JP4834524B2 - 3次元形状測定方法およびその装置 - Google Patents

3次元形状測定方法およびその装置 Download PDF

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Description

本発明は、3次元形状測定方法およびその装置に関し、さらに詳細には、物体の形状を複数の方向から非接触で測定し、得られた複数の方向からの測定データを合成することによって物体の全周の形状を取得する3次元形状測定方法およびその装置に関する。
一般に、測定対象物の3次元形状を非接触で計測する技術としては、受動的測定法と能動的測定法との二つの手法が知られている。これら二つの手法のうちの受動的測定法とは、ステレオ法に代表されるように、測定機器側は投光手段を持たずに、環境光を利用して計測するという手法である。一方、能動的測定法とは、測定機器側の投光手段から測定対象物に向けて光を照射して、その反射光を計測するという手法である。
ここで、上記したような各種の手法を用いて測定対象物の全周の形状を取得する3次元形状測定装置が存在するが、こうした3次元形状測定装置においては、測定対象物を複数の方向から撮影し、撮影により得られたデータをそれぞれ位置合わせして、位置合わせしたデータを合成するという作業を行って、測定対象物の全周の形状を取得することができるようになされている。

ところで、こうした3次元形状測定装置においては、複数の方向から撮影されたデータの位置合わせを行って合成する際に、一般にはデータ編集用ソフトを利用して、複数の方向から撮影されたデータのなかで互いに隣り合う方向から撮影された2つのデータが示す画像上における対応点をユーザーが目視で指定し、それらの点の位置を一致させるようにデータの補正を行ってからデータを合成していた。
しかしながら、上記のようにユーザーが目視により2つのデータが示す画像上の対応点を指定する際に、測定対象物に特徴点が少ない場合などにはそれぞれの対応点を指定することが困難であるという問題点があった。
また、上記したデータ編集用ソフトの利用においては、ユーザーがマウスなどのポインティングデバイスを用いて画面上で位置指定する操作が必要となるため、こうした操作に慣れていないユーザーにとっては、極めて煩雑かつ困難な作業を強いるものであるという問題点があった。
さらに、上記したデータ編集用ソフトを利用した処理においては、データの合成の際に測定時の位置情報を全く用いておらず、撮影したデータによる3次元形状情報のみを用いているため、測定対象物の実物通りの位置にデータを合成できない恐れがあるという問題点があった。

このため、上記したデータ編集用ソフトを利用する際の問題点を解決する手法として、例えば、非特許文献1や非特許文献2に開示されたような手法が提案されている。
これら非特許文献1や非特許文献2に開示されたような手法とは、測定対象物を載せる回転テーブルなどの基準平面上に印を付けておき、撮像手段たるレンジファインダで基準平面上に配置された測定対象物を撮影する際にその印を同時に撮影することによって、撮影された印に基づいてレンジファインダの視点位置や方向を推定するというものである。
しかしながら、こうした手法では、測定対象物を撮影する際に必ず基準平面上に付けられた印も撮像されるように撮影を行わなければならず、測定対象物を撮影する際の撮影角度が制限されることになり、これにより測定対象物において撮影ができない部位が生じることになるという問題点があった。

服部剛志,柴田進,佐藤幸夫:"多視点距離画像統合システム"画像センシングシンポジウム(SSII05),App.473−440,2005 鑰山統,佐藤幸夫,"基準平面板を利用した距離画像統合手段"画像センシングシンポジウム(SSII06),App.199−202,2006
本発明は、上記したような従来の技術の有する種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作が簡単であり、かつ、測定対象物の撮影角度に制限のない3次元形状測定方法およびその装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、回転テーブル上に測定対象物を載置して、上記回転テーブルを回転させながらレンジファインダにより上記測定対象物を撮像して、上記レンジファインダの撮像結果に基づいて上記測定対象物の全周の形状を測定する3次元形状測定方法において、回転テーブルの回転中心上の異なる高さ位置にそれぞれ真球を配置して、レンジファインダにより上記真球のそれぞれの高さ位置における画像データを取得する第1の処理と、上記第1の処理により得られた上記画像データに基づいて、上記真球のそれぞれの高さ位置における上記真球の中心座標を算出する第2の処理と、上記第2の処理により算出された上記真球のそれぞれの高さ位置における上記真球の中心座標を通る直線を算出する第3の処理と、上記第3の処理により算出された上記直線を1つの軸とする上記回転テーブルにおけるローカル座標系を算出する第4の処理と、上記第4の処理により算出された上記ローカル座標系と上記レンジファインダにおけるワールド座標系とを座標変換するパラメータを算出する第5の処理と、上記第5の処理により算出された上記パラメータにより上記ワールド座標系と上記ローカル座標系とを対応付けて上記測定対象物の全周の形状を取得する第6の処理とよりなるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記第6の処理が、上記回転テーブルを所定の回転角度に回転させる毎に、上記レンジファインダにより上記測定対象物の画像データを取得する第7の処理と、上記第7の処理により取得された上記測定対象物の画像データを、上記第5の処理により算出された上記パラメータにより上記ワールド座標系から上記ローカル座標系に変換する第8の処理と、上記第8の処理により上記ローカル座標系に変換された上記測定対象物の画像データを上記回転テーブルの回転角度に対応してマッピングし、上記ローカル座標系における上記測定対象物の全周の形状データを取得する第9の処理と、上記第9の処理により取得された上記全周の形状データを、上記第5の処理により算出された上記パラメータにより上記ローカル座標系から上記ワールド座標系に変換する第10の処理とよりなるようにしたものである。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、レンジファインダにより測定対象物を撮像して、上記レンジファインダの撮像結果に基づいて上記測定対象物の全周の形状を測定する3次元形状測定装置において、測定対象物を載置するとともに任意の角度で回転可能な回転テーブルと、上記回転テーブルの回転中心上に一方の端部側を係止するとともに、他方の端部の高さ位置を変更可能に配設された支持棒と、上記支持棒の上記他方の端部に配設された真球と、上記支持棒の上記他方の端部の高さ位置を変更する毎にレンジファインダにより撮像された上記真球の画像データを取得する画像データ取得手段と、上記画像データ取得手段により取得された上記画像データから、上記他方の端部のそれぞれの高さ位置における上記真球の中心座標を算出する中心座標算出手段と、上記中心座標算出手段により算出された上記他方の端部のそれぞれの高さ位置における上記真球の中心座標を通る直線を算出する直線算出手段と、上記直線算出手段により算出された上記直線を1つの軸とする上記回転テーブルにおけるローカル座標系を算出するローカル座標算出手段と、上記ローカル座標算出手段によって算出された上記ローカル座標系と上記レンジファインダにおけるワールド座標系とを座標変換するパラメータを算出するパラメータ算出手段と、上記パラメータ算出手段により算出された上記パラメータにより上記レンジファインダにおけるワールド座標系と上記回転テーブルにおけるローカル座標系とを対応付けて上記測定対象物の全周の形状を取得する形状取得手段とを有するようにしたものである。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、本発明のうち請求項3に記載の発明において、上記形状取得手段が、上記回転テーブルを所定の回転角度に回転させる毎に、上記レンジファインダにより上記測定対象物の画像データを取得する測定対象物画像データ取得手段と、上記測定対象物画像データ取得手段により取得された上記測定対象物の画像データを、上記パラメータ算出手段により算出された上記パラメータにより上記ワールド座標系から上記ローカル座標系に変換する第1のパラメータ変換手段と、上記第1のパラメータ変換手段により上記ローカル座標系に変換された上記測定対象物の画像データを上記回転テーブルの回転角度に対応してマッピングして、上記ローカル座標系における上記測定対象物の全周の形状データを取得する測定対象物全周形状データ取得手段と、上記測定対象物全周形状データ取得手段により取得された上記全周の形状データを、上記パラメータ算出手段により算出された上記パラメータにより上記ローカル座標系から上記ワールド座標系に変換する第2のパラメータ変換手段とを有するようにしたものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、操作が簡単であり、かつ、測定対象物の撮影角度に制限がないという優れた効果を奏する。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明による3次元形状測定方法およびその装置の実施の形態の一例について詳細に説明するものとする。

図1には、本発明による3次元形状測定装置の実施の形態の一例の概略構成説明図が示されている。
この3次元形状測定装置(以下、単に「測定装置」と適宜に称する。)10は、バス12aを介して接続された中央処理装置(CPU)12b、CPU12bが実行するプログラムなどを格納したリードオンリメモリ(ROM)12c、データ信号を一時記憶するバッファメモリやCPU12bによるプログラムの実行時に必要な各種レジスタなどが設定されたワーキングエリアとしてのランダムアクセスメモリ(RAM)12d、キーボードやマウスなどの各種の入力装置12eならびにCPU12bの処理結果などを出力して表示する表示装置12fなどを有して構成されるコンピュータ12によりその全体の動作を制御するように構成されている。
そして、測定装置10は、コンピュータ12により制御される構成部材として、モーターなどの駆動により測定対象物を載置して矢印A方向ならびに矢印B方向のいずれの方向にも回転可能な回転テーブル14と、測定対象物の表面に2値化投影パターンを投影する投影機20および投影機20の投影方向とは異なる方向から測定対象物の表面を撮影することができるように配置された撮影機21より構成されるレンジファインダ22とを有している。
また、回転テーブル14には、直線状に延長した棒状体であって、回転テーブル14の回転中心位置において回転テーブル14に対して垂直に立設するようにその一方の端部16a側が配置された支持棒16が着脱可能に取り付けられている。
さらに、支持棒16の他方の端部16bには、真球状に形成された基準球18が配設されている。なお、基準球18の真球度は、測定装置10の測定精度内にいて真球と判断されるものであればよい。
ここで、回転テーブル14と支持棒16とは、回転テーブル14の表面から基準球18の中心までの距離、即ち、回転テーブル14に対する基準球18の中心までの高さhを任意に可変することができるように構成されている。
具体的には、回転テーブル14の中心位置に支持棒16を貫通させることのできる孔14aが穿設されており、この孔14a内に支持棒16を貫通させて高さhの調整を行い、L字型金具24とビス26とを用いて回転テーブル14と支持棒16とを固定することができるようになされている。

次に、図2に示すコンピュータ12により実現される測定装置10の制御システムの機能ブロック構成説明図を参照しながら、測定装置10における測定対象物の全周の形状データの測定動作について説明する。
この制御システムは、各種機器の制御を行う制御手段24と、レンジファインダ22により撮影され得られた3次元データから画像を生成する画像データ生成手段26と、画像データ生成手段26から送られてきた情報を処理して測定対象物の全周の画像を生成するための処理手段28とを有して構成されている。
ここで、制御手段24は、回転テーブル14の回転角度を制御する回転テーブル制御部24aと、投影機20から測定対象物に投影する2値化投影パターンを生成し、生成した2値化投影パターンを投影するための制御を行う投影パターン制御部24bとを有して構成されている。
また、画像データ生成手段26は、レンジファインダ22により撮影された画像から空間コード画像データを生成する空間コード画像データ生成部26aと、空間コード画像データ生成部26aにより生成された空間コード画像データに基づいて処理手段28における処理を行い測定対象物の全周の形状の画像を生成する全周画像データ生成部26bとを有して構成されている。
さらに、処理装置28は、レンジファインダ22の既知の座標系であるワールド座標系と回転テーブル14における中心軸を一つの軸とするローカル座標系たる回転テーブル座標系との両座標系間の変換パラメータを算出するパラメータ算出部28aと、空間コード画像データをパラメータ算出部28aで算出された座標変換パラメータを用いて回転テーブル座標系にマッピングした後に、さらに、座標変換パラメータを用いてワールド座標系にする座標変換部28bとを有して構成されている。

以上の構成において、図3および図4に示すフローチャートおよび図5以下の各図を参照しながら、測定装置10の動作についてさらに詳しく説明する。
ここで、測定装置10において測定対象物の全周の形状データを取得する処理の概略について説明すると、まず、回転テーブル14上に支持棒16と基準球18とを載置し、基準球18の高さhを変えることにより、異なる高さhで投影パターン制御部24bにより投影機20から2値化投影パターンを基準球18に投影し、基準球18に投影された2値化投影パターンを撮影機21により撮影して、空間コード画像データ生成部26aにより基準球18の空間コード画像データを取得し、画像データ(3次元データ)を生成する。
次に、上記のようにして取得された基準球18の画像データ(3次元データ)より、基準球18の中心座標および回転テーブル座標系を求め、パラメータ算出部28aにおいて座標変換パラメータを求めることにより、レンジファインダ22の座標系(ワールド座標系)と回転テーブル14の座標系(回転テーブル座標系)との対応付けを行う。
次に、回転テーブル14上の支持棒16および基準球18を回転テーブル14上から取り外し、回転テーブル14上に測定対象物を載置する。
それから、回転テーブル制御部24aにより回転テーブル14の回転角度を制御しながら、所定の角度において投影パターン制御部24bにより投影機20から2値化投影パターンをそれぞれ投影し、投影された2値化投影パターンを撮影機21により撮影して、空間コード画像データ生成部26aにより測定対象物の画像データを取得する。
こうして得られた測定対象物の画像データを、パラメータ算出部28aで算出された座標変換パラメータを用いて座標変換部28bにおいてワールド座標系から回転テーブル座標系に変換し、全周画像データ生成部26bにおいて回転テーブル座標系に変換された画像データを各角度に対応してマッピングすることにより、回転テーブル座標系において測定対象物の全周の形状データを取得する。
そして、得られた測定対象物の全周の形状データを再び座標変換部28bにおいて回転テーブル座標系からワールド座標系に変換し、こうしてワールド座標系に変換されたデータが表示装置12fへ出力されて、表示装置12fに測定対象物の3次元画像が表示される。

以下、上記した処理について詳細に説明すると、この測定装置10において測定対象物の全周の形状を取得するには、まず、レンジファインダ22におけるワールド座標系と回転テーブル14における回転テーブル座標系との対応付けの処理のサブルーチンを実行する(ステップS302)。
ここで、図5には、レンジファインダ22のワールド座標系Q:(X、Y,Z)と回転テーブル12の回転テーブル座標系Q:(X,Y,Z)との関係が示されている。
また、図4には、ステップS302で実行されるサブルーチンのフローチャートが示されているが、レンジファインダ22におけるワールド座標系と回転テーブル14における回転テーブル座標系との対応付けの処理においては、まず、基準球18を回転テーブル14の中心に取り付けられた支持棒16の上方の端部16bに載置し、回転テーブル14の回転軸における高さhの異なる2カ所以上の位置において基準球18の画像データを取得する(ステップS402)。
このステップS402の処理では、回転テーブル14に穿設された孔14aへの支持棒16の貫入長を調整して、例えば、図6(a)(b)(c)に示すように、高さh1(図6(a)参照)、高さh2(図6(b)参照)および高さh3(図6(c)参照)という異なる3つの高さhでの基準球18の画像データを取得するようにする。
なお、基準球18を撮影する際の高さhは、測定対象物が含まれる高さ範囲に設定することとする。

次に、ステップS402の処理において取得された画像データから、基準球18の中心座標を求める処理を行う(ステップS404)。
即ち、基準球18の画像データを取得した際のそれぞれの高さhにおける基準球18の3次元画像から3次元点群を取得する。そして、各3次元点群にフィットする球面の方程式より中心座標を求める。
基準球18の中心座標は、同一平面上には存在しない4点以上の3次元点群座標より、基準球18の中心座標(a,b,c)と半径rは、次式により求められる。
つまり、n個の点群を次式に当てはめたとき、Eが最小になるようなa、b、c、rを求める。

上記したステップS404の処理を終了すると、ステップS406の処理へ進み、ステップS404の処理において算出された各高さhにおける基準球18の中心座標を通る直線(以下、「回転中心軸」と適宜に称することとする。)を算出する。
即ち、算出される回転中心軸上の点をQ(Q,Q,Q)、方向ベクトルをV(V,V,V)とすると、回転中心軸は次式によって算出される。
なお、このステップS406の処理によって算出された回転中心軸は、回転テーブル座標系のY軸となる(図5参照)。
ここで、例えば、ステップS402の処理においてn箇所における基準球18の画像データを取得し、ステップS404の処理においてn個の中心座標を算出して、ステップS406の処理においてn個の中心座標を通る直線である回転中心軸を算出するには、n個の中心座標を(x,y,z)・・・(x,y,z)とすると、まず、中心座標点群を通る直線をXY平面およびYZ平面に投影し、投影した直線をそれぞれの平面の2次元座標系において最小二乗法により算出する。
即ち、XY平面およびYZ平面に投影した直線をそれぞれL1、L2とすると、L1、L2を示す式は次式によって算出される。
次に算出された直線L1をZ軸方向に掃引してできる平面P1と、算出された直線L2をX軸方向に掃引してできる平面P2を算出する。ここで、平面P1および平面P2をそれぞれ次式で表す。
平面P1:Ax+By+Cz+D=0 ・・・ 式2
平面P2:Ax+By+Cz+D=0 ・・・ 式3
直線L1および直線L2の方向ベクトルはそれぞれ(1,a,0)、(0,1,a)となる。
平面P1の法線ベクトルNは、直線L1の方向ベクトルと直線L1の掃引ベクトル(0,0,1)の外積であるので、
(A,B,C)=(1,a,0)×(0,0,1)=(a,−1,0)
で算出される。
また、平面P2の法線ベクトルNは、直線L2の方向ベクトルと直線L2の掃引ベクトル(1,0,0)の外積であるので、
(A,B,C)=(0,1,a)×(1,0,0)=(0,a,−1)
で算出される。
そして、回転中心軸上の点をQ=(x,y,z)とすると、平面P1は、直線L1上の点p11(0,b,0)を通り、法線ベクトルはNであるので、
・(Q−p11)=0 ・・・ 式4
と表される。
また、平面P2は、直線L2上の点p21(0,0,b)を通り、法線ベクトルはNであるので、
・(Q−p21)=0 ・・・ 式5
と表される。
よって式2および式4から
=−N・p11
となり、式3および式5から
=−N・p21
となる。
次に、平面P1と平面P2とが交差してできる直線(以下、「交差直線」と適宜に称することとする。)を算出する。
つまり、交差直線は、平面P1の法線ベクトルNおよび平面P2の法線ベクトルNに垂直であるから、交差直線の方向ベクトルV’は法線ベクトルNおよび法線ベクトルNの外積で表される。
そして、交差直線上の1点を特定するために、交差直線と方向ベクトルV’が原点Oを通る平面P3との交点Q’(Q’、Q’,Q’)を求める。この交点Q’は平面P1、平面P2および平面P3の3つの平面上に存在するので、
・Q’+D=0、N・Q’+D=0、V’・Q’+D=0
となる。
ここで、
=−N・p11、D=−N・p21、D=−V’・O
であるので、これを行列式で表すと、
となる。
これにより交点Q’が求められ、方向ベクトルV’と交点Q’により交差直線が特定される。
この式6は、式1と同様であるので、交差直線は回転中心軸にあたり、交点Q’は回転中心軸上の点Qにあたる。
なお、測定装置10の機器構成を考慮すると、このV方向の値はワールド座標系Yと同じ上方を向いているとした方がイメージしやすいので、Vの方向とワールド座標系Yが逆向きの算出結果になる(つまり、両軸の方向ベクトルの内積が負である。)場合は、方向ベクトルVを逆転するようにする。

次に、ステップS406の処理により算出され、式1に示された回転中心軸(図5ではY軸として表示)を用いて、回転テーブル座標系を算出する処理を行う(ステップS408)。
このステップS408の処理では、回転中心軸であるY軸と平面y=0との交点を求め、これを回転テーブル座標系の原点Oとする。ここで、式1にy=0を代入すると、
となる。
原点Oを通り方向ベクトルVがY軸に平行な平面P1と、原点Oを通り方向ベクトルVが(0,0,1)の平面P2とが交差する直線をX軸とすると、平面P1は、
(x−(O)+V(y−(O)+V(z−(O)=0
となり、平面P2は、
z−(O=0
となる。以降のX軸算出方法は、上記したY軸の算出方法と同様になされる。
そして、X軸を求められれば、X軸、Y軸およびZ軸は直交座標系なので求められる。

次に、ワールド座標系からステップS408の処理により求められた回転テーブル座標系へ変換するための座標変換パラメータを算出する(ステップS410)。
ここで、レンジファインダ22のワールド座標系から回転テーブル座標系への座標変換パラメータPW2Tは、回転移動行列RW2Tと平行移動行列TW2Tを用いて次式で表される。
また、平行移動変換TW2Tは、
W2T=[−(O −(O −(O 1]
である。
ワールド座標系における回転中心軸であるY軸の方向ベクトル(V,V,V)とY軸ベクトル(0,1,0)について、これらの外積Aとなす角度θを次式により求める。
回転移動行列RW2Tは、その外積ベクトル周りに角度θだけ回転する変換行列であるので
となる。
以上より、
となり、座標変換パラメータPW2Tが得られることになる。

上記したステップS302のサブルーチンの処理により座標変換パラメータを算出したならば、回転テーブル14上に取り付けられた支持棒16および当該支持棒16の上端部に載置された基準球18を、回転テーブル14から取り外す。そして、測定対象物を回転テーブル14上に載置し、回転テーブル14を任意の回転角度に回転させながら、各回転角度における測定対象物の画像データを取得する(ステップS304)。
なお、この画像データには、測定時の回転テーブル14の回転角度情報を付加させておくものとする。

次に、ステップS304の処理において取得した各回転角度における画像データを、ステップS302の処理において算出した座標変換パラメータを用いてワールド座標系から回転テーブル座標系に変換する(ステップS306)。

そして、ステップS306の処理を終了すると、ステップS308の処理へ進み、ステップS306の処理において変換された画像データを、ステップS304の処理において取得した画像データの回転角度と逆回転で回転テーブル座標系にマッピングする処理を行う。
具体的には、まず、各角度における画像データの座標値を、次式で回転テーブル座標系の値に変換する。
次に、各画像データにおける測定角度φの逆方向に、次式により回転変換する。

次に、ステップS308のマッピング処理により得られた測定対象物の全周の形状を示す画像データを、回転テーブル座標系からワールド座標系に戻す処理を行う(ステップS310)。
つまり、このステップS310の処理では、ステップS302の処理により得られた座標変換パラメータを用いて、ステップS308の処理によって得られた座標を次式のように逆変換することにより回転テーブル座標系の画像データをワールド座標系の画像データとすることができる。

そして、ステップS310の処理により得られた測定対象物の全周の形状の画像データをエクスポートすることにより、各種の利用に供することができる。例えば、画像データを表示装置12fへ出力すれば、表示装置12fに測定対象物の3次元画像を表示することができる。

ここで、例えば、本発明を用いて、測定対象物としてゴルフボールを測定した結果を図7(a)(b)に示す。なお、図7(a)と図7(a)とは、それぞれ異なる視点からの測定結果を示すものである。
このゴルフボールの画像データは、投影機:TDP−FF1(東芝社製)、撮影機:ARTCAM−130MI(ARTRAY社製)で構成されるレンジファインダを用い、基準球撮影時の撮影機の露光時間を80msecとし、撮影機からゴルフボールまでの距離を260mm、画像撮影時の撮影機の露光時間を150msecとして、8ビットグレイコードをストライプパターンとしたものをゴルフボールに投影してゴルフボールの画像データを取得した。
また、ゴルフボールの画像データを取得する際には、回転テーブルの回転角度を0°、45°、90°、135°、180°、225°、270°、315°、360°の8方向から取得し、OBJファイルに書き出し、3次元データ編集ソフトウエアを用いて順にインポートし、各角度において取得した3次元データをマッピングする際にユーザーの手動による位置合わせ作業を行わなくても、データの位置が合っていることが確認された。

なお、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(3)に示すように変形することができるものである。
(1)上記した実施の形態においては、本発明を空間コード化法により画像データを取得するようにした例に適用した場合について説明したが、これに限られるものでないことは勿論であり、本発明は測定対象物の3次元形状を非接触で計測する種々の技術に適用することができる。
(2)上記した実施の形態においては、支持棒16を回転テーブル14に形成された孔14a内に貫入させることにより基準球18の高さ位置を調整するようにしたが、これに限られるものでないことは勿論である。例えば、支持棒を外筒と当該外筒内に抜き差し自在に嵌合する内筒とにより構成して、支持棒自体を伸縮自在なものとしてもよいし、あるいは、長さの異なる複数の支持棒を用意しておき、これら長さの異なる複数の支持棒を選択的に回転テーブル14に取り付けるようにしてもよい。
(3)上記した実施の形態ならびに上記した(1)乃至(2)に示す変形例は、適宜に組み合わせるようにしてもよい。
本発明は、工業デザインでの形状取得、人体の形状取得あるいは建築物の形状取得などに利用することができる。
図1は、本発明による3次元形状測定装置の概略構成説明図である。 図2は、図1に示す3次元形状測定装置の制御システムの機能ブロック構成説明図である。 図3は、図1に示す3次元形状測定装置の動作を示すフローチャートである。 図4は、図3におけるステップS302の処理を示すサブルーチンのフローチャートであり、本発明による座標変換パラメータを求める手順を示すものである。 図5は、ワールド座標系と回転テーブル座標系との関係を示した説明図である。 図6(a)(b)(c)は、回転中心軸を求めるために撮影した基準球の状態を示す説明図である。 図7(a)(b)は、本発明による3次元形状測定装置を用いて取得したゴルフボールの全周の形状を示す画像データである。
符号の説明
10 3次元形状測定装置
12 コンピュータ
12a バス
12b 中央処理装置(CPU)
12c リードオンリメモリ(ROM)
12d ランダムアクセスメモリ(RAM)
12e 入力装置
12f 表示装置
14 回転テーブル
16 支持棒
18 基準球
20 投影機
21 撮影機(カメラ)
22 レンジファインダ
24 制御手段
24a 回転テーブル制御部
24b 投影パターン制御部
26 画像データ生成手段
26a 空間コード画像データ生成部
26b 全周画像データ生成部
28 処理手段
28a 座標変換パラメータ算出部
28b 座標変換部

Claims (4)

  1. 回転テーブル上に測定対象物を載置して、前記回転テーブルを回転させながらレンジファインダにより前記測定対象物を撮像して、前記レンジファインダの撮像結果に基づいて前記測定対象物の全周の形状を測定する3次元形状測定方法において、
    回転テーブルの回転中心上の異なる高さ位置にそれぞれ真球を配置して、レンジファインダにより前記真球のそれぞれの高さ位置における画像データを取得する第1の処理と、
    前記第1の処理により得られた前記画像データに基づいて、前記真球のそれぞれの高さ位置における前記真球の中心座標を算出する第2の処理と、
    前記第2の処理により算出された前記真球のそれぞれの高さ位置における前記真球の中心座標を通る直線を算出する第3の処理と、
    前記第3の処理により算出された前記直線を1つの軸とする前記回転テーブルにおけるローカル座標系を算出する第4の処理と、
    前記第4の処理により算出された前記ローカル座標系と前記レンジファインダにおけるワールド座標系とを座標変換するパラメータを算出する第5の処理と、
    前記第5の処理により算出された前記パラメータにより前記ワールド座標系と前記ローカル座標系とを対応付けて前記測定対象物の全周の形状を取得する第6の処理と
    よりなることを特徴とする3次元形状測定方法。
  2. 請求項1に記載の3次元形状測定方法において、
    前記第6の処理は、
    前記回転テーブルを所定の回転角度に回転させる毎に、前記レンジファインダにより前記測定対象物の画像データを取得する第7の処理と、
    前記第7の処理により取得された前記測定対象物の画像データを、前記第5の処理により算出された前記パラメータにより前記ワールド座標系から前記ローカル座標系に変換する第8の処理と、
    前記第8の処理により前記ローカル座標系に変換された前記測定対象物の画像データを前記回転テーブルの回転角度に対応してマッピングし、前記ローカル座標系における前記測定対象物の全周の形状データを取得する第9の処理と、
    前記第9の処理により取得された前記全周の形状データを、前記第5の処理により算出された前記パラメータにより前記ローカル座標系から前記ワールド座標系に変換する第10の処理と
    よりなることを特徴とする3次元形状測定方法。
  3. レンジファインダにより測定対象物を撮像して、前記レンジファインダの撮像結果に基づいて前記測定対象物の全周の形状を測定する3次元形状測定装置において、
    測定対象物を載置するとともに任意の角度で回転可能な回転テーブルと、
    前記回転テーブルの回転中心上に一方の端部側を係止するとともに、他方の端部の高さ位置を変更可能に配設された支持棒と、
    前記支持棒の前記他方の端部に配設された真球と、
    前記支持棒の前記他方の端部の高さ位置を変更する毎にレンジファインダにより撮像された前記真球の画像データを取得する画像データ取得手段と、
    前記画像データ取得手段により取得された前記画像データから、前記他方の端部のそれぞれの高さ位置における前記真球の中心座標を算出する中心座標算出手段と、
    前記中心座標算出手段により算出された前記他方の端部のそれぞれの高さ位置における前記真球の中心座標を通る直線を算出する直線算出手段と、
    前記直線算出手段により算出された前記直線を1つの軸とする前記回転テーブルにおけるローカル座標系を算出するローカル座標算出手段と、
    前記ローカル座標算出手段によって算出された前記ローカル座標系と前記レンジファインダにおけるワールド座標系とを座標変換するパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
    前記パラメータ算出手段により算出された前記パラメータにより前記レンジファインダにおけるワールド座標系と前記回転テーブルにおけるローカル座標系とを対応付けて前記測定対象物の全周の形状を取得する形状取得手段と
    を有することを特徴とする3次元形状測定装置。
  4. 請求項3に記載の3次元形状測定装置において、
    前記形状取得手段は、
    前記回転テーブルを所定の回転角度に回転させる毎に、前記レンジファインダにより前記測定対象物の画像データを取得する測定対象物画像データ取得手段と、
    前記測定対象物画像データ取得手段により取得された前記測定対象物の画像データを、前記パラメータ算出手段により算出された前記パラメータにより前記ワールド座標系から前記ローカル座標系に変換する第1のパラメータ変換手段と、
    前記第1のパラメータ変換手段により前記ローカル座標系に変換された前記測定対象物の画像データを前記回転テーブルの回転角度に対応してマッピングして、前記ローカル座標系における前記測定対象物の全周の形状データを取得する測定対象物全周形状データ取得手段と、
    前記測定対象物全周形状データ取得手段により取得された前記全周の形状データを、前記パラメータ算出手段により算出された前記パラメータにより前記ローカル座標系から前記ワールド座標系に変換する第2のパラメータ変換手段と
    を有することを特徴とする3次元形状測定装置。
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