JP4818991B2 - 車両用トラクション制御装置 - Google Patents

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本発明は、複数の駆動輪を動力源で駆動している状態で駆動輪に過剰スリップが生じそうになったときに、動力源の駆動力制御および過剰スリップが生じそうになった駆動輪のブレーキ力を制御して過剰スリップの発生を防止するようにした車両用トラクション制御装置に関する。
左右の駆動輪の回転速度差に基づいて駆動輪のブレーキトルクを制御し、駆動輪の平均速度に基づいて駆動輪を駆動する動力源の出力トルクを制御し、左右の駆動輪の接地路面の摩擦係数が大きく異なる等の駆動トルクを大きくさせたい場合には駆動源の出力トルク低減に制限をつけて駆動力を確保するようにしたものが、特許文献1で知られている。
特開2001−55064号公報
しかるに駆動輪の回転速度差を制御することと、駆動力を増加させることとは直接的につながるものではなく、上記特許文献1で開示されたものでは満足し得る性能が得られない。しかもブレーキトルクによる回転速度差制御ならびに駆動源の出力トルクによる平均速度制御をバランスよく設定することは非常に困難であり、多大な調整時間が必要となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ブレーキトルク制御および駆動源トルク制御の干渉を回避しつつ、ブレーキトルクおよび駆動源トルクの制御量が適切に得られるようにした車両用トラクション制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、動力源によって駆動される複数の駆動輪と、それらの駆動輪にそれぞれ装着される駆動輪用車輪ブレーキと、車体速度を検出する車体速度検出手段と、該車体速度検出手段で検出された車体速度に基づいて前記各駆動輪の目標駆動輪速度を演算する目標駆動輪速度演算手段と、前記各駆動輪の駆動輪速度を個別に検出する複数の駆動輪速度検出手段と、前記目標駆動輪速度演算手段で演算された目標駆動輪速度ならびに前記各駆動輪速度検出手段でそれぞれ検出された駆動輪速度を比較して前記各駆動輪毎に目標駆動輪トルクを演算する複数の目標駆動輪トルク演算手段と、それらの目標駆動輪トルク演算手段で演算された前記各駆動輪毎の目標駆動輪トルクに基づいて前記動力源の出力トルクおよび各駆動輪用車輪ブレーキのブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を決定する制御量配分決定手段と、該制御量配分決定手段で決定された動力源トルク制御量に基づいて作動して前記動力源の出力トルクを調整する動力源用アクチュエータと、前記制御量配分決定手段で決定されたブレーキトルク制御量に基づいて作動して前記駆動輪用車輪ブレーキのブレーキ力を調整するブレーキ用アクチュエータとを備えており、前記制御量配分決定手段は、同軸上の左右の駆動輪の前記目標駆動輪トルクの差に基づいて該左右の駆動輪の前記ブレーキトルク制御量を決定し、更にその決定したブレーキトルク制御量を前記目標駆動輪トルクに加算することで前記動力源トルク制御量を決定することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記同軸上の左右の駆動輪の前記目標駆動輪トルクの差に基づいて前記ブレーキ用アクチュエータの制御開始を判断する制御開始判断手段を含むことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明の構成に加えて、前記制御量配分決定手段が、車両の運転状態に応じて前記同軸上の左右の駆動輪に必要以上の駆動力差が生じることがないように、該同軸上の左右の駆動輪の前記目標駆動輪トルクの差を、その差が車両の運転状態に応じて変更される上限値を超えないよう制限する上限値制限手段を含むことを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項記載の発明の構成に加えて、前記上限値制限手段が、前記上限値を、車両の運転状態ならびにドライバの要求するドライバ要求トルクに基づいて定めことを特徴とする。
なお実施例のエンジンEが本発明の動力源に対応し、実施例の左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCが本発明の駆動輪用車輪ブレーキに対応し、実施例の左前輪WAおよび右前輪WCが本発明の同軸上の左右の駆動輪に対応する。
請求項1記載の発明によれば、目標駆動輪速度および駆動輪速度を比較して各駆動輪毎に目標駆動輪トルクを演算し、その目標駆動輪トルクに基づいて制御量配分決定手段が動力源の出力トルクならびに各駆動輪用車輪ブレーキのブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を決定し、動力源トルク制御量に基づいて駆動源の出力トルクを調整するとともにブレーキトルク制御量に基づいて駆動輪用車輪ブレーキのブレーキ力を調整するので、動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を目標駆動輪トルクという共通な目標値に基づいて定めることになり、ブレーキ制御および駆動源の出力制御の干渉を回避しつつ、動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を適切に得ることができる。また特に制御量配分決定手段が、同軸上の左右の駆動輪の目標駆動輪トルクの差に基づいて該左右の駆動輪の前記ブレーキトルク制御量を決定し、更にその決定したブレーキトルク制御量を前記目標駆動輪トルクに加算することで前記動力源トルク制御量を決定するので、同軸上の左右の駆動輪の目標駆動輪トルクの差に基づいて左右の駆動輪のブレーキトルクの配分を決定することで左右の駆動輪のブレーキトルクを適切に配分することができる。
また請求項2記載の発明によれば、ブレーキ制御の開始を、同軸上の左右の駆動輪の前記目標駆動輪トルクの差に基づいて判断するので、連続的な駆動力制御が可能となる。すなわち同軸上の左右の駆動輪の速度差に基づいて判断するようにすると、たとえば左右の駆動輪の接地路面の摩擦係数が大きく異なる場合に、高い摩擦係数の路面側の駆動輪の駆動力をより大きくするためにブレーキ力を強くし過ぎると高い摩擦係数の路面側の駆動輪も過剰スリップを起こし易くなり、結果的に左右の駆動輪の速度差がなくなってしまい、ブレーキ制御から外れてハンチングを起こしてしまうことになる。この際、ハンチングを防止するために緩衝制御を行うようにすると、振動的な制御になり易い。またブレーキ制御に入ってしまうと、耐久性、音、振動等の考慮しなければならない項目が多くなり、一般的には、速度差の閾値を狭く設定することはできない。このような場合でも左右の目標駆動輪トルクの差に基づいてブレーキ制御を開始するようにすると、速度差がない場合でも目標駆動輪トルクに差があるときには制御を継続することができ、駆動力をより多く発生させたいと言う本発明の方向性とも相違がない。
また請求項記載の発明によれば、同軸上の左右の駆動輪の前記目標駆動輪トルクの差を、その差が車両の運転状態に応じて変更される上限値を超えないよう制限する上限値制限手段を含むので、車両の運転状態に応じて左右に必要以上の駆動力差が生じることがないようにして、車両の運転状態に応じた適切な駆動力制御が可能となる。
さらに請求項記載の発明によれば、同軸上の左右の駆動輪の目標駆動輪トルクの差の上限値をドライバの要求するドライバ要求トルクに基づいて定めるようにすることで、ブレーキ制御が不必要に過大となってしまうことを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図9は本発明の一実施例を示すものであり、図1は車両の駆動系およびブレーキ系を示す図、図2はブレーキ液圧制御装置の構成を示す液圧系統図、図3はコントローラの一部構成を示すブロック図、図4は左駆動輪側の目標駆動輪トルク演算部の構成を示すブロック図、図5は右駆動輪側の目標駆動輪トルク演算部の構成を示すブロック図、図6は制御量配分決定部の構成を示すブロック図、図7は制御開始判断部の構成を示すブロック図、図8は目標駆動輪トルク差の上限値をドライバ要求トルクで制限する状態を示す図、図9は目標駆動輪トルクの差に基づく制御開始判断による車輪速度の変化を車輪速度差に基づく制御開始判断による車輪速度の変化に対比させて示す図である。
先ず図1において、この車両は前輪駆動車両であり、同軸上の左右の駆動輪である左前輪WAおよび右前輪WCには、パワーユニットPから動力が伝達されるものであり、該パワーユニットPは、動力源であるエンジンEと、該エンジンEの出力を変速して左前輪WAおよび右前輪WCに伝達するための変速機Tとで構成される。而して左前輪WAおよび右前輪WCには駆動輪用車輪ブレーキである左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCが装着され、従動輪である右後輪WBおよび左後輪WDには、右後輪用車輪ブレーキBBおよび左後輪用車輪ブレーキBDが装着される。
前記各車輪ブレーキBA〜BDは、液圧の作用によって作動するディスクブレーキであり、各車輪ブレーキBA〜BDにはブレーキ用アクチュエータ1からの液圧が作用する。このブレーキ用アクチュエータ1は、ブレーキペダル2のブレーキ操作によって液圧を出力するタンデム型のマスタシリンダMの出力液圧を調圧して前記各車輪ブレーキBA〜BDに作用せしめることを可能とするとともに、非ブレーキ操作時に前記マスタシリンダMから液圧が出力されない状態で左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCにブレーキ液圧を作用せしめることが可能である。また前記エンジンEにおける吸気通路3に介設されるスロットル弁4を開閉作動せしめることにより、動力源であるエンジンEの出力トルクを調整することが可能であり、該スロットル弁4は動力源用アクチュエータ5によって開閉駆動される。
前記ブレーキ用アクチュエータ1および前記動力源用アクチュエータ5の作動はコントローラCによって制御されるものであり、このコントローラCには、駆動輪である左前輪WAおよび右前輪WCの駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段6A,6Cの検出値、従動輪である右後輪WBおよび左後輪WDの従動輪速度を検出する従動輪速度検出手段6B,6Dの検出値、各車輪ブレーキBA〜BDのブレーキ液圧を検出するブレーキ圧検出手段7A〜7Dの検出値、ドライバの要求するドライバ要求トルクとしてスロットルペダル8の操作量を検出するドライバ要求トルク検出手段9の検出値、車両の横加速度を検出する横加速度検出手段10の検出値、ならびに車両の前後加速度を検出する前後加速度検出手段11の検出値が入力される。
図2において、ドライバがブレーキペダル2をブレーキ操作することによって作動するタンデム型のマスタシリンダMは、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに対応した第1出力ポート12と、右前輪用車輪ブレーキBCおよび左後輪用車輪ブレーキBDに対応した第2出力ポート13とを備え、第1および第2出力ポート12,13は、ブレーキ用アクチュエータ1を介して前記各車輪ブレーキBA,BB,BC,BDに接続される。
前記ブレーキ用アクチュエータ1の第1出力ポート12、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBB側の部分と、第2出力ポート13、右前輪用車輪ブレーキBCおよび左後輪用車輪ブレーキBD側の部分とは同一の構成を有するものであり、以下、ブレーキ用アクチュエータ1の第1出力ポート12、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBB側の部分だけについて説明し、ブレーキ用アクチュエータ1のうち第2出力ポート13、右前輪用車輪ブレーキBCおよび左後輪用車輪ブレーキBD側の部分についての説明は省略する。
前記ブレーキ用アクチュエータ1は、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに共通な液圧路14と、該液圧路14および第1出力ポート12間に介設される常開型電磁弁としてのレギュレータ弁15と、前記液圧路14側へのブレーキ液の流通を許容してレギュレータ弁15に並列接続される一方向弁16と、前記液圧路14および左前輪用車輪ブレーキBA間に介設される入口弁17と、前記液圧路14および右後輪用車輪ブレーキBB間に介設される入口弁18と、前記液圧路14側へのブレーキ液の流通を許容して前記入口弁17,18にそれぞれ並列接続される一方向弁19,20と、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに共通な単一のリザーバ21と、左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ21間に介設される出口弁22と、右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ21間に介設される出口弁23と、吸入側が前記リザーバ21に一方向弁24を介して接続されるポンプ25と、該ポンプ25の吐出側に接続されるダンパ26と、該ダンパ26および前記液圧路14間に設けられるオリフィス27と、前記ポンプ25の吸入側および一方向弁24間と第1出力ポート12間に設けられるサクション弁28とを備える。前記ポンプ25は電動モータ29で駆動されるものであり、この電動モータ29は、ブレーキ用アクチュエータ1の第1出力ポート12側の部分と、第2出力ポート13側の部分とに共通である。
前記レギュレータ弁15および入口弁17,18は、常開型のリニアソレノイド弁であり、前記出口弁22,23は常閉型のリニアソレノイド弁であり、前記サクション弁28は常閉型ソレノイド弁である。
而して入口弁17および出口弁22は、入口弁17を開弁するとともに出口弁22を閉弁することで前記液圧路14および左前輪用車輪ブレーキBA間を接続するとともに前記左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ21間を遮断する増圧モード、入口弁17を閉弁するとともに出口弁22を開弁することで前記液圧路14および左前輪用車輪ブレーキBA間を遮断するとともに左前輪用車輪ブレーキBAおよび前記リザーバ21間を接続する減圧モード、ならびに入口弁17および出口弁22をともに閉弁することで前記液圧路14および前記リザーバ21を左前輪用車輪ブレーキBAから遮断する保持モードを切換え可能である。
また入口弁18および出口弁23は、入口弁18を開弁するとともに出口弁23を閉弁することで前記液圧路14および右後輪用車輪ブレーキBB間を接続するとともに前記右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ21間を遮断する増圧モード、入口弁18を閉弁するとともに出口弁23を開弁することで前記液圧路14および右後輪用車輪ブレーキBB間を遮断するとともに右後輪用車輪ブレーキBBおよび前記リザーバ21間を接続する減圧モード、ならびに入口弁18および出口弁23をともに閉弁することで前記液圧路14および前記リザーバ21を右後輪用車輪ブレーキBBから遮断する保持モードを切換え可能である。
このようなブレーキ用アクチュエータ1では、サクション弁28を励磁、開弁した状態で電動モータ29を作動せしめることにより、ポンプ25が、マスタシリンダM側から吸入して加圧したブレーキ液を前記レギュレータ弁15および入口弁17,18間の液圧路14に吐出することになる。この際、レギュレータ弁15の作動を制御することにより、液圧路14の液圧を調圧することができる。
すなわちポンプ25およびレギュレータ弁15は、液圧路14に調圧された液圧を作用せしめるものであり、その液圧を入口弁17,10および出口弁22,15で制御することにより、左前輪用車輪ブレーキBAおよび右後輪用車輪ブレーキBBに相互に異なるブレーキ液圧を作用せしめることができる。すなわちブレーキペダル2を操作しないブレーキ操作状態で左前輪用車輪ブレーキBAに液圧を作用せしめることで駆動輪である左前輪WAを制動し、左前輪WAに過剰スリップが生じることを防止することができる。
図3において、前記コントローラCは、車体速度を検出する車体速度検出手段30と、該車体速度検出手段30で検出された車体速度に基づいて左前輪WAの目標駆動輪速度を演算する左前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Aと、前記車体速度検出手段30で検出された車体速度に基づいて右前輪WCの目標駆動輪速度を演算する右前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Cと、左前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Aで演算された目標駆動輪速度ならびに左前輪WAの駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段6Aで検出された駆動輪速度を比較して左前輪WAの目標駆動輪トルクを演算する左前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Aと、右前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Cで演算された目標駆動輪速度ならびに右前輪WCの駆動輪速度を検出する駆動輪速度検出手段6Cで検出された駆動輪速度を比較して右前輪WCの目標駆動輪トルクを演算する右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Cと、それらの目標駆動輪トルク演算部32A,32Cで演算された左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクに基づいて前記エンジンEの出力トルクならびに左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCのブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を決定する制御量配分決定部33と、該制御量配分決定部33で決定された動力源トルク制御量に基づいて動力源用アクチュエータ5の作動を制御する動力源トルク制御手段34と、前記横加速度検出手段10で検出される横加速度ならびに前記前後加速度検出手段11で検出された前後加速度に基づいて走行路面の摩擦係数を推定する摩擦係数推定手段35と、前記左前輪用および右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32A,32Cでそれぞれ演算された目標駆動輪トルク、前記横加速度検出手段10で検出される横加速度ならびに前記摩擦係数推定手段35で推定された摩擦係数に基づいてブレーキ制御の開始時期を判断する制御開始判断部36と、該制御開始判断部36による制御開始判断に応じて前記制御量配分決定部33で決定されたブレーキトルク制御量に基づいてブレーキアクチュエータ1の作動を制御するブレーキトルク制御手段37とを備える。而して前記目標駆動輪トルク演算部32A,32Cは、本発明の目標駆動輪トルク演算手段を構成し、また制御量配分決定部33は、本発明の制御量配分決定手段を構成し、制御開始判断部36は、本発明の制御開始判断手段を構成している。
車体速度検出手段30は、この実施例では、従動輪である右後輪WBおよび左後輪WDの従動輪速度を検出する従動輪速度検出手段6B,6Dの検出値に基づいて車体速度を推定するものであり、この車体速度検出手段30で検出された車体速度に基づいて左前輪用および右前輪用の目標駆動輪速度演算手段31A,31Cで、左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪速度が演算される。
図4において、左前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Aは、駆動輪速度検出手段6Aで検出された左前輪WAの速度から左前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Aで演算された目標駆動輪速度を減算する加え合わせ点38Aと、その加え合わせ点38Aで得られた速度差に基づくフィードバックを演算を行って目標駆動輪トルクTDLを得るフィードバック演算手段39Aとで構成される。
図5において、右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Cは、駆動輪速度検出手段6Cで検出された右前輪WCの速度から右前輪用の目標駆動輪速度演算手段31Cで演算された目標駆動輪速度を減算する加え合わせ点38Cと、その加え合わせ点38Cで得られた速度差に基づくフィードバックを演算を行って目標駆動輪トルクTDRを得るフィードバック演算手段39Cとで構成される。
図6において、制御量配分決定部33は、左前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Aで演算された左前輪WAの目標駆動輪トルクTDLから右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Cで演算された右前輪WCの目標駆動輪トルクTDRを減算して目標駆動輪トルク差eを算出する加え合わせ点40と、該加え合わせ点40で得られた目標駆動輪トルク差eの上限値を制限する上限値制限手段41と、基準値として「0」を出力する基準値設定手段42と、前記上限値制限手段41でから出力される目標駆動輪トルク差eおよび前記基準値設定手段42で設定された基準値「0」のうち低い方を選択するローセレクト手段43と、該ローセレクト手段43から出力される値に一定の係数kにマイナスの符号を付した「−k」を乗算して右前輪WCのブレーキトルク制御量TBRを出力する乗算器44と、前記上限値制限手段41でから出力される目標駆動輪トルク差eおよび前記基準値設定手段42で設定された基準値「0」のうち高い方を選択するハイセレクト手段45と、該ハイセレクト手段45から出力される値に一定の係数「k」を乗算して左前輪WAのブレーキトルク制御量TBLを出力する乗算器46と、前記左前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Aで演算された左前輪WAの目標駆動輪トルクTDL、右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Cで演算された右前輪WCの目標駆動輪トルクTDR、ならびに前記乗算器44,45からそれぞれ出力されるブレーキトルク制御量TBR,TBLを合算してトルク制御量合算値TMを出力する加算器47と、そのトルク制御量合算値TMからエンジンEのトルクに換算して動力源トルク制御量TQを出力するエンジントルク換算器48とを備える。
前記上限値制限手段41は、直進、旋回および勾配等の車両の運転状態、ならびにドライバの要求するドライバ要求トルクを検出するドライバ要求トルク検出手段9の検出値に応じて、前記加え合わせ点40で得られた目標駆動輪トルク差eの上限値を制限する。たとえばドライバ要求トルクが図8の実線で示すものであるときに、目標駆動輪トルク差eが図8の鎖線で示すものであるときには、目標駆動輪トルク差eがドライバ要求トルク以上となるときには、ドライバ要求トルクが目標駆動輪トルク差eの上限値として定められることになる。
ところで加え合わせ点40は、左前輪WAの目標駆動輪トルクTDLから右前輪WCの目標駆動輪トルクTDRを減算して目標駆動輪トルク差eを算出するものであり、左前輪WAの目標駆動輪トルクTDL>右前輪WCの目標駆動輪トルクTDRであるときに上限値制限手段41から出力される目標駆動輪トルク差eは正の値である。したがってローセレクト手段43は「0」を選択し、ハイセレクト手段45は正の値である目標駆動輪トルク差eを選択することになり、乗算器44から出力される右前輪WCのブレーキトルク制御量TBRは「0」、乗算器46から出力される左前輪WAのブレーキトルク制御量TBLは(e×k)である。また左前輪WAの目標駆動輪トルクTDL<右前輪WCの目標駆動輪トルクTDRであるときに上限値制限手段41から出力される目標駆動輪トルク差eは負の値である。したがってローセレクト手段43は目標駆動輪トルク差eを選択し、ハイセレクト手段45は「0」を選択することになり、乗算器44からは、負の値である目標駆動輪トルク差eに「−k」を乗算することによって得られる正の値のブレーキトルク制御量TBRが出力され、乗算器46から出力されるブレーキトルク制御量TBLは「0」である。而して前記係数kはたとえば約1/3である。
また加算器47は、左前輪WAの目標駆動輪トルクTDLおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクTDRに、左前輪WAおよび右前輪WCにかけるブレーキトルク分を加算してトルク制御量合算値TMを得ることになる。
このようにして制御量配分決定部33は、左前輪用および右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32A,32Cで演算された左前輪WAおよび右前輪WC毎の目標駆動輪トルクに基づいて、前記エンジンEの出力トルク、ならびに左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCのブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量TQおよびブレーキトルク制御量TBL,TBRを決定することになる。
再び図3において、動力源トルク制御手段34は、制御量配分決定部33で決定された動力源トルク制御量TQに基づいて動力源用アクチュエータ5の作動を制御する。
図7において、前記制御開始判断部36は、左前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Aで演算された目標駆動輪トルクTDLから右前輪用の目標駆動輪トルク演算部32Cで演算された目標駆動輪トルクTDRを減算する加え合わせ点49と、該加え合わせ点49で得られた目標駆動輪トルク差e、前記摩擦摩擦係数推定手段35で推定された摩擦係数μ、ならびに前記横加速度検出手段10で検出される横加速度Gに基づいてブレーキ制御の開始時期を判断する開始判断手段50とを備える。
而して前記開始判断手段50は、図9(a)で示すように、前記目標駆動輪トルク差eの絶対値が閾値を超えるのに応じてブレーキ制御開始を判断するものであり、前記閾値が、前記摩擦係数μおよび横加速度Gの変化に応じて持ちかえられる。このように同軸上の左右の駆動輪である左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクの差eに基づいてブレーキ制御開始を判断するようにすると、速度差がない場合でも目標駆動輪トルク差eがあるときには制御を継続することができ、連続的な駆動力制御が可能となり、左前輪WAおよび右前輪WCの車輪速度変化が抑えられる。それに対して、図9(b)で示すように、同軸上の左右の駆動輪である左前輪WAおよび右前輪WCの速度差が閾値を超えるのに応じてブレーキ制御を開始するようにすると、たとえば左前輪WAおよび右前輪WCの接地路面の摩擦係数が大きく異なる場合に、左前輪WAおよび右前輪WCのうち高い摩擦係数の路面側の駆動輪の駆動力をより大きくするためにブレーキ力を強くし過ぎると、高い摩擦係数の路面側の駆動輪も過剰スリップを起こし易くなり、結果的に左前輪WAおよび右前輪WCの速度差がなくなってしまい、ブレーキ制御から外れてハンチングを起こしてしまうことになる。
図3において、ブレーキトルク制御手段37は、制御開始判断部36がブレーキ制御の開始時期であると判断したときに、前記制御量配分決定部33で決定されたブレーキトルク制御量TBL,TBRに基づいてブレーキアクチュエータ1の作動を制御し、それにより左前輪用車輪ブレーキBAおよび右前輪用車輪ブレーキBCがブレーキ作動する。
次にこの実施例の作用について説明すると、同軸上の駆動輪である左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪速度を目標駆動輪速度演算手段31A,31Cで演算し、その目標駆動輪速度と、駆動輪速度検出手段6A,6Cでそれぞれ検出された左前輪WAおよび右前輪WCの駆動輪速度とを比較することで、目標駆動輪トルク演算部32A,32Cが左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクTDL,TDRを演算し、制御量配分決定部33が、前記目標駆動輪トルクTDL,TDRに基づいて前記エンジンEの出力トルクならびに左前輪用および右前輪用車輪ブレーキBA,BCのブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量TQおよびブレーキトルク制御量TBL,TBRを決定し、動力源トルク制御量TQに基づいてエンジンEの出力トルクを調整するとともにブレーキトルク制御量TBL,TBRに基づいて左前輪用および右前輪用車輪ブレーキBA,BCのブレーキ力を調整するので、動力源トルク制御量TQおよびブレーキトルク制御量TBL,TBRを目標駆動輪トルクTDL,TDRという共通な目標値に基づいて定めることになり、ブレーキ制御およびエンジンEの出力制御の干渉を回避しつつ、動力源トルク制御量TQおよびブレーキトルク制御量TBL,TBRを適切に得ることができる。
また制御開始判断部36が、左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクの差eに基づいてブレーキ用アクチュエータ1の制御開始を判断するので、同軸上の左右の駆動輪の速度差に基づいて判断する場合には、たとえば左右の駆動輪の接地路面の摩擦係数が大きく異なる場合にブレーキ制御から外れてハンチングを起こしてしまうことがあるのに対して、速度差がない場合でも目標駆動輪トルクに差eがあるときには連続的な駆動力制御が可能となる。しかも制御開始判断にあたっての閾値を、摩擦係数μおよび横加速度Gの変化に応じて持ちかえることによって、より適切な駆動力制御が可能となる。
また制御量配分決定部33は、左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクの差eに基づいて左前輪WAおよび右前輪WCのブレーキトルクの配分を決定するものであるので、左前輪WAおよび右前輪WCのブレーキトルクを適切に配分することができる。
しかも制御量配分決定部33が備える上限値制限手段41は、左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクの差eの上限値を車両の運転状態に応じて変更するので、車両の運転状態に応じて左右に必要以上の駆動力差が生じることがないようにして、車両の運転状態に応じた適切な駆動力制御が可能となり、さらに前記上限値制限手段41が、左前輪WAおよび右前輪WCの目標駆動輪トルクの差eの上限値をドライバの要求するドライバ要求トルクに基づいて定めるので、ブレーキ制御が不必要に過大となってしまうことを防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施例では、前輪駆動車両に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、後輪駆動車両および全輪駆動車両に適用し得ることは言うまでもない。
車両の駆動系およびブレーキ系を示す図 ブレーキ液圧制御装置の構成を示す液圧系統図 コントローラの一部構成を示すブロック図 左駆動輪側の目標駆動輪トルク演算部の構成を示すブロック図 右駆動輪側の目標駆動輪トルク演算部の構成を示すブロック図 制御量配分決定部の構成を示すブロック図 制御開始判断部の構成を示すブロック図 目標駆動輪トルク差の上限値をドライバ要求トルクで制限する状態を示す図 目標駆動輪トルクの差に基づく制御開始判断による車輪速度の変化を車輪速度差に基づく制御開始判断による車輪速度の変化に対比させて示す図
1・・・・ブレーキ用アクチュエータ
5・・・・動力源用アクチュエータ
6A,6C・・・駆動輪速度検出手段
30・・・車体速度検出手段
31A,31C・・目標駆動輪速度演算手段
32A,32C・・目標駆動輪トルク演算手段である目標駆動輪トルク演算部
33・・・制御量配分決定手段である制御量配分決定部
36・・・制御開始判断手段である制御開始判断部
41・・・上限値制限手段
E・・・・動力源であるエンジン
BA・・・駆動輪用車輪ブレーキである左前輪用車輪ブレーキ
BC・・・駆動輪用車輪ブレーキである右前輪用車輪ブレーキ
WA・・・駆動輪である左前輪
WC・・・駆動輪である右前輪

Claims (4)

  1. 動力源(E)によって駆動される複数の駆動輪(WA,WC)と、
    それらの駆動輪(WA,WC)にそれぞれ装着される駆動輪用車輪ブレーキ(BA,BC)と、
    車体速度を検出する車体速度検出手段(30)と、
    該車体速度検出手段(30)で検出された車体速度に基づいて前記各駆動輪(WA,WC)の目標駆動輪速度を演算する目標駆動輪速度演算手段(31A,31C)と、
    前記各駆動輪(WA,WC)の駆動輪速度を個別に検出する複数の駆動輪速度検出手段(6A,6C)と、
    前記目標駆動輪速度演算手段(31A,31C)で演算された目標駆動輪速度ならびに前記各駆動輪速度検出手段(6A,6C)でそれぞれ検出された駆動輪速度を比較して前記各駆動輪(WA,WC)毎に目標駆動輪トルクを演算する複数の目標駆動輪トルク演算手段(32A,32C)と、
    それらの目標駆動輪トルク演算手段(32A,32C)で演算された前記各駆動輪(WA,WC)毎の目標駆動輪トルクに基づいて前記動力源(E)の出力トルクおよび各駆動輪用車輪ブレーキ(BA,BC)のブレーキトルクの配分を定めて動力源トルク制御量およびブレーキトルク制御量を決定する制御量配分決定手段(33)と、
    該制御量配分決定手段(33)で決定された動力源トルク制御量に基づいて作動して前記動力源(E)の出力トルクを調整する動力源用アクチュエータ(5)と、
    前記制御量配分決定手段(33)で決定されたブレーキトルク制御量に基づいて作動して前記駆動輪用車輪ブレーキ(BA,BC)のブレーキ力を調整するブレーキ用アクチュエータ(1)とを備えており、
    前記制御量配分決定手段(33)は、同軸上の左右の駆動輪(WA,WC)の前記目標駆動輪トルクの差に基づいて該左右の駆動輪(WA,WC)の前記ブレーキトルク制御量を決定し、更にその決定したブレーキトルク制御量を前記目標駆動輪トルクに加算することで前記動力源トルク制御量を決定することを特徴とする車両用トラクション制御装置。
  2. 前記同軸上の左右の駆動輪(WA,WC)の前記目標駆動輪トルクの差に基づいて前記ブレーキ用アクチュエータ(1)の制御開始を判断する制御開始判断手段(36)を含むことを特徴とする請求項1記載の車両用トラクション制御装置。
  3. 前記制御量配分決定手段(33)が、車両の運転状態に応じて前記同軸上の左右の駆動輪(WA,WC)に必要以上の駆動力差が生じることがないように、該同軸上の左右の駆動輪(WA,WC)の前記目標駆動輪トルクの差を、その差が車両の運転状態に応じて変更される上限値を超えないよう制限する上限値制限手段(41)を含むことを特徴とする請求項または記載の車両用トラクション制御装置。
  4. 前記上限値制限手段(41)が、前記上限値を、車両の運転状態ならびにドライバの要求するドライバ要求トルクに基づいて定めことを特徴とする請求項記載の車両用トラクション制御装置。
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