JP4820856B2 - 高圧放電ランプ点灯装置、それを用いた高圧放電ランプ装置、その高圧放電ランプを用いたプロジェクタ、および高圧放電ランプの点灯方法 - Google Patents
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Description
このようなプロジェクタは、光源からの射出光を画像情報に応じて変調し、その光学像を拡大投射するものである。その光源としては、点光源により近く、高輝度で高演色な例えば高圧水銀ランプが使用されている。
そこで、特許文献1では、アークを安定させるため、ランプに供給される交流電流の瞬時値を極性反転直前に高める技術が提案されている。これによれば、電極が陽極から陰極に極性反転する直前に電極のアーク起点となっている箇所を局部的に温度上昇させ、電極が陰極に極性反転したときにその箇所から電子を放出させやすくすることができる。これが交流電流の半周期毎に繰り返されることにより、アークの起点を安定させることができる。
本発明に係るプロジェクタは、上述の高圧放電ランプ装置を備える。
本発明に係る高圧放電ランプの点灯方法は、内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプに対して、交流電流を供給して点灯させるものであって、前記高圧放電ランプの点灯開始から所定時間が経過するまで、交流電流の半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くしない第1波形で交流電流を前記高圧放電ランプに供給し、前記所定時間が経過すれば、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くする第2波形で交流電流を前記高圧放電ランプに供給する。
(第1の実施形態)
<構成>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る高圧放電ランプ装置のブロック図を示す。
図1に示すように、高圧放電ランプ装置101は、外部の交流電源(AC100[V])に接続されるDC電源回路102から高圧放電ランプ点灯装置103(電子安定器)を介して高圧放電ランプ、例えば高圧水銀ランプ104に接続された構成からなる。
高圧放電ランプ点灯装置103は、主にDC/DCコンバータ105、DC/ACインバータ106、高電圧発生部107、ランプ電流検出部108、ランプ電圧検出部109、マイコン111、乗算部112、割算部113、比較部114、計時部115、点灯波形発生部116および参照信号生成部117を備える。
ランプ電流検出部108は、DC/DCコンバータ105とDC/ACインバータ106とを結ぶ配線に流れる電流(ランプ電流に相当する)を検出し、ランプ電流の電流値を示す電流値信号を出力する。
マイコン111は、電流値信号および電圧値信号に基づいて、計時部115および点灯波形発生部116を制御する。制御の詳細については後述する。
乗算部112は、入力された電流値信号と入力された電圧値信号との乗算結果である電力値信号を出力する。電力値信号は、高圧水銀ランプ104に供給されている電力値を示す。
比較部114は、入力された比率信号と入力された参照信号との減算結果である差分信号を生成する。参照信号は、目標とする電力値を示す信号であり、参照信号生成部117から供給される。
点灯波形発生部116は、マイコン111から入力された制御信号に基づいて、波形信号およびスイッチング信号を発生させる。制御信号には、例えば、矩形波および階段波の何れかを指定する情報、ならびに、点灯周波数を指定する情報が含まれている。波形信号は上述のとおり、目標とする電力波形を示す信号である。スイッチング信号は、DC/ACインバータ106により生成される交流電流の周波数を定める信号である。
図2に示すように、高圧水銀ランプ104の発光管は、その容囲器の構成材料が例えば石英ガラスからなり、管中央部の略回転楕円体形状の発光部16と、この両側からそれぞれ外方向に延在するように連接された略円柱体形状の封止部17とを有する。
電極19は、電極棒とその一端部に取り付けられた電極コイルとからなる。特に電極19の先端部は、電極棒の一部と電極コイルの一部とがそれぞれ一体的に溶融されて例えば略半球状、略球状または略円錐状等の形状に加工されている。また、この電極19の先端部には、点灯中のハロゲンサイクル作用によって、電極19の構成材料であるタングステンが蒸発した後、ハロゲンによって再び電極19、特にその先端部の頂点部に戻って堆積し、その堆積物からなる突起部23が機械的加工を行うことなく自己形成される。ここで示す突起部23は製造工程の点灯工程中に形成させたもので、製品完成時には既に形成された状態にある。電極19間の距離Lは、具体的にはこれら突起部23間の距離を示す。
電極19の他端部は、封止部17に気密に封着されたモリブデン製の金属箔24を介して外部リード線25の一端部に接続されている。外部リード線25の他端部は封止部17の端面から外部に突出し、図示していない電力供給線または口金等に接続される。
高圧放電ランプ点灯装置103は、ランプの点灯開始2[s]後、水銀の蒸発に伴ってランプ電圧が上昇して所定の電圧(例えば、60[V])に到達するまで定電流制御(例えば、3[A]一定)を行い、所定の電圧(例えば、60[V])に達すると、ランプ電力を一定(180[W])とする定電力制御に移行する。
電極温度は、直接測定することができないので、特定波長のスペクトル強度を測定し、その測定結果を温度に換算して得たものである。図3に示すように、高圧水銀ランプ104の電極温度は定電流制御から定電力制御に切り替わる時点近辺(数秒程度のずれ)でピークとなる。
一方、図4(b)に示す波形信号の場合には、図5(b)に示すように、ランプ電流は半周期の初期区間で電流の瞬時値が階段状に漸増し、半周期の中間区間で電流の瞬時値がそのまま維持され、半周期の終期区間で電流の瞬時値がさらに漸増するような階段波となる。
<動作>
次に、第1の実施形態に係る高圧放電ランプ点灯装置103の動作例を説明する。
(1)まず、高圧水銀ランプ104を放電開始させるための点灯スイッチ(図示せず)がオンされると、マイコン111は、高電圧発生部107に例えば3[kV]、100[kHz]の高周波電圧を発生させる(ステップS11)。発生された高周波電圧は高圧水銀ランプ104に印加される。
(2)高圧水銀ランプ104における電極19間において絶縁破壊が起こると電極19間に高周波のアーク放電電流が通電し始める。すなわち、高圧水銀ランプ104は放電を開始する。放電開始後も一定期間、高周波電圧が高圧水銀ランプ104に印加され続ける。
(3)始動動作後、マイコン111は、点灯波形発生部116に、制御信号Aを入力する。制御信号Aには、矩形波を指定する情報および周波数A(例えば、170[Hz])を指定する情報が含まれている。これにより、170[Hz]の矩形波の交流電流が高圧水銀ランプ104に供給される(ステップS13)。なお、周波数Aは、40[Hz]以上700[Hz]以下の範囲内から予め選択されている。
(4)マイコン111は、計時部115の示す時間が所定時間(例えば、100[s])を経過するまで(ステップS14:NO)、制御信号Aの入力を維持し、所定時間を経過すれば(ステップS14:YES)、制御信号Bの入力に切り替える。制御信号Bは、階段波を指定する情報および周波数B(例えば、170[Hz])を指定する情報が含まれている。これにより、170[Hz]の階段波の交流電流が高圧水銀ランプ104に供給される(ステップS15)。なお、周波数Bは、20[Hz]以上1000[Hz]以下の範囲内から予め選択されている。上記の例では、周波数Aおよび周波数Bは何れも170[Hz]で一致しているが、特にこれに限らず、周波数Aと周波数Bとが異なることとしてもよい。
(5)その後、消灯(点灯スイッチOFF)されるまで、この状態が維持される。
ランプの点灯開始から所定時間が経過するまで矩形波が適用されるので、ランプ点灯始動直後における電極損傷の防止を図ることができ、所定時間が経過すれば階段波が適用されるので定常点灯時におけるアーク起点の安定を図ることができる。また、アークが初期の位置からずれることによる反射鏡からの射出光の低下を抑えることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る高圧放電ランプ装置101について説明する。第2の実施形態では、定常点灯時において高圧水銀ランプ104のランプ電圧が所定値よりも低くなった場合に、点灯周波数を切り替えることを行う。これ以外の点については、第1の実施形態と同様なので説明を省略する。
<動作>
図7は、本発明の第2の実施形態に係る高圧放電ランプ点灯装置の動作を示すフローチャートである。
マイコン111は、計時部115の示す時間が所定時間(例えば、100[s])を経過すれば(ステップS24:YES)、点灯波形発生部116に制御信号Bを入力する。制御信号Bは、階段波を指定する情報および周波数B(例えば、170[Hz])を指定する情報が含まれている。これにより、170[Hz]の階段波の交流電流が高圧水銀ランプ104に供給される(ステップS25)。
なお、交流電流の周波数を300[Hz]以上1000[Hz]以下の範囲内から選択される周波数Cに切り替える条件は、高圧水銀ランプ104のランプ電圧に基づいているが、その具体的な値については57[V]に限るものではなく、またその後、周波数Bに切り替える条件も60[V]に限るものではなく、高圧水銀ランプ104の定格電力等の各種仕様によって適宜設定されるものである。また、本実施形態では、3[V]のヒステリシスを持たせて57[V]および60[V]としているが、これについても適宜設定されるものである。
高圧水銀ランプ104の累積点灯時間の初期段階(例えば500時間以内)においては、ハロゲンサイクル作用が活発に働いている。この段階で高圧水銀ランプ104の周囲温度が何らかの環境変化で変動した場合などでは、電極19の突起部23が成長し過ぎて電極19間の距離Lが所望とする範囲よりも小さくなり、高圧水銀ランプ104のランプ電圧が頻繁にまたは長時間に亘って所望とする値よりも低くなる低電圧状態に陥る場合がある。
なお、交流電流の周波数Cとして340[Hz]を採用したが、これは高圧水銀ランプ104の仕様上決定される値であって実験的に導出されるものである。その導出された値以上で1000[Hz]以下の範囲内から選択される値であれば上記と同様の作用効果を得られる。第1の実施形態で示した本発明が想定している高圧水銀ランプ104の仕様範囲においては周波数Cとして適切とされる周波数範囲は300[Hz]以上1000[Hz]以下である。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る高圧放電ランプ装置101について説明する。第3の実施形態では、ランプの点灯開始から所定時間(例えば、100[s])が経過する前後で点灯周波数を切り替える。これ以外の点については、第2の実施形態と同様なので説明を省略する。
<動作>
図8は、本発明の第3の実施形態に係る高圧放電ランプ点灯装置の動作を示すフローチャートである。
始動動作後、マイコン111は、点灯波形発生部116に、制御信号Dを入力する。制御信号Dには、矩形波を指定する情報および周波数D(例えば、100[Hz])を指定する情報が含まれている。これにより、100[Hz]の矩形波の交流電流が高圧水銀ランプ104に供給される(ステップS33)。なお、周波数Dは、50[Hz]以上200[Hz]以下の範囲内において予め選択されている。
これ以降の動作(ステップS35〜S38)については、第2の実施形態の動作(ステップS25〜S28)と同様である。
ランプが点灯開始してから所定時間が経過するまでは、可聴感度の高い周波数C(例えば340[Hz])での点灯を禁止しているので、耳障りな騒音の発生を抑えることができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態であるプロジェクタについて、図9〜図11を参照して説明する。
すなわち、ランプユニット27は、図9に示すように、上記した高圧水銀ランプ104と、内面が凹面の反射面28を有する基体がガラスまたは金属からなる反射鏡26とを備えており、この反射鏡26内に高圧水銀ランプ104がその長手方向の中心軸Xと反射鏡26の光軸Yとが略一致するように組み込まれ、高圧水銀ランプ104からの射出光が反射面28により反射されるように構成されている。
そして、この高圧水銀ランプ104は、口金30が反射鏡26のネック部32内に挿入され、かつ接着剤33を介して固着されている。このとき、電力供給線31は、反射鏡26に設けられた貫通孔34に挿通される。
図10は、フロントプロジェクタ35の概略構成を示す図である。フロントプロジェクタ35は、その前方に設置したスクリーン(図示せず)に向けて画像を投影するタイプのプロジェクタである。なお、図10は、後述する筐体36の天板を取り除いた状態を示している。
(1)実施形態では、アークジャンプを抑制するための点灯波形として、図5(b)に示す階段波を用いているが、本発明はこれに限られない。アークジャンプを抑制するには、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くした波形を用いればよい。したがって、例えば、図12(a)に示すような、半周期にわたり交流の瞬時値が一定のレートで漸増する波形でもよいし、図12(b)に示すような、半周期中の最終区間以外の区間における交流電流の瞬時値を略一定とし、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値だけを高める波形でもよい。さらに、図12(c)に示すような、最終区間の直前の1区間で極性反転するものでもよいし、図12(d)に示すような、最終区間の直前の2区間で極性反転するものでもよく、あるいは、3区間以上で極性反転するものでも構わない。これらは、低周波の基本波の半周期毎に高周波の別の波を重畳してなる変形波である。このような変形波における「半周期」とは、基本波とみなせる波の半周期を指すものとする。
(2)実施形態では、電極の損傷を防止するための点灯波形として、図5(a)に示す矩形波を用いているが、本発明はこれに限らず、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くしなければよい。もっとも、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値が、波形の歪みなどの影響により、半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりごくわずかに(例えば、5%程度)高くなっている場合や、ランプの点灯開始から所定時間内のごく短時間(例えば、1秒程度)だけ高くなる場合でも、実質上、本発明への効果に影響を及ぼすものではない。そのため、上記のような場合であっても、「半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くしない」という技術思想に含まれるものとする。
(3)第2の実施形態では、ランプ電圧に応じた点灯周波数の切り替え(ステップS25〜S28)は、所定時間が経過しなければ実施されない仕様となっているが、本発明はこれに限られない。例えば、ランプが点灯開始してからランプ電圧に応じた点灯周波数の切り替えを実施することとしてもよい。
17 封止部
18 放電空間
19 電極
23 突起部
24 金属箔
25 外部リード線
26 反射鏡
27 ランプユニット
28 反射面
29 電源接続用端子
30 口金
31 電力供給線
32 ネック部
33 接着剤
34 貫通孔
35 フロントプロジェクタ
36 筐体
37 光学ユニット
38 制御ユニット
39 投射レンズ
40 冷却ファンユニット
41 電源ユニット
42 リアプロジェクタ
43 筐体
44 透過式スクリーン
101 高圧放電ランプ装置
102 DC電源回路
103 高圧放電ランプ点灯装置
104 高圧水銀ランプ
105 DC/DCコンバータ
106 DC/ACインバータ
107 高電圧発生部
108 ランプ電流検出部
109 ランプ電圧検出部
111 マイコン
112 乗算部
113 割算部
114 比較部
115 計時部
116 点灯波形発生部
117 参照信号生成部
Claims (10)
- 内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプに対して、交流電流を供給して点灯させる高圧放電ランプ点灯装置であって、
前記高圧放電ランプに供給される交流電流を生成する交流電流生成部と、前記交流電流生成部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記高圧放電ランプの点灯開始から所定時間が経過するまで、交流電流の半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くしない第1波形を適用させ、前記所定時間が経過すれば、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くする第2波形を適用させて、前記交流電流生成部に交流電流を生成させること
を特徴とする高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記交流電流生成部は、第1信号が入力されれば前記第1波形の交流電流を生成し、第2信号が入力されれば前記第2波形の交流電流を生成するものであり、
前記制御部は、
前記高圧放電ランプの点灯開始からの経過時間を計測する計時部と、
前記交流電流生成部に入力される第1信号および第2信号を選択的に発生する点灯波形発生部と、
前記計時部の経過時間が前記所定時間を超えるまで、前記点灯波形発生部に前記第1信号を発生させ、前記計時部の経過時間が前記所定時間を超えれば、前記点灯波形発生部に前記第2信号を発生させる選択部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記所定時間は、前記高圧放電ランプの点灯開始から前記高圧放電ランプの電極温度がピークに達するまでの時間よりも長いこと
を特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記所定時間は、30[s]以上300[s]以下の範囲内であること
を特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記第1波形は、半周期にわたり交流電流の瞬時値を略一定とする波形であること
を特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記制御部は、さらに、前記高圧放電ランプのランプ電圧が所定値よりも高ければ、前記高圧放電ランプに供給される交流電流の周波数を第1の値とし、前記高圧放電ランプのランプ電圧が所定値より低ければ、前記高圧放電ランプに供給される交流電流の周波数を前記第1の値よりも高い第2の値とするように、前記交流電流生成部を制御すること
を特徴とする請求項1に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 前記制御部は、さらに、前記高圧放電ランプの点灯開始から前記所定時間が経過するまでは、前記高圧放電ランプのランプ電圧にかかわらず、前記高圧放電ランプに供給される交流電流の周波数を前記第2の値よりも低い第3の値とするように、前記交流電流生成部を制御すること
を特徴とする請求項6に記載の高圧放電ランプ点灯装置。 - 内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプと、
前記高圧放電ランプを点灯させる請求項1〜7のいずれか1項に記載された高圧放電ランプ点灯装置と、を備えたことを特徴とする高圧放電ランプ装置。 - 請求項8に記載された高圧放電ランプ装置を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
- 内部に、ハロゲン物質が封入され、かつ先端部に突起部が形成されている一対の電極が配置されている発光管を有する高圧放電ランプに対して、交流電流を供給して点灯させる高圧放電ランプの点灯方法であって、
前記高圧放電ランプの点灯開始から所定時間が経過するまで、交流電流の半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くしない第1波形で交流電流を前記高圧放電ランプに供給し、
前記所定時間が経過すれば、半周期中の最終区間における交流電流の瞬時値を半周期中のそれ以外の区間における交流電流の瞬時値よりも高くする第2波形で交流電流を前記高圧放電ランプに供給すること
を特徴とする高圧放電ランプ点灯方法。
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