JP4819734B2 - 指紋センサ装置、および、移動体通信端末 - Google Patents

指紋センサ装置、および、移動体通信端末 Download PDF

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Description

本発明は、指紋センサ装置、および、移動体通信端末に関し、特に、2方向以上で使用される場合に好適な指紋センサ装置、および、移動体通信端末に関する。
携帯電話などの移動体通信端末では、基本機能となる音声通話機能以外の種々の機能が付加され多機能化が進んでいる。近時では、例えば、電子マネー機能やクレジットカード機能などといった、金銭的な決済をおこなえる機能も搭載されている。このような機能はユーザに利便性をもたらす反面、例えば、紛失や盗難などで第三者に不正利用されると、金銭的な損失が生じるおそれがある。また、端末内に保存されている個人情報などが漏洩する危険性もある。
このような紛失や盗難のおそれは、小型である移動体通信端末では特に多いため、正規ユーザ以外の使用を制限することが重要となってくる。この場合、ユーザ認証が必要となるが、指紋などの生体特徴によって使用者を認証するバイオメトリクス認証技術が移動体通信端末にも搭載されつつある(例えば、特許文献1)。
一方で、移動体通信端末の高性能化により、表示パネルの性能が向上し、移動体通信端末において高品位の映像表示などが可能になっている。また、移動体通信端末にカメラ機能が搭載されることが一般的となっており、このような移動体通信端末では、スチル画像のみならず動画像(ビデオ)の撮影もおこなうことができる。さらに、移動体端末向けのデジタルテレビジョン放送である1セグメント放送(ワンセグ放送)も実用化され、テレビジョン放送を受信・表示できる移動体通信端末も普及しつつある。
ここで、移動体通信端末の本来的な主機能は音声通話であるため、移動体通信端末の筐体全体で受話器としての機能を発揮する必要がある。よって、通常、移動体通信端末の形状は縦長であり、これに合わせて表示パネルも縦長に配置されていることが一般的である。しかしながら、上述したような動画像の再生・表示機能が一般的に搭載されるようになると、動画像の表示フォーマットは横長であるため、表示パネルを横長方向にして移動体通信端末を使用する形態が多くなってきている。
こうした使用形態に対応するため、筐体の開閉機構などを工夫することにより、表示パネルを横長方向にして、動画像表示などを見やすくした移動体通信端末も多い。例えば、折りたたみ式の筐体を持つ移動体通信端末において、表示パネルが配置されている側の筐体を、開閉方向だけでなく水平方向にも回転させることのできる、いわゆる2軸開閉式の移動体通信端末も実用化されており、容易に表示パネルを横長方向にして利用することができる。このような2軸開閉式の移動体通信端末で表示パネルを横長方向にした場合、通常、キーパッドなどの操作をおこなう部分が露出されないようなり、表示パネル部分が全面的に露出することになる。
ここで、上述したようなバイオメトリクス認証を移動体通信端末に搭載する場合、認証装置の小型化が容易な指紋認証を採用することが多い。この場合の指紋センサ装置は、手指をスライドさせて指紋画像を取得するラインセンサ型であることが一般的である。このようなラインセンサ型の指紋センサの場合、手指を1次元方向にスライドさせて指紋の特徴部分を認識するため、手指の移動方向を一定方向にしておく必要がある。
移動体通信端末を常に一定の方向で使用するのであれば、指紋センサを移動体通信端末に固定しておいても問題はないが、上述したように、表示パネルを横長方向にして使用する場合、指紋センサが固定されていると、センサの読取方向が90°変わることになる。このため、表示パネルを横長方向にしているときに指紋認証が必要となった場合、正しい読取方向で手指を指紋センサに載置させるため、移動体通信端末の方向が変わるように持ち替えたり、不自然な姿勢で手指を載置させたりしなければならず不便であった。
特開2002−279412号公報
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、移動体通信端末などでの指紋認証の利便性を向上させる指紋センサ装置、および、移動体通信端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる指紋センサ装置は、
回転動作する筐体と、該筐体の回転軸に位置する回転軸部と、を有する装置に用いられる指紋センサ装置であって、
指紋画像を取得するセンサ部と、
前記センサ部を保持し、前記筐体に回転可能に取り付けられる台座部と、
前記回転軸部に取り付けられ該回転軸部の回転に合わせて回転する第1の歯車部と、前記台座部に取り付けられ該台座部の回転に合わせて回転する第2の歯車部と、が係合して前記第1の歯車部の回転によって前記第2の歯車部が回転するように構成され、前記筐体の回転によって前記台座部を回転させる回転機構部と、
を備えることを特徴とする。
上記指紋センサ装置において、
記回転機構部は、
前記筐体が180°回転したときに前記台座部を90°回転させるように係合された前記第1の歯車部および前記第2の歯車部から構成されていることが望ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第の観点にかかる移動体通信端末は、
指紋センサと、回転動作する筐体と、該筐体の回転軸に位置する回転軸部と、を有する移動体通信端末であって、
前記指紋センサを保持し、回転可能に前記筐体に取り付けられるセンサ保持手段と、
前記回転軸部に取り付けられ該回転軸部の回転に合わせて回転する第1の歯車部と、前記センサ保持手段に取り付けられ該センサ保持手段の回転に合わせて回転する第2の歯車部と、が係合して前記第1の歯車部の回転によって前記第2の歯車部が回転するように構成され、前記筐体の回転によって前記センサ保持手段を回転させるセンサ回転手段と、
を備えることを特徴とする。
前記移動体通信端末は、2軸ヒンジで接続された第1の筐体と第2の筐体とを有しているものとすることができ、この場合、
前記2軸ヒンジは、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を開閉動作させる開閉軸と、前記開閉軸に直交し前記第2の筐体を回転動作させる回転軸と、で前記第1の筐体および前記第2の筐体が回動するよう構成され、
前記センサ保持手段は、回転可能に前記第2の筐体に取り付けられ、
前記センサ回転手段は、
前記第2の筐体が180°回転したときに前記センサ保持手段を90°回転させるように係合された前記第1の歯車部および前記第2の歯車部から構成されていることが望ましい。
本発明によれば、移動体通信端末などにおける指紋認証時の利便性を向上することができる。
本発明にかかる実施形態を、図面を参照して以下に説明する。本実施形態では、指紋認証機能を有する移動体通信端末に本発明を適用した場合を例示する。よって、本実施形態にかかる移動体通信端末は、指紋認証に必要となる指紋センサを有している
(実施形態1)
このような移動体通信端末に、2軸ヒンジによる2軸開閉機構が採用されている場合を実施形態1として説明する。本実施形態にかかる移動体通信端末100の構成を、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態にかかる移動体通信端末100の外観構成を示す模式図である。本実施形態にかかる移動体通信端末100は、図1に示すように、表示パネル側筐体100Aとキーパッド側筐体100Bとが2軸ヒンジ部DHで接続された2軸開閉式の移動体通信端末である。
つまり、図1に示すように、表示パネルDPや受話用スピーカSP、および、指紋認証に必要となる指紋センサを含んだセンサユニットSUなどが配置された表示パネル側筐体100Aと、キーパッドKPや送話用マイクロフォンMCなどが配置されたキーパッド側筐体100Bとが2軸ヒンジ部DHによって開閉可能に構成されている。なお、本実施形態では、電気的・電子的動作によって移動体通信端末100を制御する制御部(CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)など)は、キーパッド側筐体100B内に構成されていることとする。
図1では、このような筐体構造の移動体通信端末100が開いている状態を示している。この状態は、移動体通信端末100の基本機能である音声通話をおこなう際に用いられるものであり、移動体通信端末100の標準的な使用形態であり、いわゆるオープンスタイルと呼ばれる形態である。
ここで、2軸ヒンジ部DHによって実現される2軸開閉機構により、移動体通信端末100は、図1に示したオープンスタイルとは異なる形態とすることが可能である。2軸開閉機構による移動体通信端末100のスタイル変化を、図2および図3を参照して説明する。
まず、図2を参照して、2軸開閉機構を実現するための構造を説明する。図2は、図1に示した移動体通信端末100における表示パネル側筐体100A、キーパッド側筐体100B、2軸ヒンジ部DHを分離させて示した図である。
図示するように、キーパッド側筐体100Bには、ヒンジ基部HBが構成されている。本実施形態では、左右方向に一対となるヒンジ基部HBが構成されているものとし、左側のヒンジ基部をヒンジ基部HB、右側のヒンジ基部をヒンジ基部HBとする。これらのヒンジ基部HBのそれぞれは、キーパッド側筐体100Bの外面部から突出する形状であり、キーパッド側筐体100Bに固定されている。
各ヒンジ基部HBは、2軸ヒンジ部DHとの接続に用いられる開閉軸部HXを有する。開閉軸部HXは、例えば、端部などに脱落防止用の加工が施された円柱状の軸材によって構成されており、各ヒンジ基部HBから水平方向に突出している。ここでは、各ヒンジ基部HBから内向きに突出しているものとする。つまり、左側ヒンジ基部HBからは右方向に開閉軸部HXが突出し、右側ヒンジ基部HBからは左方向に開閉軸部HXが突出している。また、各開閉軸部HXはそれぞれのヒンジ基部HBに固定されている。
このようなキーパッド側筐体100B上のヒンジ基部HBに対して回転可能となるように2軸ヒンジ部DHが組み付けられる。つまり、2軸ヒンジ部DHは、図2に示すように、キーパッド側筐体100B上のヒンジ基部HBと係合するような切り欠き部CAを有する形状であるとともに、開閉軸部HXを保持する軸受部HSが内部に構成されている。
より詳細には、キーパッド側筐体100Bの左側ヒンジ基部HBに対応する左側切り欠き部CAと、右側ヒンジ基部HBに対応する切り欠き部CAとが形成されている。そして、左側切り欠き部CAにおいて左側ヒンジ基部HBの内側が接する面上に開口して形成される左側軸受部HSと、右側切り欠き部CAにおいて右側ヒンジ基部HBの内側が接する面上に開口して形成される右側軸受部HSが構成されている。
このような構造の2軸ヒンジ部DHは、各軸受部HSで対応する開閉軸部HXが保持されるようにヒンジ基部HBに対して組み付けられる。これにより、2軸ヒンジ部DHは、図2に示す1点鎖線Xを回転軸とした矢印方向で、キーパッド側筐体100Bに対して開閉可能となる。このような2軸ヒンジ部DHに表示パネル側筐体100Aが組み付けられることで、表示パネル側筐体100Aとキーパッド側筐体100Bの開閉動作が実現される。
2軸ヒンジ部DHはさらに、2軸ヒンジ部DHの中心位置で表示パネル側筐体100Aの方向に垂直に突出する回転軸部VXを備えている。この回転軸部VXは、途中部分などに脱落防止用の加工が施された円柱状の軸材によって構成されており、2軸ヒンジ部DHに固定されている。
そして、表示パネル側筐体100Aには、2軸ヒンジ部DHと対峙する面の中央に、回転軸部VXを保持する回転軸受部VSが構成されている。そして、回転軸部VXが回転軸受部VSで保持されるよう、2軸ヒンジ部DHに対して表示パネル側筐体100Aを組み付けることで、表示パネル側筐体100Aは、図2に示す1点鎖線Zを回転軸とした矢印方向で、2軸ヒンジ部DHに対して回転可能となる。
図2に示した構造を有するキーパッド側筐体100B、2軸ヒンジ部DH、表示パネル側筐体100Aを上述したように組み付けた移動体通信端末100では、図3(a)に示すように、筐体の開閉にかかる回転軸と直交する回転軸で表示パネル側筐体100Aが回転する。このような表示パネル側筐体100Aの回転角は、少なくとも180°であるものとする。よって、図1に示した状態から、表示パネル側筐体100Aを180°回転させると、表示パネル側筐体100Aは反転することになる。
この状態から、2軸ヒンジ部DHの開閉動作によって、表示パネル側筐体100Aをキーパッド側筐体100B側に倒すと、図3(b)に示すような形態となる。この形態は、表示パネル側筐体100Aに配置されている表示パネルDPを横長方向にして使用する場合に好適な、いわゆるビュースタイルと呼ばれる形態である。本実施形態では、このようなビュースタイルとした場合、2軸ヒンジ部DHでの回転方向などを検出するセンサなどを用いることで、移動体通信端末100の動作を制御する制御部が、表示パネルDP上での表示方向を90°回転させるものとする。この場合、本実施形態では、図3(b)の表示パネルDPに示した文字列(ABC123)のような表示方向に回転させるものとする。よって、移動体通信端末100をビュースタイルにした場合、図3(b)に示すような筐体方向で使用されることになる。
つまり、本実施形態にかかる移動体通信端末100は、使用用途などに応じて、図1に示すような縦長方向と、図3(b)に示すような横長方向のいずれでも使用することができる。
次に、図1に示したセンサユニットSUについて説明する。本実施形態にかかるセンサユニットSUは、表示パネル側筐体100A上の図1に示すような位置に配置される。このようなセンサユニットSUの構成を、図4および図5を参照して説明する。
まず、図4(a)を参照して、センサユニットSUの外観上の構成を説明する。図4(a)は、図1に示したセンサユニットSUを拡大して表示したものである。つまり、図4(a)は、センサユニットSUの構成のうち、表示パネル側筐体100A上から目視できる部分を示している。
本実施形態にかかるセンサユニットSUは、センサ部SSと、センサ部SSを保持する台座部BSによって構成されている。台座部BSにおいてセンサ部SSが載置されている面は、図4(a)に示すように円形の形状となっている。
このようなセンサユニットSUを構成しているセンサ部SSの構成を、図4(b)を参照して説明する。図4(b)は、図4(a)に示したセンサ部SSを拡大表示した図である。図示するように、センサ部SSは、指紋センサFSと、ガイド部FGから構成されている。
指紋センサFSは、例えば、静電容量方式などのラインセンサから構成され、指紋センサFS上に載置された手指の指紋画像を取得する。
ガイド部FGは、指紋センサFS上に載置する手指の位置を規定するためのガイド部材であり、指紋センサFSの左右端において指紋センサFSのセンサ面より突出するように配置されている。この場合、指紋センサFSの左端部に配置されるガイド部FGを左側ガイド部FG、指紋センサFSの右端部に配置されるガイド部FGを右側ガイド部FGとする。
このようなセンサ部SSが使用されるときの様子を図4(c)に示す。図示するように、移動体通信端末100のユーザは、指紋センサFS上に手指を載置し、矢印に示すような一次元方向に手指をスライドさせる。これは、静電容量方式などのラインセンサで構成された指紋センサFSは、手指を一次元方向にスライドさせたときに生じる静電容量の変化などから指紋画像を取得するためである。
このようなラインセンサ型の指紋センサFSを使って指紋認証をおこなうときには、常に、同一方向に手指をスライドさせる必要がある。また、正確な指紋認証をおこなうためには、登録した指紋画像を得たときと同じ指紋画像が得られるようにする必要がある。よって、指紋認証時に指紋センサFS上に載置する手指の位置がずれると正確な指紋認証をおこなえなくなるので、手指が指紋センサFS上の一定の位置に載置できるようガイド部FGが配置されている。
このような指紋センサFSを保持している台座部BSについて、図5を参照して説明する。まず、図5(a)を参照して、センサユニットSU全体の構成を説明する。図5(a)は、センサユニットSUの構成を示す斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示したセンサユニットSUの下面側を示す平面図である。
図示するように、センサユニットSUの台座部BSは、上部台座UB、下部台座LB、歯車GR、などから構成されている。
上部台座UBは、円柱状の構造体から構成され、センサ部SSを載置する。この場合、上部台座UBの上部底面にセンサ部SSが載置される。
下部台座LBは、上部台座UBの底面よりも径の大きい底面を有する円柱状の構造体によって構成され、上部台座UBの底面と下部台座LBの底面とが同心となる位置で、上部台座UBの下部底面と接触している。このような上部台座UBと下部台座LBとは一体に構成されていてもよい。
歯車GRは、例えば、かさ歯車(ベベルギア)などといった、直交軸間での回転伝達をおこなうための歯車から構成され、下部台座LBの底面と同心となる位置で、下部台座LBの下部底面に固定されている。
このような構成のセンサユニットSUには、図5(a)に示すように、中心位置で上部台座UB、下部台座LB、歯車GRを貫通するような導管HLが構成されている。この導管HLは、一端が指紋センサFS付近で開口し、他端が、図5(b)に示すように、歯車GRの中心位置で開口するように形成される。そして、指紋センサFSと移動体通信端末100の制御部とを接続する信号線SLが、導管HLを通って表示パネル側筐体100Aの内部に導出される。
次に、このような構成のセンサユニットSUが配置される表示パネル側筐体100Aの構造を、図6を参照して説明する。図示するように、表示パネル側筐体100Aには、表示パネル側筐体100Aの外面上に開口部APが形成されている。この開口部APは、上部台座UBの底面と相似となる円形の開口であり、少なくとも上部台座UBの底面が回転可能に露出できる径とする。
表示パネル側筐体100Aの内部には、このような開口部APの真下となる位置に、下部台座LBを保持する台座保持部BHが形成されている。この台座保持部BHは、少なくとも下部台座LBを回転可能に保持できるサイズと形状の空間である。
このような台座保持部BHの底面には開口部APが形成されている。この開口部APは、開口部APと相似する円形の開口であり、開口部APと同心となる位置に形成される。この開口部APの径は、台座保持部BHによってセンサユニットSUが保持できるよう、少なくとも、下部台座LBの底面径より小さいものとする。なお、開口部APによって歯車GRと他の歯車とを係合させるので(詳細後述)、開口部APの径は、歯車GRの径より大きいことが望ましい。
このような表示パネル側筐体100AにセンサユニットSUを組み込んだ場合の構成を、図7を参照して説明する。
図7(a)は、表示パネル側筐体100AにセンサユニットSUを組み込んだときの表示パネル側筐体100Aの外観構成を示すものである。センサユニットSUの下部台座LBが台座保持部BHで保持されるよう、センサユニットSUを表示パネル側筐体100Aに組み付けると、図7(a)に示すように、表示パネル側筐体100Aの開口部AP1から上部台座UBが露出するように保持される。ここで、図1に示すようなオープンスタイルにおける移動体通信端末100の上下方向と、上部台座UBに保持されているセンサ部SSの上下方向とが一致するように組み付けられるものとする。
このようにセンサユニットSUを組み付けたときの表示パネル側筐体100A内の構造を、図7(b)を参照して説明する。図7(b)は、図7(a)における1点鎖線に沿った部分断面を示す部分断面図である。
図示するように、開口部APと開口部APの径を、下部台座LBの底面径よりも小さくすることで、上部台座UBが開口部APから露出した状態で、センサユニットSUが回転可能に表示パネル側筐体100Aに保持される。
次に、このように表示パネル側筐体100Aに組み付けられたセンサユニットSUの歯車GRと一対となる歯車について説明する。ここで、センサユニットSUの歯車GRは、センサユニットSUの回転軸と直交する軸を回転軸とした回転運動によって、センサユニットSUを回転させるために構成されている。本実施形態では、2軸ヒンジ部DHの2軸開閉機構による表示パネル側筐体100Aの回転動作(図3(a)参照)に応じてセンサユニットSUを回転させることで、指紋センサFSの方向を変えることとする。
このため、センサユニットSUに設けられている歯車GRと係合する歯車は、表示パネル側筐体100Aの回転軸となる回転軸部VXに構成される。このような構成とした2軸ヒンジ部DHを図8(a)に示す。
図示するように、2軸ヒンジ部DHから表示パネル側筐体100A側に垂直に突出している回転軸部VXの端部に、センサユニットSUの歯車GRと係合する歯車GRが構成されている。この歯車GRは、例えば、歯車GRと同様のかさ歯車などで構成される。ここでは、歯車GRを大歯車とし、この歯車GRに対して小歯車(ピニオンギア)となる歯車によって歯車GRが構成される。
このような歯車GRが構成された回転軸部VXを有する2軸ヒンジ部DHに、センサユニットSUが組み付けられた表示パネル側筐体100Aを組み付けた場合の構造を、図8(b)を参照して説明する。図8(b)は、図8(a)に示す2軸ヒンジ部DHに、図7(a)に示す表示パネル側筐体100Aを組み付けた場合に、図7(a)における1点鎖線に沿った部分断面を示す部分断面図である。
図示するように、表示パネル側筐体100Aを2軸ヒンジ部DHに組み付けると、表示パネル側筐体100Aに構成されている回転軸受部VSで回転軸部VXが保持されることになる。この場合において、表示パネル側筐体100A内部での回転軸受部VSの端部を、開口部APの下側端部付近に設定し、回転軸部VXを、少なくともこの回転軸受部VSの端部から突出できる長さに設定する。そして、このようにして組み付けたときに、センサユニットSUの歯車GRと係合できる回転軸部VX上の位置に、歯車GRを構成する。
この場合、回転軸部VXは、その軸心が中空となる構成とし、回転軸部VXの端部で開口させることで導管HLを構成する。そして、センサユニットSUの導管HLから導出した信号線SLを、導管HLによってキーパッド側筐体100Bに導出する。つまり、図8(a)に示すように、導管HLは、2軸ヒンジ部DHの軸受部HSまで延伸しており、軸受部HSに保持される開閉軸部HXにも、導管HLと同様な導管(不図示)を構成することで、表示パネル側筐体100Aからの信号線SLなどがキーパッド側筐体100Bに導出される。これにより、表示パネル側筐体100Aに構成されている種々の電気的構成と、キーパッド側筐体100Bにある制御部とを電気的に接続している。
図8(b)に示すような構成とすることで、センサユニットSUの歯車GRと、回転軸部VXに構成された歯車GRとが係合することになる。この場合において、回転軸部VXを保持する回転軸受部VSは表示パネル側筐体100Aに構成されているので、2軸ヒンジ部DHに固定されている回転軸部VXを回転軸として表示パネル側筐体100Aが回転することになる。このとき、回転軸部VXの歯車GRと歯車GRが係合しているので、回転軸部VXを回転軸とした表示パネル側筐体100Aの回転により、歯車GRに回転が発生することになる。
歯車GRはセンサユニットSUを構成している下部台座LBに固定されているので、歯車GRに発生した回転によってセンサユニットSUが回転することになる。つまり、図9(a)に示すように、表示パネル側筐体100Aの回転に応じて、表示パネル側筐体100A上のセンサユニットSUが回転することになる。
この場合において、表示パネル側筐体100Aが180°回転したときに、センサユニットSUが左方向に90°回転するように、歯車GRおよび歯車GRの歯数やピッチを設定する。こうすることにより、図9(a)に示すように、表示パネル側筐体100Aの回転に応じて、センサユニットSUが矢印の方向に回転する。
この場合、表示パネル側筐体100Aを180°反転させ、さらにキーパッド側筐体100Bの方に倒したビュースタイルとしたときに、センサユニットSUが90°回転するので、図9(b)に示すように、横長方向で使用する表示パネルDPの上下方向と、指紋センサFSで指紋読取をおこなうときの上下方向とが一致するようになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、2軸ヒンジを用いた移動体通信端末などにおいて、筐体の回転によって指紋センサを回転させるので、装置の使用方向が変わった場合でも、指紋センサの方向をユーザに対し最適な方向とすることができる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、2軸ヒンジによる2軸開閉機構を有する移動体通信端末において指紋センサの方向を最適化する例を示したが、2軸開閉機構ではない装置でも指紋センサの方向を最適化させる構成を実施形態2として説明する。
本実施形態にかかるセンサユニットSUの構成を、図10を参照して説明する。図示するように、本実施形態にかかるセンサユニットSUは、上部台座UBと下部台座LBから構成される台座部BSにセンサ部SSが保持されている構成としていることは、実施形態1で示したセンサユニットSUと同じであるが、実施形態1の場合と異なり歯車GRを構成していない。また、本実施形態にかかるセンサユニットSUは、実施形態1で示したような筐体の構造を持つ装置(移動体通信端末など)に組み付けられることで回転可能に保持される。
本実施形態では、歯車GRに代わり、下部台座LBの内部にウェイト部WTが構成されている。このウェイト部WTは、重力によってセンサユニットSUを回転させることのできる質量の錘である。このようなウェイト部WTは、指紋センサFSの下方向に対応する位置に構成される。これにより、ウェイト部WTが構成されている部分が常に下方向(重力方向)となるので、このようなセンサユニットSUが組み付けられている装置の方向が変わっても、指紋センサFSでの上下方向と装置の上下方向とが一致する。
本実施形態によれば、回転可能な指紋センサを重力によって回転させるので、2軸開閉機構を有していない装置であっても、指紋センサの方向を最適化させることができる。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することで、2方向以上の使用方向がある装置において、指紋センサの方向を使用方向に合った方向にすることができるので、指紋認証時に筐体を持ち替えたり、不自然な方向に手指移動させたりする必要がない。これにより、指紋認証時の利便性を向上させることができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記各実施形態では、本発明にかかる指紋センサを移動体通信端末に搭載した場合を例示したが、指紋センサが搭載される装置は移動体通信端末に限らず任意であり、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)やパーソナルコンピュータ、その他指紋認証が必要となる種々の装置に適用することができる。
また、上記実施形態1では、歯車を構成することで、筐体の回転に応じて指紋センサの方向も回転させるものとしたが、指紋センサの方向を装置の使用方向に合わせて変えられるのであればその方法は任意である。例えば、モータなどの動力を用いて指紋センサを回転させてもよい。この場合、例えば、筐体の開閉や回転などをセンサで検出し、検出結果に基づいて判断される装置の使用方向に応じて、指紋センサを回転させることができる。
本発明の実施形態にかかる移動体通信端末のオープンスタイル時の外観構成を示す図である。 図1に示す移動体通信端末の2軸開閉機構を説明するための図である 図1に示す移動体通信端末の2軸開閉機構を説明するための図であり、(a)は表示パネル側筐体が回転する様子を示し、(b)は2軸開閉機構によるビュースタイル時の移動体通信端末の外観を示す。 本発明の実施形態1にかかるセンサユニットを説明するための図であり、(a)はセンサユニットの外観を示し、(b)はセンサ部の構成を示し、(c)はセンサ部が使用されるときの様子を示す。 図4に示すセンサユニットを説明するための図であり、(a)はセンサユニットの全体構成を示した斜視図であり、(b)は台座部の底面側を示した平面図である。 図5に示すセンサユニットが組み付けられる表示パネル側筐体の構成を示した模式図である。 図5に示すセンサユニットが表示パネル側筐体に組み付けられた場合を説明するための図であり、(a)はセンサユニットが組み付けられた表示パネル側筐体の外観を示した模式図であり、(b)はそのときの表示パネル側筐体の内部での構成を示す部分断面図である。 本発明の実施形態1にかかる移動体通信端末の構造を説明するための図であり、(a)は2軸ヒンジ部の構成を示す模式図であり、(b)は図8(a)に示す2軸ヒンジ部に表示パネル側筐体を組み付けた場合の表示パネル側筐体の内部構造を示した部分断面図である。 本発明の実施形態1にかかる移動体通信端末におけるセンサユニットの回転動作を説明するための図であり、(a)は表示パネル側筐体の回転に応じて表示パネル側筐体のセンサユニットが回転する様子を示し、(b)は2軸開閉機構によるビュースタイル時のセンサユニットの状態を示す。 本発明の実施形態2にかかるセンサユニットを示す図である。
符号の説明
100…移動体通信端末、SP…受話用スピーカ、DP…表示パネル、KP…キーパッド、MC…送話用マイクロフォン、100A…表示パネル側筐体、100B…キーパッド側筐体、DH…2軸ヒンジ部、HB…ヒンジ基部、HB…左側ヒンジ基部、HB…右側ヒンジ基部、HX…開閉軸部、HX…左側開閉軸部、HX…右側開閉軸部、CA…切り欠き部、CA…左側切り欠き部、CA…右側切り欠き部、HS…軸受部、HS…左側軸受部、HS…右側軸受部、VX…回転軸部、VS…回転軸受部、SU…センサユニット、SS…センサ部、FS…指紋センサ、FG…ガイド部、FG…左側ガイド部、FG…右側ガイド部、BS…台座部、UB…上部台座、LB…下部台座、GR…歯車、HL…導管、SL…信号線、AP…開口部、BH…台座保持部、AP…開口部、GR…歯車、HL…導管

Claims (4)

  1. 回転動作する筐体と、該筐体の回転軸に位置する回転軸部と、を有する装置に用いられる指紋センサ装置であって、
    指紋画像を取得するセンサ部と、
    前記センサ部を保持し、前記筐体に回転可能に取り付けられる台座部と、
    前記回転軸部に取り付けられ該回転軸部の回転に合わせて回転する第1の歯車部と、前記台座部に取り付けられ該台座部の回転に合わせて回転する第2の歯車部と、が係合して前記第1の歯車部の回転によって前記第2の歯車部が回転するように構成され、前記筐体の回転によって前記台座部を回転させる回転機構部と、
    を備えることを特徴とする指紋センサ装置。
  2. 前記回転機構部は、
    前記筐体が180°回転したときに前記台座部を90°回転させるように係合された前記第1の歯車部および前記第2の歯車部から構成される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の指紋センサ装置。
  3. 指紋センサと、回転動作する筐体と、該筐体の回転軸に位置する回転軸部と、を有する移動体通信端末であって、
    前記指紋センサを保持し、回転可能に前記筐体に取り付けられるセンサ保持手段と、
    前記回転軸部に取り付けられ該回転軸部の回転に合わせて回転する第1の歯車部と、前記センサ保持手段に取り付けられ該センサ保持手段の回転に合わせて回転する第2の歯車部と、が係合して前記第1の歯車部の回転によって前記第2の歯車部が回転するように構成され、前記筐体の回転によって前記センサ保持手段を回転させるセンサ回転手段と、
    を備えることを特徴とする移動体通信端末。
  4. 前記移動体通信端末は、2軸ヒンジで接続された第1の筐体と第2の筐体とを有し、
    前記2軸ヒンジは、前記第1の筐体に対して前記第2の筐体を開閉動作させる開閉軸と、前記開閉軸に直交し前記第2の筐体を回転動作させる回転軸と、で前記第1の筐体および前記第2の筐体が回動するよう構成され、
    前記センサ保持手段は、回転可能に前記第2の筐体に取り付けられ、
    前記センサ回転手段は、
    前記第2の筐体が180°回転したときに前記センサ保持手段を90°回転させるように係合された前記第1の歯車部および前記第2の歯車部から構成される、
    ことを特徴とする請求項に記載の移動体通信端末。
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