JP4830422B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、人の活動量を検出する方法とその検出した人の活動量により基準換気量に加算制御する換気装置に関する。
近年、換気扇の制御において、燃焼機器により発生する水素、一酸化炭素や生ゴミ臭、調理臭、また特定場所に人が集中した際の人いきれなどを抑制、防止し、居住空間の快適性を確保することができる換気装置が求められている。また、建築基準法の改定に伴い、各室に換気装置の設置が義務付けられるなどの社会的背景もある。
従来、この種の空調装置に関しては、室内の居住者の有無及び人数を正確に認識すると同時にそれらの態様を判定し、その態様に対応して空調状態を制御すると同時に適切に換気するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、その空調装置について図23及び図24を参照しながら説明する。
図23、図24に示すように、室内入口に人体の移動方向に沿って略直線上に複数個設けられた人体検知センサ101と、室内の炭酸ガスを感知する炭酸ガスセンサ102と、人体感知センサ101からの信号を受信して人体の入出を認識する第1の認識手段103と、炭酸ガスセンサ102が感知した炭酸ガス濃度から人体の存在を認識する第2の認識手段104と、第1の認識信号と第2の認識信号とを受信して人体の存在の有無を判定する判定手段105とを備え、判定手段105からの判定信号を受信して空調機器106を制御する制御手段107を設けており、空調制御するように構成されている。
また、換気装置の制御装置として、焦電形赤外線センサを用いて検出される人体の活動量に基づいて、最適に換気量制御を行い、室内を適正なレベルのガス濃度に維持することができ、快適性の向上を図るようにするものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
以下、その換気装置の制御装置について、図25を参照しながら説明する。
図25に示すように、焦電形赤外線センサよりなり室内の人体の動きを検出して人体検出パルス信号を出力する人体検出手段108と、所定時間の計時を行なう第1のタイマー手段109と、人体検出パルス信号の数を第1のタイマー手段109により所定時間積算し、その積算パルス数に応じて人体の活動量を判定する活動量判定手段110と、活動量判定手段110より出力される活動量レベル信号に応じて換気量の制御を行なう第1の換気量制御手段111を備えている。
特開2000−234782号公報 特開平8−75203号公報
このような従来の空調装置では、人体の存在、活動量を精度良く検出するために人体検知センサと炭酸ガスセンサを有しており、コストが高くなるという課題があり、さらに常時一定量の換気を行なうものではなく、換気量ゼロから換気能力最大までを制御するものであることから、常時換気設備と併用する必要があることから更なるコスト高が発生するという課題があり、より低コストで人体の存在、活動量を判定すると同時に換気量制御を行なうことが要求されている。
また、このような従来の換気装置の制御装置では、常時換気設備との併用が必要であることと、人体の活動量を所定時間内の検出パルス数のみで検出しており、移動した距離が正確に特定できず、実際の活動量に見合った換気量制御を行なうことができないという課題があり、より正確に人の移動を検出し、活動量を算出すると同時に基準換気量を満足し、かつ最適な換気量制御を行なうことが要求されている。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、人体の活動量を低コストで、かつ正確に検出し、基準換気量に加算制御を行なうことができる換気装置を提供することを目的としている。
本発明の換気装置は、人の活動量を検知する活動量検知手段と、前記活動量検知手段により検知した人の活動量に応じて予め記憶した室容積に対応する基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段を備えた換気装置であって、前記活動量検知手段は、少なくとも2つ以上の互いに相異なる検知領域を有する赤外線センサと、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における変化量から活動量を判定する活動量判定手段を備え、前記人の活動量は、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における極小値の発生タイミングから判定する構成としたものである。
この手段により、赤外線センサの誘起電圧の変化量から直接活動量を判定するため、人の在不在情報に変換、あるいは移動した距離を演算することなく、簡易的な構成で活動量を検出でき、検出した活動量に応じた換気量を基準換気量に加算することにより、より安価でかつ快適性制御に優れた換気装置が得られる。
また、検知対象領域が広い場合であっても、各領域における赤外線センサの配置と誘起電圧の時間変化量から、赤外線センサの検知領域を跨ぐ動きがあった場合でも精度良く活動量を判定することができ、簡単な構成でかつ精度の高い換気量制御を行なうことができる換気装置が得られる。
さらに、検知対象領域が広い場合であっても、各領域における赤外線センサの活動量の検出において画像処理を必要とせず、簡易的な構成で活動量を検出することができ、さらに精度の高い換気量制御を行なうことができる換気装置が得られる。
本発明によれば、人の活動量を検知する活動量検知手段と、前記活動量検知手段により検知した人の活動量に応じて予め記憶した室容積に対応する基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段を備えた換気装置であって、前記活動量検知手段は、少なくとも2つ以上の互いに相異なる検知領域を有する赤外線センサと、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における変化量から活動量を判定する活動量判定手段を備え、前記人の活動量は、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における極小値の発生タイミングから判定する構成とすることで、赤外線センサの誘起電圧の変化量から直接活動量を判定するため、人の在不在情報に変換、あるいは移動した距離を演算することなく、簡易的な構成で活動量を検出でき、検出した活動量に応じた換気量を基準換気量に加算することにより、より安価でかつ快適性制御に優れた換気装置を提供できる。
さらに、検知対象領域が広い場合であっても、少なくとも2つ以上の互いに相異なる検知領域を有する赤外線センサの配置と各領域における誘起電圧の極小値の発生タイミングから、赤外線センサの検知領域を跨ぐ動きがあった場合でも精度良く活動量を判定することができ、画像処理を必要とせず、簡単な構成でかつ精度の高い換気量制御を行なうことができる換気装置を提供できる。
本発明の実施の形態1における換気装置の構成図 同活動量判定手段2における活動量判定のフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 同換気量増減制御のフローチャート 同換気量増減のためのテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態2における換気装置の構成図 同活動量判定手段2Bのフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態3における換気装置の構成図 同活動量判定手段2Cのフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態4における換気装置の構成図 同第二活動量判定手段4のフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態5における換気装置の構成図 同第三活動量判定手段5のフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態6における換気装置の構成図 同第四活動量判定手段6のフローチャート 同活動量判定のテーブルデータを示す図 本発明の実施の形態7における換気装置の構成図 同フレネルレンズ7の視野説明図 従来の空調装置の構成図 同人体感知センサの配置図 従来の換気装置の制御装置に関する構成図
本発明の請求項1記載の発明は、人の活動量を検知する活動量検知手段と、前記活動量検知手段により検知した人の活動量に応じて予め記憶した室容積に対応する基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段を備えた換気装置であって、前記活動量検知手段は、少なくとも2つ以上の互いに相異なる検知領域を有する赤外線センサと、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における変化量から活動量を判定する活動量判定手段を備え、前記人の活動量は、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における極小値の発生タイミングから判定する構成としたものであり、赤外線センサの誘起電圧の変化量から直接活動量を判定するため、人の在不在情報に変換、あるいは移動した距離を演算することなく、簡易的な構成で活動量を検出でき、検出した活動量に応じた換気量を基準換気量に加算することにより、より安価でかつ快適性を向上させることができるという作用を有する。
さらに、検知対象領域が広い場合であっても、少なくとも2つ以上の互いの赤外線センサの配置と各領域における誘起電圧の極小値の発生タイミングから、赤外線センサの検知領域を跨ぐ動きがあった場合でも精度良く活動量を判定することができ、画像処理を必要とせず、簡単な構成でかつ精度の高い換気量制御を行なうことができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における換気装置の構成図を示す。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する赤外線センサ1と、この赤外線センサ1の誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の時間変化量から活動量を判定する活動量判定手段2と、判定した活動量から基準換気量への加算量を演算、及び換気量を制御する換気量制御手段3を備えている。
次に活動量判定手段2における活動量判定のフローチャートを図2に示す。
図に示すように、活動量判定手段2には、赤外線センサ1により得られた誘起電圧を入力する。初回に入力した誘起電圧V1は、初期誘起電圧として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧V2は、初回に入力した誘起電圧V1と比較し、変化量が△Vを下回っていれば更新せずに初期誘起電圧はV1とする。その際に基準時間t1経過したことを記憶する。3回目に入力した誘起電圧V3と初期誘起電圧V1との変化量が、△Vを上回っ
ていた場合を一例として以下説明する。誘起電圧V3と初期誘起電圧V1との偏差△Vtを演算し、その時の初期誘起電圧を記憶してからの時間偏差△tと偏差△Vtを、図3に示す記憶しておいたテーブルデータと参照して活動量を判定する。活動量の判定は、テーブルデータに示す通り、時間偏差△tと偏差すなわち誘起電圧変化量△Vtから5段階で判定している。
次に換気量制御手段3における換気量計算についてのフローチャートを図4に示す。
図に示すように、換気量制御手段3は、活動量判定手段2により判定した活動量Ktが、閾値KaからKdを上回っているか否か判定する。判定した結果を元に、各KaからKdを上回った場合に応じて、予め記憶しておいた図5に示すテーブルデータと参照して換気量の増加、あるいは減少分を判定する。換気量の増加量は、例えばVaを10m3/h加算、Vbを15m3/h、Vcを20m3/h、Vdを25m3/hとする。判定した換気量の加算分を基準換気量に加算して最適な換気量を算出する。算出した換気量から換気装置のモータ回転数を制御し、目標とする風量に制御する。
以上のように、本実施の形態1によれば、赤外線センサ1の誘起電圧レベルと時間変化量から活動量を検出し、検出した活動量に応じて換気量を制御することができることとなる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1と同一のものは同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する赤外線センサ1と、この赤外線センサ1の誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の極大値の周期と極大値の変化量から活動量を判定する活動量判定手段2Bと、判定した活動量から基準換気量への加算分を演算、及び換気量を制御する換気量制御手段3を備えている。
次に活動量判定手段2Bにおける活動量判定のフローチャートを図7に示す。
図に示すように、活動量判定手段2Bには、赤外線センサ1により得られた誘起電圧を入力する。入力した誘起電圧V1は、初期誘起電圧として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧V2は、初回に入力した誘起電圧V1と比較し、変化量が△Vを下回っていれば更新せずに初期誘起電圧はV1とする。その際に基準時間t1経過したことを記憶する。3回目に入力した誘起電圧V3と初期誘起電圧V1との変化量が、△Vを上回っていた場合を一例として以下説明する。変化量が△Vを上回った場合、極大値候補として判断し、極大値候補を記憶した後に処理を終了する。さらに4回目に入力した誘起電圧V4が極大値候補より小さい誘起電圧であった場合、誘起電圧V3は極大値Vp1とする。本判定を反復し、極大値Vp1、Vp2が検出された時に極大値Vp1と極大値Vp2の出現した時間間隔△tと極大値の変化量△Vpを、図8に示すように記憶しておいたテーブルデータと参照して活動量を判定する。
以上のように、本実施の形態2によれば、赤外線センサ1の誘起電圧の極大値レベルと時間変化量から活動量を検出し、検出した活動量に応じて換気量を制御することができることとなる。
(実施の形態3)
図9は、本発明の実施の形態3における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1あるいは2と同一のものは同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する赤外線センサ1と、この赤外線センサ1の誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の極小値の周期と極小値の変化量から活動量を判定する活動量判定手段2Cと、判定した活動量から基準換気量への加算分を演算、及び換気量を制御する換気量制御手段3を備えている。
次に活動量判定手段2Cにおける活動量判定のフローチャートを図10に示す。
図に示すように、活動量判定手段2Cには、赤外線センサ1により得られた誘起電圧を入力する。入力した誘起電圧V1は、初期誘起電圧として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧V2は、初回に入力した誘起電圧V1と比較し、変化量が△Vを上回っていれば更新せずに初期誘起電圧はV1とする。その際に基準時間t1経過したことを記憶する。3回目に入力した誘起電圧V3と初期誘起電圧V1との変化量が、△Vを下回っていた場合を一例として以下説明する。変化量が△Vを下回った場合、極小値候補として判断し、極小値候補を記憶した後に処理を終了する。さらに4回目に入力した誘起電圧V4が極小値候補より大きい誘起電圧であった場合、誘起電圧V3は極小値Vm1とする。本判定を反復し、極小値Vm1、Vm2が検出された時に極小値Vm1と極小値Vm2の出現した時間間隔△tと極小値の変化量△Vmを、図11に示すように記憶しておいたテーブルデータと参照して活動量を判定する。
以上のように、本実施の形態3によれば、赤外線センサ1の誘起電圧の極小値レベルと時間変化量から活動量を検出し、検出した活動量に応じて換気量を制御することができることとなる。
(実施の形態4)
図12は、本発明の実施の形態4における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1乃至3と同一部分は同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する2つの赤外線センサ1a、1bと、これらの赤外線センサ1a、1bの誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の変化量から活動量を判定する第二活動量判定手段4と、判定した活動量から基準換気量に加算するように換気量を制御する換気量制御手段3を備えている。
次に第二活動量判定手段4における活動量判定のフローチャートを図13に示す。
図に示すように、第二活動量判定手段4には、赤外線センサ1a、1bにより得られた誘起電圧Va1、Vb1を入力する。入力した誘起電圧Va1、Vb1は、初期誘起電圧として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧Va2、Vb2を、初回に入力した誘起電圧Va1、Vb1と比較し、変化量が△Vを下回っていれば更新せずに初期誘起電圧はVa1、Vb1とする。その際に基準時間t1経過したことを記憶する。3回目に入力した誘起電圧Va3、Vb3と初期誘起電圧Va1、Vb1との変化量が、各△Vを上回っていた場合を一例として以下説明する。各変化量△Va、△Vbが△Vを上回った場合、その初期誘起電圧を記憶してからの時間偏差△ta、△tbと誘起電圧変化量△Va、△Vbを、図14に示すように記憶しておいたテーブルデータと参照して活動量を判定する。
このとき、誘起電圧変化量△Vaが負、かつ誘起電圧変化量△Vbが正、かつ時間偏差△taが△tbとほぼ等しい場合は、赤外線センサ1aの検出領域から赤外線センサ1bの検出領域に移動したと判断し、予め記憶している互いの赤外線センサ1a、1bの検出領域から同じく図14に示すテーブルデータを参照して活動量を判定する。
以上のように、本実施の形態4によれば、赤外線センサ1a、1bの誘起電圧の変化量から活動量を検出し、検出した活動量に応じて基準換気量に換気量を加算制御することができることとなる。
(実施の形態5)
図15は、本発明の実施の形態5における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1乃至4と同一のものは同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する2つの赤外線センサ1a、1bと、これらの赤外線センサ1a、1bの誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の極大値の発生タイミングから活動量を判定する第三活動量判定手段5と、判定した活動量から基準換気量に加算するように換気量を制御する換気量制御手段3を備えている。
次に第三活動量判定手段5における活動量判定のフローチャートを図16に示す。
図に示すように、第三活動量判定手段5には、赤外線センサ1a、1bにより得られた誘起電圧Va1、Vb1を入力する。入力した誘起電圧Va1、Vb1は、初期誘起電圧として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧Va2、Vb2を、初回に入力した誘起電圧Va1、Vb1と比較し、変化量が△Vを上回っていれば極大値候補Vpa1、Vpb1として記憶し、下回っていれば極大値候補は更新せずに初期誘起電圧Va1、Vb1とする。さらに、3回目に入力した誘起電圧Va3、Vb3が極大値候補より小さい誘起電圧であった場合、誘起電圧Vpa1、Vpb1は極大値として判断する。本判定を反復し、極大値Vpa1、Vpa2、Vpb1、Vpb2の出現した各時間間隔△tpa、△tpbと極大値の変化量△Vpa、△Vpbを図17に示すように記憶しておいたテーブルデータを参照して活動量を判定する。
以上のように、本実施の形態5によれば、赤外線センサ1a、1bの誘起電圧の各極大値と発生タイミングから活動量を検出し、検出した活動量に応じて基準換気量に換気量を加算制御することができることとなる。
(実施の形態6)
図18は、本発明の実施の形態6における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1乃至5と同一のものは同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する2つの赤外線センサ1a、1bと、これらの赤外線センサ1a、1bの誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の極大値の発生タイミングから活動量を判定する第四活動量判定手段6と、判定した活動量から基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段3を備えている。
次に第四活動量判定手段6における活動量判定のフローチャートを図19に示す。
図に示すように、第四活動量判定手段6には、赤外線センサ1a、1bにより得られた誘起電圧Va1、Vb1を入力する。入力した誘起電圧Va1、Vb1は、初期誘起電圧
として記憶する。更に、2回目に入力した誘起電圧Va2、Vb2を、初回に入力した誘起電圧Va1、Vb1と比較し、変化量が△Vを下回っていれば極小値候補Vma1、Vmb1として記憶し、上回っていれば極小値候補は更新せずに初期誘起電圧Va1、Vb1とする。さらに、3回目に入力した誘起電圧Va3、Vb3が極小値候補より大きい誘起電圧であった場合、誘起電圧Vma1、Vmb1は極小値として判断する。本判定を反復し、極小値Vma1、Vma2、Vmb1、Vmb2の出現した各時間間隔△tma、△tmbと極小値の変化量△Vma、△Vmbを図20に示すように記憶しておいたテーブルデータを参照して活動量を判定する。
以上のように、本実施の形態5によれば、赤外線センサ1a、1bの誘起電圧の各極小値と発生タイミングから活動量を検出し、検出した活動量に応じて基準換気量に換気量を加算制御することができることとなる。
(実施の形態7)
図21は、本発明の実施の形態7における換気装置の構成図を示す。
なお、実施の形態1乃至6と同一のものは同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
図に示すように、換気装置は、人から放出される赤外線を検知する赤外線センサ1と、この赤外線センサ1の誘起電圧を入力し、入力した誘起電圧の時間変化量から活動量を判定する活動量判定手段2と、判定した活動量から基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段3と人からの赤外光を選択的に透過及び集光させる赤外集光手段としてのフレネルレンズ7を備えている。
次にフレネルレンズ7の視野について、図22を参照しながら説明する。
図中の(a)に示すように、フレネルレンズ7は、赤外光の中で人から放出されている10ミクロン前後の波長域を選択的に透過し、かつ120度の広角な視野を得るために多面構造となっている。また、フレネルレンズ7の分割数は8分割となっており、一方位当たりの視野角は7度となっている。一方位当たりの視野は、階高を250cmとすると、図中の(b)のようになり、微小な人の動作にも反応するようになっている。
以上のように、本実施の形態7によれば、赤外集光手段としてのフレネルレンズ7を備えることで、視野角を広角にすることができ、かつ分割数を9分割、一方位当たりの視野角を7度とすることで微小な人の動作を検知することができることとなる。
人感センサを用いて、人体検出、活動量検出による各種空調機器の自動制御に関するものであり、空調機の自動発停や温度、風向、あるいは風量制御の用途にも適用できる。
1 赤外線センサ
1a 赤外線センサ
1b 赤外線センサ
2 活動量判定手段
2B 活動量判定手段
2C 活動量判定手段
3 換気量制御手段
4 第二活動量判定手段
5 第三活動量判定手段
6 第四活動量判定手段
7 フレネルレンズ

Claims (1)

  1. 人の活動量を検知する活動量検知手段と、前記活動量検知手段により検知した人の活動量に応じて予め記憶した室容積に対応する基準換気量に加算するように制御する換気量制御手段を備えた換気装置であって、前記活動量検知手段は、少なくとも2つ以上の互いに相異なる検知領域を有する赤外線センサと、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における変化量から活動量を判定する活動量判定手段を備え、前記人の活動量は、前記赤外線センサの誘起電圧の各領域における極小値の発生タイミングから判定することを特徴とする換気装置。
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