JP4812106B2 - 画像読取装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置及びその制御方法、プログラム並びに記憶媒体に関する。
紙表面の繊維の凹凸や重なりが製造過程で制御できないために、人間の指紋が1人ずつ異なるものであるのと同様に、紙1枚毎に全て異なるパターンを持つ。これを「紙指紋」と呼ぶ。この紙指紋を示す紙指紋情報を識別し、管理することにより原本保証手段として利用可能である。
特開2004−102562号公報
しかしながら、上述した紙指紋情報を汎用のスキャナにより取得しようとすると、通常読み取り時のスキャナ光源の光量は大き過ぎ、紙指紋情報を取得したい場所(紙の下地)の画像が白く飛んでしまい紙指紋情報を抽出できない。
本発明は、原稿から画像データを読み取るための読取手段の光量を制御し、紙指紋情報を読み取り可能とすることを目的とする。
本発明は、紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置であって、原稿から画像を読み取るための読取手段と、前記読み取って得られた電気信号をゲイン調整する調整手段と、前記ゲイン調整するためのゲイン調整値を制御する制御手段と、を有し、前記読取手段は、前記原稿の両面を同時に読み取る場合に、前記原稿の表面の画像をプリントすべく読み取り、前記原稿の裏面を前記紙指紋情報を取得すべく読み取り、前記制御手段は、前記原稿の裏面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値を、前記原稿の表面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値より小さくなるように制御することを特徴とする。
また、本発明は、紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置の制御方法であって、原稿から画像を読み取るための読取工程と、前記読み取って得られた電気信号をゲイン調整する調整工程と、前記ゲイン調整するためのゲイン調整値を制御する制御工程と、を有し、前記読取工程では、前記原稿の両面を同時に読み取る場合に、前記原稿の表面の画像をプリントすべく読み取り、前記原稿の裏面を前記紙指紋情報を取得すべく読み取り、前記制御工程では、前記原稿の裏面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値を、前記原稿の表面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値より小さくなるように制御することを特徴とする。
本発明によれば、原稿の表面を読み取って得られた電気信号はプリントに適したゲイン調整を実現すると共に、裏面を読み取って得られた電気信号はゲイン調整値を小さくすることで精度よく紙指紋情報を取得することが可能となる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。尚、本実施形態では、紙の製造時に生じる紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置を例に説明する。
<システム構成(図1)>
図1は、第1の実施形態による画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置110は、画像入力デバイスであるスキャナ部113、画像出力デバイスであるプリンタ部114、制御ユニット(Control Unit)111、及びユーザインターフェースである操作部112を有する。操作部112、スキャナ部113、プリンタ部114はそれぞれ制御ユニット111に接続され、制御ユニット111からの命令によって制御される。また、制御ユニット111は、ローカルエリアネットワーク(LAN)100などのネットワーク伝送手段、公衆回線(WAN)102に接続されている。公衆回線102からは、カラー画像送信を含むG3、G4ファックスによる送信が可能である。
また、LAN100には、画像形成装置110と同様な機器構成を有する他の画像形成装置120、130も接続されている。即ち、画像形成装置120は、スキャナ部123、プリンタ部124、操作部122を有し、それぞれが制御ユニット121に接続され、制御される。また、画像形成装置130は、スキャナ部133、プリンタ部134、操作部132を有し、それぞれが制御ユニット131に接続され、制御される。
そして、パーソナルコンピュータ(PC)101は、LAN100などのネットワーク伝送手段に接続されている。パーソナルコンピュータ101は、FTP、SMBのような標準的なファイル転送プロトコルを使用したファイルの送受信や、電子メールの送受信が可能である。
<画像形成装置110の外観(図2)>
図2は、第1の実施形態における画像形成装置の外観を示す図である。図2に示す画像入力デバイスであるスキャナ部113は、複数のCCDを有している。各CCDの感度がそれぞれ異なっていると、例え原稿上の各画素の濃度が同じであったとしても、各画素がそれぞれ違う濃度であると認識されてしまう。そのため、スキャナ部113では、最初に白板(一様に白い板)を露光走査し、露光走査して得られた反射光の量を電気信号に変換して制御ユニット111に出力している。
尚、後述する制御ユニット111内の図5に示すシェーディング補正部が、各CCDから得られた電気信号に基づいて各CCDの感度の違いを認識し、認識した感度の違いを利用して原稿上の画像をスキャンして得られた電気信号の値を補正している。
更に、後述するシェーディング補正部は、後述する制御ユニット111内のCPUからゲイン調整の情報を受け取ると、当該情報に応じたゲイン調整を行う。このゲイン調整は、原稿を露光走査して得られた電気信号の値をどのように0〜255の輝度信号値に割り付けるかを調整するために用いられる。このゲイン調整により、原稿を露光走査して得られた電気信号の値を高い輝度信号値に変換したり、低い輝度信号値に変換したりすることができるようになっている。
次に、この原稿上の画像をスキャンする構成について説明する。スキャナ部113は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。更に、電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとして制御ユニット111に対して出力する。
尚、原稿は原稿フィーダ201のトレイ202にセットされる。ユーザが操作部112から読み取り開始を指示すると、制御ユニット111からスキャナ部113に原稿の読み取り指示が与えられる。スキャナ部113は、この指示を受けると原稿フィーダ201のトレイ202から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。
また、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ201による自動送り方式だけでなく、原稿を不図示のガラス面上に載置し露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であっても良い。
一方、プリンタ部114は、制御ユニット111から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。尚、プリンタ部114の画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明はこれに限るものではない。例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式なども適用可能である。また、プリンタ部114には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択可能とする複数の給紙手段を備え、それぞれに対応した用紙カセット203、204、205が設けられている。そして、排紙トレイ206には、印字後の用紙が排出される。
<制御ユニット111の詳細(図3)>
図3は、画像形成装置110における制御ユニット111の詳細な構成を示すブロック図である。制御ユニット111は、スキャナ部113やプリンタ部114と電気的に接続し、一方ではLAN100や公衆回線(WAN)102を介してPC101や外部の装置などと接続されている。これにより、画像データやデバイス情報の入出力を行う。
制御ユニット111において、CPU301は、ROM303に格納されたプログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM302は、記憶した内容を電源オフ後も保持しておくSRAM及び電源オフ後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM303には、装置のブートプログラムや制御データなどが格納されている。HDD304はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納する。
操作部I/F305は、システムバス310と操作部112とを接続するためのインターフェース部である。操作部I/F305は、操作部112に表示するための画像データをシステムバス310から受け取り、操作部112に出力すると共に、操作部112から入力された情報をシステムバス310へと出力する。
ネットワーク(Network)I/F306はLAN100tの接続を司り、LAN100に対して情報の入出力を行う。モデム(MODEM)307はWAN102との接続を司り、WAN102に対して情報の入出力を行う。2値画像回転部308はモデム307で2値画像を送信する前に画像データの方向を変換する。2値画像圧縮・伸張部309は、送信前の画像データの解像度を所定の解像度や相手能力に合わせた解像度に変換する。また、圧縮及び伸張は、JBIG、MMR、MR、MHなどの方式をサポートしている。
画像バス330は、画像データを授受するための伝送路であり、PCIバスやIEEE1394で構成されている。画像バス330に接続されるスキャナ画像処理部312は、スキャナ部113からスキャナI/F311を介して受け取った画像データに対して補正、加工、及び編集を行う。
尚、スキャナ画像処理部312は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、或いは文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。これ以降、この付随情報を属性データと称する。このスキャナ画像処理部312で行われる処理の詳細については後述する。
圧縮部313は、画像データを受け取り、この画像データを32×32画素のブロック単位に分割する。尚、この32×32画素の画像データをタイル画像データと称する。
図4は、タイル画像データを概念的に表した図である。原稿(読み取り前の紙媒体)において、このタイル画像データに対応する領域をタイル画像と称する。タイル画像データには、32×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置がヘッダ情報として付加されている。
更に、圧縮部313は、複数のタイル画像データからなる画像データを圧縮する。伸張部316は、複数のタイル画像データからなる画像データを伸張した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部315に送る。
プリンタ画像処理部315は、伸張部316から送られた画像データを受け取り、その画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像処理を施す。画像処理後の画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ部114に出力される。このプリンタ画像処理部315で行われる処理の詳細については後述する。
画像変換部317は、画像データに対して所定の変換処理を施す。この処理部は以下に示すような処理部により構成される。
伸張部318は、受け取った画像データを伸張する。圧縮部319は、受け取った画像データを圧縮する。回転部320は、受け取った画像データを回転する。変倍部321は、受け取った画像データに対して、例えば600dpiから200dpiへの解像度変換処理や、例えば25%から400%への変倍処理を行う。尚、変倍処理の前には、32×32画素の画像を32ライン単位の画像に並び替える。
色空間変換部322は、受け取った画像データの色空間を変換する。この色空間変換部322は、マトリクス又はテーブルを用いて公知の下地飛ばし処理や、公知のLOG変換処理(RGB→CMY)、公知の出力色補正処理(CMY→CMYK)を行う。2値多値変換部323は、受け取った2階調の画像データを256階調の画像データに変換する。また逆に、多値2値変換部324は、受け取った256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。
合成部327は、受け取った2つの画像データを合成し、1枚の画像データを生成する。尚、2つの画像データを合成する際には、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成輝度値とする方法や、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とする方法が適用される。また、暗い方を合成後の画素とする方法の利用も可能である。更に、合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度値を決定する方法なども適用可能である。これらの合成方法は、何れも周知の手法である。
間引き部326は、受け取った画像データの画素を間引くことで解像度変換を行い、1/2,1/4,1/8の画像データを生成する。移動部325は、受け取った画像データに余白部分を付けたり余白部分を削除したりする。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)328は、PC101などから送信されたPDLコードデータに基づいて生成された中間データを受け取り、ビットマップデータ(多値)に展開する。
<スキャナ画像処理部312の詳細(図5)>
図5は、図3に示すスキャナ画像処理部312の構成の一例を示すブロック図である。スキャナ画像処理部312は、入力画像データとしてRGB各8ビットの輝度信号を受け取る。シェーディング補正部500は、この輝度信号に対してシェーディング補正する。シェーディング補正とは、上述したように、CCDの感度のばらつきによって原稿の明るさが誤認識されてしまうことを防止するための処理である。また、上述したように、このシェーディング補正部500は、CPU301からの指示によりゲイン調整を行うことが可能である。
次に、シェーディング補正された輝度信号は、マスキング処理部501によりCCDのフィルタ色に依存しない標準的な輝度信号に変換される。フィルタ処理部502は、受け取った画像データの空間周波数を任意に補正する。具体的には、受け取った画像データに対して、例えば7×7のマトリクスを用いた演算処理を行う。
ところで、複写機や複合機では、後述する図9に示す操作画面の原稿選択タブ904を押下することにより、コピーモードとして文字モード、写真モード、文字/写真モードの何れかを選択することができる。
ここで、ユーザによって文字モードが選択された場合は、フィルタ処理部502は文字用のフィルタを画像データ全体にかける。また、写真モードが選択された場合は、写真用のフィルタを画像データ全体にかける。或いは、文字/写真モードが選択された場合は、後述の文字写真判定信号(属性データの一部)に応じて画素毎に適応的にフィルタを切り替える。つまり、画素毎に写真用のフィルタをかけるか、文字用のフィルタをかけるかが決定される。
尚、写真用のフィルタには、高周波成分のみ平滑化が行われるような係数が設定されている。これは、画像のざらつきを目立たせないためである。また、文字用のフィルタには強めのエッジ強調を行うような係数が設定されている。これは、文字のシャープさを出すためである。
ヒストグラム生成部503は、受け取った画像データを構成する各画素の輝度データをサンプリングする。より詳細に説明すると、主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開始点と終了点で囲まれた矩形領域内の輝度データを、主走査方向、副走査方向に一定のピッチでサンプリングする。そして、サンプリング結果に基づいてヒストグラムデータを生成する。生成されたヒストグラムデータは、下地飛ばし処理を行う際に、下地レベルを推測するために用いられる。入力側ガンマ補正部504は、テーブル等を利用して非線形特性を持つ輝度データに変換する。
カラーモノクロ判定部505は、受け取った画像データを構成する各画素が有彩色であるか無彩色であるかを判定し、その判定結果をカラーモノクロ判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
文字写真判定部506は、画像データを構成する各画素が文字を構成する画素なのか、網点を構成する画素なのか、網点中の文字を構成する画素なのか、ベタ画像を構成する画素なのかを各画素の画素値と各画素の周辺画素の画素値とに基づいて判定する。ここで、何れにも当てはまらない画素は、白領域を構成している画素である。そして、この判定の結果を文字写真判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
紙指紋情報取得部507は、入力されたRGBの画像データから所定領域の画像データを、用紙の製造時に生じる紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なり(紙指紋)として採取する。
図6は、紙指紋情報取得部507における紙指紋情報取得処理を示すフローチャートである。まず、ステップS601において、紙指紋情報取得部507が所定領域から採取した画像データをグレイスケールの画像データに変換する。次に、ステップS602において、グレイスケールの画像データから印刷や手書きの文字といった誤判定の要因となり得るものを取り除くためのマスクデータを作成する。このマスクデータは“0”又は“1”の2値データである。グレイスケールの画像データにおいて、輝度信号値が第1の閾値以上である(即ち、明るい)画素については、マスクデータの値を“1”に設定する。また、輝度信号値が第1の閾値未満である画素については、マスクデータの値を“0”に設定する。このマスクデータ作成処理をグレイスケールの画像データに含まれる全ての画素に対して行う。
そして、ステップS603では、ステップS601で変換されたグレイスケールの画像データとステップS602で作成したマスクデータとを紙指紋情報としてRAM302に保存する。紙指紋情報取得部507は、上記所定領域の紙指紋情報を不図示のデータバスを介してRAM302に保存する。
ここで図5に戻り、復号部508は、上述したマスキング処理部501から出力された画像データ内に符号画像データが存在するか否かを判定する。そして、存在する場合は、その符号画像データを復号化して情報を取り出す。
<プリンタ画像処理部315の詳細(図7)>
図7は、図3に示すプリンタ画像処理部315の構成の一例を示すブロック図である。下地飛ばし処理部701は、スキャナ画像処理部312のヒストグラム生成部503で生成されたヒストグラムを用いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)。モノクロ生成部702は、入力されたカラーの画像データをモノクロの画像データに変換する。尚、モノクロデータへの変換は、前述したカラーモノクロ判定信号に応じて実行される。Log変換部703は、入力された画像データの輝度濃度変換を行う。このLog変換部703は、例えばRGBの画像データをCMYの画像データに変換する。
出力色補正部704は、出力色補正を行う。例えば、CMYの画像データをテーブルやマトリックスを用いてCMYKの画像データに変換する。出力側ガンマ補正部705は、CMYKの画像データの値と、複写出力後の反射濃度値とが比例するように、CMYKの画像データを補正する。中間調補正部706は、出力するプリンタ部の階調数に合わせて中間調処理を行う。例えば、受け取った高階調の画像データに対して2値化や32値化などを行う。
符号画像合成部707は、出力側ガンマ補正部705で補正した(原稿)画像データと、後述する<紙指紋情報符号化処理>で生成された符号画像データとを合成する。
尚、スキャナ画像処理部312やプリンタ画像処理部315の各処理部で、受け取った画像データに各処理を施さずに出力させても良い。このような、ある処理部で処理を施さずにデータを通過させることを、以下では「処理部をスルーさせる」と表現する。
<紙指紋情報符号化処理>
次に、CPU301が紙指紋情報取得部507でRAM302に保存された所定領域の紙指紋情報を読み出し、その紙指紋情報を符号化処理して符号画像データを生成する。
尚、第1の実施形態では、符号画像とは、二次元コード画像やバーコード画像といった画像のことを示す。
また、CPU301は、生成した符号画像データを不図示のデータバスによりプリンタ画像処理部315内の符号画像合成部707に送信する。
尚、上述した符号化処理及び送信処理は、CPU301がRAM302内に格納されたプログラムを実行することによって行うものである。
<紙指紋情報照合処理>
また、CPU301は、紙指紋情報取得部507でRAM302に保存された紙指紋情報を読み出し、その紙指紋情報と他の紙指紋情報とを照合する。
尚、他の紙指紋情報とは、符号画像データ内に含まれる紙指紋情報やLAN100に接続されたサーバ(不図示)に登録されている紙指紋情報のことを意味する。符号画像データ内に含まれる紙指紋情報の抽出方法は、後述する<紙指紋抽出処理>で説明する。
図8は、第1の実施形態における紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU301により統括的に制御される。
まず、ステップS801において、符号画像データ内に含まれる紙指紋情報やサーバに登録されている紙指紋情報を読み出す。
(1)式において、α1はステップS801で取出された(登録されていた)紙指紋情報中のマスクデータである。f1はステップS801で取出された(登録されていた)紙指紋情報中のグレイスケール画像データである。α2はステップ802で紙指紋情報取得部507から送られてきた(今、取出されたばかりの)紙指紋情報中のマスクデータである。f2はステップ802で紙指紋情報取得部507から送られてきた(今、取出されたばかりの)紙指紋情報中のグレイスケール画像データである。
具体的な方法を、図14乃至図17を用いて説明する。図14において、(A)は登録されている紙指紋情報のイメージ図、(B)は今回得られた紙指紋情報のイメージ図を表す。それぞれ、横n画素、縦m画素から構成されているものとする。
上記(1)式に示した関数において、i,jをそれぞれ−n+1〜n−1、−m+1〜m−1の範囲でそれぞれ1画素毎にずらし、登録されていた紙指紋情報と今回得られたばかりの紙指紋情報の誤差値E(i,j)を(2n−1)×(2m−1)個求める。即ち、E(−n+1,−m+1)〜E(n−1,m−1)を求める。
図15の(A)は、登録されている紙指紋情報の左上1画素に対して、今回得られた紙指紋情報の右下1画素だけ重なっているイメージ図を表す。この状態において、上記(1)式の関数により求まる値をE(−n+1,−m+1)とする。図15の(B)は、図15の(A)よりも今回得られた紙指紋情報を右に1画素分だけ移動したイメージ図を表す。この状態において、上記(1)式の関数により求まる値をE(−n+2,−m+1)とする。同様に今回得られたばかりの紙指紋情報を移動させながら演算を行う。図15の(C)では、今回得られたばかりの紙指紋情報を、登録されていた紙指紋情報と重なるところまで移動させており、これによりE(0,−(m−1))が求まる。さらに、図15の(D)では、今回得られた紙指紋情報を右端まで移動して、E(n−1,−m+1)を求める。このように、横方向にずらすと、E(i,j)のうちのiが1づつ加算される。
同様に図16の(A)では、図15の(A)よりも、縦方向である下に1画素だけ今回得られた紙指紋情報を移動して、E(−n+1,−m+2)の値を求める。
さらに図16の(B)は、図16の(A)に対して、今回得られた紙指紋情報を右端まで移動してE(n−1,−m+2)の値を求める。
図17の(A)は、登録されている紙指紋情報と今回得られた紙指紋情報が、同じ位置の場合を表し、このときのE(i,j)の値をE(0,0)とする。
同様に、それぞれの紙指紋情報が少なくとも1画素以上重なるように画像をずらしながら演算を行う。最後に図17の(B)のように、E(n−1,m−1)を求める。
このようにして、(2n−1)×(2m−1)個の誤差値E(i,j)の集合を求める。
ここで、上記(1)式の意味を考えるために、i=0,j=0であり、かつ、α1(x,y)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)であり、かつ、α2(x−i,y−j)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)の場合を考えてみることにする。つまり、α1(x,y)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)であり、かつ、α2(x−i,y−j)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)の場合のE(0,0)を求めることにする。
なお、i=0,j=0とは、図17の(A)のように、登録されていた紙指紋情報と今回得られた紙指紋情報が同じ位置であることを示す。
ここで、α1(x,y)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)は、登録されていた紙指紋情報の全ての画素が明るいことを示す。言い換えると、登録されていた紙指紋情報が取得された際には、紙指紋取得領域上には一切トナーやインクなどの色材やゴミがのっていなかったことを示す。
また、α2(x−i,y−j)=1(ただし、x=0〜n,y=0〜m)は、今回取得した紙指紋情報の全ての画素が明るいことを示す。言い換えると、今取得されたばかりの紙指紋情報が取得された際には、紙指紋取得領域上には一切トナーやインクなどの色材やゴミがのっていなかったことを示す。
このように、α1(x,y)=1とα2(x−i,y−j)=1とが全ての画素において成り立つ時、上記(1)式は、次式と表されることになる。
この{f1(x,y)−f2(x,y)}は、登録されていた紙指紋情報中のグレイスケール画像データと、今取出されたばかりの紙指紋情報中のグレイスケール画像データとの差の二乗値を示す。従って、この(1)式は、二つの紙指紋情報同士の各画素における差の二乗を合計したものになる。つまり、f1(x,y)とf2(x,y)とが似ている画素が多ければ多いほど、このE(0,0)は、小さな値を取ることになる。
以上説明したのは、E(0,0)の求め方であるが、同じようにして他のE(i,j)を求めていく。ちなみに、f1(x,y)とf2(x,y)とが似ている画素が多ければ多いほどE(i,j)が小さな値を取ることから、
E(k,l)=min{E(i,j)}である場合、登録されていた紙指紋情報を取得した際の位置と、今取得されたばかりの紙指紋情報を取得した際の位置とは、互いにk,lずれていたことがわかる。
<αの意義>
上記(1)式の分子は、{f1(x,y)−f2(x−i,y−j)}に対してα1とα2とがかけられた結果を意味する(正確には、さらにΣ記号により合計値が求められている)。このα1とα2は、濃い色の画素は0、薄い色の画素は1を示す。
従って、α1とα2とのうちどちらか一方(又は両方)が0の場合には、α1α2{f1(x,y)−f2(x−i,y−j)}は0になることになる。
即ち、どちらか一方(または両方)の紙指紋情報において対象とする画素が濃い色であった場合には、その画素における濃度差は考慮しないことを示している。これは、ゴミや色材がのってしまった画素を無視するためである。
この処理により、Σ記号により合計する数が増減するため、総数Σα1(x,y)α2(x−i,y−j)で割ることで正規化を行う。なお、上記(1)式の分母にあるΣα1(x,y)α2(x−i,y−j)が0になる誤差値E(i,j)は、後述の誤差値の集合(E(−(n−1),−(m−1))〜E(n−1,m−1))には含めないものとする。
<マッチング度合いの決定方法>
上述したように、E(k,l)=min{E(i,j)}である場合、登録されていた紙指紋情報を取得した際の位置と、今取得されたばかりの紙指紋情報を取得した際の位置とは互いにk,lずれていたことがわかる。
続いて、二つの紙指紋情報がどれだけ似ているのかを示す値(この値を、マッチング度合いと称する)を、そのE(k,l)及び他のE(i,j)を使って求める。
まず、(1)の関数により求まった誤差値の集合(例えば、E(0,0)=10※,E(0,1)=50,E(1,0)=50,E(1,1)=50)から平均値(40)を求める。…(A)
なお、※は、値とは関係がない。注目して頂くために記載しただけである。注目して頂きたかった理由は後述する。
次に、平均値(40)から各誤差値(10※,50,50,50)を引いて、新たな集合(30※,−10,−10,−10)を求める。…(B)
そして、この新たな集合から標準偏差(30×30+10×10+10×10+10×10=1200,1200/4=300,√300=10√3=約17)を求める。そして、上記新たな集合を17で割り、商を求める(1※,−1,−1,−1)。…(C)
そして、求められた値のうちの最大値をマッチング度合い(1※)とする。なお、この1※という値は、E(0,0)=10※という値と対応した値である。E(0,0)というのは、今回の場合、E(0,0)=min{E(i,j)}を満たす値である。
<マッチング度合いの決定方法の概念的な説明>
上記マッチング度合いの決定方法を行う処理は、結局、複数の誤差値集合の中で最も小さな誤差値が、平均的な誤差値とどれだけ離れているかを計算する(A及びB)。
そして、その離れ具合を標準偏差で割ることでマッチング度合いを求める(C)。
最後にマッチング度合いを閾値と比較することで、照合結果を得る(D)。
なお、標準偏差は、「各誤差値と平均値との差」の平均的な値を意味する。言い換えると、標準偏差は、集合の中で大体どれくらいのばらつきが全体的に生じているかを示す値である。
このような全体的なばらつき値で上記離れ具合を割ることで、min{E(i,j)}が集合E(i,j)の中でどれだけ小さいか(突出して小さいか、ちょっと小さいか)がわかることになる。
そして、min{E(i,j)}が集合E(i,j)の中で非常に突出して小さい場合に有効と判断し、それ以外の場合に無効と判断する(D)。
<min{E(i,j)}が集合E(i,j)の中で非常に突出して小さい場合のみ有効と判断する理由>
ここで、登録されていた紙指紋情報と、今取得されたばかりの紙指紋情報とが、同じ紙から取得されたと仮定する。
すると、登録されていた紙指紋情報と、今取得されたばかりの紙指紋情報とが極めて一致する場所(ずれ位置)があるはずである。この時、このずれ位置では、登録されていた紙指紋情報と、今取得されたばかりの紙指紋情報とが極めて一致するため、E(i,j)は非常に小さくなるはずである。
一方、このずれ位置から少しでもずらすと、登録されていた紙指紋情報と今取得されたばかりの紙指紋情報には何ら関連性がなくなる。従って、E(i,j)は通常の大きな値になるはずである。
そのため、「二つの紙指紋情報が同じ紙から取得された」という条件は、「最も小さなE(i,j)が集合E(i,j)の中で突出して小さい」という条件と一致する。
ここで、<紙指紋情報照合処理>に説明を戻す。
ステップS803では、ステップS802において求められた2つの紙指紋情報のマッチング度合いと所定の閾値との比較を行って、「有効」「無効」を決定する。なお、マッチング度合いのことを類似度と称することもある。また、マッチング度合いと所定の閾値との比較結果のことを、照合結果と称することもある。
<操作画面の説明>
次に、画像形成装置110の操作部112に表示された画面からユーザが紙指紋情報を登録及び照合する処理を、図9〜図11を用いて説明する。
図9は、画像形成装置110における初期画面の一例を示す図である。領域901は、画像形成装置110がコピーできる状態にあるか否かを示し、かつ設定したコピー部数を示している。原稿選択タブ904は、原稿のタイプを選択するためのタブであり、このタブが押下されると文字、写真、文字/写真モードの3種類の選択メニューをポップアップ表示する。
フィニッシングタブ906は、各種フィニッシングに関わる設定を行うためのタブである。両面設定タブ907は、両面読込み及び両面印刷に関する設定を行うためのタブである。読み取りモードタブ902は、原稿の読み取りモードを選択するためのタブである。このタブが押下されるとカラー/ブラック/自動(ACS)の3種類の選択メニューをポップアップ表示する。尚、カラーが選択された場合にはカラーコピーが、ブラックが選択された場合にはモノクロコピーが行われる。また、ACSが選択された場合には、上述したモノクロカラー判定信号によりコピーモードが決定される。
紙指紋情報登録タブ908は、読み取りモードとして紙指紋情報の登録処理を選択するためのタブである。この登録処理の詳細については、更に後述する。紙指紋情報照合タブ909は、読み取りも度として紙指紋情報の照合処理を選択するためのタブである。この照合処理の詳細については、更に後述する。
<紙指紋情報登録処理>
ここで、紙指紋情報登録タブ908がユーザによって押下され、スタートキーが押下された際に実行される紙指紋情報登録処理を、図10を用いて説明する。
図10は、第1の実施形態における紙指紋情報登録処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1001において、CPU301は、スキャナ部113で読み取られた出力用紙(白紙)を画像データとしてスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送る。出力用紙はステップS1001で読み込まれた後、ユーザによって手差しトレイ或いは用紙カセット203〜205にセットされる。
次に、ステップS1002において、スキャナ画像処理部312は、通常読み取り時のゲイン調整値よりも小さいゲイン調整値をシェーディング補正部500に設定する。そして、画像データに対して、小さいゲイン調整値を適用することで得られた各輝度信号値を紙指紋情報取得部507に対して出力する。その後、出力データに基づいて、紙指紋情報取得部507は、紙指紋情報を取得する。そして、当該取得された紙指紋情報を不図示のデータバスを用いてRAM302に格納する。
ステップS1008において、CPU301が紙指紋情報を符号化して符号画像データを生成し、当該生成された符号画像データをプリンタ画像処理部315内の符号画像合成部707に送信する。
次に、出力用紙にPDLデータをレンダリングして印刷する際の処理を説明する。まず、PC101からLAN100経由で転送されたネットワークパケットデータを、ネットワークI/F306を介してRAM302に格納する。CPU301はパケットデータを解析し、PDLデータを取り出し、そのPDLデータをHDD304に格納する。次に、HDD304から再びPDLデータを取り出し、RIP部328でレンダリングする。
次に、ステップS1003では、圧縮部313がRIP部328で生成された新たな画像データを32×32画素のブロック単位に分割しタイルデータを生成する。更に、圧縮部313は、この複数のタイルデータからなる画像データを圧縮する。
次に、ステップS1004では、CPU301が圧縮部313で圧縮された画像データをRAM302に格納する。尚、この画像データは必要に応じて画像変換部317に送られ、画像処理が施された上で再びRAM302に送られ格納される。
次に、ステップS1005では、CPU301は、RAM302に格納されている画像データを伸張部316に送る。更に、ここで、伸張部316がこの画像データを伸張する。また、伸張部316は、伸張後の複数のタイルデータからなる画像データをラスタ展開する。ラスタ展開後の画像データはプリンタ画像処理部315に送られる。
次に、ステップS1006では、プリンタ画像処理部315が画像データに付随されている属性データに応じて画像データを編集する。この処理は、図7を用いて説明した処理である。ここで、ステップS1008で生成された符号画像データと(原稿の)画像データとが合成される。
具体的には、出力側ガンマ補正部705から出力されてきた(原稿の)画像データと、ステップS1008で生成された符号画像データとを符号画像合成部707が合成する。そして、合成により得られた合成画像データを中間調補正部706が出力するプリンタ部114の階調数に合わせて中間調処理を行う。中間調処理後の合成画像データはプリンタI/F314を介してプリンタ部114に送られる。
そして、ステップS1007では、プリンタ部114が合成画像データを出力用紙上に画像形成する。
<紙指紋情報照合処理>
次に、図9に示す紙指紋情報照合タブ909がユーザによって押下され、スタートキーが押下された際に実行される紙指紋情報照合処理を、図11を用いて説明する。
図11は、第1の実施形態における紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1101において、CPU301は、スキャナ部113で読み取られた原稿を画像データとしてスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送る。そして、ステップS1102において、スキャナ画像処理部312は、この画像データに対して図5に示す処理を行い、新たな画像データと共に属性データを生成する。また、この属性データを画像データに付随させる。
更に、このステップS1102では、スキャナ画像処理部312内の紙指紋情報取得部507が紙指紋情報を取得する。尚、紙指紋情報を取得するために、シェーディング補正部500のゲイン調整を行うなどの制御は上述した通りである。そして、当該取得された紙指紋情報を不図示のデータバスを用いてRAM302に格納する。
また、このステップS1102では、スキャナ画像処理部312内の復号部508が、符号画像が存在する場合は、当該符号画像を復号して情報を取得する。そして、当該取得された情報を不図示のデータバスを用いてRAM302に格納する。
次に、ステップS1103では、CPU301が紙指紋情報の照合処理を行う。この紙指紋情報照合処理については、<紙指紋情報照合処理>で図8を用いて説明した通りである。
次に、ステップS1104では、CPU301が<紙指紋情報照合処理>により得られた結果(有効か無効か)を操作部112の表示画面上に表示する。
第1の実施形態によれば、紙指紋情報の取得が選択された場合、シェーディング補正部500のゲインを調整することで、紙指紋情報を取得することができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。第2の実施形態では、スキャナ部113が両面同時読取可能なスキャナの場合を説明する。この場合、出力用紙の紙の表面を通常画像印刷や通常スキャン用として用い、裏面を紙指紋情報の取得・照合用に用いる。即ち、紙指紋情報を、登録する紙(出力用紙)の裏面から取得し、その紙指紋情報を符号化して裏面に紙指紋情報の符号画像データとして印字する。また、表面にはPDLデータなどを印刷する。
尚、第2の実施形態におけるシステム構成は、図1に示す第1の実施形態と同様であり、画像形成装置の外観及び制御ユニットの構成も第1の実施形態と同様である。
図12は、読み取り対象の紙を1回原稿フィーダ201により搬送することで、その紙の両面を読取可能なスキャナで紙指紋情報を照合する照合処理を示すフローチャートである。この両面読み取りは、原稿フィーダ201の紙搬送中に紙の裏面をスキャンするスキャナを配置することで実現される。まず、ステップS1201において、スキャナ部113に指示し、原稿の読み取りを開始する。そして、ステップS1202とステップS1203を同時に処理する。ステップS1202では、スキャナ画像処理部312が、通常読み取り時のゲイン調整値よりも小さいゲイン調整値をシェーディング補正部500に設定し、読み取られた裏面の画像のスキャナ画像処理を行う。
一方、ステップS1203では、通常読み取り時のゲイン調整値をシェーディング補正部500に設定し、読み取られた表面の画像のスキャナ画像処理を行う。次に、ステップS1207では、表面の画像の通常のプリンタ画像処理を行う。
次に、ステップS1204では、裏面から取得された紙指紋情報の照合を行う。ここで、紙指紋情報の照合結果が有効であればステップS1205へ処理を進め、表面の画像をプリントする。また、紙指紋情報の照合結果が無効であればステップS1206へ処理を進め、コピー禁止をユーザインターフェース(UI)上に表示する。
第2の実施形態によれば、表面・裏面のそれぞれのゲイン調整値を別々に制御し、1度のスキャンで裏面を紙指紋情報の照合に用い、表面を通常のスキャンプリントに用いることが可能になる。
紙指紋登録時には、紙指紋情報を登録する紙用紙を原稿フィーダ201にセットし、ユーザが紙指紋情報登録のタグを指示することで実現される。このユーザ指示に応じて用紙の紙指紋を第1の実施形態と同様に登録する。ただし、ユーザに白紙のどちらの面の紙指紋情報が装置に登録されたか報知するために、原稿フィーダ201の紙搬送路の後端にはスタンプ機能がある。
CPU301は、紙指紋情報が正常にRAM302に登録されると、図9の901には「スタンプ面を上にして用紙カセットに用紙をセットください」とのガイダンスを表示させる。ユーザはこのガイダンスに従い、用紙カセット203から205のいずれかに用紙をセットする。この用紙セットした用紙トレイが次のプリントジョブのプリント時には自動的に選択され、このトレイから用紙が搬送され、複写物もしくは、PC101から送信されるPDLに応じたプリント物が得られる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照しながら本発明に係る第3の実施形態を詳細に説明する。第3の実施形態では、紙指紋情報の照合結果に基づいて、原稿のコピープリントの可否を指示する。つまり、照合結果が有効であれば、ゲイン調整値を下げて2回目の読み取りで読み込んだ画像をプリントする処理である。
図13は、紙指紋情報の照合結果が有効な場合にゲイン調整値を下げて読み込んだ画像をプリントする処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1301において、原稿を読み取り、ステップS1302で原稿の紙指紋情報の照合を行う。ここで、紙指紋情報の照合結果が有効であればステップS1303へ処理を進め、プリンタ画像処理を行う。この処理で、読み込み時にゲイン調整値を下げている分だけ原稿の下地部分が本来は白となるべき部分がグレイに出力されてしまうことが考えられる。
そこで、CPU301がプリンタ画像処理部315の下地飛ばし処理部701に下地を飛ばすレベルを変更して(下げて)下地飛ばし処理をするように指示する。この下地飛ばしのレベルを調整することで、暗く読み取った原稿であっても下地部分は下地であると判断され、出力する際にきれいに出力することが可能となる。
そして、ステップS1304において、コピー画像をプリントする。
一方、ステップS1302で紙指紋情報の照合結果が無効であればステップS1305へ処理を進め、UI上にコピー不可を表示する。
第3の実施形態によれば、両面同時読みに対応していないスキャナにおいても、1度のスキャンで紙指紋情報の照合とスキャンプリントの両方を処理することが可能となる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、第3の実施形態での紙指紋情報照合結果において、原稿のコピープリントをする際に、紙指紋情報照合のための原稿読み取りとコピープリントのため光量をかえた2回の原稿読み取りを行う際の説明をする。
第4の実施形態における処理手順を示すフローチャートを図18に示す。尚、図18の処理はCPU301の制御下で行われる。まず、ステップS1801で、ユーザが図9の908の紙指紋情報照合を指示する。するとスキャナ部113は、スキャナ部113内のランプの光量を低下させて原稿を走査する。この走査により得られた画像信号は、シェーディング補正部500において通常のゲインによりシェーディング補正が行なわれ、紙指紋情報取得部507で紙指紋情報が取得される。
この取得された紙指紋情報を、ステップS1802で予め登録済みの紙指紋情報と照合を行う。ステップS1802におけるに紙指紋情報の照合結果よって『有効』と判定された原稿は、ステップS1803において通常のコピープリント動作時のランプ光量で原稿の読み取りが行われる。
ステップS1804では、ステップS1803にて得られた画像データにスキャナ画像処理を行い、その後プリンタ画像処理を行った後に、ステップS1805においてコピー画像を出力する。
また、ステップS1802の結果が『無効』であれば、ステップS1807でUI上に原稿のコピー不可を表示する。
尚、事前の紙指紋登録処理は、ユーザにより図9の紙指紋情報登録の指示に応じて、スキャナ部113の光量を落とし(ゲインは通常のゲイン)用紙上の紙指紋情報を処理することで得られる。
第4の実施形態により、紙指紋情報照合のための原稿読み取りとコピープリントのための原稿読み取りを別にやることで、紙指紋照合を実現することが可能となる。
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ,インターフェース機器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置など)に適用しても良い。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する。これによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
このプログラムコードを供給するための記録媒体として、例えばフレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、次の場合も含まれることは言うまでもない。即ち、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合である。
更に、記録媒体から読出されたプログラムコードがコンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込む。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理により前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
第1の実施形態による画像形成システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における画像形成装置の外観を示す図である。 画像形成装置110における制御ユニット111の詳細な構成を示すブロック図である。 タイル画像データを概念的に表した図である。 図3に示すスキャナ画像処理部312の構成の一例を示すブロック図である。 紙指紋情報取得部507における紙指紋情報取得処理を示すフローチャートである。 図3に示すプリンタ画像処理部315の構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態における紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。 画像形成装置110における初期画面の一例を示す図である。 第1の実施形態における紙指紋情報登録処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。 両面同時読取可能なスキャナで紙指紋情報を照合する照合処理を示すフローチャートである。 紙指紋情報の照合結果が有効な場合にゲイン調整値を下げて読み込んだ画像をプリントする処理を示すフローチャートである。 (A)は登録された紙指紋情報を示す図、(B)は今回得られた紙指紋情報を示す図である。 (A)はE1×1の求め方を示す図、(B)はE2×1の求め方を示す図、(C)はEn×1の求め方を示す図、(D)はE2n−1×1の求め方を示す図である。 (A)はE1×2の求め方を示す図、(B)はE2n−1×2の求め方を示す図である。 (A)はEn×mの求め方を示す図、(B)はE2n−1×2m−1の求め方を示す図である。 紙指紋照合とコピープリントの2回スキャンする際のフローを示す図である。
符号の説明
100 ローカルエリアネットワーク(LAN)
101 パーソナルコンピュータ(PC)
102 公衆回線(WAN)
110 画像形成装置
111 制御ユニット(Control Unit)
112 操作部
113 スキャナ部
114 プリンタ部
120 画像形成装置
121 制御ユニット(Control Unit)
122 操作部
123 スキャナ部
124 プリンタ部
130 画像形成装置
131 制御ユニット(Control Unit)
132 操作部
133 スキャナ部
134 プリンタ部
201 原稿フィーダ
202 トレイ
203 カセット
204 カセット
205 カセット
206 排紙トレイ

Claims (2)

  1. 紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置であって、
    原稿から画像を読み取るための読取手段と、
    前記読み取って得られた電気信号をゲイン調整する調整手段と、
    前記ゲイン調整するためのゲイン調整値を制御する制御手段と、を有し、
    前記読取手段は、前記原稿の両面を同時に読み取る場合に、前記原稿の表面の画像をプリントすべく読み取り、前記原稿の裏面を前記紙指紋情報を取得すべく読み取り、
    前記制御手段は、前記原稿の裏面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値を、前記原稿の表面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値より小さくなるように制御することを特徴とする画像読取装置。
  2. 紙面上のランダムな繊維の凹凸や重なりを表す紙指紋を用いて紙の原本性を保証するシステムにおける画像読取装置の制御方法であって、
    原稿から画像を読み取るための読取工程と、
    前記読み取って得られた電気信号をゲイン調整する調整工程と、
    前記ゲイン調整するためのゲイン調整値を制御する制御工程と、を有し、
    前記読取工程では、前記原稿の両面を同時に読み取る場合に、前記原稿の表面の画像をプリントすべく読み取り、前記原稿の裏面を前記紙指紋情報を取得すべく読み取り、
    前記制御工程では、前記原稿の裏面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値を、前記原稿の表面を読み取って得られた電気信号のゲイン調整値より小さくなるように制御することを特徴とする画像読取装置の制御方法。
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