JP4832143B2 - 記録プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記録プログラムに係り、特にホストコンピュータと連携して処理を行うホスト端末上の画面を記録する記録プログラムに関する。
例えばホストコンピュータ(メインフレーム)は、そのホストコンピュータ専用の端末機(専用ハードウェア)で使用されていた。近年では、ホストコンピュータ専用の端末機の機能をPC上のソフトウェアのエミュレーションで実現したアプリケーションを用いるのが主流となっている。
このようなPC上のアプリケーションは、一般的にホスト端末エミュレータと呼ばれている。以下の説明では、ホストコンピュータ専用の端末機およびホスト端末エミュレータを総称してホスト端末と呼ぶ。
図1はホストコンピュータ及びホスト端末を含むシステムの一例の構成図である。図1のシステム1はホストコンピュータ10と複数のホスト端末11A〜11Cとが専用線や公衆回線,インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されている。なお、ホスト端末11A〜11Cの何れでも良い場合には単にホスト端末11と呼ぶ。
ホスト端末11の表示装置には、図2のようにホストコンピュータ10上で動作するアプリケーション(ホストアプリ)の画面が表示される。ホスト端末11を操作する操作者の入力操作によってホストアプリの処理が進み、ホスト端末11上に表示される画面は遷移していく。
図2はホスト端末上に表示される画面の遷移を表したイメージ図である。図2はホスト端末11上に表示される画面が、画面21,22,23の順番で遷移している様子を表している。
ホスト端末11を利用する業務において、操作者はホスト端末11上に表示されている画面の入力フィールドへの入力操作を行う。複数の画面を行き来して入力を何度も繰り返すような業務である場合には、過ぎ去った画面の内容を参考にして入力を行いたいことがある。このような場合、一般的には後で参照したい画面がホスト端末11上に表示されているときに、その画面の画像データ又はテキストデータを操作者が記録していた。
画像データを記録したい場合、操作者はOSの画面記録機能を利用してホスト端末11上に表示されている画面(以下、ホスト端末画面という)の画像データを記録し、画像編集アプリケーションのファイル記録機能でホスト端末画面の画像データをファイルに記録して再利用する。
例えばWindows(登録商標)の場合は[Print Screen]キーを押すことによりホスト端末画面の画像データを記録し、画像編集アプリケーションの一例としてのペイントのファイル記録機能で画像データをファイルに記録して再利用する。
テキストデータを記録したい場合、操作者は例えばホスト端末11のソフトウェアの機能(コピー&ペースト)を利用してホスト端末画面の文字情報をテキストデータとして出力し、例えばWindows(登録商標)のメモ帳などのテキストエディタのファイル記録機能でホスト端末画面のテキストデータをファイルに記録して再利用する。
図3は操作者が記録した画像データ及びテキストデータの一例のイメージ図である。例えば操作者は後で参照したい画面がホスト端末11上に表示されているときに、その画面の画像データ31又はテキストデータ32を記録しておく。操作者は、後でホスト端末11上に表示されたホスト端末画面の入力フィールドへの入力を、画像データ31を参照して又はテキストデータ32をコピー&ペーストして行うことができた。
特許文献1にはホストコンピュータに接続された端末の画像情報を所定の要求に応じて保存しておく内容が記載されている。
特開平5−224633号公報
従来のホスト端末11では、画面を記録する場合に、画像データを取得する場合とテキストデータを取得する場合とで操作が異なることや、画面の記録又は参照を行う為にOSの複数の機能を組み合わせて操作者が手動で操作を行わなければならず、操作が煩雑化している。このため、従来のホスト端末11は画面の記録又は参照を頻繁に行う操作者への負担が大きいという問題があった。また、従来のホスト端末11では取得した画像データ及びテキストデータの管理(記録場所,画像データ及びテキストデータの検索,削除)に手間が掛かるという第1の問題があった。
また、従来のホスト端末11では自動的に連続してホスト端末11上の画面を更新していくホストアプリの場合、その画面を適切なタイミングで記録することが難しいという第2の問題があった。
更に、従来のホスト端末11ではネットワークの異常によりホストコンピュータ10との通信が切断された場合やホスト端末11の誤操作、ソフトウェア異常等により、直前に参照していた画面や入力していたデータが失われてしまうという第3の問題があった。
上記した引用文献1は第1の問題を解決しているが、第2及び第3の問題を解決できていない。例えば所定時間毎に画面を記録する場合は、画面の更新中に所定時間となったときに更新途中の画面を記録してしまうという問題があった。
また、自動的に連続してホスト端末11上の画面を更新していくホストアプリの場合は画面を記録する頻度を多くすると同じ画面を重複して記録してしまい、記録装置やCPUを無駄に浪費してしまうという問題があった。一方、画面を記録する頻度を少なくすると必要な画面を記録できないことがあるという問題があった。
さらに、所定時間毎に画面を記録する場合は、ネットワークの異常等によりホストコンピュータ10との通信が切断された場合に、通信が切断される直前の画面で、どのような処理を行っていたか調べたいことがあるが、ホストコンピュータ10との通信が切断されたときの画面がタイミング良く記録できないことがあるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ホストコンピュータと連携して処理を行うホスト端末上の画面をタイミング良く記録できる記録プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、表示手段の表示制御に用いられる画面バッファデータを保持する保持手段にアクセス可能なコンピュータに、前記表示手段の画面の入力フィールドにテキストデータが入力された状態の前記表示手段の画面について画面遷移が行なわれる場合に、前記保持手段に保持される画面バッファデータであって、前記テキストデータの入力に応じて更新され画面バッファデータに基づいて生成される、前記画面遷移が行なわれる前の前記表示手段の画面に含まれるテキストデータと、前記更新された画面バッファデータを用いた表示制御により前記画面遷移が行なわれるに前記表示手段に表示される面の画像データと、を記憶手段に記憶し、要求に応じて、前記記憶手段に記憶した前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方を前記表示手段に表示させることを実行させることを特徴とする記録プログラムであることを特徴とする。
上述の如く、本発明によれば、ホストコンピュータと連携して処理を行うホスト端末上の画面をタイミング良く記録できる記録プログラムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、以下の実施例ではホスト端末エミュレータによるホスト端末を例に説明するが、ホストコンピュータ専用の端末機であってもよい。
図4は本発明によるホストコンピュータ及びホスト端末を含むシステムの一実施例の構成図である。システム1はホストコンピュータ10と複数のホスト端末11とが専用線や公衆回線,インターネットやLAN等のネットワークを介して接続されている。
ホスト端末11は、演算処理装置41,通信装置42,入力装置43,表示装置44及び記録装置45を含む構成である。入力装置43はキーボードやマウスなどで構成されており、各種信号を入力するために用いられる。表示装置44はディスプレイなどで構成されており、各種ウインドウやデータ等の画面を表示するために用いられる。記録装置45はメモリやハードディスク装置(HDD)などで構成されており、画面の画像データ又はテキストデータを記録するために用いられる。通信装置42はモデム,LANカードなどで構成されており、ネットワークに接続する為に用いられる。
演算処理装置41は、OS50及びホスト端末エミュレータ51を実行している。演算処理装置41はホスト端末エミュレータ51を実行することで、記録制御機能61,表示制御機能62,端末制御機能63,通信制御機能64を実現している。なお、ホスト端末エミュレータ51は本発明による画面記録プログラムの一例である。
端末制御機能63はホスト端末11としての動作全体を制御する中心機能である。通信制御機能64は、ホストコンピュータ10からのデータを受信して端末制御機能63に供給し、端末制御機能63から供給されたデータをホストコンピュータ10へ送信する機能である。
表示制御機能62は端末制御機能63からの指示に従って画面バッファ72で保持する内容を更新し、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示装置44に要求する機能である。記録制御機能61は、端末制御機能63で保持する情報であるデータ処理状況情報73および表示制御機能62の画面バッファ72で保持する内容を参照し、指定された記録条件が満たされているか否かを判断して、後述する適切なタイミングにより画面バッファ72で保持する内容を記録装置45に記録させる機能である。なお、記録制御機能61は指定された記録条件が満たされているか否かを判断を、記録条件判断処理部71により行う。
ホスト端末エミュレータ51は、ホスト端末11を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。ホスト端末エミュレータ51は例えば記録媒体の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。ホスト端末エミュレータ51を記録した記録媒体は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、ホスト端末エミュレータ51は例えば記録装置45にインストールされる。ホスト端末11はインストールされたホスト端末エミュレータ51を格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。そして、演算処理装置41は記録装置45のホスト端末エミュレータ51を読み出し、そのホスト端末エミュレータ51を実行する。
ホスト端末11は、ホストコンピュータ10上で動作する例えば図2のようなホストアプリの画面21〜23が表示される。ホスト端末11を操作する操作者の入力操作によってホストアプリの処理が進み、ホスト端末11上に表示される画面は遷移していく。ホスト端末11は、指定された記録条件(一定時間経過、ホストコンピュータ10からの特定のコマンドの受信、ホスト端末11への特定のコマンドの入力、通信切断)が満たされているかを判断して、その指定された記録条件に応じた適切なタイミングにより画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録装置45に記録する。
図5は指定された記録条件が一定時間経過であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。ステップS1に進み、端末制御機能63は記録要求を受けたか否かを判定する。記録要求を受けていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示する。
ステップS2に進み、表示制御機能62は端末制御機能63からの指示に従って画面バッファ72で保持する内容を更新する。ステップS3に進み、表示制御機能62は画面バッファ72で保持する内容の表示を表示装置44に要求し、表示装置44に表示されているホスト端末画面を更新したあと、ステップS4に進む。端末制御機能63は無限ループが継続していれば、ステップS1に戻る。また、端末制御機能63は無限ループが継続していなければ処理を終了する。
一方、記録要求を受けていれば、端末制御機能63はステップS5に進み、タイマ処理で一定時間の経過を判断する。一定時間が経過していなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS2の処理に進ませる。
一定時間が経過していれば、端末制御機能63はステップS6に進み、データ処理状況情報73を参照し、ホストコンピュータ10からの画像データの受信が完了しているか否かを判断する。画像データの受信が完了していなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS2の処理に進ませる。
一方、画像データの受信が完了していれば、端末制御機能63は画面データの記録を記録制御機能61に指示する。ステップS7に進み、記録制御機能61は画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録装置45に記録する。その後、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS2の処理に進ませる。
以上、図5のフローチャートによれば、一定時間毎に画面を記録する場合であって、画面の更新中に画面を記録する時間が来たとしても、更新途中の画面を記録してしまうことがなく、画像データの受信が完了してから画面を記録することで、更新が終わった後の画面を記録できる。
図6は、指定された記録条件がホストコンピュータからの特定のコマンドの受信であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。まず、ステップS11に進み、端末制御機能63は記録要求を受けたか否かを判定する。記録要求を受けていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示する。
ステップS12に進み、表示制御機能62は端末制御機能63からの指示に従って画面バッファ72で保持する内容を更新する。ステップS13に進み、表示制御機能62は画面バッファ72で保持する内容の表示を表示装置44に要求し、表示装置44に表示されているホスト端末画面を更新したあと、ステップS14に進む。端末制御機能63は無限ループが継続していれば、ステップS11に戻る。また、端末制御機能63は無限ループが継続していなければ処理を終了する。
一方、記録要求を受けていれば、端末制御機能63はステップS15に進み、ホストコンピュータ10から特定のコマンド(例えば画面の更新や書き換えを示すもの)を受信したか否かを判断する。例えば端末制御機能63はデータ処理状況情報73を参照し、特定のコマンドを受信したかを判断する。端末制御機能63は表示制御機能62の画面バッファ72を参照し、特定のコマンドを受信したかを判断するようにしてもよい。
特定のコマンドを受信していなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS12の処理に進ませる。
特定のコマンドを受信していれば、端末制御機能63はステップS16に進み、データ処理状況情報73を参照し、ホストコンピュータ10からの画像データの受信が完了しているか否かを判断する。画像データの受信が完了していなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS12の処理に進ませる。
一方、画像データの受信が完了していれば、端末制御機能63は画面データの記録を記録制御機能61に指示する。ステップS17に進み、記録制御機能61は画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録装置45に記録する。その後、端末制御機能63は、画面バッファ72で保持する内容の更新と画面バッファ72で保持する内容の表示とを表示制御機能62に指示し、ステップS2の処理に進ませる。
以上、図6のフローチャートによれば、ホストコンピュータ10から画面の更新や書き換えを示す特定のコマンドを受信した場合であって、画像データの受信が完了してから画面を記録することで、更新途中の画面を記録してしまうことがなく、更新が終わった後の画面を記録できる。なお、ホストコンピュータ10から画面の更新や書き換えを示す特定のコマンドを受信した場合、端末制御機能63は受信した特定のコマンドを実行する前に画面を記録するようにしてもよい。
また、図6のフローチャートによれば、画面の更新や書き換えを示す特定のコマンドを受信した場合に画面を記録するため、変化のあった画面を記録することになり、同じ画面を重複して記録することがなく、記録装置やCPUを無駄に浪費することがない。
図7は、指定された記録条件がホスト端末11への特定のコマンドの入力であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。ステップS21に進み、端末制御機能63は記録要求を受けたか否かを判定する。記録要求を受けていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示する。
ステップS22に進み、表示制御機能62は端末制御機能63からの指示に従って画面バッファ72で保持する内容を更新する。ステップS23に進み、表示制御機能62は画面バッファ72で保持する内容の表示を表示装置44に要求し、表示装置44に表示されているホスト端末画面を更新したあと、ステップS24に進む。端末制御機能63は無限ループが継続していれば、ステップS21に戻る。また、端末制御機能63は無限ループが継続していなければ処理を終了する。
一方、記録要求を受けていれば、端末制御機能63はステップS25に進み、入力装置43に特定のコマンド又は特定のキー(例えば[ENTER]キーの押下)が入力されたか否かを判断する。例えば端末制御機能63はデータ処理状況情報73を参照し、画面の更新や書き換えを示す特定のコマンド又は特定のキーが入力されたかを判断する。
特定のコマンド又は特定のキーが入力されていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS22の処理に進ませる。
特定のコマンド又は特定のキーが入力されていれば、端末制御機能63はステップS26に進み、データ処理状況情報73を参照し、ホストコンピュータ10からの画像データの受信が完了しているか否かを判断する。画像データの受信が完了していなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS22の処理に進ませる。
一方、画像データの受信が完了していれば、端末制御機能63は画面データの記録を記録制御機能61に指示する。ステップS27に進み、記録制御機能61は画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録装置45に記録する。その後、端末制御機能63は、画面バッファ72で保持する内容の更新と画面バッファ72で保持する内容の表示とを表示制御機能62に指示し、ステップS22の処理に進ませる。
以上、図7のフローチャートによれば、特定のコマンド又はキーが入力装置43から入力された場合であって、画像データの受信が完了してから画面を記録することで、更新途中の画面を記録してしまうことがなく、更新が終わった後の画面を記録できる。なお、特定のコマンド又はキーが入力装置43から入力された場合、端末制御機能63は入力されたコマンド又はキーを実行する前に画面を記録するようにしてもよい。
また、図7のフローチャートによれば、画面の更新や書き換えを示す特定のコマンド又はキーが入力された場合に画面を記録するようにしたため、変化のあった画面を記録することになり、同じ画面を重複して記録することがなく、記録装置やCPUを無駄に浪費することがない。
図8は指定された記録条件が通信切断であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。まず、ステップS31に進み、端末制御機能63は記録要求を受けたか否かを判定する。記録要求を受けていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示する。
ステップS32に進み、表示制御機能62は端末制御機能63からの指示に従って画面バッファ72で保持する内容を更新する。ステップS33に進み、表示制御機能62は画面バッファ72で保持する内容の表示を表示装置44に要求し、表示装置44に表示されているホスト端末画面を更新したあと、ステップS34に進む。端末制御機能63は無限ループが継続していれば、ステップS31に戻る。また、端末制御機能63は無限ループが継続していなければ処理を終了する。
一方、記録要求を受けていれば、端末制御機能63はステップS35に進み、ホストコンピュータ10との通信が切断されているか否かを判断する。例えば端末制御機能63はデータ処理状況情報73を参照し、ホストコンピュータ10との通信が切断されているかを判断する。
ホストコンピュータ10との通信が切断されていなければ、端末制御機能63は画面バッファ72で保持する内容の更新と、画面バッファ72で保持する内容の表示を表示制御機能62に指示し、ステップS32の処理に進ませる。
ホストコンピュータ10との通信が切断されていれば、端末制御機能63は画面データの記録を記録制御機能61に指示する。ステップS36に進み、記録制御機能61は画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録装置45に記録する。つまり、記録制御機能61は画面更新が発生する前に、画面バッファ72で保持する画面の画像データ又はその画像データに応じたテキストデータを記録している。
その後、端末制御機能63は、画面バッファ72で保持する内容の更新と画面バッファ72で保持する内容の表示とを表示制御機能62に指示し、ステップS32の処理に進ませる。
以上、図8のフローチャートによれば、何らかの理由でホストコンピュータ10とホスト端末11との通信が切断されたとき、通信が切断される直前の画面を記録することができる。例えば何らかの理由でホストコンピュータ10とホスト端末11との通信が切断されたとき、通信が切断される直前の画面を調べたいことがあるが、所定時間毎に画面を記録するだけでは、通信が切断される直前の画面をタイミング良く記録できないという問題を解消している。
また、図8のフローチャートによれば、ホストコンピュータ10とホスト端末11との通信が切断されたとき、通信が切断される直前の画面を記録できる為、所定時間毎に画面を記録しなくても、通信が切断される直前の画面をタイミング良く記録でき、同じ画面を重複して記録することがなく、記録装置やCPUを無駄に浪費することがない。
以下、本発明によるホスト端末11の一実施例について詳細に説明する。例えばホスト端末11は、手動記録,自動記録,画面自動記録データの自動削除,画面内容の参照および画面の表示などの機能を有する。
手動記録機能は、記録したい画面が表示装置44に表示されているときに、操作者が特定のボタン(アイコン)をクリックする,特定のキーを操作する,メニューから[画面記録]を選択することにより、画面(画像データ,テキストデータ)を記録し、ホスト端末11上のストレージなどの記録装置45に保存するものである。なお、保存時には保存した時間が情報として加えられる。
自動記録機能は、様々な記録条件を予め定義(指定)し、その記録条件に従ったタイミングで画面を記録し、ホスト端末11上の記録装置45に保存するものである。なお、保存時には保存した時間が情報として加えられる。記録条件には、ホスト端末11の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミング,ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信したタイミング,一定時間間隔,一定データ量を受信したタイミング,ホストコンピュータ10との論理セッションが切断されたタイミング,回線切断されたタイミング等がある。
ホスト端末11の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミングが記録条件の場合は、ホスト端末11の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミングで、そのとき表示装置44に表示されている画面を記録する。例えば特定のキーの入力には[Enter]キーの押下、[データクリア]キーの押下等がある。
[Enter]キーの押下の場合、操作者が各種データの入力を完了した状態の画面が記録されることになり、この画面は後に、この入力内容を参照したい場合に使用することができる。[データクリア]キーの押下の場合、入力データがクリアされる直前の画面が記録されることになり、この画面は誤って[データクリア]キーを押下してしまった場合のリカバリ(後で、失われた入力データなどを参照できる)になる。
ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信したタイミングが記録条件の場合は、ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信したタイミングで特定のデータ(文字列)を受信する直前に表示されていた画面を記録する。例えば特定のデータ(文字列)の入力には、画面更新要求データの受信,画面消去要求データの受信等がある。
例えば画面更新前の画面と現在の画面とを同時に参照したい場合、画面が自動的に次々と遷移するようなホストアプリを使用しているときに有効である。また、意図せずホストコンピュータ10によって画面が更新又は消去されてしまった場合のリカバリになる。
また、ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信したタイミングが記録条件の場合は、ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信し、ホスト端末11の画面に表示したタイミングで、その画面を記録する。
なお、ここで特定のデータには「"AAA"*"BBB"」や「"CCC"+EOD」のような指定が可能である。ここで、「"AAA"*"BBB"」は"AAA"から始まり"BBB"で終わる任意のデータ(例:"AAAXXXBBB"、"AAABBB")を意味している。「"CCC"+EOD」は、"CCC"から始まり連続する1つ以上のデータの終わりまで(例:"CCC1234")を意味する。例えば図9の画面で「商品一覧」の内容を自動的に記録したい場合、特定のデータとして「"商品一覧"+"利用者"」を指定する。図9は画面の一例のイメージ図である。
一定時間間隔が記録条件の場合は操作者が設定した一定時間間隔で画面を記録する。なお、画面が不完全な状態での記録を避けるため、ホストコンピュータ10からのデータ受信が継続している場合はデータ受信が終了するまで画面の記録を遅延させる。
例えば画面を定期的に次々に遷移させるようなホストアプリを使用しているが、画面遷移の条件が様々であったり、条件を特定できなくても各画面を記録しておきたい場合に有効である。
一定データ量を受信したタイミングが記録条件の場合は、操作者が設定した一定データ量(または文字数)を受信し、ホスト端末11に表示したタイミングで、その画面を記録する。なお、画面が不完全な状態での記録を避けるため、ホストコンピュータ10からのデータ受信が継続している場合はデータ受信が終了するまで画面の記録を遅延させる。
例えば画面を不定期に次々に遷移させるようなホストアプリを使用しているが、画面遷移の条件が様々であったり、条件を特定できなくても各画面を記録しておきたい場合に有効である。
ホストコンピュータ10との論理セッションが切断されたタイミングが記録条件の場合はホストコンピュータ10との論理セッションが切断されたタイミングで、切断された直前に表示されていた画面を記録する。例えば操作者の誤動作、ホストアプリの障害等により、予期しない論理セッションの切断が発生し、入力中のデータ等が失われてしまった場合のリカバリになる。
また、回線切断されたタイミングが記録条件の場合は、ホストコンピュータ10とホスト端末11との間の回線が切断されたタイミングで、切断の直前に表示されていた画面を記録する。例えば回線障害,ソフトウェアの誤動作,利用者の誤操作等により、予期せず入力データが失われてしまった場合のリカバリになる。
画面自動記録データの自動削除は、画面の自動記録を行った際、連続した全く同一内容の画面を無駄に記録してしまう場合が発生するため、連続した全く同一内容の無駄な画面を認識・削除するものである。画面自動記録データの自動削除は、例えば図10に示したフローチャートの手順で行われる。
図10は画面自動記録データの自動削除の手順を示すフローチャートである。ステップS41に進み、記録制御機能61は画面Aを記録する。また、ステップS42に進み、記録制御機能61は画面Bを記録する。なお、画面A,Bは連続して記録されたデータであるとする。
ステップS43に進み、記録制御機能61は画面A,Bの内容が同一であるか否かを判断する。画面A,Bの内容が同一でなければ、記録制御機能61は処理を終了する。画面A,Bの内容が同一であれば、記録制御機能61はステップS44に進み、無駄な画面Bを削除したあと、処理を終了する。
画面内容の参照は、記録した画面(画像データ,テキストデータ)の内容を参照するものである。記録した画面はホスト端末11の記録装置45に保存される。ホスト端末11上の[一覧表示]ボタン(アイコン)をクリックする,特定のキーを操作する,またはメニューから[一連表示]を選択すると、画面データ一覧ウインドウが表示され、保存されている画面のリストが表示される。なお、画面データ一覧ウインドウの詳細は、後述するものとする。操作者は、このリストにおいて、保存されている画面を選択し、内容を参照する。
画面の表示は、画像データおよびテキストデータの両形式で記録装置45に保存されている画面を表示装置44に表示するものである。画面データ一覧ウインドウにおいて画面を選択すると、その画面の内容が独自のビューアで表示(内容ビュー)される。なお、内容ビューは複数の画面を同時に表示するか(複数のウインドウが表示される)又は1つのウインドウを切り替えて表示するかを指定できる。
図11は画面の表示を表した一例のイメージ図である。例えば操作者は後で参照したい画面80がホスト端末11上に表示されているときに、その画面の画像データ82又はテキストデータ83を記録しておく。画面データ一覧ウインドウ81において1つの画面を選択すると、その画面の画像データ82及びテキストデータ83が独自のビューアで表示(内容ビュー)される。
図12は、画面データ一覧ウインドウの一例のイメージ図である。画面データ一覧ウインドウ90は、ホスト端末11の記録装置45に記録された画面(以下、記録データという)をリスト化して表示する。画面データ一覧ウインドウ90は表示する記録データの絞込みやソートが行え、操作者が参照したい記録データを簡単に見つけることができる。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である表示変更アイコン(ウインドウ左上のアイコン)は、リストの表示形式を詳細リスト形式,画面メモ履歴の大きい/小さいアイコン形式,一覧形式の何れかに切り替える。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である検索欄は文字列を記入することで、その文字列を含む記録データの一覧をリスト化することができる。文字列には、正規表現を利用することができる。また文字列のオートコンプリート機能を持っている。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である日時指定欄は記録データの記録された時間の範囲を指定し、指定された時間の範囲内に記録された記録データの一覧をリスト化することができる。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素であるリセットボタンはクリックされることにより上記の検索欄や日時指定欄における絞り込み条件をリセットし、全ての記録データをリストに表示する。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である画面メモ履歴は記録データの画面を縮小して表示する。縮小して表示した記録データの画面をクリックされると別ウインドウに記録データの内容を表示する。クリック時の動作として、「画像データのみ表示」,「テキストデータのみ表示」,「両方表示」の何れかを予め設定しておくことができる。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である作成日は記録データが記録された時間を表示する。リストは作成日をキーとして降順,昇順にソートすることができる。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である手順は記録データが記録されたタイミングを表示する。表示される内容は、手動,自動(キー入力),自動(受信1),自動(受信2),自動(時間),自動(データ量),自動(論理切断),自動(物理切断)がある。本項目をキーとして、タイミングの種類毎にリストをソートすることができる。
手動は操作者が手動で記録したことを表す。自動(キー入力)は、自動記録機能の「ホスト端末11の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミング」で記録されたことを表す。自動(受信1)は、自動記録機能の「ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信したタイミング」で記録されたことを表す。自動(受信2)は自動記録機能の「ホストコンピュータ10から特定のデータ(文字列)を受信し、ホスト端末11の画面に表示したタイミング」で記録されたことを表す。自動(時間)は、自動記録機能の「一定時間間隔」で記録されたことを表す。
自動(データ量)は、自動記録機能の「一定データ量を受信したタイミング」で記録されたことを表す。自動(論理切断)は、自動記録機能の「ホストコンピュータ10との論理セッションが切断されたタイミング」で記録されたことを表す。自動(物理切断)は自動記録機能の「回線切断されたタイミング」で記録されたことを表す。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である保護は、ホスト端末エミュレータ51を終了したとき、記録データを記録装置45にそのまま残すか削除するかを示す。表示される内容は、「する」又は「しない」である。本項目をキーとしてリストをソートすることができる。
保護に表示される内容「する」はホスト端末エミュレータ51の終了時、対応する記録データを削除しないことを示す。また、保護に表示される内容「しない」はホスト端末エミュレータ51の終了時、対応する記録データを削除することを示す。
画面データ一覧ウインドウ90の構成要素である削除ボタンは、クリックされることにより対応する記録データを直ちに記録装置45から削除する。
なお、記録装置45に記録されている記録データは時系列(記録された順番)に従って連続表示、即ち再生することもできる。再生は、記録されている記録データに付加されている記録時間に基づいて行われる。再生方法は、「一定時間間隔再生」,「実時間再生」の何れかを選択することができる。
一定時間間隔再生の場合、間隔(1秒など)を指定することができる。また、どちらの再生方法でも、一般のVTRやDVDプレイヤー等が装備している再生、早送り、巻き戻し、スロー、倍速再生などを行える。
適切な自動記録の定義を行って記録された画面データを再生することにより、操作者が行った操作のうち、後で参照したい部分のみを採取し、すなわち膨大なデータが採取されないように制御することができ、後で確認することができる。なお、セキュリティ上の用途で使用する場合を考慮し、ホスト端末11の管理者が設定した自動記録のタイミング定義や、その自動記録定義によって自動記録された記録データを、ホスト端末11の操作者が変更・削除できないようにする機能も持たせることができる。
図13は本発明によるホスト端末エミュレータ51の処理部およびデータ構造を表したクラス図である。図13のクラス図は、端末制御部100,データ受信部101,データ送信部102,キー入力制御部103,履歴データ管理部104,画面表示部105,タイマ制御部106,画面データ107,テキストデータ108及びグラフィックデータ(画像データ)109を含むように構成されている。
端末制御部100は、他の処理部同士を結びつけ、コントロールする中心的な制御部である。端末制御部100は図14に示す操作(メソッド)を有する。図14は端末制御部の操作(メソッド)を表した定義図である。
データ受信部101はホストコンピュータ10(回線)からのデータの受信・解析,セッション切断,回線切断の検知を行い、端末制御部100に通知するものである。データ受信部101は受信データを解析・特定するために、受信データのバッファリングを行う場合がある。データ受信部101は、図15に示す属性および図16に示す操作(メソッド)を有する。図15はデータ受信部の属性を表した定義図である。図16はデータ受信部の操作(メソッド)を表した定義図である。
データ送信部102は端末制御部100からの依頼に基づいて、ホストコンピュータ10(回線)へデータを送信するものである。データ送信部102は、図17に示す操作(メソッド)を有する。図17はデータ送信部の操作(メソッド)を表した定義図である。
キー入力制御部103は操作者からのキー入力を認識し、端末制御部100に通知するものである。キー入力制御部103は、図18に示す属性を有する。図18はキー入力制御部の属性を表した定義図である。
タイマ制御部106は時間を管理する。具体的には、一定時間毎に画面を記録する機能を実現する。タイマ制御部106は、図19に示す属性および図20に示す操作(メソッド)を有する。図19はタイマ制御部の属性を表した定義図である。図20はタイマ制御部の操作(メソッド)を表した定義図である。
画面表示部105はホスト端末11の画面表示を管理する。画面表示部105は、ホスト端末11に現在表示されている画面の画面バッファ72を持つ。画面表示部105は図21に示す属性および図22に示す操作(メソッド)を有する。図21は画面表示部の属性を表した定義図である。図22は画面表示部の操作(メソッド)を表した定義図である。
履歴データ管理部104は記録装置45に格納されている画面データ(記録データ)を管理(生成,検索,削除)するものである。また、履歴データ管理部104は0個以上の画面データオブジェクトの格納場所を記録している。履歴データ管理部104は図23に示す操作(メソッド)を有する。図23は履歴データ管理部の操作(メソッド)を表した定義図である。
画面データクラス107は1つの画面データ(記録データ)を表すデータである。図13の画面データクラスは、テキストデータクラス108と画面データクラス109から構成される。
テキストデータクラス108は、記録した画面のテキストデータ(属性テキスト)を保持する。グラフィックデータクラス109は、記録した画面をビットマップデータ(属性グラフィック)として保持する。各クラスは、「name」という属性を持つ。これは、各クラスのオブジェクトを一意に表し、各クラスがストレージやメモリに記録されるときのID(ファイル名など)を表す。画面データクラス107における「seq.no」属性は本クラスのインスタンスに付加される一意な通番である。
また、「method」属性は本画面データが記録されたときの方法(タイミング)を表し、手動,自動(キー入力),自動(受信1)などの値を持つ。図24〜図30では、各種タイミングで画面データを記録する動作(自動記録)のシーケンス図(コラボレーション図)を示す。
なお、図中のCreate()操作は、特定クラスの操作(メソッド)ではなく、クラスのインスタンスを生成する操作を意味し、{new}と記載されたオブジェクトはCreate()操作で生成されたものを表している。
図24は、ホスト端末の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。図25は、ホストコンピュータから特定のデータ(文字列)を受信したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。図26はホストコンピュータから特定のデータ(文字列)を受信し、ホスト端末の画面に表示したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。図27は一定時間間隔が記録条件の場合のコラボレーション図である。
図28は一定データ量を受信したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。図29はホストコンピュータとの論理セッションが切断されたタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。図30は回線切断されたタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。
本発明では、ボタンをクリックするだけで、画像データ及びテキストデータの両方を記録できる。また、画面データの管理機能(一覧表示・検索・削除)を利用することにより操作者の手間を削減する。
本発明では, あらかじめ自動記録条件を定義しておくことにより、適切なタイミングで画面データを自動的に記録できる。適切な定義の自動記録と記録データの再生機能を組みあわせることにより、本発明では操作者が行った特定の操作をあとで確認することができる。これにより、本発明ではセキュリティなどの理由から、操作者が行った操作を別の人物があとで確認することができる。また、本発明では操作者が、自分が行った操作をあとで確認する用途にも利用できる。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
記録装置,演算処理装置を含むホスト端末において実行される画面記録プログラムであって、
前記演算処理装置に、連携して処理を行うホストコンピュータからの前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取りを確認する確認ステップと、
前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取りを確認した際、前記命令を実行する前又は後の前記画面の画像データを、前記記録装置に記録する記録ステップと
を実行させる画面記録プログラム。
(付記2)
前記確認ステップは、自機の入力装置からの前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の入力を確認することを特徴とする付記1記載の画面記録プログラム。
(付記3)
前記確認ステップは、前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取り又は入力を、データ処理状況情報を参照して判断することを特徴とする付記1又は2記載の画面記録プログラム。
(付記4)
前記記録ステップは、前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取り又は入力を確認したあと、画像バッファで保存する前記命令を実行する前または後の前記画面の画像データ,前記画像データに応じたテキストデータの少なくとも一方を、前記記録装置に記録することを特徴とする付記1乃至3何れか一項記載の画面記録プログラム。
(付記5)
前記記録装置に記録した前記画像データ,テキストデータを、前記画像データ,テキストデータが記録されたタイミングの情報を付加した上、リスト化して表示する画面データ一覧ウインドウ表示ステップを更に実行させる付記1乃至4何れか一項記載の画面記録プログラム。
(付記6)
前記画面データ一覧ウインドウ表示ステップは、前記画面データ一覧ウインドウ上に表示されているリスト化された前記画像データ,テキストデータへのクリックに応じて、前記画像データ,テキストデータを拡大表示することを特徴とする付記5記載の画面記録プログラム。
(付記7)
ホストコンピュータと連携して処理を行うホスト端末上の画面を記録する画面記録装置であって、
連携して処理を行うホストコンピュータからの前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取りを確認する確認手段と、
前記ホスト端末上の画面の更新又は書き換えを示す命令の受け取りを確認した際、前記命令を実行する前又は後の前記画面の画像データを、前記記録装置に記録する記録手段と
を有することを特徴とする画面記録装置。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
ホストコンピュータ及びホスト端末を含むシステムの一例の構成図である。 ホスト端末上に表示される画面の遷移を表したイメージ図である。 操作者が記録した画像データ及びテキストデータの一例のイメージ図である。 本発明によるホストコンピュータ及びホスト端末を含むシステムの一実施例の構成図である。 指定された記録条件が一定時間経過であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。 指定された記録条件がホストコンピュータからの特定のコマンドの受信であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。 指定された記録条件がホスト端末11への特定のコマンドの入力であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。 指定された記録条件が通信切断であるときの画面記録処理の手順を表した一例のフローチャートである。 画面の一例のイメージ図である。 画面自動記録データの自動削除の手順を示すフローチャートである。 画面の表示を表した一例のイメージ図である。 画面データ一覧ウインドウの一例のイメージ図である。 本発明によるホスト端末エミュレータの処理部およびデータ構造を表したクラス図である。 端末制御部の操作(メソッド)を表した定義図である。 データ受信部の属性を表した定義図である。 データ受信部の操作(メソッド)を表した定義図である。 データ送信部の操作(メソッド)を表した定義図である。 キー入力制御部の属性を表した定義図である。 タイマ制御部の属性を表した定義図である。 タイマ制御部の操作(メソッド)を表した定義図である。 画面表示部の属性を表した定義図である。 画面表示部の操作(メソッド)を表した定義図である。 履歴データ管理部の操作(メソッド)を表した定義図である。 ホスト端末の操作者が特定のキー又は特定のデータを入力したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。 ホストコンピュータから特定のデータ(文字列)を受信したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。 ホストコンピュータから特定のデータ(文字列)を受信し、ホスト端末の画面に表示したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。 一定時間間隔が記録条件の場合のコラボレーション図である。 一定データ量を受信したタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。 ホストコンピュータとの論理セッションが切断されたタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。 回線切断されたタイミングが記録条件の場合のコラボレーション図である。
符号の説明
1 システム
10 ホストコンピュータ
11,11A〜11C ホスト端末
41 演算処理装置
42 通信装置
43 入力装置
44 表示装置
45 記録装置
50 OS
51 ホスト端末エミュレータ
61 記録制御機能
62 表示制御機能
63 端末制御機能
64 通信制御機能
71 記録条件判断処理部
72 画面バッファ
73 データ処理状況情報

Claims (5)

  1. 表示手段の表示制御に用いられる画面バッファデータを保持する保持手段にアクセス可能なコンピュータに、
    前記表示手段の画面の入力フィールドにテキストデータが入力された状態の前記表示手段の画面について画面遷移が行なわれる場合に、前記保持手段に保持される画面バッファデータであって、前記テキストデータの入力に応じて更新され画面バッファデータに基づいて生成される、前記画面遷移が行なわれる前の前記表示手段の画面に含まれるテキストデータと、前記更新された画面バッファデータを用いた表示制御により前記画面遷移が行なわれるに前記表示手段に表示される面の画像データと、を記憶手段に記憶し、
    要求に応じて、前記記憶手段に記憶した前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方を前記表示手段に表示させるこ
    を実行させることを特徴とする記録プログラム。
  2. 前記画面遷移が行われる前の前記表示手段の画面に含まれるテキストデータは、入力フィールドに入力されたテキストデータ及び前記入力フィールドに関する項目名を示すテキストデータの組であること
    を特徴とする請求項1に記載の記録プログラム。
  3. 表示手段の表示制御に用いられる画面バッファデータを保持する保持手段にアクセス可能なコンピュータに、
    用を開始する際にログインが必要なアプリケーションプログラムの表示画面であって、前記表示画面中の入力フィールドにテキストデータが入力された状態の表示画面について画面遷移行なわれる場合に、前記保持手段に保持される画面バッファデータであって、前記テキストデータの入力に応じて更新され画面バッファデータに基づいて生成される、前記画面遷移行なわれるの前記表示手段の画面に含まれるテキストデータと、前記更新された画面バッファデータを用いた表示制御により前記画面遷移行なわれるに前記表示手段に表示される面の画像データと、を前記記憶手段に記憶し、
    要求に応じて、前記記憶手段に記憶した前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方を、前記表示手段に表示させるこ
    を実行させることを特徴とする記録プログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記記憶手段に記憶した前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方を、前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方が記憶されたタイミングの情報を付加した上、リスト化して前記表示手段に表示させる、
    ことを実行させることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の記録プログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    前記表示手段に表示させているリスト化された前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方へのクリックに応じて、前記テキストデータ及び前記画像データの少なくとも一方を拡大表示する、
    ことを実行させることを特徴とする請求項4記載の記録プログラム。
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