JP4823922B2 - 光走査システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置の技術分野に属し、特に、感光体ドラムの表面に光を照射して露光を行う光照射技術に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置において、レーザ照射部から照射されるレーザ光線を、回転多面鏡の各反射面でそれぞれ反射させて感光体ドラムの表面を露光し、感光体ドラム表面に静電潜像を形成する光走査装置が広く知られている。また、この種の走査装置において、レーザ光線を所定位置で受光するBDセンサが設置され、このBDセンサの出力信号を用いて光線走査の開始タイミング(開始位置)を設定する技術が例えば下記特許文献1に開示されている。
特開平8−72309号公報
前記光走査装置のうち、複数のレーザ光線が照射可能に構成されるとともに、異なるモータで回転駆動される複数のポリゴンミラーが備えられ、各レーザ光線の照射位置が主走査方向及び副走査方向にそれぞれ異なるように、各レーザ光線が感光体ドラムの表面上で走査されるものがある。
このような構成を有する光走査装置において特に各レーザ光線の照射位置が接近した設計とされている場合には、前記ポリゴンモータやポリゴンミラーの動作に生じる誤差の関係上、BDセンサの受光面を通過する光線の順番が変化することがあり、このようにBD信号の順番が変化すると、副走査方向の或る位置に、画像形成されないラインが生じる所謂ライン抜けが生じる。
例えば光走査装置が2本のレーザ光線を出力するものとし、BDセンサの受光面に先に入射すべき側のレーザ光線によるBD信号を、画像形成のための光線走査を開始するタイミングを決定するための基準信号として設定されている場合において、BDセンサの受光面に後に入射すべきレーザ光線が先に入射すると、このレーザ光線によるBD信号は認識されないこととなる。BD信号が認識されないと、そのライン上での画像形成用の光線走査が実行されず、副走査方向の或る位置に前述のライン抜けが発生する。
また、光走査装置においては、前述の光線走査を副走査方向に向けて実行していく場合に、該実行の開始を指示する副走査基準信号が生成される。ここで、BDセンサの受光面を通過する光線の順番が適切であっても、一部のレーザ光線がBDセンサの受光面を通過した後で残りのレーザ光線がBDセンサの受光面を通過する前に前記副走査基準信号が出力された場合、その既に通過したレーザ光線のBD信号は認識されないこととなり、この場合にも前述のライン抜けが発生する。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、前記のようなBD信号の未認識に起因するライン抜けの発生を防止することのできる光走査システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1の光線を出力する第1の光源と、第2の光線を出力する第2の光源と、前記第1の光線を感光体に向けて反射する反射面を複数備え、回転動作を行うことで前記第1の光線を感光体の表面上で主走査方向に繰り返し走査する第1の回転多面鏡と、前記第2の光線を感光体に向けて反射する反射面を複数備え、前記第1の回転多面鏡と異なる駆動源による回転駆動を受けて、前記第2の光線を感光体の表面上で、前記主走査方向に第1の光線より予め定められた目標距離だけ離間するように繰り返し走査する第2の回転多面鏡と、前記第1、第2の回転多面鏡により走査される光線を予め定められた位置で受光して光電変換動作を行い、BD信号を出力するBDセンサと、前記光線走査を副走査方向における位置を異ならせて実行していく場合に該実行の開始を指示する副走査基準信号と、その副走査基準信号の出力後に前記BDセンサから出力される第1,第2のBD信号とに基づいて、前記光源の動作を制御する光源制御部と、前記第1,第2のBD信号に基づいて、前記感光体上での光線走査の開始タイミングを調整するための新たな副走査基準信号を生成し、前記光源制御部に前記副走査基準信号に代えて使用させる新副走査基準信号生成部を備える光走査タイミング調整装置とを備え、前記新副走査基準信号生成部は、前記BDセンサから時間的に隣り合って出力される第1のBD信号と第2のBD信号とについて、第1のBD信号が出力されてから第2のBD信号が出力されるまでの第1の時間と、第2のBD信号が出力されてから第1のBD信号が出力されるまでの第2の時間とのうち短い方の時間を介して連続的に出力されるべき一対の第1、第2のBD信号を1組とするとき、前記副走査基準信号を受信すると、その副走査基準信号の出力タイミング直後に出力されたBD信号の組の次の組のBD信号が出力されるまでに、又は、前記出力タイミングで一方のBD信号が既に出力されている組の次の組のBD信号が出力されるまでに前記新たな副走査基準信号を生成するものである。
この発明によれば、第1の光源から出力される第1の光線が第1の回転多面鏡により感光体上で主走査方向に走査され、また、第2の光源から出力される第2の光線が第2の回転多面鏡により感光体上で主走査方向に前記第1の光線に対して予め定められた目標距離だけ離間するように走査される。そして、通常、前記第1の光線による第1のBD信号と、前記第2の光線による第2のBD信号とがBDセンサから時間的に連続して(前記第1、第2のBD信号が前記目標距離と走査速度とにより決定する微小時間差を介して)出力される。また、1ラインの主走査方向の走査が終了すると、次ラインの主走査方向の走査が行われ、この走査によって、再びBDセンサから前記第1、第2のBD信号が連続的に出力される。
このような構成において、第1のBD信号が出力されてから第2のBD信号が出力されるまでの第1の時間と、第2のBD信号が出力されてから第1のBD信号が出力されるまでの第2の時間とのうち短い方の時間を介して連続的に出力されるべき一対の第1、第2のBD信号を1組とするとき、前記副走査基準信号を受信すると、その副走査基準信号の出力タイミング直後に出力されたBD信号の組の次の組のBD信号が出力されるまでに、又は、前記出力タイミングで一方のBD信号が既に出力されている組の次の組のBD信号が出力されるまでに前記新たな副走査基準信号を生成するようにしたので、前記副走査基準信号の受信直後にBDセンサの受光面を通過する光線の順番が変化したり、一方の光線がBDセンサの受光面を通過した後で他方の光線がBDセンサの受光面を通過する前に副走査基準信号が出力されたりした場合、順番が変化した第1、第2の光線により得られる第1、第2BD信号や、一方の光線が副走査基準信号の出力タイミングの前にBDセンサの受光面を通過し他方の光線が前記出力タイミングの後にBDセンサの受光面を通過して得られる第1、第2BD信号は無視され、それらのBD信号の次の組のBD信号が光源制御部に認識される。
したがって、時間的に連続して出力される第1、第2のBD信号をいずれか一方が欠けることなく前記光源制御部に認識させることが可能となり、光源制御部により、この第1、第2のBD信号に基づいて前記光源の動作が制御される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光走査システムにおいて、前記光走査タイミング調整装置は、前記第1の時間と第2の時間との大小を比較する比較部を備え、前記新副走査基準信号生成部は、前記副走査基準信号を受けると、前記比較部により前記第1の時間が前記第2の時間より大きいと判断されたときには前記第1の時間を選択し、前記第1の時間の半分の時間を前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出するとともに、前記副走査基準信号を受信した後に始めて出力された第1のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新たな副走査基準信号を生成し、前記比較部により前記第2の時間が前記第1の時間より大きいと判断されたときには前記第2の時間を選択し、前記第2の時間の半分の時間を前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出するとともに、前記副走査基準信号を受信した後に始めて出力された第2のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新たな副走査基準信号を生成するものである。
この発明によれば、前記比較部により前記第1の時間が前記第2の時間より大きいと判断されたときには前記第1の時間が選択され、前記第1の時間の半分の時間が前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出され、前記副走査基準信号を受けた後に始めて出力された第1のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新副走査基準信号が生成される。また、前記比較部により前記第2の時間が前記第1の時間より大きいと判断されたときには前記第2の時間が選択され、前記第2の時間の半分の時間が前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出され、前記副走査基準信号を受けた後に始めて出力された第2のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新副走査基準信号が生成される
本発明によれば、順番が変化した第1、第2の光線により得られた第1、第2BD信号や、一方の光線が副走査基準信号の出力タイミングの前にBDセンサの受光面を通過し他方の光線が前記出力タイミングの後にBDセンサの受光面を通過して得られた第1、第2BD信号は無視され、それらのBD信号の次の組の第1、第2のBD信号をいずれか一方が欠けることなく前記光源制御部に認識させることが可能となるから、ライン抜けが発生するのを防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。この複合機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを有している。
また、複合機1のフロント部には、操作部47が設けられている。この操作部47には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー471と、印刷部数等を入力するためのテンキー472と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部473と、表示部473で設定された設定内容等をリセットするリセットキー474と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー475と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー476が備えられている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを図略の画像処理部へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを上記画像処理部へ出力する。
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
また、原稿給送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部6の前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する記録部40とを備える。
記録部40は、スキャナ部51等で取得された画像データに基づきレーザ等を出力して感光体ドラム43を露光する光走査装置49と、感光体ドラム43上にトナー像を形成する現像部44と、感光体ドラム43上のトナー像を記録紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48まで搬送する搬送ローラ463,464等とを備える。
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、記録部40で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ48側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って記録部40の上流域に再度搬送し、記録部40により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ48に排出する。
図2は、光走査装置49の構成図である。図2に示すように、本発明に係る光走査装置49は、レーザ照射部491、コリメータレンズ492、プリズム493、ポリゴンミラー(回転多面鏡)494、f−θレンズ495、ポリゴンモータ496及びビームディテク卜センサ(以下、BDセンサという)497を備えている。
レーザ照射部491は、レーザ光源(LD)を備える。レーザ光源から出力されるレーザ光は、コリメータレンズ492及びプリズム493等により平行光に変換される。この平行光は、図略の反射ミラーによってポリゴンミラー494に向けて反射され、ポリゴンモータ496の駆動により回転しているポリゴンミラー494に入射する。
ポリゴンミラー494は、レーザ照射部491から出力されるレーザ光を感光体ドラム43に向けて反射させる反射面を複数有し、レーザ照射部491から照射されるレーザ光がポリゴンミラー494の異なる反射面により感光体ドラム43に向けて反射される。ポリゴンミラー494により感光体ドラム43に向けて反射されたレーザ光は、f−θレンズ495によって感光体ドラム43の表面上に、所定の径を有するスポット状に結像される。ポリゴンミラー494は、例えば図2の矢印方向にポリゴンモータ496により一定速度で回転駆動されることで、レーザ光を各反射面で反射させるとともに感光体ドラム43の回転軸方向(主走査方向)に走査させ、感光体ドラム43表面上の電荷を除去させる。
本実施形態の光走査装置49は、前記各部材491〜496を2組備えており、これらを第1LSU70、第2LSU71というものとすると、第1、第2LSU70,71は、例えば、ポリゴンミラー494の回転軸方向(図2の紙面に直交する方向)に並べて設置されている。なお、第1、第2LSU70,71の設置形態は、前述のものに限られるものではない。図3は、第1、第2LSU70,71の走査態様を、感光体ドラム43の表面を展開して概略的に描いた図であり、第1、第2LSU70,71は、主走査方向(矢印Dで示す方向)に光線走査を繰り返し行う。また、感光体ドラム43の回転により、第1、第2LSU70,71の光線の走査が副走査方向における位置を異ならせて実行される。
BD(Beam Detect)センサ497は、フォトダイオードを用いて構成されており、感光体ドラム43に対して画像を形成するための光線走査(以下、画像の書き出し動作という)を行うタイミングを調整するために用いられるものである。図2に示す矢印方向に回転するポリゴンミラー494によって反射されたレーザが、f−θレンズ495を透過してBDセンサ497に入射すると、BDセンサ497から検出信号(本実施形態では、L(ロー)信号とする)が出力される。このBDセンサ497の検出信号(BD信号)は、BD信号変換部102に入力された後に画像書き出しタイミング調整部104に入力されて、感光体ドラム43表面上で走査されるレーザ光の画像書き出しタイミングの調整に用いられる。
前記第1LSU70から出力される光線と前記第2LSU71から出力される光線とは、感光体ドラム43の表面上やBDセンサ497の受光面上で、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ異なる位置に結像され、これらの光線が主走査方向に走査されると、該光線によるスポット光の位置は、BDセンサ497の受光面に対して図4(a)〜(d)に示すように相対変化する。図4(a)は、前記第1、第2LSU70,71から出力される光線がBDセンサ497の受光面上を通過する前の状態を示し、図4(b)は、前記第1LSU70から出力される光線のみがBDセンサ497の受光面上を通過している状態を示し、図4(c)は、前記第1LSU70から出力される光線がBDセンサ497の受光面上を通過した直後であって、前記第2LSU71から出力される光線がBDセンサ497の受光面上を通過する直前の状態を示し、図4(d)は、前記第2LSU71から出力される光線のみがBDセンサ497の受光面上を通過している状態を示す。
このように、前記第1LSU70から出力される光線と第2LSU71から出力される光線とは、BDセンサ497の受光面上を所定の微小時間差を介してそれぞれ通過するため、図6に示すように、前記第1LSU70から出力される光線によって前記BDセンサ497から出力されるBD信号(以下、第1BD信号という)と、前記第2LSU71から出力される光線によって前記BDセンサ497から出力されるBD信号(以下、第2BD信号という)とは、前記所定の時間(位相)T1だけずれた状態で出力される。この時間T1を第1時間T1というものとする。図6に示すタイムチャートにおいて、L(ロー)の期間は、当該BD信号を生成した光線がBDセンサ497の受光面上を通過している期間であり、H(ハイ)の期間は、主に感光体ドラム43の表面上を通過している期間である。
なお、本実施形態では、前記両スポット光の主走査方向における離間距離がBDセンサ497の受光面の主走査方向における幅W(図4(a)参照)と略同一とされているため、前記第1時間T1は、BDセンサ497の受光面における主走査方向における幅Wと、主走査方向における光線の走査速度とにより決定し、第1BD信号がL(ロー)からH(ハイ)に切り替わるタイミングと第2BD信号がH(ハイ)からL(ロー)に切り替わるタイミングとが同時であるが、前記両スポット光の主走査方向における離間距離がBDセンサ497の受光面における主走査方向における幅Wと略同一とされていていなくてもよく、この場合、前記両スポット光の主走査方向における離間距離と主走査方向における光線の走査速度とにより前記第1時間T1が決定し、第1BD信号がL(ロー)からH(ハイ)に切り替わるタイミングと第2BD信号がH(ハイ)からL(ロー)に切り替わるタイミングとがずれる。
図2に戻り、光走査装置49は、基準発振器8と、画像書き出しタイミング調整部104を有する制御部10とを備えている。基準発振器8は、基準クロック信号を出力し、制御部10は、この基準クロック信号によって動作タイミングをとる。制御部10は、その動作タイミングで、画像書き出しタイミング調整を行い、画像メモリ9から出力される書込対象画像の画像信号に基づいてレーザ照射部491を駆動制御する。
制御部10は、LD駆動部101と、BD信号変換部102と、描画部103と、画像書き出しタイミング調整部104とを備える。描画部103は、画像メモリ9から出力される書込対象画像の画像信号に基づきLD駆動部101の駆動を開始させるものである。LD駆動部101は、描画部103からの指示に基づいて、レーザ照射部491を駆動制御するものである。BD信号変換部102は、BDセンサ497から出力されるBD信号を画像書き出しタイミング調整部104に出力するものである。
画像書き出しタイミング調整部104は、BD信号変換部102から入力されたBD信号に基づいて、感光体ドラム43の表面上を走査させる画像書き出しタイミングを調整し、描画部103に出力するものである。
ところで、従来では、画像形成用の光線走査を副走査方向における位置を異ならせて実行していく場合に、該実行の開始を指示する副走査基準信号が生成され、副走査方向における画像の書き出し動作は、この副走査基準信号を受けた上で該信号の受信直後に出力されたBD信号に基づいて開始されていた。
また、そのBD信号について、第1BD信号と第2BD信号とのどちらを基準として画像の書き出し動作を開始するかが予め決められていた。例えば、第1BD信号を画像の書き出し動作を開始させる基準信号として設定した場合には、前記副走査基準信号の出力後始めて第1LSU70から出力される第1BD信号を基準として画像の書き出し動作が開始され、第2BD信号を画像の書き出し動作を開始させる基準信号として設定した場合には、前記副走査基準信号の出力後始めて第2LSU71から出力される第2BD信号を基準として、画像の書き出し動作が開始される。なお、図15は、第1BD信号の方が第2BD信号より先にBDセンサ497の受光面上を通過する場合を示し、この場合、第1BD信号が前記基準信号として設定される。
第1、第2BD信号の出力タイミングの時間差(位相差)に着目すると、図15(a)に示すように、第1BD信号が出力されたタイミングから第2BD信号が出力されたタイミングまでの時間(第1時間)T1と、第2BD信号が出力されたタイミングから第1BD信号が出力されたタイミングまでの時間(第2時間)T2とがある。
そして、例えば図15(a)に示すように、第1BD信号が前記基準信号として設定された場合において、前記第1、第2時間T1,T2のうち長い方の時間(ここでは第2時間T2)に相当する期間の間に前記副走査基準信号が出力され、且つ、第1、第2LSU70,71の光線が設計通りの位置関係でBDセンサ497の受光面に到達するときには、副走査基準信号の出力後に始めて出力された第1BD信号を契機として順番に画像の書き出し動作が実行される。つまり、図15(a),(b)に示すように、第1BD信号「BD1」を契機として画像の書き出し動作(1)が開始され、次に、第2BD信号「BD2」に基づいて画像の書き出し動作(2)が実行され、次に、第1BD信号「BD3」に基づいて画像の書き出し動作(3)が実行され、次に、第2BD信号「BD4」に基づいて画像の書き出し動作(4)が実行される。なお、図15(a)における「(1)」〜「(4)」と図15(b)における「(1)」〜「(4)」とはそれぞれ対応するものであり、図15(b)の各矢印は、感光体ドラム43の表面に対し主走査方向に画像の書き出し動作を行ったことを示すものである。
しかしながら、第1、第2LSU70,71の光線が設計通りの位置関係でBDセンサ497の受光面に到達せず、各光線によるBDセンサ497の受光面上でのスポット光の位置関係が変化して、図16(a)の矢印Z1で示すように、第1BD信号と第2BD信号との出力順が変化すると、副走査基準信号の出力タイミングから第1BD信号が出力されるまでの間に出力された第2BD信号BD2’は、第1BD信号が前記基準信号として設定されているため、画像の書き出し動作を実行するための信号として認識されない。その結果、図16(a),(b)に示すように、このBD信号に基づいて行うべき画像の書き出し動作(2)が行われない、ひいては形成すべき画像が形成されないこととなり、副走査方向の或る位置にライン抜けが発生する。
さらに、画像の書き出し動作を開始させる基準のBD信号を予め定めておく(基準信号を第1BD信号及び第2BD信号のどちらにするかを予め定めておく)のではなく、先に出力されたBD信号を、画像の書き出し動作を開始する基準信号とする設定とした場合であっても、図17の矢印Z2に示すように、前記第1、第2時間T1,T2のうち短い方向の時間(図17では第1時間T1)に相当する期間の間に前記副走査基準信号が出力されたときには、該副走査基準信号の出力直前に出力された第1BD信号は画像の書き出し動作を実行するための信号として認識されない。その結果、図17(a),(b)に示すように、このBD信号に基づいて行うべき画像の書き出し動作が行われない、ひいては形成すべき画像が形成されないこととなり、前述と同様、副走査方向の或る位置にライン抜けが発生する。
本実施形態は、このような不具合を解消するため、画像書き出しタイミング調整部104の構成を図5に示すような構成としている。図5は、画像書き出しタイミング調整部104の電気的な構成を示す図である。図5に示すように、画像書き出しタイミング調整部104は、第1カウンタ1041と、第2カウンタ1042と、比較部1043と、副走査基準信号生成部1044と、新副走査基準信号生成部1045とを備える。
第1カウンタ1041は、出力タイミングが時間的に連続する第1、第2BD信号、すなわち第1、第2時間T1,T2のうち短い方の時間の差で隣り合う第1、第2BD信号(以下、この第1、第2BD信号を1組と表現する)について、第1BD信号の出力タイミングから第2BD信号の出力タイミングまでの第1時間T1を計測するものである。第2カウンタ1042は、出力タイミングが時間的に隣り合う第1、第2BD信号について、第2BD信号の出力タイミングから第1BD信号の出力タイミングまでの第2時間T2を予め計測するものである。
比較部1043は、第1、第2カウンタ1041,1042で予め計測された第1、第2時間T1,T2の大小を比較し、画像の書き出し動作を開始するための基準信号を、第1BD信号にするか第2BD信号にするかを決定するものである。すなわち、比較部1043は、第2時間T2の方が第1時間T1よりも大きい場合には、第2BD信号を前記基準信号に設定する一方、第1時間T1の方が第2時間T2よりも大きい場合には、第1BD信号を前記基準信号に設定する。比較部1043は、その設定内容を示す信号を新副走査基準信号生成部1045に出力する。
副走査基準信号生成部1044は、画像形成用の光線走査を副走査方向における位置を異ならせて実行していく場合に、該実行の開始を指示する副走査基準信号を生成し、該副走査基準信号を新副走査基準信号生成部1045に出力する。
新副走査基準信号生成部1045は、前記副走査基準信号生成部1044から副走査基準信号が出力されると、前記比較部1043による設定内容に応じて新たな副走査基準信号(以下、新副走査基準信号という)を生成するものである。
すなわち、新副走査基準信号生成部1045は、前記比較部1043により前記第1BD信号が画像の書き出し動作を開始するための基準信号として設定された場合、換言すると、図6に示すように、第2時間T2の方が第1時間T1よりも大きい場合には、図7に示すように、前記副走査基準信号生成部1044から副走査基準信号が出力されると、該副走査基準信号の出力後に始めて出力された第2BD信号の出力タイミングから前記第2時間T2の半分の時間T2/2が経過したタイミング(矢印Q1で示すタイミング)で新副走査基準信号を生成する。
このように、前記タイミングで新副走査基準信号を新副走査基準信号生成部1045が生成し描画部103に出力することで、第1LSU70から出力される第1BD信号が第2LSU71から出力される第2BD信号より先に出力されるべきであるにも拘らず、図8の矢印X1で示すように、第1LSU70から出力される第1BD信号が第2LSU71から出力される第2BD信号の後に出力され、その第2BD信号の前に副走査基準信号が副走査基準信号生成部1044から出力された場合であっても、ライン抜けが発生することがない。
すなわち、図8に示すように、副走査基準信号が副走査基準信号生成部1044から出力された後に、時間的に連続して出力される第2BD信号及び第1BD信号がこの順で出力された場合、この副走査基準信号の出力直後の図8の矢印X1で示す1対の第1、第2BD信号(出力順が入れ替わった第1、第2BD信号の組)は無視され、その次の組の第1、第2BD信号(図8の矢印Y1で示す第1,第2BD信号)が描画部103によって認識されることとなる。
また、これとは別に、図9に示すように、副走査基準信号が、第1LSU70による第1BD信号の出力タイミングと第2LSU71による第2BD信号の出力タイミングとの間に生成された場合(或る組のBD信号の出力期間中に副走査基準信号が生成された場合)にも、副走査基準信号の出力後に始めて出力された第2BD信号の出力タイミングから前記第2時間T2の半分の時間T2/2が経過したタイミングで新副走査基準信号が生成される。よって、副走査基準信号の生成タイミングと出力タイミングが重なる組の第1,第2BD信号(図9の矢印X2で示す第1、第2BD信号)は無視され、その次の組の図9の矢印Y2で示す第1、第2BD信号が描画部103によって認識されることとなり、時間的に連続して出力される第1、第2BD信号の両方が描画部103によって認識されることとなる。
一方、新副走査基準信号生成部1045は、前記比較部1043により前記第2BD信号が画像の書き出し動作を開始するための基準信号として設定された場合、換言すると、図10に示すように、第1時間T1の方が第2時間T2よりも大きい場合には、図11に示すように、前記副走査基準信号生成部1044から副走査基準信号が出力されると、該副走査基準信号の出力後に始めて出力された前記第1BD信号の出力タイミングから前記第1時間T1の半分の時間T1/2が経過したタイミング(矢印Q2で示すタイミング)で新副走査基準信号を生成する。
このように、前記タイミングで新副走査基準信号を新副走査基準信号生成部1045が生成し描画部103に出力することで、前記第2BD信号の後に前記第1BD信号が出力されるべきであるにも拘らず、図12の矢印X3で示すように、前記第1BD信号の後に前記第2BD信号が出力され、その第1BD信号の前に副走査基準信号が副走査基準信号生成部1044から出力された場合であっても、ライン抜け(画像形成されないラインが生じること)が発生することがない。
すなわち、図12に示すように、副走査基準信号が副走査基準信号生成部1044から出力された後に、時間的に連続して出力される第1BD信号及び第2BD信号がこの順で出力された場合、この副走査基準信号の出力直後の図12の矢印X3で示す1対の第1、第2BD信号(出力順が入れ替わった第1、第2BD信号の組)は無視され、その次の組の第1、第2BD信号(図12の矢印Y3で示す次の第1、第2LSU70,71のBD信号)が描画部103によって認識されることとなる。
また、これとは別に、図13に示すように、副走査基準信号が、第2LSU71による第2BD信号の出力タイミングと第1LSU70による第1BD信号の出力タイミングとの間に生成された場合(或る組のBD信号の出力期間中に副走査基準信号が生成された場合)にも、副走査基準信号の出力後に始めて出力された第1BD信号の出力タイミングから前記第1時間T1の半分の時間T1/2が経過したタイミングで新副走査基準信号が生成される。よって、副走査基準信号の生成タイミングと出力タイミングが重なる組の第1,第2BD信号(図13の矢印X4で示す第1、第2BD信号)は無視され、その次の組の図13の矢印Y4で示す第1、第2BD信号が描画部103によって認識されることとなる。
これらの処理によれば、画像形成用の光線走査が開始されるタイミングが1ライン分又は2ライン分だけ遅延し、ひいては記録紙上の画像の形成位置が1ライン又は2ラインずれることとなるが、各光線によるBDセンサ497の受光面上でのスポット光の位置関係が変化した場合や、前記第1、第2時間T1,T2のうち短い方向の時間に相当する期間の間に前記副走査基準信号が出力された場合であっても、時間的に連続する第1、第2BD信号が、一方が欠けることなく一対で描画部103に認識されることとなり、副走査方向の途中にライン抜けが発生するのを防止することができる。なお、画像の形成位置の位置ずれ量は微小なものであるため、大きな問題となることはほとんどない。
図2、図5に示す描画部103は、前記副走査基準信号更新部1045により生成された新たな副走査基準信号と、該新たな副走査基準信号の出力後に出力される第1、第2BD信号とに基づき、画像メモリ9から出力される書込対象画像の画像信号に基づきLD駆動部101の駆動を開始させる。
図14は、制御部10による画像書き出しタイミング調整処理を示すフローチャートである。
図14に示すように、制御部10は、出力タイミングが時間的に連続する第1、第2BD信号について、第1BD信号の出力タイミングから第2BD信号の出力タイミングまでの第1時間T1と、第2BD信号の出力タイミングから第1BD信号の出力タイミングまでの第2時間T2との大小を比較し(ステップ♯1)、第1時間T1が第2時間T2以上であるときには(ステップ♯1でYES;図10に示す態様の場合)、副走査基準信号及び第1BD信号が出力されると(ステップ♯2,♯3でYES)、その第1BD信号の出力タイミングから第1時間T1の半分の時間T1/2経過後に新副走査基準信号を生成し(ステップ♯4)、この新副走査基準信号に基づいてレーザ照射部491の動作を制御する(ステップ♯5)。
一方、制御部10は、第1時間T1が第2時間T2より小さいときには(ステップ♯1でNO;図6に示す態様の場合)、副走査基準信号及び第2BD信号が出力されると(ステップ♯6,♯7でYES)、その第2BD信号の出力タイミングから第2時間T2の半分の時間T2/2経過後に新副走査基準信号を生成し(ステップ♯8)、この新副走査基準信号に基づいてレーザ照射部491の動作を制御する(ステップ♯5)。
以上のように、出力タイミングが時間的に連続する第1、第2BD信号について、第1BD信号の出力タイミングから第2BD信号の出力タイミングまでの第1時間T1と、第2BD信号の出力タイミングから第1BD信号の出力タイミングまでの第2時間T2との大小を比較し、第1時間T1が第2時間T2以上であるときには、副走査基準信号及び第1BD信号が出力されると、その第1BD信号の出力タイミングから第1時間T1の半分の時間T1/2経過後に新副走査基準信号を生成し、第1時間T1が第2時間T2より小さいときには、副走査基準信号及び第2BD信号が出力されると、その第2BD信号の出力タイミングから第2時間T2の半分の時間T2/2経過後に新副走査基準信号を生成するようにしたので、各光線によるBDセンサ497の受光面上でのスポット光の位置関係が変化した場合や、前記第1、第2時間T1,T2のうち短い方向の時間に相当する期間の間に前記副走査基準信号が出力された場合であっても、時間的に連続する第1、第2BD信号を一方が欠けることなく描画部103に認識させることができ、副走査方向にライン抜けが発生するのを防止することができる。
なお、本件は、前記実施形態に代えて、又は前記実施形態に加えて、次の様な形態も含むものである。
(1)前記実施形態では、新副走査基準信号の生成タイミングを、第1BD信号又は第2BD信号の出力タイミングから第1時間T1又は第2時間T2の半分の時間が経過したタイミングとしたが、この形態に限られるものではなく、例えば、新副走査基準信号の生成タイミングを、第1BD信号又は第2BD信号の出力タイミングから第1時間T1又は第2時間T2の2/3の時間が経過したタイミングとか、3/4の時間が経過したタイミングとかに設定してもよく、前記新副走査基準信号の生成タイミングは、光線の走査速度や感光体ドラム43の回転軸方向における長さ等のパラメータに応じて決定するとよい。
(2)LD駆動制御部101、画像書き出しタイミング調整部104の各部(第1、第2カウンタ1041,1042、比較部1043、新副走査基準信号生成部1045及び描画部103)を、前記副走査基準信号生成部1044とは別に、ASIC(Application Specific IC)として構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 光走査装置の構成図である。 第1、第2LSUの走査態様を、感光体ドラムの表面を展開して描いた図である。 第1、第2LSUから出力される各光線によるスポット光の位置とBDセンサの受光面の位置との関係及びその変化を示す図である。 画像書き出しタイミング調整部の電気的な構成を示す図である。 第1、第2LSUから出力される光線によってBDセンサから出力されるBD信号の信号波形の一例を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図であり、特に第1、第2BD信号の出力順が変化した場合のBD信号の出力波形を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図であり、特に、副走査基準信号が第1BD信号の出力タイミングと第2BD信号の出力タイミングとの間に生成された場合のBD信号の出力波形を示す図である。 第1、第2LSUから出力される光線によってBDセンサから出力されるBD信号の信号波形の一例を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図であり、特に第1、第2BD信号の出力順が変化した場合のBD信号の出力波形を示す図である。 副走査基準信号、新副走査基準信号及びBD信号の出力波形を示す図であり、特に、副走査基準信号が第2BD信号の出力タイミングと第1BD信号の出力タイミングとの間に生成された場合のBD信号の出力波形を示す図である。 画像書き出しタイミング調整処理を示すフローチャートである。 正常な場合におけるBD信号の信号波形の一例を示す図である。 問題点を説明するための図である。 問題点を説明するための図である。
10 制御部
49 光走査装置
70,71 第1、第2LSU
101 LD駆動部
102 BD信号変換部
103 描画部
104 画像書き出しタイミング調整部
491 レーザ照射部
496 ポリゴンモータ
497 BDセンサ
1041,1042 第1、第2カウンタ
1043 比較部
1044 副走査基準信号生成部
1045 新副走査基準信号生成部

Claims (2)

  1. 第1の光線を出力する第1の光源と、
    第2の光線を出力する第2の光源と、
    前記第1の光線を感光体に向けて反射する反射面を複数備え、回転動作を行うことで前記第1の光線を感光体の表面上で主走査方向に繰り返し走査する第1の回転多面鏡と、
    前記第2の光線を感光体に向けて反射する反射面を複数備え、前記第1の回転多面鏡と異なる駆動源による回転駆動を受けて、前記第2の光線を感光体の表面上で、前記主走査方向に第1の光線より予め定められた目標距離だけ離間するように繰り返し走査する第2の回転多面鏡と、
    前記第1、第2の回転多面鏡により走査される光線を予め定められた位置で受光して光電変換動作を行い、BD信号を出力するBDセンサと、
    前記光線走査を副走査方向における位置を異ならせて実行していく場合に該実行の開始を指示する副走査基準信号と、その副走査基準信号の出力後に前記BDセンサから出力される第1,第2のBD信号とに基づいて、前記光源の動作を制御する光源制御部と
    前記第1,第2のBD信号に基づいて、前記感光体上での光線走査の開始タイミングを調整するための新たな副走査基準信号を生成し、前記光源制御部に前記副走査基準信号に代えて使用させる新副走査基準信号生成部を備える光走査タイミング調整装置とを備え、
    前記新副走査基準信号生成部は、
    前記BDセンサから時間的に隣り合って出力される第1のBD信号と第2のBD信号とについて、第1のBD信号が出力されてから第2のBD信号が出力されるまでの第1の時間と、第2のBD信号が出力されてから第1のBD信号が出力されるまでの第2の時間とのうち短い方の時間を介して連続的に出力されるべき一対の第1、第2のBD信号を1組とするとき、前記副走査基準信号を受信すると、その副走査基準信号の出力タイミング直後に出力されたBD信号の組の次の組のBD信号が出力されるまでに、又は、前記出力タイミングで一方のBD信号が既に出力されている組の次の組のBD信号が出力されるまでに前記新たな副走査基準信号を生成するものであることを特徴とする光走査システム
  2. 前記光走査タイミング調整装置は、前記第1の時間と第2の時間との大小を比較する比較部を備え、
    前記新副走査基準信号生成部は、
    前記副走査基準信号を受けると、前記比較部により前記第1の時間が前記第2の時間より大きいと判断されたときには前記第1の時間を選択し、前記第1の時間の半分の時間を前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出するとともに、前記副走査基準信号を受信した後に始めて出力された第1のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新たな副走査基準信号を生成し、
    前記比較部により前記第2の時間が前記第1の時間より大きいと判断されたときには前記第2の時間を選択し、前記第2の時間の半分の時間を前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間として算出するとともに、前記副走査基準信号を受信した後に始めて出力された第2のBD信号の出力タイミングから前記新副走査基準信号生成タイミング設定用時間だけ経過したタイミングで新たな副走査基準信号を生成するものである請求項1に記載の光走査システム
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