JP4829757B2 - 罫線抽出装置および方法 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像から罫線を抽出する装置および方法に関する。
図11は、カラー画像を入力として画像内に配置された罫線を抽出する、従来の罫線抽出処理のフローチャートである。この罫線抽出処理では、まず、入力されたカラー画像から明度グレー画像を生成し、その明度グレー画像を二値化する(ステップ11)。そして、得られた二値画像から、罫線とそれに囲まれたセルを抽出する(ステップ12)。これにより、背景と明度差のある罫線を抽出することができる。明度グレー画像は、いわゆるグレースケール画像に相当する。
また、背景と罫線の濃度差が小さい画像から罫線を抽出する方法として、多値画像を2種類の異なる方法で二値化する方法が知られている(例えば、下記の特許文献1を参照)。この方法では、一方の潰れ気味の二値画像を用いて罫線候補領域を抽出し、もう一方の掠れ気味の二値画像を用いて罫線候補領域を検証することで、罫線をより正確に抽出することができる。
先願であるPCT/JP2006/302763は、カラー画像の領域色を認識するために彩度補正を行う方法に関する。
特開2002−133426号公報
上述した従来の罫線抽出方法には、次のような問題がある。
図11の罫線抽出処理では、背景と罫線の明度の差が小さい場合は、罫線および背景ともに二値化により白となってしまい、罫線を抽出することができない。例えば、図12に示すように、薄い色のセル同士が明示的な境界線で区別されずに、色の変化により区別されている場合がある。以下では、このようなセル間の境界を、境界罫線と呼ぶことする。このような境界罫線を含むカラー画像が入力された場合、両方のセルが二値化により白となってしまい、罫線を抽出することができない。
また、図13に示すカラー画像21が入力された場合、まず、明度グレー画像22が生成され、次に、明度グレー画像22から二値画像23が生成される(ステップ11)。そして、二値画像23から罫線およびセルが抽出され、抽出結果24が得られる(ステップ12)。ところが、抽出結果24には、カラー画像21に含まれていた境界罫線が含まれていない。
特許文献1の罫線抽出方法では、明度グレー画像のみから潰れ気味の二値画像と掠れ気味の二値画像を生成しているため、明度が同一で彩度が異なるようなカラー画像からは、罫線が適切に抽出できないという問題がある。
本発明の課題は、薄い色のセル間における境界罫線のように、背景と罫線の明度差が小さいカラー画像から罫線を抽出することである。
図1は、本発明の罫線抽出装置の原理図である。図1の罫線抽出装置は、格納手段101、第1の生成手段102、第2の生成手段104、第1の抽出手段103、第2の抽出手段105、および出力手段106を備える。
格納手段101は、カラー画像111を格納する。生成手段102は、カラー画像111から明度グレー画像112を生成して、格納手段101に格納する。抽出手段103は、明度グレー画像112を用いて第1の罫線を抽出する。生成手段104は、第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像113を生成して、格納手段101に格納する。抽出手段105は、彩度グレー画像113を用いて第2の罫線を抽出する。出力手段106は、第1および第2の罫線の情報を出力する。
生成手段102は、格納手段101からカラー画像111を取り出し、その色情報を用いて明度グレー画像112を生成する。抽出手段103は、格納手段101から明度グレー画像112を取り出し、その明度情報を用いて第1の罫線を抽出して、その情報を出力手段106に転送する。
生成手段104は、第1の罫線により囲まれたセル領域の色情報を用いて彩度グレー画像113を生成する。抽出手段105は、格納手段101から彩度グレー画像113を取り出し、その彩度情報を用いて第2の罫線を抽出して、その情報を出力手段106に転送する。出力手段106は、受け取った第1および第2の罫線の情報を出力する。
格納手段101は、例えば、後述する図9のメモリ902に対応し、生成手段102、103および抽出手段104、105は、例えば、CPU(中央処理装置)901に対応する。出力手段106は、例えば、出力装置904に対応する。
本発明によれば、明度グレー画像を用いた罫線抽出処理と、彩度グレー画像を用いた罫線抽出処理を組み合わせて用いることにより、従来技術では抽出が困難であった、背景との明度差が小さい罫線を、適切に抽出することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本実施形態では、明度グレー画像を用いた罫線抽出処理と、彩度グレー画像を用いた罫線抽出処理に加えて、さらに彩度補正画像を用いた罫線抽出処理を組み合わせて用いる。これにより、背景との明度差が小さい罫線を、より精密に抽出することが可能になる。
図2は、このような罫線抽出処理のフローチャートである。罫線抽出装置は、まず、スキャナ等により入力されたカラー画像から明度グレー画像を生成し、その明度グレー画像を二値化して、二値画像を生成する(ステップ201)。そして、その二値画像から、罫線とそれに囲まれたセルを抽出する(ステップ202)。背景と罫線にある程度の明度差がある場合は、この処理により罫線が抽出される。
次に、ステップ202で抽出された各セルの領域を対象として、彩度グレー画像を生成し、その彩度グレー画像を二値化して、二値画像を生成する(ステップ203)。そして、その二値画像から、罫線とそれに囲まれたセルを抽出する(ステップ204)。背景と罫線に明度差はないが彩度差がある場合は、この処理により罫線が抽出される。
次に、すべてのセルの処理が終了したか否かをチェックし(ステップ205)、未処理のセルがあれば、ステップ203およびステップ204の処理を繰り返す。
すべてのセルの処理が終了すると、次に、ステップ204で抽出された各セルの領域を対象として、彩度補正画像を生成し、その彩度補正画像を二値化して、二値画像を生成する(ステップ206)。そして、その二値画像から、罫線とそれに囲まれたセルを抽出する(ステップ207)。ただし、ステップ204で罫線およびセルが抽出されなかったセルについては、ステップ202で抽出されたセルの領域を対象として処理が行われる。
背景と罫線の明度差および彩度差がともに小さいが、色相が異なる場合は、彩度を適切に補正することで、色相差を明確に認識することが可能になる。したがって、この処理により罫線が抽出される。
次に、すべてのセルの処理が終了したか否かをチェックし(ステップ208)、未処理のセルがあれば、ステップ206およびステップ207の処理を繰り返す。そして、すべてのセルの処理が終了すると、罫線抽出処理を終了する。
このように、異なる色属性に基づく二値画像を併用することにより、背景との明度差が小さい罫線を抽出することができる。なお、罫線抽出処理の目的に応じて、ステップ206〜208の処理を省略することも可能である。
図3は、明度差があるセル間の境界罫線の例を示している。カラー画像301には境界罫線が含まれており、色相グレー画像302および彩度グレー画像303では、その境界罫線が認識できないが、明度グレー画像304では、認識することができる。このような場合、ステップ202の処理により境界罫線が抽出される。
図4は、彩度差があるセル間の境界罫線の例を示している。カラー画像401には境界罫線が含まれており、色相グレー画像402および明度グレー画像404では、その境界罫線が認識できないが、彩度グレー画像403では、認識することができる。このような場合、ステップ204の処理により境界罫線が抽出される。
図5は、色相差があるセル間の境界罫線の例を示している。カラー画像501には境界罫線が含まれており、彩度グレー画像503および明度グレー画像504では、その境界罫線が認識できないが、色相グレー画像502では、認識することができる。このような場合、ステップ207の処理により境界罫線が抽出される。
図2のステップ201では、次式により、カラー画像のRGB値を明度I(0≦I≦1)に変換することで、明度グレー画像が生成される。

I=0.299×R+0.587×G+0.114×B (1)

ステップ203では、各セル内に、従来の処理では抽出できない、明度差が小さい罫線が存在するか否かがチェックされる。まず、セル内の画素のRGB値が抽出され、次式により彩度S(0≦S≦21/2 )に変換される。
次に、正規化により彩度Sが0〜255の離散値に変換され、その離散値を用いて彩度グレー画像が生成される。
ステップ206では、例えば、先願のPCT/JP2006/302763に記載された彩度補正処理を用いて、カラー画像から各セルの彩度補正画像が生成される。この処理では、明度と彩度を座標値とする2次元空間において、無彩色と有彩色の境界線を閾値として、各画素の彩度を閾値と比較し、有彩色側では彩度を急激に大きくし、無彩色側では彩度を急激に小さくする演算を行う。
罫線抽出装置は、まず、彩度Sとあらかじめ設定された閾値αを比較する。この閾値αは明度Iに応じて設定されるため、彩度補正処理を行う際には、補正対象領域のカラー画像の情報が必要となる。
次に、比較結果に応じて中間補正値S’を算出する。具体的には、彩度Sが閾値αより小さい場合には無彩色であると判定して、次式により中間補正値S’を算出する。

S’=(S−α)/α (5)

一方、彩度Sが閾値αより大きい場合には有彩色であると判定して、次式により中間補正値S’を算出する。

S’=(S−α)/(1−α) (6)

次に、算出された中間補正値S’を用いて、次式により補正後の彩度S”を算出する。
ここで、(7)式におけるAおよびBは、次式により算出される。

A=(eT −1)/(eT +1) (8)
B=1/(1+eT ) (9)

(8)式および(9)式におけるパラメータTは、例えば、T=10に設定される。
図6は、補正前の彩度Sと補正後の彩度S”の関係を示している。グラフ610において、横軸は中間補正値S’を表し、縦軸は補正後の彩度S”を表す。中間補正値S’は、−1〜1の範囲の値をとり、補正後の彩度S”は、0〜1の範囲の値をとる。グラフ610の下の直線620は、補正前の彩度Sを表している。S’=−1はS=0に対応し、S’=1はS=1に対応している。
(7)式はシグモイド曲線601により表される。彩度Sに対する補正後の彩度S”の変化率は中間補正値S’の値に応じて異なり、中間補正値S’が−1あるいは1に近づくほど小さくなり、0付近で急激に大きくなる。
(7)式に(5)式の中間補正値S’を代入すると、補正後の彩度S”は彩度Sより大きな値となり、(7)式に(6)式を代入すると、補正後の彩度S”は彩度Sより小さな値となる。すなわち、彩度Sが閾値αより小さい場合には、補正後の彩度S”は彩度Sより大きな値となり、彩度Sが閾値αより大きい場合には、補正後の彩度S”は彩度Sより小さな値となる。その結果、無彩色の彩度は黒(彩度S=0)に近づけられ、有彩色の彩度は、その色相をより明確にするように強調される。
例えば、α=0.18、S=0.3とすると、破線で示すように、(6)式よりS’=0.15となり、(7)式よりS”=0.8となる。したがって、補正後の彩度S”は補正前の彩度Sより大きな値となり、彩度が強調される。
次に、図7および図8を参照しながら、図2の罫線抽出処理の具体例について説明する。
図7に示すようなカラー画像701が入力されると、明度グレー画像702が生成され、明度グレー画像702が二値化される(ステップ201)。そして、得られた二値画像から罫線およびセルが抽出される(ステップ202)。この場合、カラー画像701の領域711内には境界罫線が含まれているが、その境界罫線は抽出されていない。
そこで、抽出されたセル712に対応する、カラー画像701の領域711のRGB値を用いて、彩度グレー画像703が生成され、彩度グレー画像703から二値画像704が生成される(ステップ203)。そして、二値画像704から罫線およびセルの抽出が試行されるが(ステップ204)、境界罫線を抽出することはできない。
次に、領域711のRGB値を用いて彩度補正画像705が生成され、彩度補正画像705から二値画像706が生成される(ステップ206)。そして、二値画像706から罫線およびセルが抽出される(ステップ207)。この場合、彩度補正により、領域711内のセル間の色相差が明確になり、境界罫線を抽出することができる。
また、図8に示すようなカラー画像801が入力されると、明度グレー画像802が生成され、明度グレー画像802が二値化される(ステップ201)。そして、得られた二値画像から罫線およびセルが抽出され、抽出結果803が得られる(ステップ202)。抽出結果803においては、2つのセル821および822が抽出されている。
次に、セル821および822のそれぞれに対応する、カラー画像801の領域のRGB値を用いて、セル毎の彩度グレー画像804および805が生成され、彩度グレー画像804および805がそれぞれ二値化される(ステップ203)。そして、得られた二値画像から罫線およびセルが抽出され、抽出結果806および807が得られる(ステップ204)。抽出結果807においては、3つのセル823、824、および825が抽出されている。
次に、セル823、824、および825のRGB値を用いて彩度補正画像808、809、および810が生成され、それらの彩度補正画像が二値化される(ステップ206)。そして、得られた二値画像から罫線およびセルが抽出され、抽出結果811、812、および813が得られる(ステップ207)。抽出結果813においては、3つのセル826、827、および828が抽出されている。
なお、ステップ206における彩度補正処理は、上述した処理に限られるものではなく、別の方法で彩度を補正しても構わない。例えば、入力されたカラー画像を用いることなく、ステップ203において生成された彩度グレー画像を、適切な演算により直接補正することで、彩度補正画像を生成してもよい。
本実施形態の罫線抽出装置は、例えば、図9に示すような情報処理装置(コンピュータ)を用いて構成される。図9の情報処理装置は、CPU(中央処理装置)901、メモリ902、入力装置903、出力装置904、外部記憶装置905、媒体駆動装置906、およびネットワーク接続装置907を備え、それらはバス908により互いに接続されている。
メモリ902は、例えば、ROM(read only memory)、RAM(random access memory)等を含み、処理に用いられるプログラムおよびデータを格納する。CPU901は、メモリ902を利用してプログラムを実行することにより、上述した罫線抽出処理を行う。
この場合、入力されたカラー画像は、処理対象データとしてメモリ902に格納され、メモリ902内で、明度グレー画像、彩度グレー画像、および彩度補正画像とそれらの二値画像が生成される。
入力装置903は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータからの指示や情報の入力に用いられる。出力装置904は、例えば、ディスプレイ、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータへの問い合わせや処理結果の出力に用いられる。
外部記憶装置905は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。情報処理装置は、この外部記憶装置905に、プログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ902にロードして使用する。
媒体駆動装置906は、可搬記録媒体909を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体909は、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。オペレータは、この可搬記録媒体909にプログラムおよびデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ902にロードして使用する。
ネットワーク接続装置907は、LAN(local area network)等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う。また、情報処理装置は、必要に応じて、プログラムおよびデータを外部の装置からネットワーク接続装置907を介して受け取り、それらをメモリ902にロードして使用する。
図10は、図9の情報処理装置にプログラムおよびデータを提供する方法を示している。可搬記録媒体909やサーバ1001のデータベース1011に格納されたプログラムおよびデータは、情報処理装置1002のメモリ902にロードされる。サーバ1001は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、通信ネットワーク上の任意の伝送媒体を介して情報処理装置1002に送信する。CPU901は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、上述した処理を行う。
(付記1)カラー画像を格納する格納手段と、
前記カラー画像から明度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納する第1の生成手段と、
前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出する第1の抽出手段と、
前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納する第2の生成手段と、
前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出する第2の抽出手段と、
前記第1および第2の罫線の情報を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする罫線抽出装置。
(付記2)カラー画像を格納手段に格納し、
前記カラー画像から明度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出し、
前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出し、
前記第1および第2の罫線の情報を出力する
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記3)前記明度グレー画像を二値化して、得られた第1の二値画像を前記格納手段に格納し、前記第1の二値画像を用いて前記第1の罫線を抽出し、前記彩度グレー画像を二値化して、得られた第2の二値画像を前記格納手段に格納し、前記第2の二値画像を用いて前記第2の罫線を抽出する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記2記載のプログラム。
(付記4)前記第1または第2の罫線により囲まれたセル領域の彩度補正画像を生成して、前記格納手段に格納し、前記彩度補正画像を用いて第3の罫線を抽出し、前記第3の罫線の情報を出力する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする付記2または3記載のプログラム。
(付記5)前記第2の罫線により囲まれたセル領域の彩度を閾値と比較し、該彩度が該閾値より大きければ、該彩度を大きくする演算を行い、該彩度が該閾値より小さければ、該彩度を小さくする演算を行うことで、前記彩度補正画像を生成する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記4記載のプログラム。
(付記6)第1の生成手段が、格納手段に格納されたカラー画像から明度グレー画像を生成して、該格納手段に格納し、
第1の抽出手段が、前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出し、
第2の生成手段が、前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
第2の抽出手段が、前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出し、
出力手段が、前記第1および第2の罫線の情報を出力する
ことを特徴とする罫線抽出方法。
本発明の罫線抽出装置の原理図である。 本発明の罫線抽出処理のフローチャートである。 背景と明度差がある罫線を示す図である。 背景と彩度差がある罫線を示す図である。 背景と色相差がある罫線を示す図である。 彩度補正方法を示す図である。 第1の罫線抽出処理を示す図である。 第2の罫線抽出処理を示す図である。 情報処理装置の構成図である。 プログラムおよびデータの提供方法を示す図である。 従来の罫線抽出処理のフローチャートである。 境界罫線を示す図である。 従来の罫線抽出処理を示す図である。
符号の説明
21、301、401、501、701、801 カラー画像
22、304、404、504、702、802 明度グレー画像
23、704、706 二値画像
24、803、806、807、811、812、813 抽出結果
101 格納手段
102 第1の生成手段
103 第1の抽出手段
104 第2の生成手段
105 第2の抽出手段
106 出力手段
302、402、502 色相グレー画像
303、403、503、703 彩度グレー画像
601 シグモイド曲線
610 グラフ
620 直線
705 彩度補正画像
711 領域
712、821、822、823、824、825、826、827、828 セル
901 CPU
902 メモリ
903 入力装置
904 出力装置
905 外部記憶装置
906 媒体駆動装置
907 ネットワーク接続装置
908 バス
909 可搬記録媒体
1001 サーバ
1002 情報処理装置
1011 データベース

Claims (5)

  1. カラー画像を格納する格納手段と、
    前記カラー画像から明度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納する第1の生成手段と、
    前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納する第2の生成手段と、
    前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1および第2の罫線の情報を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする罫線抽出装置。
  2. カラー画像を格納手段に格納し、
    前記カラー画像から明度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
    前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出し、
    前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
    前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出し、
    前記第1および第2の罫線の情報を出力する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  3. 前記第1または第2の罫線により囲まれたセル領域の彩度補正画像を生成して、前記格納手段に格納し、前記彩度補正画像を用いて第3の罫線を抽出し、前記第3の罫線の情報を出力する処理を、前記コンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項2記載のプログラム。
  4. 前記第2の罫線により囲まれたセル領域の彩度を閾値と比較し、該彩度が該閾値より大きければ、該彩度を大きくする演算を行い、該彩度が該閾値より小さければ、該彩度を小さくする演算を行うことで、前記彩度補正画像を生成する処理を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項3記載のプログラム。
  5. 第1の生成手段が、格納手段に格納されたカラー画像から明度グレー画像を生成して、該格納手段に格納し、
    第1の抽出手段が、前記明度グレー画像を用いて第1の罫線を抽出し、
    第2の生成手段が、前記第1の罫線により囲まれたセル領域の彩度グレー画像を生成して、前記格納手段に格納し、
    第2の抽出手段が、前記彩度グレー画像を用いて第2の罫線を抽出し、
    出力手段が、前記第1および第2の罫線の情報を出力する
    ことを特徴とする罫線抽出方法。
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