JP4812350B2 - タイヤ点検システム、及びタイヤ点検装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧を点検するタイヤ点検システム、タイヤ点検装置及び当該タイヤ点検システムに用いられる車両側デバイスに関する。
従来、空気入りタイヤの内圧(以下、タイヤ内圧)を点検するタイヤ点検システムについて、様々な提案がなされている。例えば、内圧センサにより測定したタイヤ内圧及び空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報を送信するタイヤ側デバイスと、当該タイヤ内圧及びタイヤ識別情報を取得して車両ごとに管理するタイヤ点検装置とを備えるタイヤ点検システムが知られている。
ここで、複数の車両を扱う利用者(例えば、複数のトラックを使用して運送業を行う運送業者)は、タイヤ内圧の低下による燃費の消費をできるだけ軽減することを考慮して、車両ごとにタイヤ内圧等を頻繁に点検をしている。
しかし、上述した利用者は、タイヤ点検装置がタイヤ内圧及びタイヤ識別情報を取得しているものの、タイヤ点検装置に車両を識別する固有の情報である車両識別情報を手入力するため、車両識別情報の入力ミスを起こしやすい。そこで、上述した空気入りタイヤの内側に設けられたタイヤ側デバイスに予め車両識別情報を設定し、当該車両識別情報を無線通信により取得することができるタイヤ点検装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このタイヤ点検装置は、車両識別情報を入力することがなくなり、入力ミスを回避することができる。
特開2003−72330号公報(第2頁−第3頁、第1図)
しかしながら、上述したタイヤ点検装置では、無線通信により車両識別情報を取得するものの、空気入りタイヤを交換するたびに、利用者は、車両に対応する車両識別情報をタイヤ側デバイスに新たに設定しなければならず、車両識別情報を管理が面倒であるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、空気入りタイヤを交換した場合であっても、容易に車両識別情報を用いて管理することができるタイヤ点検システム、タイヤ点検装置及び当該タイヤ点検システムに用いられる車両側デバイスを提供することを目的とする。
本発明の特徴は、車両に設けられた車両側デバイスから車両識別情報をタイヤ点検装置が取得することにより、空気入りタイヤを交換した場合であっても、容易に車両識別情報を用いてタイヤ内圧等を管理することができる。また、車両識別情報を手入力する必要がなくなるため、車両識別情報の入力ミスが生じず、当該車両識別情報の入力作業による煩雑さを解消することも勿論可能である。また、車両識別情報、タイヤ内圧及びタイヤ識別情報を管理端末へ送信する送信部をタイヤ点検装置が備えることにより、車両識別情報(車両)やタイヤ識別情報(空気入りタイヤ)ごとにタイヤ内圧を管理端末で管理させることができる。なお、タイヤ点検装置は、車両識別情報やタイヤ内圧、タイヤ識別情報に加え、内部温度や外部温度、タイヤ位置情報等を管理端末へ送信することがさらに好ましい。また、タイヤ側デバイスを構成する内部温度センサ及び車両側デバイスを構成する外部温度センサから、内部温度及び外部温度をタイヤ点検装置がそれぞれ取得することにより、利用者は、当該内部温度と外部温度とを比較することができ、外部温度に適したタイヤ内圧であるか否かをより正確に判断することができる。
また、請求項に係る発明の特徴は、車両使用後におけるタイヤ内圧を車両使用前におけるタイヤ内圧に換算することができるため(すなわち、車両使用後のタイヤ内圧は、車両使用後のタイヤ内圧に比べて高くなってしまうため)、利用者は、適切なタイヤ内圧であるか否かをより正確な判断することができる。
また、請求項に係る発明の特徴は、タイヤ位置情報を前記タイヤ点検装置に送信する位置情報発信機が車両に設けられていることにより、タイヤ位置情報をタイヤ点検装置に手入力する必要がなくなるため、タイヤ位置情報の入力ミスが生じず、当該タイヤ位置情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。
また、請求項に係る発明の特徴は、タイヤ側デバイス及び車両側デバイスがタイヤ点検装置からの信号に応じて送信することにより、当該タイヤ点検装置からの信号を電力として、タイヤ側デバイスがタイヤ内圧及びタイヤ識別情報を、車両側デバイスが車両識別情報をそれぞれ送信することができる。
本発明によれば、空気入りタイヤを交換した場合であっても、容易に車両識別情報を用いて管理することができるタイヤ点検システム、タイヤ点検装置及び当該タイヤ点検システムに用いられる車両側デバイスを提供することができる。
次に、本発明に係るタイヤ点検装置を含むタイヤ点検システムの一例について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(タイヤ点検システムの全体概略構成)
図1は、本実施形態に係るタイヤ点検システム100の全体概略構成を示す図である。図1に示すように、タイヤ点検システム100は、空気入りタイヤ2の内側、すなわち空気入りタイヤ2とリムホイール3とによって区画された空間に設けられたタイヤ側デバイス4と、空気入りタイヤ2が装着された車両1(本実施形態ではトラック)に設けられた車両側デバイス5と、携帯可能な大きさを有するタイヤ点検装置10とを有している。
このタイヤ側デバイス4は、空気入りタイヤ2の内圧であるタイヤ内圧を測定する内圧センサと、当該空気入りタイヤの内部温度を測定する内部温度センサと、当該タイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報を無線通信によりタイヤ点検装置10に送信するタイヤ点検装置10に送信するタイヤ情報発信機とを備えている。なお、タイヤ識別情報とは、空気入りタイヤ2を識別するための固有の情報を示し、例えばシリアル番号やロット番号等である。
また、車両側デバイス5は、空気入りタイヤの外部温度(すなわち、外気温)を測定する外部温度センサと、当該外部温度及び車両識別情報を無線通信によりタイヤ点検装置10に送信する車両情報発信機とを備えている。なお、車両識別情報とは、空気入りタイヤ2が装着されている車両1を識別するための固有の情報であり、例えばシリアル番号やナンバープレートの番号、車両の車体番号等である。
また、タイヤ点検装置10は、数字表示部12と、タイヤ位置表示部13と、測定結果表示部14と、タイヤ位置スイッチ15と、モードスイッチ16とを備えている。
数字表示部12は、空気入りタイヤ2の内圧であるタイヤ内圧や、空気入りタイヤ2の内部温度等の測定結果を数字で表示する。
タイヤ位置表示部13は、数字表示部12に表示されたタイヤ内圧や内部温度である空気入りタイヤ2が、車両のどの位置に装着されているのか(すなわち、車両1に装着された空気入りタイヤ2の位置)を示すタイヤ位置情報を表示する。なお、空気入りタイヤ2は、左前輪を2−1,右前輪を2−2・・・・・・右後輪内側を2−11,右後輪外側を2−12とする。
測定結果表示部14は、タイヤ位置表示部13に表示された空気入りタイヤ2のタイヤ内圧と内部温度との測定結果を対応付けて表示する。なお、測定結果表示部14は、タイヤ内圧と内部温度とに加え、タイヤ識別情報や車両識別情報等を表示することも可能である。
ここで、本実施形態において、上述した数字表示部12と測定結果表示部14とは、タイヤ点検装置10にそれぞれ別に設けられているものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば数字表示部12が測定結果表示部14の機能を有していてもよく、測定結果表示部14が数字表示部12の機能を有していてもよい。
タイヤ位置スイッチ15は、上述したタイヤ位置情報を切り替えるスイッチである。また、モードスイッチ16は、タイヤ内圧や内部温度を受信するための入力操作を受け付けるスイッチである。
以下において、上述した車両側デバイス5が設けられた車両1について図面を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る車両側デバイス5が設けられた車両1を示す図である。図2に示すように、車両1には、当該車両1に装着されたタイヤ側デバイス4(4−1〜4−12)が設けられた空気入りタイヤ2(2−1〜2−12)の位置を示すタイヤ位置情報をタイヤ点検装置10に送信する位置情報発信機8(8−1〜8−12)が、各空気入りタイヤ2の近傍(図2では、各空気入りタイヤ2の上部)にそれぞれ設けられている。
ここで、本実施形態においては、位置情報発信機8は、タイヤ点検装置10に直接送信するものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、図2に示すように、位置情報発信機8は、タイヤ側デバイスからタイヤ内圧及び内側温度を受信し、当該タイヤ内圧、内側温度、タイヤ識別情報及びタイヤ位置情報をアクセスポイント7(7−1〜7−6)を介して、ECU9(Electric Control Unit)に送信する。このECU9が、まとめてタイヤ内圧、内側温度、タイヤ識別情報及びタイヤ位置情報をタイヤ点検装置10に送信してもよい。
車両側デバイス5は、図3に示すように、はしご型フレームFに装着されている。この車両側デバイス5は、上述したタイヤ側デバイス4と同様の製品であることが好ましい。この場合、車両側デバイス5は、タイヤ側デバイス4が内部温度を測定する代わりに、外部温度を測定し、タイヤ側デバイス4が内部温度及びタイヤ識別情報をタイヤ点検装置10に送信する代わりに、外部温度及び車両識別情報をタイヤ点検装置10に送信する。
次に、タイヤ点検システム100の構成について、図面を参照しながら説明する。図4は、本実施形態に係るタイヤ点検システム100を示すブロック図である。
タイヤ側デバイス4は、タイヤ内圧を測定する内圧センサ4a、内部温度を測定する内部温度センサ4b、タイヤ識別情報を記憶するタイヤ識別情報記憶部4c、タイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報をタイヤ点検装置10に送信する送受信部4dを備えている。
車両側デバイス5は、外部温度を測定する外部温度センサ5a、車両識別情報を記憶する車両識別情報記憶部5b、外部温度及び車両識別情報をタイヤ点検装置10に送信する送受信部5cを備えている。
位置情報発信機8は、当該位置情報発信機8によって特定したタイヤ位置情報を記憶する位置情報記憶部8a、タイヤ位置情報をタイヤ点検装置10に送信する送受信部8bを備えている。
タイヤ点検装置10は、受信部10a、操作部10b、制御部10c、記憶部10d、表示部10e、送信部10fとを備えている。
受信部10aは、タイヤ側デバイス4からタイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報を受信する。また、受信部10aは、車両側デバイス5から外部温度及び車両識別情報を受信する。さらに、受信部10aは、位置情報発信機8からタイヤ位置情報を受信する。
操作部10bは、上述したタイヤ位置スイッチ15及びモードスイッチ16からの入力を検出する。また、制御部10cは、タイヤ内圧、内部温度、タイヤ識別情報、車両識別情報及び外部温度を対応付ける。
記憶部10dは、タイヤ内圧、内部温度、タイヤ識別情報、車両識別情報及び外部温度等を記憶する。なお、記憶部10dは、タイヤ内圧、内部温度、タイヤ識別情報、車両識別情報及び外部温度を対応付けることも可能である。
例えば、記憶部10dには、図5(a)に示すように、車両識別情報、タイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度及び外部温度が対応付けられたテーブルが記憶されている。
ここで、車両1が走行することに伴い、内部温度が高くなってしまうため、車両走行後におけるタイヤ内圧は、車両走行前(エンジンが始動する前)におけるタイヤ内圧よりも上昇してしまう。そのため、タイヤ点検装置10は、車両使用後におけるタイヤ内圧を、内部温度が上昇する前の車両使用前のタイヤ内圧に換算する必要がある(換算された車両使用前のタイヤ内圧を表示する必要がある)。
そこで、タイヤ点検装置10は、図6に示すように、車両使用前における内部温度(T20(20℃))、車両使用後における内部温度(T50(50℃))、及び、車両使用後におけるタイヤ内圧(P50(950kPa))に基づいて、車両使用後におけるタイヤ内圧(P50)を車両使用前におけるタイヤ内圧(P20)に下記式(I)にて換算する。
20=P50×(273+T20/273+T50) ・・・ 式(I)
なお、「273+T20」は、絶対温度を示す。すなわち、上記式(I)から、車両使用前におけるタイヤ内圧(P20)は、860kPaとなる。この車両使用前における860kPaが、上述した図5(a)に示すテーブルのタイヤ内圧となる。
また、上述したタイヤ内圧は、いわゆるゲージ圧であるため、絶対圧力で表示される場合は、下記式(II)にて算出される。
20=(P50+100)×{(273+T20/273+T50)−100} ・・・ 式(II)
なお、外部温度は、車両使用後におけるタイヤ内圧をタイヤ使用前におけるタイヤ内圧に換算する際に用いられてもよい。
表示部10eは、数字表示部12又はタイヤ位置表示部13、測定結果表示部14に車両識別情報やタイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度、外部温度等(例えば、図5(a)に示すテーブル)を表示させる。
送信部10fは、記憶部10dに記憶された車両識別情報やタイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度、外部温度等を管理センター50(例えば、管理端末を構成するパーソナルコンピュータ)へ送信する。
なお、送信部10fは、ネットワーク等を介して車両識別情報及びタイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度、外部温度等を管理センター50へ送信するものであってもよく、有線を介して車両識別情報及びタイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度、外部温度等を管理センター50へ送信するものであっても勿論よい。
この管理センター50は、タイヤ点検装置10から送信された車両識別情報、タイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度及び外部温度を受信する送受信部50a、車両識別情報、タイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度及び外部温度を記憶する記憶部50b、車両識別情報、タイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度及び外部温度を表示する表示部50cを備えている。
例えば、管理センター50を構成する表示部50cは、図5(b)に示すように、タイヤ点検装置10のそれぞれに対応する(すなわち、複数の車両に対応する)車両識別情報、タイヤ識別情報、タイヤ位置情報、タイヤ内圧、内部温度及び外部温度が対応付けられたテーブルを表示する。
次に、タイヤ点検システム100を構成するタイヤ点検装置10の動作について、図面を参照しながら説明する。図7は、本実施形態に係るタイヤ点検装置10の動作を示す図である。まず、ステップ1において、タイヤ点検装置10は、車両側デバイス5に対して車両識別情報及び外部温度を要求する処理を行う。
次に、ステップ2において、タイヤ点検装置10は、車両側デバイス5から車両識別情報及び外部温度を受信する処理を行う。すなわち、車両側デバイス5は、タイヤ点検装置10からの信号(要求)を電力として用いることにより、車両識別情報及び外部温度をタイヤ点検装置10に送信する。
次に、ステップ3において、タイヤ点検装置10は、ステップ2で受信した車両識別情報及び外部温度を記憶する処理を行う。
次に、ステップ4において、タイヤ点検装置10は、位置情報発信機8に対してタイヤ位置情報を要求する処理を行う。
次に、ステップ5において、タイヤ点検装置10は、位置情報発信機8からタイヤ位置情報を受信する処理を行う。すなわち、位置情報発信機8は、タイヤ点検装置10からの信号(要求)を電力として用いることにより、タイヤ位置情報をタイヤ点検装置10に送信する。
なお、タイヤ点検装置10は、上述したように車両1に設けられたECU9から、タイヤ内圧、内部温度、タイヤ識別情報及びタイヤ位置情報等を受信することも可能である。
次に、ステップ6において、タイヤ点検装置10は、ステップ5で受信したタイヤ位置情報を記憶する処理を行う。
次に、ステップ7において、タイヤ点検装置10は、タイヤ側デバイス4に対してタイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報等を要求する処理を行う。
次に、ステップ8において、タイヤ点検装置10は、タイヤ側デバイス4からタイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報を受信する処理を行う。すなわち、タイヤ側デバイス4は、タイヤ点検装置10からの信号(要求)を電力として用いることにより、タイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報をタイヤ点検装置10に送信する。
次に、ステップ9において、タイヤ点検装置10は、ステップ8で受信したタイヤ内圧、内部温度及びタイヤ識別情報を記憶する処理を行う。
次に、ステップ10において、タイヤ点検装置10は、タイヤ内圧、内部温度、タイヤ識別情報、車両識別情報、外部温度及びタイヤ位置情報を管理センター50に送信する。
なお、本実施形態において、ステップ1〜ステップ9の処理の順序は、必ずしもステップ1〜9の順序で行われる必要はなく、例えばステップ4〜6の後にステップ1〜ステップ3の処理が行われてもよく、ステップ7〜9の後にステップ1〜ステップ3の処理が行われてもよい。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係るタイヤ点検装置10を含むタイヤ点検システム100によれば、車両1に設けられた車両側デバイス5から車両識別情報をタイヤ点検装置10が取得することにより、空気入りタイヤ2を交換した場合であっても、容易に車両識別情報を用いて管理することができる。また、車両識別情報を手入力する必要がなくなるため、車両識別情報の入力ミスが生じず、当該車両識別情報の入力作業による煩雑さを解消することも勿論可能である。
また、タイヤ側デバイス4を構成する内部温度センサ4b及び車両側デバイスを構成する外部温度センサ5aから、内部温度及び外部温度をタイヤ点検装置10がそれぞれ取得することにより、利用者は、当該内部温度と外部温度とを比較することができ、外部温度に適したタイヤ内圧であるか否かをより正確に判断することができる。
また、車両使用後におけるタイヤ内圧を車両使用前におけるタイヤ内圧に換算することができるため(すなわち、車両使用後のタイヤ内圧は、車両使用後のタイヤ内圧に比べて高くなってしまうため)、利用者は、適切なタイヤ内圧であるか否かをより正確な判断することができる。
また、タイヤ位置情報をタイヤ点検装置に送信する位置情報発信機8が車両1に設けられていることにより、タイヤ位置情報をタイヤ点検装置10に手入力する必要がなくなるため、タイヤ位置情報の入力ミスが生じず、当該タイヤ位置情報の入力作業による煩雑さを解消することができる。
また、車両識別情報、タイヤ内圧及びタイヤ識別情報を管理端末へ送信する送信部をタイヤ点検装置が備えることにより、車両識別情報(車両)やタイヤ識別情報(空気入りタイヤ)ごとにタイヤ内圧を管理端末で管理させることができる。すなわち、管理センター50は、複数のタイヤ点検装置10により送信されたタイヤ内圧及びタイヤ識別情報を車両ごとに管理することが可能である。
また、タイヤ側デバイス4及び車両側デバイス5がタイヤ点検装置10からの信号に応じて送信することにより、当該タイヤ点検装置10からの信号を電力として用いることにより、タイヤ側デバイス4がタイヤ内圧及びタイヤ識別情報を、車両側デバイス5が車両識別情報をそれぞれ送信することができる。
また、タイヤ点検装置10は、携帯可能な大きさを有することにより、当該タイヤ点検装置10を利用している利用者の持ち運びが容易となる。なお、タイヤ点検装置10は、携帯可能な大きさに限定されるものではなく、例えば複数のトラックを扱う運送会社やガソリンスタンド等に設置されるような大きさであっても勿論よい。
また、車両側デバイス5が、タイヤ側デバイス4と同一製品であることにより、タイヤ側デバイス4を流用することができるため、車両側デバイス5を製造するコストが掛からなくなる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。
具体的には、上述した本実施形態では、空気入りタイヤ2が装着された車両1として、トラックであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、一般の乗用車やバス等であっても勿論よい。
また、上述した実施形態では、管理端末として、パーソナルコンピュータであるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、例えば特定のタイヤ点検装置が、他の複数のタイヤ点検装置を一括して管理するものであってもよい。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本実施形態に係るタイヤ点検システムの全体概略構成を示す図である。 本実施形態に係る車両側デバイスが設けられた車両を示す図である。 本実施形態に係る車両側デバイスが設けられた車両のフレームを示す図である。 本実施形態に係るタイヤ点検システムを示すブロック図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置や管理センターで表示されるテーブルを示す図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置が測定するタイヤ内圧及び内部温度を示すグラフ図である。 本実施形態に係るタイヤ点検装置の動作を示す図である。
符号の説明
1…車両、1a…受信部、2…空気入りタイヤ、3…リムホイール、4…タイヤ側デバイス、4a…内圧センサ、4b…内部温度センサ、4c…タイヤ識別情報記憶部、4d…送受信部、5…車両側デバイス、5a…外部温度センサ、5b…車両識別情報記憶部、5c…送受信部、7…アクセスポイント、8…位置情報発信機、8a…位置情報記憶部、8b…送受信部、 9…ECU、10…タイヤ点検装置、10a…受信部、10b…操作部、10c…制御部、10d…記憶部、10e…表示部、10f…送信部、12…数字表示部、13…タイヤ位置表示部、14…測定結果表示部、15…タイヤ位置スイッチ、16…モードスイッチ、50…管理センター、50a…送受信部、50b…記憶部、50c…表示部、100…タイヤ点検システム、F…はしご型フレーム

Claims (6)

  1. 空気入りタイヤの内側に設けられるタイヤ側デバイスと、前記タイヤ側デバイスと無線通信を行うタイヤ点検装置とを少なくとも有するタイヤ点検システムであって、
    前記空気入りタイヤが装着された車両に設けられ、前記空気入りタイヤが装着された車両を識別する固有の情報である車両識別情報を無線通信により前記タイヤ点検装置に送信する車両情報発信機を備える車両側デバイスをさらに有し、
    前記タイヤ側デバイスは、
    前記空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧を測定する内圧センサと、
    前記タイヤ内圧及び前記空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報を無線通信により前記タイヤ点検装置に送信するタイヤ情報発信機とを備え、
    前記タイヤ点検装置は、
    前記車両識別情報、前記タイヤ内圧及び前記タイヤ識別情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記車両識別情報、タイヤ内圧及びタイヤ識別情報を対応付けて記憶する記憶部とを備え、
    前記タイヤ点検装置は、前記記憶部に記憶された前記車両識別情報、前記タイヤ内圧及び前記タイヤ識別情報を管理端末へ送信する送信部とをさらに備え
    前記タイヤ側デバイスは、前記空気入りタイヤの内部温度を測定する内部温度センサをさらに備え、
    前記車輌側デバイスは、前記空気入りタイヤの外部温度を測定する外部温度センサをさらに備え、
    前記記憶部は、前記車両識別情報、タイヤ内圧、タイヤ識別情報、内部温度及び外部温度を対応付けて記憶すること特徴とするタイヤ点検システム。
  2. 前記タイヤ点検装置は、車両使用前における前記内部温度、車両使用後における前記内部温度、及び、前記車両使用後におけるタイヤ内圧に基づいて、前記車両使用後におけるタイヤ内圧を前記車両使用前におけるタイヤ内圧に換算することを特徴とする請求項に記載のタイヤ点検システム。
  3. 前記車両に設けられ、前記車両に装着された前記空気入りタイヤの位置を示すタイヤ位置情報を前記タイヤ点検装置に送信する位置情報発信機をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のタイヤ点検システム。
  4. 前記タイヤ側デバイスは、前記タイヤ点検装置からの信号に応じて、前記タイヤ内圧及び前記タイヤ識別情報を送信し、
    前記車両側デバイスは、前記タイヤ点検装置からの信号に応じて、前記車両識別情報を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のタイヤ点検システム。
  5. 空気入りタイヤの内側に設けられるタイヤ側デバイスから前記空気入りタイヤの内圧であるタイヤ内圧及び前記空気入りタイヤを識別する固有の情報であるタイヤ識別情報、及び、前記空気入りタイヤが装着された車両に設けられた車輌側デバイスから前記車両を識別する固有の情報である車両識別情報を受信する受信部と、
    前記車両識別情報、前記タイヤ内圧及び前記タイヤ識別情報を対応付けて記憶する記憶部とを備え、
    前記車両識別情報、前記タイヤ内圧及び前記タイヤ識別情報を管理端末へ送信する送信部をさらに備え
    前記受信部は、前記タイヤ側デバイスから前記空気入りタイヤの内部温度、及び、前記車両側デバイスから前記空気入りタイヤの外部温度を受信し、
    前記記憶部は、前記車両識別情報、タイヤ内圧、タイヤ識別情報、内部温度及び外部温度を対応付けて記憶するタイヤ点検装置。
  6. 携帯可能な大きさを有することを特徴とする請求項に記載のタイヤ点検装置。
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