JP4821838B2 - フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム - Google Patents

フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム Download PDF

Info

Publication number
JP4821838B2
JP4821838B2 JP2008303351A JP2008303351A JP4821838B2 JP 4821838 B2 JP4821838 B2 JP 4821838B2 JP 2008303351 A JP2008303351 A JP 2008303351A JP 2008303351 A JP2008303351 A JP 2008303351A JP 4821838 B2 JP4821838 B2 JP 4821838B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ieee
bus
data
packet
format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008303351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009123222A (ja
Inventor
浩 寺崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2008303351A priority Critical patent/JP4821838B2/ja
Publication of JP2009123222A publication Critical patent/JP2009123222A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4821838B2 publication Critical patent/JP4821838B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Storage Device Security (AREA)
  • Bus Control (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Description

本発明は、異なるバスに接続された機器間で著作権情報を転送するデータ転送システム、通信デバイス、無線デバイス、不正コピー防止方法、及びプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、IEEE1394の不正コピー防止技術の規格であるDTCP(Digital Transmission Content Protection )を他の異なるバスにおいて適用可能としたデータ転送システム、通信デバイス、無線デバイス、不正コピー防止方法、及びプログラムを記録した記録媒体に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)やプリンタ、スキャナなどのPC周辺機器、デジタルビデオディスク(以下、DVDという)、デジタルビデオカメラなどを相互に接続するためのインターフェースとして、IEEE1394(IEEE Standard for a High Performance Serial Bus )とUSB1.1(Universal Serial Bus Revision1.1)が注目を浴びている。
IEEE1394、USB1.1とも接続の容易性から多くの製品が発売されている。IEEE1394は最大転送速度が毎秒400メガビット(Mbps)であるのに対し、USB1.1は最大転送速度が毎秒12メガビット(Mbps)と比較的低速である。
また、USBはホスト(通常、PCがホストとなる)を中心として、スター状のトポロジのみを許容しており、キーボードやマウス、電話のような低速のPCの周辺機器を接続するためのインターフェースとして利用されてきた。
これに対し、IEEE1394は、上記のような低速機器は当然のことながら、動画像のような大容量のデータを扱うアプリケーションのためのインターフェースとしても利用できるため、PCにおいて低速機器はUSB、高速機器はIEEE1394と棲み分けがなされていた。
しかしながら、最近になってUSB1.1を高速化し、新たに現行のUSB1.1の最大転送速度を40倍とするUSB2.0を規格化しようとする動きが現れた。
USB2.0は、最大転送速度を毎秒480メガビット(Mbps)と現行のIEEE1394の最大転送速度、毎秒400メガビット(Mbps)と転送速度の面でほぼ同等となる。
これにより、IEEE1394で接続された機器からUSBで接続された機器にデータをリアルタイムに転送することが可能となる。
本発明と技術分野が類似する従来例1として、特開平11−145995号公報のバスのデータ転送方式がある。
本従来例は、リソース獲得方法の異なる複数のバスを接続した場合のリソース獲得、及びデータ転送方法を提案するものであり、図15に示されるように、USB機器としてPC50、カメラ51、テレビ電話53が接続され、IEEE1394機器として衛星放送受信機(以下、IRDという)54とレコーダ(以下、DVCRという)55が接続され、これらUSB機器とIEEE1394機器との仲介を行う機器としてアダプタ52が接続され、PC50がUSBでのデータのやり取りのホストの役割を担うシステムにおいて、ユーザから指示があると、PC50は、IEEE1394の初期設定後、USB機器へアイソクロナス転送要求をした時、まず、アイソクロナスリソースマネージャへ要求を発行してこれを獲得する。次に、アダプタ52にUSBへのパイプ接続を要求し、これが成功すると、アイソクロナス転送を始める。アダプタ52は、IEEE1394バス上のデータを受信してPC50へ受信データを転送し、あるいは、PC50は、カメラ51から画像データを受信してアダプタ52に送り、アダプタ52は、これをIEEE1394側に送る。
特開平11−145995号公報
しかしながら、IEEE1394ではデジタルコンテンツの著作権保護(以下、DTCP:Digital Tansmission Content Protection という)の規格が定められており、不正コピーを防止しているが、USBには明確な不正コピー防止技術が定められていない。
DTCPは、図16に示すようにライセンス管理局から認証に必要な鍵やアルゴリズムを受け取り、IEEE1394シリアルバス上を流れるデータを暗号化して送受信するための技術である。
IEEE1394シリアルバスで接続された送信機器は、データを送信する際、データのコピー制御情報(以下、CCI:Copy Control Informationという)を参照し、CCIによっては、受信機器との認証を必要とする。CCIには、コピー不可、1回のみコピー可、これ以上のコピー不可、コピー可の4通りがあり、コピー可以外、DTCPが適用される。
データ受信機器は、IEEE1394シリアルバスで接続されている送信機器にデータを要求する際、送信機器に認証の要求を行う。この要求をトリガに送信機器と受信機器とで認証が行われる。認証が成功すると、送信機器と受信機器とで鍵を共有し、送信機器はこの鍵でデータを暗号化してIEEE1394シリアルバス上に送信する。受信機器では、認証で共有した鍵で、暗号化されたデータを復元する。
このような、既存の不正コピー防止技術であるDTCPをUSBに適用する場合には、次のような問題点がある。
まず、IEEE1394とUSBとのパケットフォーマットが異なっている上、DTCPが必須としているパケットヘッダの機能(例えば、コピー管理情報を示すビット、鍵の変更タイミングを示すビットなど)をUSBのパケットヘッダが所有していない。
また、USBは、ホスト(通常、PC)とデバイス間でのデータ転送をサポートしているが、USBデバイス同士のデータ転送は定義されていない。従って、デバイス同士の通信が必要なDTCPをそのままでは適用できない。
係る目的を達成するために、本願のフォーマット変換装置は、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置であって、
前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とする。
また、本願のフォーマット変換方法は、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置におけるフォーマット変換方法であって、
前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394形式のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とする。
また、本願のフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置におけるフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とする。
また、本願のフォーマット変換システムは、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換システムであって、
前記フォーマット変換システムは、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とする。
本発明はDTCPをIEEE1394バス以外のバスに適用する際に問題となるコピー管理情報、及びデバイス同士のデータ転送を定義することにより、パケットフォーマットの違いを補正することが可能となるデータ転送システム、通信デバイス、無線デバイス、不正コピー防止方法、及びプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
次に、添付図面を参照しながら本発明のデータ転送システム、無線デバイス、その不正コピー防止方法、及びその不正コピー防止プログラムを記録した記録媒体に係る実施の形態を詳細に説明する。
図1〜図14を参照すると本発明のデータ転送システム、無線デバイス、その不正コピー防止方法、及びその不正コピー防止プログラムを記録した記録媒体に係る実施の形態が示されている。
図1に示されるように本発明に係る実施形態は、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)1に、PCI(Peripheral Component Interconnect )バス2を介してIEEE1394アダプタ3とUSBアダプタ4とが接続されている。IEEE1394アダプタ3は、IEEE1394機器5A,IEEE1394機器5B,IEEE1394機器5Cがそれぞれ接続されたIEEE1394ケーブル6に接続されている。また、USBアダプタ4には、USBケーブル8によりUSB機器7A,USB機器7B,USB機器7C,USB機器7Dがツリー状に接続されている。
PC1は、IEEE1394とUSBとのインターフェースを装備した機器であり、PC1がUSBでのホストの役割をなしている。
IEEE1394機器5A,IEEE1394機器5B,IEEE1394機器5Cは、IEEE1394のインターフェースのみを備えた機器(即ち、IEEE1394機器)であり、USB機器7A,USB機器7B,USB機器7C,USB機器7Dは、USBのインターフェースのみを備えた機器である。なお、IEEE1394機器5及びUSB機器7は、IEEE1394機器にUSBのインターフェースを備えている場合や、USB機器にIEEE1394のインターフェースを備えている装置であってもよい。
図2には、図1に示されたIEEE1394機器5及びUSB機器7に具体的な装置を適用した場合の構成が示されている。同図に示されるように、IEEE1394機器として、ディジタルVHS(以下、D−VHSという)9と、ディジタル衛星放送受信機(以下、IRD:Integrated Receiver Decoder という)10が接続され、USB機器として、キーボード11、マウス12、プリンタ13、ハードディスク(以下、HDD:Hard Disk Drive という)14が接続されている。
また、図3に、IEEE1394でのデータ転送に用いるアイソクロナス転送のパケットフォーマットを示す。同図に示すように、アイソクロナス転送のパケットフォーマットには、Data Length,Tag,channel,Tcode,EMI,Odd/Even,SY,Header_CRC,DataField,Data_CRCの各フィールドが設けられている。
Data Lengthは、ヘッダに続くデータフィールドのバイト長を規定するフィールドである。
Tagは、アイソクロナスパケットのフォーマットを示すフィールドである。
channelは、アイソクロナスパケットの識別に使うチャネル番号を示すフィールドである。
Tcode(Transaction code)は、パケットの種別を示すコードを示すフィールドである。
EMI(Encryption Mode Indicator)は、CCIの内容を示すフィールドである。
Odd/Evenは、暗号鍵の変更タイミングを示すフィールドである。
SY(Synchronization code)は、送信ノードと受信ノードの間での映像や音声などの同期情報をやり取りするのに使用されるフィールドである。
Header_CRCは、ヘッダ情報に対するCRC(cyclic redundancy check)を示すフィールドである。
Dataは、ペイロードデータが挿入されるフィールドである。
Data_CRCは、データペイロードに対するCRCが付加されるフィールドである。
また、図4に、認証に用いるアシンクロナス(ライトリクエスト)転送のパケットフォーマットを示す。同図に示されるように、アシンクロナス転送のパケットフォーマットには、destination_ID,tl,rt,tcode,pri,source_ID,packet type specific information,data_length,extended_tcode,header_CRC,data field,data_CRCのフィールドが設けられている。
destination_ID(Destination identifier)は、パケットの送信先のノードのIDを示すフィールドである。
tl(Transaction label)は、リクエストパケットとレスポンスパケットの一対のトランザクションの一致を認識するためのラベルを示すフィールドである。
rt(Retry code)は、ビジーのAcknowledge(認識)パケットを受信した時のリトライ方法に関する情報を示すフィールドである。
tcode(Transaction code)は、トランザクションパケットの種別コードを示すフィールドである。
pri(Priority)は、フェアアービトレーション(バス上の全ての送信要求ノードに対して、公平にバスアクセスを保証する調停)ではすべて0である。
source_IDは、パケット送信元のノードのID情報を示すフィールドである。
packet type specific informationは、パケットタイプ毎の固有の情報を示すフィールドであり、destination_offset(パケット送信先のノードのレジスタ空間上の目的アドレスを示す)や、rcode(Response code)とreserved{応答コードと予約フィールド}等が挿入される。
data_lengthは、パケットにデータペイロードがある場合にはその長さ(バイト)を示す。
extended_tcodeは、lockのパケット時のみ意味を持ち、lockの種別を示す。
IEEE1394では、アシンクロナス転送の最大転送サイズは、転送速度毎に決まっており、S100(98.304Mbps)では512バイト、S200(196.608Mbps)では1024バイト、S400(393.216Mbps)では、2048バイトとなっている。
また、図5に、USBのデータ転送に用いるアイソクロナス転送、認証に用いるバルク転送のパケットフォーマットを示す(Universal Serial Bus Specification Revision1.1参照)。同図に示されるように、アイソクロナス転送、バルク転送のパケットは、SYNC(Synchronous Idle),PID(Packet ID),DATA,CRC(Cyclic Redundancy Check Code)16のフィールドからなる。なお、このデータパケットでは、1024バイトまでのデータを転送できるように定義されている。
上記構成からなる本実施形態は、IEEE1394ケーブルと、USBケーブルという異なるバスに接続された機器同士で著作権情報を送受信できるようにするため、USBケーブルにおいても、IEEE1394において用いられているDTCPを適用することを特徴とする。
上述したDTCPが必須としているプロトコル機能は、コピー管理情報を示すパケットヘッダを所有していること、デバイス同士の通信ができるように定義されていることである。
図3、4、5からも明らかなようにIEEE1394とUSBとではパケットフォーマットが異なる。DTCPをUSBに適用するには、まず、データ転送時にCCIを示す2ビットや鍵の変更タイミングを示す1ビットを付加する必要がある。
そこで、本実施形態においては、IEEE1394機器からUSB機器へのデータ転送時には、IEEE1394アダプタ3と、USBアダプタ4との中間であるPC1において、図6に示すようにUSBのデータパケットのデータ領域にIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめる。即ち、PC1が、IEEE1394とUSBとのフォーマット変換アダプタの役割を果たす。
IEEE1394機器からUSB機器へのデータ転送時には、図6に示されるようにUSBのパケットフォーマットのデータ領域に、図3に示されたIEEE1394のパケットが入る。これにより、USBのデータパケットでもCCIを示すビットや鍵の変更タイミングを示すビットを実現することができる。なお、認証時にも図4に示されたIEEE1394のパケットが入る。
また、USB機器からIEEE1394機器へのデータ転送において、CCIを示す2ビットや鍵の変更タイミングを示すビットを付加するため、各USB機器は、パケットのデータ領域に、図3に示されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめたUSBパケット(図6)を生成する。また、IEEE1394とUSBとのパケットフォーマット変換アダプタの役割をなすPC1は、図6に示されたUSBパケットのデータ領域から、IEEE1394フォーマットのパケットを取り出し、IEEE1394機器側に転送する。
また、USBでは、ホスト同士、デバイス同士の通信は定義されていない。そのため、デバイス間の通信が必要であるDTCPを適用することができない。
そこで、DTCPを適用するため、図6に示されるようにUSBパケット中に、新規にUSBデバイスの識別子(Destination IDという)を定義し、デバイス間の通信を実現する。
これは、例えば、USBバス内で1つのデバイスに1つの値を割り当てた8ビットの識別子で、バスの初期化時にホストが各デバイスに割り当てるものとする。この識別子を用いることにより、デバイス同士の通信が可能となる。
図2に示された実施形態では、PC1(ホスト)がバス初期化時に、キーボードは「1」、マウスは「2」、HDDは「3」、プリンタは「4」というように各デバイス毎に識別子を割り当てる。これにより、HDD「3」からプリンタ「4」へ直接データを送ることも可能となる。また、各デバイスは、ホストにより割り当てられた識別子をデバイス・ディスクリプタに保持する。なお、デバイス・ディスクリプタは、USBデバイスの全般的な情報を記述するものであり、定義されたデータを持つ構造である。
このように、IEEE1394機器からUSB機器へのデータ転送においては、PC1において、IEEE1393機器から転送されたIEEE1394フォーマットのデータを、USBのデータ領域に当てはめたUSBパケットを生成してUSB機器側に転送し、また、USB機器からIEEE1394機器へのデータ転送時には、各USB機器がパケットのデータ領域を、IEEE1394のパケットフォーマットで生成したUSBパケットを生成する。また、バスの初期化時に、PC1が各USB機器に識別子を割り当てることにより、IEEE1394バスに接続された機器と、USBバスに接続された機器との間でDTCPを適用することが可能となる。従って、IEEE1394機器とUSB機器の間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、USBバスに接続されたUSB機器とで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをUSB側において適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築の費用を低減させることができる。
次に、IEEE1394機器とUSB機器との間でDTCPを適用した場合の動作を図2を参照しながら説明する。
図2に示された構成において、IEEE1394バスに接続されたIRD10からUSBバスに接続されたHDD14にデータをコピーする場合について説明する。
HDD14は、USBアダプタ4、IEEE1394アダプタ3を経由してIRD10にデータの送信を要求する。
PC1は、IEEE1394機器とUSB機器との信号経路の接続を行う「コネクションを張る機能」と、接続された信号経路を維持する「コネクションを維持する機能」と、IEEE1394からUSBへのパケットフォーマット変換、その逆であるUSBからIEEE1394へのパケットフォーマット変換の機能を具備し、IEEE1394機器とUSB機器との間のデータのやり取りを常に監視する。
IRD10は、HDD14から要求のあったデータのCCIを調べ、著作権保護対象ではないデータならばそのままデータをHDDに送信する。
また、HDD14から要求のあったデータが著作権保護対象のデータであった場合には、HDD14からの認証要求を待つ。そして、HDD14からの認証要求を受け、HDD14とIRD10とで共通の鍵を取得する。
IRD10は、HDD14と共有した鍵を用いてデータを暗号化し、IEEE1394アダプタ3、PC1、USBアダプタ4経由してHDD14に暗号化したデータを送信する。この際、PC1において、IEEE1394フォーマットのデータをUSBフォーマットのデータに変換する際に、USBのデータパケットのデータ部にIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめる。従って、USBのデータパケットでもCCIを示すビットや鍵の変更タイミングを示すビットを実現することができ、著作権情報を異なるバス間で送受信することが可能となる。
また、USB機器からIEEE1394機器に著作権保護対象情報を転送する際には、PC1は、USB機器でIEEE1394パケットフォーマットで生成され、USBのデータ領域に挿入されたデータを取り出し、取り出したデータをIEEE1394機器側に転送する。
上述した動作により、IEEE1394機器とUSB機器との間で著作権保護対象データを送受信することが可能となる。
次に、図8を参照しながら本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本発明に係る第2の実施形態は、図7に示されるようにUSBのパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び「DESTINATION ID」を新規に定義したことを特徴としている。従って、USBのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することが可能となる。また、上述した第1の実施形態のように、IEEE1394機器からUSB機器にデータを転送する際に、USBのホストとなるPC1において、IEEE1394機器から転送されたIEEE1394フォーマットのデータを、USBパケットのデータ領域に組み込む変換を行う必要がなくなる。なお、図7に示された実施形態では、CCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビットを8ビットで定義しているが、このビット数は8に限定されるものではなく、適宜実施可能である。
次に、本発明に係る第3の実施形態について図8を参照しながら説明する。本発明に係る第3の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術をPCIバスに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCIバスに接続されたデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図8に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からPCIバス21に接続されたデバイス22に著作権情報を送信する際には、IEEE1394機器5とPCIバス対応デバイス22との中間のフォーマット変換アダプタ20において、IEEE1394機器5から転送されたIEEE1394パケットを、PCIバスにて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ20は、このデータパケットにPCIバス上のデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、PCIバスに接続されたデバイス22からIEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、PCIバス21に接続されたデバイス22において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ20に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器側に転送される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCIバスに接続されたデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、PCIバス対応デバイスとの間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCIバスに接続されたデバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをPCI側においても適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第4の実施形態について説明する。本発明に係る第4の実施形態は、PCIのパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び「Destination ID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、PCIのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することが可能となる。
次に、本発明に係る第5の実施形態について図9を参照しながら説明する。本発明に係る第5の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、PCMCIAバスに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCMCIAバスに接続されたデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図9に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からPCMCIAバス24に接続されたデバイス25に著作権情報を送信する際に、IEEE1394機器5とPCMCIAバス対応デバイス25との中間のフォーマット変換アダプタ23において、IEEE1394機器5から転送されたIEEE1394パケットを、PCMCIAバスにて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ23は、このデータパケットにPCMCIAバス24上のデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、PCMCIAバス24に接続されたデバイス25からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、PCMCIAバス24に接続されたデバイス25において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ23に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器5側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCMCIAバスに接続されたデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、PCMCIAバス対応デバイスとの間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、PCMCIAバスに接続されたデバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをPCMCIA側においても適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第6の実施形態について説明する。本発明に係る第6の実施形態は、PCMCIAのパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、上述した実施形態において定義した「DestinationID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、PCMCIAのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第7の実施形態について図10を参照しながら説明する。本発明に係る第7の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、SCSIバスに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、SCSIバスに接続されたデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図10に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からSCSIバス27に接続されたデバイス28に著作権情報を送信する際には、IEEE1394機器5とSCSIバス対応デバイス28との中間のフォーマット変換アダプタ26において、IEEE1394機器から転送されたIEEEパケットを、SCSIバス27にて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ26は、このデータパケットにSCSIバス上のデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、SCSIバスに接続されたデバイス28からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、SCSIバス27に接続されたデバイス28において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ26に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器5側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、SCSIバスに接続されたデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、SCSI機器との間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、SCSIバスに接続されたデバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをSCSI側においても適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第8の実施形態について説明する。本発明に係る第8の実施形態は、SCSIのパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び上述した実施形態において定義した「DestinationID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、SCSIのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第9の実施形態について図11を参照しながら説明する。本発明に係る第9の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、ISAバスに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、ISAバスに接続されたデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図11に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からISAバス30に接続されたデバイス31に著作権情報を送信する際には、IEEE1394機器5とISAバス対応デバイス31との中間のフォーマット変換アダプタ29において、IEEE1394機器5から転送されたIEEEパケットを、ISAバス30にて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ29は、このデータパケットにISAバス30上のデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、ISAバス30に接続されたデバイス31からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、ISAバス30に接続されたデバイス31において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ29に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器5側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、ISAバスに接続されたデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、ISA機器との間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、ISAバスに接続されたデバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをISA側においても適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第10の実施形態について説明する。本発明に係る第10の実施形態は、ISAのデータパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び上述した実施形態において定義した「Destination ID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、ISAのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第11の実施形態について図12を参照しながら説明する。本発明に係る第11の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、Cバスに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、Cバスに接続されたデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図12に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からCバス33に接続されたデバイス34に著作権情報を送信する際には、IEEE1394機器5とCバス対応デバイス34との中間のフォーマット変換アダプタ32において、IEEE1394機器5から転送されたIEEE1394パケットを、Cバス33にて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ32は、このデータパケットにCバス33上のデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、Cバス33に接続されたデバイス34からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、Cバス33に接続されたデバイス34において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ32に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器5側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、Cバスに接続されたデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、Cバス対応機器との間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、Cバスに接続されたデバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをC側においても適用可能としたことにより、バス毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第12の実施形態について説明する。本発明に係る第12の実施形態は、CバスでのパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び、上述した実施形態において定義した「Destination ID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、CバスのパケットフォーマットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第13の実施形態について図13を参照しながら説明する。本発明に係る第13の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、IrDA(Infrared Data Association )に適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IrDAにて通信を行うデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図13に示されるようにIEEE1394ケーブル6バスに接続されたIEEE1394機器5からIrDAにて通信を行うデバイス37に著作権情報を送信する際には、フォーマット変換アダプタ35において、IEEE1394機器5から転送されたIEEEパケットを、IrDAにて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ35は、このデータパケットにデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、IrDAにて通信を行うデバイス37からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、IrDA対応デバイス37においてデータパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ35に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IrDAにて通信を行うデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、IrDA対応通信デバイスとの間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IrDA対応通信デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをIrDA側においても適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第14の実施形態について説明する。本発明に係る第14の実施形態は、IrDAのデータパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、及び上述した実施形態において定義した「Destination ID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、IrDAのデータパケットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第15の実施形態について図14を参照しながら説明する。本発明に係る第15の実施形態は、IEEE1394のDTCP技術を、BLUETOOTHに適用し、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、BLUETOOTHにて通信を行うデバイス間でDTCP技術を用いて著作権情報を相互に送受信することを特徴としている。
この目的を達成するために、図14に示されるようにIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5からBLUETOOTHにて通信を行うデバイス40に著作権情報を送信する際には、フォーマット変換アダプタ38において、IEEE1394機器5から転送されたIEEEパケットを、BLUETOOTHにて転送可能なデータパケットのデータ部に挿入する。また、フォーマット変換アダプタ38は、このデータパケットにデバイスの識別子である「Destination ID」を挿入する。
また、BLUETOOTHにて通信を行うデバイス40からIEEE1394ケーブル6に接続されたIEEE1394機器5にデータを転送する際には、デバイス40において、データパケットのデータ領域に挿入するデータをIEEE1394パケットフォーマットで生成する。また、このデータパケットには、送信先の機器を識別するための識別子「Destination ID」を組み込む。このようなフォーマットで形成されたデータは、フォーマット変換アダプタ38に転送され、ここで、データパケットのデータ領域からIEEE1394フォーマットで生成されたデータが取り出され、IEEE1394機器5側に送信される。
このようにして、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、BLUETOOTHにて通信を行うデバイスとの間でDTCPを適用することが可能となり、IEEE1394機器と、BLUETOOTH対応通信デバイスとの間で送受信される情報の不正コピーを防止することができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、BLUETOOTH対応通信デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存のDTCPをBLUETOOTH側においても適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
次に、本発明に係る第16の実施形態について説明する。本発明に係る第16の実施形態は、BLUETOOTHのデータパケットにCCIや鍵の変更タイミングを示す不正コピー保護ビット、上述した実施形態において定義した「Destination ID」を新規に定義したことを特徴としている。これにより、BLUETOOTHのデータパケットでもIEEE1394の不正コピー保護技術を適用することができる。
次に、本発明に係る第17の実施形態について説明する。本発明に係る第17の実施形態は、IEEE1394バス上のIEEE1394機器と、このIEEE1394バスとは異なるバスまたはインターフェース(USB,PCI,PCMCIA,IrDA,SCSI,Cバス,BLUETOOTH)で接続された機器との間でDTCPを適用し、著作権情報を送受信できるようにするために、USB,PCI,PCMCIA,IrDA,SCSI,Cバス,BLUETOOTHのパケットフォーマットをすべてIEEE1394のパケットフォーマットと同一にしたことを特徴としている。IEEE1394のパケットフォーマットについては、上述した第1の実施形態において詳述した通りである。従って、DTCPを適用する際に問題となるCCIを示すビット、鍵の変更タイミングを示すビットなどを新規に定義する必要がなくなる。
なお、上述した実施形態は本発明の好適な実施の形態である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上述したIEEE1394の不正コピー防止技術を他のバスに提供する技術は、RS−232C等のシリアルインターフェース規格のものであれば実施可能である。
以上の説明より明らかなように本発明は、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器からIEEE1394バス以外のバスに接続された通信デバイスへデータを送信する際には、IEEE1394機器から転送されたIEEE1394形式のパケットと、通信デバイス毎に定義された、通信デバイスを識別するための識別情報とをIEEE1394バス以外のバスに対応した形式のパケット内に挿入して、通信デバイス側に転送し、通信デバイスからIEEE1394機器へデータを送信する際には、通信デバイスに生成される、IEEE1394形式のパケットと、識別情報とが挿入されたIEEE1394バス以外のバスに対応したパケットからIEEE1394形式のパケットを取り出して、IEEE1394機器側に転送することにより、IEEE1394の不正コピー防止技術をIEEE1394バス以外のバスにおいても使用することが可能となり、IEEE1394機器と通信デバイスとの間で著作権情報を送受信することが可能となる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IEEE1394バス以外のバスに接続された通信デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器から無線により通信を行う無線デバイスにデータを転送する際には、IEEE1394機器から転送されたIEEE1394形式のパケットと、無線デバイス毎に定義された、無線デバイスを識別するための識別情報とを無線通信に対応した形式のパケット内に挿入して、無線デバイス側に転送し、また、無線デバイスからIEEE1394機器にデータを転送する際には、無線デバイスにより生成される、IEEE1394形式のパケットと、識別情報とが挿入された無線通信に対応した形式のパケットからIEEE1394形式のパケットを取り出し、IEEE1394機器側に転送することにより、IEEE1394の不正コピー防止技術を無線通信においても適用することが可能となり、IEEE1394機器と無線デバイスとの間で著作権情報を送受信することができる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、無線にて通信を行う無線デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器とデータの送受信を行う、IEEE1394バス以外のバスに接続された無線デバイスにおいて、転送データのコピー許容回数を設定したコピー制御情報と、データを暗号化して送受信するために用いる暗号鍵の変更タイミングを示す情報と、IEEE1394バス以外のバスに接続された無線デバイス毎に定義された、無線デバイスを識別するための識別情報とを具備するパケットを生成し、IEEE1394機器へのデータ転送を行うことにより、IEEE1394の不正コピー防止技術をIEEE1394バス以外のバスにおいても使用することが可能となり、IEEE1394機器と無線デバイスとの間で著作権情報を送受信することが可能となる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IEEE1394バス以外のバスに接続された無線デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器とデータの送受信を行う、IEEE1394バス以外のバスに接続された通信デバイスにおいて、データをIEEE1394機器に転送する際に、IEEE1394のパケットフォーマットでパケットを生成することでIEEE1394の不正コピー防止技術をIEEE1394バス以外のバスにおいても使用することが可能となり、IEEE1394機器と通信デバイスとの間で著作権情報を送受信することが可能となる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、IEEE1394バス以外のバスに接続された通信デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器とのデータの送受信を無線により行う無線デバイスにおいて、転送データのコピー許容回数を設定したコピー制御情報と、データを暗号化して送受信するために用いる暗号鍵の変更タイミングを示す情報と、デバイス毎に定義された、デバイスを識別するための識別情報とを具備するパケットを生成し、IEEE1394機器へのデータ転送を行うことにより、IEEE1394の不正コピー防止技術を無線通信においても適用することが可能となり、IEEE1394機器と無線デバイスとの間で著作権情報を送受信することができる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、無線にて通信を行う無線デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
また、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器とのデータの送受信を無線により行う無線デバイスにおいて、データをIEEE1394機器に転送する際に、IEEE1394のパケットフォーマットでパケットを生成することにより、IEEE1394の不正コピー防止技術を無線通信においても適用することが可能となり、IEEE1394機器と無線デバイスとの間で著作権情報を送受信することができる。
さらに、IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、無線にて通信を行う無線デバイスとで著作権情報を送受信するために、IEEE1394で規格化されている既存の不正コピー防止技術を適用可能としたことにより、インターフェース毎に異なる不正コピー防止技術を適用せずに済むことから著作権情報を送受信するためのシステム構築にかかる費用を削減させることができる。
本発明に係る第1の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第1の実施形態の構成を表すブロック図である。 IEEE1394でデータ転送に用いるアイソクロナス転送のパケットフォーマットを表す図である。 IEEE1394で認証に用いるアシンクロナス転送のパケットフォーマットを表す図である。 USBのパケットフォーマットを表す図である。 第1の実施形態におけるUSBのパケットフォーマットを表す図である。 第2の実施形態におけるUSBのパケットフォーマットを表す図である。 本発明に係る第3の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第5の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第7の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第9の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第11の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第13の実施形態の構成を表すブロック図である。 本発明に係る第15の実施形態の構成を表すブロック図である。 従来のデータ転送方式の構成を表すブロック図である。 送信機器と受信機器とでデータを暗号化して送信するための認証を説明するための図である。
符号の説明
1 PC
2 PCIバス
3 IEEE1394アダプタ
4 USBアダプタ
5 IEEE1394機器
6 IEEE1394ケーブル
7 USB機器
8 USBケーブル

Claims (4)

  1. IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置であって、
    前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とするフォーマット変換装置。
  2. IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置におけるフォーマット変換方法であって、
    前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394形式のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とするフォーマット変換方法。
  3. IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換装置におけるフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記フォーマット変換装置は、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とするフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  4. IEEE1394バスに接続されたIEEE1394機器と、前記IEEE1394機器とのデータの送受信を行う前記IEEE1394バス以外のバスに接続されたデバイス間のフォーマット変換システムであって、
    前記フォーマット変換システムは、前記デバイスの前記IEEE1394バス以外のバスに対応した形式のデータパケットのデータ領域に前記IEEE1394機器から送信されたIEEE1394のパケットフォーマットを当てはめて、前記デバイス毎に定義された該デバイスを識別するための識別情報を組み込むことを特徴とするフォーマット変換システム。
JP2008303351A 2008-11-28 2008-11-28 フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム Expired - Fee Related JP4821838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008303351A JP4821838B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008303351A JP4821838B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000155959A Division JP4292685B2 (ja) 2000-05-23 2000-05-23 データ転送システム、データ送受信システム、データ送受信方法、フォーマット変換装置、フォーマット変換方法およびフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009123222A JP2009123222A (ja) 2009-06-04
JP4821838B2 true JP4821838B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=40815240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008303351A Expired - Fee Related JP4821838B2 (ja) 2008-11-28 2008-11-28 フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4821838B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3442593B2 (ja) * 1996-11-20 2003-09-02 株式会社東芝 ネットワーク接続装置及びネットワーク接続方法
JP3662128B2 (ja) * 1997-10-29 2005-06-22 松下電器産業株式会社 データ伝送システム
JP2000004256A (ja) * 1998-04-17 2000-01-07 Toshiba Corp ストリ―ムデ―タ処理システムおよびストリ―ムデ―タの制限方法
JP3371953B2 (ja) * 1999-03-05 2003-01-27 日本電気株式会社 Usbネットワーク構成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009123222A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4292685B2 (ja) データ転送システム、データ送受信システム、データ送受信方法、フォーマット変換装置、フォーマット変換方法およびフォーマット変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR101011831B1 (ko) 데이터 송신 장치, 데이터 수신 장치, 데이터 전송 시스템및 데이터 전송 방법
US8917606B2 (en) Method of flow control for data transported using isochronous packets over an IEEE 1394-2000 serial bus network
US20020010824A1 (en) Electronic equipment and method for processing digital serial data at bus initialization phase in interface unit
KR19990072918A (ko) 데이타통신시스템,데이타통신방법,및데이타통신장치
JPH10303945A (ja) データ送信装置および方法、データ受信装置および方法、並びにデータ送受信システムおよび方法
JP3098996B2 (ja) パケット通信装置
JP3630971B2 (ja) データ通信方法、装置、システム、及び記憶媒体
US7154910B2 (en) Method for any speed dubbing using isochronous packets on isochronous channels or on asynchronous streams over an IEEE 1394-2000 serial bus network
JP4821838B2 (ja) フォーマット変換装置、フォーマット変換方法、フォーマット変換プログラム、フォーマット変換システム
WO2000021248A1 (fr) Procede de transfert de donnees et systeme de transfert de donnees
JP2002164898A (ja) データ送受信装置及びデータ送受信方法
JP3566495B2 (ja) データ転送装置、データ転送システムおよびその方法、画像処理装置、並びに、記録媒体
JP3742518B2 (ja) バスブリッジおよび記録媒体
JPH11145995A (ja) バスのデータ伝送方式
JP4845335B2 (ja) データストリーム送信装置及びデータストリーム受信装置
JP3814407B2 (ja) データ通信システム、データ通信装置及びデータ通信方法
JP2007049468A (ja) データ送信装置及びデータ送信方法
JP3768644B2 (ja) データ転送装置およびその方法
JP3535694B2 (ja) データ転送装置およびその方法、並びに、画像処理装置
JP3943698B2 (ja) データ通信システム及びデータ通信装置
JP3897773B2 (ja) 通信方法及び通信装置
JP2002044097A (ja) データ通信システム及びその制御方法、及びデータ通信制御装置
JPH10322373A (ja) データ転送装置、データ転送システムおよびその方法、画像処理装置、並びに、記録媒体
JP2000299710A (ja) データ通信システム、データ通信装置、ファイル管理方法及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20090512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110526

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20110630

TRDD Decision of grant or rejection written
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110704

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees