JP4830556B2 - 速結端子装置並びに配線器具 - Google Patents

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Description

本発明は、速結端子装置、並びにその速結端子装置を備える配線器具に関するものである。
従来、スイッチやコンセントのような配線器具においては、器体に設けた電線挿入孔を通して器体内に導入された電線を接続するために速結端子装置が広く用いられている。この種の速結端子装置は従来周知であって、スイッチにおける接点やコンセントにおける刃受などと電気的に接続された端子板と、端子板との間で電線(導体)を狭持して電線と端子板を電気的に接続すると同時に電線を鎖錠して抜け止めする錠ばねと、器体に設けた操作孔を通してドライバような工具で操作されて錠ばねによる鎖錠を解除する解除釦とで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが上記の従来の速結端子装置は、電線が確実に接続されているのか否かが外部から分からないため、施工者に対して不安感を与えるという問題があった。また、上記従来の速結端子装置では、ドライバのような工具を使って解除釦を操作しなければならないために電線の解除作業がやりづらいという問題もあった。
そこで本出願人は、手動操作によって錠ばねによる鎖錠を解除するようにした速結端子装置を既に提案している(例えば、特許文献2参照)。かかる速結端子装置は、配線器具の器体表面に露出して手動操作される操作部、器体内に枢支されて操作部を回動自在とする軸部、軸部を支点に操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して電線に当接した錠ばねを電線から引き離す向きに押し動かす押動部を具備した解除レバーを備えている。
而して、器体背面の電線挿入孔から挿入された電線が錠ばねによって端子板と接続されている状態で、操作部を手動操作して解除レバーを回動すれば、押動部によって錠ばねが押し動かされるために電線を引き抜くことができるのである。
特開平11−185905号公報(段落0014、図1) 特開2004−319393号公報(段落0044、図18)
ところで、配線器具においては送り配線用に2つの速結端子装置を並設する場合が多く、上記特許文献2に記載されているものにおいても、隣り合う2つの速結端子装置で解除レバーを共用していた。すなわち、2つの錠ばねの間に解除レバーを配置して2つの錠ばねを同時に電線から引き離す向きに押し動かしていた。
上記従来構成では、確かに2つの速結端子装置の解除レバーを共用することで部品点数の削減によるコストダウンが図れるという利点はあったが、その一方で、錠ばねのばね負荷が大きい場合に解除レバーの操作力が増大して操作しづらくなったり、片方の速結端子装置の電線だけを外したい場合でも両方が解除状態になってしまうことで利便性が損なわれていた。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、解除レバーの操作性と利便性の向上が図れる速結端子装置並びに配線器具を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に当接して抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、該解除手段は、前記器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて該操作部を回動自在とする軸部と、該軸部を支点に前記操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して前記接続手段の電線に当接した前記鎖錠部の異なる場所を該電線から引き離す向きに同時に押し動かす複数の押動部とを具備した解除レバーからなることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記解除レバーを反操作方向に弾性付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢力に抗して前記操作部が器体から離れた回動位置にて前記解除レバーをラッチするとともに前記電線挿入孔を通して器体に導入された電線が前記接続手段により前記端子板と接続されたときに当該電線によってラッチ状態が解除されるラッチ手段とを備え、前記解除レバーは、抜け止め状態を解除する向きに回動したときに端子板の端部が嵌り込んで干渉することにより回動量を規制する規制凹部が押動部と操作部を繋ぐ部位に設けられるとともに、回動方向と直交する方向の中心を通り該回動方向に平行な平面に対して対称な形状に形成されてなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記押動部を挟んで鎖錠部と対向する位置において、解除レバーの回動時に軸部を支持する支持用リブが前記器体に設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記ラッチ手段は、前記端子板に設けられた被係止部と、前記解除レバーに設けられて前記被係止部に係止するとともに器体に導入された電線の先端部で押されて被係止部との係止が外れる係止部とを有し、前記解除レバーは、前記軸部、押動部、操作部、係止部が合成樹脂成形品で一体に形成されてなり、該係止部と他の部位とを繋ぐ部分に肉厚の補強部が設けられたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2の発明において、前記押動部は、前記鎖錠部と面当たりする突台状に形成されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2の発明において、器体内における前記電線挿入孔の周囲に補強用リブが設けられたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2の発明において、前記被係止部に係止した前記係止部が電線の導入方向において前記電線挿入孔と対向し、電線挿入孔と前記係止部との間に位置する前記端子板に、電線を挿通する挿通部と、該挿通部に電線を案内する案内部とが設けられたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項2の発明において、前記被係止部に係止した前記係止部が電線の導入方向において前記電線挿入孔と対向し、電線挿入孔と前記係止部との間に位置する前記端子板に、該端子板を貫通する孔からなり電線を挿通する挿通部と、該孔の周縁から突出する部位を曲げ起こしてなる前記被係止部とが設けられ、被係止部の先端と前記孔の周縁との間隔を狭めるための段差が前記挿通部に設けられたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項2の発明において、前記解除レバーを反操作方向に付勢する補助ばねを備えたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記補助ばねは帯板状のばね材を曲げ加工してなり、解除レバーに当接する部位よりも先端寄りの部分が解除レバーから離れる向きに曲げられたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記補助ばねは、前記器体の内部壁に当接する当接片と、先端近傍で解除レバーに当接するばね片と、該ばね片と当接片を連結する略U字形状の連結片とを有し、前記ばね片が解除レバーに当接する部位よりも連結片寄りの部位で解除レバーから離れる向きに屈曲してなることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9の発明において、前記器体は、底壁に前記電線挿入孔が設けられるとともに前記端子板と解除レバーと補助ばねが収納される収納区間を有する箱形のボディと、該ボディの開口面を塞ぐ形でボディと結合される箱形のカバーとからなり、ボディの開口面側から視認可能な突片が前記補助ばねに設けられたことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項9の発明において、前記解除レバーは、前記補助ばねを位置決めする位置決め部を有することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項9の発明において、前記補助ばねは、前記器体の内部壁並びに端子板に当接する当接片と、先端近傍で解除レバーに当接するばね片と、該ばね片と当接片を連結する略U字形状の連結片とを有することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項2の発明において、前記接続手段は、弾性を有する金属板によって略U字状に形成されたばね片と、ばね片の先端に設けられた前記鎖錠部とを有する錠ばねからなり、前記端子板は、前記錠ばねとの間で電線を狭持するとともに電線に接触導通する接触片と、電線を錠ばねの方へ押圧する押圧部とを具備し、前記錠ばねは、前記ばね片の幅方向中央に前記鎖錠部が設けられるとともに、鎖錠部よりも電線に近づく向きに傾斜して前記解除レバーの押動部と当接する一対の被押動部が前記ばね片の幅方向における鎖錠部の両側に設けられてなることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項9の発明において、前記接続手段は、弾性を有する金属板によって略U字状に形成されたばね片と、ばね片の先端に設けられた前記鎖錠部とを有する錠ばねからなり、前記端子板は、前記錠ばねとの間で電線を狭持するとともに電線に接触導通する接触片と、電線を錠ばねの方へ押圧する押圧部とを具備し、前記補助ばねが前記錠ばねと一体に形成されてなることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項16の発明において、前記錠ばねは、前記ばね片の幅方向中央に前記鎖錠部が設けられるとともに、鎖錠部よりも電線に近づく向きに傾斜して前記解除レバーの押動部と当接する一対の被押動部が前記ばね片の幅方向における鎖錠部の両側に設けられてなることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項1の発明において、前記解除レバーにおける器体内壁と対向する部位に、当該器体内壁との干渉を回避するための傾斜面が形成されたことを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項18の発明において、前記解除レバーが操作されたときに前記電線と当接する部位を、他の部位よりも回動方向に沿って凹ませてなることを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項1の発明において、前記解除レバーは、複数の前記押動部の間をつなぐ板状部を有し、該板状部と操作部と軸部と押動部とが合成樹脂成形品として一体に形成されたことを特徴とする。
請求項21の発明は、上記目的を達成するために、請求項1〜20の何れかの速結端子装置と、絶縁材料からなり1乃至複数の前記速結端子装置を収納する器体とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電線に当接した鎖錠部の異なる場所を該電線から引き離す向きに同時に押し動かす複数の押動部を解除レバーに具備しており、鎖錠部のばね負荷が大きい場合でも解除レバーの操作力が増大せず、しかも、解除レバーでは一つの鎖錠部しか押し動かさないから他の鎖錠部を不要に押し動かすことがないので、解除レバーの操作性と利便性の向上が図れるという効果がある。
請求項2の発明によれば、抜け止め状態を解除する向きに回動したときに端子板の端部が嵌り込んで干渉することにより回動量を規制する規制凹部が押動部と操作部を繋ぐ部位に設けられているため、従来例のように他の部位から突出したストッパがクリープ変形によって回動量の規制に異常を来すことが無いから、クリープ変形による解除レバーの動作不良を防止することができ、また、解除レバーが回動方向と直交する方向の中心を通り該回動方向に平行な平面に対して対称な形状に形成されているので、従来例のように解除レバーが非対称である場合に比べて部品点数の削減によるコストダウン並びに組立の作業性向上が図れるという効果がある。
請求項3の発明によれば、押動部が鎖錠部から受ける反発力を器体に設けられた支持用リブで受けることができ、しかも、支持用リブが押動部を挟んで鎖錠部と対向する位置にあるために解除レバーのねじれが防止できるという効果がある。
請求項4の発明によれば、解除レバーにおいて係止部と他の部位とを繋ぐ部分に肉厚の補強部が設けられたので、係止部のクリープ変形が防止できるという効果がある。
請求項5の発明によれば、押動部が鎖錠部と面当たりする突台状に形成されているので、鎖錠部が押動部を乗り越えて解除レバーによる解除が不能となるのを防ぐことができるという効果がある。
請求項6の発明によれば、器体内における前記電線挿入孔の周囲に補強用リブが設けられているので、結線作業時に電線挿入孔の周囲が電線から受ける力で破損するのを防ぐことができるという効果がある。
請求項7の発明によれば、電線挿入孔から器体内に導入された電線が端子板の挿通部に挿通された後に解除レバーの係止部を押して被係止部との係止を外すことができ、しかも、端子板に設けられた案内部によって電線を確実に挿通部に挿通させることができるという効果がある。
請求項8の発明によれば、被係止部の先端と前記孔の周縁との間隔を狭めるための段差が前記挿通部に設けらているので、挿通部に挿通した電線を確実に被係止部と当接させて接触不良が防止できるという効果がある。
請求項9の発明によれば、解除レバーを反操作方向に付勢する補助ばねを備えたので、係止部と被係止部との係止が外れた状態の解除レバーが自重で操作方向に移動するのを防ぎ、接続完了の表示が確実に行えるという効果がある。
請求項10の発明によれば、解除レバーに当接する部位よりも先端寄りの部分が解除レバーから離れる向きに曲げられているから、補助ばねの先端部分が他の部品に引っかかるのを防ぐことができるという効果がある。
請求項11の発明によれば、補助ばねのばね片が解除レバーに当接する部位よりも連結片寄りの部位で解除レバーから離れる向きに屈曲されているので、ばね片のストロークが長くとれるという効果がある。
請求項12の発明によれば、ボディの開口面側から視認可能な突片が前記補助ばねに設けられているので、補助ばねが組み込まれているか否かが容易に確認できるという効果がある。
請求項13の発明によれば、補助ばねを位置決めする位置決め部を解除レバーに設けたので、器体内で補助ばねを確実に位置決めできるという効果がある。
請求項14の発明によれば、器体の内部壁並びに端子板に当接する当接片が補助ばねに設けられているので、電線挿入時に補助ばねがずれたりひずむのを防ぐことができるという効果がある。
請求項15の発明によれば、錠ばねにおいて、ばね片の幅方向中央に鎖錠部が設けられるとともに、鎖錠部よりも電線に近づく向きに傾斜して解除レバーの押動部と当接する一対の被押動部がばね片の幅方向における鎖錠部の両側に設けられているので、電線を鎖錠部で確実に鎖錠できるとともに解除レバーの回動量を減らすことができるという効果がある。
請求項16の発明によれば、補助ばねが錠ばねと一体に形成されているので、部品点数の削減によるコストダウンが図れるという効果がある。
請求項17の発明によれば、電線を鎖錠部で確実に鎖錠できるとともに解除レバーの回動量を減らすことができるとともに部品点数の削減によるコストダウンが図れるという効果がある。
請求項18の発明によれば、前記解除レバーにおける器体内壁と対向する部位に、当該器体内壁との干渉を回避するための傾斜面が形成されているので、器体内壁と干渉して解除レバーの動きが阻害されるのを防ぐことができるという効果がある。
請求項19の発明によれば、前記解除レバーが操作されたときに前記電線と当接する部位を、他の部位よりも回動方向に沿って凹ませたので、解除レバーが電線に当接するまでの回動量が増えて操作性が向上するという効果がある。
請求項20の発明によれば、前記解除レバーが複数の前記押動部の間をつなぐ板状部を有し、該板状部と操作部と軸部と押動部とが合成樹脂成形品として一体に形成されているので、解除レバーが容易に製造可能であるとともに板状部を設けることで十分な強度が確保できるという効果がある。
請求項21の発明は、請求項1〜20の何れかの速結端子装置と、絶縁材料からなり1乃至複数の前記速結端子装置を収納する器体とを備えたので、解除レバーの操作性と利便性の向上が図れる配線器具が提供できるという効果がある。
以下、アースターミナル付きの埋込形コンセントにおける端子に本発明の技術思想を適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明に係る速結端子装置は前記コンセント以外の配線器具(スイッチなど)における端子にも適用可能であることは言うまでもない。
(実施形態1)
まず、本実施形態のアースターミナル付きの埋込形コンセント(以下、コンセントと略す。)について簡単に説明する。図1は本実施形態におけるコンセントの分解斜視図であり、合成樹脂製の箱形のボディ1aとカバー1bとを金属製の組立枠2により結合して器体1を構成している。この組立枠2は、所謂埋込ボックス等に取り付けるための取付枠を兼ねるものであって、JISにおいて埋込型の配線器具用に規格化されている一連の取付枠(JIS C 8375 大角形連用配線器具の取付枠)とほぼ同一の形状及び寸法に形成されている。一方、器体1は、上記規格化された一連の取付枠に3個まで取り付けることのできる単位寸法の配線器具の3個分の寸法(3個モジュール寸法という。)に形成されており、ボディ1a及びカバー1bの両側面に突設された凸部3a,3bが、組立枠2の両側片2a,2aから各々一対ずつ突設されている略U形の突出片2b…の内側周縁に係止されることによって、ボディ1aとカバー1bとが組立枠2により固定されて器体1が組み立てられている。なお、組立枠2の長手方向に対向する取付片2c,2cには、上記埋込ボックスに取り付けるためのボックスねじ用の長孔2d,2dと、壁を構成する石膏ボードなどに取り付けるための従来周知のはさみ金具(図示せず)が取着される取着孔2e,2eと、前面にプレート枠(図示せず)等を取り付けるためのプレートねじ用のねじ孔2f,2fと、壁材などに組立枠2を直に取り付ける際の取付ねじ等が挿通されるねじ挿通孔2g…とが少なくとも設けてある。
図3に示すように、カバー1bの前面(器体1の前面)には、一対の栓刃挿入口4a,4bと接地極挿入口4cからなるプラグ差込み口4が長手方向に沿って2組設けてあり、接地極付のプラグ(図示せず)を2個同時に接続できるようになっている。また、カバー1bの前面に配設された2組のプラグ差込み口4の図中下側には、2極のプラグに設けられたアース線が接続されるアースターミナル5が配設され、アースターミナル5の前面を覆う扉6がカバー1bに開閉自在に取り付けられている。
一方、器体1の内部には、2組の挿入口4a,4b,4cから挿入された栓刃及び接地極と各別に電気的及び機械的に接続される一対の接地側刃受7a,7a、電圧側刃受8a,8a並びに接地刃受9a,9aが、各挿入口4a,4b,4cの奥に位置するように収納されている。ここで、接地側刃受7a,7aは、板状の金属部材を加工することで、本発明に係る速結端子装置を構成する接地側端子板10の両端に一体形成される。同様に、電圧側刃受8a,8aも、板状の金属部材を加工することで、本発明に係る速結端子装置を構成する電圧側端子板10の両端に一体形成される。そして、接地側刃受7a,7aと接地側端子板10とで接地側刃受ブロック7が構成されるとともに、電圧側刃受8a,8aと電圧側端子板10とで電圧側刃受ブロック8が構成されている。なお、これら接地側刃受ブロック7と電圧側刃受ブロック8とは、全く同一の形状を有している。
一対の接地刃受9a,9aは、同じく板状の金属部材を加工することによって、橋絡片9bの両端に一体形成される。また、橋絡片9bの一端側には本発明に係る速結端子装置を構成する一対の接地端子板10’,10’が一体形成されており、接地刃受9a,9aと橋絡片9bと接地端子板10’とで接地刃受ブロック9が構成されている。また、一対の接地端子板10’,10’にはねじ端子金具5aがかしめ固定され、ねじ端子金具5aとねじ5bと座金5cとでアースターミナル5が構成されている。
扉6は、可撓性を有する樹脂等から形成されており、先端がカバー1bの挿入口1c,1cに挿入されて、カバー1bに係止離脱自在に係止される係止片6a,6aと、ヒンジ部6b,6bを介して係止片6a,6aに接続されるとともに、カバー1bの前面端部に設けられた開口部1dを開閉自在に覆う覆い部6cとから構成される。覆い部6cは、薄肉状のヒンジ部6b,6bにより、係止片6a,6aに対して曲げ伸ばし自在となっている。すなわち、扉6の覆い部6cは、係止片6a,6aに対して伸ばしたり折り曲げたりすることにより、カバー1bの開口部1dを開閉することができるようになっており、閉じた時にアースターミナル5を覆い隠すようになっている。
ところで、本実施形態におけるコンセントは、プラグ差込口4の栓刃挿入口4a,4bを自動的に遮蔽する一対の扉100,100を有した、所謂扉付きのコンセントである。扉100は、合成樹脂成形品からなり器体1内に収納された中枠101の前面側に、カバー1bの背面側において栓刃挿入口4a,4bを遮蔽する位置と開放する位置との間でスライド移動自在に配置され、板ばねからなる復帰ばね102によって栓刃挿入口4a,4bを遮蔽する位置に移動する向きに弾性付勢されている。つまり、栓刃挿入口4a,4bに挿入されたプラグの栓刃に押されることで復帰ばね102のばね力に抗して扉100がスライド移動し、扉100で遮蔽されていた栓刃挿入口4a,4bが開放されて栓刃を刃受7a,8aに接続することができ、反対にプラグを抜くと復帰ばね102のばね力によって扉100がスライド移動して栓刃挿入口4a,4bを遮蔽する位置に復帰し、栓刃挿入口4a,4bを通して器体1内に異物が侵入するのを防ぐことができるのである。なお、この種の扉付きコンセントは従来周知であるから、扉100や中枠101等の具体的構造についての説明は省略する。
次に本発明に係る速結端子装置について説明する。本実施形態の速結端子装置は、図1に示すように端子板10又は10’と、錠ばね20と、解除レバー30と、補助ばね50とで構成される。
端子板10は、図4に示すように短冊状の主片11と、主片11の長手方向に沿った一方の端縁から後方へ垂下された一対の接触片12と、主片11の長手方向に沿った他方の端縁から後方へ垂下された当接片13とを有し、弾性を有する帯状の金属板を加工して主片11、接触片12、当接片13が一体に形成される。但し、図4においては主片11の両端部分に一体形成された刃受(接地側刃受7a、電圧側刃受8a)を省略している。接触片12には電線の挿入方向(図4(c)における上下方向)に沿った両端部において電線を押圧する一対の押圧部12a,12bと、上側の押圧部12bの先を当接片13から離れる向きに曲げ起こしてなる被係止部12cとが設けられ、押圧部12bと主片11の間には、ボディ1aの底壁に貫設されている電線挿入孔91と対向し電線が挿通される挿通部14が形成されている。
錠ばね20は、図5に示すように弾性を有する帯状の金属板を略J字状に曲げ加工してなり、端子板10の主片11並びに当接片13に当接する鈎形の導通片21と、導通片21の下端より略U字状に曲げ形成されたばね片22とを有し、電線に当接して抜け止めするばね片22の先端が鎖錠部となる。また、ばね片22には電線から離れる向き(導通片21に近づく向き)に凸となる曲げ部22aが設けられている。かかる錠ばね20は、図9に示すように主片11と当接片13に導通片21を当接させるとともにばね片22を接触片12と対向させる形で端子板10の内側に配置される。ここで、接触片12の幅寸法がばね片22の幅寸法よりも狭くなっており、電線の挿入方向と直交する方向(図4(b)における左右方向)から見て接触片12の両側にばね片22がはみ出すようになっている。なお、上述のように構成される端子板10並びに錠ばね20はボディ1aに設けられた端子板収納室90に収納される。そして、電線挿入孔91から挿入される電線を端子板10の接触片12と錠ばね20のばね片22との間で狭持するとともに鎖錠部(ばね片22の先端)を電線に当接することで抜け止めすることができる。
解除レバー30は合成樹脂成形品からなり、図6及び図7に示すように棒状の操作部31と、矩形板状であって操作部31とほぼ平行に配置された板状部(係止部)32と、操作部31と板状部32の長手方向両端同士を連結する連結部33,33と、連結部33,33より各々側方へ突出する腕部34,34と、腕部34,34の先端部分より内側に突出する軸部35,35と、軸部35,35先端面の中央寄りの位置から突出する突台状の押動部36,36とが一体に形成されている。そして、軸部35,35先端面の外側の部分と押動部36,36の外側の面とで補助ばね50を位置決めするための位置決め部37,37が構成されている。
ここで、本実施形態におけるコンセントでは、各端子板10,10'に対して送り配線用を含めて速結端子装置がそれぞれ2つずつ設けられ、これら2つの速結端子装置が各端子板10,10'とともにボディ1aの各端子板収納室90に並べて収納される。ボディ1aの側面には端子板収納室90と通じる複数の縦溝93が設けられており、隣り合う一対の縦溝93,93を通して連結部33並びに操作部31が器体1の外に配置された状態で解除レバー30がボディ1aに取り付けられる。ボディ1a内で一対の縦溝93,93と電線挿入孔91とに挟まれた部位には、図10に示すように解除レバー30の回動時に軸部35,35を支持する一対の支持用リブ92,92が設けられている。
補助ばね50は、図8及び図11に示すように帯板状のばね材を曲げ加工してなり、器体1(ボディ1a)の内部壁に当接する当接片51と、先端近傍で解除レバー30に当接するばね片52と、ばね片52と当接片51とを連結する略U字形状の連結片53と、当接片51の先端から突出する鈎形の突片54とを有する。またばね片52は、解除レバー30に当接する部位よりも先端側が解除レバー30から離れる向きに曲げられ、さらに前記当接部位よりも連結片53寄りの部位で解除レバー30から離れる向きに屈曲してなる。かかる補助ばね50は、図12及び図13に示すように錠ばね20とともに端子板10の内側に配置され、ばね片52の先端部52aが解除レバー30の腕部34に設けられている位置決め部37に位置決めされて解除レバー30を反操作方向に弾性付勢することになる。ここで、ばね片52は、解除レバー30に当接する部位よりも先端寄りの部分が解除レバー30から離れる向きに曲げられているから、補助ばね50の先端部分が他の部品や他の補助ばね50に引っかかるのを防ぐことができる。また、解除レバー30に当接する部位よりも後端寄りの部分(当接片51)が器体1の内部壁に当接して支持されるとともに、ばね片52の先端部52aが解除レバー30の腕部34に設けられている位置決め部37に位置決めされるので、器体1内で補助ばね50を確実に位置決めできるものである。さらに、補助ばね50のばね片52が解除レバー30に当接する部位よりも連結片53寄りの部位で解除レバー30から離れる向きに屈曲されているので、ばね片52のストロークが長くとれるという利点がある。しかも、図12及び図13に示すように補助ばね50に設けられた突片54が端子板10の主片11近傍まで延出してボディ1aの開口面側から視認可能となるため、補助ばね50が組み込まれているか否かが容易に確認できるものである。なお、本実施形態においては、図12に示すように補助ばね50に対して電線の反挿入向き(図12における下向き)に当接する部位11aが端子板10に設けられ、補助ばね50が電線の挿入向きにずれることを抑制している。
上述のように構成される本実施形態の速結端子装置では、電線200が接続されていない状態においては、図14に示すように板状部(係止部)32が端子板10の被係止部12cに係止(ラッチ)する回動位置まで解除レバー30が回動させてある(以下、この回動位置を「初期位置」と呼ぶ)。解除レバー30が初期位置にあるときは錠ばね20のばね片22の両端部が一対の押動部36,36に押動されて鎖錠部(ばね片22の先端)が接触片12から離れる向きに撓んだ状態にある。このときばね片22のばね力と補助ばね50のばね力によって解除レバー30が反操作方向(図14における反時計回り)に弾性付勢されるが、板状部32が端子板10の被係止部12cに係止しているために解除レバー30は初期位置に保持されることになる。
そして、電線挿入孔91を通して電線200の導体201を接触片12とばね片22との間に導入すると、図15に示すように挿通部14を通して導体201の先端が解除レバー30の板状部32に当接し、板状部32を押し上げて板状部32と被係止部12cとのラッチ状態を解除する。すると、ばね片22並びに補助ばね50のばね力で弾性付勢されていた解除レバー30が反操作方向に回動し、ばね片22先端の鎖錠部が導体201に当接することによって電線200が抜け止めされるとともにばね片22のばね力によって導体201が接触片12に弾接する。さらに導体201は一対の押圧部12a,12bによってばね片22の方へ押圧され、鎖錠部と一対の押圧部12a,12bの押圧力が均衡して電線200が狭持される。また被係止部12cとの係止が外れる際に板状部32が被係止部12cに弾かれて音が発生する。ここで、端子板10の主片11には導体201の先端を挿通部14に案内するための案内部が設けられており、この案内部によって導体201を確実に挿通部14に挿通させることができる。なお、本実施形態においては主片11に設けられた孔からなる挿通部14において被係止部12cと対向する端縁に形成された傾斜面14aを案内部としている(図14参照)。
一方、図15に示すように電線200が接続された状態で操作部31を上方へ押し上げるように操作すれば、支持用リブ92,92に支持された軸部35,35を支点にして解除レバー30が接続時と反対方向(図15における時計回り)に回動し、押動部33,33が錠ばね20のばね片22を押圧して導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)を導体201から離すようにばね片22を撓ませて電線200の引き抜きが可能となる。
而して、本実施形態によれば、導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)の異なる場所を2つの押動部33,33で押圧するから、錠ばね20のばね負荷が大きい場合でも解除レバー30の操作力が増大せず、しかも、1つの解除レバー30で1つの錠ばね20の鎖錠部しか押し動かさないから、他の鎖錠部を不要に押し動かすことがないので解除レバー30の操作性と利便性の向上が図れる。また、端子板10と電線200との接続が完了すると解除レバー30の操作部31が初期位置よりも下方の位置に移動することで電線の接続完了表示を視覚的に確認することができるとともに、板状部32が被係止部12cに弾かれて発生する音によって聴覚的にも確認することができ、しかも、電線200の接続を解除するための解除レバー30を電線200の接続完了表示に兼用することで部品点数の増加を抑えることができるものである。ここで、解除レバー30の軸部35,35を支持する支持用リブ92,92によって押動部36,36が鎖錠部から受ける反発力を受けることができ、しかも、押動部36,36を挟んで鎖錠部(錠ばね20のばね片22先端)と対向する位置に支持用リブ92,92が設けられているため、押動部36,36が鎖錠部から受ける反発力によって解除レバー30がねじれるのを防ぐことができるという利点がある。また、解除レバー30は、鎖錠部(ばね片22の先端)の異なる場所(幅方向における両端近傍)を一対の押動部36,36によって同時に押圧しているので、鎖錠部をスムーズに押し動かすことが可能となって解除レバー30の操作性が向上するという利点がある。さらに、押動部36,36における鎖錠部との接触面積が小さいと鎖錠部が押動部36,36を乗り越えてしまい、解除レバー30による解除が不能となる虞があるが、本実施形態においては、押動部36,36が鎖錠部と面当たりする突台状に形成されているので、鎖錠部が押動部36,36を乗り越えるのを防ぐことができる。また、初期位置においては解除レバー30の板状部32に錠ばね20や補助ばね50のばね力が作用して撓み、倉庫などに初期位置のままで長期間放置された場合に板状部32がクリープ変形する虞があるが、本実施形態では解除レバー30において板状部32と他の部位とを繋ぐ部分(連結部33)に肉厚の補強部33aが設けてあるので(図6(b)参照)、板状部32のクリープ変形が防止できるものである。
ところで、既に説明したように接地側刃受けブロック7及び電圧側刃受けブロック8の各端子板10,10に対しては送り配線用を含めて各々2つずつの速結端子装置が設けられ、これら2つの速結端子装置は同一の端子板収納室90に並べて収納されるが、本実施形態においては、解除レバー30が回動方向と直交する方向の中心を通り該回動方向に平行な平面Xに対して対称な形状に形成されているので(図6参照)、個々の速結端子装置を構成する解除レバー30,30を同一のものとすることができ、解除レバーが非対称である場合に比べて部品点数の削減によるコストダウン並びに組立の作業性向上が図れるという利点がある。また、電線200の接続を解除する際に解除レバー30が必要以上に回動されて錠ばね20が塑性変形することがないように解除レバー30の回動量を規制するための規制手段が解除レバー30に設けられている。この規制手段は、腕部34,34の根元部分における板状部32,32側の端部に設けられた規制凹部38,38からなり、解除レバー30が抜け止め状態を解除する向きに回動したときに端子板10の端部が嵌り込んで干渉することにより回動量を規制するものである(図9参照)。すなわち、従来例においては解除レバーの回動量を規制するストッパが他の部位から突出する形で設けられているため、回動範囲を規制した状態で長期間放置された場合にストッパがクリープ変形してしまい、解除レバーが動作不良を起こす虞があったが、上述のように本実施形態では腕部34,34の根元部分における板状部32,32側の端部に設けられた規制凹部38,38で解除レバー30の回動量を規制しているので、従来例のように他の部位から突出したストッパがクリープ変形によって回動量の規制に異常を来すことが無いから、クリープ変形による解除レバー30の動作不良を防止することができるものである。
また、解除レバー30の操作部31は手動操作のためにある程度の肉厚が必要であるが、単純に肉厚を大きくすると操作時に器体1(ボディ1a)と干渉してしまう虞があるので、本実施形態においては操作部31の器体1と対向する面に器体1との干渉を防ぐための凹部(肉逃がし)31aが設けられており(図14参照)、凹部31aによって操作部31と器体1との干渉を防いで解除レバー30をスムーズに操作することができるものである。
ところで、電線200の接続時に電線200の被覆202が電線挿入孔91の周囲に当たることがあるが、電線挿入孔91の周囲はボディ1aの他の部位に比べて肉厚が薄いために大きな荷重が加わると割れたり欠けたりする虞がある。そこで本実施形態においては、図14に示すようにボディ1a内における電線挿入孔91の周囲に補強用リブ1eが設けられ、結線作業時に電線挿入孔91の周囲が電線200から受ける力で破損するのを防いでいる。
ここで、本実施形態において補助ばね50が設けられている理由について説明する。上述のように電線200の結線が完了すると板状部32と被係止部12cとの係止が外れて解除レバー30が反操作方向に回動するのであるが、電線200が接続されている状態では錠ばね20のばね片22が押動部36,36に当接しないため、前面を鉛直下方に向けて器体1が保持されていた場合、補助ばね50が無ければ、解除レバー30が自重で操作方向に移動してしまい接続完了表示が不明確になる虞がある。これに対して補助ばね50で解除レバー30を常時反操作方向に弾性付勢すれば、上述のように保持された場合でも板状部32と被係止部12cとの係止が外れた状態の解除レバー30が自重で操作方向に移動するのを防いで接続完了の表示を確実に行うことができるのである。
ところで、被係止部12cは挿通部14となる孔の周縁から突出する部位(突起)を曲げ起こすことで形成されているが、加工用の金型の強度を確保するために被係止部12cとなる当該突起と孔(挿通部14)の周縁との間の隙間をある程度大きくする必要があるため、図16(b)に示すように電線200の導体201が上記隙間Sに嵌って接触片12の上側の押圧部12bからずれてしまう虞がある。そこで、本実施形態においては、図16(a)に示すように被係止部12cの先端と孔(挿通部14)の周縁との間隔を狭めるための段差14bを挿通部14に設けており、挿通部14に挿通した電線200の導体201が隙間S’に嵌るのを防いで被係止部12c(押圧部12b)と確実に当接させて接触不良を防止することができる。
(実施形態2)
本実施形態は補助ばね50に特徴があり、その他の構成は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態は、図17に示すように隣り合って配置される2つの速結端子装置を構成する2つの補助ばねが一体に形成されてなる補助ばねブロック50’を備えている。この補助ばねブロック50’は、ばね片52'と連結片53’からなる一対の補助ばね部が当接片51’によって連結される形で一体に形成されている。
一方、ボディ1a内の端子板収納室90においては、図18に示すように一対の補助ばね部の間に挿入されて位置決めする位置決め用の突部1fが底壁から突設されている。したがって、解除レバー30をボディ1aに取り付けた状態で一対の補助ばね部の間に突部1fを差し込むようにすれば、補助ばねブロック50’を容易に位置決めして端子板収納室91内に収納することができる。ここで、本実施形態においては当接片51'を部分的にばね片52’から離れる向きに湾曲させることで端子板10の主片11だけでなく当接片13にも当接させているので(図19参照)、電線挿入時に補助ばねブロック50’がずれたりひずむのを防ぐことができる。
上述のように本実施形態によれば、2つの速結端子装置を構成する2つの補助ばねを一体とした補助ばねブロック50’を備えているため、実施形態1のように個々の速結端子装置毎に補助ばね50,50を備える場合に比較して部品点数の削減によるコストダウンが図れるという利点がある。
(実施形態3)
本実施形態は補助ばねに特徴があり、その他の構成は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態における補助ばね60は、図20に示すように器体1内において端子板10に対して電線挿入孔91と反対側、つまり、端子板10の前方(図20における上方)に配置され、解除レバー30を前方から後方(図20における上から下)に向かって押さえ付けるものである。この補助ばね60は、図20及び図21に示すようにカバー1b内に固定される固定部61と、固定部61から延出され解除レバー30と当接する部位(先端部)のみが解除レバー30に近づく向きに凸となった逆へ字状のばね片62とが一体に形成されてなる。
而して、補助ばね60によって解除レバー30を前方から弾性付勢することにより、解除レバー30の自重による移動をさらに確実に防ぐことができる。また、補助ばね60のばね片62が、解除レバー30と当接する先端部のみが解除レバー30に近づく向きに凸となった逆へ字状に形成されているので、ばね片62の先端が解除レバー30の操作時に巻き込まれるのを防ぐことができるという利点がある(図21(b)参照)。なお、図22に示すように固定部61から一対のばね片62,62を並行に延出して解除レバー30を2つのばね片62,62で押さえるようにすれば、解除レバー30がさらに確実に付勢できる。また、図23に示すように実施形態2と同様に2つのばね片62,62でそれぞれ隣り合う2つの速結端子装置の解除レバー30,30を弾性付勢すれば、部品点数の削減によるコストダウンが図れる。さらに、図24に示すように固定部61に対して4つのばね片62を設けて2つの解除レバー30,30を各一対のばね片62,62で弾性付勢すれば、解除レバー30,30を確実に付勢すると同時に部品点数の削減によるコストダウンが図れる。
ところで、本実施形態におけるコンセントでは接地刃受けブロック9の2つの端子板10’,10’が器体1の両側に離れて配置されているので、図25に示すように固定部61からそれぞれ反対側に一対のばね片62,62を延出させて補助ばね60を構成すれば、接地刃受けブロック9に対応する2つの速結端子装置においても補助ばねの部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
(実施形態4)
本実施形態は錠ばねに特徴があり、その他の構成は実施形態1と共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して適宜図示並びに説明を省略する。
本実施形態における錠ばね20’は、図26(a)に示すようにばね片22の先端部における幅方向の中央に鎖錠部23が設けられるとともに、鎖錠部23よりも電線に近づく向きに傾斜して解除レバー30の押動部36,36と当接する一対の被押動部24,24がばね片22の幅方向における鎖錠部23の両側に設けられ、さらに、補助ばね25が一体に形成されている。なお、一対の被押動部24,24は、ばね片22の先端部分を互いに平行に段切りした後、段切りされた幅方向の両端部を外側に屈曲させることで形成されている。また、補助ばね25は実施形態1における補助ばね50の突片54を除いた形状とほぼ等しい形状に形成されている。
而して、本実施形態によれば、鎖錠部23に当接した導体201が両側の被押動部24,24によって規制されるため、導体201がばね片22の幅方向にずれるのを防いで
鎖錠部23で確実に鎖錠でき、また、被押動部24,24が解除レバー30の押動部36,36に近づく向きに傾斜しているため、鎖錠部23を導体201から引き離す際に必要な解除レバー30の回動量を減らすことができるという利点がある。しかも、補助ばね25が錠ばね20’と一体に形成されているので、部品点数の削減によるコストダウンが図れるという利点もある。
(実施形態5)
ところで、実施形態1〜4では解除レバー30によって電線の接続完了表示を視覚的及び聴覚的に確認できるようにしているが、かかる接続完了表示機能を有しない解除レバー30であっても、操作性並びに利便性の向上は可能である。
すなわち、本実施形態における解除レバー30は、図27に示すように板状部32の長手方向中央において端子板10の被係止部12c(押圧部12b)と対向する位置に凹所32aが設けられており、図28に示すように回動したときでも凹所32aによって板状部32が被係止部12cに係止(ラッチ)せず、よって、実施形態1〜4のように電線の接続完了表示を視覚的あるいは聴覚的に確認可能とする機能を有していない。しかしながら、本実施形態における解除レバー30でも、導体201に当接している鎖錠部(ばね片22の先端)の異なる場所を2つの押動部33,33で押圧するから、錠ばね20のばね負荷が大きい場合でも解除レバー30の操作力が増大せず、しかも、1つの解除レバー30で1つの錠ばね20の鎖錠部しか押し動かさないから、他の鎖錠部を不要に押し動かすことがないので解除レバー30の操作性と利便性の向上が図れる点に変わりはない。
また、本実施形態の解除レバー30は、操作されたときに電線(導体201)と当接する部位、つまり、板状部32の先端部(図27(a)(b)における上端部)における両端部を除く部位が、両端部よりも回動方向に沿って凹ませてある。このため、図29に示すように板状部32の先端部が凹んでいない場合に比較して板状部32と導体201との距離が長くなり、その結果、解除レバー30の回動量が増えて操作性が向上するという利点がある。
ところで、ボディ1aの端子板収納室90近傍における開口面には、組立時に端子板10や解除レバー30を挿入しやすくするために傾斜面90aが形成されているが(図2(a)参照)、この傾斜面90aによってボディ1aとカバー1bの突き合わせ面に段差dが生じ(図30参照)、この段差d(器体1の内壁)に板状部32の端部が干渉して解除レバー30の動きが阻害される虞がある。
そこで本実施形態では、図27(b)に示すように板状部32の両端部における段差dと対向する部位に、先端に向かって内側に傾斜する傾斜面32bを形成し、ボディ1aとカバー1bの突き合わせ面に段差dに板状部32の端部が干渉しないようにして、解除レバー30の動きが阻害されるのを防いでいる。
なお、図31に示すように解除レバー30に板状部32を設けなければ、端子板10の被係止部12に対する逃げや器体1の内壁(段差d)との干渉を考慮する必要はないが、十分な強度を確保するためには板状部32を設けることが望ましい。
本発明の実施形態1におけるコンセントの分解斜視図である。 同上におけるコンセントのボディを示し、(a)は斜視図、(b)は背面図である。 同上におけるコンセントのカバーを示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面矢視図、(c)は背面図である。 同上における刃受を省略した端子板を示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。 同上における錠ばねを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。 同上における解除レバーを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。 同上における解除レバーの斜視図である。 同上における補助ばねを示し、(a)は正面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。 同上における端子板、錠ばね、解除レバーの斜視図である。 同上におけるボディに解除レバーを組み込んだ状態を示す一部省略した正面図である。 同上における補助ばねの斜視図である。 同上における端子板、錠ばね、補助ばねの斜視図である。 同上の一部省略した斜視図である。 同上の一部省略した断面図である。 同上の電線が接続された状態を示す一部省略した断面図である。 (a)(b)は同上の説明図である。 本発明の実施形態2における補助ばねブロックの斜視図である。 同上における補助ばねブロックをボディに組み込んだ状態を示す一部省略した斜視図である。 同上における補助ばねブロックをボディに組み込んだ状態を示す一部省略した断面図である。 本発明の実施形態3における端子板、錠ばね、解除レバー、補助ばねの斜視図である。 (a)(b)は同上の動作説明図である。 同上における端子板、錠ばね、解除レバー、他の構成の補助ばねの斜視図である。 同上における端子板、錠ばね、解除レバー、さらに他の構成の補助ばねの斜視図である。 同上における端子板、錠ばね、解除レバー、さらにまた他の構成の補助ばねの斜視図である。 同上における端子板、錠ばね、解除レバー、別の構成の補助ばねの斜視図である。 本発明の実施形態4における錠ばねを示し、(a)は斜視図、(b)は端子板、解除レバーとともにボディに組み込んだ状態の一部省略した斜視図である。 本発明の実施形態5における解除レバーを示し、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は断面図、(d)は右側面図である。 同上の一部省略した断面図であって、(a)は解除レバー非操作時、(b)は解除レバー操作時の断面図である。 同上の動作説明図である。 同上の要部断面図である。 同上における解除レバーの他の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 器体
10 端子板
12 接触片
12c 被係止部
20 錠ばね
22 ばね片
30 解除レバー
31 操作部
32 板状部
34 腕部
35 軸部
36 押動部

Claims (21)

  1. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に当接して抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、
    該解除手段は、前記器体の表面に露出して手動操作される操作部と、器体内に枢支されて該操作部を回動自在とする軸部と、該軸部を支点に前記操作部が手動操作によって回動したときにばね力に抗して前記接続手段の電線に当接した前記鎖錠部の異なる場所を該電線から引き離す向きに同時に押し動かす複数の押動部とを具備した解除レバーからなることを特徴とする速結端子装置。
  2. 前記解除レバーを反操作方向に弾性付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢力に抗して前記操作部が器体から離れた回動位置にて前記解除レバーをラッチするとともに前記電線挿入孔を通して器体に導入された電線が前記接続手段により前記端子板と接続されたときに当該電線によってラッチ状態が解除されるラッチ手段とを備え、
    前記解除レバーは、抜け止め状態を解除する向きに回動したときに端子板の端部が嵌り込んで干渉することにより回動量を規制する規制凹部が押動部と操作部を繋ぐ部位に設けられるとともに、回動方向と直交する方向の中心を通り該回動方向に平行な平面に対して対称な形状に形成されてなることを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 前記押動部を挟んで鎖錠部と対向する位置において、解除レバーの回動時に軸部を支持する支持用リブが前記器体に設けられたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  4. 前記ラッチ手段は、前記端子板に設けられた被係止部と、前記解除レバーに設けられて前記被係止部に係止するとともに器体に導入された電線の先端部で押されて被係止部との係止が外れる係止部とを有し、
    前記解除レバーは、前記軸部、押動部、操作部、係止部が合成樹脂成形品で一体に形成されてなり、該係止部と他の部位とを繋ぐ部分に肉厚の補強部が設けられたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  5. 前記押動部は、前記鎖錠部と面当たりする突台状に形成されたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  6. 器体内における前記電線挿入孔の周囲に補強用リブが設けられたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  7. 前記被係止部に係止した前記係止部が電線の導入方向において前記電線挿入孔と対向し、電線挿入孔と前記係止部との間に位置する前記端子板に、電線を挿通する挿通部と、該挿通部に電線を案内する案内部とが設けられたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  8. 前記被係止部に係止した前記係止部が電線の導入方向において前記電線挿入孔と対向し、電線挿入孔と前記係止部との間に位置する前記端子板に、該端子板を貫通する孔からなり電線を挿通する挿通部と、該孔の周縁から突出する部位を曲げ起こしてなる前記被係止部とが設けられ、被係止部の先端と前記孔の周縁との間隔を狭めるための段差が前記挿通部に設けられたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  9. 前記解除レバーを反操作方向に付勢する補助ばねを備えたことを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  10. 前記補助ばねは帯板状のばね材を曲げ加工してなり、解除レバーに当接する部位よりも先端寄りの部分が解除レバーから離れる向きに曲げられたことを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  11. 前記補助ばねは、前記器体の内部壁に当接する当接片と、先端近傍で解除レバーに当接するばね片と、該ばね片と当接片を連結する略U字形状の連結片とを有し、前記ばね片が解除レバーに当接する部位よりも連結片寄りの部位で解除レバーから離れる向きに屈曲してなることを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  12. 前記器体は、底壁に前記電線挿入孔が設けられるとともに前記端子板と解除レバーと補助ばねが収納される収納区間を有する箱形のボディと、該ボディの開口面を塞ぐ形でボディと結合される箱形のカバーとからなり、
    ボディの開口面側から視認可能な突片が前記補助ばねに設けられたことを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  13. 前記解除レバーは、前記補助ばねを位置決めする位置決め部を有することを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  14. 前記補助ばねは、前記器体の内部壁並びに端子板に当接する当接片と、先端近傍で解除レバーに当接するばね片と、該ばね片と当接片を連結する略U字形状の連結片とを有することを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  15. 前記接続手段は、弾性を有する金属板によって略U字状に形成されたばね片と、ばね片の先端に設けられた前記鎖錠部とを有する錠ばねからなり、
    前記端子板は、前記錠ばねとの間で電線を狭持するとともに電線に接触導通する接触片と、電線を錠ばねの方へ押圧する押圧部とを具備し、
    前記錠ばねは、前記ばね片の幅方向中央に前記鎖錠部が設けられるとともに、鎖錠部よりも電線に近づく向きに傾斜して前記解除レバーの押動部と当接する一対の被押動部が前記ばね片の幅方向における鎖錠部の両側に設けられてなることを特徴とする請求項2記載の速結端子装置。
  16. 前記接続手段は、弾性を有する金属板によって略U字状に形成されたばね片と、ばね片の先端に設けられた前記鎖錠部とを有する錠ばねからなり、
    前記端子板は、前記錠ばねとの間で電線を狭持するとともに電線に接触導通する接触片と、電線を錠ばねの方へ押圧する押圧部とを具備し、
    前記補助ばねが前記錠ばねと一体に形成されてなることを特徴とする請求項9記載の速結端子装置。
  17. 前記錠ばねは、前記ばね片の幅方向中央に前記鎖錠部が設けられるとともに、鎖錠部よりも電線に近づく向きに傾斜して前記解除レバーの押動部と当接する一対の被押動部が前記ばね片の幅方向における鎖錠部の両側に設けられてなることを特徴とする請求項16記載の速結端子装置。
  18. 前記解除レバーにおける器体内壁と対向する部位に、当該器体内壁との干渉を回避するための傾斜面が形成されたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  19. 前記解除レバーが操作されたときに前記電線と当接する部位を、他の部位よりも回動方向に沿って凹ませてなることを特徴とする請求項18記載の速結端子装置。
  20. 前記解除レバーは、複数の前記押動部の間をつなぐ板状部を有し、該板状部と操作部と軸部と押動部とが合成樹脂成形品として一体に形成されたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  21. 請求項1〜20の何れかの速結端子装置と、絶縁材料からなり1乃至複数の前記速結端子装置を収納する器体とを備えたことを特徴とする配線器具。
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