JP4833216B2 - 映像作成装置および映像作成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ストーリーを記述したテキストを基に、動画要素を用いてアニメーション映像を作成する映像作成装置および映像作成方法に関する。
従来、テキストから、ストーリーの基となるキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに関連する動画要素を選択し、それら合成することでアニメーションを作成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この方法では、抽出されたキーワードに関連する動画要素を、予めシステムに用意されているデータから選択し、ひとつのアニメーションデータを作成する。
特開2002−366964号公報
しかしながら、従来の方法では、制作者がキーワードに関連する動画要素を作成し、蓄積するようになっている。このため、視聴者がキーワードを入力することにより、アニメーションデータである映像を作成すると、視聴者の嗜好や意志に関わらず制作者が意図したものと同じ動画要素が使用される。よって、どの視聴者にも同じ映像が作成される。つまり、映像制作者の見た映像がそのまま視聴者に届く。このように、作成された映像は、制作者側の意思は反映されるが、視聴者側の意思は反映されない。
本発明の目的は、テキストから容易にオリジナリティ溢れる映像を作成することができる映像作成方法および映像作成装置を提供することである。
本発明の一態様に係る映像作成装置は、ストーリーを基に動画要素を用いてアニメーションを作成する映像作成装置であって、ストーリーを記述するためのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容とを含む意味的内容付き文字列を入力する入力部と、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、アニメーションを作成するために使用する動画要素とを、動画を再生するユーザ側で対応付けたリストであるユーザ情報リストを格納するユーザ情報リスト格納部と、入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対応する動画要素を、前記ユーザ情報リストから決定する動画構成要素決定部と、決定した動画要素を用いて動画を作成する動画作成部とを有する構成を採る。
また、本発明の一態様に係る映像作成方法は、ストーリーを基に動画要素を用いてアニメーションを作成する映像作成方法であって、ストーリーを記述するためのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容とを含む意味的内容付き文字列を入力するステップと、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、アニメーションを作成するために使用する動画要素とを、動画を再生するユーザ側で対応付けたリストであるユーザ情報リストから、入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対応する動画要素を決定するステップと、決定した動画要素を用いて動画を作成するステップとを有するようにした。
本発明によれば、意味的内容付き文字列で示されるストーリーを変更すること無く、視
聴者側の意思を反映したオリジナリティ溢れる映像を作成することができる。
以下、本発明の一実施の形態にかかる動画作成システムについて、添付図面を用いて詳細に説明する。まず、本実施の形態にかかる動画作成システムについて、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態にかかる動画作成システムの構成図である。
本実施の形態にかかる動画作成システム100は、映像制作装置101と、映像視聴装置102と、動画要素サーバ113とが、ネットワーク103を介して接続された形態を採る。なお、映像制作装置101と映像視聴装置102は、それぞれ同じ種類の装置に組み込まれたものであってもよい。すなわち、映像制作装置101と映像装置視聴装置102の両方をそれぞれ備えた複数の装置が、ネットワーク103や携帯電話網などの公衆電話網を介して接続されていてもよい。
まず、映像制作装置101の構成について説明する。映像制作装置101は、キーワードリスト格納部104、意味的内容リスト格納部105、キーワード抽出部107、意味的内容付加部108、送受信部110、およびキーワード追加部118を有する。映像制作装置101には、キーワードを用いてストーリーを記述したテキストである文字列106が入力される。
キーワードリスト格納部104は、ストーリーを記述するために用いられるキーワードのリスト(以下「キーワードリスト」という)を格納する。
図2は、キーワードリストの記述例を示すものである。キーワードリスト104aは、図2に示すように、XML(extensible markup language)を用いた記述になっている。
キーワードリスト104aに含まれるデータについて、具体的に説明する。「KeywordList」201には、複数の「Keyword」202〜206が記述されている。「Keyword」202には、動作主となるキーワードが記述されている。また、例えば、「Keyword」203には、キーワード「直子」がキーワードリスト104aに追加された日付が、属性「update」で記述されている。このように、キーワード以外の情報も記述されている。
また、「KeywordList」201には、動作を示す「Keyword」204、名詞を示す「Keyword」205、および、名詞と動作との組からなる「Keyword」206が記述されている。このように、キーワードリスト104aは構成されている。キーワードリスト104aは、後に詳しく説明するが、入力した文字列106からキーワードを抽出するのに用いられる。
意味的内容リスト格納部105は、キーワードリスト104aに記述されたキーワードに対する意味的内容を記述した意味的内容リストを格納する。
図3は、意味的内容リストの記述例を示すものである。意味的内容リスト105aは、図3に示すように、XMLの記述になっている。意味的内容リスト105aについて、具体的に説明する。
意味的内容リスト105aには、「抽出キーワードList」301が記述されている。「抽出キーワードList」301は、1つ以上の「意味的内容」303、304を子要素に持つ、複数の「Keyword」302で構成されている。
例えば、属性が「word」である「Keyword」302には、「ミーちゃん」というキーワードが記述されており、「Keyword」302の子要素の文字列である「意味的内容」303には、「女の子」という意味的内容が記述されている。同様に、「意味的内容」304にも「猫」という意味的内容が記述されている。つまり、「Keyword」302において、「ミーちゃん」というキーワードには、「女の子」と「猫」という複数の意味的内容が定義されていることになる。また、「意味的内容」305には、その意味的内容の品詞が、属性「phrase」で記述されている。なお、「意味的内容」には、例えば、「http://abcde.co.jp/ONNANOKO/」といったURI(uniform resource identifier)のように、一意に決まる識別情報が記述されていても良い。
以上のように、意味的内容リスト105aは、構成されている。意味的内容リスト105aは、後に詳しく説明するが、文字列から抽出されたキーワードに対してそのキーワードの意味的内容を付加するのに用いられる。
このように、図1に示す動画作成システム100では、キーワードを抽出するためのキーワードリスト104aと、キーワードに意味的内容を付加するための意味的内容リスト105aとを、別々に管理する。これにより、キーワードリスト104aは、ネットワーク103上からアクセス可能な状態にしたり、Webサーバなどにアップロードするなどして、複数人で共有するようにし、意味的内容リスト105aは個人で管理する、といったことが可能となる。これにより、抽出の対象となるキーワードを、ユーザ個人で設定する手間を省くことができる。
図1に示すキーワード抽出部107は、文字列106を入力し、キーワードリスト104aを用いて、入力した文字列106に含まれるキーワードを抽出する。そして、キーワード抽出部107は、抽出したキーワードを、意味的内容付加部108へ出力する。キーワード抽出部107のキーワード抽出処理については、後に別図を用いて詳細に説明する。
意味的内容付加部108は、意味的内容リスト105aを用いて、入力したキーワードの意味的内容を抽出し、抽出した意味的内容を入力したキーワードに付加した、意味的内容付き文字列109を送受信部110に対して出力する。なお、1つのキーワードに対し
て、複数の意味的内容が記述されている場合には、例えば、選択肢を表示してユーザに問い合わせることによって、いずれかの意味的内容を選択して抽出する。また、意味的内容付き文字列109の送信先が決まっている場合には、アドレス帳の設定や、時刻や制作者の場所など周囲の情報に基づいて、適切な意味的内容を選択して抽出してもよい。
図4は、意味的内容付き文字列の記述例を示すものである。意味的内容付き文字列109には、アニメーションのストーリーの各シーンを示す「Animation」401が記述されている。「Animation」401には、文字列106から抽出されたキーワードである「入力文字列」403と、その意味的内容として付加された「意味的内容」402が記述されている。また、意味的内容付き文字列109には、入力文字列の役割が、属性「role」404a、404bで記述されている。属性「role」404a、404bにより、動画構成要素決定部112における動画構成要素選択の処理精度を向上させることができる。
このように、意味的内容付き文字列109は構成される。文字列106から意味的内容付き文字列109を作成することにより、文字列106に不足した情報を補足することができるので、作成するアニメーション映像の表現力を向上させることができる。また、意味的内容付き文字列109は、文字列106内のキーワードに意味的内容を付加するだけなので、元の文字列106の内容は変更されない。つまり、元の文字列106と意味的内容付き文字列109の関係に、可逆性を持たせることができる。これにより、例えば、意味的内容付き文字列109の受信側で、元の文字列106を復元して表示することが可能となる。
ここでは、基となる文字列106に、キーワード「ミーちゃん」とキーワード「走っ」が記述されており、キーワード「ミーちゃん」の意味的内容として「女の子」が選択され、キーワード「走っ」の意味的内容として「走る」が選択された場合を図示している。
図1に示す送受信部110は、意味的内容付き文字列109を、ネットワーク103を介して、映像視聴装置102へ送る。また、送受信部110は、映像視聴装置102から意味的内容やキーワードが送られてくると、これを受信し、キーワード追加部118へ渡す。
キーワード追加部118は、キーワードリスト格納部104に格納されたキーワードリスト104aおよび意味的内容リスト格納部105に格納された意味的内容リスト105aに、キーワードや意味的内容を追加する。キーワード追加部118は、送受信部110を介して、ネットワーク103に接続されている他の装置から入力されたキーワードや意味的内容、ユーザが入力したキーワードや意味的内容などを、キーワードリスト104aや意味的内容リスト105aに追加する。具体的には、キーワード追加部118は、キーワードとそのキーワードの意味的内容とを入力されると、キーワードをキーワードリスト104aに追加するともに、キーワードと意味的内容との組を意味的内容リスト105aに追加する。あるいは、既にキーワードリスト104aおよび意味的内容リスト105aに記述されているキーワードを指定して意味的内容を入力された場合には、意味的内容リスト105aの該当するキーワードに付加する形で、意味的内容を追加する。これにより、最初に定義しておいたキーワードや意味的内容に新しい内容を追加できるので、最初に定義しておいたキーワードや意味的内容を何度も利用することができるようになる。また、キーワードリスト104aや意味的内容リスト105aを、映像制作装置101のユーザだけでなく、映像視聴装置102のユーザなど、他のユーザが編集することが可能となっている。
以上のように、映像制作装置101は、構成されている。なお、キーワードリスト10
4aに記述される全てのキーワードを、意味的内容リスト105aに記述するようにしてもよい。具体的には、例えば、映像制作装置101に、意味的内容リスト105aに記述されていないキーワードをキーワードリスト104aで検索し、該当するキーワードを表示してユーザに意味的内容を入力させる装置部を設ければよい。これにより、キーワード抽出部107が抽出したキーワード全てに何らかの意味的内容を意味的内容付加部108において付加することができる。
次に、動画要素サーバ113の構成について説明する。
動画要素サーバ113は、動画要素格納部120と、動画要素情報リスト格納部121と、送受信部122とを有する。動画要素格納部120は、各種の動画要素を格納している。動画要素情報リスト格納部121は、動画要素格納部120に格納されている動画要素のリストである動画要素情報リストを格納する。送受信部122は、要求に応じて、自装置に格納されている動画要素や動画要素情報リストを、ネットワーク103を介して映像視聴装置102へ送信する。
動画要素とは、アニメーション映像を作成するための素材データであり、人物や動物などのキャラクタデータ、3Dの空間データや静止画像などの背景データ、机やボールなどの小道具データ、写真やムービーデータ、キャラクタなどの動作内容を表すモーションデータ、キャラクタの表情やそれを表現するための感情・表情データ、誕生日や記念日などの日付データなどを含むものである。
図5は、動画要素情報リストの記述例を示すものである。図5に示すように、動画要素情報リスト121aには、複数の「意味的内容」502で構成される「動画要素情報List」501が記述されている。例えば、「意味的内容」502には、属性「word」で、「女の子」、「男の子」、「猫」、「犬」という意味的内容が記述されていて、さらに、属性「href」で、動画要素を特定することのできるID(参照先)が記述されている。
なお、図5では、意味的内容に対する動画要素の参照先が記述されている形態になっているが、意味的内容およびキーワードの組に対する動画要素の参照先が記載されていても良い。
このように、動画要素サーバ113には、予め設定された、意味的内容と、これに対応する動画要素の参照先が記述されている。
以上のように、動画要素サーバ113は構成されている。
次に、映像視聴装置102について説明する。映像視聴装置102は、送受信部111、動画構成要素決定部112、ユーザ情報リスト格納部114、動画作成部116、ユーザ情報追加部119、および各種の動画要素を格納する動画要素格納部(図示せず)を有する。
送受信部111は、映像制作装置101から送られてきた意味的内容付き文字列109を受信し、受信した意味的内容付き文字列109を動画構成要素決定部112へ送る。また、送受信部111は、動画要素サーバ113から動画要素情報リスト121aを受信し、動画構成要素決定部112へ送る。
ユーザ情報リスト格納部114は、動画を再生して視聴する側のユーザが、ユーザ情報追加部119を介して個人的に入力・編集した、意味的内容やキーワードに対する動画要
素のリストであるユーザ情報リストを、格納している。ここで、リスト化される動画要素は、自装置の動画要素格納部に格納された動画要素であってもよいし、動画要素サーバ113の動画要素格納部120に格納された動画要素であってもよい。なお、ユーザ情報に、利用するユーザに関する情報として、端末性能、日付、時刻、通信状況、ユーザの年齢・性別・嗜好情報・機器使用履歴、ユーザの管理しているアドレス帳など、個々のシステムに関連する情報を含めても良い。
図6は、本実施の形態にかかるユーザ情報リストの記述例を示す図である。図6に示すように、ユーザ情報リスト114aには、「ユーザ情報List」601が記述されている。「ユーザ情報List」601は、1つ以上の「Keyword」603、604を子要素に持つ、複数の「意味的内容」602で構成されている。
例えば、「意味的内容」602には、属性「word」で、「女の子」という意味的内容が記述されており、「Keyword」603には、子要素の文字列で、「直子」というキーワードが記述されている。同様に「Keyword」604にも、「ミーちゃん」というキーワードが記述されている。また、「意味的内容」602と「Keyword」603には、属性「href」で、動画要素を特定することのできるIDが記述されている。
このように、ユーザ情報リスト114aには、ユーザが登録した、キーワードと意味的内容とに対応した動画要素のリストになっている。また、ユーザ情報リスト114aは、モーションデータに対する動画要素のリストであってもよい。
図7は、ユーザ情報リスト114aがモーションデータに対する動画要素のリストである場合の記述例を示す図である。この場合、ユーザ情報リスト114aは、図中701および702に示すように、「走る」という意味的内容に対して、モーションの骨格モデルを「人型」とすべき動画要素の参照先と、モーションの骨格モデルを「動物型」とすべき動画要素の参照先が、それぞれ記述されている。このように、同じ意味的内容の動作であっても、動作対象に応じて異なる動画要素を対応付けることで、より正確な動画要素を選択することが可能となる。
図1に示す動画構成要素決定部112は、動画要素情報リスト121aと、ユーザ情報リスト格納部114に格納されたユーザ情報リスト114aとを用いて、意味的内容付き文字列109から最終的に作成される動画(以下、単に「最終動画」という)117に用いるための動画要素115を決定し、動画作成部116へ送る。
動画作成部116は、動画構成要素決定部112で決定された動画要素115から最終動画117を作成する。
図8は、動画構成要素決定部112の動作を説明するためのものである。ここでは、図8に示すように、意味的内容付き文字列109のキーワードが、「ミーちゃん」801と「走っ」802の2つである場合について説明する。
キーワード「ミーちゃん」801の意味的内容は、図3に示すように、「女の子」803の場合と「猫」804の場合がある。ここでは、映像制作装置101で、キーワード「ミーちゃん」801の意味的内容として、「女の子」803が選択されたとする。すなわち、図4に示す内容の意味的内容付き文字列109が入力されたとする。
この場合、動画構成要素決定部112は、図6に示すユーザ情報リスト114aで、キーワード「ミーちゃん」と意味的内容「女の子」に該当する動画要素805を検索し、動
作主のキャラクタとして決定する。
なお、このとき、動画構成要素決定部112は、意味的内容付き文字列109から、「意味的内容」602と「Keyword」603、604の2種類の情報との組によってではなく、「意味的内容」602だけでも動画要素を決定することができる。
一方、映像制作装置101で、キーワード「ミーちゃん」801の意味的内容として、「猫」804が選択された場合を考える。この場合、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aで、キーワード「ミーちゃん」と意味的内容「猫」に該当する動画要素806、807を検索し、いずれかを動作主のキャラクタとして決定する。
次に、動画構成要素決定部112は、他のキーワード「走っ」802の動画要素(この場合はモーションデータになる)の決定処理に移行する。このとき、動画構成要素決定部112は、動作主のキャラクタとして決定した動画要素が、「人型」と「動物型」のいずれの骨格モデルに対応するものかといった、動画要素805の情報を用いる。これにより、選択した骨格モデルが人型808のモーションに絞り込むことができる。
例えば、図8に示す動画要素806、807では、動作主となるモデルの骨格モデルが異なっている。これら決定された動画要素(この場合は動作主キャラクタ)の情報を用いることで、キーワード「走っ」802の動画要素であるモーションデータの骨格モデルは、動画要素806の場合は動画要素805の場合と同じ人型モデル808のモーションが、動画要素807の場合は4つ足の動物型モデル809のモーションが選択されることになる。
このように、動画構成要素決定部112は、意味的内容とキーワードを用いることにより、同じキーワードに複数の動画要素が存在する場合でも、より正確に動画要素(モーションデータ)を決定することができる。
図1に示すユーザ情報追加部119は、ユーザ操作によりユーザ情報リスト格納部114のユーザ情報リスト114aに新たな意味的内容やキーワードを追加する。また、ユーザ情報追加部119は、ユーザにより追加された意味的内容やキーワードを、送受信部111を介して映像制作装置101へ送り、上記した映像制作装置101のキーワードリスト104aおよび意味的内容リスト150aにも追加させる。ユーザ情報追加部119の処理については、後に別図を用いて詳しく説明する。
以上のように、映像視聴装置102は、構成されている。
なお、図1に示す映像制作装置101、映像視聴装置102、および動画要素サーバ113は、図示しないが、CPU(central processing unit)、制御プログラムを格納したROM(read only memory)などの記憶媒体、RAM(random access memory)などの作業用メモリ、および通信回路をそれぞれ有している。すなわち、各装置のCPUが制御プログラムを実行することで、上記した各部の機能は実現される。
次に、本実施の形態にかかるキーワード抽出部107のキーワード抽出処理について、図9を用いて詳細に説明する。図9は、本実施の形態にかかるキーワード抽出部107のフローチャートである。
まず、キーワード抽出部107は、文字列106を入力し(ST701)、形態素解析を行う(ST702)。次に、キーワード抽出部107は、キーワードリスト104aを参照してキーワードの選択を行い(ST703)、次に、選択したキーワードに対してマ
ークアップすることによりキーワード抽出後の文字列を生成する(ST704)。
例えば、キーワード抽出部107は、文字列106が「ミーちゃんが走っている」の場合、形態素解析により「ミーちゃん」「が」「走っ」「て」「いる」の5つの単語を抽出し、抽出した単語からキーワードに該当するものを選択し、選択したキーワードをダブルクォーテーションで囲むことにより、キーワード抽出後の文字列「“ミーちゃん”が“走っ”ている」を出力する。
ここで、キーワード抽出部107が形態素解析を行うのは、抽出するキーワードの精度を向上させるためである。例えば、入力される文字列が「私が講演する」の場合は、「私」「が」「講演」「する」の4つの単語に分解されるが、図2の「KeywordList」201に「講演する」という「Keyword」206が記述されているので、「私が“講演”する」では無く「私が“講演する”」となる。また、ここでキーワード抽出の精度を高めるために、オントロジーなどを用いて、言葉の揺らぎを吸収してもよい。なお、英語のように単語の境界が明確な言語を対象とした場合は、形態素解析を行うST702の処理は無くても良い。
次に、本実施の形態にかかるユーザ情報追加部119の処理について、図10と図11を用いて詳細に説明する。図10は、ユーザ情報追加部119の処理のフローチャートを示す図で、図11がその処理を説明するための図である。なお、以下の説明および図において、大括弧で囲まれた文字列はキーワードを表し、ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は意味的内容を表し、記号「*」はワイルドカードであって特に内容を問わないことを意味するものとする。
まず、ユーザ情報追加部119は、ユーザ操作により、追加したい動画要素1407、意味的内容“男の子”1406、抽出キーワード[ジュンちゃん]1405の3つのデータを入力し、これら3つのデータの組1401を作成する(ST1401)。次に、ユーザ情報追加部119は、ST1401で作成したデータ1401のうち、抽出キーワード1405を、映像制作装置101のキーワードリスト104aに登録し、抽出キーワード1405と意味的内容1406の2つを、対応付けを行った状態で映像制作装置101の意味的内容リスト105aに登録する。具体的には、抽出キーワード1405と意味的内容1406は、送受信部111を介して映像制作装置101へ送られることにより、映像制作装置101のキーワード追加部118によってキーワードリスト104aと意味的内容リスト105aにそれぞれ登録される。また、ユーザ情報追加部119は、抽出キーワード1405と意味的内容1406と動画要素1407とを、対応付けを行った状態でユーザ情報リスト114aに登録する(ST1402)。
なお、ユーザ情報追加部119が追加する動画要素1407は、必ずしも実データでなくてもよく、URL(uniform resource locator)などのリンク情報でも構わない。また、抽出キーワード1405は「*」(ワイルドカード)を用いても構わない。
ここで、初期状態のユーザ情報リスト114a−1には、「“男の子”[*]」と動画要素1403の対応付けしか記述されていなかったとする。この場合、例えば、「“男の子”[ジュンちゃん]と遊んだ。」という意味的内容付き文字列109を入力されたとき、動画構成要素決定部112は、上記した動画要素1403を決定する。ところが、上記したデータの組1401が登録された後のユーザ情報リスト114a−2を用いた場合には、動画構成要素決定部112は、動画要素1403ではなく、動画要素1407を決定する。
このように、意味的内容が「男の子」のキーワード全てに対して、動画構成要素決定部
112で動画要素1403が決定されていたものが、データの組1401の登録により、キーワードが「ジュンちゃん」のものに対しては、別の動画要素1407が決定されるようになる。すなわち、視聴ユーザの嗜好が反映されるようになる。
次に、本実施の形態にかかる動画構成要素決定部112の処理について図12を用いて詳細に説明する。図12は、本実施の形態にかかる動画構成要素決定部112の処理を示すフローチャートである。
まず、動画構成要素決定部112は、意味的内容付き文字列109を読み込み(ST801)、意味的内容付き文字列109のキーワードと意味的内容の組全てに対して、以降の処理を行う(ST802、ST808)。
まず、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aを参照して、ユーザ情報リスト114aに、一致するキーワードと意味的内容の組が指定されているか否かを判断する。動画構成要素決定部112は、一致するキーワードと意味的内容の組がユーザ情報リスト114aに指定されていれば(ST803:YES)、該当するキーワードと意味的内容に対応する動画要素を決定する(ST807)。
動画構成要素決定部112は、一致するキーワードと意味的内容の組がユーザ情報リスト114aに指定されていなければ(ST803:NO)、ユーザ情報リスト114aを検索して、一致する意味的内容が存在するか否かを判断する。動画構成要素決定部112は、一致する意味的内容がユーザ情報リスト114aに存在していれば(ST804:YES)、該当する意味的内容に対応する動画要素を決定する(ST807)。
このように、ユーザ情報リスト114aに、意味的内容付き文字列109に対応する動画情報があれば、ユーザ情報リスト114aの情報を最優先して選択し、抽出する。
動画構成要素決定部112は、一致する意味的内容がユーザ情報リスト114aに存在していなければ(ST804:NO)、動画要素サーバ113にアクセスして動画要素情報リスト121aを検索し、一致するキーワードと意味的内容の組が動画要素情報リスト121aに存在するか否かを判断する(ST805)。動画構成要素決定部112は、キーワードと意味的内容の組で一致するものが動画要素情報リスト121aに存在していれば(ST805:YES)、該当するキーワードと意味的内容の組に対応する動画要素を決定する(ST807)。
動画構成要素決定部112は、一致するキーワードと意味的内容の組が動画要素情報リスト121aに存在しない場合には(ST805:NO)、動画要素情報リスト121aを検索して、意味的内容で一致するものが存在するか否かを判断する(ST806)。動画構成要素決定部112は、一致する意味的内容が動画要素情報リスト121aに存在していれば(ST806:YES)、該当する意味的内容に対応する動画要素を決定する(ST807)。
動画構成要素決定部112は、一致する意味的内容が動画要素情報リスト121aにも存在していなければ(ST806:NO)、一連の処理を終了する。
このように、画構成要素決定部112は、意味的内容付き文字列109に対応する動画要素が、ユーザ情報リスト114aに存在しない場合は、動画要素情報リスト121aから、予めシステムで備えた動画要素を選択する。
なお、ST803およびST804の処理は、ユーザ情報リスト114aを用いた処理
であり、ST805およびST806の処理は動画要素情報リスト121aを用いた処理であるので、これらの処理を並行して同時に行うようにしても良い。
また、ST803〜ST806の処理を経てST807で決定された動画要素を、ユーザ情報リスト114aに登録しておき、その情報も用いることで、他の動画要素の決定処理の精度を向上させることもできる。
次に、動画作成システム100の動作の具体例について、図13〜図16を用いて説明する。図13〜図16は、ユーザ情報リスト114aに記述されている内容がそれぞれ異なる場合の、動画作成システム100の動作の例を示している。
図13は、ユーザ情報リスト114aで、意味的内容“女の子”とキーワード[ミーちゃん]の組が存在し、その組に対して映像制作装置101側と同一の動画要素が関連付けられている場合を示している。図14は、ユーザ情報リスト114aで、意味的内容“女の子”とキーワード[ミーちゃん]の組は存在するが、映像制作装置101とは異なる動画要素が関連付けられている場合を示している。図15は、ユーザ情報リスト114aで、意味的内容“女の子”とキーワード[ミーちゃん]の組が存在しないが、キーワードの内容を問わない意味的内容“女の子”に動画要素が関連付けられている場合を示している。図16は、ユーザ情報リスト114aで、意味的内容“女の子”とキーワード[ミーちゃん]の組が存在せず、キーワードの内容を問わない意味的内容“女の子”が存在しないが、システム、つまり動画要素情報リスト121aで既定されている場合を示している。
次に、図13〜図16のそれぞれの場合において、映像視聴装置102が最終動画117を制作する処理について説明する。いずれの場合においても、映像制作装置101は、「ミーちゃんが走っている」という文字列106を入力したものとする。また、説明の簡便化のため、「ミーちゃん」という単語にのみ着目して、以下の説明を行う。
図13に示す場合において、キーワード抽出部107は、キーワードリスト104aを参照して、「ミーちゃんが走っている」という文字列106から、キーワード「ミーちゃん」を抽出する。意味的内容付加部108は、意味的内容リスト105aを参照し、キーワード「ミーちゃん」に対応する意味的内容“女の子”を抽出する。そして、意味的内容付加部108は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を作成し、送受信部110を介して映像視聴装置102へ送信する。ここでは、映像制作装置101側で、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に、ある動画要素904を関連付けており、動画要素904を使用した動画905が生成されることを意図しているものとする。
映像視聴装置102の送受信部111は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を受信し、動画構成要素決定部112へ送る。
動画構成要素決定部112は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109に含まれる「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組を抽出する。次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aを参照し、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在するか判断する。図14に示すユーザ情報リスト114aでは、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対し、映像制作装置101と同様に動画要素904が対応付けられているので、動画構成要素決定部112は、動画要素904をキーワード「ミーちゃん」に適用する動画要素115として決定し、動画作成部116へ送る。
そして、動画作成部116は、動画要素904を用いて動画905を作成し、最終動画117として出力する。動画作成部116は、たとえば、意味的内容付き文字列109から元の文字列106を復元して音声読み上げを行うなど、音声付きの動画を映像として作成するようにしてもよい。
このように、図13に示す場合では、ユーザ情報リスト114aを用いて動画要素115を決定し、映像制作装置101側で意図した動画905と同一かつユーザの嗜好に基づいた最終動画1002が作成される。
図14に示す場合においては、まず、図13に示す場合と同様に、映像制作装置101が映像視聴装置102に対して、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を送る。これに対して、映像視聴装置102の送受信部111は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を受信し、動画構成要素決定部112へ送る。
次に、動画構成要素決定部112は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109に含まれる「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組を抽出する。次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aを参照し、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在するか判断する。図14に示すユーザ情報リスト114aでは、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に、動画要素904とは別の動画要素1001が対応付けられているので、動画構成要素決定部112は、動画要素1001をキーワード「ミーちゃん」に適用する動画要素115として決定し、動画作成部116へ送る。
そして、動画作成部116は、動画要素1001を用いて動画1002を生成し、最終動画117として出力する。
このように、図14に示す場合は、映像制作装置101側の関連付けとは内容が異なるユーザ情報リスト114aを用いて動画要素115を決定するので、映像制作装置101側で意図した動画905とは異なる、ユーザの嗜好に基づいた最終動画1002が作成される。
図15に示す場合においては、まず、図13に示す場合と同様に、映像制作装置101が映像視聴装置102に対して、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を送る。これに対して、映像視聴装置102は、送受信部111において、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を受信し、動画構成要素決定部112へ送る。
次に、動画構成要素決定部112は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109に含まれる「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組を抽出する。次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aを参照し、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在するか判断する。図15に示すユーザ情報リスト114aでは、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在しない。
よって、次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aに、意味的内容“女の子”に対応する動画要素が存在するか判断する。図15に示すユーザ情報リスト114aでは、意味的内容“女の子”に対応する動画要素1101が存在するので、動画
構成要素決定部112は、動画要素1101をキーワード「ミーちゃん」に適用する動画要素115として決定し、動画作成部116へ送る。
そして、動画作成部116は、動画要素1101を用いて動画1102を生成し、最終動画117として出力する。
このように、図15に示す場合においても、映像制作装置101側の関連付けとは内容が異なるユーザ情報リスト114aを用いて動画要素115を決定するので、映像制作装置101側で意図した動画905とは異なる、ユーザの嗜好に基づいた最終動画1102が作成される。
図16に示す場合においては、まず、図13に示す場合と同様に、映像制作装置101が映像視聴装置102に対して、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を送る。これに対して、映像視聴装置102は、送受信部111において、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109を受信し、動画構成要素決定部112へ送る。
次に、動画構成要素決定部112は、「“女の子”[ミーちゃん]が走っている」という意味的内容付き文字列109に含まれる「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組を抽出する。次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aを参照し、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在するか判断する。図15に示すユーザ情報リスト114aでは、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在しない。
よって、次に、動画構成要素決定部112は、ユーザ情報リスト114aに、意味的内容“女の子”に対応する動画要素が存在するか判断する。図15に示すユーザ情報リスト114aでは、意味的内容“女の子”に対応する動画要素が存在しない。
よって、次に、動画構成要素決定部112は、動画要素サーバ113の動画要素情報リスト121aに、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在するか判断する。しかし、図16に示すユーザ情報リスト114aでは、「“女の子”[ミーちゃん]」という意味的内容とキーワードの組に対応する動画要素が存在しない。
よって、次に、動画構成要素決定部112は、動画要素情報リスト121aに、意味的内容“女の子”に対応する動画要素が存在するか判断する。図16に示す動画要素情報リスト121aでは、意味的内容“女の子”に対応する動画要素1201が存在するので、動画構成要素決定部112は、動画要素1201をキーワード「ミーちゃん」に適用する動画要素115として決定し、動画作成部116へ送る。
そして、動画作成部116は、動画要素1201を用いて動画1202を生成し、最終動画117として出力する。
このように、図16に示す場合においては、ユーザ情報リスト114aでは対応する動画要素115は存在しないが、システムに規定されている動画要素情報リスト121aを用いることで、システムで規定されている最終動画1202が作成される。また、映像制作装置101側の関連付けとは内容が異なる動画要素情報リスト121aを用いるので、映像制作装置101側で意図した動画905とは異なる最終動画1202が作成される。
以上のように、本実施の形態によれば、映像制作装置101が作成した映像のストーリー(意味的内容付き文字列)を変えずに、映像視聴装置102のユーザの情報に基づいた動画要素を用いて映像を作成することができる。すなわち、映像制作装置101側の意図したストーリーを変更することなく、映像視聴装置102のユーザの嗜好に応じた動画要素を用いて、視聴者側の意思を反映したオリジナリティ溢れた映像を作成でき、視聴することができる。さらに換言すれば、ストーリーを制作する側の意思と、そのストーリーに基づいて映像を作成する側の意思とを、バランス良く両立させることができる。また、元の文字列106の記述内容を残した状態で意味的内容付き文字列を作成するので、映像視聴装置102側で元の文字列106を復元することができる。さらに、ユーザ個人が作成した動画要素を動画要素に対応付けておくことで、ユーザごとにユニークな映像を作成することができる。
なお、本実施の形態では、映像制作装置101と映像視聴装置102と動画要素サーバ113とがネットワーク103を介して接続された形態で説明したが、映像制作装置101と映像視聴装置102と動画要素サーバ113を同一の装置に持たせた形態であってもよいし、映像制作装置101と映像視聴装置102を同一の装置に持たせた形態であっても良い。また、このような形態を採る場合に、キーワード追加部およびユーザ情報追加部は、他の装置から送られてきた意味的内容付き文字列からキーワードや意味的内容を抽出して、自装置が保持するキーワードリストや意味的内容リストあるいはユーザ情報リストに、情報の追加を行うようにしてもよい。
本発明の第1の態様にかかる映像作成装置は、ユーザの嗜好に基づいた、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組とアニメーションを作成するために使用する動画要素とを対応付けたリストであるユーザ情報リストと、前記ユーザ情報リストに対して、ユーザが嗜好に基づいて、前記キーワードと前記意味的内容との組と当該組に対応する前記動画要素を追加するユーザ情報追加部と、キーワードと当該キーワードに付与された意味的内容からなる意味的内容付き文字列を入力し、入力した前記意味的内容付き文字列の前記キーワードと前記意味的内容に対応する前記動画要素を前記ユーザ情報リストから決定する動画構成要素決定部と、決定した前記動画要素から動画を生成する動画作成部と、を具備した構成を採る。
これにより、意味的内容付き文字列で示されるストーリーを変更すること無く、システムに用意されていないユーザの嗜好に基づいた動画要素を利用して、視聴者側の意思を反映したオリジナリティ溢れる映像を作成することができる。すなわち、ストーリーを制作する側の意思と、そのストーリーに基づいて動画を再生する側の意思とを、バランス良く両立させることができる。また、意味的内容を付加されたキーワードから、動画要素を決定することができるようになる。例えば、「ミーちゃん」というキーワードが存在し、そのキーワードが「女の子」と「猫」の2つの意味的内容を持っていた場合、同じキーワードでも、意味的内容を手がかりに適切な、動画要素を決定することができる。また、意味的内容付き文字列はストーリーを記述するためのキーワードに意味的内容を付加するだけなので、元の内容は変更されない。つまり、元のキーワードによる記述内容と意味的内容付き文字列の関係に、可逆性を持たせることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様にかかる映像作成装置において、前記動画構成要素決定部は、入力した前記キーワードと前記意味的内容に対応する前記動画要素が前記ユーザ情報リストに無い場合は、入力した前記意味的内容に対応する前記動画要素を前記ユーザ情報リストから決定する。
これにより、キーワードと前記キーワードに付与された前記意味的内容との組に対応する動画要素の対応付けが前記ユーザ情報リストに存在しない場合でも、意味的内容に基づ
いてユーザ情報リストを用いて適切な動画要素を決定できる。
本発明の第3の態様は、第2の態様にかかる映像作成装置において、前記動画構成要素決定部は、入力した前記意味的内容に対応する前記動画要素を前記ユーザ情報リストに無い場合は、予め既定されている、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と前記動画要素とを対応付けたリストである動画要素情報リストから入力した前記意味的内容に対応する前記動画要素を決定する。
これにより、ユーザ情報リストを用いることができない場合でも、予め設定された動画要素を用いて動画を作成できる。
本発明の第4の態様は、第1の態様にかかる映像作成装置において、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、動画要素との対応付けを、前記ユーザリストに追加するユーザ情報追加部を具備する。
これにより、ユーザ情報リストを個々のユーザが編集することができる。また、編集内容を他のユーザと共有することも可能となる。
本発明の第5の態様は、ユーザの嗜好に基づいた、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組とアニメーションを作成するために使用する動画要素とを対応付けたリストであるユーザ情報リストを備えるステップと、キーワードと当該キーワードに付与された意味的内容からなる意味的内容付き文字列を入力した際に、前記意味的内容付き文字列に含まれる前記キーワードと前記意味的内容に対応する前記動画要素を前記ユーザ情報リストから決定するステップと、決定した前記動画要素から動画を生成するステップと、を具備したことを特徴とする映像作成方法である。
これにより、ストーリーを制作する側の意思と、そのストーリーに基づいて動画を再生する側の意思とを、バランス良く両立させることができるとともに、元のキーワードによる記述内容と意味的内容付き文字列の関係に、可逆性を持たせることができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様にかかる映像作成方法において、キーワードのリストと前記キーワードに対する意味的内容のリストを備えるステップと、文字列を入力するステップと、前記キーワードのリストを用いて前記文字列からキーワードを抽出するステップと、抽出した前記キーワードに対し前記意味的内容のリストを用いて前記キーワードに前記意味的内容を付加した意味的内容付き文字列を生成するステップと、を具備した構成を採る。
これにより、何らかの入力情報に不足した情報を補足することができ、作成するアニメーション映像に表現力を与えることができる。
本明細書は、2005年9月21日出願の特願2005−274285に基づく。この内容はすべてここに含めておく。
本発明によれば、意味的内容付き文字列で示されるストーリーを変更すること無く、システムに用意されていないユーザの嗜好に基づいた動画要素を利用して、視聴者側の意思を反映したオリジナリティ溢れる映像を作成することができる。また、本発明は、ユーザ同士でのアニメーションメールの交換アプリケーションやチャットアプリケーション、キャラクタなどを使ってプレゼンテーションを行うアプリケーション、CG(computer graphics)を使ったゲームプログラムなどその利用可能性は広い。
本発明の一実施例の形態にかかる動画作成システムの構成図 本実施の形態にかかるキーワードリストの記述例を示す図 本実施の形態にかかる意味的内容リストの記述例を示す図 本実施の形態にかかる意味的内容付き文字列の記述例を示す図 本実施の形態にかかる動画要素情報リストの記述例を示す図 本実施の形態にかかるユーザ情報リストの記述例を示す第1の図 本実施の形態にかかるユーザ情報リストの記述例を示す第2の図 本実施の形態にかかる動画構成要素決定部の動作を説明するための図 本実施の形態にかかるキーワード抽出部の処理のフローチャート 本実施の形態にかかるユーザ情報追加部の処理のフローチャート 本実施の形態にかかるユーザ情報追加部の処理を説明するための図 本実施の形態にかかる動画構成要素決定部の処理のフローチャート 本実施の形態にかかる動画作成システムの処理を説明するための第1の図 本実施の形態にかかる動画作成システムの処理を説明するための第2の図 本実施の形態にかかる動画作成システムの処理を説明するための第3の図 本実施の形態にかかる動画作成システムの処理を説明するための第4の図

Claims (6)

  1. ストーリーを基に動画要素を用いてアニメーションを作成する映像作成装置において、
    ストーリーを記述するためのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容とを含む意味的内容付き文字列を入力する入力部と、
    キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、アニメーションを作成するために使用する動画要素とを、動画を再生するユーザ側で対応付けたリストであるユーザ情報リストを格納するユーザ情報リスト格納部と、
    入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対応する動画要素を、前記ユーザ情報リストから決定する動画構成要素決定部と、
    決定した動画要素を用いて動画を作成する動画作成部と、
    を具備する映像作成装置。
  2. 前記動画構成要素決定部は、
    入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対する動画要素の対応付けが前記ユーザ情報リストにない場合は、前記ユーザ情報リストのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組のうち、少なくとも前記意味的内容が一致する組に対応する動画要素を、前記入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードに対応する動画要素として決定する、
    請求項1記載の映像作成装置。
  3. さらに、予め既定されている、キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と動画要素とを対応付けたリストである動画要素情報リストを格納した動画要素サーバにアクセスする通信部を有し、
    前記動画構成要素決定部は、
    さらに、前記ユーザ情報リストのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組のうち、少なくとも前記意味的内容が一致する組に対応する動画要素がない場合は、前記通信部を介して、動画要素サーバにアクセスし、前記動画要素情報リストから、入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対応する動画要素を、前記意味的内容に対応する動画要素として決定する、
    請求項2記載の映像作成装置。
  4. キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、動画要素との対応付けを、前記ユーザ情報リストに追加するユーザ情報追加部、
    をさらに具備する請求項1記載の映像作成装置。
  5. ストーリーを基に動画要素を用いてアニメーションを作成する映像作成方法において、
    ストーリーを記述するためのキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容とを含む意味的内容付き文字列を入力するステップと、
    キーワードと前記キーワードに対する意味的内容との組と、アニメーションを作成するために使用する動画要素とを、動画を再生するユーザ側で対応付けたリストであるユーザ情報リストから、入力した意味的内容付き文字列に含まれるキーワードと前記キーワードに付与された意味的内容との組に対応する動画要素を決定するステップと、
    決定した動画要素を用いて動画を作成するステップと、
    を具備する映像作成方法。
  6. キーワードのリストを用いて、入力した文字列からキーワードを抽出するステップと、
    キーワードと意味的内容とを対応付けたリストを用いて、前記文字列に基づいて前記意味的内容付き文字列を生成するステップと、を具備する請求項5記載の映像作成方法。
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