JP4824800B2 - 基地局及び受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は無線通信の技術分野に関連し、特に上りリンクで使用される送信装置及び受信装置に関連する。
現在研究開発が進められている次世代の無線アクセス方式では、従来の方式よりも更に効率的に通信を行うことが求められる。下りリンクでは通信の高速大容量化が特に必要とされ、そのため直交周波数分割多重接続(OFDM)のようなマルチキャリア方式の無線アクセス方式が有望視されている。これに対して上りリンクは下りリンクほど高速大容量化の要請は強くないこと及び移動局の送信電力は基地局のそれに比べて著しく制限されること等の点で、上りリンクは下りリンクと異なる。このため、ピーク電力対平均電力比(PAPR: peak to average power ratio)が大きくなるおそれのあるマルチキャリア方式は上りリンクに適切な方式とは言えない。むしろ、PAPRを抑制し、セルのカバレッジを大きくする観点からは、上りリンクにシングルキャリア方式を採用することが望ましい。
ところで、上りリンクで伝送されるチャネルにはデータチャネル、制御チャネル及びパイロットチャネル等があり、各チャネルの中には役割の異なる様々な種類のチャネルが含まれる。例えばパイロットチャネルは、割当済みの無線リソースに対するチャネル補償用パイロットチャネルに加えて、割り当てられていない無線リソースに対するチャネル補償用のパイロットチャネルもある。また、制御チャネルは上りのデータチャネルを復調するために使用される情報(例えば、変調方式及びチャネル符号化率を示す情報等)に加えて、以前に受信した下りデータチャネルの送達確認情報(ACK/NACK)等のような情報が含まれてもよい。上りリンクチャネルの種類及び性質については例えば特許文献1に記載されている。
しかしながら上記のような様々な上りリンクチャネルの性質に配慮した適切な上りリンクフレームは未だ確定されていない。更に、次世代の無線アクセス方式では広範なシステム周波数帯域が用意され、その全部又は一部を用いて移動局が通信を行うことが想定されている。しかしながら広狭様々な帯域で使用するのに適した上りリンクフレームも未だ確定されていない。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つに対処するためになされたものであり、その課題は、様々な上りチャネルを伝送するのに適切な上りリンクフレームを実現するための送信装置及び受信装置を提供することである。
一実施例では、上りリンクでシングルキャリア方式を採用し、かつシステム帯域が複数のリソースブロックによって分割された移動通信システムで使用される基地局が使用される。本基地局は、
データチャネル、データチャネルに関連しない第1パイロットチャネル、データチャネ
ルに関連した第2パイロットチャネル、制御チャネルが含まれた信号を受信する受信部と、
前記受信部において受信した信号に含まれたデータチャネル、第1パイロットチャネル、第2パイロットチャネル、制御チャネルを処理する処理部とを備え、
前記受信部において受信した信号では、複数のリソースブロックに第1パイロットチャネルがマッピングされ、データチャネルがマッピングされたリソースブロックと同一のリソースブロックに第2パイロットチャネルがマッピングされているとともに、制御チャネルとデータチャネルとが同一サブフレームにマッピングされているか否かに応じて、制御チャネルをマッピングしたリソースブロックが変えられていることを特徴とする基地局である。

本発明によれば、様々な上りチャネルを伝送するのに適切な上りリンクフレームを実現することができる。
本発明の一実施例による送信機の概略ブロック図を示す。 本発明の一実施例による受信機の概略ブロック図を示す。 は共有制御チャネル生成部の詳細図を示す。 システムで使用される帯域の一例を示す図である。 ユーザA及びユーザBの情報がディストリビュート型FDMで多重される様子を示す図である。 ユーザA及びユーザBの情報がCDM及びディストリビュート型FDMで多重される様子を示す図である。 ユーザA及びユーザBの情報がローカルFDMで多重される様子を示す図である。 パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルのマッピング例を示す図である。 パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルのマッピング例を示す図である。 パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルのマッピング例を示す図である。 パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルのマッピング例を示す図である。 パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルのマッピング例を示す図である。
本発明の一態様によれば、上りリンクのチャネル状態を受信装置で測定するための第1パイロットチャネルが広帯域で伝送され、上りリンクで伝送されたチャネルを補償するための第2パイロットチャネルはそのユーザ装置に割り当てられたリソースブロックで送信される。このためリソースブロック毎の品質測定を適切に行うことができ、且つ割当済みのリソースブロックのチャネル補償等も適切に行うことができる。
周波数ダイバーシチ効果を得る一方、直交性を簡易に確実に得る観点からは、自局及び他局の制御チャネルが、ディストリビュートFDM方式で互いに直交させられてもよい。
チャネル状態の良いリソースブロックで制御チャネルを伝送する観点からは、自局の制御チャネルも、自局のデータチャネル用に割り当てられたリソースブロック内で送信されることが望ましい。
周波数ダイバーシチ効果を特に期待する観点からは、自局の制御チャネルが、データチャネル用リソースブロックだけでなく、自局のデータチャネル用の割り当てられたリソースブロック以上の広い帯域を用いて送信されてもよい。
各ユーザのチャネル状態の優劣に配慮してスループットを向上させる観点からは、自局の制御チャネルが、1つまたは数個のリソースブロックの周波数帯域で送信されてもよい。
自局及び他局のデータチャネルはFDM方式で、自局及び他局のパイロットチャネルはCDM方式で互いに直交させられてもよい。
本発明の一実施例による装置構成及び動作の説明前に、上りリンクで伝送される各種のチャネルが概説されることは有意義であると思われる。上りリンクチャネルは大別して(A)衝突許容チャネル(contention−based channel)、(B)衝突非許容チャネル及び(C)パイロットチャネルに分けられる。衝突許容チャネルは送信前に基地局でスケジューリングされることを要しないチャネルであり、衝突非許容チャネルは送信前に基地局でスケジューリングされていることを要するチャネル(scheduled−channel)である。衝突許容チャネルは、(A1)高速アクセスチャネル、(A2)予約チャネル及び(A3)上り同期チャネルの1以上を含む。衝突非許容チャネルは、(B1)上り共有データチャネル及び(B2)上り共有制御チャネルの1以上を含む。
(A)[衝突許容チャネル]
基地局でのスケジューリングなしに移動局から送信される衝突許容チャネルは、移動局(より一般的には固定局も含むユーザ装置(UE: user equipment))がいつでも送信できる。衝突許容チャネルは広い帯域にわたって送信されることが望ましい。そうすることで伝送時間を短くすることができる。また、一部の周波数で信号品質が非常に劣化したとしても、帯域が広いので周波数ダイバーシチ効果が得られ、その劣化を補償するための電力増幅(パワーランピング)等は必須でなくてよい。衝突許容チャネルはユーザ間で競合してしまうおそれがあるが、簡易に高速に通信できる。現行のUTRAと同様な時分割多重(TDM)方式が使用されるが、本実施例では他ユーザとの衝突をなるべく減らす観点から、周波数分割多重(FDM)及び/又は符号分割多重(CDM)が行われる。但し、他ユーザとの間で衝突が生じてしまった場合には、それらのユーザは必要に応じて衝突許容チャネルを再度送信してもよい。
(A1)高速アクセスチャネル(Fast Access Channel)
高速アクセスチャネルは、小さなデータサイズの制御メッセージを含んでもよいし、小さなデータサイズのトラフィックデータを含んでもよいし、それらの双方を含んでもよい。データサイズを小さく限定する1つの理由は伝送遅延を短くするためである。制御メッセージは例えばレイヤ3のハンドオーバに関する情報を含んでもよい。小さなサイズのトラフィックデータは、例えば情報量の少ない電子メールや、ゲームのコマンド等を含んでもよい。高速アクセスチャネルは何らの予約もなしにユーザ装置が基地局に送信できるので、送信に要する処理時間が少なくて済む。高速アクセスチャネルは、事前に割り当てられた1以上の周波数チャンクで送信される。複数の周波数チャンクの内のどれで送信すべきかは、下りリンクの報知チャネル(ブロードキャストチャネル)で基地局からユーザ装置に通知されてもよい。この通知の内容は、特定の1つの周波数チャンクしか使用できないことを示してもよいし、特定の複数の周波数チャンクの内のどの1つでも(又はいくつでも)使用できることを示してもよい。後者はユーザ間の衝突の確率を前者よりも少なくできる点で有利である。
(A2)予約チャネル(Reservation Channel)
予約チャネルは、衝突非許容チャネルのスケジューリングを要求する情報を含む。その情報は、ユーザ装置を識別する識別情報、トラフィックデータ種別(音声や画像等)、データサイズ、所要品質情報(QoS等)、及びユーザ装置の送信電力等を含んでもよい。予約チャネルも、事前に割り当てられた周波数チャンクで送信される。複数の周波数チャンクの内のどれで送信すべきかは、下りリンクの報知チャネル(ブロードキャストチャネル)で基地局からユーザ装置に通知されてもよい。
(A3)上り同期チャネル(Uplink Synchronization Channel)
本実施例ではシングルキャリア方式で上りリンクの信号伝送が行われ、マルチパス干渉を抑制するための等化が行われる。効果的な等化を行うには、様々なユーザから受信される受信タイミングが所定のガードインターバルの期間内に収まるように、同期が維持されることが望ましい。この同期を維持するために、上り同期チャネルが使用される。
なお、同期を維持することは後述のパイロットチャネルでも実現できる。従って、同期チャネルとパイロットチャネルの双方を用意することは必須ではない。
(B)[衝突非許容チャネル]
衝突非許容チャネルは、基地局でなされたスケジューリングに従ってユーザ装置から送信される。
(B1)上り共有データチャネル(Uplink Shared Data Channel)
上り共有データチャネルは、トラフィックデータ及びレイヤ3の制御メッセージの双方又は一方を含む。制御メッセージにはハンドオーバに関する情報や、再送制御に必要な情報等が含まれてもよい。上り共有データチャネルには、時間領域又は時間及び周波数双方の領域でのスケジューリングに従って、1以上のリソースブロック(又はチャンク)が割り当てられる。この場合に、時間領域又は時間及び周波数の両方の領域で、より良好な伝搬路(チャネル)に関連するユーザが優先的にパケットを送信できるように、リソース割り当てが基地局で計画される(スケジューリングされる)。割り当てられるリソースブロック数はユーザ装置が送信しようとするデータレートやデータサイズ等に依存して決定される。比較的低いデータレートしか要求しない複数のユーザが存在する場合には、1つのリソースブロックが複数のユーザで共用されてもよい。しかし、あるユーザのトラフィックサイズが所定のサイズを超える場合には、1つのリソースブロック総てを1人のユーザが使用してもよい。また、1人のユーザが複数のリソースブロックを使用してもよい。1つのリソースブロックが複数のユーザで共用される場合には、そのリソースブロック内で複数のユーザのチャネルが互いに直交するように、何らかの多重化が行われる。例えば、その1リソースブロック内でローカルFDMや分散型FDMが行われてもよい。
(B2)上り共有制御チャネル(Uplink Shared Control Channel)
上り共有制御チャネルは物理制御メッセージ及びレイヤ2制御メッセージ(FFS)を伝送する。上り共有データチャネルについては、より良好な伝搬路(チャネル)に関連するユーザが優先的にパケットを送信できるようにリソース割り当てが基地局で計画される。しかし、上り共有制御チャネルについては、チャネル状態の優劣に依存したスケジューリングは必須ではない(但し、共有制御チャネルについて何らかのリンクアダプテーションが行われてもよい。)。基地局は、各ユーザ装置にリソースブロックを割り当て、共有制御チャネルの競合を回避するようにスケジューリングを行う。上り共有制御チャネルについては、基地局はユーザ数に依存したスケジューリングを行う。パケットエラーレートを低く維持するため、高精度な送信電力制御が行われることが望ましい。また、上り共有制御チャネルを幅広い周波数範囲にわたって送信し、周波数ダイバーシチ効果を得ることで、受信パケットの高品質化を図ることが望ましい。
上り共有制御チャネルは、具体的には、(1)スケジューリング済みの上り共有データチャネルに関連する制御情報、(2)スケジューリング済みの下り共有データチャネルに関連する制御情報、(3)上り共有データチャネルのスケジューリングの内容を変更するための制御情報及び(4)下り共有データチャネルのスケジューリングを行うための制御情報の1以上を含む。これら各種の制御情報のうち、(1)は上り共有データチャネルの復調に必須の制御情報を含み、上り共有データチャネルに付随しなければならない必須制御情報である。これに対して、(2)及び(4)については上り共有データチャネルに付随することは必須ではなく、上り共有データチャネルに付随しなくてもよい制御情報(必須制御情報とは異なる制御情報)である。このような分類法によれば、スケジューリング内容の変更に関連する制御情報(3)は必須制御情報に含められてもよいし、必須制御情報とは異なる制御情報に含められてもよい。
(1)スケジューリング済みの上り共有データチャネルに関連する制御情報(必須制御情報)は、上り共有データチャネルが送信する場合にのみそれに付随して送信される。この制御情報は、付随制御チャネル(associated control channel)とも呼ばれ、共有データチャネルを復調するのに必要な情報(変調方式、チャネル符号化率等)、伝送ブロックサイズ、再送制御に関する情報等を含み、例えば14ビット程度の情報量で表現されてもよい。再送制御情報には例えば、上り共有データチャネルで伝送されるパケットが再送パケットであるか或いは新規のパケットであるかを示す情報や、再送パケットの使用方法を示す情報等が含まれてもよい。例えば第1の使用方法は、再送パケットのデータが以前に送信したパケットのデータ(例えば初回送信データ)と同じであるが、第2の使用方法では再送パケットのデータが以前に送信したパケットのデータと異なってもよい。後者の場合は誤り訂正符号化の冗長情報と共にパケット合成を行うことができる。
(2)スケジューリング済みの下り共有データチャネルに付随する制御情報は、下りの共有データチャネルが基地局から送信され、ユーザ装置でそれが受信された場合にのみ基地局に送信される。この制御情報は、送達確認情報−即ち下りリンクでパケットが適切に受信できたか否か(ACK/NACK)−を表し、最も簡易な場合には1ビットで表現できる。
(3)上り共有データチャネルのスケジューリングの内容を変更するための制御情報は、ユーザ装置のバッファサイズ及び/又は送信電力を基地局に通知するために送信される。この制御情報は定期的に又は不定期的に送信されてもよい。例えば、バッファサイズ及び/又は送信電力が変わった時点でユーザ装置から送信されてもよい。基地局はユーザ装置のそのような状況変化に応じて、スケジューリング内容を変更してもよい。バッファサイズや送信電力の状況は、例えば10ビット程度の情報量で表現できるかもしれない。
(4)下り共有データチャネルのスケジューリングを行うための制御情報は下りリンクのチャネル品質情報(CQI: channel quality indicator)を基地局に通知するために送信される。CQIは例えばユーザ装置で測定された受信SIRでもよい。この情報は、定期的に又は不定期的に送信されてもよい。例えばチャネル品質が変わった時点で基地局に報告されてもよい。この制御情報は例えば5ビット程度の情報量で表現できるかもしれない。
(C)[パイロットチャネル]
パイロットチャネルは、時分割多重化(TDM)、周波数分割多重化(FDM)、符号分割多重化(CDM)又はこれらの組み合わせでユーザ装置から送信することができる。但し、ピーク対平均電力比(PAPR)を小さくする観点からはTDM方式を使用することが望ましい。パイロットチャネルとデータチャネルをTDM方式で直交させることで、受信側でパイロットチャネルを正確に分離でき、チャネル推定精度の向上に寄与することができる。
パイロットチャネルには、将来自局に割り当てられる可能性のある全てのリソースブロックについてのCQI測定用の第1パイロットチャネルと、現在自局に割り当てられているリソースブロックで伝送されるチャネルのチャネル補償用の第2パイロットチャネルとが含まれる。後述するように第1パイロットチャネルは全リソースブロックを含む広帯域で伝送され、第2パイロットチャネルは自局に割り当てられた特定のリソースブロックだけで送信される。
図1は本発明の一実施例による送信機の概略ブロック図を示す。図示の送信機は典型的にはユーザ装置に設けられる。図1にはパイロットチャネル生成部231、共有制御チャネル生成部233、共有データチャネル生成部234、多重部235、離散フーリエ変換部(DFT)236、マッピング部237及び高速逆フーリエ変換部238が描かれている。
パイロットチャネル生成部231は上りリンクで使用されるパイロットチャネルを生成する。パイロットチャネルには少なくとも上記の第1及び第2パイロットチャネルが含まれる。
共有制御チャネル生成部233は様々な制御情報を含んでよい共有制御チャネルを生成する。共有制御チャネル生成部233については後に図3を参照しながら説明される。
共有データチャネル生成部234は上りリンクで送信される共有データチャネルが生成される。
多重部235は様々なチャネルの1以上を多重し、出力する。図示の全てのチャネルが多重されることは必須ではなく、必要に応じて1以上のチャネルが多重される。図示の例では多重部235で時分割多重化の処理が行われ、マッピング部237で周波数成分への割り当て処理が行われる。これら時分割多重された信号は、基地局の指示によりスケジューリングが行われるため、衝突非許容チャネルに分類される。
実際には衝突許容チャネルも生成され、必要に応じて多重されて送信されるが、説明の簡明化を図るためそれは省略されている。
離散フーリエ変換部(DFT)236はそこに入力された信号(図示の例では多重化後の信号)をフーリエ変換する。信号処理のこの段階では信号は離散的なディジタル値であるので、離散フーリエ変換が行われる。これにより、時間順に並ぶ一連の信号系列が周波数領域で表現される。
マッピング部237はフーリエ変換後の各信号成分を周波数領域上の所定のサブキャリアにマッピングする。この場合における周波数分割多重(FDM)方式は、1つの連続的な狭い帯域を1人のユーザに割り当てる局在型又はローカル型FDM方式(localized FDM)でもよいし、複数の周波数成分が所定の周波数間隔をあけて分散して並んだスペクトルを与える分散型又はディストリビュート型FDMA(distributed FDM)方式でもよい。所定の周波数間隔は一般的には等間隔であるが、不等間隔でもよい。マッピング部237はローカル型FDM又はディストリビュート型FDMで周波数軸上でのマッピングを行う。
高速逆フーリエ変換部238はマッピング後の信号成分を高速逆フーリエ変換し、一連の時間順に並ぶ信号系列を出力する。
なお、ディストリビュート型FDMは例えば可変拡散率チップ繰り返しファクタCDM(VSCRF−CDM: Variable Spreading and Chip Repetition Factors−CDM)方式等により実現されてもよい。
図2は本発明の一実施例による受信機の概略ブロック図を示す。図示の受信機は典型的には基地局に設けられる。図2には離散フーリエ変換部(DFT)241、マッピング部242、高速逆フーリエ変換部243及び多重部244が描かれている。
離散フーリエ変換部(DFT)241はそこに入力された信号(図示の例では受信信号)をフーリエ変換する。これにより、時間順に並ぶ一連の信号系列が周波数領域で表現される。
マッピング部242はフーリエ変換後の信号から所定のサブキャリア成分を抽出する。これにより例えばローカル型FDMやディストリビュート型FDMで多重された信号が分離される。
高速逆フーリエ変換部242は分離後の信号成分を高速逆フーリエ変換し、一連の時間順に並ぶ信号系列を出力する。
分離部244は様々なチャネルの1以上を分離し、出力する。図示の例では周波数成分にマッピングされた信号がデマッピング部242でマッピング前の信号に復元され、時間多重された信号の分離は分離部244で行われる。
図1の各チャネルの生成部で生成された1以上のチャネルは多重部235で時間多重され(適切に切り替えられ)、DFT236に入力され、周波数領域の信号に変換される。変換後の信号はマッピング部237により適切に周波数成分にマッピングされ、IFFT238に入力され、時系列の信号に変換される。以後、図1のRF部14のような処理要素を経て無線送信される。この信号は図2の受信機で受信される。受信信号はDFT241に入力され、周波数領域の信号に変換される。変換された信号は周波数成分にマッピングされた信号であるが、デマッピング部242によりマッピング前の信号に分離される。分離された信号はIFFT243で時系列の信号に変換され、時間多重された信号系列は分離部244で適切に分離され、不図示の処理要素で更なる復調処理等が行われる。
図3は共有制御チャネル生成部233の詳細図を示す。図3にはスイッチ251,252,253、変調及び符号化部255,256,257,258及び多重部259が描かれている。各スイッチは一方端(図中左側)に入力されている各チャネルを、共有制御チャネルに関する指示信号(図示せず)に従って他方端に与える。指示信号の内容は共有制御チャネルをどのように構成するか、即ち共有制御チャネルにどの制御情報が含められるかを決定する。図示の例では共有制御チャネルに含まれる可能性のある制御情報として、(1)必須制御情報、(2)下りチャネルの送達確認情報(肯定応答(ACK)及び否定応答(NACK)を示す情報)、(3)スケジューリングの内容を変更するための情報、及び(4)下りパイロットチャネルの受信品質を表すチャネル状態情報(CQI)が図示されている。
変調及び符号化部の各々はそこに入力されたチャネルを、指示された変調方式でデータ変調し、指示された符号化方式でチャネル符号化する。各チャネルに使用される変調方式及び符号化方式は、チャネル毎に異なってもよいし、2以上のチャネルで同じ方式が使用されてもよい。変調方式又は符号化方式は固定的に不変に設定されていてもよい。
多重部259は各チャネルを多重し、共有制御チャネルを作成し、出力する。
従来の共有制御チャネルの伝送では、変調方式及び符号化方式が固定され、送信電力制御を制御することで所要品質を得ることが意図されていた。しかしながらチャネルの高品質化及びリソースの有効利用等の観点からは、共有制御チャネルの伝送に関して更なるリンクアダプテーションを行うことが望ましい。リンクアダプテーションを行う手法としては適応変調符号化(AMC: Adaptive Modulation and Coding)及び送信電力制御(TPC: Transmission Power Control)制御が挙げられる。
図4は或る通信システムで使用される周波数帯域を示す。システムに与えられた周波数帯域(全周波数帯域又はシステムの帯域とも言及される)は、複数のシステム周波数ブロックを含み、ユーザ装置はシステム周波数ブロックに含まれる1以上のリソースブロックを用いて通信を行うことができる。このようなリソースブロックは、チャンク(chunk)又は周波数チャンクとも呼ばれる。一般的には1つのチャンクに1以上のキャリア(又はサブキャリアとも呼ばれる)が含まれてよいが、本発明の一実施例ではシングルキャリア方式が採用され、1つのチャンクに1つのキャリアしか含まれていない。
図4の例ではシステム帯域は10MHzであり、システム周波数ブロックは5MHzであり、システム帯域に2つのシステム周波数ブロックが含まれている。図示の簡明化のためシステム周波数ブロック2は描かれていない。リソースブロックは1.25MHzであり、1つのシステム周波数ブロックは4つのリソースブロックを含む。2つのシステム周波数ブロックの内のどれをユーザ装置が使用できるかについては、ユーザ装置の通信可能な帯域幅及びシステムで通信中のユーザ数等によって基地局により決定される。システム周波数ブロックの帯域幅は、システムで通信を行う可能性のある全てのユーザ装置が通信可能な帯域として設計される。言い換えれば、システム周波数ブロックの帯域幅は、想定される最低グレードのユーザ装置に対する最大送信帯域として決定される。従って、5MHzの帯域でしか通信できないユーザ装置は何れか一方のシステム周波数ブロックしか割り当てられないが、10MHzの帯域で通信可能なユーザ装置は双方のシステム周波数ブロックを使用することができるように帯域が割り当てられてもよい。本実施例ではサブフレームは例えば0.5msのような送信時間間隔(TTI)とも呼ばれてよいが、適切な如何なる期間が使用されてもよい。これらの数値例は単なる一例に過ぎず、適切な如何なる数値が使用されてもよい。
ユーザ装置は基地局に上りパイロットチャネルを送信する。基地局は上りパイロットチャネルの受信品質に基づいて、ユーザ装置が共有データチャネルの送信に使用する1以上のリソースブロックをどれにすべきかを決定する(スケジューリングを行う)。スケジューリングの内容(スケジューリング情報)は下り共有制御チャネル又は別のチャネルでユーザ装置に通知される。ユーザ装置は割り当てられたリソースブロックを用いて上り共有データチャネルを送信する。この場合に、上り共有データチャネルに付随する共有制御チャネル(必須制御情報を含む共有制御チャネル)も同じリソースブロックで送信される。上述したように、上り共有制御チャネルには、必須制御情報以外の制御情報が含まれることもある。
或るユーザに割り当てられるリソースブロックは時間経過と共に変化してよい。ユーザに割り当てられるリソースブロックは、或る周波数ホッピングパターンに従ってもよい。ホッピングパターンの内容は基地局及びユーザ装置の間で通信開始前から既知でもよいし、必要に応じて基地局からユーザ装置に通知されてもよい。上りチャネルの平均的な信号品質の維持を図る観点からは、特定のリソースブロックだけでなく、様々なリソースブロックが使用されることが望ましい。
図5A〜5Cは1つのサブフレーム内でユーザA及びユーザBの情報がどのように多重されるかの詳細な具体例を示す。図5Aの例では、パイロットチャネル及びデータチャネルが時間多重されている。ユーザA及びユーザBの情報はディストリビュート型FDMで多重されている。図5Bの例では、パイロットチャネル及びデータチャネルが時間多重され、ユーザA及びユーザBのデータチャネルがディストリビュート型FDMで多重されている点は図5Aと同様であるが、ユーザA及びユーザBのパイロットチャネルはCDMで多重されている。図5Cの例ではパイロットチャネル及びデータチャネルは時間多重され、ユーザA及びユーザBのデータチャネルはローカル型FDMで多重されている。
図6Aは本発明の一実施例による各ユーザの情報のマッピング例を示す。図示の範囲は全周波数帯域及び1サブフレームであるが、周波数軸方向については1つのシステム周波数ブロックの範囲内としてもよい。説明の便宜上サブフレーム中の期間が、時間経過の順に第1〜第4の時間スロットに分けられる。第1の時間スロットでは、全ユーザからの第1パイロットチャネルが多重されて伝送される。全ユーザには、上りデータチャネルを伝送するユーザ及び上り制御チャネルを伝送するユーザに加えて、将来何らかのチャネルを送信する可能性のあるユーザ全員を含む。第1パイロットチャネルとは、上述したように、将来自局に割り当てられる可能性のある全てのリソースブロックについてのCQI測定用のパイロットチャネルである。全ユーザの第1パイロットチャネルの多重化は、FDMで行われてもよいし、CDMで行われてもよいし、それら双方で行われてもよい。
第2の時間スロットでは制御チャネルがマッピングされている。各ユーザの制御チャネルはディストリビュート型FDMで互いに直交される。上述したように共有制御チャネルに含まれる情報は、共有データチャネルの復調に必須の必須制御情報と、それ以外の制御情報(必須制御情報以外の制御情報)とがある。図示の例ではユーザB,C,Dは必須制御情報以外の制御情報を含む制御チャネルを送信する。ユーザB,C,Dは第1パイロットチャネルと同様に全周波数帯域(又はシステム周波数ブロック全体)にわたって、制御チャネルを分散し、基地局に送信する。ユーザB,C,Dはこのサブフレームではどのリソースブロックにおいてもデータチャネルを送信しないものとする。ユーザAには1つのリソースブロックが割り当てられ、そのリソースブロックで第3の時間スロットでデータチャネルを送信する。ユーザAの制御チャネル(必須制御情報及びそれ以外の制御情報を含む)は、ユーザAに割り当てられたリソースブロック中の周波数を用いて送信される。ユーザAの制御チャネルと他のユーザの制御チャネルもディストリビュート型FDMで互いに直交される。
第4の時間スロットでは第2パイロットチャネルがマッピングされている。第2パイロットチャネルとは、上述したように、現在自局に割り当てられているリソースブロックで伝送されるチャネルのチャネル補償用のパイロットチャネルである。この第4の時間スロットにも,CQI測定用の広帯域に伝送される第1パイロットチャネルが複数ユーザによって多重送信されてもよい。この場合においても,広帯域に伝送される第1パイロットチャネルの一部を用いて,現在自局に割り当てられているリソースブロックで伝送されるチャネルのチャネル補償を行うことは可能である。
なお、図示の簡明化のためユーザA以外のユーザのデータチャネルは示されていないが、実際にはユーザAに割り当てられているリソースブロック以外のリソースブロックにも何らかのユーザ(ユーザB,C,D以外)のデータチャネル等がマッピングされる。
ユーザAから受信した上りチャネルに関し、基地局は、第2パイロットチャネルに基づいてそのリソースブロックのチャネル状態を推定し、制御チャネル及びデータチャネルに施すべき補償内容(位相回転量及び電力等)を決定し、補償する。また、第1パイロットチャネルに基づいて、以後のサブフレームでユーザAにとってどのリソースブロックが高品質になるかを判定する。ユーザB,C,Dから受信した上りチャネル(必須制御情報以外の制御情報)に基づいて、基地局は、再送制御等を行う。また、上りリンクのリソース割当要求がなされていた場合には、基地局は、受信した第1パイロットチャネルに基づいて、ユーザB,C又はDにとってどのリソースブロックが高品質になるかを判定する。
基地局がリソースブロック毎に各ユーザのチャネル状態の優劣を適切に判定する観点からは、第1パイロットチャネルは広帯域で送信されることが望ましい。周波数タイバーシチ効果を高め、基地局での最低限の受信品質を確保する観点からは、特定のリソースブロックの割り当てられていないユーザB,C,Dの制御チャネルは、図示の例のように広帯域に分散されることが望ましい。なるべく良好なチャネル状態で制御チャネルを伝送する観点からは、特定のリソースブロックの割り当てられているユーザAの制御チャネルは、図示の例のように割られたリソースブロックで伝送されることが望ましい。この場合,ユーザAの制御チャネルの復調には,割られたリソースブロックで伝送される第2のパイロットチャネルも利用できる。
図6Bは本発明の一実施例による各ユーザの情報のマッピング例を示す。便宜的な時間スロットが第1〜第5の5つに分けられている。第1,2,4,5の時間スロットについては図6Aの第1〜第4の時間スロットと同様である。しかしながら図6Bでは第3の時間スロットにおいて(ユーザAのデータチャネルが伝送される前に)、ユーザAの必須制御情報以外の制御情報を含む制御チャネルが送信される。図示の例では、ユーザAの制御チャネルの内、必須制御情報は第2の時間スロットで送信され、必須制御情報以外の制御情報は第3の時間スロットで送信される。このような方式は、必須制御情報以外の制御情報の情報量が多い場合(例えば、必須制御情報以外の制御情報が、図6Aの方式で伝送するには困難な程度に多い場合)に有利である。
図7は本発明の一実施例による各ユーザの情報のマッピング例を示す。概して図6Aに示される例と同様であるが、ユーザB,C,Dの送信する制御チャネル(必須制御情報以外の制御情報のみを含む)が、全周波数帯域に分散せず、1リソースブロックの範疇に収まっている点が異なる。特定のリソースブロックに関するチャネル状態が比較的優良である場合には、図7に示されるように、制御チャネルが特定のリソースブロックで伝送されることが望ましい。
図8は本発明の一実施例による各ユーザの情報のマッピング例を示す。概して図6Aに示される例と同様であるが、ユーザB,C,Dの送信する制御チャネル(必須制御情報以外の制御情報のみを含む)だけでなく、ユーザAの制御チャネルも全周波数帯域に分散されている点が異なる。
図9は本発明の一実施例による各ユーザの情報のマッピング例を示す。図6A〜図8のマッピング例ではユーザAのデータチャネルしか示されていなかったが、図9では他のユーザのデータチャネルも示されている。図9では2サブフレーム分のマッピング例が示されている。図示されているように時間経過と共にマッピング方法は様々に変化してよい。
以下、本発明が教示する手段を例示的に列挙する。
(第1項)
上りリンクでシングルキャリア方式を採用する移動通信システムで使用される送信装置であって、
パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルを多重する多重手段と、
パイロットチャネル及び制御チャネルを少なくとも含む送信シンボルを上りリンクで送信する送信手段と、
を有し、前記パイロットチャネルは、上りリンクのチャネル状態を受信装置で測定するための第1パイロットチャネルと、上りリンクで伝送されたチャネルを補償するための第2パイロットチャネルとを含み、
前記データチャネルは1以上のリソースブロックを用いて送信され、
前記第1パイロットチャネルは複数のリソースブロックにわたる周波数帯域で送信され、
前記第2パイロットチャネルは自局に割り当てられたリソースブロックで送信され、
自局及び他局の制御チャネルは周波数分割多重(FDM)方式で互いに直交させられる
ことを特徴とする送信装置。
(第2項)
自局及び他局の制御チャネルが、ディストリビュートFDM方式で互いに直交させられる
ことを特徴とする第1項記載の送信装置。
(第3項)
自局の制御チャネルが、自局のデータチャネル用に割り当てられたリソースブロックで送信される
ことを特徴とする第1項記載の送信装置。
(第4項)
自局の制御チャネルが、自局のデータチャネル用の割り当てられたリソースブロック以上の広い帯域を用いて送信される
ことを特徴とする第1項記載の送信装置。
(第5項)
自局の制御チャネルが、1つまたは数個のリソースブロックの周波数帯域で送信される
ことを特徴とする第1項記載の送信装置。
(第6項)
自局及び他局のデータチャネルは周波数分割多重(FDM)方式で、自局及び他局のパイロットチャネルは符号分割多重(CDM)方式で互いに直交させられる
ことを特徴とする第1項記載の送信装置。
(第7項)
上りリンクでシングルキャリア方式を採用する移動通信システムで使用される受信装置であって、
パイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルを含む送信シンボルを上りリンクで受信する受信手段と、
受信シンボルからパイロットチャネル、制御チャネル及びデータチャネルを分離する分離手段と、
を有し、前記パイロットチャネルは、上りリンクのチャネル状態を受信装置で測定するための第1パイロットチャネルと、上りリンクで伝送されたチャネルを補償するための第2パイロットチャネルとを含み、
前記データチャネルは1以上のリソースブロックで受信され、
前記第1パイロットチャネルは複数のリソースブロックにわたる周波数帯域で受信され、
前記第2パイロットチャネルは個々の送信装置に割り当てられたリソースブロックでされ、
自局及び他局の制御チャネルは周波数分割多重(FDM)方式で互いに直交させられる
ことを特徴とする受信装置。
231 パイロットチャネル生成部
233 共有制御チャネル生成部
235 共有データチャネル生成部
236,241 離散フーリエ変換部
237,242 マッピング部
238,243 高速逆フーリエ変換部
244 分離部
251〜253 スイッチ
255〜258 変調及び符号化部
259 多重部

Claims (10)

  1. 上りリンクでシングルキャリア方式を採用し、かつシステム帯域が複数のリソースブロックによって分割された移動通信システムで使用される基地局であって、
    データチャネル、データチャネルに関連しない第1パイロットチャネル、データチャネ
    ルに関連した第2パイロットチャネル、制御チャネルが含まれた信号を受信する受信部と、
    前記受信部において受信した信号に含まれたデータチャネル、第1パイロットチャネル、第2パイロットチャネル、制御チャネルを処理する処理部とを備え、
    前記受信部において受信した信号では、複数のリソースブロックに第1パイロットチャネルがマッピングされ、データチャネルがマッピングされたリソースブロックと同一のリソースブロックに第2パイロットチャネルがマッピングされているとともに、制御チャネルとデータチャネルとが同一サブフレームにマッピングされているか否かに応じて、制御チャネルをマッピングしたリソースブロックが変えられていることを特徴とする基地局。
  2. 前記受信部において受信した信号では、データチャネルがマッピングされたサブフレームにおいて、データチャネルをマッピングしたリソースブロックに制御チャネルもマッピングされ、データチャネルがマッピングされていないサブフレームにおいて、他のユーザ装置のデータチャネルに割り当てたリソースブロック以外のリソースブロックに制御チャネルがマッピングされていることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記処理部は、第1パイロットチャネルを測定のために使用し、第2パイロットチャネルをデータチャネルの復調のために使用することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局。
  4. 前記受信部において受信した信号では、データチャネル、第1パイロットチャネル、第2パイロットチャネルが時分割多重されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の基地局。
  5. 前記受信部において受信した信号では、1つまたは数個のリソースブロックに制御チャネルがマッピングされていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の基地局。
  6. 上りリンクでシングルキャリア方式を採用し、かつシステム帯域が複数のリソースブロックによって分割された移動通信システムの基地局で使用される受信方法であって、
    データチャネル、データチャネルに関連しない第1パイロットチャネル、データチャネルに関連した第2パイロットチャネル、制御チャネルが含まれた信号を受信するステップと、
    受信した信号に含まれたデータチャネル、第1パイロットチャネル、第2パイロットチャネル、制御チャネルを処理するステップとを備え、
    前記受信するステップにおいて受信した信号では、複数のリソースブロックに第1パイロットチャネルがマッピングされ、データチャネルがマッピングされたリソースブロックと同一のリソースブロックに第2パイロットチャネルがマッピングされているとともに、制御チャネルとデータチャネルとが同一サブフレームにマッピングされているか否かに応じて、制御チャネルをマッピングしたリソースブロックが変えられていることを特徴とする受信方法。
  7. 前記受信するステップにおいて受信した信号では、データチャネルがマッピングされたサブフレームにおいて、データチャネルをマッピングしたリソースブロックに制御チャネルもマッピングされ、データチャネルがマッピングされていないサブフレームにおいて、他のユーザ装置のデータチャネルに割り当てたリソースブロック以外のリソースブロックに制御チャネルがマッピングされていることを特徴とする請求項6に記載の受信方法。
  8. 前記処理するステップは、第1パイロットチャネルを測定のために使用し、第2パイロットチャネルをデータチャネルの復調のために使用することを特徴とする請求項6または7に記載の受信方法。
  9. 前記受信するステップにおいて受信した信号では、データチャネル、第1パイロットチャネル、第2パイロットチャネルが時分割多重されていることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の受信方法。
  10. 前記受信するステップにおいて受信した信号では、1つまたは数個のリソースブロックに制御チャネルがマッピングされていることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の受信方法。
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