JP4807736B2 - 電気かみそりおよびその内刃の製造方法 - Google Patents

電気かみそりおよびその内刃の製造方法 Download PDF

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本発明は、シート状網刃がアーチ状に保形される外刃と、外刃に内接する状態で横軸回りに回転駆動される内刃とを備えた電気かみそりおよびその内刃の製造方法に関する。
特許文献1には、内刃の胴部の外周面に内刃小刃が配されており、その内刃小刃が胴部の長さ方向にスパイラル状に延びている電気かみそりが開示されている。
特許文献1では、内刃小刃の基端側の肉厚寸法を刃先部分よりも大きくすることが記載されており、内刃小刃の肉厚寸法を大きくできる分だけ、髭から受ける切断抵抗によって内刃小刃が撓むことなどを低減できる。そのうえで内刃小刃の刃先部分の肉厚寸法を小さくすることで、内刃小刃の刃先部分において刃先以外の部分が固定外刃の内面に当たり難くなり、その刃先以外の部分によって外刃が破損することなどを防止できることになる。
特開平4−322692号公報(段落番号0027、図1−2) 実開昭59−125372号公報(第1−2図) 特開昭51−44068号公報(第6図)
特許文献1では、内刃小刃の基端側に別体の添え板を取り付け固定して、内刃小刃の基端側の肉厚寸法を大きくしており、その添え板を取り付ける分だけ内刃の製造に手間が掛かってしまう。
また、特許文献1では、前記添え板に代えて、基端側の肉厚寸法が大きくなるよう内刃小刃を形成することも記載されている。ところが、この場合には、切削加工などで内刃小刃の刃先部分の肉厚寸法を小さくすることになるために、その切削加工の分だけ内刃の製造に手間が掛かってしまう。
そこで本発明の目的は、加工の手間を低減できながら内刃小刃の基端側の肉厚寸法を大きくできる電気かみそりを提供することにある。
本発明が対象とする電気かみそりは、図1および図2に示すごとく、シート状の網刃がアーチ状に保形される外刃15と、外刃15に内接する状態で横軸21回りに回転駆動される内刃13とを備えている。
本発明の電気かみそりは、図1および図3に示すごとく、内刃13が、柱状の胴部23と、胴部23の軸芯に配される前記横軸21と、胴部23の外周面に配されて胴部23の長さ方向に延びる内刃小刃25とを備えており、内刃小刃25は、前記胴部23からの突出端が基端側よりも前記内刃13の回転方向へ先行する前傾姿勢で前記胴部23に植設されている。前記内刃小刃25の突出端に係る刃先部25aには、該内刃小刃25の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ36が形成されている。前記エッジ36の存在により、前記内刃小刃25の前記胴部23からの突出端に係る刃先部25aは、該突出端に近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されている。前記内刃小刃25は、平板状の金属板の上面に対して該内刃小刃25の外形形状に合致する耐蝕性のレジスト膜35を形成したのちに、該レジスト膜35を除く金属板を上方よりエッチング処理により除去してなるものである。前記エッジ36は、前記エッチング処理の際に、前記内刃小刃25に対応する前記金属板の周縁に形成される蝕刻面である。
前記内刃小刃25の突出端に係る刃先部25aには、前記外刃15に内接する刃先25bが平坦状に形成されている。前記内刃小刃25の後壁面と前記刃先25bの後端縁との間には、該内刃小刃25の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ36が形成されている。前記エッジ36の存在により、前記内刃小刃25の刃先部25aが、前記刃先25bに近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されている。
前記内刃小刃25の前壁面には、該内刃小刃25の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ36が形成されている。前記エッジ36の存在により、前記内刃小刃25の刃先部25aが、前記刃先25bに近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されている。
本発明は、柱状の胴部23と、胴部23の外周面に固定されて胴部23の長さ方向に延びる内刃小刃25とを備えた内刃の製造方法である。前記内刃小刃25の前記胴部23からの突出端に係る刃先部25aには、該内刃小刃25の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ36が形成されている。この製造方法は、平板状の金属板の上面に対して、内刃小刃25の外形形状に合致する耐蝕性のレジスト膜35を形成する工程と、前記レジスト膜35を除く金属板を上方よりエッチング処理により除去する工程と、を含む。前記エッジ36は、前記エッチング処理の際に、前記内刃小刃25の周縁に形成される蝕刻面とする。
本発明によれば、内刃小刃25の刃先部25aが、刃先25bに近づくに従って肉厚寸法が小さくなるよう形成されているので、内刃小刃25の基端側に別体の添え板などを取り付けなくても内刃小刃25の基端側の肉厚寸法を大きくできるとともに、内刃小刃25の刃先部25aの肉厚寸法を小さくできる。
つまり、前記添え板などを取り付けなくても済む分だけ、内刃13を加工する際の手間を低減できながら、内刃小刃25の肉厚寸法を大きくして剛性を高めることができて、髭などから受ける抵抗で内刃小刃25が撓んで切れ味が低下することなどを防止できる。かつ、刃先部25aの肉厚寸法を小さくできる分だけ、刃先部25aでの刃先25b以外の部分が外刃15の内面に当たって外刃15が破損することなどを確実に防止できる。
内刃小刃25の刃先部25aが、内刃小刃25を成形加工する際に周縁に形成される凹曲面状のエッジ36をそのまま使って形成してあると、内刃小刃25を成形加工したのち、刃先部25aの肉厚寸法を小さくするために内刃小刃25に対して切削加工などを施す必要がなく、その分だけ内刃13を加工する際の手間を低減できる。
平板状の板材31に対してエッチング処理を行うと、蝕刻がすり鉢状に進行するので、内刃小刃25の周縁に沿って凹曲面状の刃先部25aが自動的に形成され、その分だけ内刃13を加工する際の手間を低減できる。
(実施例1) 図1ないし図7は、本発明を適用したロータリー式の電気かみそりの実施例1を示す。電気かみそりは、図2に示すごとく、グリップを兼ねる卵形の本体部1と、本体部1に連続して上向きに突設されたU字状の支持腕2と、支持腕2で浮動支持されるヘッド部3とを備えている。
本体部1の内部には、回路基板5と2個の二次電池6とを収容してある。本体部1の前面には化粧パネル7が配置されており、その上下に押しボタン型のスイッチボタン9と、スイッチボタン9がオン操作されたときに点灯する第1表示灯10と、充電時に点灯する第2表示灯11などを配置してある。
ヘッド部3は、ヘッドケース12と、ヘッドケース12に組み込まれる可動内刃13、固定外刃15および外刃ホルダー16と、内刃駆動用のモーター17と、モーター動力を内刃13に伝動するギヤ機構19とを含む。外刃ホルダー16は、ヘッドケース12から取り外すことができる。
ヘッドケース12の下面両側には、左右一対の支持脚20・20を突設してあり、これらの支持脚20・20をフロートばねを介して支持腕2で支持することにより、ヘッド部3が左右傾動あるいは左右同時昇降可能に浮動支持される。
可動内刃13は、横置きのロータリー刃からなり、その回転軸(横軸)21を、図1に示す内刃支持台22で回転自在に軸支してある。可動内刃13は、円柱状の胴部23の外周面に複数本のスパイラル状の内刃小刃25が配されており、各内刃小刃25は、胴部23の長さ方向に延びている。前記回転軸21は、胴部23の軸芯を貫通するように配されている。
つまり、可動内刃13は、図3および図4に示すごとく、各内刃小刃25が所定のねじれ角をつけた状態でプラスチック製の胴部23の周面に固定されるとともに前記回転軸21がその両端を胴部23から突出するように、インサート成形してある。さらに各内刃小刃25は、図1に示すごとく所定のすくい角(例えば10°)を付けた状態で胴部23にインサート成形されている。各内刃小刃25は、焼入れ済みのマルテンサイト系のステンレス鋼板材からなり、厚さ寸法が0.2〜0.3mmである。
固定外刃15は、図1に示すごとく、ニッケルあるいはニッケルコバルト合金を用いて電鋳法によって形成したシート状の網刃体26と、この網刃体26の対向縁の後端側(図1の右側)に固定される保持枠27と、網刃体26の対向縁の前端側(図1の左側)に装着される緊張構造29とを含む。そして、網刃体26は、外刃ホルダー16によってアーチ状に保形される。
緊張構造29は、網刃体26を緊張状態に維持するものであり、網刃体26の内面に可動内刃13の内刃小刃25の刃先25bが密着状に内接する。網刃体26の内面には、内刃小刃25の回転摺動に伴う摺動負荷の軽減化を図ることを目的として、カウンターシンク26aが凹み形成されている。ギヤ機構19は、平歯車群からなるギヤトレインで構成してあり、図2に示すごとく、モーター17の出力軸26がギヤ機構19に連結される。可動内刃13は、モーター17によって固定外刃15に内接した状態で回転軸21回りに回転駆動される。
本実施例では、前記構造の電気かみそりにおいて、図1に示すごとく、内刃小刃25の刃先部25aが、その刃先25bに近づくに従って肉厚寸法が漸次小さくなるように形成してある(図1では、反時計方向に回転する内刃小刃25の右側)。
各内刃小刃25は、図6に示す平板状のステンレス鋼板材31の素材に対してフォトエッチング法により加工処理する。つまり、先のステンレス鋼板材31の上表面にフィルム状感光膜を形成したのち、図5に示すフォトマスク33を用いて前記フィルム状感光膜を露光・現像する。なお、前記フォトマスク33において、円弧状の各内刃形成部33aが内刃小刃25を形成する部分である。
これによって、前記フィルム状感光膜において前記露光部分が除去されて、図6の(a)に示すごとく、ステンレス鋼板材31の上表面に耐蝕性のレジスト膜35がパターニング形成される。このレジスト膜35を形成したステンレス鋼板材31を基台32上に載置し、エッチング溶液を噴射することでエッチング処理する。前記エッチング溶液としては、例えば塩化第二鉄を使用する。なお、前記フィルム状感光膜での非露光部分が除去されるように設定した場合には、そのフォトマスクは、図5に示すフォトマスク33とネガの関係となるように形成される。
前記エッチング処理によって、図6の(b)に示すごとく、レジスト膜35の開放面35aからすり鉢状に凹入する蝕刻が進行し、基台32に達するまで前記蝕刻が行われる。これによって、各内刃小刃25が、ステンレス鋼板材31から抜き取り可能になるとともに、その円弧状の内刃小刃25の周縁に凹曲面状のエッジ36が形成される。このエッジ36によって、可動内刃13の回転方向の下流側(図1では右側)に凹曲面37を有する各内刃小刃25の刃先部25aが形成される。
先のフォトマスク33の各内刃形成部33aには、その内周寄り(図5では右側寄り)に複数個の小孔形成部33bが内刃形成部33aの長さ方向に並べて穿設されており、これによって前記エッチング処理後には、図3に示すごとく、各内刃小刃25に複数個の貫通小孔25cがそれぞれ形成される。
この後、レジスト膜35が除去され、各内刃小刃25の長さ方向の両端でステンレス鋼板材31からの切断処理が行われる。つまり、各内刃小刃25は、フォトマスク33の各内刃形成部33aに合った形状でステンレス鋼板材31から抜き取られることになる。
次いで、各内刃小刃25が、スパイラル状にプレス加工されたのちに、回転軸21と共に胴部23にインサート成形される。この成形によって、図7に示すごとく、各内刃小刃25の貫通小孔25cに成形用の樹脂が入り込んでおり、これによって胴部23からの内刃小刃25の抜け止めが図られる。この後、各内刃小刃25の刃先側のエッジ36の先端が研磨されて、図4および図7に示すごとく刃先25bが形成される。また、必要に応じて仕上げ研削される。なお、刃先角は、例えば80°になる。
このように、内刃小刃25の刃先部25aが、2番角として刃先25bに近づくに従って肉厚寸法が小さくなる凹曲面37を有するので、内刃小刃25の剛性を高くしたまま、刃先部25aでの刃先25b以外の部分が外刃15の内面に当たり難くできる。また、固定外刃15の網刃体26の網目を通った髭は、内刃小刃25の刃先部25aの刃先側が薄く、かつ凹曲面37に沿って誘導される分だけかみそり内に深く入り込み易く、その分だけ確実に切断される。
しかも、内刃小刃25を加工する際に内刃小刃25の周縁に形成される凹曲面状のエッジ36をそのまま使って前記凹曲面37を形成するので、内刃小刃25の刃先部25aの肉厚寸法を小さくするために、各内刃小刃25をステンレス鋼板材31から抜き取ってから、刃先部25aを研削加工しなくても済む。さらに、1番角として刃先25bを研磨加工するので、髭がより確実に切断される。
なお、前記レジスト膜35は、フォトマスク33を用いずにレーザ光を前記感光膜に直接照射して硬化形成する手法などの種々のレジスト膜の形成手法が考えられる。各内刃小刃25は、プレス加工でステンレス鋼板材31から抜き取ってもよい。この場合、各内刃小刃25の周縁に凹曲面状のエッジ36が形成されるように打抜き型を作製することになる。
前記説明では、内刃小刃25に貫通小孔25cを貫通させたが、貫通小孔25cは内刃小刃25を必ずしも貫通しなくてもよい。また、貫通小孔25cに代えて、図8の(a)に示すごとく胴部23に埋め込まれる側の内刃小刃25のエッジ(図8の(a)では上側)に複数個のC字状の切り欠き40が形成されるようにフォトマスク33を作製してもよい。この場合にも、C字状の切り欠き40に成形用の樹脂が入り込んで胴部23からの内刃小刃25の抜け止めが図られる。
また、図8の(b)に示すごとく胴部23に埋め込まれる側の内刃小刃25のエッジ(図8の(b)の上側)に複数個のT字状の突起41が形成されるようにフォトマスク33を作製してもよい。この場合にも、隣合うT字状の突起41の間に成形用の樹脂が入り込んで胴部23からの内刃小刃25の抜け止めが図られる。
(実施例2) 実施例2では、図9に示すごとく、内刃小刃25の刃先部25aの凹曲面37を可動内刃13の回転方向の上流側(図9の左側)に向けてある。また、内刃小刃25は、胴部23の周方向に対する傾き角度を実施例1よりも小さくし、さらにエッジ36の先端を研磨することなくそのまま残してある。その他の点は、実施例1と同じであるので説明を省略する。
(実施例3) 実施例3では、図10に示すごとく、内刃小刃25の刃先部25aの凹曲面37を可動内刃13の回転方向の上流側(図10の左側)に向けるとともに、胴部23から突出する内刃小刃25の上部の中間を可動内刃13の回転方向の上流側に屈曲させてある。内刃小刃25は、エッジ36の先端を研磨することなくそのまま残してある。その他の点は、実施例1と同じであるので説明を省略する。
本発明を適用した電気かみそりの要部を示す縦断側面図 電気かみそりの外観図 本発明の実施例1に係る可動内刃の縦断正面図 実施例1の可動内刃の縦断側面図 内刃小刃を形成するためのフォトマスクの平面図 内刃小刃のエッチング処理を説明するための断面図 可動内刃の拡大縦断側面図 図8の(a)および(b)は、それぞれ内刃小刃の別実施例の平面図 実施例2の可動内刃の縦断側面図 実施例3の可動内刃の縦断側面図
符号の説明
13 可動内刃
15 固定外刃
21 回転軸
23 胴部
25 内刃小刃
25a 刃先部
25b 刃先
31 ステンレス鋼板材
36 エッジ

Claims (4)

  1. シート状の網刃がアーチ状に保形される外刃(15)と、外刃(15)に内接する状態で横軸(21)回りに回転駆動される内刃(13)とを備える電気かみそりにおいて、
    前記内刃(13)は、柱状の胴部(23)と、胴部(23)の軸芯に配される横軸(21)と、胴部(23)の外周面に配されて胴部(23)の長さ方向に延びる内刃小刃(25)とを備えており、
    前記内刃小刃(25)は、前記胴部(23)からの突出端が基端側よりも前記内刃(13)の回転方向へ先行する前傾姿勢で前記胴部(23)に植設されており、
    前記内刃小刃(25)の突出端に係る刃先部(25a)には、該内刃小刃(25)の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ(36)が形成されており、
    前記エッジ(36)の存在により、前記内刃小刃(25)の前記胴部(23)からの突出端に係る刃先部(25a)が、該突出端に近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されており、
    前記内刃小刃(25)が、平板状の金属板の上面に対して該内刃小刃(25)の外形形状に合致する耐蝕性のレジスト膜(35)を形成したのちに、該レジスト膜(35)を除く金属板を上方よりエッチング処理により除去してなるものであり
    前記エッジ(36)が、前記エッチング処理の際に、前記内刃小刃(25)に対応する前記金属板の周縁に形成される蝕刻面であることを特徴とする電気かみそり。
  2. 前記内刃小刃(25)の突出端に係る刃先部(25a)には、前記外刃(15)に内接する刃先(25b)が平坦状に形成されており、
    前記内刃小刃(25)の後壁面と前記刃先(25b)の後端縁との間には、該内刃小刃(25)の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ(36)が形成されており、
    前記エッジ(36)の存在により、前記内刃小刃(25)の刃先部(25a)が、前記刃先(25b)に近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されている請求項1記載の電気かみそり。
  3. 前記内刃小刃(25)の前壁面には、該内刃小刃(25)の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ(36)が形成されており、
    前記エッジ(36)の存在により、前記内刃小刃(25)の刃先部(25a)が、前記刃先(25b)に近づくに従って漸次肉厚寸法が小さくなる先窄まり状に形成されている請求項1記載の電気かみそり。
  4. 柱状の胴部(23)と、胴部(23)の外周面に固定されて胴部(23)の長さ方向に延びる内刃小刃(25)とを備えた内刃の製造方法において、
    前記内刃小刃(25)の前記胴部(23)からの突出端に係る刃先部(25a)には、該内刃小刃(25)の厚み方向に凹む凹曲面状のエッジ(36)が形成されており、
    平板状の金属板の上面に対して、内刃小刃(25)の外形形状に合致する耐蝕性のレジスト膜(35)を形成する工程と、
    前記レジスト膜(35)を除く金属板を上方よりエッチング処理により除去する工程と、を含み、
    前記エッジ(36)が、前記エッチング処理の際に、前記内刃小刃(25)の周縁に形成される蝕刻面であることを特徴とする内刃の製造方法
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