JP4820671B2 - 複合アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複合アンテナ装置に関し、特に、複数種のアンテナを搭載した複合アンテナ装置に使用される電話用アンテナに関する。
この技術分野において周知のように、現在、車両には種々のアンテナが搭載される。例えば、そのようなアンテナとしては、GPS(全地球測位システム)用アンテナや、ETC(自動料金収受システム)用アンテナ、VICS(道路交通情報通信システム)用アンテナ、電話用アンテナ等がある。
GPS(Global Positioning System)は、人工衛星を用いた衛星測位システムである。GPSは、地球を周回している24個の人工衛星のうちの4個の人工衛星からの電波(GPS信号)を受信し、この受信した電波から移動体と人工衛星との位置関係および時間誤差を測定して三角測量の原理に基づいて、移動体の地図上における位置や高度を高精度で算出することを可能としたものである。
GPSは、近年では、走行する自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステム等に利用され、広く普及している。カーナビゲーション装置は、このGPS信号を受信するためのGPS用アンテナと、このGPS用アンテナが受信したGPS信号を処理して車両の現在位置を検出する処理装置と、この処理装置で検出された位置を地図上に表示するための表示装置等から構成される。
一方、ETC(Electronic toll Collection)は、高速道路等の有料道路の通行料を支払うための料金所における渋滞を緩和するための方策として開発されたシステムである。すなわち、ETCとは、高速道路料金所において、無線通信を利用して自動的に通行料金の支払いを行うシステムである。ETCでは、料金所に設置されているゲートに設けられた路側アンテナと、ETC用アンテナを有する車載通信機器を搭載した通行車両との間で双方向通信を行い、通行車両の車両情報等を取得し、通行車両を停止させることなく高速道路通行料金の支払い業務を行うことを可能としたものである。
従来、GPS用アンテナとETC用アンテナとを併設した複合アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、VICS(Vehicle Information and Communication System)は、車両を運転する運転者に対して渋滞や通行止め等の交通情報を提供するために、道路に沿って所定の間隔で設けられた路上局(いわゆるビーコン)と車両との間で通信を行う路車間通信システムである。車両に搭載するVICS車載機は、VICS用アンテナと、このVICS用アンテナにケーブルを介して接続された別体の信号処理装置とから構成されている。VICS用アンテナとして、光ビーコン用の送受信アンテナと電波ビーコン用の受信アンテナとをアンテナ基板上に搭載した路車間通信用車載アンテナ装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、GPS用アンテナ、VICS用アンテナ及びETC用アンテナを備えた複合アンテナ装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に開示された複合アンテナ装置では、ETC用アンテナを、GPS用アンテナ及びVICS用アンテナを実装する回路基板とは別のサブアッセンブリとして実装している。すなわち、ETC用アンテナは、GPS用アンテナ及びVICS用アンテナと指向性が大きく異なるので、ETC用アンテナだけ独立して取り付け方向を調整できるようにしている。
一方、車載用セルラーアンテナのような周波数帯域の広い広帯域アンテナとして、給電素子である逆L素子と無給電素子である寄生素子とを近接して配置した電話用アンテナも知られている。
電話用アンテナはその使用する周波数帯が低い。また、複合アンテナ装置の中の1つのアンテナとして電話用アンテナを設置する場合、その電話用アンテナを設置する接地板のサイズが限られてしまう。その為、電話用アンテナのみならず同軸ケーブルの外部導体へもその使用する周波数帯の高周波電流が流れてしまい、特性の安定化が図れない。
尚、自動車に搭載されたラジオ受信機、テレビ受像機等の他の電子機器からのノイズが自動車電話用アンテナに混入するのを低減するようにした「自動車電話用窓ガラスアンテナ装置」が提案されている(例えば、特許文献4参照)。この特許文献4では、自動車の窓ガラスに配設された自動車電話用アンテナと自動車用電話機とを接続する同軸型の給電ケーブルの途中部分で、給電ケーブルの被膜を剥ぎ接地側導体(外部導体)を接地金具等を用いて車体アースへ接続している。
同様な構成として、アンテナ本体から発生されたノイズが同軸ケーブルを介して受信機へ伝達されるのを低減するために、同軸ケーブルの途中に接地金具を取り付けたアンテナ装置も知られている(例えば、特許文献5参照)。この特許文献5では、同軸ケーブルの被覆を途中で剥いで外部導体を露出させ、この露出した箇所で接地金具をカシメ、接地金具の取付部の穴部をネジ締めすることにより、グランド板やセットのケースに接地している。この特許文献5では、カシメ治具と接地金具とが必要となると共に、取付けのために、カシメ工程とネジ締め工程との2工程を必要とする。
尚、自動車電話用アンテナではないが、自動車の窓ガラスに設けられたガラスアンテナとラジオ受信とを接続するガラスアンテナフィーダ線に係る技術も種々提案されている。その1つとして、信号線としては同軸ケーブルのみで構成され、この同軸ケーブルのガラスアンテナ側終端部にて中心導体を直接フィーダ線端子に接続すると共にガラスアンテナ側終端部から所定距離離れた位置の外部導体にアースポイントを設けたガラスアンテナフィーダ線が知られている(例えば、特許文献6参照)。他の1つとして、信号線としては同軸給電線のみで構成し、ガラスアンテナ側終端部から所定距離離れた位置に外部導体を車体に固定し外部導体を車体に電気的に接続する接地手段を設け、同軸給電線はガラスアンテナ側終端部にて内部導体をコイルを介してフィーダ線端子に接続したガラスアンテナフィーダ線の接続構造が知られている(例えば、特許文献7参照)。
特開2002−111377号公報 特開2000−307320号公報 特開2004−56773号公報 特開平6−276008号公報 特開2005−295398号公報 実開平3−61708号公報 実開平6−58611号公報
特許文献4や特許文献5に開示されているように、従来、電話用アンテナ装置として、同軸ケーブルの途中部分で、その被膜を剥いて、外部導体を接地金具を用いて車体アースへ接続させるものが知られている。しかしながら、この特許文献4に開示された技術は、自動車に搭載されたラジオ受信機、テレビ受信機等の他の電子機器からのノイズが自動車電話用アンテナに混入するのを低減するものであって、同軸ケーブルの外部導体へ流れる、使用する周波数帯の高周波電流を抑制するためのものではない。同様に、特許文献5に開示された技術は、アンテナ本体からのノイズが同軸ケーブルを介して受信機へ伝達されるのを低減するものであって、同軸ケーブルの外部導体へ流れる、使用する周波数帯の高周波電流を抑制するためのものではない。
一方、特許文献6及び7は、ガラスアンテナ側終端部から所定距離離れた位置の外部導体にアースポイントを設けたガラスアンテナフィーダ線を開示している。しかしながら、特許文献6及び7に開示された技術は、自動車の窓ガラスに設けられたガラスアンテナとラジオ受信機とを接続するガラスアンテナフィーダ線に関するものであって、しかも受信感度の低下を防止することを目的としており、同軸ケーブルの外部導体へ流れる、使用する周波数帯の高周波電流を抑制するためのものではない。
したがって、本発明の課題は、同軸ケーブルの外部導体へ流れる、使用する低い周波数帯の高周波電流を抑制することが可能な、複合アンテナ装置を提供することにある。
本発明によれば、複数のアンテナ装置(10,20,30A,40A)が1つの主回路基板(51A)上に搭載される複合アンテナ装置(50B)であって、前記複数のアンテナ装置の一つの特定のアンテナ装置(40A)は、前記主回路基板(51A)と離間して配置されたグランド板(55)と、前記回路基板上に配置され他のアンテナ装置(10,20,30A)の使用する周波数帯より低い周波数帯の電波を受信し、逆L素子である給電素子(41)と、前記回路基板上に配置され寄生素子である無給電素子(42)と、前記給電素子に対する給電点で接続された内部導体を持つ同軸ケーブル(63)であって、前記回路基板と前記グランド板との間に配置された前記同軸ケーブルとを有し、前記給電点で前記同軸ケーブル(63)の外部導体を前記グランド板(55)へ接地する第1の接地部(81)と、該第1の接地部から実質的に(λ/4)(λは使用する周波数帯の波長)の距離だけ離間した箇所で、前記同軸ケーブル(63)の外部導体を前記グランド板(55)へ接地する第2の接地部(82)とを有することを特徴とする複合アンテナ装置(50B)が得られる。
上記本発明に係る複合アンテナ装置(50B)において、前記回路基板(51A)は主面(51e)と裏面(51f)とを持ち、前記グランド板(55)は前記回路基板の裏面側に配置されて良い。この場合、前記給電素子(41)は前記回路基板(51A)の主面(51e)上に設けられ、前記同軸ケーブル(63)は前記回路基板(51A)の裏面(51f)上に設けられ、前記同軸ケーブル(63)は前記回路基板(51A)と前記グランド板(55)との間に設けられる。
更に、前記特定のアンテナ装置(40A)は、前記回路基板(51A)と前記グランド板(55)間との間に配置されて、前記同軸ケーブル(63)を保持するケーブルホルダ(67)を備えることが好ましい。この場合、前記同軸ケーブル(63)の被膜は、前記第1の接地部(81)から実質的に(λ/4)の距離だけ離間した箇所で剥がされて、前記外部導体が露出する。そして、前記第2の接地部は、前記露出した外部導体を前記グランド板(55)に接地させるために、前記ケーブルホルダ(67)と前記グランド板(55)間との間に挿入されて、ネジ(101)により締め付け固定される板バネ(82A)から構成されて良い。前記板バネ(82A)は、前記露出した外部導体に巻き付けられる円筒状部(821)と、該円筒状部から延在して前記ネジ(101)により前記ケーブルホルダ(67)と前記グランド板(55)との間に取り付けられる取付部(822)とから構成されて良い。前記グランド板(55)は、前記回路基板側へ向けて突出して前記ネジ(101)が螺合されるバーリング穴(554)を持ち、前記取付部(822)は、前記バーリング穴の外周壁を覆うように突出する円筒状突起(822a)を持つことが好ましい。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、同軸ケーブルの第1の接地部から実質的にλ/4の距離だけ離れた箇所に第2の接地部を設けたので、同軸ケーブルの外部導体を流れる高周波電流が、逆位相となって、打ち消しあう。その結果、同軸ケーブルの外部導体を流れる高周波電流を抑制することができる。これにより、アンテナ装置の動作を安定化させることができ、アンテナ装置の放射特性のバランスを向上させることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1を参照して、本発明が適用される複合アンテナ装置50について説明する。図示の複合アンテナ装置50は、主回路基板51上に第1乃至第4のアンテナ装置10、20、30、および40が搭載された複合アンテナ装置である。図示の例では、第1のアンテナ装置10はGPS用アンテナであり、第2のアンテナ装置20はVICS用アンテナであり、第3のアンテナ30はETC用アンテナであり、第4のアンテナ40は電話用アンテナである。
主回路基板51は、互いに対向する前辺51aおよび後辺51bと、互いに対向する第1および第2の側辺51c、51dとを持つ実質的に矩形形状をしている。図示の例では、主回路基板51は90mm×90mmの寸法を持つ。
複合アンテナ装置50は、主回路基板51の主面51e上に設けられた補助回路基板52を備えている。補助回路基板52は、主回路基板51の主面51e上に第1の側辺51c側でかつ後辺51b側に主回路基板51から離間して平行に配置されている。補助回路基板52は、主回路基板51の主面51eより狭い面積の主面52aを持つ。
第1及び第2のアンテナ装置10および20は、後述するように、補助回路基板52上に取り付けられている。
詳述すると、第1のアンテナ装置10は、補助回路基板52の主面52a上に搭載された第1のアンテナ素子11と、この第1のアンテナ素子11と接続されて、補助回路基板52の裏面(図示せず)上に搭載されたLNA(低雑音増幅)回路(図示せず)とを備える。図示の例では、第1のアンテナ素子11はパッチアンテナで構成されている。
第2のアンテナ装置20は、補助回路基板52上で第1のアンテナ装置10と異なった位置に設けられている。第2のアンテナ装置20は、補助回路基板52の主面52a上に搭載された第2のアンテナ素子21と、この第2のアンテナ素子21と接続されて、補助回路基板52の裏面上に搭載されたフィルタ回路(図示せず)とを備える。図示の例では、第2のアンテナ素子21も、第1のアンテナ素子11と同様に、パッチアンテナで構成されている。
第1のアンテナ素子11で受信されLNA回路を介して出力される信号と、第2のアンテナ素子21で受信されフィルタ回路を介して出力される信号とはデュプレクサ(図示せず)で合成され、その合成信号は第1の出力ケーブル61を介して信号処理装置(図示せず)へ伝達される。
第3のアンテナ装置30は、補助回路基板52より前方で主回路基板51の主面51e上に前辺51a側に配置され、補助回路基板52上の第1及び第2のアンテナ素子11、21の配置位置よりも低い位置に配置されている。これにより、第3のアンテナ装置30が第1及び第2のアンテナ装置10、20の受信の障害とならない。また、第3のアンテナ装置30は、主回路基板51の主面51eに対して前辺51a側へ所定角度傾斜して配置されている。第3のアンテナ装置30は、第3のアンテナ素子31と、この第3のアンテナ素子31と平行に配置されたグランド板32とを備える。グランド板32は、その周端縁から第3のアンテナ素子31の方向へ第3のアンテナ素子31を囲むように立設して延びる壁部32aを有する。壁部32aの高さは、第3のアンテナ素子31とグランド板32との間の離間距離に実質的に等しいか、或いはそれよりも低い。第3のアンテナ素子31とグランド板32との間には給電導体(図示せず)を持つスペーサ(図示せず)が介在している。第3のアンテナ素子31は、矩形の金属板からなり、対角方向に長孔31aを持つ。
第3のアンテナ素子31で受信された信号は、同軸型の第2の出力ケーブル62を介して外部回路(図示せず)へ伝達される。詳述すると、第2の出力ケーブル62の中心導体(内部導体)は給電導体の一端に接続され、第2の出力ケーブル62の外部導体はグランド板32に接続されている。
本発明に係る第4のアンテナ装置40は、主回路基板51の主面51e上に第2の側辺51d側に配置されている。第4のアンテナ装置40は、給電素子41と、この給電素子41と平行に配置された無給電素子42とから構成されている。図示の例では、給電素子41は逆L素子から構成されている。無給電素子42は寄生素子から構成されている。
逆L素子41は、主回路基板51の前辺51a側で主回路基板51の主面51eから垂直方向に延びる垂直部分411と、この垂直部分411の先端から主回路基板51の主面51eに対して実質的に平行に水平方向に延びる水平部分412とを有する。垂直部分411は水平部分412と略平行な方向へ矩形状に折り返された矩形部分を有しており、低背化している。尚、図示の例では、この水平部分412は、主回路基板51の前辺51a側の前方部分が主回路基板51の主面51eへ近づく方向へ傾斜している。これは、後述するトップケースの形状に合わせるためである。
寄生素子42は、逆L素子41の水平部分412の先端側で主回路基板51の主面51eから垂直に延びる垂直部分421と、この垂直部分421の先端から主回路基板51の主面51eに対して実質的に平行に水平方向に延びる水平部分422とを有する。尚、図示の例では、この水平部分422は、主回路基板51の前辺51a側の前方部分が主回路基板51の主面51eへ近づく方向へ傾斜している。これは、前述したように、トップケースの形状に合わせるためである。
尚、逆L素子41の水平部分412における主回路基板51の後辺51b側の先端部は、主回路基板51の主面51eから垂直に立設する円柱状の第1のスペーサ71によって支持されている。同様に、寄生素子42の水平部分422における主回路基板51の前辺51a側の先端部は、主回路基板51の主面51eから垂直に立設する円柱状の第2のスペーサ72によって支持されている。
主回路基板51の裏面にはグランドパターン(図示せず)が形成されている。従って、主回路基板51はグランド板としても働く。主回路基板51の主面51eの逆L素子41と接する箇所は給電点(図示せず)であり、この給電点は同軸型の第3の出力ケーブル63の内部導体(中心導体)(図示せず)に接続されている。また、この給電点の箇所で、第3の出力ケーブル63の外部導体(図示せず)は、主回路基板51の裏面に形成されているグランドパターンとはんだ付けにより電気的に接続され、接地される。すなわち、第3の出力ケーブル63は、給電点において第1の接地部81を有する。
また、第3の出力ケーブル63の被膜は、この第1の接地部81から実質的にλ/4の距離だけ離れた箇所で剥がされ、第3の出力ケーブル63の外部導体が露出する。尚、λは使用する周波数帯の波長である。接地金具82を用いて第3の出力ケーブル63の露出した外部導体に巻き付けカシメ固定し、ねじ止めによって主回路基板51上に固定されるとともに、主回路基板51の裏面に形成されたグランドパターンと電気的に接続され、接地される。すなわち、接地金具82は、第3の出力ケーブル63の第2の接地部として働く。尚、上述では接地金具82はねじ止めによって主回路基板51上に固定しているが、これに限定されない。例えば、半田付けによって接地金具82を主回路基板51上に固定しても良いし、接地金具82を用いず外部導体を直接主回路基板51上に半田付けして固定及び接地を行うような構成としてもよい。λ/4の距離離間した位置において第3の出力ケーブル63を接地及び固定できる構成であればよい。
このように、第3の出力ケーブル63は第1の接地部81から実質的にλ/4の距離だけ離れた箇所に第2の接地部82を備えているので、第3の出力ケーブル63の外部導体を流れる高周波電流が、逆位相となって、打ち消しあう。その結果、第3の出力ケーブル63の外部導体を流れる高周波電流を抑制することができる。これにより、第4のアンテナ装置40の動作を安定化させることができ、第4のアンテナ装置40の放射特性のバランスも向上させることができる。
図1に示されるように、複合アンテナ装置50は、主回路基板50を搭載するボトムケース91を更に備えている。ボトムケース91は主回路基板50よりやや大きめの寸法の矩形形状をしている。
図2に示されるように、複合アンテナ装置50は、第1乃至第4のアンテナ装置10、20、30、及び40を覆うトップケース92を更に備えている。従って、第1乃至第4のアンテナ装置10、20、30、及び40は、ボトムケース91及びトップケース92に収容される。
このような構成の複合アンテナ装置50は、主回路基板51の前辺51aが前方となるように、車両内部のダッシュボード内等に取り付けられる。
図3に図1及び図2に示した複合アンテナ装置50のアンテナ座標系を示す。図3において、(A)は複合アンテナ装置50のアンテナ座標系の全体図を示し、(B)はX−Z図を示し、(C)はX−Y図を示し、(D)はY−Z図を示す。図3(A)に示されるように、X軸は複合アンテナ装置50の前後方向の軸であり、Y軸は複合アンテナ装置50の左右方向の軸であり、Z軸は複合アンテナ装置50の上下方向の軸である。
図4は第1のアンテナ装置10であるGPS用アンテナのY−Z平面放射パターンを示す。図4より、第1のアンテナ装置10は、Z軸方向、即ち天頂方向において利得が大きく、かつ水平面より上方において十分に大きな利得を持っていることが分かる。
図5は第2のアンテナ装置20であるVICS用アンテナのX−Z平面放射パターンを示す。図5より、第2のアンテナ装置20は、水平線より上方において利得が大きいことが分かる。
図6は第3のアンテナ装置30であるETC用アンテナのX−Z平面放射パターンを示す。図6において、(A)は周波数が5795MHzのときの放射パタンを示し、(B)は周波数が5805MHzのときの放射パターンを示し、(C)は周波数が5835MHzのときの放射パターンを示し、(D)は周波数が5845MHzのときの放射パターンを示す。図6(A)〜(D)より、第3のアンテナ装置30は、いずれの周波数においても斜め前方において利得が大きいことが分かる。
図7は第4のアンテナ装置40である電話用アンテナであるX−Y平面放射パターンを示す。図7において、(A)は周波数が830MHzのときの放射パターンを示し、(B)は周波数が850MHzのときの放射パターンを示し、(C)は周波数が870MHzのときの放射パターンを示し、(D)は周波数が890MHzのときの放射パターンを示し、(E)は周波数が910MHzのときの放射パターンを示し、(F)は周波数が930MHzのときの放射パターンを示す。図7(A)〜(F)より、第4のアンテナ装置40は、いずれの周波数においても水平面内におけるほとんどの角度範囲において、利得がほぼ0〜−5dBの範囲にあることが分かる。
上述したように、第1乃至第4のアンテナ装置10、20、30及び40を主回路基板51上の適切な位置に配置することにより、各アンテナ装置に要求されるアンテナ放射特性を満足させることができる。
図8を参照して、本発明が適用される別の複合アンテナ装置50Aについて説明する。図8において、(A)は透視平面図、(B)は左側面図、(C)は背面図である。尚、図8(A)における右端が前方を示している。複合アンテナ装置50Aの内部構成は、図1に示したものと同様である。従って、図1及び図2に示したものと同一の機能を有するものには同一の参照符号を付して、それらの説明については省略する。
図8(C)に示されるように、トップケース92は、第1乃至第3の出力ケーブル61〜63をそれぞれ外部へ引き出すための第1乃至第3の開口92a、92b、および92cを持つ。
ボトムケース91Aは、後縁を除いて、トップケース92の周壁を覆うように立設する壁91Aaを有する。ボトムケース91Aの壁91Aaの両側面には、一対のブラケット95が取り付けられている。この一対のブラケット95によって、複合アンテナ装置50Aは、車両内部のダッシュボート内で取り付けられ、或いはパケットトレイ(リア)内に埋め込まれる。
とにかく、ブラケット95を設けることによって、複合アンテナ装置50Aの取り付けを容易に行うことが可能となる。
図9乃至図12を参照して、本発明が適用される更に別の複合アンテナ装置50Bについて説明する。図9は複合アンテナ装置50Bを斜め前方から見た分解斜視図であり、図10は複合アンテナ装置50Bを斜め後方から見た分解斜視図であり、図11は複合アンテナ装置50Bを底面側から見た分解斜視図である。図12は図9乃至図11中からトップケース、ボトムケース、およびグランド板を省いた状態の複合アンテナ装置50Bを示す図で、(A)は斜め前方から見た斜視図、(B)は平面図、(C)は前面図(正面図)、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は後面図(背面図)、(G)は底面図である。以下では、図1及び図2に示した複合アンテナ装置50と同様の機能の有するものには同一の参照を符号を付し、説明の簡略化の為に、異なる点についてのみ詳細に説明する。
図1に示す複合アンテナ装置50では、主回路基板51の他に補助回路基板52をも備えているが、複合アンテナ装置50Bは、主回路基板51Aのみ備える。また、図1に示す複合アンテナ装置50では、主回路基板51の裏面にグランドパターンが形成されており、主回路基板51が接地板として働くが、複合アンテナ装置50Bは、主回路基板51Aと別にグランド板(接地板)55を備えている。
複合アンテナ装置50Bにおいて、第3のアンテナ装置30Aは、グランド板32を搭載するベース34と、第3のアンテナ素子31とグランド板32との間に介在するスペーサ35とを備える。尚、ベース34は主回路基板51Aにネジによって取り付けられると共に、グランド板55上に搭載される。
図1に示す複合アンテナ装置50においては、第4のアンテナ装置40の逆L素子41および寄生素子42はそれぞれ第1のスペーサ71および第2のスペーサ72によって支持されている。これに対して、複合アンテナ装置50Bにおいては、第4のアンテナ装置40Aの逆L素子41および寄生素子42は、アンテナホルダ75で保持されている。アンテナホルダ75は、主回路基板51Aの主面51e上に搭載されている。
また、図1に示す複合アンテナ装置50においては、第4のアンテナ装置40は、逆L素子41と寄生素子42とから成るメインアンテナのみから構成されている。これに対して、複合アンテナ装置50Bにおいては、第4のアンテナ装置40Aは、このメインアンテナのみばかりでなく、サブアンテナ45をも備えている。サブアンテナ45は主回路基板51Aの主面51e上に形成された導体パターンから構成されて良い。このサブアンテナ45で受信された信号は、同軸型の第4の出力ケーブル64を介して外部回路(図示せず)へ伝達される。
図1に示す複合アンテナ装置50は第1乃至第3の出力ケーブル61〜63を備えているが、複合アンテナ装置50Bは第1乃至第4の出力ケーブル61〜64を備えている。そして、図1に示す複合アンテナ装置50においては、第1乃至第3の出力ケーブル61〜63は主回路基板51の主面51e上を引き回されているが、複合アンテナ装置50Bにおいては、図12(G)に示されるように、第1乃至第4の出力ケーブル61〜64は主回路基板51Aの裏面51f上を引き回される。そして、これら第1乃至第4の出力ケーブル61〜64は、主回路基板51Aの裏面51f上に取り付けられたケーブルホルダ67で保持される。換言すれば、第1乃至第4の出力ケーブル61〜64は、主回路基板51Aとグランド板55との間に配置されている。
複合アンテナ装置50Bにおいて、第1のアンテナ装置10のLNA(低雑音増幅)回路(図示せず)および第2のアンテナ装置20のフィルタ回路(図示せず)は、主回路基板51Aの裏面51f上に搭載されている。そして、これらLNA回路とフィルタ回路は、主回路基板51Aの裏面51f上に設けられたシールドケース15で覆われている。
次に、図9乃至図11に加えて図13および図14をも参照して、複合アンテナ装置50Bにおける、第3の出力ケーブル63の第2の接地部の固定構造について説明する。
ケーブルホルダ67は、第1乃至第4の出力ケーブル61〜64をそれぞれ保持するため下方に開放した第1乃至第4の保持溝67−1、67−2、67−3、および67−4を持つ。
また、ケーブルホルダ67は、その両端で上方へ延在する一対のフック部672を持つ。一方、主回路基板51Aは、これら一対のフック部672が係合される一対の係合孔512を持つ。したがって、一対のフック部672を一対の係合孔512に係合させることにより、ケーブルホルダ67は主回路基板51Aの裏面51f上に取り付けられる。
ケーブルホルダ67は、一端側で下方へ延在する位置決め突起674を持つ。一方、グランド板55は、この位置決め突起674が嵌合される位置決め孔552を持つ。位置決め突起674を位置決め孔552に嵌合することによって、ケーブルホルダ67はグランド板55上で位置決めされる。
第3の出力ケーブル63の被膜は、前述したように、第1の接地部81から実質的にλ/4の距離だけ離れた箇所で剥がされ、第3の出力ケーブル63の外部導体が露出している。
図1に示す複合アンテナ装置50においては、接地金具82を用いて、第3の出力ケーブル63の露出した外部導体に接地金具82を巻き付けカシメ固定し、ねじ締めによって主回路基板51上に固定し、主回路基板51の裏面に形成されたグランドパターンと電気的に接続し、接地している。
これに対して、複合アンテナ装置50Bにおいては、接地金具82の代わりに板バネ82Aを用いている。板バネ82Aは、第3の出力ケーブル63の露出した外部導体に巻き付けられて電気的に接続される円筒状部821と、この円筒状部821から延在してネジ101によりグランド板55に板バネ82Aを接続固定するための取付部822とを有する。すなわち、取付部822は、ネジ101によりケーブルホルダ67とグランド板55との間に取り付けられる。一方、グランド板55は、ネジ101が螺合されるように雌螺子が切られ、上方へ突出するバーリング穴554を持つ。すなわち、バーリング穴554は、主回路基板51A側へ向けて突出している。板バネ82Aの取付部822は、このバーリング穴544の外周壁を覆うように上方へ突出する円筒状突起822aを持つ。尚、主回路基板51Aは、ネジ101のネジ部を貫通するための貫通穴514を持ち、ケーブルホルダ67も、ネジ101のネジ部を貫通するための貫通穴676を持つ。
このような構成の第3の出力ケーブル63の第2の接地部の固定構造において、ネジ101を主回路基板51Aの貫通穴514、ケーブルホルダ67の貫通穴676を貫通して、グランド板55のバーリング穴554に螺合させることによって、板バネ82Aの取付部822がグラント板55に電気的に接続固定される。その際、バーリング穴554の突出部と取付部822の円筒状突起822aとが互いに密着して接触し、第3の出力ケーブル63と板バネ82Aとが締め付けられる。
図1に示した複合アンテナ装置50における、第3の出力ケーブル63の第2の接地部の固定構造では、カシメ工程とネジ締め工程との別々の2工程が必要であったが、本複合アンテナ装置50Bにおいては、1本のネジ101による螺合によって、カシメ工程とネジ締め工程とを1工程で同時に行なうことができ、組立て工程を減少することができる。また、グランド板55に設けたバーリング穴(ネジ締め穴部)554と対応する位置で、板バネ82Aに円筒状突起822aを設けているので、幾何公差、寸法公差のバラつきに依存せずに、確実に第3の出力ケーブル63の露出した外部導体を接地することができる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上記実施の形態では、第4のアンテナ装置はトップケースの形状に合わせて水平部分が曲がった形状を有しているが、水平部分が真っ直ぐな形状であっても良いのは勿論である。また、上述した実施の形態では、第4のアンテナ装置はグランド板や回路基板上に搭載されているが、グランド板や回路基板を省いても良い。
本発明が適用される複合アンテナ装置を、トップケースを取り外した状態で示す斜視図である。 図1に示した複合アンテナ装置を、トップケースを取り付けた状態で示す外観斜視図である。 図1に示した複合アンテナ装置のアンテナ座標系を示す図で、(A)は複合アンテナ装置のアンテナ座標系の全体図を示し、(B)はX−Z図を示し、(C)はX−Y図を示し、(D)はY−Z図を示す。 図1に示した複合アンテナ装置に使用される第1のアンテナ装置であるGPS用アンテナのY−Z平面放射パターンを示す図である。 図1に示した複合アンテナ装置に使用される第2のアンテナ装置であるVICS用アンテナのX−Z平面放射パターンを示す図である。 図1に示した複合アンテナ装置に使用される第3のアンテナ装置であるETC用アンテナのX−Z平面放射パターンを示す図である。 図1に示した複合アンテナ装置に使用される第4のアンテナ装置である電話用アンテナであるX−Y平面放射パターンを示す図である。 本発明が適用される別の複合アンテナ装置を示す図で、(A)は透視平面図、(B)は左側面図、(C)は背面図である。 本発明が適用される更に別の複合アンテナ装置を斜め前方から見た分解斜視図である。 図9に示した複合アンテナ装置を斜め後方から見た分解斜視図である。 図9に示した複合アンテナ装置を底面側から見た分解斜視図である。 図9乃至図11中からトップケース、ボトムケース、およびグランド板を省いた状態の複合アンテナ装置を示す図で、(A)は斜め前方から見た斜視図、(B)は平面図、(C)は前面図(正面図)、(D)は左側面図、(E)は右側面図、(F)は後面図(背面図)、(G)は底面図である。 図9に示した複合アンテナ装置における、第3の出力ケーブルの第2の接地部の固定構造を示す分解斜視図である。 図13に示した固定構造の断面図である。
符号の説明
10 第1のアンテナ装置(GPS用アンテナ)
11 第1のアンテナ素子(パッチアンテナ)
15 シールドケース
20 第2のアンテナ装置(VICS用アンテナ)
21 第2のアンテナ素子(パッチアンテナ)
30、30A 第3のアンテナ装置(ETC用アンテナ)
31 第3のアンテナ素子
31a 長孔
32 グランド板
32a 壁部
34 ベース
35 スペーサ
40、40A 第4のアンテナ装置(電話用アンテナ)
41 給電素子(逆L素子)
42 無給電素子(寄生素子)
45 サブアンテナ
50、50A、50B 複合アンテナ装置
51 主回路基板(グランド板)
51A 主回路基板
51a 前辺
51b 後辺
51c 第1の側辺
51d 第2の側辺
51e 主面
51f 裏面
512 係合孔
514 貫通穴
52 補助回路基板
52a 主面
55 グランド板
552 位置決め孔
554 バーリング穴
61 第1の出力ケーブル
62 第2の出力ケーブル
63 第3の出力ケーブル(同軸ケーブル)
64 第4の出力ケーブル
67 ケーブルホルダ
672 フック部
674 位置決め突起
676 貫通穴
71 第1のスペーサ
72 第2のスペーサ
75 アンテナホルダ
81 第1の接地部
82 第2の接地部(接地金具)
82A 第2の接地部(板バネ)
821 円筒状部
822 取付部
822a 円筒状突起
91、91A ボトムケース
91Aa 壁
92、92A トップケース
95 ブラケット

Claims (6)

  1. 複数のアンテナ装置が1つの主回路基板上に搭載される複合アンテナ装置であって、
    前記複数のアンテナ装置の一つの特定のアンテナ装置は、前記主回路基板と離間して配置されたグランド板と、前記回路基板上に配置され他のアンテナ装置の使用する周波数帯より低い周波数帯の電波を受信し、逆L素子である給電素子と、前記回路基板上に配置され寄生素子である無給電素子と、前記給電素子に対する給電点で接続された内部導体を持つ同軸ケーブルであって、前記回路基板と前記グランド板との間に配置された前記同軸ケーブルとを有し
    前記給電点で前記同軸ケーブルの外部導体を前記グランド板へ接地する第1の接地部と、
    該第1の接地部から実質的に(λ/4)(λは使用する周波数帯の波長)の距離だけ離間した箇所で、前記同軸ケーブルの外部導体を前記グランド板へ接地する第2の接地部と
    を有することを特徴とする複合アンテナ装置。
  2. 前記回路基板は主面と裏面とを持ち、前記グランド板は前記回路基板の裏面側に配置されており、前記給電素子は前記回路基板の主面上に設けられ、前記同軸ケーブルは前記回路基板の裏面上に設けられ、前記同軸ケーブルは前記回路基板と前記グランド板との間に設けられる、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
  3. 前記特定のアンテナ装置は、前記回路基板と前記グランド板間との間に配置されて、前記同軸ケーブルを保持するケーブルホルダを備え、
    前記同軸ケーブルの被膜は、前記第1の接地部から実質的に(λ/4)の距離だけ離間した箇所で剥がされて、前記外部導体が露出しており、
    前記第2の接地部は、前記露出した外部導体を前記グランド板に接地させるために、前記ケーブルホルダと前記グランド板間との間に挿入されて、ネジにより締め付け固定される板バネを有することを特徴とする、請求項2に記載の複合アンテナ装置。
  4. 前記板バネは、前記露出した外部導体に巻き付けられる円筒状部と、該円筒状部から延在して前記ネジにより前記ケーブルホルダと前記グランド板との間に取り付けられる取付部とを有する、請求項3に記載の複合アンテナ装置。
  5. 前記グランド板は、前記回路基板側へ向けて突出して前記ネジが螺合されるバーリング穴を持ち、
    前記取付部は、前記バーリング穴の外周壁を覆うように突出する円筒状突起を持つ、請求項4に記載の複合アンテナ装置。
  6. 前記複数のアンテナ装置は、第1乃至第4のアンテナ装置からなり、
    前記第1及び第2のアンテナ装置は、それぞれ、前記主回路基板の主面上に搭載された第1及び第2のアンテナ素子を含み、
    前記第3のアンテナ装置は、前記主回路基板の主面上に配置された第3のアンテナ素子と、該第3のアンテナ素子を取り囲むような壁部を有するグランド板とからなり、
    前記第4のアンテナ装置は、前記特定のアンテナ装置からなる、請求項1に記載の複合アンテナ装置。
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