JP4828879B2 - キャッシュシステム - Google Patents

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Description

本発明は、プロセッサと記憶装置との間のキャッシュシステムに関する。
3DグラフィックスLSI(Large Scale Integration)など、ストリームを処理するプロセッサは、一般のプロセッサと異なり、分岐処理がない。このため、パイプライン処理が乱されない。
したがって、そのようなLSIがメモリを参照する場合は、プリフェッチを行い、必要となるデータがメモリからキャッシュシステムにフィルされた後にフェッチを行うことによってメモリのレイテンシを隠蔽する手法が用いられる場合が多い。
しかし、そのようなキャッシュシステムでは、以下に示すように、プリフェッチ時およびフェッチ時にヒット判定を行うためヒット判定の回路が複雑になる。
まず、LSI等のプロセッサからの読み出しアドレスは、キャッシュシステム内のタグ部およびFIFOメモリ部に供給される。タグ部は、メモリによって記憶されている表から構成され、キャッシュデータ記憶部内のデータと各データのメモリ上でのアドレスを保持している。そして、判定部は、タグ部を参照することにより、読み出しアドレスのデータがキャッシュデータ記憶部内に格納されているかを判定する(ヒット判定を行う)。この動作はプリフェッチと呼ばれる。
判定の結果、読み出しアドレスのデータがキャッシュデータ記憶部内に記憶されていない場合、その旨の信号が、リフィル処理部に供給される。これを受けて、リフィル処理部は、メモリに対して読み出しアドレスおよびリフィル要求を出力する。メモリは、リフィル要求に応じて、読み出しアドレスのデータを、キャッシュデータ記憶部に供給する(リフィルする)。
FIFOメモリ部は、所定の時間の経過後、読み出しアドレスを判定部に供給する。判定部は、再度、ヒット判定を行う。この動作はフェッチと呼ばれる。フェッチ動作の判定の結果、読み出しアドレスのデータがキャッシュデータ記憶部内に記憶されている場合、このデータをリクエスタに供給する。
上記のように、判定部は、プリフェッチ時およびフェッチ時にヒット判定を行う。このため、判定部は、これら2つの場合のヒット判定を行えるような、回路構成を有している必要がある。このことによって、判定部の面積が大きくなる。特に3Dグラフィックス処理ではキャッシュに多数の要求がやってくるため、これに対応するために判定部の面積が非常に大きい。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
米国特許第5,535,350号明細書
本発明は、読み出しアドレスのヒット判定が簡便なキャッシュシステムを提供しようとするものである。
本発明の第1の視点によるキャッシュシステムは、プロセッサ部が要求するアドレスのデータを記憶装置から取り出して一時記憶し、一時記憶されたデータを前記プロセッサ部に供給するキャッシュシステムであって、複数の記憶領域を有し、前記複数の記憶領域の各々には固有の識別番号が割り当てられており、前記記憶装置からのデータを前記複数の記憶領域において記憶するデータ記憶部と、前記データ記憶部が記憶しているまたは記憶処理中のデータの前記アドレスとこのデータを記憶する前記記憶領域の前記識別番号との対応関係、および前記データ記憶部による記憶が完了しているか否かを前記識別番号ごとに示す有効表示情報、を記憶する管理情報記憶部と、前記複数の記憶領域の1つでありかつ前記プロセッサ部から供給された新たなアドレスのデータを記憶す指定記憶領域を決定し、前記新たなアドレスのデータの出力を要求する信号を前記記憶装置に供給するリフィル処理部と、前記指定記憶領域の前記識別番号を保持する記憶部から前記指定記憶領域の前記識別番号を供給され、前記管理情報記憶部に記憶された前記有効表示情報を用いて前記指定記憶領域の前記識別番号の前記有効表示情報が有効か否かを判定し、有効の場合に前記指定記憶領域内のデータの出力を要求する旨の信号を前記データ記憶部に供給する検査部と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、読み出しアドレスのヒット判定が簡便なキャッシュシステムを提供できる。
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
図1は、本発明の一実施形態に係るキャッシュシステム(記憶装置)とその周辺の構成を示すブロック図である。図1に示すように、キャッシュシステム1は、プロセッサ2と、メインメモリ3との間に設けられている。
メインメモリ3は、例えば、主記憶装置としての揮発性のRAM(Random Access Memory)等からなる。メインメモリ3は、プロセッサ2が動作するために必要な制御プログラムおよびデータを保持する。この制御プログラムおよびデータは、例えば図示せぬハードディスクドライブ等から読み出されて、メインメモリ3に格納される。
プロセッサ2は、3DグラフィックスLSI等から実現され、例えばパイプライン処理を行うことができるように構成されている。プロセッサは、メインメモリ3に格納されている制御プログラムを読み出し、このプログラムに応じて所定の処理を実行する。実際には、メインメモリ3から読み出された制御プログラムは、キャッシュシステム1に読み出され、プロセッサ2はキャッシュシステムから制御プログラムを読み出して処理を実行する。
プロセッサ2は、例えば、演算部31、アドレス生成部32、制御部33等を有する。演算部31、アドレス生成部32、制御部33は、例えばバスにより相互に接続されることにより、相互に通信可能に構成されている。
制御部33は、プロセッサ2の各部の制御を司る。演算部31は、上記のように、メインメモリ3から読み出された制御プログラムに従って所定の処理を実行する。また、演算部31は、パイプライン処理に沿って、この先に必要となる制御プログラムおよびデータを、メインメモリ3からキャッシュシステム1に読み出す旨の指示を、アドレス生成部32に供給する。演算部31は、例えば複数の信号処理部から構成されていてもよい。
アドレス生成部32は、メインメモリ内の、演算部31が要求する制御プログラムおよびデータを記憶しているアドレスの情報を含んだアドレス信号を出力する。このアドレス信号はキャッシュシステムに供給される。
キャッシュシステム1は、後述のように、このアドレス信号に応じた制御プログラムおよびデータをメインメモリ3から読み出した上で格納している。キャッシュシステム1が、アドレス信号により特定される制御プログラムおよびデータを格納していない場合、このアドレス信号により特定されるデータを出力する旨の信号をメインメモリ3に出力する。
一方、キャッシュシステム1が、アドレス信号により特定される制御プログラムおよびデータを既に格納している場合、キャッシュシステム1は、特に何も行わず、例えば所定の時間経過後に、この制御プログラムおよびデータを演算部に供給する。
メインメモリ3は、例えば、メモリコントローラ41、メモリ領域42を有する。メモリコントローラは41は、メインメモリ3内の各部の制御を司り、外部から供給されるアドレスにより特定されるデータをメモリ領域から読み出したり、アドレスにより特定される領域にデータを書き込んだりする。また、メモリコントローラ41は、メインメモリ3の外部との信号およびデータの入出力を司る。
図2は、本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムの主要部を示すブロック図である。キャッシュシステム1は、タグ部11、比較部12、識別番号記憶部13、リフィル処理部14、キャッシュデータ記憶部15、バリッド更新部16、検査部17を有する。
タグ部(管理情報記憶部)11は、例えば不揮発性メモリ上に実現されており、図3のような表から構成されている。図3は、本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムのタグ部の構成を示している。図3に示すように、この表は、各識別番号(エントリ)に対して、後述の各項目が設けられている。識別番号は、キャッシュデータ記憶部(データ記憶部)15のメモリ空間内の1つの単位領域(記憶領域)に1つ割り当てられており、記憶領域のアドレスに相当する。よって、識別番号によって、キャッシュデータ記憶部15のメモリ空間の1つの記憶領域が特定される。
識別番号は、最大で、キャッシュデータ記憶部15の記憶領域の数と同数であるので、この数を区別するのに足るビット数(例えば6ビット)により構成される。
1つの識別番号に対して、少なくとも、読み出しアドレス(例えば32ビット)表示欄、およびバリッド表示欄が設けられる。読み出しアドレスは、プロセッサ2が要求するデータが記憶されている、メモリ2上でのアドレスである。読み出しアドレス欄には、識別番号により特定される記憶領域に記憶されているデータの、読み出しアドレス、すなわち、メインメモリ3のメモリ領域42上でのアドレスが記載されている。
後述するように、ある読み出しアドレスのデータが、キャッシュデータ記憶部15に書き込まれる際、この読み出しアドレスに対して1つの識別番号(インデックス)が割り当てられる。そして、タグ部11内において、割り当てられた識別番号の読み出しアドレス表示欄に、この読み出しアドレスが書き込まれる。
バリッド表示欄には、識別番号により特定される記憶領域への読み出しアドレスのデータ(読み出しデータ)の書き込みが完了しているか否かの情報(有効表示情報)が記載される。例えば、“1”がデータの書き込み完了、“0”が未完了である。
比較部12には、プロセッサ2から読み出しアドレスAが供給される。比較部12は、読み出しデータがキャッシュデータ記憶部15に記憶されているか否かを、タグ部11を参照して判定する(プリフェッチ)。すなわち、比較部12は、タグ部11を検索し、読み出しアドレスがタグ部11内に存在するかを判定する。
読み出しアドレスがタグ部11内に登録されている場合(ヒットの場合)、比較部12は、この読み出しアドレスの識別番号(識別番号の情報を含んだ信号B)を、識別番号記憶部13に供給する。識別番号記憶部13は、識別番号を記憶できる構成を有していれば良い。よって、従来のようにフェッチまでの間に読み出しアドレスを保持する実施例において読み出しアドレスを記憶できるような構成よりも、回路構成が簡単で済む。
識別番号記憶部13は、例えばシフトレジスタにより構成され、順次供給される識別番号を、FIFO(First In First Out)により順次出力する。または、識別番号を供給された時点から、一定時間後、この識別番号を出力する。
また、比較部12は、読み出しアドレスがタグ部11に登録されていない場合(ミスの場合)、この読み出しアドレスと読み出しデータ要求の旨を含む信号Cを、リフィル処理部14に供給する。
リフィル処理部14は、信号Cを受けると、読み出しデータをメインメモリ3から取り出すための処理を行う。まず、リフィル処理部14は、読み出しデータを、キャッシュデータ記憶部15内のどの記憶領域に記憶するかを決定する。すなわち、リフィル処理部14は、読み出しデータと識別番号を1対1の関係に関連付ける。リフィル処理部14は、決定した識別番号の読み出しアドレス欄に読み出しアドレスを記載すべき旨の信号Dを、タグ部11に供給する。
上記のように、キャッシュデータ記憶部での記憶領域は、識別番号によって一義的に特定される。よって、読み出しデータが記憶されるべき記憶領域が、識別番号のみによって一義的に特定されることが可能となる。
リフィル処理部14は、また、読み出しデータが記憶されるべき記憶領域の識別番号(指定識別番号)を含んだ信号Eを、識別番号記憶部13に供給する。
リフィル処理部14は、さらに、所望の読み出しデータを記憶している、メインメモリ内のメモリ領域上での読み出しアドレス、この読み出しデータを出力する旨、指定識別番号を含んだ信号Fをメインメモリ3に供給する。
メインメモリ3内のメモリコントローラ41は、信号Fを受け取る。メモリコントローラ41は、信号Fに含まれている、読み出しアドレスに割り当てられた識別番号を一時的に記憶する。そして、メモリコントローラ41は、信号Fに含まれている読み出しアドレスが記憶している読み出しデータを、メモリ領域42から読み出す。次に、メモリコントローラ41は、読み出しデータとGをキャッシュデータ記憶部15に供給する。読み出しデータは、キャッシュデータ記憶部15において、指定識別番号により特定される記憶領域に記憶される。
メモリコントローラ41は、読み出しデータGを出力する際に、記憶していた、この読み出しデータが記憶されるべき記憶領域に対応する識別番号(読み出しデータ識別番号)を含んだ信号Hも出力する。
読み出しデータ識別番号を含んだ信号Hは、バリッド更新部(有効表示更新部)16に供給される。バリッド更新部16は、読み出しデータ識別番号により特定されるデータの記憶が完了した旨の情報を含んだ信号Iを、タグ部11に供給する。タグ部11は、この情報を受けて、読み出しデータ識別番号におけるバリッド情報を、バリッド(有効)に変更する。
キャッシュデータ記憶部15は、高速で書き込み、読み出しが可能な記憶装置から構成されており、例えばSRAM(Static Random Access Memory)から構成される。
検査部17は、識別番号記憶部13から識別番号を供給される。検査部17は、供給された識別番号のバリッド表示欄が、有効の旨を示しているか否かを判定する。有効である場合、検査部17は、この識別番号に対応する記憶領域のデータを出力する旨の信号Jを出力する。キャッシュデータ記憶部15は、信号Jを受けて、対応する読み出しデータKを出力する。
比較部12は、供給された読み出しアドレスをタグ部11内の読み出しアドレスと比較する必要があるため、比較的大きな回路構成を有する。一方、識別番号のビット数は、読み出しアドレスのビット数に比べて非常に小さいため、検査部17は、比較部12よりも簡単な回路構成で実現できる。
次に、図4を参照して、本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムの動作について説明する。図4は、キャッシュシステムの動作を示すフローチャートである。図4に示すように、プロセッサから読み出しアドレスが供給される(ステップS1)と、比較部12は、タグ部11を検索することにより、読み出しアドレスがタグ部11に登録されているか否かを判定する(ステップS2)。
登録されている場合(ヒットの場合)、すなわち、読み出しデータがキャッシュデータ記憶部15内に記憶されている場合、比較部12は、読み出しアドレスの識別番号を識別番号記憶部13に供給する(ステップS3)。
識別番号記憶部13は、ある読み出し要求アドレスが供給された時点から一定時間経過後、この読み出し要求アドレスを検査部17に供給する(ステップS4)。あるいは、識別番号記憶部13は、FIFOによって、新たな読み出し要求アドレスが供給された結果、最も先に供給されたアドレスを検査部17に供給する。
検査部17は、識別番号記憶部13から供給された識別番号のバリッド表示欄を検査する(ステップS5)。有効であった場合、検査部17は、この識別番号の記憶領域のデータを出力する旨の信号をキャッシュデータ記憶部15に出力する。キャッシュデータ記憶部15は、対応するアドレスのデータ(読み出しデータ)を、プロセッサに供給する(ステップS6)。
一方、ステップS5において、識別番号のバリッド表示欄が有効でなかった場合、比較部12は、この識別番号を記憶し、一定時間の経過後(ステップS7)、再度、ステップSにおいてバリッド表示欄を検査する。そして、バリッド表示欄が、有効になるまで(キャッシュデータ記憶部15に読み出しデータがリフィルされるまで)、ステップS5、S7が繰り返される。
なお、ステップS2において、読み出しデータがキャッシュブロック内に記憶されている場合、この読み出しアドレスのバリッド表示欄は、通常、有効を示している。よって、この場合、ステップS7に移行することはあまりない。
一方、ステップS2において、読み出しデータがキャッシュブロック内に記憶されていない場合(ミスの場合)、処理は、ステップS11に移行する。ステップS11において、比較部12は、リフィル要求の旨および読み出しアドレスをリフィル処理部14に供給する。
次に、リフィル処理部14は、どの記憶領域に読み出しアドレスを記憶させるかを決定する(ステップS12)、すなわち、読み出しデータに1つの識別番号(指定識別番号)を割り当てる。この決定の際、リフィル処理部14は、識別番号記憶部13に存在している識別番号の記憶領域を用いない。プロセッサ2に供給される前に、読み出しデータが書き換えられることを防ぐためである。
リフィル処理部14は、タグ部11において、指定識別番号のアドレス表示欄に読み出しアドレスを書き込むとともに、指定識別番号のバリッド表示欄を無効にする。
次に、リフィル処理部14は、決定した識別番号を識別番号記憶部13に供給する(ステップS13)。次いで、リフィル処理部14は、読み出しデータの出力を要求する信号を、決定した識別番号とともに、メインメモリ3に供給する(ステップS14)。なお、ステップS13、S14の順序は、逆であっても良いし、並行して行われても良い。
メインメモリ3の処理能力に応じた所定時間の経過後、読み出しデータが、その識別番号とともに、メインメモリ3からキャッシュシステム1に供給される(ステップS15)。
メインメモリ3からの識別番号は、バリッド更新部16に供給される。バリッド更新部16は、供給された識別番号のタグ部11におけるバリッド表示欄を有効へと書き換える(ステップS16)。この後、処理はステップS4に移行する。
本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムによれば、キャッシュデータ記憶部15の各記憶領域に識別番号が予め割り当てられ、各読み出しデータはどの記憶領域に格納されるかに応じて識別番号によって識別される。そして、フェッチ時、所望の読み出しデータがキャッシュデータ記憶部15に準備されているか否かを判定する方法として、比較回路は、識別番号ごとに設けられたバリッド表示部が有効か否かを判定する。このため、フェッチ時の判定が、読み出しアドレスをタグ部11と比較する場合に比べて簡便になる。よって、検査回路17(従来の、フェッチ時に読み出しアドレスをタグ部11と比較する回路に対応)の面積が縮小する。
また、各読み出しデータは識別番号により識別されるため、識別番号記憶部13は、ビット数の少ない識別番号を保持できる構成であれば良い。このため、識別番号記憶部13の構成は、読み出しアドレスを保持可能な構成の場合に比べて簡単になる。この結果、識別番号記憶部13の回路の面積も縮小する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムとその周辺の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムの主要部を示すブロック図。 本発明の一実施形態のキャッシュシステムに係るタグ部の構成を示す図。 本発明の一実施形態に係るキャッシュシステムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…キャッシュシステム、2…プロセッサ、3…メモリ、11…タグ部、12…比較部、13…識別番号記憶部、14…リフィル処理部、15…キャッシュデータ記憶部、16…バリッド更新部、17…検査部。

Claims (5)

  1. プロセッサ部が要求するアドレスのデータを記憶装置から取り出して一時記憶し、一時記憶されたデータを前記プロセッサ部に供給するキャッシュシステムであって、
    複数の記憶領域を有し、前記複数の記憶領域の各々には固有の識別番号が割り当てられており、前記記憶装置からのデータを前記複数の記憶領域において記憶するデータ記憶部と、
    前記データ記憶部が記憶しているまたは記憶処理中のデータの前記アドレスとこのデータを記憶する前記記憶領域の前記識別番号との対応関係、および前記データ記憶部による記憶が完了しているか否かを前記識別番号ごとに示す有効表示情報、を記憶する管理情報記憶部と、
    前記複数の記憶領域の1つでありかつ前記プロセッサ部から供給された新たなアドレスのデータを記憶す指定記憶領域を決定し、前記新たなアドレスのデータの出力を要求する信号を前記記憶装置に供給するリフィル処理部と、
    前記指定記憶領域の前記識別番号を保持する記憶部から前記指定記憶領域の前記識別番号を供給され、前記管理情報記憶部に記憶された前記有効表示情報を用いて前記指定記憶領域の前記識別番号の前記有効表示情報が有効か否かを判定し、有効の場合に前記指定記憶領域内のデータの出力を要求する旨の信号を前記データ記憶部に供給する検査部と、
    を具備することを特徴とするキャッシュシステム。
  2. 記管理情報記憶部を参照し、前記データ記憶部が前記新たなアドレスのデータを記憶していない場合前記新たなアドレスを前記リフィル処理部に供給する比較部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のキャッシュシステム。
  3. 前記リフィル処理部から前記指定記憶領域の前記識別番号を供給され、一定時間後に前記識別番号を前記検査部に供給する識別番号記憶部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のキャッシュシステム。
  4. 前記管理情報記憶部を参照し、前記データ記憶部が前記新たなアドレスのデータを記憶している場合に前記新たなアドレスのデータが記憶されている前記記憶領域の前記識別番号を前記識別番号記憶部に供給する比較部をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載のキャッシュシステム。
  5. 前記新たなアドレスのデータが前記データ記憶部に記憶される際に、前記指定記憶領域の前記識別番号前記記憶装置から受信し、前記指定記憶領域の前記識別番号の前記有効表示情報を有効にする旨の信号を前記管理情報記憶部に供給する有効表示更新部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のキャッシュシステム。
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