JP4827160B2 - 卓上切断機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転駆動される丸鋸刃を備える丸鋸部をベース部に対して上下方向に揺動させるとともに、水平方向に移動させることができる卓上切断機に関するものである。
この種の卓上切断機として、被加工材を載置可能なベース部と、該ベース部に立設されたホルダと、駆動源とこれによって回転駆動される丸鋸刃を備える丸鋸部と、該丸鋸部を上下方向に揺動可能に軸支する支持部材を有し、前記ホルダに略水平に摺動可能に支持されたガイドバーの前端部に前記支持部材を取り付け、該支持部材を前記ガイドバーと共にベース部に対して移動させながら前記丸鋸刃によって被加工材を切断するものが提案されている(特許文献1,2参照)。
実開昭62−011526号公報(図1) 実開昭62−200401号公報(図1)
ところが、上記従来の卓上切断機においては、ガイドバーがホルダの後方に大きく突出するため、ホルダの後方に壁や物等の障害物がある場合には、切断作業を作業性良く行うことができないという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、作業スペースの大小に応じてガイドバーをホルダに対して固定又は摺動させ、小スペースでの切断作業を可能とするとともに、スペースに余裕がある場合の作業性を高めることができる卓上切断機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、被加工材を載置可能なベース部と、該ベース部に立設されたホルダと、駆動源によって回転駆動される丸鋸刃を備える丸鋸部と、該丸鋸部を上下方向に揺動可能に軸支する支持部材を有し、前記丸鋸刃によって被加工材を切断可能な卓上切断機において、前記ホルダに、前記ベース部に対して平行に延び、一部が前記丸鋸刃の回転軸方向から見て前記丸鋸刃の領域内に配置可能なガイドバーを摺動可能に設けるとともに、前記支持部材を前記ガイドバー上で摺動可能に設け、更に、前記ガイドバーを前記ホルダに係止するための第1の係止手段と、前記支持部材を前記ガイドバーに係止するための第2の係止手段を設け、前記第1の係止手段が、前記ガイドバーを前記ホルダに係止させた状態で、且つ前記第2の係止手段が、前記支持部材を前記ガイドバーに係止させていない状態では、前記支持部材が前記ガイドバー上を摺動することで前記丸鋸刃によって前記被加工材の切断を可能とし、前記第1の係止手段が、前記ガイドバーを前記ホルダに係止させていない状態で、且つ前記第2の係止手段が、前記支持部材を前記ガイドバーに係止させた状態では、前記ガイドバーが前記ホルダを摺動することで前記丸鋸刃によって前記被加工材の切断を可能としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記第1の係止手段を、前記ガイドバーの長さ方向に所定間隔で形成された複数の孔と、該孔の1つに選択的に係合するピンとで構成したことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記ガイドバーの前記ホルダに対する摺動抵抗を前記支持部材の前記ガイドバーに対する摺動抵抗よりも大きく設定したことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか記載の発明において、前記ガイドバーの長さを前記ベース部の長手方向長さよりも短くしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記ガイドバーを上下に2本設け、両ガイドバーの端部同士を連結部材によって連結したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、前記ホルダと前記支持部材のガイドバー挿通部にボールベアリング又はオイル含浸メタルを設けたことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7の何れかに記載の発明において、前記ガイドバーに目盛りを付したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れかに記載の発明において、前記丸鋸部の下方への揺動を規制するストッパ手段を設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ガイドバーをホルダに対して摺動可能に設けるとともに、該ガイドバーに対して支持部材を摺動可能に設けたため、作業スペースの大小に応じてガイドバーをホルダに対して摺動させることによって、小スペースでの切断作業を可能とするとともに、スペースに余裕がある場合の作業性を高めることができる。
更に、任意の位置でガイドバーをホルダに係止することによって、ガイドバー上を摺動する支持部材の最大揺動量を規制することができ、支持部材の最大揺動量を作業状況に応じた最大摺動量とすることにより作業性を向上させることができる。又、状況に応じて第1 及び第2 の係止手段を使い分け、例えばホルダの後方に障害物が存在する場合には、ガイドバーをホルダから前方へ突出させてこれを第1 の係止手段によってホルダに係止し、第2 の係止手段による支持部材のガイドバーへの係止を解除して該支持部材とこれに支持された丸鋸部をガイドバーに沿って摺動させながら切断作業を行うことができ、この場合、ガイドバーがホルダの後方へ突出することがないため、ホルダの後方に壁や物等の障害物があっても、小スペースでの切断作業が可能となる。
更に、ホルダの後方に障害物が存在しない場合には、第2の係止手段によって支持部材をガイドバーの先端に係止し、第1の係止手段によるガイドバーのホルダへの係止を解除した状態で、ガイドバーを支持部材及び丸鋸部と共にホルダに沿って摺動させながら切断作業を行うことができるため、ガイドバーが切断部の邪魔になることがなく、スペースに余裕がある場合の切断作業を作業性良く行うことができる。
請求項記載の発明によれば、第1の係止手段を、ガイドバーの長さ方向に所定間隔で形成された複数の孔と、該孔の1つに選択的に係合するピンとで構成したため、ガイドバーのスライド規制量を段階的に調整することができる。
請求項記載の発明によれば、ガイドバーのホルダに対する摺動抵抗を支持部材のガイドバーに対する摺動抵抗よりも大きく設定したため、係止手段を設けなくても、ガイドバーに所定値以上の大きな力が加わった際にのみ該ガイドバーがホルダに対して摺動することができ、支持部材をガイドバー上で摺動させる際にはガイドバーはホルダに対して摺動せず、切断作業時にガイドバーが不意に摺動してしまうという不具合の発生が防がれる。
請求項記載の発明によれば、ガイドバーの長さをベース部の長手方向長さよりも短くしたため、小スペースでの切断作業時にガイドバーが長手方向においてベース部から突出することがなく、当該卓上切断機をその長手方向寸法を短縮してコンパクト化することができるとともに、小スペースでの切断作業が可能となる。
請求項記載の発明によれば、ガイドバーを上下に2本設け、両ガイドバーの端部同士を連結部材によって連結したため、該ガイドバーのホルダへの支持剛性が高められるとともに、ガイドバーに対する支持部材の支持剛性も高められ、ガイドバーのホルダに対する摺動性と支持部材のガイドバーに対する摺動性が高められる。又、ガイドバーのホルダからの抜けが連結部材によって確実に防がれる。
請求項記載の発明によれば、ホルダと支持部材のガイドバー挿通部にボールベアリング又はオイル含浸メタルを設けたため、ガイドバーのホルダに対する摺動抵抗と支持部材のガイドバーに対する摺動抵抗が小さく抑えられて、これらのガイドバーと支持部材の摺動性が更に高められる。
請求項記載の発明によれば、ガイドバーに目盛りを付したため、ガイドバーの摺動量を目盛りによって容易に目視することができる。
請求項記載の発明によれば、丸鋸刃をベース部の上面から所定の高さに位置させて被加工材に溝加工を施すこともできる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1は本発明に係る卓上切断機の側面図、図2は同卓上切断機の平面図、図3は同卓上切断機の正面図(図1の矢視A方向の図)、図4は同卓上切断機の後面図(図1の矢視B方向の図)、図5は図1のC−C線断面図、図6は図1のD−D線断面図、図7は切断作業(スライド切り)を示す卓上切断機の側面図、図8は持ち運び時の卓上切断機の状態を示す側面図、図9はガイドバーをホルダから後方へ突出させた状態を示す卓上切断機の側面図、図10は丸鋸部を右に傾斜させた状態を示す卓上切断機の正面図、図11は丸鋸部を左に傾斜させた状態を示す卓上切断機の正面図、図12は切断作業(スライド切り)を示す卓上切断機の側面図である。
本実施の形態に係る卓上切断機1は、卓上丸鋸盤であって、四角角柱状の木材である被加工材Wを載置可能なベース部2と、該ベース部2に立設されたホルダ3と、駆動源であるモータ4とこれによって回転駆動される丸鋸刃5を備える丸鋸部6と、該丸鋸部6を上下方向に揺動可能に軸支する支持部材7を有し、前記ホルダ3に略水平に支持された上下2本のガイドバー8に前記支持部材7を摺動可能に保持せしめ、該支持部材7を前記丸鋸部6と共に前記ガイドバー8に沿って移動させながら前記丸鋸刃5によって被加工材Wを切断するものである。
前記ベース部2は、床面等に設置されるベース9と、該ベース9を中心として水平回動可能な平面視略円形のターンテーブル10とで構成されており、これらのベース9とターンテーブル10の上面は同一平面を成し、この上面に前記被加工材Wを載置してこれを切断することができる。尚、ターンテーブル10には、これを回動操作するとともにベース9に対する回動をロックするためのノブ11が水平に取り付けられている。
又、上記ベース9には、その上面から垂直に起立する左右一対のフェンス12(図2〜図4参照)が立設されており、該フェンス12の垂直な各端面は押え面12aを構成しており、図1に示すように、これらの押え面12aに被加工材Wの一面を突き当てた状態で切断作業を安定的に行うことができる。
そして、図1に示すように、ターンテーブル10の後端部(図1の左端部)には、垂直に起立する前記ホルダ3が前後方向(図1の左右方向)に長い傾動軸13によって左右方向に傾動可能(図10及び図11参照)に軸支されており、このホルダ3は、以下に示すクランプ機構14によってその左右の傾動がロックされる。
即ち、図1に示すように、ターンテーブル10の後端部には垂直に起立する突出部10aが一体に形成されており、該突出部10aの一部は、ホルダ3の後端面と該ホルダ3に一体に形成された突部3aによって覆われている。そして、ターンテーブル10の突出部10aとホルダ3の突部3aとの間には楔状のスライダ15が介設されており、このスライダ15には、ホルダ3の突部3aに上方から垂直に挿通するクランプボルト16が螺合している。ここで、クランプボルト16の上端にはクランプレバー17が結着されており、スライダ15はスプリング18によって常時下方(アンクランプ方向)に付勢されている。このように構成されたクランプ機構14において、クランプレバー17を緩める方向に回せば、クランプボルト16がクランプレバー17と共に回ってスライダ15を下動させるため、スライダ15によるホルダ3のクランプが解除されてホルダ3が傾動軸13を中心として左右に傾動することができ、クランプレバー17を締める方向に回せば、クランプボルト16がクランプレバー17と共に逆方向に回ってスライダ15をスプリング18の付勢力に抗して上動させるため、該スライダ15が楔作用によってホルダ3をターンテーブル10の突出部10aとで挟持してクランプし、これによってホルダ3の傾動がロックされる。
ここで、図3、図10及び図11に示すように、ホルダ3のベース部2に近い基端部には、該ホルダ3の傾斜角度を規制するための位置決め手段であるストッパ3b,3cが形成されており、ターンテーブル10の上面には、ストッパ3b,3cの移動軌跡上に位置する傾斜微調整手段であるストッパボルト19,20が垂直に螺着されている。従って、丸鋸部6を傾動軸13を中心として左右(ここで、左右とは前方から後方に向かっての左右とする)に傾動させると、所定の傾斜角度でストッパ3b,3cがストッパボルト19,20の各頭部にそれぞれ当接し、これによって丸鋸部6の傾斜角度が規制される。具体的には、図10に示すように丸鋸部6が右方向に45°傾斜したときストッパ3bがストッパボルト19の頭部に当接し、図11に示すように丸鋸部6が左方向に45°傾斜したときストッパ3cがストッパボルト20の頭部に当接するよう設定されており、従って、ホルダ3と支持部材7及び丸鋸部6は傾動軸13を中心として左右に最大45°ずつ傾斜することができる。
更に、図1に示すように、ターンテーブル10の上部には貫通孔10bが形成されており、この貫通孔10bにはホルダ3を垂直に保持するための位置決め手段であるピン21が前後方向に摺動自在に嵌挿されている。又、図3に示すように、ホルダ3には前記ピン21の移動軌跡上に位置するストッパボルト22が横向きに螺着されており、このストッパボルト22の先端が前記ピン21の外周面に当接した時点で、ホルダ3は、図3及び図4に示す垂直起立状態となり、この状態で前記クランプレバー17を締め付ければホルダ3の傾動がロックされ、該ホルダ3が垂直起立状態に保たれる。
ところで、図2〜図4に示すように、ホルダ3は当該卓上切断機1の幅方向中心部から右上方に向かって斜めに立設されており、その上端垂直部には、上下2本の前記ガイドバー8が摺動可能に挿通支持されている。ここで、各ガイドバー8は、パイプ材で構成されており、その長さはベース部2の長手方向長さ(前後方向長さ)よりも短く設定され、両ガイドバー8の端部同士は連結部材23によって互いに連結されている。従って、両ガイドバー8のホルダ3からの抜けは両連結部材23によって防がれる。そして、下方のガイドバー8は、図13に詳細に示すように、ホルダ3のガイドバー挿通孔3dに設けられたボールベアリング24によって摺動自在に支持されている。尚、ガイドバー8を図14に示すようにオイル含浸メタル25によってホルダ3に摺動自在に支持せしめても良く、或は図15に示すようにホルダ3のガイドバー挿通孔3dに直接摺動自在に挿通支持せしめるようにしても良い。
更に、ホルダ3の上部には、係止手段としてのクランプノブ26が螺合しており、このクランプノブ26を回してそのねじ部先端をガイドバー8の外周面に押圧することによって、ガイドバー8をホルダ3に対して係止してその摺動を阻止することができる。
ここで、図3及び図4に示すように、上下2本のガイドバー8は、丸鋸刃5の側面に対して略平行に配置されている。即ち、上下2本のガイドバー8は、その中心を通る平面が丸鋸刃5の側面に対して略平行となるよう配置されており、このように配置することによって、当該卓上切断機1の持ち運び時にガイドバー8に加わる荷重に対する剛性を高めることができる。
尚、図16に示すように、上方のガイドバー8に目盛りを付しておけば、ガイドバー8の摺動量を目盛りによって容易に目視することができる。
又、ガイドバー8のホルダ3に沿う摺動を固定する係止手段として、図17に示すものを採用することができる。
即ち、図17はガイドバー8の係止手段の別形態を示すホルダ3部分の断面図であり、一方のガイドバー8には複数の円孔8aが長さ方向に等間隔で形成されており、ホルダ3にはストッパピン27がガイドバー8の摺動方向に対して直角方向に摺動自在に嵌挿されている。ここで、ストッパピン27は、その外周に縮装されたスプリング28によってガイドバー8側(図17の上方)に常時付勢されており、その先部がガイドバー8の複数の円孔8aの1つに選択的に嵌合することによってガイドバー8をボルダ3に係止することができ、ガイドバー8のスライド規制量を段階的に調整することができる。そして、図17に示す状態からストッパピン27をスプリング28の付勢力に抗して手前(図17の下方)に引き出せば、該ストッパピン27の先部のガイドバー8の円孔8aとの嵌合を解除され、ガイドバー8はホルダ3に対して自由に摺動することができる。尚、ストッパピン27にはピン29が軸直角方向に挿通固着されており、このピン29は、ホルダ3に形成されたガイド溝3eを摺動する。そして、図17に示す状態からストッパピン27を引き出してこれを軸中心回りに90°回動させれば、ピン27がホルダ3の溝3fに係止されてストッパピン27がホルダ3のガイドバー挿通孔3dから退避し、該ストッパピン27がガイドバー8の摺動を妨げることがない。
又、上下2本のガイドバー8には前記支持部材7が摺動自在に挿通支持されている。即ち、図6に示すように、支持部材7の上下にはガイドバー挿通孔7a,7bが貫設されており、支持部材7は、上方のガイドバー挿通孔7aの相対向する部位に設けられた左右一対の摺動部材30と下方のガイドバー挿通孔7bに嵌装されたボールベアリング31を介して上下2本のガイドバー8に摺動自在に保持されている。尚、ボールベアリング31に代えて図14に示すオイル含浸メタル25によってガイドバー8を支持部材7に摺動自在に支持せしめても良い。
尚、左右一対の摺動部材30は、ホルダ3に螺合する左右一対のボルト32によって保持されており、ボルト32を回して摺動部材30の位置を調整することによって、ガイドバー8のガイドバー挿通孔7a内における位置を調整することができる。即ち、2つの摺動部材30を例えば図6の左方向に移動させれば、支持部材7は下方のガイドバー8を支点として図示時計方向に回動し、これに伴って丸鋸部6はガイドバー8を支点として同方向に回動する。このように一方のガイドバー8を支点として支持部材7を回動調整可能な構成とすることによって、ベース部2の上面に対する丸鋸刃5の角度を微調整することができる。
ここで、支持部材7の上部には、ロック手段としてのクランプノブ33が螺合しており、このクランプノブ33を回してそのねじ部先端をガイドバー8の外周面に押圧することによって、支持部材7をガイドバー8に対して係止してその摺動を阻止することができる。
而して、支持部材7には、前記丸鋸部6が横方向に配された揺動軸34によって上下方向に揺動自在に軸支されており、丸鋸部6は、図6に示すように、揺動軸34の外周に巻装されたリターンスプリング35によって上方へと常時付勢され、非切断時には図1に実線にて示すように不図示のストッパ機構によって最も上方に位置している。
又、図6に示すように、支持部材7の前記揺動軸34の下方には凹部7cが形成されており、この凹部7c内にはレーザー発振器36が収納されている。ここで、レーザー発振器36は、少なくとも横方向に移動調整可能に設置されており、丸鋸刃5の側面の延長線上若しくは丸鋸刃5の揺動軌跡範囲に延びるレーザー光L(図1参照)を被加工材W上に照射して切断の目安とするものである。
次に、丸鋸部6の構成の詳細を図5に基づいて説明する。
丸鋸部6のハウジングは、モータハウジング37とギヤカバー38及びソーカバー39で構成されており、モータハウジング37内には前記モータ4が横置きで収納されており、その横方向に延びるモータ軸4aの前記ギヤカバー38内に臨む一端にはプーリ40が結着されている。
又、前記ギヤカバー38とソーカバー39には、前記モータ軸4aと平行なプーリ軸41と鋸刃軸42が回転自在に支承されており、プーリ軸41の一端に結着されたプーリ43と前記プーリ40間には無端状の伝達ベルト44が巻装されている。そして、プーリ軸41の他端にはピニオン45が一体に刻設されており、このピニオン45は、前記鋸刃軸42に結着されたギヤ46に噛合している。尚、プーリ40,43、伝達ベルト44、ピニオン45及びギヤ46は、ギヤカバー38内に収納されている。
更に、鋸刃軸42のソーカバー39内に臨む端部には円板状の前記丸鋸刃5が結着されており、この丸鋸刃5は、当該卓上切断機1の幅方向略中央部に配置されている。ここで、ソーカバー39内には、丸鋸刃5のソーカバー39から露出する部分の外周部を覆う鋸カバー47が回動可能に設けられており、この鋸カバー47は、図1に示すように丸鋸部6が上方に揺動している状態では、丸鋸刃5のソーカバー39から露出する部分の外周を覆う位置に回動し、図7に示すように丸鋸部6が下方に揺動している状態では、不図示のリンク機構によってソーカバー39内に収納され、丸鋸刃5の外周の一部をソーカバー39から露出させて被加工材Wの切断に供する。
ところで、モータハウジング37の先端部には、丸鋸刃5の側面の延長線上に位置するハンドル48が一体に形成されており、このハンドル48には、モータ4の駆動を制御するためのスイッチ49が設けられている。このようにハンドル48を丸鋸刃5の側面の延長線上に配置することにより、切断加工時(丸鋸部6の揺動時)に丸鋸刃5を介して丸鋸部6に加わる反力を丸鋸部6の傾き等を招くことなく受けることができる。
又、モータハウジング37の後端上部にはサブハンドル50が一体に形成されており、このサブハンドル50は、丸鋸部6が図7〜図9に示すように最も下方に揺動した際に把持部が略水平となる形状を有している。そして、このサブハンドル50は、図2に示すように、幅方向において略中央に配された丸鋸刃5とその右側(図2の上側)に配されたガイドバー8との間(幅方向中央から右側にeだけオフセットした位置)に配置されている。
ここで、支持部材7と丸鋸部6との間には、丸鋸部6が図7〜図9に示すように最下方に揺動した状態で、支持部材7に対する丸鋸部6の揺動を固定するための固定手段(不図示)が設けられている。
而して、上記固定手段によって丸鋸部6を最下方に位置した状態でその揺動を固定し、クランプレバー17を含む前記クランプ機構14によってホルダ3と支持部材7及び丸鋸部6を図3及び図4に示すように垂直に起立した状態を保ち、更に、図8に示すようにガイドバー8を一方の連結部材23がホルダ3に当接するまで最前方へ延出させてクランプノブ26によってガイドバーをホルダ3に係止するとともに、支持部材7と丸鋸部6をガイドバー8に沿って最後方位置まで移動させて支持部材7をホルダ3に当接させ、且つ、前記クランプノブ33によって支持部材7をガイドバー8に係止した状態で、サブハンドル50を把持して当該卓上切断機1を持ち運ぶことができる。この場合、重量部である丸鋸部6は前後方向(長手方向)において略中央部に位置し(図8参照)、前述のようにサブハンドル50は幅方向において略中央に配された丸鋸刃5とその右側(図2の上側)に配されたガイドバー8との間の略中央に近い位置に配されているため、該サブハンドル50を把持して卓上切断機1を持ち運ぶ際の前後方向及び幅方向の重量バランスが良好に保たれ、卓上切断機1を大きく傾けることなく略水平状態を保って容易に持ち運ぶことができる。
次に、以上のように構成された卓上切断機1による切断作業について説明する。
図1示すような幅の狭い被加工材(木材)Wを直角に切断する場合には、ガイドバー8を、これらに連結された連結部材23がホルダ3に当接するまで前方へ延出させた後、クランクノブ26によって該ガイドバー8をホルダ3に係止し、支持部材7を、これがホルダ3に当接するまでガイドバー8に沿って後方へと移動させ、該支持部材7をクランプノブ33によってガイドバー8に係止する。このとき、ホルダ3と支持部材7及び丸鋸部6は、図2〜図4に示すように、垂直起立状態に保持されている。
上記状態において、ハンドル48に設けられたスイッチ49を操作してモータ4を駆動すれば、そのモータ軸4aの回転は、図5に示すプーリ40、伝達ベルト44及びプーリ43を経て減速されてプーリ軸41に伝達され、該プーリ軸41の回転は更にピニオン45とギヤ46を経て減速されて鋸刃軸42に伝達され、該鋸刃軸42とこれに結着された丸鋸刃5が所定の速度で回転駆動される。そして、この状態でハンドル48を握って丸鋸部6を押し下げれば、該丸鋸部6はスプリング35の付勢力に抗して揺動軸34を中心として図1の実線位置から鎖線位置へと揺動するため、ベース9上に載置された被加工材Wは、レーザー発振器36から照射されるレーザー光Lに沿って丸鋸刃5によって直角に切断される(直角切り)。尚、このとき、丸鋸刃5は、ターンテーブル10に設けられた不図示の溝部内に侵入し、所定量だけ侵入した状態で不図示のストッパ機構によってその揺動が規制される。
上述のようにして被加工材Wが切断された後、ハンドル48への押し下げ力を解除すると、丸鋸部6は、スプリング35の付勢力によって揺動軸34を中心として上方へと揺動して図1に実線にて示す元の位置へと戻る。
又、被加工材Wを平面視で斜めに角度切りする場合には、ノブ11を回してターンテーブル10の回動ロックを解除した上でノブ11を把持してターンテーブル10をベース9を中心として水平に所定角度回動させれば、該ターンテーブル10に連結されたボルダ3、該ホルダ3に挿通支持されたガイドバー8、該ガイドバー8に挿通支持された支持部材7及び該支持部材7に支持された丸鋸部6も一体的に回動するため、丸鋸刃5の被加工材Wに対する角度が変化し、前記と同様の手順によって被加工材Wを任意の角度で平面視斜めに切断することができる。
更に、被加工材Wを正面視で斜めに傾斜切りする(切断面がベース9に対して斜めに傾斜した斜面となる)場合には、クランプ機構14のクランプレバー17を緩めてホルダ3のクランプを解除した後、ホルダ3を傾動軸13を中心として図10又は図11に示すように左又は右に傾斜させ、クランプレバー17を締め付けてホルダ3を所望の角度で固定する(図10及び図11はホルダ3側のストッパ3b,3cがターンテーブル10側のストッパボルト19,20の頭部にそれぞれ当接してホルダ3が左右に45°傾斜して固定された状態を示している)。すると、支持部材7とこれに支持された丸鋸部6も同角度だけ左又は右に傾斜し、丸鋸刃5の被加工材Wに対する角度が変化し、前記と同様の手順によって被加工材Wを任意の角度で傾斜切りすることができる。尚、前記角度切りと傾斜切りを組み合わせれば、被加工材Wを三次元的に切断することができる(複合切り)。
以上のように、ガイドバー8をホルダ3から前方へと延出させた状態で切断作業を行えば、ガイドバー8がホルダ3の後方へ突出することがないため、ホルダ3の後方に壁や物等の障害物があっても、小スペースでの切断作業を行うことができる。
他方、ホルダ3の後方に壁や物等の障害物が無い場合には、図9に示すように、ガイドバー8を支持部材7がホルダ3に当接するまで後方へと摺動させ、該ガイドバー8をホルダ3の後方へと大きく突出させた状態で切断作業を行えば、ガイドバー8が切断部の邪魔になることがないため、スペースに余裕がある場合の切断作業を作業性良く行うことができる。
次に、幅広の被加工材W’のスライド切りについて説明する。
ホルダ3の後方に壁や物等の障害物がある場合、図1に鎖線にて示す幅広の被加工材(木材)W’を直角切りするには、図1に示すように、ガイドバー8を、これらに連結された連結部材23がホルダ3に当接するまで前方へ延出させた後、クランクノブ26によって該ガイドバー8をホルダ3に係止し、クランプノブ33による支持部材7のガイドバー8への係止を解除し、丸鋸部6をガイドバー8に沿って図7に示すように前方へと移動させ、丸鋸刃5を回転駆動しながら、ハンドル48を押し下げて丸鋸部6をスプリング35の付勢力に抗して揺動軸34を中心として図7に示すように下方へと揺動させる。そして、その状態からハンドル48を握って丸鋸部6と支持部材7をガイドバー8に沿って後方(図7の左方)へと図1に示す位置まで移動させると、ベース9上に載置された被加工材W’は、レーザー発振器36から照射されるレーザー光Lに沿って丸鋸刃5によって直角に切断される(直角切り)。
そして、上述のように被加工材W’が切断された後、ハンドル48への押し下げ力を解除すると、丸鋸部6は、スプリング35の付勢力によって揺動軸34を中心として上方へと揺動して元の位置へと戻る。以後、同様の作業を繰り返すことによって被加工部材W’を次々と連続的に切断することができる。尚、被加工材W’の角度切り、傾斜切り及び複合切りも前記と同様の要領に従って行うことができる。
以上のように、ガイドバー8をホルダ3から前方へと延出させた状態で、該ガイドバー8に沿って支持部材7と丸鋸部6を移動させながら切断作業を行えば、ガイドバー8がホルダ3の後方へ突出することがないため、ホルダ3の後方に壁や物等の障害物があっても、小スペースでの切断作業を行うことができる。
尚、本実施の形態では、ガイドバー8をガイド3に係止するための第1の係止手段としてクランプノブ26を設けたが、ガイドバー8のホルダ3に対する摺動抵抗を支持部材7のガイドバー8に対する摺動抵抗よりも大きく設定すれば、クランプノブ26を設けなくても、ガイドバー8に所定値以上の大きな力が加わった際にのみ該ガイドバー8がホルダ3に対して摺動することができ、支持部材7をガイドバー8上で摺動させる際にはガイドバー8はホルダ3に対して摺動せず、切断作業時にガイドバー8が不意に摺動してしまうという不具合の発生が防がれる。
又、支持部材7はボールベアリング31を介してガイドバー8に摺動可能に支持されているため、支持部材7を丸鋸部6と共にガイドバー8に沿って移動させて切断作業を行うときには、これらの支持部材7及び丸鋸部6を小さな力で摺動性良く移動させることができ、結果的に作業性が高められるとともに、支持部材7のガイドバー挿通部7a,7bの変形等が抑制される。
他方、ホルダ3の後方に壁や物等の障害物が無い場合には、支持部材7をクランプノブ33によってガイドバー8の先端部に係止し、ガイドバー8のクランプノブ26によるホルダ3への係止を解除した状態で、図9に示すように、ハンドル48を押し下げて丸鋸部6を下方へと揺動させた状態で、支持部材7と丸鋸部6を、支持部材7がホルダ3に当接するまでガイドバー8と共にホルダ3に沿って後方へと移動させ、ガイドバー8をホルダ3から突出させることができる。そして、その状態からハンドル48を握って丸鋸部6と支持部材7及びガイドバー8をホルダ3に沿って図12に示すように前方へと移動させれば、回転する丸鋸刃5によって幅広の被加工材W’をレーザー発振器36から照射されるレーザー光Lに沿って直角に切断することができる(直角切り)。尚、この場合も被加工材W’の角度切り、傾斜切り及び複合切りも前記と同様の要領に従って行うことができる。
このようにガイドバー8をホルダ3の後方へと大きく突出させた状態で、該ガイドバー8を支持部材7と丸鋸部6と共にホルダ3に沿って移動させながら切断作業を行えば、ガイドバー8が切断部の邪魔になることがないため、スペースに余裕がある場合の切断作業を作業性良く行うことができる。
ところで、本実施の形態では、ガイドバー8の長さをベース部2の長手方向長さよりも短くしたため、小スペースでの切断作業時にガイドバー8が長手方向においてベース部2から突出することがなく、当該卓上切断機1をその長手方向寸法を短縮してコンパクト化することができるとともに、小スペースでの切断作業が可能となる。
又、本実施の形態では、ガイドバー8を上下に2本設け、両ガイドバー8の端部同士を連結部材23によって連結したため、該ガイドバー8のホルダ3への支持剛性が高められるとともに、ガイドバー8に対する支持部材7の支持剛性も高められ、ガイドバー8のホルダ3に対する摺動性と支持部材7のガイドバー8に対する摺動性が高められる。そして、ガイドバー8のホルダ3からの抜けが連結部材23によって確実に防がれる。
更に、本実施の形態では、ホルダ3と支持部材7の各ガイドバー挿通部3d,7bにボールベアリング24,31又はオイル含浸メタル25を設けたため、ガイドバー8のホルダ3に対する摺動抵抗と支持部材7のガイドーバー8に対する摺動抵抗が小さく抑えられて、これらのガイドバー8と支持部材7の摺動性が更に高められる。尚、ホルダ3と支持部材7の摺動部にボールベアリング24,31等の摺動抵抗の小さい部材を用いた場合には、作業者が支持部材7をガイドバー8に対して摺動させて切断作業を行うか、ガイドバー8をホルダ3に対して摺動させて切断作業を行うかを選択することができ、作業性を向上させることができる。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図18及び図19に基づいて説明する。
図18は本実施の形態に係る卓上切断機の側面図、図19は溝加工された被加工材の部分斜視図であり、図18においては、図1に示したものと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての再度の説明は省略する。
本実施の形態に係る卓上切断機1’は、被加工材W’に溝加工を施すことができるものであって、支持部材7と丸鋸部6には、丸鋸部6の揺動軸34を中心とする下方への揺動を規制するストッパ機構51が設けられている。
上記ストッパ機構51は、支持部材7の一側部に一体に形成されたブロック52と、丸鋸部6の一側部に設けられたノブボルト53を含んで構成されており、ノブボルト53は、ボルト54を支点として回動可能に丸鋸部6に取り付けられた支持アーム55に略垂直に螺合しており、ノブボルト53の回動位置によって該ノブボルト53の軸部の先端は前記ブロック52の上面(ストッパ面)に当接可能で丸鋸部6の下方への揺動を規制する。
而して、図18に示すように、ハンドル48を押し下げて丸鋸部6を下方へと揺動させると、ストッパ機構51のノブボルト53の軸部の先端がブロック52の上面に当接して丸鋸部6のそれ以上の下方への揺動を阻止するため、丸鋸刃5はベース部2の上面から所定の高さに位置する。そして、この状態でハンドル48を握って丸鋸部6と支持部材7及びガイドバー8をホルダ3に沿って前方へと移動させれば、回転する丸鋸刃5によって被加工材W’に図19に示すような切り込み深さhの溝W1’を加工することができる。この場合、ノブボルト53を回してその軸部を支持アーム55に対して進退させることによって、丸鋸部6(丸鋸刃5)の下方への揺動量を調整することができ、これによって被加工材W’に加工される溝W1’の切り込み深さhを任意に調整することができる。
尚、本実施の形態に係る卓上切断機1’においても、ストッパ機構51のノブボルト53がボルト54を支点としてブロック52の上面(ストッパ面)に当接しない位置に回動すると、前記実施の形態1に係る卓上切断機1と同様に被加工材W’を直角切り、角度切り、傾斜切り又は複合切りによって切断することができ、前記実施の形態1と同様の効果を得ることができる。この場合、ストッパ機構51のノブボルト53は丸鋸部6から取り外されるか、或はボルト54を中心として回動せしめられてブロック52と干渉しない位置まで退避される。
ところで、以上の実施の形態では、ガイドバー8を上下2本設けたが、1本或は3本設けても良い。
又、以上の実施の形態では、ホルダ3が支持部材7と丸鋸部6と共に左右に傾動する構成を採用したが、左右の何れか一方だけに傾動し得る片傾斜の構成を採用しても良い。
更に、以上の実施の形態では、ガイドバー8を卓上切断機1(1’)の幅方向中央に対して右側に配置した構成を採用したが、ガイドバー8を逆の左側に配置する構成を採用しても良い。
本発明は、回転駆動される丸鋸刃を備える丸鋸部をベース部に対して上下方向に揺動させるとともに、水平方向に移動させることができる卓上丸鋸盤を含む任意の卓上切断機に対して適用可能である。
本発明の実施の形態1に係る卓上切断機の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る卓上切断機の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る卓上切断機の正面図(図1の矢視A方向の図)である。 本発明の実施の形態1に係る卓上切断機の後面図(図1の矢視B方向の図)である。 図1のC−C線断面図である。 図1のD−D線断面図である。 切断作業(スライド切り)を示す卓上切断機の側面図である。 持ち運び時の卓上切断機の状態を示す側面図である。 ガイドバーをホルダから後方へ突出させた状態を示す卓上切断機の側面図である。 丸鋸部を右に傾斜させた状態を示す卓上切断機の正面図である。 丸鋸部を左に傾斜させた状態を示す卓上切断機の正面図である。 切断作業(スライド切り)を示す卓上切断機の側面図である。 ガイドバーのホルダへの摺動支持構造を示す部分断面図である。 ガイドバーのホルダへの摺動支持構造を示す部分断面図である。 ガイドバーのホルダへの摺動支持構造を示す部分断面図である。 ガイドバーに目盛りを付した他の実施形態を示すホルダのガイドバー支持部の部分断面図である。 ガイドバーのロック手段の別形態を示すホルダ部の断面図である。 本発明の実施の形態2に係る卓上切断機の側面図である。 溝加工された被加工材の部分斜視図である。
符号の説明
1 卓上切断機
2 ベース部
3 ホルダ
3d ガイドバー挿通孔
4 モータ(駆動源)
5 丸鋸刃
6 丸鋸部
7 支持部材
7a,7b ガイドバー挿通孔
8 ガイドバー
9 ベース
10 ターンテーブル
13 傾動軸
23 連結部材
24 ボールベアリング
25 オイル含浸メタル
26 クランプノブ(第1の係止手段)
31 ボールベアリング
33 クランプノブ(第2の係止手段)
34 揺動軸
35 リターンスプリング
48 ハンドル
50 サブハンドル
W,W’ 被加工材

Claims (8)

  1. 被加工材を載置可能なベース部と、該ベース部に立設されたホルダと、駆動源によって回転駆動される丸鋸刃を備える丸鋸部と、該丸鋸部を上下方向に揺動可能に軸支する支持部材を有し、前記丸鋸刃によって被加工材を切断可能な卓上切断機において、
    前記ホルダに、前記ベース部に対して平行に延び、一部が前記丸鋸刃の回転軸方向から見て前記丸鋸刃の領域内に配置可能なガイドバーを摺動可能に設けるとともに、前記支持部材を前記ガイドバー上で摺動可能に設け
    更に、前記ガイドバーを前記ホルダに係止するための第1の係止手段と、前記支持部材を前記ガイドバーに係止するための第2の係止手段を設け、
    前記第1の係止手段が、前記ガイドバーを前記ホルダに係止させた状態で、且つ前記第2の係止手段が、前記支持部材を前記ガイドバーに係止させていない状態では、前記支持部材が前記ガイドバー上を摺動することで前記丸鋸刃によって前記被加工材の切断を可能とし、
    前記第1の係止手段が、前記ガイドバーを前記ホルダに係止させていない状態で、且つ前記第2の係止手段が、前記支持部材を前記ガイドバーに係止させた状態では、前記ガイドバーが前記ホルダを摺動することで前記丸鋸刃によって前記被加工材の切断を可能としたことを特徴とする卓上切断機。
  2. 前記第1の係止手段を、前記ガイドバーの長さ方向に所定間隔で形成された複数の孔と、該孔の1つに選択的に係合するピンとで構成したことを特徴とする請求項1記載の卓上切断機。
  3. 前記ガイドバーの前記ホルダに対する摺動抵抗を前記支持部材の前記ガイドバーに対する摺動抵抗よりも大きく設定したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の卓上切断機。
  4. 前記ガイドバーの長さを前記ベース部の長手方向長さよりも短くしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の卓上切断機。
  5. 前記ガイドバーを上下に2本設け、両ガイドバーの端部同士を連結部材によって連結したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の卓上切断機。
  6. 前記ホルダと前記支持部材のガイドバー挿通部にボールベアリング又はオイル含浸メタルを設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の卓上切断機。
  7. 前記ガイドバーに目盛りを付したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の卓上切断機。
  8. 前記丸鋸部の下方への揺動を規制するストッパ手段を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の卓上切断機。
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