JP4828965B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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本発明は、撮像位置を変えながらの複数回の撮像を行うことで広領域を撮像する磁気共鳴イメージング装置に関する。
近年、複数回の撮像をその合間に寝台を移動させつつ行うことで、1回の撮像で撮り切れない程の広い領域を撮像する手法(以下、広領域撮像と呼ぶ)が利用されるようになってきている。
この場合、1回の撮影毎に個別に得られる複数枚の画像をつなぎ合わせることにより、広領域に対応した1枚の画像を生成する。このように画像をつなぎ合わせる技術は、従来よりいくつか考えられている。例えば、つなぎ合わせ方向において、所望のFOVよりも大きなFOVを撮像することでオーバーラップとなった領域全体について、相関等を評価することで、つなぎ合わせを行う方法などがある。
特開2000−268178
このような方法では、オーバーラップ領域全体という広い領域の評価によるつなぎ合わせを行うため、接合部分の全体としては適切なつなぎ合わせとなる。
しかしながら、体動などの影響から、隣り合う2枚の画像のオーバーラップ領域の画像が異なることから、つなぎ合わせた箇所にオフセットが残る。上記の方法では、このオフセットを広範囲に分散させることになるため、局所的にはどの場所においてもオフセットが生じていることになる。このため、画像診断において最も関心のある領域におけるつなぎ合わせ精度が十分ではない恐れがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、関心のある領域におけるつなぎ合わせ精度を向上することを可能とする磁気共鳴イメージング装置を提供することにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴イメージング装置は、撮像位置を変えながらの撮像により得られた複数枚の親画像のそれぞれに関心領域を設定する設定手段と、複数の前記関心領域から、画像の連続性を評価するための前記複数の親画像の特徴をそれぞれ表した複数の評価情報を抽出する抽出手段と、前記複数の評価情報に基づいて前記複数の親画像をつなぎ合わせた接合画像を生成する接合画像生成手段とを備え、かつ前記抽出手段は、前記親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記評価情報として抽出することとした。
本発明の第2の態様による磁気共鳴イメージング装置は、撮像位置を変えながらの撮像により得られた第1および第2の親画像に第1および第2の関心領域をそれぞれ設定する設定手段と、前記第1および第2の関心領域から、画像の連続性を評価するための前記第1および第2の親画像の特徴をそれぞれ表した第1および第2の評価情報を抽出する抽出手段と、前記第1および第2の評価情報に基づいて前記第1および第2の親画像をつなぎ合わせた接合画像を生成する接合画像生成手段とを備え、かつ前記抽出手段は、前記第1の親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記第1の評価情報として抽出し、前記第2の親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記第2の評価情報として抽出することとした。
本発明によれば、関心のある領域におけるつなぎ合わせ精度を向上することを可能とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)の構成を示す図である。この図1に示すMRI装置は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、送信RFコイル6、送信部7、受信RFコイル8、受信部9および計算機システム10を具備する。
静磁場磁石1は、中空の円筒形をなし、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形をなし、静磁場磁石1の内側に配置される。傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3種類のコイルが組み合わされている。傾斜磁場コイル2は、上記の3つのコイルが傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、磁場強度がX,Y,Zの各軸に沿って変化する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、例えば静磁場と同方向とする。X,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応する。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮像断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
被検体Pは、寝台4の天板41に載置された状態で傾斜磁場コイル2の空洞(撮像口)内に挿入される。寝台4の天板41は寝台制御部5により駆動され、その長手方向および上下方向に移動する。通常、この長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように寝台4が設置される。
送信RFコイル6は、傾斜磁場コイル2の内側に配置される。送信RFコイル6は、送信部7から高周波パルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。
送信部7は、発振部、位相選択部、周波数変換部、振幅変調部、高周波電力増幅部などを内蔵する。発振部は、静磁場中における対象原子核に固有の共鳴周波数の高周波信号を発生する。位相選択部は、上記高周波信号の位相を選択する。周波数変換部は、位相選択部から出力された高周波信号の周波数を変換する。振幅変調部は、周波数変調部から出力された高周波信号の振幅を例えばシンク関数に従って変調する。高周波電力増幅部は、振幅変調部から出力された高周波信号を増幅する。そしてこれらの各部の動作の結果として送信部7は、ラーモア周波数に対応する高周波パルスを送信RFコイル6に送信する。
受信RFコイル8は、傾斜磁場コイル2の内側に配置される。受信RFコイル8は、上記の高周波磁場の影響により被検体から放射される磁気共鳴信号を受信する。受信RFコイル8からの出信号は、受信部9に入力される。
受信部9は、受信RFコイル8からの出力信号に基づいて磁気共鳴信号データを生成する。
計算機システム10は、インタフェース部101、データ収集部102、再構成部103、記憶部104、表示部105、入力部106および制御部107を有している。
インタフェース部101には、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、受信RFコイル8および受信部9等が接続される。インタフェース部101は、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を行う。
データ収集部102は、受信部9から出力されるデジタル信号をインタフェース部101を介して収集する。データ収集部102は、収集したデジタル信号、すなわち磁気共鳴信号データを、記憶部104に格納する。
再構成部103は、記憶部104に記憶された磁気共鳴信号データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実行し、被検体P内の所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを求める。
記憶部104は、磁気共鳴信号データと、スペクトラムデータあるいは画像データとを、患者毎に記憶する。
表示部105は、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を制御部107の制御の下に表示する。表示部105としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部106は、オペレータからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力部106としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
制御部107は、図示していないCPUやメモリ等を有しており、本実施形態のMRI装置を総括的に制御する。制御部107は、MRI装置における周知の機能を実現するための制御機能の他に、次のような各種の機能を持つ。この機能の1つは、つなぎ合わせる対象となる2枚の画像(親画像)のそれぞれに、オペレータ操作に応じて関心領域を設定する。上記の機能の1つは、親画像のそれぞれについてその関心領域から、画像の連続性を評価するための親画像の特徴を表した評価画像として、エッジ画像を生成する。上記の機能の1つは、エッジ画像における接線ベクトルを抽出する。上記の機能の1つは、抽出した接線ベクトルに基づいて親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成する。上記の機能の1つは、エッジ画像の相対的な位置関係を操作者による操作に応じて設定する。上記の機能の1つは、エッジ画像の位置関係に基づく位置関係で配置した親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成する。上記の機能の1つは、生成した接合画像を、必要に応じて最大値投影(MIP:maximum intensity projection)画像または脊椎画像を重畳して表示部105に表示させる。
次に以上のように構成されたMRI装置の動作について説明する。
被検体Pを撮像するための動作は、従来よりあるMRI装置と同様であるので、ここではその詳細な説明は省略する。そしてここでは、撮像位置を変えながらの2回の撮像を行うことで得られた2枚の親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成する動作について詳細に説明する。
図2は2枚の親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成するための制御部107の処理手順を示すフローチャートである。
ステップSa1において制御部107は、つなぎ合わせの対象として指定された2枚の親画像を表示部105に表示させる。このとき、2枚の親画像にオーバーラップ領域が含まれるならば、制御部107は図3に示すように2枚の親画像A,Bをオーバーラップさせて表示する。また、2枚の親画像にオーバーラップ領域が含まれないならば、制御部107は図4に示すように2枚の親画像C,Dの端部どうしを接した状態で表示させる。なおここで制御部107は、2枚の親画像を上記のような位置関係で並べて表示するのみであって、両親画像の間のずれは考慮しない。また、2枚の画像のオーバーラップ量は、オペレータにより入力されても良いし、撮像時の条件に基づいて制御部107が自動的に判定しても良い。
ステップSa2において制御部107は、上記のように表示している親画像上でオペレータによる領域の指定を受け付ける。このときに制御部107は、2枚の親画像をオーバーラップさせているならば、図5に示すようにそのオーバーラップ領域を示す枠Eを表示する。そして制御部107は、オーバーラップ領域内に限って領域の指定を受け付ける。すなわち制御部107は、図6に示す領域Fや領域Gのような指定領域を有効な領域として受け付ける。なお、2枚の親画像をオーバーラップさせていないのであるならば、制御部107は両親画像の境界を表示しておき、この境界を跨ぐような指定領域を有効な領域として受け付ける。
ステップSa3において制御部107は、2枚の親画像のそれぞれに関して、上記の指定された領域に含まれる領域を関心領域(ROI)として設定する。
ステップSa4において制御部107は、2枚の親画像のそれぞれに関してエッジ画像を生成する。具体的には制御部107は、親画像の全画像に対してエッジ強調フィルタ処理と細線化処理とを施すことにより、例えば図7に示すようなエッジ画像を生成する。エッジ強調フィルタ処理および細線化処理は、周知の手法を適用できる。エッジ画像は、ROI内またはオーバーラップ領域の画像に関してのみ生成するようにしても良い。また、エッジ画像の生成対象とする範囲をオペレータ指示に応じて決定するようにしても良い。
ステップSa5において制御部107は、つなぎ合わせのモードとして、オートモードおよびマニュアルモードのいずれが設定されているかを確認する。つなぎ合わせのモードは、この図2に示す処理の開始前に設定されていても良いし、このタイミングでオペレータに選択させても良い。
オートモードが設定されている場合に制御部107は、ステップSa5からステップSa6へ進む。ステップSa6において制御部107は、エッジ画像を構成する線分のうちでROI内に含まれるものを対象として、その接線ベクトルを求める。そしてステップSa7において制御部107は、2つのエッジ画像のそれぞれについて求めた接線ベクトルを評価して、親画像どうしをつなぎ合わせて接合画像を生成する。ここでの評価には周知の手法を適用可能であるが、典型的な手法では、接線の単位ベクトルを使い、テンプレートマッチングのように評価領域内で最も一致するパターンを見つける。
これにより、例えば図8(a)に示すようにずれた線分H,Iが存在するとき、これら線分H,IのROI内における接線ベクトルから図8(b)に示すようにオフセットが求められ、このオフセットを解消するように親画像をつなぎ合わせられる。
一方、マニュアルモードが設定されているならば、制御部107はステップSa5からステップSa8へ進む。ステップSa8において制御部107は、親画像のそれぞれに関するROI内のエッジ画像を同時に表示部105に表示させる。そしてステップSa9において制御部107は、上記のように表示したエッジ画像をオペレータ操作に応じて相対的に移動させる。そこでオペレータは、表示されている2つのエッジ画像に表れた線分が満足のいくつながりとなるようにマウス操作などによってエッジ画像を移動させる。この上でオペレータは、所定の指示操作によって移動完了を入力する。そうするとステップSa10において制御部107は、移動後のエッジ画像の相対位置関係に基づいて定まる位置関係に2枚の親画像を配置した状態で、これら2枚の親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成する。
ステップSa7またはステップSa10で接合画像を生成したならば、制御部107はステップSa11へ進む。ステップSa11において制御部107は、MIP画像の表示設定がONになっているか否かを確認する。ONであるならば制御部107は、ステップSa11からステップSa12へ進む。ステップSa12において制御部107は、ステップSa7またはステップSa10で生成した接合画像と、別途周知の処理により生成されたMIP画像との重畳表示を表示部105に行わせる。
MIP設定がOFFであるならば制御部107は、ステップSa11からステップSa13へ進む。ステップSa13において制御部107は、脊椎表示設定がONであるか否かを確認する。ONであるならば制御部107は、ステップSa13からステップSa14へ進む。ステップSa14において制御部107は、ステップSa7またはステップSa10で生成した接合画像と、別途周知の処理により生成された脊椎画像との重畳表示を表示部105に行わせる。
脊椎表示設定もOFFであるならば制御部107は、ステップSa13からステップSa15へ進む。ステップSa15において制御部107は、ステップSa7またはステップSa10で生成した接合画像を単独で表示部105に表示させる。
以上のように本実施形態によれば、ROIにおける連続性のみを考慮した画像のつなぎ合わせが行えるので、ROIにおけるつなぎ合わせ精度の非常に良い接合画像が得られる。このような画像は、例えばROI周辺を含む局所的な領域の読影のために非常に有益である。
また本実施形態によれば、つなぎ合わせをオートモードおよびマニュアルモードのいずれでも行うことができるので、オートモードを利用することでオペレータの手間を軽減することも、マニュアルモードを利用することでオペレータの経験を生かしたより精細なつなぎ合わせを実現することもでき、ユーザニーズに応じた柔軟な運用が可能である。
また本実施形態によれば、生成した接合画像にMIP画像や脊椎画像を重畳表示できるので、接合画像におけるつなぎ合わせの状態が適正であるかどうかをMIP画像や脊椎画像との比較により容易に確認することができる。
また本実施形態によれば、2つのROIの設定のために、オペレータは1つの領域を指定すれば良く、操作が簡便である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
ステップSa1においては、2枚の親画像を互いに離間させて表示しても良い。
親画像は、ボリューム画像とすることもできる。この場合、ROIの設定およびつなぎ合わせの評価もボリューム画像を対象として行う。なお、オペレータによる領域の指定は前記実施形態と同様にスライス画像上で行わせ、指定された領域を表示スライスに対してスライス方向に並んだ複数枚のスライスに同様に適用することとすれば、オペレータの操作を簡易とすることができる。例えば、奥行き方向に100枚の頭部コロナル像からなるボリューム画像と同じく100枚の胸部コロナル像からなるボリューム画像とをつなぎ合わせる場合、オペレータは100箇所の領域を指定することが必要になる。そこで、例えば50枚目の1スライス(中央スライス)に指定された領域に基づいて50枚目の頭部コロナル像および胸部コロナル像にそれぞれ設定したROIとx、y方向の位置が同じであるROIを、他の99枚の頭部コロナル像および胸部コロナル像のそれぞれのROIとしてそれぞれコピーする。これにより、領域指定に関わるオペレータの負担を軽減できる。なお、ボリュームデータに含まれた全てのスライス画像にROIをコピーすると、スライス像の枚数が多い場合には余計な時間が掛かってしまうので、例えば100枚のうちの50枚のみにコピーするといった具合にROIをコピーするスライス画像を制限可能としても良い。
また、ボリューム画像に含まれた複数のスライスのうちの一部のスライスの画像について、それぞれつなぎ合わせを行うこともできる。この場合、スライス毎に画像のつなぎ合わせを前記実施形態と同様な処理により行えば良い。この場合にも、オペレータによる領域の指定は1つのスライスに関する画像上で行わせ、指定された領域を表示スライスに対してスライス方向に並んだ他のスライスに同様に適用することとすれば、オペレータの操作を簡易とすることができる。
親画像は、3枚以上であっても良い。例えば、第1、第2および第3の親画像として、頭部画像、胸部(腹部)画像および下肢画像が有る場合に、これらを1列に並べてつなぎ合わせることがある。この場合、まず2枚の親画像を前記実施形態のようにしてつなぎ合わせたのちに、つなぎ合わせ後の画像を1枚の親画像として、これに別の親画像を前記実施形態のようにつなぎ合わせれば良い。ただしこの場合には、ROIの設定とつなぎ合わせ処理とからなる単位処理を、複数回にわたって繰り返す必要がある。そこで、1つの画面上で指定される複数の領域からROIの設定を行い、このROI内の画像に基づいて上記のような画像のつなぎ合わせを行うようにしても良い。例えば上記具体例の場合、第1乃至第3の画像を並べて表示し、第1の画像と第2の画像とをまたぐ第1の領域と、第2の画像と第3の画像とをまたぐ第2の領域とのオペレータによる指定を受け付ける。そして、第1の領域に基づいて前記実施形態と同様にして設定される2つのROIに関して第1の実施形態と同様な処理を行うことで第1の画像と第2の画像とをつなぎ合わせるとともに、第2の領域に基づいて前記実施形態と同様にして設定される2つのROIに関して第1の実施形態と同様な処理を行うことで第2の画像と第3の画像とをつなぎ合わせれば良い。
つなぎ合わせの対象となる親画像の特徴のみではなく、例えば親画像の近傍の別スライスの画像における連続性をも考慮して親画像どうしのつなぎ合わせを行うようにしても良い。
ROIを設定するためのオペレータによる領域指定は、親画像のそれぞれに対して個別に行わせるようにしても良い。
上記と同様な処理を3次元的に行うことにより3次元画像をつなぎ合わせた接合画像を生成することもできる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)の構成を示す図。 2枚の親画像をつなぎ合わせて接合画像を生成するための図1中の制御部107の処理手順を示すフローチャート。 2枚の親画像にオーバーラップ領域が含まれる場合のこれら親画像の表示例を示す図。 2枚の親画像にオーバーラップ領域が含まれない場合のこれら親画像の表示例を示す図。 ROIとなる領域の指定を受け付けるための表示画面の一例を示す図。 ROIとなる領域の指定例を示す図。 エッジ画像の一例を示す図。 ROI内の接線ベクトルに基づくつなぎ合わせの様子を示す図。
符号の説明
1…静磁場磁石、2…傾斜磁場コイル、3…傾斜磁場電源、4…寝台、5…寝台制御部、6…送信RFコイル、7…送信部、8…受信RFコイル、9…受信部、10…計算機システム、101…インタフェース部、102…データ収集部、103…再構成部、104…記憶部、105…表示部、106…入力部、107…制御部。

Claims (2)

  1. 撮像位置を変えながらの撮像により得られた複数枚の親画像のそれぞれに関心領域を設定する設定手段と、
    複数の前記関心領域から、画像の連続性を評価するための前記複数の親画像の特徴をそれぞれ表した複数の評価情報を抽出する抽出手段と、
    前記複数の評価情報に基づいて前記複数の親画像をつなぎ合わせた接合画像を生成する接合画像生成手段とを具備し
    前記抽出手段は、前記親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記評価情報として抽出する磁気共鳴イメージング装置。
  2. 撮像位置を変えながらの撮像により得られた第1および第2の親画像に第1および第2の関心領域をそれぞれ設定する設定手段と、
    前記第1および第2の関心領域から、画像の連続性を評価するための前記第1および第2の親画像の特徴をそれぞれ表した第1および第2の評価情報を抽出する抽出手段と、
    前記第1および第2の評価情報に基づいて前記第1および第2の親画像をつなぎ合わせた接合画像を生成する接合画像生成手段とを具備し
    前記抽出手段は、前記第1の親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記第1の評価情報として抽出し、前記第2の親画像に映っている組織のエッジの接線ベクトルを前記第2の評価情報として抽出する磁気共鳴イメージング装置。
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