JP4811261B2 - シール材の圧入装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用変速機の軸周りの油密構造部などに用いられるシール材を組み付ける圧入装置に関する。
車両用変速機は入力軸及び出力軸を備え、トランスファー装置など他の機器と連結されて駆動力を伝達するように構成されている。また、車両用変速機を始めとする駆動力伝達機器では、内部の発熱や摩耗による機能低下を防止するために潤滑油が封入され、循環使用されている。そして、軸部材が機器のハウジングを挿通していても、潤滑油がハウジング外に漏出したり他の機器と行き来したりすることを阻止するために、オイルシールが一般的に使用されている。オイルシールは、例えば合成ゴム製で円環形状とされ、軸部材とハウジングとの間隙に配設される場合が多い。
上述したオイルシールは、通常、軸部材の組付後に軸端から荷重を加えながら圧入して組み付けられる。圧入に際しては、軸部材とオイルシールとの軸心を一致させ、オイルシール全周にわたって均一な荷重を加えることが好ましい。この圧入作業を確実に行うために、各種圧入治具の発明がなされている。例えば、特許文献1には、ガイド部、当接部、ねじ回し部を備え、カムシャフトにオイルシールを圧入する圧入治具の技術が開示されている。ガイド部はテーパ状に外径の変化する部分を有し、カムシャフトに一時的に取り付けられて、圧入経路を形成するようになっている。そして、ねじ回し部によって当接部が駆動され、オイルシールを移動させて圧入するようになっている。
一方、軸部材から離隔しハウジングの開口部に保持されるオイルシールでは、軸部材を直接的な圧入経路とすることができない。このため、開口部とは逆の軸部材の他端を基準として軸心を求め、軸心に沿ってオイルシールを押圧する方法及び装置が採用されている。
特開2006−68828号公報
ところで、特許文献1の圧入治具では、オイルシールを軸部材に沿わせて圧入するため、適用できる構造が限定されていた。また、軸部材の他端から軸心を求める方法及び装置は、汎用性はあっても、製造設備が大型化して高価となっていた。さらに、いずれの方法においても、オイルシールへの塵埃や水分の付着やオイルシール自体が損傷しないように、作業者は細心の注意を払う必要があり、品質の維持、管理に手間を要していた。
本発明は上記背景に鑑みてなされたものであり、シール材や開口部周りの構造上の制約が少なく、圧入作業が簡単でかつ品質の維持が容易であり、簡易で廉価なシール材の圧入装置を提供する。
本発明のシール材の圧入装置は、軸部材が挿通しているハウジングの開口部に円環状のシール材を組み付ける圧入装置であって、一端に開口するシリンダを有する本体と、該シリンダ内に配設され、前記開口側へ移動するピストンと、該ピストンの一端に軸方向移動可能及び傾動可能に係合する自在係合部と、該自在係合部の前記ピストンとは反対側に連結する押圧部と、前記ピストンを駆動する駆動手段と、該本体に枢支されて先端が開閉するように回動し、該先端が閉じて前記開口部の外側を把持し、該先端が開いて該開口部を解放する複数個のアーム部材とを備え、前記自在係合部は、押圧部側とピストン側との2つの部分に分かれ、前記押圧部はさらに、前記自在係合部の前記押圧部側の部分と一体に形成され、内周に前記軸部材を嵌入させて収容して前記シール材を保護するとともに前記シール材を前記軸部材と同軸に配置し、鍔状に突出するシール保持部を有して該シール保持部により前記シール材を保持及び圧入する筒部と、前記筒部の外周側に設けられ、円環状で内周にシール材を保持し、付勢されて軸方向に相対変位し、前記開口部に当接される面合わせ部材と、を備え、前記筒部の内径に前記軸部材が嵌入しかつ前記面合わせ部材が前記開口部に当接した状態で前記シール保持部が前記シール材を圧入することを特徴とする。
本発明は、従来の軸部材の他端から軸心を求める大形の製造設備に代えて、開口部の近傍に簡易な圧入装置を配置し、軸心が多少ずれていても装置内でシール材の姿勢を自動的に矯正することにより正確に圧入できるようにしたことを主旨とする。本発明のシール材の圧入装置は、例えば車両用変速機の出力軸などの軸部材が挿通しているハウジングの開口部に圧入される円環状のシール材を対象としており、軸部材から離隔して設けられるシール材において特に効果が顕著である。
本発明のシール材の圧入装置は、本体と、ピストンと、自在係合部と、押圧部と、駆動手段と、複数個のアーム部材と、で構成することができる。本体は、圧入装置の筐体をなすとともに、一端に開口する略筒状として内側にシリンダを形成し、後述のピストンが軸方向に往復動できるように形成することができる。なお、本体には移動のためのハンドルや吊り治具などを設けて、取り扱いの便宜を図ることができる。ピストンは、シリンダ内に配設され、前記開口側へ移動することにより、圧入操作を行うように形成することができる。
自在係合部は、該ピストンの一端に軸方向移動可能及び傾動可能に係合するように形成されている。自在係合部は、押圧部とピストンとを係合させる部位であり、押圧部側とピストン側との2つの部分に分かれている。ただしこれに限定されず、例えば、弾性体を介して遊動する構成とすることにより、軸方向移動可能及び傾動可能とすることができる。
押圧部は、該自在係合部の前記ピストンとは反対側に連結される部位であり、筒部と面合わせ部材とで構成することができる。筒部は、内周に軸部材を嵌入させて収容してシール材を保護するとともに、シール材を軸部材と同軸に配置するように、形成することができる。筒部の内径は軸部材の外径よりもわずかに大として、軸部材が嵌入するように形成することができる。また、筒部の入口に面取り加工やテーパ加工を施すことで、軸部材の嵌入を容易にすることができる。筒部の外径はシール材の内径と略一致させて、シール材を保持できるように形成することができる。
面合わせ部材は、前記筒部の外周側に設けられ、円環状で内周にシール材を保持するように形成することができる。さらに、付勢されて軸方向に相対変位し、前記開口部に当接されるように形成することができる。面合わせ部材により、開口部の全周面にわたって当接して軸心と直交する面を割り出し、シール材を正対させて均一に圧入させることができる。面合わせ部材には、開口部の大きさに相当する環状の部材を用い、ばねなどの付勢手段を用いて形成することができる。
駆動手段は、前記ピストンを駆動するものであり、圧入に必要な操作力を発生できるものであれば、方式を問わず適用することができる。確実な圧入操作を行うために、安定した動作でかつ制御が容易な、電動操作装置や加圧操作装置を用いることができる。
複数個のアーム部材は、開口部の外側を把持することにより、組付装置全体をハウジングに取り付ける部材である。アーム部材は、例えば、本体の外周に等間隔で配置し、さらに、全てのアーム部材が連動するように機構を設けることができる。
前記自在係合部の前記押圧部側と前記ピストン側との間の押圧面は、互いに嵌合する球面状の凸部と凹部とで形成され、該押圧部の軸心と該ピストンの軸心とが角度を有していても押圧可能である、ことが好ましい。
押圧部側とピストン側との2つの部分の間の押圧面は、一方を球面状の凸部とし、他方を球面状の凹部として、嵌合させることができる。すると、両者の軸心が完全に一致せず角度を有していても、凸部と凹部とが相対回転変位して嵌合が保たれるので、ピストンにより押圧部を押圧して、圧入操作を行うことができる。
前記ハウジングは前記開口部の外周部に凹部を有し、前記アーム部材は前記先端が閉じたときに該凹部に挿入される爪部をもつ、ようにしてもよい。アーム部材に爪部を設け、ハウジングの凹部に挿入することによって、圧入装置を堅固に固定することができる。
前記ハウジングは前記面合わせ部材と当接する基準面をもち、該基準面は切削加工により仕上げられている、ことが好ましい。切削加工による面精度の高い基準面を設けることにより、圧入操作を高精度に行うことができる。
前記ハウジングは自動変速機のリアハウジングであり、前記シール材は潤滑油を封止するオイルシールであってもよい。本発明は、車両用の自動変速機に用いられるオイルシールの圧入に好適である。
次に、上述のように構成された本発明のシール材の圧入装置の使用方法及び作用について説明する。まず、シール材を押圧部の筒部にセットする。次に、圧入装置をハウジングの開口部に向けて配置し、アーム部材を回動して開口部の外側を把持させる。把持によって、圧入装置全体がハウジングに取り付けられる。車両用変速機のハウジングは通常鋳造されるため、ハウジング外面は軸対称形であっても加工精度が低い。したがって、組付装置が軸部材の真正面に正確に取り付けられるとは限らない。しかしながら本発明では、組付装置と軸部材の軸心とが多少の角度を有する傾斜取付状態であっても支障なく、組付装置が緩みなく取り付けられていればよい。
続いて、駆動手段によりよりピストンを駆動すると、押圧部は押圧され軸部材に向かって前進する。このとき、前述の傾斜取付状態であっても、自在係合部と球面状の押圧面との作用により、押圧部はスムーズに前進することができる。そして、筒部に軸部材の先端が嵌入されると、以降は軸部材に案内されて、押圧部は前進する。筒部とともに前進する面合わせ部材が開口部に達すると、全周面で当接されるため、軸心に対して直交する姿勢に矯正される。ピストンによりさらに駆動される押圧部は、面合わせ部材を押圧する付勢手段の反力によって姿勢を矯正されながら、最後に正しい姿勢で所定位置に到達し、シール材を圧入して組み付けることができる。
以上説明したように、本発明では圧入装置が多少傾けて取り付けられても、装置内でシール材の姿勢を矯正して、正確に圧入できるようになっている。また、シール材の姿勢の矯正は自動的に行われるため、人手による操作は簡単である。
以降では、圧入作業の信頼性をより一層向上した態様について説明する。
前記押圧部が前記シール材を押圧する面と、前記面合わせ部材が前記開口部に当接する面とのうち、少なくとも一方の面に開口する検出孔と、該検出孔内に加圧気体を供給する加圧手段と、該検出孔内の圧力低下を検出して異常と判定する判定手段と、を備えるようにしてもよい。
検出孔を備える目的は、シール材のセット状態を確認すること及び、開口部の周囲との密着状態を確認することである。検出孔は少なくとも一方の面に設けることができるが、両方に設けることが好ましい。さらに、信頼度の観点からはそれぞれの面に複数個設けることが好ましい。加圧手段は、各検出孔に圧縮空気などの加圧気体を供給する手段であり、配管や圧力調整手段、弁類を組み合わせて構成することができる。判定手段は、検出孔内の圧力低下を検出して異常と判定する手段であり、例えば圧力センサや圧力スイッチを適用することができる。なお、判定手段は、押圧部用と面合わせ部材用とにそれぞれ設けて、個別に判定することができる。
押圧部に検出孔を設けた態様では、凹凸があるシール材の裏面がセットされた場合などに、加圧気体が漏出して圧力が低下するため異常と判定することができる。面合わせ部材に検出孔を設けた態様では、開口部の全周と密着していない場合に、異常と判定することができる。
前記加圧手段は加圧気体供給装置であって前記駆動手段と兼用される、ことが好ましい。加圧手段には、例えば圧縮ポンプなどの専用の手段を用いることもできるが、変速機製造ラインなどではライン全体で共用とされる加圧気体供給装置を用いることが好ましい。さらに、共用の加圧気体供給装置は駆動手段と兼用とすることにより、すなわちピストンを気体圧力で駆動することにより、製造設備の合理化を実現することができる。
前記判定手段は、異常と判定したときに前記ピストンの駆動を禁止する、ようにしてもよい。異常が発生した場合に備えて、ピストンの駆動を禁止するインターロック手段を設けることができる。さらに、作業者に異常を通報する警報手段を設けることもできる。
前記シール材は軸方向を向いた一面側に全周にわたる凹部があり内周側が油密を維持するリップ部となっているオイルシールであり、前記押圧部の内周に挿入されて軸方向に変位可能な操作部材と、該操作部材と同軸にかつ軸方向相対変位可能に配設されて先端が前記面合わせ部材に当接するとともに先端内周に該オイルシールが嵌入可能な円環状の嵌入凹部を有し該嵌入凹部の底部に立設されて該オイルシールの該凹部に収容されるノックピン有する保持部材と、該操作部材によって先端方向に駆動されて該オイルシールを押し出すスライド部材と、を有するセット治具を備える、ようにしてもよい。
一面側に全周にわたる凹部があり内周側がリップ部となっているオイルシールを、押圧部の先端側からシール材をセットするためのセット治具を備えるようにしてもよい。セット治具の操作部材は、軸部材に代わって筒部に挿入されることにより、セット治具と圧入装置の軸心を揃えることができる。保持部材は、先端が圧入装置の面合わせ部材に全周で当接するとともに、先端内周の嵌入凹部にシール材を保持するように形成することができる。保持部材により、シール部材を安定した姿勢で、押圧部側の保持部材に正対させることができる。さらに、嵌入凹部の底部に立設されたノックピンが、オイルシールの凹部に収容されることによって、オイルシールの前後の方向を間違えないようにすることができる。スライド部材は、オイルシールを押し出して、押圧部にセットするものである。
セット治具を用いることにより、オイルシールのリップ部が作業者や圧入装置に触れることを防止でき、またシール材の前後の確認もできて、品質の維持に効果的である。
本発明のシール材の圧入装置では、シール材を保持する面合わせ部材や押圧する押圧部を圧入装置本体に対して軸方向移動可能及び傾動可能に係合する自在係合部を備えるので、圧入装置が多少傾けて取り付けられても、装置内で自動的にシール材の姿勢を矯正して、正確に圧入することができる。また、シール材の姿勢の矯正は自動的に行われるため人手による操作は簡単であり、さらに従来と比較して簡易で廉価な製造設備となっている。
また、検出孔と加圧手段と判定手段を備えてシール部材のセット異常や開口部との密着異常を検出する態様や、セット治具を備える態様は、圧入作業の信頼性向上や品質の維持に効果的である。
本発明を実施するための最良の形態を、図1〜図7を参考にして説明する。図1は、オイルシールが組み付けられる車両用の自動変速機を説明する図であり、(A)は自動変速機全体の側面断面図、(B)は開口部付近の詳細拡大図である。図1(A)に示されるように自動変速機9のハウジング91は図示しないコンベヤ上のパレット99上に戴置される。ハウジング91内の変速ギヤ部は図略されているが、図中右端が開口部92となっている。開口部92は、全周が切削加工によって仕上げられており、基準面として用いることができる。開口部92の軸心には出力軸93が既に組み付けられている。また、開口部92の外側には、組付時及び輸送時の一時的な構成としてシッピングキャップ95が仮設されている。そして、図1(B)に示されるように、シール材であるオイルシールSは開口部92の内周面の段差部94に組み付けられる。オイルシールSの内周部分のリップ部Lは、出力軸93とは離隔しており、後工程で出力軸93の外側にスプライン嵌合されるプロペラシャフトまたはセンターデフのインプットシャフトなどと摺接して、油密を維持する役割を有している。また、ハウジング91の外周に形成されているリブの間の凹部は、後述するように被挟持部96として利用される。
本発明の実施例の圧入装置は、オイルシールSを組み付けるものであり、図2は側面部分断面図、図3は図2の右側からみた背面図である。実施例の圧入装置1は、本体2と、3個のアーム部材3と、押圧部4と、面合わせ部材5と、ピストン6と、圧縮空気供給装置7と、符号略の判定手段と、セット治具8と、で構成されている。
本体2は、図2に示されるように、複数の部材がボルトなどの締結部材により結合されて略筒状に構成されており、内側には図中左側の一端に開口したシリンダ21が形成されている。また、シリンダ21の右側の他端に連通する加圧孔22が形成され、配管を介して圧縮空気供給装置に接続されている。さらに圧入装置1を持ち上げるためのハンドル23が設けられて、取り扱いの便宜が図られている。
3個のアーム部材3は棒状の部材で形成されており、図3に示されるように本体2の外周縁に略120°間隔で配設されている。図2に示されるように、アーム部材3の一方の先端は内側に折り曲げられて爪部31とされ、他端側は部分的に内側に突出して係止部32とされ、中間は本体2に枢支される枢支部33となっている。爪部31と枢支部33との間には、本体2に保持されるばね34が配設され、ばね34はアーム部材3を外側に向けて付勢し、図2に示される解放状態としている。一方、本体2の外周には、軸方向に移動することにより、係止部32と係脱する円環状の係止リング35が配設されている。そして、図3の操作ノブ36により係止リング35が係止部32の内側に係止操作されると、3個のアーム部材3の係止部32は連動して同時に外側に駆動され、てこの作用により爪部31は揺動して内側に閉じ、図7に示されるようにハウジング91の被挟持部96を挟持するようになっている。
押圧部4は、図2に示されるように、本体2の図中左側に配置され、筒部41と、係合部材42とで形成されている。筒部41の内径は、出力軸93の外径よりもわずかに大とされ、面取り部43を有して図中左側に開口している。筒部41の外径は、オイルシールSの内側のリップ部Lに触れない大きさとされ、左側からオイルシールSをセットするようになっている。さらに、筒部41の軸方向中間には、鍔状に突出するシール保持部44が形成されており、オイルシールSを安定して保持及び圧入するようになっている。係合部材42は、筒部41と一体に形成され、右端面の軸心には球面状の凹部49が形成されている。また、係合部材42は、本体2とは複数の遊動係合部45により軸方向移動可能及び傾動可能に係合されている。係合部材42の凹部49、後述するピストン6の凸部62、および遊動係合部45によって本発明の自在係合部が構成されている。
図4は、遊動係合部45の詳細を説明する平面部分断面図である。図示されるように、遊動係合部45は、本体2側に設けられた係合孔25と、係合部材42に立設されて係合孔25に係合する係合ピン46と、係合ピン46を取り巻くコイルバネ47と、で形成されている。詳述すると、係合孔25は本体2の図中左端面から右に向かって形成されており、図示左側の入口が小径で、右側の奥が大径に拡がっている。係合ピン46は頭部461と軸部462とからなり、頭部461は中径で係合孔25の奥に配設され、軸部462は最小径で係合孔25から左方に突出して係合部材42にねじ留め結合されている。コイルばね47は、係合孔25の入口と係合ピン46の頭部461との間に、軸部462を取り巻くように嵌挿されている。コイルばね47により係合ピン46は図中右方に付勢されているが、左方向に向けて付勢力を越える荷重が加えられると、係合ピン46は係合孔25内を軸方向に相対移動する。したがって、係合部材42及び押圧部4全体も軸方向に相対移動する。なお、遊動係合部45は円周方向に複数箇所設けられており、それぞれの遊動係合部45の相対移動量が変わると、本体2に対して押圧部4が傾動することになる。
面合わせ部材5は、図2に示されるように、押圧部4のシール保持部44の外周に配設される円環状の部材で形成されている。面合わせ部材5の左側はシール保持部44よりもシール材Sの厚み分以上左方に突出し、左端は環状の当接面51となっている。当接面51は、押圧部4が左方に前進したときに、ハウジング91の開口部92に当接するようになっている。面合わせ部材5の右側内周は、筒部41によって軸方向移動可能に保持されておいる。さらに、面合わせ部材5の右端52と係合部材42との間には複数個のコイルばね53が配設されており、面合わせ部材5は左方に向けて付勢されている。
ピストン6は、本体2のシリンダ21内に配設され、軸方向に摺動可能とされている。シリンダ21の左側にはピストン6を取り巻くようにコイルばね61が配設され、コイルばね61はピストン6を右方に付勢している。ピストン6の左側の先端は球面状に仕上げられて凸部62とされ、本体2から突出して押圧部4の係合部材42の凹部49を押圧するようになっている。
図2には示されていない圧縮空気供給装置は駆動手段に相当するものであり、本体2の加圧孔22からシリンダ21に圧縮空気を供給してコイルばね61を圧縮させながらピストン6を左方に駆動し、圧縮空気を排出してピストン6を右方に復帰することができるようになっている。
次に、図5を参考にして、圧縮空気供給装置7及び判定手段について説明する。図5は、実施例の圧入装置1に用いられる圧縮空気供給装置及び判定手段を説明する圧縮空気系統図である。図示されている圧縮空気供給装置7は製造ライン全体で共用される設備であり、駆動手段と加圧手段とを兼用して圧縮空気を供給するものである。圧縮空気は配管により3系統に分岐され、第1系統71は駆動手段として用いられ、第2系統72と第3系統73とは加圧手段として用いられている。
第1系統71は、バルブや逆止弁を経由してブースタ74に接続され、ブースタ74の断面積比によって昇圧された圧縮空気が本体2の加圧孔22に供給されるようになっている。なお、図5は概要を示しており、実際には図示されていない圧力切替スイッチや保護装置などの器具が用いられている。
第2系統72では、減圧弁75で圧力が調整され、押圧部4の検出孔76に圧縮空気が供給されて加圧されるようになっている。また、検出孔76内の圧力を検出し異常と判定する判定手段として、圧力スイッチ77と圧力計78とを備えている。ここで、押圧部4の検出孔76は複数設けられ、シール保持部44のオイルシールを保持する面に開口している。したがって、セットされたオイルシールSが正常に保持されていれば、検出孔73からの圧縮空気の漏洩量はわずかである。ところが、オイルシールSは図1(B)に示されるように表裏があり、へこみのある裏面で保持した場合には、漏洩量が過大になる。このため、圧力スイッチ77の圧力低下検出や圧力計78による圧力値の確認により、異常と判定することができる。また、オイルシールSが形状不良品であった場合や、傾いたり浮いた状態でセットされた場合も、異常と判定することができる。
第3系統73も同様で、減圧弁75で圧力調整された圧縮空気は、面合わせ部材5の検出孔76に供給されて加圧されるようになっている。面合わせ部材5の検出孔76も複数設けられ、当接面51に開口している。したがって、押圧部4を前進させて当接面51を開口部92に当接させたときに、全周で良好に密着していれば圧縮空気の漏洩量はわずかである。とこるが、傾いた状態で接しているときには一部の検出孔76からの漏洩が顕著となって、異常と判定することができる。なお、本実施例では、圧力スイッチ77の異常検出信号は、インターロック機構に用いられており、異常時にはピストン6の駆動が行えないようになっている。
次に、図6を参考にセット治具について説明する。図6はオイルシールSを圧入装置1にセットするためのセット治具を説明する図であり、(A)はセット治具の側面断面図、(B)は治具本体に形成されたカム溝の説明図である。なお、圧入装置1は図中に一点鎖線で示されている。セット治具8は、治具本体81とスライド部材84と操作部材85とで構成され、さらに治具本体81は保持部82及び嵌合部83で構成されている。
治具本体81の保持部82は、略円筒状の部材で形成され、図中右端821が面合わせ部材5の当接面51に当接するとともに右端内周の嵌入凹部822にオイルシールSが嵌入されるようになっている。さらに、嵌入凹部822の底部から図中右方向に立設されたノックピン823は、オイルシールSの凹部に収容されることで前後の方向を間違えないようにしている。治具本体81の嵌合部83は、筒部41内周に挿入される内筒部831と、内筒部831と保持部82とを結合するフランジ部832とで形成されている。内筒部831には、図6(B)に示されるようにカム溝833が形成されている。カム溝833は、円周方向に延設された切替溝834と、切替溝834の上端から図中右方に短く延設された移動用溝835と、切替溝834の下端から図中右方に長く延設されたセット溝836とで構成されている。
スライド部材84は、フランジ部832を移動可能に貫通する複数本のスライドロッド841と、スライドロッド841の左端に共通に設けられる円環状の押圧板843とで形成されている。スライドロッド841の右端は径方向にフランジ状に拡げられて押し出し部845が形成され、押し出し部845はシール材Sに直接接して図中右方向に押し出す役割を持っている。押圧板843の中央には後述の操作部材85が貫通するとともに図中上下方向にのみ切り欠かれた穴溝847が形成されている。また押圧板843とフランジ部832との間には、コイルばね844が嵌挿されている。
操作部材85には段差を有する軸状の部材が用いられ、図中右側の先端851側から順に、押圧部4の筒部41に嵌入される嵌入部852、内筒部831のカム溝833に案内されるカムフォロア853、スライド部材84の穴溝847を所定位相角でのみ通り抜けるノックピン854、押圧板843を押圧する押圧フランジ855、作業者が把持するハンドル856が形成されている。そして、ノックピン854が穴溝847を通り抜ける位相角において、カムフォロア853がセット溝836内に配置される構成となっている。
図6(A)は、セット治具8にオイルシールSを装着し終えて、圧入装置1に嵌め込んだ状態を示している。この状態は、ノックピン854を穴溝847に合わせてハンドル856を半ばまで押した状態である。続いて、ハンドル856を右方に押すと、カムフォロア853はセット溝836内を前進し、押圧フランジ855が押圧板843を押し、コイルばね844が縮み、操作部材85の先端851が筒部41の奥まで入り、押し出し部845がオイルシールSを押圧し、オイルシールSはシール保持部44にセットされる。また、図6(A)の状態からハンドル855を左方に引けば、嵌入部852は図中Zの位置まで後退し、新たなオイルシールSを装着することができる。
セット治具8を用いることにより、オイルシールSの内周側のリップ部Lをどこにも触れさせずに嵌め込むことができ、品質は確実に維持される。
次に、実施例の圧入装置1の操作方法について、図7を参考にして説明する。まず、上述のセット治具8により、オイルシールSを押圧部4のシール保持部44にセットする。このとき、圧力スイッチ77により、異常が生じていないことを確認する。次に、圧入装置1をハウジング91に近付け、操作ノブ36を操作して、アーム部材3の爪部31がハウジング91のくびれた被挟持部95に来るようにして、挟持させる。図7はこのときの状態を示している。次に、ピストン6を駆動してやれば、後は自動でオイルシールSが圧入される。万一、面合わせ部材5と開口部92との密着性が良好でない場合は、圧力スイッチ77により検出されて、圧入操作は中断される。
実施例の組付装置1は、操作が容易で、小形軽量かつ廉価である。これに対して従来は、図1(A)に示されるように、開口部92とは反対側の取付面98でハウジング91を固定し、反対側の軸心97を基準として圧入操作を行っていた。したがって、従来の組付設備は大形で高価であり、本発明の効果は顕著である。
オイルシールが組み付けられる車両用の自動変速機を説明する図であり、(A)は自動変速機全体の側面断面図、(B)は開口部付近の詳細拡大図である。 本発明の実施例の圧入装置を説明する側面部分断面図である。 図2の実施例を右側からみた背面図である。 図2の実施例で、遊動係合部の詳細を説明する平面部分断面図である。 図2の実施例に用いられる圧縮空気供給装置及び判定手段を説明する圧縮空気系統図である。 図2の実施例に用いられるセット治具を説明する図であり、(A)はセット治具の側面断面図、(B)は治具本体に形成されたカム溝の説明図である。 図2の実施例の圧入装置の操作方法を説明する図であり、アーム部材がハウジングを挟持した状態を示している。
符号の説明
1:圧入装置
2:本体
21:シリンダ 22:加圧孔 23:ハンドル
3:アーム部材
31:爪部 32:係止部 33:枢支部
34:ばね 35:係止リング 36:操作ノブ
4:押圧部
41:筒部 42:係合部材 43:面取り部
44:シール保持部 45:遊動係合部 49:凹部
5:面合わせ部材
51:当接面 53:コイルばね
6:ピストン
61:コイルばね 62:凸部
7:圧縮空気供給装置
71:第1系統 72:第2系統 73:第3系統
74:ブースタ 75:減圧弁 76:検出孔
77:圧力スイッチ 78:圧力計
8:セット治具
81:治具本体 82:保持部 83:嵌合部
84:スライド部材 85:操作部材
9:自動変速機
91:ハウジング 92:開口部 93:出力軸
94:段差部 95:シッピングキャップ 96:被挟持部
97:軸心 98:取付面 99:パレット
S:オイルシール L:リップ部

Claims (9)

  1. 軸部材が挿通しているハウジングの開口部に円環状のシール材を組み付ける圧入装置であって、
    一端に開口するシリンダを有する本体と、
    該シリンダ内に配設され、前記開口側へ移動するピストンと、
    該ピストンの一端に軸方向移動可能及び傾動可能に係合する自在係合部と、
    該自在係合部の前記ピストンとは反対側に連結する押圧部と、
    前記ピストンを駆動する駆動手段と、
    該本体に枢支されて先端が開閉するように回動し、該先端が閉じて前記開口部の外側を把持し、該先端が開いて該開口部を解放する複数個のアーム部材とを備え、
    前記自在係合部は、押圧部側とピストン側との2つの部分に分かれ、
    前記押圧部はさらに、
    前記自在係合部の前記押圧部側の部分と一体に形成され、内周に前記軸部材を嵌入させて収容して前記シール材を保護するとともに前記シール材を前記軸部材と同軸に配置し、鍔状に突出するシール保持部を有して該シール保持部により前記シール材を保持及び圧入する筒部と、
    前記筒部の外周側に設けられ、円環状で内周にシール材を保持し、付勢されて軸方向に相対変位し、前記開口部に当接される面合わせ部材と、を備え、
    前記筒部の内径に前記軸部材が嵌入しかつ前記面合わせ部材が前記開口部に当接した状態で前記シール保持部が前記シール材を圧入することを特徴とするシール材の圧入装置。
  2. 前記自在係合部の前記押圧部側と前記ピストン側との間の押圧面は、互いに嵌合する球面状の凸部と凹部とで形成され、該押圧部の軸心と該ピストンの軸心とが角度を有していても押圧可能である、請求項1に記載のシール材の圧入装置。
  3. 前記ハウジングは前記開口部の外周部に凹部を有し、前記アーム部材は前記先端が閉じたときに該凹部に挿入される爪部をもつ請求項1または2のいずれかに記載のシール材の圧入装置。
  4. 前記ハウジングは前記面合わせ部材と当接する基準面をもち、該基準面は切削加工により仕上げられている請求項1〜3のいずれか一項に記載のシール材の圧入装置。
  5. 前記ハウジングは自動変速機のリアハウジングであり、前記シール材は潤滑油を封止するオイルシールである、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシール材の圧入装置。
  6. 前記押圧部が前記シール材を押圧する面と、前記面合わせ部材が前記開口部に当接する面とのうち、少なくとも一方の面に開口する検出孔と、該検出孔内に加圧気体を供給する加圧手段と、該検出孔内の圧力低下を検出して異常と判定する判定手段と、を備える請求項1〜5のいずれか一項に記載のシール材の圧入装置。
  7. 前記加圧手段は加圧気体供給装置であって前記駆動手段と兼用される請求項6に記載のシール材の圧入装置。
  8. 前記判定手段は、異常と判定したときに前記ピストンの駆動を禁止する請求項6または7のいずれかに記載のシール材の圧入装置。
  9. 前記シール材は軸方向を向いた一面側に全周にわたる凹部があり内周側が油密を維持するリップ部となっているオイルシールであり、前記押圧部の内周に挿入されて軸方向に変位可能な操作部材と、該操作部材と同軸にかつ軸方向相対変位可能に配設されて先端が前記面合わせ部材に当接するとともに先端内周に該オイルシールが嵌入可能な円環状の嵌入凹部を有し該嵌入凹部の底部に立設されて該オイルシールの該凹部に収容されるノックピン有する保持部材と、該操作部材によって先端方向に駆動されて該オイルシールを押し出すスライド部材と、を有するセット治具を備える請求項1〜8のいずれか一項に記載のシール材の圧入装置。
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