JP4810570B2 - 液体容器のための分配用キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、飲料または、例えば液体洗剤、保湿クリーム、もしくはマスタードなどの、他の液状もしくは流動性を有する材料のための容器のための、分配用キャップに関する。具体的には、本発明は、液体容器の口部に接続するための第1の半径を有する第1の円形断面を有する管状部分と、第1の半径より小さい第2の半径を有する第2の円形断面を有する管状部分とを含む、高分子材料から作られた一体成形された成形品を構成するタイプの分配用キャップであって、第1の管状部分の一端が、弾性の環状一体型ウェブによって第2の管状部分の一端に接続されており、このウェブには、1つまたは複数の流出口が形成されており、このウェブの幅は、第1および第2の半径の差以上であり、第2の管状部分の他端は、閉じられており、ウェブの1つと、ウェブの上記一端に隣接する第1の管状部分の内表面とが、突出している環状第1のシールフランジに接続されており、第1および第2の管状部分は、同軸であり、かつ開位置であって、第2の管状部分は第1の管状部分の外側に位置し、流出口は妨げられていない、開位置と、閉位置であって、第2の管状部分の上記一端は、第1の管状部分の上記一端の内に位置し、シールフランジは、ウェブの他方のシールフランジと第1の管状部分の内表面とにシール係合しており、これによって、第1のシールフランジが、ウェブの他方のシールフランジと第1の管状部分の内表面とにシール係合することにより、流出口は、第1の管状部分の内部と連通しないようになっている、閉位置との間で、相対的に軸方向に移動可能である、分配用キャップに関する。
このタイプの分配用キャップは、独国特許第DE G 8518074.2号において開示されているが、そこにおいて開示されているキャップは、粉末材料との使用に適しているだけであり、液体との使用に関し、適切なシールを形成しない。
欧州特許出願第04253092.3号は、現状の当該技術の部分を形成するものではないが、このタイプの分配用キャップにも関連するものである。具体的には、この文献は、一体成形されたプラスチック成形品を構成している飲料容器のための分配用キャップであって、この分配用キャップが、相対的に大きい半径を有する第1の管状部分を備え、この第1の管状部分の一端が容器に接続するように意図されており、この他端が、弾性の環状ウェブによって、小さい方の半径を有する第2の管状部分の一端へ接続されており、この環状ウェブの幅は、2つの半径の間の差より大きく、この環状ウェブには、1つまたは複数の流出口が形成されている、分配用キャップに関する。シールフランジが、この環状ウェブの内表面へ接続されている。第2の管状部分は、開位置であって、第2の管状部分は、第1の管状部分の外側に位置し、かつ容器の内容物は、流出口を介して分散されうる、開位置と、閉位置であって、第2の管状部分の下端部は、第1の管状部分の内に位置し、かつシールフランジは、第1の管状部分の内表面とシール係合しており、これによって流出口は、第1の管状部分の内部からシールされており、かつ容器の内容物は、したがって分配されない、閉位置との間を、双安定的に移動可能である。
先願において記述される分配用キャップは極めて効果的である一方で、分配された液体は、クロージャの軸に本質的に傾斜している環状ウェブに位置する開口部から、クロージャキャップの軸方向の両端の間の位置で、排出される。これは、現在、少なくとも特定の用途にとっては不都合でありうると考えられている。
独国特許第DE G 8518074.2号 欧州特許出願第04253092.3号
したがって、本発明の目的は、先願の出願で開示されたタイプであるが、液体が、キャップの上部または自由端面に位置する開口部を介して軸方向に分配されるように構成されている、分配用キャップを提供することである。
本発明によれば、上記で参照した種類の分配用キャップが、第2の管状部分の上記他端は、半径方向に突出している円周方向フランジを担持していることと、1つまたは複数の流出口が、円周方向フランジに形成されていることと、この成形品は、半円筒形状の2つのハーフシェルを更に含み、この2つのハーフシェルのそれぞれの上縁部が、円周方向フランジと一体でありかつこれにシールされており、この2つのハーフシェルのそれぞれの下縁部が、第1の管状部分と摺動シールを形成し、かつこの2つのハーフシェルのそれぞれの側縁部が、ハーフシェルの他方の側縁部とシールを形成し、これによって、ウェブ内および円周方向フランジ内の流出口が連通する液流スペースが、2つのハーフシェル内に画定されることにより存在することと、を特徴とする。
したがって、本発明に従った飲用キャップは、異なる半径を有する2つの円形断面を有する管状部分を含み、これらの管状部分のそれぞれの一端が、幅、すなわち概ね半径方向における長さが、2つの半径の差以上である、弾性ウェブによって接続されている。大きい半径を有する管状部分の他端は、ボトルなどの口部に接続できるようになっており、一方では、小さい半径を有する管状部分の他端は、閉じられている。弾性ウェブは、ウェブに形成された、少なくとも1つ、および好ましくは多数の間隔を置いて配置された流出口を有する。このウェブまたは大きい直径を有する管状部分の内表面のどちらかが、シールフランジを担持する。小さい直径を有する管状部分は、したがって、他方の管状部分に対し、開位置であって、小さい直径を有する管状部分は、大きい直径を有する管状部分の完全に外側に位置しており、かつ流出口は妨げられていない、開位置と、閉位置であって、ウェブに接続されている小さい直径を有する管状部分の端部は、大きい直径を有する管状部分の隣接する端部の内側に位置している、閉位置との間で、軸方向に移動可能である。開位置において、液体は、容器から流出開口部を介し、2つの管状部分の外面と、2つのハーフシェルの内面と、半径方向フランジの下面とによって画定されたスペース内に、流出することができる。このスペースは、フランジの流出口と連通しており、したがって、液体は、これらの開口部を介し、したがって、フランジの上面を貫通して、概ね軸方向に流出することができる。閉位置において、ウェブの流出開口部は、大きい直径を有する管状部分の内に位置しており、シールフランジは、ウェブの他方のフランジと、大きい直径を有する管状部分の内表面とにシール係合しており、これによって流出口を管状部分の内部からシールしている。これは、分配用キャップが接続されている容器もまた、シールされており、したがって、液体が容器から出ることはないことを意味する。
2つの管状部分が開位置にあり、力が、小さい直径を有する管状部分に印加され、これを閉位置に動かした場合、小さい直径を有する管状部分の最初の動きは、ウェブの長さが、2つの管状部分の半径の差より大きいという事実のために、必ずウェブの圧縮および/または変形を引き起すことが理解されよう。この圧縮および/または変形のため、結果として、ウェブが、小さい直径を有する管状部分に回復力を及ぼし、この管状部分を開位置に戻そうとする。しかし、閉じる力が及ぼされ続けると、小さい直径を有する管状部分は、大きい直径を有する管状部分の方へ向かって次第に軸方向に動いていく。小さい直径を有する管状部分が、ウェブが実質的に半径方向に延びる位置を通過すると、ウェブによって小さい直径を有する管状部分に及ぼされていた力は、この管状部分に作用し、これを閉位置の方へ動かす。小さい直径を有する管状部分は、したがって、事実上双安定であり、外力が、この管状部分に印加されないならば、この管状部分は、開位置または閉位置のどちらかに自動的に動く。シールフランジは、シールフランジが、大きい直径を有する管状部分の内表面またはウェブ上の対向する表面とシール接触するように動き、その後、ウェブが完全に弛んだ位置に到達するように、配置されかつそのような寸法に作られる。これは、閉位置において、シールフランジは、偏った状態で対向する表面と接触しており、一定の、実質的に線状のシールを形成することを意味する。
2つのハーフシェルは、半径方向フランジと互いとによりこれらの隣接する縁面に沿って連続した環状シールを形成し、かつ第1すなわち下方の管状部分とにより摺動面シールを形成し、したがって、実質的にシールされたチャンバを画定しており、このチャンバは、2つのセットの流出開口部と連通し、したがって、液体がキャップから排出される位置をキャップの側面からキャップの上面または端面へと移動させる役割をする。
第1のシールフランジは、ウェブと一体となっていることが好ましい。第1のシールフランジは、第1および第2の管状部分が開位置にある場合には、第1および第2の管状部分の軸に実質的に平行な方向に、ウェブから突出していることが、更に好ましい。これは、このようにすることにより、射出成形プロセス終了後、飲用キャップが、射出鋳型から軸方向に容易に取りはずされることが可能になるため、特に便利である。これは、また、ウェブ、したがって、ウェブと一体に作られている第1のシールフランジが、開位置から閉位置まで動いた時、典型的に約90°回転するため、好都合である。このことは、キャップが開位置にある場合には、第1のシールフランジは軸方向に延びており、キャップが閉位置にある場合には、第1のシールフランジは、概ね半径方向に延びていることを意味するが、これは、第1のシールフランジの自由縁部は、実質的に線状であるシールを、対向する表面に対し形成することを意味する。
第1のシールフランジは、大きい直径を有する管状部分の内表面と直接にシールを形成してもよいが、第1の管状部分の内表面は、弾性の環状第2のシールフランジを担持しており、この弾性の環状第2のシールフランジは、第1および第2の管状部分の軸に対し鋭角に、かつ第2の管状部分から離れるように突出しており、かつ第1および第2の管状部分が閉位置にある場合には、第2のシールフランジが第1のシールフランジによって密封状に係合されるように、配置されていることが好ましい。この第2のシールフランジは、第1のシールフランジの係合によって概ね半径方向に幾分撓められるが、これは、結果として、シールの完全性を更に強化することになる。
好ましい実施形態において、各ハーフシェルは、各ハーフシェルの上縁部の実質的に中間の地点でヒンジによって、円周方向フランジに一体に接続されており、各ハーフシェルの上縁部と円周方向フランジの対応する部分とは、相補的な形状をしており、かつ共にスナップ接続される。フランジにハーフシェルが一体的に接続されていることは、キャップ全体が、射出成形の形で製造されうることを意味する。しかし、もちろん、ハーフシェルが、液流スペースまたはチャンバを画定し、したがって、成形に続いて、2つのハーフシェルがフランジと互いとにスナップ接続される適切な位置に、これらのハーフシェルが動かされるという構成で、キャップを成形することは、可能ではない。
本発明の更なる特徴および詳細は、本発明に従った分配用キャップの1つの特定の実施形態の以下の記述から、明らかであるが、この記述は、添付の図面を参照しながら例としてのみ与えられるものである。
分配用キャップは、ポリプロピレンなどの高分子材料から作られた、一体成形で作られた射出成形された構成要素であり、相対的に大きい直径を有する第1の円形断面を有する管状部分2を備え、この第1の円形断面を有する管状部分2は、一端で、相対的に小さい直径を有する第2の円形断面を有する管状部分6の一端へ繋がる弾性の可撓性ウェブ4によって、一体に接続されている。この2つの管状部分が、一定の直径を有する、または平行な側面を有する必要はなく、かつ、第2の管状部分の壁は、下方へ末広がりになっていることが分かるであろう。
大きい管状部分2は、ボトルのネックに接続されるようになっている。この目的のために、管状部分2の直径は、これが接続されるボトルのネックの直径と実質的に同一であることができ、またはこの場合、管状部分2は、さらに大きい直径を有する、すなわち、ボトルのネックの外径と実質的に等しい内径を有する、円形断面を有するコネクタ部8と一体であってよい。コネクタ部8は、任意の好都合なやり方で、ボトルに接続されることができるが、本願の場合、コネクタ部8は、ボトルのネックの外側の対応するねじ山(図示せず)と協働するための内部ねじ山10を備えている。小さい直径の管状部分6の上端部は、一体の蓋14によって閉じられており、この蓋の直径は、管状部分6の直径より大きく、これによってこの蓋の半径方向外縁部は、突出しているフランジまたはリップ16を構成しており、このフランジに、1つまたは複数の、本願の場合は4つの、流出口17が形成されている。
図5から分かるように、複数の穴部18が、弾性ウェブ4に形成されている。図4で最もよく分かるように、弾性ウェブ4の幅、すなわち管状部分6の下端部と管状部分2の上端部との間の弾性ウェブの長さは、この2つの管状部分の半径の差より大きい。ウェブ4の内表面と一体に、ウェブ4の半径方向の内縁部と外縁部との一地点において、第1の環状シールフランジ20があり、これは、キャップが図5において例示される開位置にある場合には、実質的に軸方向に延びている。大きい管状部分2の上端部の内表面と一体に、第2の弾性のシールフランジ22があり、これは、下方に、すなわち小さい直径の管状部分6から離れるように、かつ、内方へ、キャップの軸の方へ向かって延びており、これによって、第2の弾性のシールフランジ22はキャップの軸方向と鋭角をなす。
キャップが図1および図5において示される開位置にある場合、管状部分6は、管状部分2の完全に外側に位置する。ウェブ4も、管状部分2から上方に、かつまた、内方へ軸方向に延びており、流出口18は、キャップの内部と連通しており、これによってキャップが接続されている容器内の液体が、開口部18を介して流出することができる。下向きの力がキャップ14に及ぼされると、管状部分6は、下方へ動き始める。この結果、ウェブ4が圧縮かつ歪められ、したがって、管状部分16上に回復力を及ぼし、これを完全開位置へ戻そうと圧迫する。この力がキャップ14に及ぼされ続けると、管状部分6は、下方へ動き、その結果、ウェブ4は、ほぼ水平、すなわち半径方向に延びる。管状部分6がこの「死点」位置を通り越して動くにつれ、ウェブ4によって管状部分6上に及ぼされる力が、下向きの方向に作用する。管状部分6は、下方へ動き続けるが、これに続いてウェブ4が回転する。この動きは、シールフランジ20の自由縁部が、弾性のシールフランジ22の表面に係合するまで続く。この後、ウェブ4が完全に弛み、これによってキャップ14にかけられていた下向きの力が取り除かれると、ウェブ4によって及ぼされていた力は、2つのシールフランジを圧迫し続け、これらを接触させ、フランジ20の自由縁部は、シールフランジ22の表面とのシールされた線接触を作る。この接触線は、流出口18の下に位置しており、これは、これらの流出口が、キャップの内部からシールされていることを意味する。ボトルの内部は、したがって、シールされており、かつ、液体は開口部18を介して流出することができない。ボトルを再び開くことが所望される場合、上方への力が、環状突出部または肩部16へ及ぼされ、上述のプロセスが逆に行われ、その結果、キャップは、再度、図1および図5に例示した開位置になる。
フランジ16と一体に成形され、かつ直径に沿ってそれぞれ対向して配置された一体のヒンジまたはタブ40によってフランジ16に接続されているのは、2つの半円筒形シェル42である。図7は、キャップが、その中で作成された射出鋳型から排出された時の、キャップの残部に対するシェル42の位置を示す。フランジ16に最も近い所の各シェルの半円形縁部には、フランジ16の外縁部に相補的であるスナップ嵌合形成物44が形成されている。各シェルの軸方向に延びている2つの直線縁部には、また、相補的なスナップ形成物が形成されており、各シェルの一方の縁部が、概ねフックまたはU形チャネル材の輪郭46を有しており、他方の縁部が、相補的な半径方向の突出部48を有している。
キャップが成形された後、2つのシェルは、図7および図8において示される位置から反対の向きに180°回転される。シェルの上縁部が動いてフランジ16の外縁部と漸進的に係合するにつれ、シェルは、シールされたスナップ接続を形成する。シェルの2対の対向する相補的な縁部が接触すると、チャネル部46の材料が変形し、次いで、相補的な突出部48と嵌合し、これによって更なるスナップシールを形成する。各シェルの下部の内表面は、低い方の管状部分の円筒外面と接触した状態で保持されており、この円筒外面と摺動シールを形成する。したがって、管状部分2は、管状部分4に対して上下に動くが、シールは、シェル42の下縁部で維持され、かつ液体の漏れは、生じ得ない。
したがって、一旦、2つのシェルが、図7および図8に示される位置から図1〜図6に示される位置に動かされると、チャンバが、管状部分2および4の外面と、フランジ16の下面と、シェル42の内表面とによって画定され、このチャンバに流出口17およびが連通する。したがって、キャップが図1および図5に示される開位置に動かされると、液体が、フランジ17の上面の開口部17から、すなわち概ね軸方向に、分配されることができる。
開位置における、本発明に従った分配用キャップの側面図である。 図1の線II−IIにおける断面図である。 閉位置におけるキャップの側面図である。 キャップの平面図である。 開位置におけるキャップの軸方向断面図である。 閉位置におけるキャップの軸方向断面図である。 鋳型から外したところの構成におけるキャップの軸方向断面図である。 図7に示したキャップの平面図である。

Claims (7)

  1. 液体容器の口部に接続するための第1の半径を有する第1の円形断面を有する管状部分(2)と、前記第1の半径より小さい第2の半径を有する第2の円形断面を有する管状部分(6)と、を含む、高分子材から作られた一体成形された成形品を構成する分配用キャップであって、
    前記第1の管状部分の一端が、弾性の環状一体型ウェブ(4)によって、前記第2の管状部分の一端に接続されており、このウェブには、1つまたは複数の流出口(18)が形成されており、
    前記ウェブの幅は、前記第1および前記第2の半径の差以上であり、
    前記第2の管状部分(6)の他端は、閉じられており、前記ウェブ(4)の1つと、前記ウェブの前記一端に隣接する前記第1の管状部分の内表面とが、突出している環状第1のシールフランジ(20)に接続されており、
    前記第1および第2の管状部分(2、6)は、同軸であり、かつ、開位置であって、前記第2の管状部分(6)は、前記第1の管状部分(2)の外側に位置し、前記流出口は妨げられていない、開位置と、閉位置であって、前記第2の管状部分の前記一端は、前記第1の管状部分の前記一端の内に位置し、前記シールフランジ(20)は、前記ウェブ(4)の他方のシールフランジと前記第1の管状部分(2)の前記内表面とにシール係合しており、これによって、前記第1のシールフランジ(20)が、前記ウェブ(4)の前記他方のシールフランジと前記第1の管状部分(2)の前記内表面とに前記シール係合することにより、前記複数の流出口(18)は、前記第1の管状部分の内部と連通しないようになっている、閉位置との間で、相対的に軸方向に移動可能である、
    分配用キャップにおいて、
    前記第2の管状部分(6)の前記他端は、半径方向に突出している円周方向フランジ(16)を担持していることと、
    1つまたは複数の流出口(17)が、前記円周方向フランジに形成されていることと、
    前記成形品は、半円筒形状の2つのハーフシェル(42)を更に含み、この2つのハーフシェルのそれぞれの上縁部が、前記円周方向フランジ(16)と一体でありかつこれにシールされており、この2つのハーフシェルのそれぞれの下縁部が、前記第1の管状部分(2)と摺動シールを形成し、かつこの2つのハーフシェルのそれぞれの側縁部が、このハーフシェルの他方の側縁部とシールを形成し、これによって、前記ウェブ(4)内および前記円周方向フランジ内の前記流出口(18、17)が連通する液流スペースが、前記2つのハーフシェル(42)内に画定されることにより存在することと、
    を特徴とする分配用キャップ。
  2. 各ハーフシェル(42)が、これの上縁部の実質的中心点で、ヒンジ(40)によって、前記円周方向フランジに一体に接続されており、各ハーフシェルの前記上縁部(44)と前記円周方向フランジ(16)の前記対応する部分とは、相補的な形状であり、かつ、共にスナップ接続されている、請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記2つのハーフシェル(42)の前記対向する対の側縁部(46、48)は、相補的な形状であり、かつ共にスナップ接続されている、請求項1または2に記載のキャップ。
  4. 前記第1の管状部分(2)の外表面の一部が、滑らかな円筒形状であり、かつ前記第2の管状部分(6)が、前記開位置と前記閉位置との間を動くにつれ、各ハーフシェルの前記下縁部は、前記部分と摺動シールを形成する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のキャップ。
  5. 前記第1のシールフランジ(20)は、軸方向断面図から分かるように、前記ウェブの両端部の中間の地点で前記ウェブ(4)に一体に接続されており、これによって、前記キャップが前記閉位置にある場合、前記第1のシールフランジ(20)の自由縁部が、前記第1の管状部分(2)の前記内表面と、実質的に線状のシールを形成する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のキャップ。
  6. 前記第1のシールフランジ(20)は、前記第1および第2の管状部分(2、6)が前記開位置にある場合、前記第1および第2の管状部分(2、6)の軸に実質的に平行な方向に、前記ウェブ(4)から突出する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のキャップ。
  7. 前記第1の管状部分(2)の前記内表面は、弾性の環状第2のシールフランジ(22)を担持し、第2のシールフランジ(22)は、前記第1および第2の管状部分(2、6)の前記軸に対し、鋭角にかつ前記第2の管状部分(6)から離れるように突出し、前記第1および第2の管状部分が前記閉位置にある場合、第2のシールフランジ(22)は、前記第1のシールフランジ(20)によって密封状に係合されるように配置される、請求項5または6に記載のキャップ。
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