JP4813139B2 - ハウジングロック構造 - Google Patents

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本発明は、コネクタハウジング同士のロックを行うハウジングロック構造に関する。
雄雌のコネクタハウジング同士の嵌合時において作用するロック構造としては、ロッキングアームを用いるハウジングロック構造が一般的に知られている。ロッキングアームは、雄雌のコネクタハウジングのいずれか一方に設けられており、このロッキングアームの中間又は先端側には、平坦な係止面を有する爪状の係止突起が一体に形成されている。ロッキングアームは、ハウジング本体に対して近づくような可撓性を有しており、この可撓性によって嵌合時に撓みが生じ、雄雌のコネクタハウジングのいずれか他方に設けられる突起係止部に係止突起が引掛かるような構造になっている。このような構造において、嵌合後のコネクタハウジングに嵌合離脱方向の力が加わると、係止突起の平坦な係止面が突起係止部の同じく平坦な端面に当接して抜けが防止されるようになっている。
上記の一般的なハウジングロック構造の他には、下記特許文献1、2に開示された構造が知られている。下記特許文献1には、係止突起を二つ有するロッキングアームと、各係止突起が引掛かる二つの突起係止部とを有するハウジングロック構造が開示されている。下記特許文献1における二つの突起係止部は、ロッキングアームの係止突起の大きさに合わせて開口するような開口形状に形成されている。
下記特許文献2には、係止突起を一つ有するロッキングアームと、この係止突起を引っ掛ける単一の突起係止部とを有するハウジングロック構造が開示されている。下記特許文献2のハウジングロック構造は、雄雌のコネクタハウジングの嵌合ガタを吸収した状態でロッキングアームに作用する嵌合状態検知部材を有している。
米国特許第6364686号明細書 特開2002−182075号公報
ロッキングアームを用いるハウジングロック構造は、ロッキングアームを撓ませ、このロッキングアームの係止突起を、突起係止部までの間に対し乗り越えるような状態で通過させ、これによって係止突起と突起係止部との嵌合を生じさせるような構造になっていることから、係止突起と突起係止部とに若干の間隙が生じるような寸法関係が成り立っている。すなわち、嵌合ガタが生じるような構造でないとハウジング同士が嵌合しないようになっている。嵌合ガタは、例えば光コネクタやハイブリッドコネクタにおいて、光学的な接続部分の間隙損失を大きくする要因となっている。
特許文献2におけるハウジングロック構造においては、嵌合ガタによって生じる光コネクタ同士の間隙損失を低減するために、嵌合状態検知部材を光コネクタハウジングとは別に有するようになっている。しかしながら、嵌合状態検知部材を別体で有する構造にあっては、間隙損失の低減を確実に図ることができるものの、部品点数が多くなる、構造が複雑化する等の幾つかの問題点を有している。
一方、特許文献1におけるハウジングロック構造においては、開口形状となる二つの突起係止部を必要とする構造であることから、適用できるコネクタハウジングが限られてしまうという問題点を有している。すなわち、突起係止部が単一で例えば開口するような一般的なものでは、コネクタハウジング同士の嵌合を行うことができないという問題点を有している。特許文献1におけるハウジングロック構造においては、汎用性の面で問題点を有している(突起係止部が単一で開口したりするものが大半であり、特許文献1の二つは希である)。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、係止保持力を確保しつつ嵌合ガタを低減することが可能な汎用性のあるハウジングロック構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のハウジングロック構造は、第一ハウジングに存在するロッキングアームの係止突起と、第二ハウジングに存在する突起係止部との引掛かり合いにより、前記第一ハウジング及び前記第二ハウジング同士のロックを行うハウジングロック構造であって,
前記第一ハウジングは,
箱状のハウジング本体と、該ハウジング本体の上壁に片持ち梁状に形成される可撓性のロッキングアームとを有してなり,
前記ロッキングアームは,
前記第一ハウジングのハウジング本体の上壁の略中央かつハウジングの軸方向に沿って、前記ハウジング本体の前壁から内側に入った位置に基端部分が連成され基端部分共通として、一対の第一アームと、該一対の第一アームの間に位置する第二アームとからなり前記第一アームと第二アームとは同一平面上において横一列に並ぶように配置形成されるとともに自由端部側において前記一対の第一アームと前記第二アームとが分離され三分割された状態に形成されてなり、
前記一対の第一アームのそれぞれの中間には、第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と第二ハウジングの突起係止部に引掛かる係止面とを有する爪状の突起形成される第一係止突起が、前記第二アームの中間には、前記第一係止突起と同位置で該第一係止突起とは機能にし第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と、該テーパ面が連続する頂面と、第二ハウジングの突起係止部に引掛かる階段係止部とを有する爪状の突起形成される第二係止突起が、それぞれ前記一対の第一アームと前記第二アームの撓み方向とは逆の方向に突出するように形成されており,
前記一対の第一アームの自由端部のそれぞれの先端に連成する一対の連結部を略ブリッジ状に形成し、前記第二アームの先端の対向する位置の前記ブリッジに操作時に前記第二アームの先端に当接するように前記第二アームの先端に対し間隔をあけて形成される突起部を形成してなる押下操作部を有してなり,
前記第二ハウジングは,
内部に前記第一ハウジングを収容することができるように中空に形成され、上壁に、前記一対の第一係止突起と前記第二係止突起との位置に合わせて前記上壁を貫通し、開口側面が前記第一係止突起の前記係止面及び前記第二係止突起の前記階段係止部が引っ掛かるように平坦に形成される突起係止部を矩形状に開口形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、第一ハウジング及び第二ハウジング同士の嵌合時に、第一アーム及び第二アームを有するロッキングアームが撓み、この撓んだロッキングアームにおける第一アームの第一係止突起及び第二アームの第二係止突起が、突起係止部までの間の部分に対し乗り越えるような状態で通過する。通過した第一係止突起及び第二係止突起は、共に突起係止部に引掛かり係止状態となる。係止状態になると、第一係止突起は、嵌合時における係止保持力を確保し、第二係止突起は、嵌合ガタを吸収して間隙最小化に寄与する。
本発明によれば、第一係止突起及び第二係止突起がロッキングアームの撓み方向に突出することから、突起係止部が単一又は複数のいずれであっても引掛かりを生じさせることが可能になる。
また、本発明によれば、第一ハウジング及び第二ハウジング同士の嵌合時に、例えば最もハウジング押し込み位置で第二係止突起における階段係止部のいずれかの段が突起係止部に引掛かり係止状態となる。嵌合ガタは、最大、階段係止部の段差一段分にまで縮まることになる。
本発明のハウジングロック構造は、光コネクタ、電気コネクタ、或いは光コネクタと電気コネクタの両方の機能を有するハイブリッドコネクタに適用することが可能であり、特に、光学的な接続のある光コネクタ及びハイブリッドコネクタに有用な構造であるものとする。
請求項2記載の本発明のハウジングロック構造は、請求項1に記載のハウジングロック構造において、前記一対の第一アーム14のそれぞれに設けられる第一係止突起16は,
前記第二ハウジング2の前端開口部の内縁に当接するテーパ面18と、該テーパ面18が連続する頂面19と、前記第二ハウジング2の前記突起係止部5に引掛かる係止面20とを有し、該係止面20は、平坦で前記頂面19に対して直角な面に構成され、係止保持力確保用のものとして形成してなり、前記第二ハウジング2の前端開口部の内縁に前記テーパ面18が当接して摺動すると、前記一対の第一アーム14のそれぞれに撓み方向の力が作用するように形成してなり,
前記第二アーム15の第二係止突起17は,
前記第二ハウジング2の前端開口部の内縁に当接するテーパ面21と、該テーパ面21が連続する頂面22と、前記第二ハウジング2の突起係止部5に引掛かるように複数の段差からな階段係止部23とを有し、間隙最小化用のものとして形成してなり、前記第二ハウジング2の前端開口部の内縁に前記テーパ面21が当接して摺動すると、前記第二アーム15に撓み方向の力が作用するように形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、第一ハウジング及び第二ハウジング同士の嵌合後に押下操作部を押下する操作を行うと、第一アーム及び第二アームは、同時又は若干の時間差をもって撓みが生じる。第一アーム及び第二アームが撓むと、第一係止突起及び第二係止突起と、突起係止部との引掛かり合いが外れて係止状態が解除される。係止状態が解除されると、第一ハウジング及び第二ハウジング同士の分離が可能となる。本発明によれば、一回の操作で第一係止突起及び第二係止突起の引掛かり合いが簡単に外れるような構造になる。
請求項1に記載された本発明によれば、係止保持力を確保しつつ嵌合ガタを低減することができるという効果を奏する。また、突起係止部を単一又は複数のいずれに設定しても第一係止突起及び第二係止突起との引掛かりを生じさせることができるという効果を奏する。簡単な構造であるとともに、汎用性のあるハウジングロック構造を提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、第一係止突起及び第二係止突起と、突起係止部との係止状態解除を簡単に行うことができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のハウジングロック構造の一実施の形態を示す第一ハウジング及び第二ハウジングの平面図である。また、図2は第一ハウジングの斜視図(円内は要部拡大図)、図3はロッキングアームを押下操作部側から見た状態の斜視図である。
図1において、引用符号1は第一ハウジングを示している。また、引用符号2は第二ハウジングを示している。第一ハウジング1と第二ハウジング2は、本発明のハウジングロック構造によりハウジング同士が嵌合するようになっている。すなわち、第一ハウジング1に存在するロッキングアーム3の係止突起4と、第二ハウジング2に存在する突起係止部5との引掛かり合いにより、第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士が嵌合するようになっている。第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士が嵌合すると、係止突起4及び突起係止部5が係止状態を形成し、これによって全体がロック状態になるようになっている。
本形態において、特に限定するものではないが、ハイブリッドコネクタのハウジング同士を一例に挙げて図示及び説明するものとする。ハイブリッドコネクタの各ハウジングは、光ハウコネクタジングとしての機能と、電気コネクタハウジングとしての機能とを兼ね備えた構造になっている。以下、図1ないし図3を参照しながら各部分の構造を説明する。
第一ハウジング1は、絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。第一ハウジング1は、箱状のハウジング本体6と、このハウジング本体6の上壁に片持ち梁状に形成される可撓性のロッキングアーム3とを有している。ロッキングアーム3は、ハウジング本体6の上壁における略中央かつハウジングの軸方向に沿って形成されている。
ハウジング本体6の上壁には、リブ7、8が形成されている。リブ7、8は、嵌合時の案内及び誤組み付け防止用のためのものであり、リブ7は左端の位置に、リブ8は右端から内側に入った位置にそれぞれ形成されている。ハウジング本体6の上壁には、電気コネクタを構成する部材(図示省略)を係止するための係止部9が形成されている。尚、光コネクタを構成する部材(図示省略)を係止するための係止部10は、ハウジング本体6の右側壁に形成されている。係止部10は、ブリッジ部11により保護されている。ハウジング本体6の上壁には、ロッキングアーム3の後述する押下操作部12の上を横切るようなブリッジ部13も形成されている。
ロッキングアーム3は、ハウジング本体6の前壁から内側に入った位置に基端部分が連成されている。ロッキングアーム3は、基端部分が共通となる、一対の第一アーム14と、この一対の第一アーム14の間に位置する第二アーム15とを有している(第一アーム14と第二アーム15の配置は、この限りでないものとする。例えば、第一アーム14を一対の第二アーム15で挟むような配置にしてもよいものとする)。ロッキングアーム3は、この自由端部に押下操作部12を有している。
一対の第一アーム14と、これに挟まれる第二アーム15は、同一平面上において横一列に並ぶように配置形成されている。一対の第一アーム14の各中間には、第一係止突起16が形成されている。また、第二アーム15の中間には、第一係止突起16と同位置でこれとは機能の異なる第二係止突起17が形成されている。一対の第一係止突起16と第二係止突起17は、それぞれ爪状の突起となるように形成されている。一対の第一係止突起16と第二係止突起17は、それぞれロッキングアーム3の撓み方向(撓み方向:ロッキングアーム3がハウジング本体6へ向けて撓む方向)の逆方向に突出するように形成されている。第二係止突起17は、一対の第一係止突起16により挟み込まれるような位置に配置形成されている。一対の第一係止突起16と第二係止突起17は、ロッキングアーム3の係止突起4として形成されている。
各第一係止突起16は、第二ハウジング2の前端開口部の内縁に当接するテーパ面18と、このテーパ面18が連続する頂面19と、第二ハウジング2の突起係止部5に引掛かる係止面20とを有している。各第一係止突起16は、係止保持力確保用のものとして形成されている。係止面20は、頂面19に対して直角な面となるように形成されている。係止面20は、平坦に形成されている。各第一係止突起16は、第二ハウジング2の前端開口部の内縁にテーパ面18が当接して摺動すると、ロッキングアーム3に撓み方向の力が作用するように形成されている。
第二係止突起17は、第二ハウジング2の前端開口部の内縁に当接するテーパ面21と、このテーパ面21が連続する頂面22と、第二ハウジング2の突起係止部5に引掛かる階段係止部23とを有している。第二係止突起17は、間隙最小化用のものとして形成されている。階段係止部23は、第二ハウジング2の突起係止部5に対して段差により引掛かる階段形状に形成されている。階段係止部23は、複数の段差を有するように形成されている。階段係止部23は、嵌合ガタを考慮して形成されている。第二係止突起17は、第二ハウジング2の前端開口部の内縁にテーパ面21が当接して摺動すると、ロッキングアーム3に撓み方向の力が作用するように形成されている。
押下操作部12は、ロック解除の操作をするための部分であって、この両端が一対の第一アーム14の先端に連続するような略ブリッジ状となる形状に形成されている。押下操作部12は、引用符号24で示す一対の連結部と、引用符号25で示す突起部と、引用符号26で示す滑り止めとを有している。一対の連結部24は、第一アーム14に連成されている。突起部25は、操作時に第二アーム15の先端に当接するように形成されている。突起部25は、第二アーム15の先端に対し間隔をあけて形成されている。尚、押下操作部12は、連結部24が第二アーム15に連続するとともに、突起部25が第一アーム14に対向するような別の形状に形成してもよいものとする。
第二ハウジング2は、第一ハウジング1と同様に絶縁性を有する合成樹脂材料を用いて成形されている。第二ハウジング2は、内部に第一ハウジング1を収容することができるように中空に形成されている。第二ハウジング2の上壁には、突起係止部5が形成されている。また、第二ハウジング2の上壁内面には、第一ハウジング1のリブ7、8を案内する溝状のガイド部27、28が形成されている。突起係止部5は、第二ハウジング2の上壁を貫通するように開口形成されている。突起係止部5は、ロッキングアーム3の一対の第一係止突起16と第二係止突起17との位置に合わせて配置形成されている。突起係止部5は、矩形状に形成されている。突起係止部5の開口側面(端面)29は、第一係止突起16の係止面20及び第二係止突起17の階段係止部23が引っ掛かるように平坦に形成されている。
上記構成において、第二ハウジング2の内部に第一ハウジング1を収容するような状態で第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士の嵌合を開始すると、第一アーム14及び第二アーム15を有するロッキングアーム3が撓み、この撓んだロッキングアーム3における第一アーム14の第一係止突起16及び第二アーム15の第二係止突起17が、第二ハウジング2の突起係止部5までの間の部分に対し乗り越えるような状態で通過する。通過した第一係止突起16の係止面20及び第二係止突起17の階段係止部23は、共に突起係止部5の開口側面29に引掛かり係止状態となる。
本発明のハウジングロック構造によれば、係止状態になると、第一係止突起16が係止保持力を確保し、第二係止突起17が嵌合ガタを吸収して間隙最小化に寄与する。また、本発明のハウジングロック構造によれば、第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士の嵌合時において、最もハウジング押し込み位置で第二係止突起17の階段係止部23のいずれかの段が突起係止部5の開口側面29に引掛かり係止状態となる。従って、嵌合ガタが最大、階段係止部23の段差一段分にまで縮まるようになる。
第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士の嵌合後に押下操作部12を押下する操作を行うと、第一アーム14及び第二アーム15は、同時又は若干の時間差をもって撓みが生じる。第一アーム14及び第二アーム15が撓むと、第一係止突起16の係止面20及び第二係止突起17の階段係止部23と、突起係止部5の開口側面29との引掛かり合いが外れて係止状態が解除される。係止状態が解除されると、第一ハウジング1及び第二ハウジング2同士の分離が可能となる。
以上、図1ないし図3を参照しながら説明してきたように、本発明のハウジングロック構造によれば、係止保持力を確保しつつ嵌合ガタを低減することができるという効果を奏する。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
本発明の活用例として
本発明のハウジングロック構造の一実施の形態を示す第一ハウジング及び第二ハウジングの平面図である。 第一ハウジングの斜視図(円内は要部拡大図)である。 ロッキングアームを押下操作部側から見た状態の斜視図である。
符号の説明
1 第一ハウジング
2 第二ハウジング
3 ロッキングアーム
4 係止突起
5 突起係止部
6 ハウジング本体
12 押下操作部
13 ブリッジ部
14 第一アーム
15 第二アーム
16 第一係止突起
17 第二係止突起
20 係止面
23 階段係止部
24 連結部
25 突起部
29 開口側面

Claims (2)

  1. 第一ハウジングに存在するロッキングアームの係止突起と、第二ハウジングに存在する突起係止部との引掛かり合いにより、前記第一ハウジング及び前記第二ハウジング同士のロックを行うハウジングロック構造であって,
    前記第一ハウジングは,
    箱状のハウジング本体と、該ハウジング本体の上壁に片持ち梁状に形成される可撓性のロッキングアームとを有してなり,
    前記ロッキングアームは,
    前記第一ハウジングのハウジング本体の上壁の略中央かつハウジングの軸方向に沿って、前記ハウジング本体の前壁から内側に入った位置に基端部分が連成され基端部分共通として、一対の第一アームと、該一対の第一アームの間に位置する第二アームとからなり前記第一アームと第二アームとは同一平面上において横一列に並ぶように配置形成されるとともに自由端部側において前記一対の第一アームと前記第二アームとが分離され三分割された状態に形成されてなり、
    前記一対の第一アームのそれぞれの中間には、第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と第二ハウジングの突起係止部に引掛かる係止面とを有する爪状の突起形成される第一係止突起が、前記第二アームの中間には、前記第一係止突起と同位置で該第一係止突起とは機能にし第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と、該テーパ面が連続する頂面と、第二ハウジングの突起係止部に引掛かる階段係止部とを有する爪状の突起形成される第二係止突起が、それぞれ前記一対の第一アームと前記第二アームの撓み方向とは逆の方向に突出するように形成されており,
    前記一対の第一アームの自由端部のそれぞれの先端に連成する一対の連結部を略ブリッジ状に形成し、前記第二アームの先端の対向する位置の前記ブリッジに操作時に前記第二アームの先端に当接するように前記第二アームの先端に対し間隔をあけて形成される突起部を形成してなる押下操作部を有してなり,
    前記第二ハウジングは,
    内部に前記第一ハウジングを収容することができるように中空に形成され、上壁に、前記一対の第一係止突起と前記第二係止突起との位置に合わせて前記上壁を貫通し、開口側面が前記第一係止突起の前記係止面及び前記第二係止突起の前記階段係止部が引っ掛かるように平坦に形成される突起係止部を矩形状に開口形成する
    ことを特徴とするハウジングロック構造。
  2. 請求項1に記載のハウジングロック構造において,
    前記一対の第一アームのそれぞれに設けられる第一係止突起は,
    前記第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と、該テーパ面が連続する頂面と、前記第二ハウジングの前記突起係止部に引掛かる係止面とを有し、該係止面は、平坦で前記頂面に対して直角な面に構成され、係止保持力確保用のものとして形成してなり、前記第二ハウジングの前端開口部の内縁に前記テーパ面が当接して摺動すると、前記一対の第一アームのそれぞれに撓み方向の力が作用するように形成してなり,
    前記第二アームの第二係止突起は,
    前記第二ハウジングの前端開口部の内縁に当接するテーパ面と、該テーパ面が連続する頂面と、前記第二ハウジングの突起係止部に引掛かるように複数の段差からな階段係止部とを有し、間隙最小化用のものとして形成してなり、前記第二ハウジングの前端開口部の内縁に前記テーパ面が当接して摺動すると、前記第二アームに撓み方向の力が作用するように形成してなる
    ことを特徴とするハウジングロック構造。
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