JP4831092B2 - Icタグ収容体の製造方法 - Google Patents

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本発明は、非接触で読み書きが可能なICタグを、本体内に収容したICタグ収容体などに関するものである。
非接触型ICタグは、ICチップとアンテナとが設けられており、情報を記録して保持し非接触で外部装置と交信して情報交換できるので、製品等の工場での工程管理や物流管理、情報表示等の広範囲の用途に利用されている(特許文献1)。
例えば、工場等での入場や通過許可を監視、管理するシステムが実用化されており、この様なシステムでは、作業車両にICタグを装着し、施設、建物の部外者の出入りが制限されている区域にゲート及びリーダが設けられ、入場時に作業車両に設けられたICタグを認識し、読みとったIDに基づいて通過許可を判断して、ゲートの開閉等の管理を行う。
しかし、作業車両単位で管理するシステムでは、急な作業変更や一人の作業者が多種の作業を行うこと等により、管理が煩雑となるため、作業車両単位ではなく、作業者単位でのICタグによる管理が求められている。
特開2006−176304公報
しかしながら、非接触型ICタグは、誘電体である水の影響を強く受けやすく、非接触型ICタグを車両に代わり人間に装着すれば、人体の水分の影響で通信性能が劣化するという問題があり、人の体に取り付けての使用は困難であった。
そこで本発明者らは、以上のような問題点に鑑み鋭意検討の結果、三角柱状のICタグ収容体を用いることにより、人に取り付けて使用しても、通信性能が劣化することなく使用できることを見出し、本発明に至った。
すなわち本発明の目的は、人体近傍において使用しても通信性能が安定したICタグ収容体を提供することにある。
本発明は、合成樹脂または紙素材のシートを、三角柱状箱体の折り込み代を含む平面展開形状に型抜き形成し、前記平面展開形状において、前記三角柱の側面となる部分に樹脂フィルムを接着して、ポケットを設け、前記ポケット内にICタグを収容し、前記ポケットを内側にして、三角柱状に組み立て、前記平面展開形状は、前記組み立て後に底面が二重となる形状であることを特徴とするICタグ収容体の製造方法である。
本発明は、人体近傍で使用可能なICタグ収容体を提供することができる。本発明のICタグ収容体は、人に取り付けて使用しても通信性能が劣化せず、リーダとの通信が良好である。本発明のICタグ収容体を装着した衣類やヘルメットを着用することにより、容易に作業者単位での管理を行うことが可能である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るICタグ収容体1の斜視図、図2は、実施形態に係るICタグ収容体1の説明図である。図2(a)は、平面図であり、図2(b)は、背面図であり、図2(c)は、図2(a)におけるA方向からの側面図であり、図2(d)は、図2(a)におけるB方向からの側面図であり、図2(e)は、図2(a)におけるC−C断面図である。
図1に示すように、ICタグ収容体1は、ICタグ3とICタグ3を収容する本体5とからなる。ICタグ3は、本体5中に収容されており、外から観察されない。
ICタグ3は、汎用の非接触型ICタグが好適に使用可能である。例えばベースフィルム上に、アンテナとしてアンテナコイルを配設し、アンテナコイルの両端部に、非接触通信機能、処理機能、記憶機能及び入出力機能等を備えたICチップを装着している。アンテナコイルに限らず、ダイポール型のアンテナを用いたICタグも使用可能である。
本体5の形状は、三角柱状の箱体であり、図1、図2(a)に示すように、背面7、側面9、11、底面13、15で構成される(本発明では、三角柱における三角形の面を底面、四角形の面を背面及び側面という)。
本体5の材質は、特に限定するものではないが、自立する程度強度がある合成樹脂または紙素材であることが好ましい。
合成樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタンなどの素材が使用される。また、紙素材としては、上質紙、コート紙、クラフト紙、グラシン紙、合成紙、ラテックスやメラミン含浸紙などが使用できる。耐久性、重量の面から、厚みは100μm〜2mmであることが好ましく、特に450μmであることが好ましい。
背面7は、対象への装着面であり、図2(b)、(c)、(d)に示すように、背面7には、装着手段17が設けられる。装着手段17として、ここでは安全ピン19を接着剤21を用いて取り付けたが、これに限定されるものではなく、粘着シート、面ファスナー等、装着対象に対応した装着手段17を選択する。
図2(e)に示すように、側面9(又は11)は、内側にポケット23を有し、ポケット23内にICタグ3が収容される。ポケット23は、樹脂フィルムを側面9(又は11)の内側に接着して形成される。
ポケット23に用いる樹脂フィルムの材質は、特に限定するものではなく、ポリエチレンテレフタレート、テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、ポリスチレン、アクリロニトリルーブタジエンースチレン共重合体、ポリアクリル酸エステル、ポリウレタンなどの素材が使用可能である。
次に、図3(a)〜(c)を用いて、ICタグ収容体1の製造方法を説明する。
まず合成樹脂又は紙素材のシートを、図3(a)に示すような、背面7、側面9、側面11、底面13、13a、底面15、15a及び折り込み代27を連接形成した平面展開形状に、型抜き形成する。また図3(a)中点線で示した折り曲げ線25の、筋押し加工を行う。
次に、図3(b)に示すように、側面9(又は11)にポケット23を設ける。ポケット23は、樹脂フィルムを側面9(又は11)に接着して取り付けることによって、形成される。
樹脂フィルムの接着方法は、特に限定するものではないが、例えば溶着により行う。一般にこのような樹脂フィルムの溶着に際しては、樹脂フィルムや被着シートの材質や厚みによって違いはあるが、シートの内側を上にして載置し、樹脂フィルムを所定箇所に配置した上で、ICタグ出し入れ用の開口部以外の溶着すべき箇所に適宜温度に加熱した溶着バーを上方より適宜時間押しつけることにより、樹脂フィルムをシートに接着する。
ポケット23を形成した後、図3(c)に示すように、ポケット23内にICタグ3を収容し、折り曲げ線25部を谷折りして、折り込み代27部を差し込むことにより、ICタグ収容体1が完成する。このとき、底面13と13a、底面15と15aは、それぞれ重なって組み立てられる。
装着手段17は、ポケット23形成後、折り曲げ線25を折り曲げる前又は後に、背面7に形成する。
次に、ICタグ収容体1の使用方法について説明する。
ICタグ収容体1は、背面7に設けた装着手段17を用いて衣類やヘルメット等に固定し、作業者にそのICタグ収容体1を装着した衣類やヘルメット等を着用することにより使用される。
図4にICタグ収容体1を装着したベスト31を示し、図5にICタグ収容体45を装着したヘルメット41を示す。図5(a)は、ヘルメット41の前面、図5(b)は、ヘルメット41の側面を示す。
図4に示すように、ベスト31は、作業ベスト本体33にICタグ収容体1を装着手段17である安全ピン19を用いて装着する。ICタグ収容体1の装着箇所は、ICタグ3に対応したリーダの設置位置によって異なるが、通路等において側方上方にリーダが設置される場合には、図4に示すように前面の肩部に縦に装着することが好ましい。さらに、ICタグ3を有する側面9が作業者の体の外側に向くように装着することが好ましい。
図5(a)、(b)に示すように、ヘルメット41はヘルメット本体43にICタグ収容体45を装着手段17を介して装着する。ICタグ収容体45は、装着手段17が両面粘着シート47である以外は、ICタグ収容体1と同様の構成である。両面粘着シート47には、ペフテープなどのウレタン樹脂系の両面テープを用いることが好ましい。ICタグ収容体45の装着箇所は、ICタグ3に対応したリーダの設置位置によって異なるが、通路等において側方上方にリーダが設置される場合には、図5(a)、(b)に示すように、ヘルメット本体43の側面に横に装着することが最適である。さらに、ICタグ3を有する側面9が上を向くように装着することが好ましい。
本実施の形態によれば、三角柱状のICタグ収容体本体の側面にICタグを設けることにより、人に取り付けても通信可能なICタグ収容体を提供することができる。このICタグ収容体は、容易に作製でき、低コストであり、取付対象を選ばず、取付対象から容易に脱着可能である。
また、ICタグ収容体を装着したベストを着用することにより、容易に作業者単位での管理が可能となる。
また、ICタグ収容体を装着したヘルメットを着用することにより、容易に作業者単位での管理が可能となる。
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、実施形態の種々の改変、変形等も本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、実施形態において用いたICタグは、記載した構成に限らず他の構成のICタグを用いてもよい。
第1の実施形態に係るICタグ収容体1の斜視図である。 第1の実施形態に係るICタグ収容体1の説明図である。 第1の実施形態に係るICタグ収容体1の平面展開図である。 ICタグ収容体1を装着したベスト31である。 ICタグ収容体45を装着したヘルメット41である。
符号の説明
1………ICタグ収容体
3………ICタグ
5………本体
7………背面
9………側面
11………側面
13………底面
15………底面
17………装着手段
19………安全ピン
21………接着剤
23………ポケット
25………折り曲げ線
27………折り込み代
31………ベスト
33………作業ベスト本体
41………ヘルメット
43………ヘルメット本体
45………ICタグ収容体
47………両面粘着シート

Claims (1)

  1. 合成樹脂または紙素材のシートを、三角柱状箱体の折り込み代を含む平面展開形状に型抜き形成し、
    前記平面展開形状において、前記三角柱の側面となる部分に樹脂フィルムを接着して、ポケットを設け、
    前記ポケット内にICタグを収容し、
    前記ポケットを内側にして、三角柱状に組み立て、
    前記平面展開形状は、前記組み立て後に底面が二重となる形状であることを特徴とするICタグ収容体の製造方法。
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