範囲内に収まらない場合があり、その場合には、燃焼始動によるエンジン1の再始動を行わずに、始動モータ54による始動を行うことが望ましい。
前記エンジン1には、エンジン1を最初に始動するときや、前述した燃焼始動によるエンジン1の再始動が不可能なときにエンジンを始動するために、始動モータ54が設けられている。この始動モータ54は、前記クランク軸3に固定されたリングギヤ55に噛み合うピニオンギヤを備えており、このピニオンギヤは、リングギヤに噛み合う噛合位置と、リングギヤから離れた退避位置との間を往復移動可能にされている。始動モータ54によってエンジン1を再始動する際には、ECU2による制御に従って、ピニオンギヤを移動させてリングギヤ55に噛み合わせると共に始動モータ54を駆動させることによって、クランク軸3を回転駆動、つまり、クランキングすることになる。
図3は、アイドルストップシステムに係る電力供給系の構成を示し、このシステムは、メインバッテリ80aと、サブバッテリ80bとの2つのバッテリを備えた、2バッテリシステムとされている。
メインバッテリ80aは、相対的に容量の大きいバッテリである。メインバッテリ80aは、車両電気負荷82に常時接続されていて、主としてこれらに対する電力供給を行う。車両電気負荷82は、第1負荷群82a、第2負荷群82b、及び第3負荷群82cに大別される。
第1負荷群82aは、一般的な電気負荷のうち、始動モータ54によるクランキング時にバッテリ電圧が一時的に低下することが望ましくない電気負荷である。具体的には、エアバッグコントロールユニット、EHPAS(電子油圧式パワーステアリング)コントロールユニット、ナビゲーションシステム、オーディオ、各種メータ類等が挙げられる。
第2負荷群82bは、一般的な電気負荷のうち、始動モータ54によるクランキング時に、バッテリ電圧が一時的に低下してもあまり問題にならない電気負荷である。具体的には、各種ライト、デフォッガ等が挙げられる。
第3負荷群82cは、この車両特有の電気負荷であり、具体的には坂道停車中に車両のずり下がりを防止するヒルホルダ機構、電動パワーステアリングのモータ等が挙げられる。ヒルホルダ機構は、エンジン1の自動停止中にパワーブレーキが作動しないことをカバーするものであり、電動パワーステアリングは、エンジン1の自動停止中にEHPASが作動しないことをカバーするものである。
メインバッテリ80aはまた、パワーリレー85を介して始動モータ54に接続されている。パワーリレー85はECU2によってそのオン・オフが制御される。パワーリレー85がオフのときには、メインバッテリ80aから始動モータ54への電力供給がなされず、パワーリレー85がオンのときに、メインバッテリ80aから始動モータ54への電力供給が可能となる。このように、パワーリレー85は、メインバッテリ80aから始動モータ54への電力供給とその供給停止とを切り換える切換手段として機能する。
メインバッテリ80aはさらに、オルタネータ28に常時接続されており、これによって、オルタネータ28によって発電された電力はメインバッテリ80aに蓄電される。
サブバッテリ80bは、相対的に容量の小さいバッテリであり、ここでは始動モータ54の駆動専用のバッテリとされている。サブバッテリ80bは、始動モータ54に対し常時接続されており、始動モータ54に対し電力供給が可能とされている。サブバッテリ80bはまた、チャージリレー87を介してオルタネータ28(メインバッテリ80a)に接続されている。チャージリレー87はECU2によってそのオン・オフが制御される。チャージリレー87がオンのときには、オルタネータ28で発電された電力はサブバッテリ80bにも蓄電される。
前記メインバッテリ80a及びサブバッテリ80bはそれぞれECU2に接続されており、ECU2は、メインバッテリ80a及びサブバッテリ80bそれぞれのバッテリ電圧の値に基づいて各バッテリ80a,80bの劣化状態を判断する。ECU2はまた、その劣化状態に応じて、オルタネータ28による発電量の制御したり、後述するようにエンジン1の再始動を行ったりする。
また、前述したように、IGスイッチ33の操作によってエンジン1を始動させるときや、燃焼始動によるエンジン1の再始動が不可能なときには、始動モータ54によるクランキングによってエンジン1が始動される。このときには、基本的には、サブバッテリ80bから始動モータ54に電力が供給されて、始動モータ54が駆動することになる。このクランキング時における始動モータ54での消費電力は比較的大きいため、サブバッテリ80bのバッテリ電圧は一時的に大きく低下する。しかしながら、車両電気負荷82は、メインバッテリ80aからの電力供給を受けており、サブバッテリ80bの電圧降下の影響は受けない。これは特に、バッテリ電圧の低下が望ましくない第1負荷群82aや第3負荷群82cに対する電圧降下を防止する上で効果的である。尚、詳しくは後述するが、所定の条件が成立したときには、サブバッテリ80bとメインバッテリ80aとの双方から、始動モータ54に電力が供給される。
−エンジンの自動停止始動制御−
次に、前記ECU2により実行される、エンジン1の自動停止及び再始動制御について、図4〜図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先ずステップS11においては、車速センサ34の検出値に基づいて車速が0km/hであるか否かを判定し、車速が0km/hでないのNOのときにはステップS11を繰り返す一方、車速が0であるのYESのときにはステップS12に移行する。
車両の停車後のステップS12では、Gセンサ35の検出値に基づいて路面の傾斜角を算出すると共に、その算出した傾斜角の値(又はGセンサ35の検出値)を保持する。尚、Gセンサ35の検出値自体は、この後もECU2に入力され続けるようにしておけばよい。
ステップS13では、ステップS12で算出した傾斜角の値に基づいて、ブレーキ液圧のしきい値を設定する。ブレーキ液圧のしきい値は、傾斜角の絶対値が大きいほど、大に設定される。
ステップS14では、アイドルストップ条件(エンジンの自動停止条件)が成立したか否かを判定する。具体的に自動停止条件には、アクセルがオフで、ブレーキがオンの他に、ブレーキ液圧センサ36の検出値に基づき、検出したブレーキ液圧がステップS13で設定したしきい値以上である、の条件が含まれる。自動停止条件が成立していないのNOのときにはステップS14を繰り返す一方、自動停止条件が成立したのYESのときにはステップS15に移行する。
続くステップS15では、エンジン1の停止制御を実行する。このエンジン1の停止制御は、前述したように、ピストン位置を燃焼始動に最適な所定の範囲内に収めるための制御であり、図5に示すフローチャートに従って実行される。
すなわち、先ずステップS21で、前述したオルタネータ28の制御による外部負荷の調整を含む、エンジン1の回転速度調整制御を開始する。続くステップS22でエンジン回転速度Neが予め設定された回転速度N1(例えば760rpm)よりも高くなったか否かを判定し、回転速度N1以下のNOのときにはステップS22を繰り返す一方、回転速度N1よりも高くなったのYESのときにはステップS23に移行する。このように、エンジン1の回転速度をアイドル回転速度よりもやや高めにすることによって、各気筒12A〜12Dの掃気を十分に行うようにしている。
ステップS23では、燃料噴射弁16からの燃料供給を停止(燃料カット)し、続くステップS24でスロットル弁23の開度を開方向に制御する。その状態でエンジン1の回転速度Neが予め設定された回転速度N2(例えば500rpm)よりも低くなったか否かを判定する。エンジン1の回転速度Neが回転速度N2以上のNOのときにはステップS25を繰り返す一方、回転速度N2よりも低くなったのYESのときにはステップS26に移行する。
エンジン1の回転速度が低下したステップS26では、スロットル弁23を閉弁する。ECU2は、その後も、オルタネータ28の制御を継続しながら、ピストン13の停止位置調整を実行し続ける。そうして、続くステップS27で、クランク角センサ30,31の検出値に基づきエンジン1が完全に停止したか否かを判定する。エンジン1が停止していないのNOのときには、ステップS27を繰り返し、エンジン1が完全に停止したのYESのときにはステップS28に移行する。
ステップS28ではオルタネータ28の制御を含む、エンジン回転速度調整制御を終了し、ステップS29で、クランク角センサ30,31の検出値に基づいてピストン13の停止位置を判定すると共に、その停止位置を記憶する。
図4のフローに戻り、ステップS15の停止制御が終了した後のステップS16では、ステップS12で保持している傾斜角の値から、ブレーキ液圧のしきい値を算出する。しきい値は、前述したように、傾斜角の絶対値が大きいほど高く設定される。
続くステップS17において、ブレーキ液圧センサ36の検出値に基づき、検出したブレーキ液圧がしきい値よりも低くなったか否かを判定する。検出したブレーキ液圧がしきい値よりも低くなっていないのNOのときにはステップS111に移行する一方、検出したブレーキ液圧がしきい値よりも低くなったのYESのときには、運転者がブレーキペダルを戻し操作して、車両を発進させようとしているとして、エンジン1の再始動を行うべく、ステップS18に移行する。
ステップS18では、サブバッテリ80bが劣化しているか否かを、そのバッテリ電圧に基づいて判定し、劣化しているのYESのときには、後述するステップS113に移行する一方、サブバッテリ80bが劣化しておらず、サブバッテリ80bからの電力供給によって始動モータ54を駆動可能であるときにはステップS19に移行する。
ステップS19では、メインバッテリ80aから始動モータ54への電力供給を停止すべくパワーリレー85をオフにし、続くステップS110において、エンジン1の始動制御を行う。このエンジン1の始動制御についての詳細は、後述する。
一方、ステップS17で検出したブレーキ液圧がしきい値よりも低くなっていない、として移行したステップS111では、前記ステップS18と同様に、サブバッテリ80bが劣化しているか否かを判定する。サブバッテリ80bが劣化していないのNOのときにはステップS117に移行する一方、サブバッテリ80bが劣化しているのYESのときには、エンジン1を再始動させてバッテリ80bの充電を行うべく、ステップS112に移行する。
ステップS112では先ず、路面の傾斜角が所定値以下であるか否か、換言すれば路面勾配が比較的急であるか否かを判定する。路面の傾斜角が所定値以下でない(路面勾配が比較的急である)のNOのときにはステップS115に移行する一方、路面傾斜角が所定値以下である(路面勾配が比較的緩である又は路面が平坦である)のYESのときにはステップS113に移行する。
ステップS113における車両状態は、サブバッテリ80bが劣化していることからサブバッテリ80bからの電力のみによって始動モータ54を駆動させることができない一方で、路面は比較的緩勾配である又は平坦であってヒルホルダ機構が実質的に機能していない状態である。このため、メインバッテリ80aから始動モータ54に電力を供給することでメインバッテリ80aのバッテリ電圧が一時的に低下したとしても、ヒルホルダ機構の機能低下による影響はほとんどない。そこで、ステップS113では、パワーリレー85を接続し、続くステップS114において、サブバッテリ80b及びメインバッテリ80aの双方からの電力を始動モータ54に供給し、それによって始動モータ54を駆動させてエンジン1を再始動させる。
一方、ステップS115の車両状態は、ステップS113と同様にサブバッテリ80bからの電力のみによって始動モータ54を駆動させることができない一方で、路面が比較的急勾配であってヒルホルダ機構が機能している状態である。このため、メインバッテリ80aから始動モータ54に電力を供給することに伴い、メインバッテリ80aのバッテリ電圧が一時的に低下してしまうと、ヒルホルダ機構の機能低下が生じ、車両のずり下がり等が生じてしまう虞がある。そこで、ステップS115では、エンジン1を再始動させるのではなく、エンジン1をストール状態にする。そうして、ステップS116において、警告装置56により運転者に対し警告を行う。こうすることで、運転者の違和感が防止される。尚、この場合は、運転者がIGスイッチ33を操作することによりエンジン1が再始動されることになる。
また、ステップS117では、例えば空調装置のスイッチがオンになり、エンジン1により駆動される空調用コンプレッサ(図示省略)を作動させる必要が生じた等の、その他の再始動条件が成立したか否かを判定する。その他の再始動条件が成立していないのNOのときにはステップS16に戻る一方、成立したのYESのときにはステップS118に移行する。
ステップS118では、ステップS18及びステップS111と同様に、サブバッテリ80bが劣化しているか否かを判定し、劣化していないのNOのときにはステップS19に移行して、エンジン1の再始動制御を行う一方、劣化しているのYESのときには、前記ステップS113に移行する。
前記ステップS110における始動制御は、具体的には図6のフローに従って実行され、先ずステップS31では、ステップS15の停止制御において記憶したピストン停止位置に基づき、そのピストン停止位置が、燃焼始動が可能な所定範囲内に収まっているか否かを判定する。燃焼始動が可能であるときにはステップS32に移行して、前述したように燃焼始動によってエンジン1を再始動させる。一方、燃焼始動が不可能であるときにはステップS33に移行して、サブバッテリ80bからの電力供給のみで始動モータ54を駆動して、クランキングによりエンジン1を再始動させる。
このように、前記のアイドルストップシステムでは、車両の停車後でかつ、エンジン1の自動停止前に、Gセンサ35によって検出された値に基づく路面の傾斜角の値を保持しておき(ステップS12)、エンジン1の自動停止後に、その保持した値を用いてそのエンジン再始動条件を判定するようにしている(ステップS16,S17)。つまり、エンジン1の自動停止中の、車両が停車しているときに、乗員の乗り降りや荷物等の積み卸し等が行われることによってGセンサ35の検出値が変化したとしても、路面の傾斜角に関係するしきい値の値は変化しない。このため、Gセンサ35の検出値が変化しただけのときには再始動条件が成立したと判定されず、運転者がブレーキペダルを戻し操作することでブレーキ液圧が低下し、それによって、検出されたブレーキ液圧がしきい値よりも低くなったときに、再始動条件が成立したと判定されることになる(ステップS17)。すなわち、再始動条件成立の誤判定を防止することができ、エンジン1を適切に再始動させることができる。
また、始動モータ54によるエンジン1の再始動に際し、その始動モータ54に電力を供給するサブバッテリ80bが劣化しているときには、メインバッテリ80aを利用することによって始動モータ54によるエンジン1の再始動が確実に可能になる一方で、路面の傾斜角が比較的大の、急勾配の路面に停車中のときには、メインバッテリ80aの電圧降下に起因するヒルホルダ機構の機能低下を防止すべく、エンジン1をストール状態にすることによって、運転者の違和感を防止することができる。
尚、前記の実施形態では、エンジン1の自動停止後も、Gセンサ35の検出値は、ECU2に入力され続けるようにしている一方で、算出した傾斜角の値(又はGセンサ35の検出値)を保持するようにしているが、例えばエンジン1の自動停止後、エンジン1の再始動までは、Gセンサ35による検出又はECU2への検出値の入力を停止するようにしてもよい。この場合も、算出した傾斜角の値(又はGセンサ35の検出値)を保持することと同等になる。
また、前記のエンジン1は燃焼始動が可能に構成されていたが、これに限らず、例えばエンジン1は始動モータ54による始動のみが可能に構成されていてもよい。
さらに、前記の実施形態では、サブバッテリ80bが劣化しているときには、サブバッテリ80b、又はサブバッテリ80b及びメインバッテリ80aからの電力によって始動モータ54を駆動させることでエンジン1を再始動させるようにしているが、サブバッテリ80bが劣化しているときに、燃焼始動が可能であるときは、エンジン1を燃焼始動させるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、停車中における乗員の乗り降りや荷物の積み卸し等に拘わらず、エンジンの再始動を適切に行うことができるから、エンジンの自動停止装置として有用である。
本発明の実施形態に係るアイドルストップシステムの概略構成図である。 エンジンの吸気系及び排気系の構成を示す模式図である。 アイドルストップシステムに係る電力供給系の概略構成図である。 エンジンの自動停止始動に係る制御を示すフローチャートである。 停止制御のサブルーチンに係る制御を示すフローチャートである。 始動制御のサブルーチンに係る制御を示すフローチャートである。
1 エンジン
2 ECU(自動停止始動制御手段)
35 Gセンサ(加速度検出手段)
36 ブレーキ液圧センサ(ブレーキ液圧検出手段)
54 始動モータ
80a メインバッテリ
80b サブバッテリ
82c 第3負荷群(ヒルホルダ機構)
85 パワーリレー(切換手段)

Claims (1)

  1. 車両に搭載された加速度検出手段、
    前記加速度検出手段によって検出された値に基づいて、前記車両が停車している路面の傾斜角を算出する路面傾斜角算出手段
    所定の自動停止条件が成立するか否かを判断し、当該自動停止条件が成立したときにエンジンを自動的に停止させると共に、そのエンジンの自動停止後、少なくとも前記路面傾斜角の値に関係する条件を含む所定の再始動条件が成立するか否かを判断し、当該再始動条件が成立したときに前記エンジンを再始動させる自動停止始動制御手段、
    前記車両の停車中にブレーキ液圧を保持するヒルホルダ機構、
    前記エンジンの自動停止中に、少なくとも前記ヒルホルダ機構に電力を供給するメインバッテリ、
    始動モータに電力を供給することによって、前記自動停止中のエンジンを再始動させるサブバッテリ、
    前記メインバッテリから前記始動モータへの電力供給とその供給停止とを切り換える切換手段、及び、
    前記サブバッテリの劣化状態を検出する劣化検出手段、を備え、
    前記自動停止始動制御手段は、前記車両の停車後でかつ、前記エンジンの自動停止前における路面傾斜角の値を用いて、前記再始動条件が成立するか否かを判断し、
    前記自動停止始動制御手段はまた、
    前記エンジンの自動停止中に、前記再始動条件の一つとして前記劣化検出手段により前記サブバッテリの劣化が検出されたときには、前記切換手段によって前記メインバッテリから前記始動モータに電力を供給して当該始動モータを駆動させることにより、前記エンジンを再始動させる一方、
    前記サブバッテリの劣化が検出されても前記路面傾斜角算出手段によって算出された路面傾斜角が所定値よりも大きいときには、前記切換手段によって前記メインバッテリから前記始動モータへの電力供給を停止すると共に、前記エンジンのストール処理を実行するエンジンの自動停止装置。
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