JP4830402B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4830402B2
JP4830402B2 JP2005242791A JP2005242791A JP4830402B2 JP 4830402 B2 JP4830402 B2 JP 4830402B2 JP 2005242791 A JP2005242791 A JP 2005242791A JP 2005242791 A JP2005242791 A JP 2005242791A JP 4830402 B2 JP4830402 B2 JP 4830402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
wafer
identifier
wiring
chip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005242791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007059605A (ja
Inventor
真美子 山口
善伸 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005242791A priority Critical patent/JP4830402B2/ja
Publication of JP2007059605A publication Critical patent/JP2007059605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830402B2 publication Critical patent/JP4830402B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置の固有の特性をチップから容易に識別することができる半導体装置及びその製造方法に関するものである。
高周波用の半導体装置はチップごとに異なる特性を有し、使用時にこれらを考慮する必要がある。そこで、これらの特性はウェハの状態で測定される。
そして、従来は、図6に示すように、チップ1のウェハ内における位置を示すアドレス(例えば、X=20,Y=15)をチップ1の表面に付していた。そして、このアドレスごとに半導体装置のデータ管理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−214274号公報
半導体装置は、ロットごとに処理されたウェハをチップごとに分割して製造される。従って、半導体装置の固有の特性は、その半導体装置が属するロット又はウェハによって異なる。しかし、アドレス情報からは、半導体装置が属するロット名又はウェハ番号は分からないため、その半導体装置の固有の特性をチップから識別するのは困難であった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、半導体装置の固有の特性をチップから容易に識別することができる半導体装置及びその製造方法を得るものである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、ウェハをロットごとに処理して前記ウェハ上に複数の半導体装置を製造する工程と、各半導体装置の固有の特性を評価する工程と、各半導体装置の固有の特性とその半導体装置が属するロット名又はウェハ番号の情報を関連付けたデータを作成する工程と、各チップの表面に、その半導体装置が属するロット名又はウェハ番号を示す識別子を付す工程と、前記ウェハを前記半導体装置ごとに分割する工程とを有し、前記識別子は、複数の抵抗を直列に接続した2本の抵抗列と、前記2本の抵抗列の間を接続する配線とを有し、前記配線は、ステッパマスクを用いて転写することにより形成され、前記転写の際にオフセット量を調整することで前記配線の位置を変えて前記識別子の抵抗値を調整し、前記識別子の抵抗値により前記半導体装置の情報が識別されることを特徴とする。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、半導体装置の固有の特性をチップから容易に識別することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す上面図である。チップ1の表面には、識別子としてチップタグ2が作り込まれている。ただし、チップタグ2は、チップの表面に埋め込んでもよい。このチップタグ2には、半導体装置が属するロット名又はウェハ番号が書き込まれている。
上記の半導体装置の製造方法について説明する。まず、ウェハをロットごとに処理して、ウェハ上に複数の半導体装置を製造する。次に、ウェハの状態で各半導体装置の特性、例えばDC特性、RF特性又はバイアス条件などを評価する。
次に、各半導体装置の固有の特性とその半導体装置が属するロット名又はウェハ番号の情報を関連付けたデータを作成する。そして、ウェハ上の各チップの表面に、識別子としてチップタグ2を作りこみ、このチップタグ2に半導体装置が属するロット名又はウェハ番号を書き込む。その後、ウェハを半導体装置ごとに分割する。
ここで、情報の書き込みは、チップ製造後の評価実施後に限らず、チップ製造工程中に行っても構わない。また、レーザなどを用いてチップ表面上の酸化膜に書き込んでもよいし、インクジェットなどによりチップ表面上に書き込んでもよい。そして、これらの情報は、文字記号により書き込む方法に限らず、図2に示すように2次元のドット方式により書き込んでもよい。
以上の工程により製造された半導体装置によれば、チップタグ2の情報を読み取ることでその半導体装置が属するロット名又はウェハ番号を識別することができる。そして、この情報と上記のデータから、対応する半導体装置の固有の特性を容易に識別することができる。この特性はチップ組み合わせやバイアス設定に活用することができる。
なお、半導体装置の固有の特性を評価した後に、その半導体装置の固有の特性をチップタグ2に直接書き込んでもよい。また、チップタグ2にチップアドレスや製造日などを書き込んでもよい。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る識別子を示す上面図である。まず、チップの表面に、複数の抵抗3を直列に接続した2本の抵抗列を平行に作成する。次に、それぞれの抵抗列の一端にパッド4を接続する。
そして、ステッパマスクを用いて転写することにより、2本の抵抗列を接続する配線5を形成する。この転写の際にオフセット量を調整することで、配線5の位置を変えて識別子の抵抗値を調整する。この識別子の抵抗値により、半導体装置が属するロット名又はウェハ番号や半導体装置の固有の特性などの情報が識別される。従って、パッド4に針を当てて識別子の抵抗値を測定することによりロット名又はウェハ番号を識別することができる。
なお、リファレンス抵抗6を用いることにより、低抗値のロット間又はウェハ間の変動によらず、識別子の抵抗値がリファレンス抵抗6の抵抗値に対して何倍かによりロット名又はウェハ番号を識別することができる。
実施の形態3.
図4は、本発明の実施の形態3に係る識別子を示す上面図である。複数の縦配線10と複数の横配線11を別の層に作成した格子状の配線が設けられている。ただし、縦配線10と横配線11の間には層間絶縁膜が存在するため、互いに絶縁されている。
この格子状の配線の上端又は下端と、右端又は左端に、それぞれ複数の抵抗を直列に接続した抵抗列12,13が接続されている。抵抗列12,13の一端にはそれぞれパッド14,15が設けられている。
そして、複数の縦配線10の1つと複数の横配線11の1つとを接続するコンタクトホール16を当該縦配線10と当該横配線11の交点に選択的に設けることにより識別子の低抗値が選択される。コンタクトホール16の位置決めは、ステッパマスクの上下左右方向のオフセット量を変えることによりウェハ毎に設定することができる。
例えば、縦の抵抗列13の1つの抵抗を10kΩ、横の抵抗列12の1つの抵抗を1kΩとし、10kΩの単位をロット番号、1kΩの単位をウェハ番号の識別にそれぞれ使用することができる。この場合、図3の位置にコンタクトホールを設けると、パッド14,15間の抵抗は15Ωとなり、半導体装置は第1ロットの5番目のウェハに属すると識別される。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4に係る識別子を示す上面図である。チップ上に下地膜17を介して、平行に5つの抵抗18が配置されている。各抵抗18の一端にパッド19が接続され、他端に配線20が接続されている。配線20はまとめてパッド21に接続されている。
チップ製造後、書き込む情報に応じて抵抗を切断する。この抵抗の切断は、抵抗の両端に電流を印加するか、またはレーザを用いて行う。その後、パッド19とパッド21との間の低抗値を測定することで、半導体装置の情報を識別することができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す上面図である。 2次元のドット方式により書き込んだ情報を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る識別子を示す上面図である。 本発明の実施の形態3に係る識別子を示す上面図である。 本発明の実施の形態4に係る識別子を示す上面図である。 従来のチップを示す上面図である。
符号の説明
1 チップ
2 チップタグ
3 抵抗
4,14,15,19,21 パッド
5 配線
6 リファレンス抵抗
10 縦配線
11 横配線
12,13 抵抗列
16 コンタクトホール
17 下地膜
18 抵抗
20 配線

Claims (4)

  1. ウェハをロットごとに処理して前記ウェハ上に複数の半導体装置を製造する工程と、
    各半導体装置の固有の特性を評価する工程と、
    各半導体装置の固有の特性とその半導体装置が属するロット名又はウェハ番号の情報を関連付けたデータを作成する工程と、
    各チップの表面に、その半導体装置が属するロット名又はウェハ番号を示す識別子を付す工程と、
    前記ウェハを前記半導体装置ごとに分割する工程とを有し、
    前記識別子は、複数の抵抗を直列に接続した2本の抵抗列と、前記2本の抵抗列の間を接続する配線とを有し、
    前記配線は、ステッパマスクを用いて転写することにより形成され、
    前記転写の際にオフセット量を調整することで前記配線の位置を変えて前記識別子の抵抗値を調整し、
    前記識別子の抵抗値により前記半導体装置の情報が識別されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. ウェハをロットごとに処理して前記ウェハ上に複数の半導体装置を製造する工程と、
    各半導体装置の固有の特性を評価する工程と、
    各半導体装置の固有の特性とその半導体装置が属するロット名又はウェハ番号の情報を関連付けたデータを作成する工程と、
    各チップの表面に、その半導体装置が属するロット名又はウェハ番号を示す識別子を付す工程と、
    前記ウェハを前記半導体装置ごとに分割する工程とを有し、
    前記識別子は、複数の縦配線と複数の横配線を別の層に作成した格子状の配線と、前記複数の縦配線に接続された抵抗列と、前記複数の横配線に接続された抵抗列と、前記複数の縦配線の1つと前記複数の横配線の1つとを接続するコンタクトホールとを有し、
    前記コンタクトホールは、ステッパマスクを用いて転写することにより形成され、
    前記転写の際にオフセット量を調整することで前記コンタクトホールの位置を変えて前記識別子の抵抗値を調整し、
    前記識別子の抵抗値により前記半導体装置の情報が識別されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. ウェハをロットごとに処理して前記ウェハ上に複数の半導体装置を製造する工程と、
    各半導体装置の固有の特性を評価する工程と、
    各チップの表面に、その半導体装置の固有の特性を示す識別子を付す工程と、
    前記ウェハを前記半導体装置ごとに分割する工程とを有し、
    前記識別子は、複数の抵抗を直列に接続した2本の抵抗列と、前記2本の抵抗列の間を接続する配線とを有し、
    前記配線は、ステッパマスクを用いて転写することにより形成され、
    前記転写の際にオフセット量を調整することで前記配線の位置を変えて前記識別子の抵抗値を調整し、
    前記識別子の抵抗値により前記半導体装置の情報が識別されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. ウェハをロットごとに処理して前記ウェハ上に複数の半導体装置を製造する工程と、
    各半導体装置の固有の特性を評価する工程と、
    各チップの表面に、その半導体装置の固有の特性を示す識別子を付す工程と、
    前記ウェハを前記半導体装置ごとに分割する工程とを有し、
    前記識別子は、複数の縦配線と複数の横配線を別の層に作成した格子状の配線と、前記複数の縦配線に接続された抵抗列と、前記複数の横配線に接続された抵抗列と、前記複数の縦配線の1つと前記複数の横配線の1つとを接続するコンタクトホールとを有し、
    前記コンタクトホールは、ステッパマスクを用いて転写することにより形成され、
    前記転写の際にオフセット量を調整することで前記コンタクトホールの位置を変えて前記識別子の抵抗値を調整し、
    前記識別子の抵抗値により前記半導体装置の情報が識別されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2005242791A 2005-08-24 2005-08-24 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4830402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242791A JP4830402B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005242791A JP4830402B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007059605A JP2007059605A (ja) 2007-03-08
JP4830402B2 true JP4830402B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=37922831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005242791A Expired - Fee Related JP4830402B2 (ja) 2005-08-24 2005-08-24 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830402B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009076625A (ja) 2007-09-20 2009-04-09 Hitachi Ltd 半導体装置およびその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61278127A (ja) * 1985-05-31 1986-12-09 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JPH07235617A (ja) * 1994-02-23 1995-09-05 Hitachi Ltd 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007059605A (ja) 2007-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4359576B2 (ja) 第2の基板上に第1の基板のチップを配置する方法
US10431551B2 (en) Visual identification of semiconductor dies
CN101147148B (zh) 将制作监视器添加到集成电路芯片的方法
US20020056070A1 (en) Method and apparatus for extracting parasitic element of semiconductor circuit
JP2008523607A (ja) 識別コードを有する半導体チップ、その製造方法及び半導体チップの管理システム
JP4838061B2 (ja) 半導体集積回路におけるチップid付加方法
JP4830402B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US20070114652A1 (en) Surface-mount packaging for chip
US10109590B2 (en) Indexing of electronic devices distributed on different chips
WO2007043470A1 (ja) 転写生成物、転写生成物の製造方法、転写生成物の配置位置特定方法
JP5426885B2 (ja) 半導体装置、半導体装置の製造方法、半導体装置の製造装置
US8344477B2 (en) Semiconductor chip, semiconductor wafer, method of manufacturing semiconductor chip
JP3928681B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2007042882A (ja) 半導体装置、その製造方法及び半導体装置の個別管理情報認識方法
JP2007150029A (ja) テープキャリア及び検査結果管理方法
CN107767882B (zh) 用于带头模块的引线接合电研磨导件
US10159150B2 (en) Ceramic board with memory formed in the ceramic
KR100531956B1 (ko) 메모리에서 각 층별 특성을 파악할 수 있는 다층 패드
JPS596504B2 (ja) 半導体素子および半導体素子製作用マスク
JPH10233350A (ja) 半導体チップおよびそれを用いた半導体装置の製造システム
JP3937813B2 (ja) 集積回路
JPH05175089A (ja) ウェーハidマーク構造及びその製法
JP2001358144A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2005302755A (ja) 半導体集積回路の管理方法及び半導体集積回路
CN115132724A (zh) 一种芯片的布局结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080801

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4830402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees