JP4807713B2 - 無端体案内ユニットおよびローラコンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無端体を案内する無端体案内ユニットおよびローラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の無端体案内ユニットは、例えば、図6に示すように、ローラコンベヤのコンベヤフレーム1の長孔2に挿通するボルト等の取付具3によりコンベヤフレーム1の内面側に取り付けられるユニット本体部5を備え、このユニット本体部5には、動力伝達用のチェーン等の無端体を案内する案内部6が設けられている。
【0003】
そして、ローラコンベヤの組み立ての際には、無端体と係合してこの無端体から伝達される動力で回転する搬送ローラの支軸をコンベヤフレーム1の軸保持用孔7に保持させるとともに、無端体案内ユニットのユニット本体部5を取付具3によってコンベヤフレーム1の内面側に取り付け、また無端体案内ユニットの案内部6と無端体の所定部位とを係合させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記図6に示すような従来の無端体案内ユニットでは、搬送ローラと案内部6との間の距離を所望距離に設定するために、ユニット本体部5のコンベヤフレーム1に対する取付位置を微調節する必要があり、このため、取付作業が煩雑となりがちであるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、取付作業を簡単にできる無端体案内ユニットおよびこの無端体案内ユニットを用いたローラコンベヤを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の無端体案内ユニットは、コンベヤフレームに取り付けられるユニット本体部と、このユニット本体部に設けられ、無端体を案内する案内部と、前記ユニット本体部に設けられ、前記無端体と係合してこの無端体から伝達される動力で回転する搬送ローラの支軸を保持する保持部とを備え、前記ユニット本体部は、前記コンベヤフレームに取り付けられる鉛直板部と、この鉛直板部からそれぞれ突出する第1水平板部および第2水平板部とを有し、前記案内部は、前記第1水平板部に設けられ、前記無端体の復路部を案内する復路側案内部と、前記第2水平板部に設けられ、前記無端体の往路部を案内する往路側案内部とを有し、前記保持部は、前記鉛直板部の上端部に設けられ、上方から挿入された前記支軸と嵌合してこの支軸を回り止めかつ抜け止めした状態に保持する上方に向って開口状の軸嵌合保持部を有するものである。
【0007】
請求項2記載の無端体案内ユニットは、請求項1記載の無端体案内ユニットにおいて、軸嵌合保持部は、ユニット本体部の鉛直板部の上端部に一体に設けられているものである。
【0008】
請求項3記載の無端体案内ユニットは、請求項1または2記載の無端体案内ユニットにおいて、軸嵌合保持部は、支軸の切欠き軸部に対応する大きさの空間部を介して互いに離間対向した一対の弾性変形可能な回り止め部と、この各回り止め部の上端から突出し、前記支軸の切欠き軸部の上方への移動を規制してこの切欠き軸部の上方への抜けを防止する抜け止め部とを有するものである。
【0009】
請求項4記載の無端体案内ユニットは、請求項1ないし3のいずれか一記載の無端体案内ユニットにおいて、復路側案内部が第1水平板部に対して着脱可能となっており、往路側案内部が第2水平板部に対して着脱可能となっているものである。
【0010】
請求項5記載の無端体案内ユニットは、請求項1ないし4のいずれか一記載の無端体案内ユニットにおいて、ユニット本体部の鉛直板部のうちコンベヤフレームと対向する側の面には、前記コンベヤフレームの長孔部と嵌合してこのコンベヤフレームに対して前記ユニット本体部を位置決めする位置決め嵌合突部が突設されているものである。
【0011】
請求項6記載の無端体案内ユニットは、請求項1ないし5のいずれか一記載の無端体案内ユニットにおいて、ユニット本体部の鉛直板部は、長手方向がコンベヤフレームの長手方向に一致したやや細長で、上部に長辺を有し下部に短辺を有した略台形形状となっており、前記ユニット本体部には、無端体の復路部の下方を覆う安全カバー体が取外し可能に取り付けられ、前記安全カバー体は、前記鉛直板部の円弧状の側面に沿って取り付けられた扇状部と、この扇状部の下端に形成され、前記ユニット本体部の第1水平板部と隣接した状態でこの第1水平板部と同一面上に配置されて前記復路部の下方を覆う水平板部とを有するものである。
【0012】
求項7記載のローラコンベヤは、互いに離間対向した細長形状の一対のコンベヤフレームと、この一対のコンベヤフレームの一方のコンベヤフレームにこの一方のコンベヤフレームの長手方向に並んで位置するように設けられた請求項1ないし6のいずれかに記載の複数の無端体案内ユニットと、前記一対のコンベヤフレームの他方のコンベヤフレームと前記無端体案内ユニットとによって保持された複数の支軸と、これら複数の支軸によって回転自在に支持された複数の搬送ローラと、前記無端体案内ユニットによって案内されながら走行して前記搬送ローラに動力を伝達する無端体とを具備したものであり、請求項1ないし6のいずれかに記載の複数の無端体案内ユニットを用いるので、各無端体案内ユニットの取付作業が簡単で、ローラコンベヤ全体の組立作業性が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0014】
図1および図5において、11はローラコンベヤで、このローラコンベヤ11は、例えば、比較的軽い搬送物Wを搬送方向Xに載置状態で搬送する軽搬送用チェーン駆動式ローラコンベヤである。
【0015】
そして、このローラコンベヤ11は、搬送方向Xに長手方向を有する細長形状に形成され所定距離をもって互いに離間対向した左右一対のアルミ等の金属製のコンベヤフレーム12a,12b、すなわち、搬送方向X一側である右側の一方のコンベヤフレーム12aおよび搬送方向X他側である左側の他方のコンベヤフレーム12bを備えている。
【0016】
一方のコンベヤフレーム12aと他方のコンベヤフレーム12bとは同一構成であるが、左右対称に配置されている点で異なる。各コンベヤフレーム12a,12bは、図2にも示されるように、細長矩形板状の鉛直部13およびこの鉛直部13の上下端から外側方に突出した上下一対の細長矩形板状の水平部14,14を有した略コ字状に一体に形成されている。
【0017】
コンベヤフレーム12a,12bの鉛直部13には上下方向に長手方向を有するやや細長い略楕円形状の複数の長孔部15が形成され、複数の長孔部15は互いに等間隔をおいてコンベヤフレーム12a,12bの長手方向に並んで位置している。また、コンベヤフレーム12a,12bの上側角部には、鉛直部13から水平部14に及んだ略く字状の複数の軸用孔部16が形成され、複数の軸用孔部16は長孔部15に対応して互いに等間隔をおいてコンベヤフレーム12a,12bの長手方向に並んで位置している。隣り合う軸用孔部16間の中央位置下方に長孔部15が位置している。
【0018】
また、左右一対のコンベヤフレーム12a,12bは、図示しない横継ぎ部材で連結されているとともに、複数本の脚部材18によって所定高さ位置に支持されている。一方のコンベヤフレーム12aの鉛直部13の内面側には、例えば合成樹脂製の複数の無端体案内ユニットとしてのチェーン案内ユニット20が着脱可能に取り付けられており、複数のチェーン案内ユニット20は、互いに隣接した状態で一方のコンベヤフレーム12aの長手方向に並んで位置している。
【0019】
そして、図1に示されるように、一方のコンベヤフレーム12a側の複数のチェーン案内ユニット20と他方のコンベヤフレーム12bとによって複数のローラシャフト等の支軸21が軸方向両端部で水平状に保持され、各支軸21にて対応する搬送ローラ22が回転自在に支持されている。各搬送ローラ22は両コンベヤフレーム12a,12b間に所定ピッチで並設され、3つの搬送ローラ22に対して1つのチェーン案内ユニット20が配設されている。
【0020】
また、図5に示されるように、各チェーン案内ユニット20によって案内されながら走行して各搬送ローラ22に動力を伝達し各搬送ローラ22を同期回転させる1本の無端状の動力伝達用の無端体としてのチェーン23が、一方のコンベヤフレーム12aの近傍位置にこの一方のコンベヤフレーム12aに沿って配設されている。このチェーン23は、一方のコンベヤフレーム12a側に設けられた複数、例えば6つの回転体である従動スプロケット24と駆動源である駆動モータ25の出力軸側に設けられた回転体である駆動スプロケット26とにて架け渡され、走行可能となっている。
【0021】
ここで、搬送ローラ22は、図1および図3に示すように、例えば中心を貫通する支軸21によってベアリング29を介して回転自在に支持されたもので、搬送物Wを搬送する搬送面30を形成する円筒形状のローラ本体31を有している。このローラ本体31の軸方向一端部つまり一方のコンベヤフレーム12a側の端部には、チェーン23と係合してこのチェーン23から伝達される動力で回転する例えば合成樹脂製の係合部としての係合回転体であるスプロケット32がローラ本体31と同軸状で一体に設けられており、このスプロケット32がチェーン23から伝達される動力で回転するとローラ本体31がこのスプロケット32と一体となって回転し、搬送面30で搬送物Wが搬送される。
【0022】
また、支軸21は、図1および図3に示すように、両コンベヤフレーム12a,12b間の距離より長い長さ寸法をもった断面円形の等径状の軸本体34を有している。この軸本体34の両端部は、一部の切欠きにより形成された互いに平行で矩形状の2つの平面35,35を有する断面略小判形の切欠き軸部36a,36bとなっている。
【0023】
そして、一方のコンベヤフレーム12a側の切欠き軸部36aは、この切欠き軸部36aの端部のみがキャップ37で覆われ、この切欠き軸部36aの一部つまり切欠き軸部36aのスプロケット32近接部分が露出した状態なっている。他方のコンベヤフレーム12b側の切欠き軸部36bは、この切欠き軸部36b全体がキャップ38で覆われている。なお、軸本体34の他方のコンベヤフレーム12b側の端部近傍の外周にベアリング29が嵌合により取り付けられ、このベアリング29とキャップ38とが互いに隣接した状態となっている。
【0024】
また、チェーン案内ユニット20は、図1ないし図4に示すように、例えば合成樹脂等で一体に形成されたブラケット等のユニット本体部41を有し、このユニット本体部41は、取付具であるボルト42およびナット43によって一方のコンベヤフレーム12aの鉛直部13の内面側に着脱可能に取り付けられている。
【0025】
このユニット本体部41は、例えば、鉛直部13と重なり合った鉛直板部44と、この鉛直板部44に一体に形成された互いに平行な2つの第1水平板部45および第2水平板部46とにて一体に構成されている。
【0026】
鉛直板部44は、長手方向が一方のコンベヤフレーム12aの長手方向に一致したやや細長で、上部に長辺を有し下部に短辺を有した略台形形状となっている。すなわち、矩形板状部材の下側角部を円弧状に切断して2つの扇板状部材を切り取ったような略台形形状となっている。
【0027】
そして、鉛直板部44の一面つまり他方のコンベヤフレーム12bと対向する側の面である表面の下端から略矩形板状の第1水平板部45が突出している。この第1水平板部45上には、チェーン23の復路部23bの下部と係合してこの復路部23bを案内する1つの復路側案内部としての復路側チェーンレール48が着脱可能に取り付けられている。つまり、第1水平板部45の上面には、例えば合成樹脂で一体に形成された復路側チェーンレール48が敷設されている。
【0028】
また、鉛直板部44の表面における上下方向中央から略矩形板状の第2水平板部46が突出しており、この第2水平板部46の長さ寸法は下方の第1水平板部45の長さ寸法の約3倍程度となっている。
【0029】
この第2水平板部46上には、チェーン23の往路部23aの下部と係合してこの往路部23aを案内する複数、例えば3つの往路側案内部としての往路側チェーンレール49,49,49が着脱可能に取り付けられている。つまり、第2水平板部46の上面には、例えば合成樹脂で一体に形成された往路側チェーンレール49が敷設されている。往路側チェーンレール49と復路側チェーンレール48とは同一構成で、矩形板状の基台部51と基台部51の幅方向中央に全長にわたって一体に形成されたレール部52とにて構成されている。
【0030】
また、第2水平板部46の長手方向中央部には、幅方向に細長い取付用孔部であるボルト挿通孔部53が形成されており、このボルト挿通孔部53は、鉛直板部44の略中央に形成された取付用孔部であるナット嵌合孔部54に連通している。そして、ボルト挿通孔部53に挿通されたボルト55が、ナット嵌合孔部54と回転不能に嵌合してこのナット嵌合孔部54内に没入されたナット56に対して螺合されることにより、チェーン23の復路部23bの側方を覆う鉛直板状の安全カバー体57が第2水平板部46に取り付けられている。なお、1つの復路側チェーンレール48と3つの往路側チェーンレール49とにてチェーン23と係合してこのチェーン23を案内する案内部58が構成され、この案内部58がユニット本体部41に移動不能に設けられている。
【0031】
一方、ユニット本体部41の鉛直板部44の上端部には、上方から挿入された搬送ローラ22の支軸21と嵌合してこの支軸21を回り止めかつ抜け止めした状態に保持する上方に向って開口状の複数、例えば3つの軸嵌合保持部61,61,61が一体に設けられており、3つの軸嵌合保持部61は互いに等間隔をおいて鉛直板部44の長手方向に並んで位置している。
【0032】
各軸嵌合保持部61は、支軸21の切欠き軸部36aに対応する大きさの空間部62を介して互いに離間対向した一対の弾性変形可能な略板状の回り止め部63,63を有している。各回り止め部63の対向面は、切欠き軸部36aの平面35と面状に当接する鉛直壁面である回り止め当接面64となっている。なお、両回り止め当接面64の下端間には切欠き軸部36aの下面と面状に当接してこの切欠き軸部36aを支持する円弧面状の支持面65が形成されている。
【0033】
また、各回り止め部63の上端からは、支軸21の切欠き軸部36aの上方への移動を規制してこの切欠き軸部36aの上方への抜けを防止する抜け止め部66が上方に向って突出している。各抜け止め部66の対向面の下端部は、切欠き軸部36aの上面と面状に当接する円弧面状の抜け止め当接面67となっている。各抜け止め部66の対向面の下端部以外は、支軸21の上方から挿入を容易に行えるよう、下方に向って徐々に離間距離が減少するように傾斜した傾斜状のガイド面68となっている。
【0034】
そして、軸嵌合保持部61に搬送ローラ22の支軸21の軸方向一端部を保持させる場合、図4に示すように、支軸21の切欠き軸部36aの露出した部分を、軸嵌合保持部61の上方からガイド面68を利用して回り止め部63をやや拡開変形させつつ空間部62内に落とし込むように挿入し、この切欠き軸部36aと軸嵌合保持部61とを嵌合させる。このように支軸21の取付けはワンタッチであり、作業時間の短縮化が図れる。
【0035】
この嵌合状態では、切欠き軸部36aの下面と支持面65とが当接し、切欠き軸部36aの上面と抜け止め当接面67とが当接し、切欠き軸部36aの両側面である平面35と回り止め当接面64とが当接しており、支軸21の軸方向一端部が軸嵌合保持部61によって回り止めかつ抜け止めされた状態に保持されている。なお、3つの軸嵌合保持部61にて搬送ローラ23の支軸21の軸方向一端部を保持する保持部69が構成され、この保持部69がユニット本体部41に移動不能に設けられている。
【0036】
また一方、図3に示すように、ユニット本体部41の鉛直板部44の一方のコンベヤフレーム12aと対向する側の面である裏面には、コンベヤフレーム12a,12bの長孔部15と嵌合してこの一方のコンベヤフレーム12aに対してユニット本体部41を位置決めする複数、例えば2つの位置決め部としての位置決め嵌合突部71,71が一体に突設されている。各位置決め嵌合突部71は、長孔部15に対応して上下方向に長手方向を有するやや細長い略楕円形状に形成されている。
【0037】
また、各位置決め嵌合突部71には、この位置決め嵌合突部71の中心を貫通して取付用孔部であるボルト挿通孔部72が形成されており、このボルト挿通孔部72は、鉛直板部44に形成された取付用孔部であるナット嵌合孔部73に連通している。
【0038】
そして、位置決め嵌合突部71と長孔部15との嵌合によりユニット本体部41が一方のコンベヤフレーム12aに対して位置決めされた状態で、一方のコンベヤフレーム12aの外側方から長孔部15およびボルト挿通孔部72に挿通されたボルト42が、ナット嵌合孔部73と回転不能に嵌合してこのナット嵌合孔部73内に没入されたナット43に対して螺合されることにより、ユニット本体部41つまり1ユニット化されたチェーン案内ユニット20が一方のコンベヤフレーム12aに対して固定的に取り付けられている。
【0039】
さらに、図2に示すように、ユニット本体部41には、チェーン23の復路部23bの下方を覆う複数、例えば一対の安全カバー体75,75が取り付けられている。
【0040】
各安全カバー体75は、ユニット本体部41の鉛直板部44の円弧状の側面に沿って取り付けられた扇状部76と、この扇状部76の下端に一体に形成された矩形板状の水平板部77とにて構成されている。
【0041】
水平板部77は、ユニット本体部41の第1水平板部45と略同じ形状に形成され、第1水平板部45と隣接した状態でこの第1水平板部45と同一面上に配置されており、この水平板部77によって復路部23bの下方が覆われている。1つに連なった第1水平板部45と2つの水平板部77,77とにて構成された第3水平板部78は、第2水平板部46と略同じ長さ寸法で、第2水平板部46と平行に配置されており、第2水平板部46と第3水平板部78とが上下に離間対向した状態となっている。
【0042】
なお、各安全カバー体75は、図3に示されるように、図示しない手工具等を用いてユニット本体部41から取外し可能となっている。例えば、従動スプロケット24との干渉を回避する場合、一方のコンベヤフレーム12aのセンサ用孔の閉塞を回避する場合等に、手工具等で2つの安全カバー体75の少なくともいずれか一方をユニット本体部41から取り外す。
【0043】
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
【0044】
まず、ローラコンベヤ11の組み立てについて簡単に説明すると、左右一対のコンベヤフレーム12a,12bを組み立てた後、ボルト42およびナット43を用いて、一方のコンベヤフレーム12aに対して複数のチェーン案内ユニット20のユニット本体部41を取り付ける。なお、全部のチェーン案内ユニット20に対して往路側チェーンレール49および復路側チェーンレール48を取付固定しておくとともに、所定のチェーン案内ユニット20については、手工具等で安全カバー体75をユニット本体部41から予め取り外しておく。
【0045】
その後、搬送ローラ22を支持した支軸21の軸方向一端部を一方のコンベヤフレーム12a側のチェーン案内ユニット20の保持部69に嵌合保持させるとともに、その支軸21の軸方向他端部を他方のコンベヤフレーム12bの軸用孔部16に嵌合保持させる。
【0046】
なお、支軸21の軸方向一端部は、一方のコンベヤフレーム12aの軸用孔部16内に挿入されているが、支軸21と一方のコンベヤフレーム12aとの間には間隙80が存在する。
【0047】
また、従来とは異なり、ユニット本体部41の一方のコンベヤフレーム12aに対する取付位置を微調節しなくても、搬送ローラ22と案内部58との間の距離が、チェーン23に応じた所望距離に設定される。例えば、ユニット本体部41の一方のコンベヤフレーム12aに対する取付位置を微調節しなくても、搬送ローラ22のスプロケット32の中心と往路側チェーンレール49のレール部52上端との距離Aが一定となる。ユニット本体部41と保持部69とが合成樹脂で一体に形成され、このユニット本体部41の第2水平板部46の上面に合成樹脂製の往路側チェーンレール49が敷設されているので、精度誤差が小さく、往路側チェーンレール49のレール部52の高さ位置と保持部69の支持面65の高さ位置との間の距離が一定となる。
【0048】
また、このようにチェーン案内ユニット20および他方のコンベヤフレーム12b間に架設された搬送ローラ22のスプロケット32と従動スプロケット24と駆動スプロケット26とにチェーン23を噛み合わせるとともに、チェーン23の往路部23aと往路側チェーンレール49のレール部52とを係合させかつチェーン23の復路部23bと復路側チェーンレール48のレール部52とを係合させる。その後、ボルト55およびナット56を用いて安全カバー体57のユニット本体部41に取り付ける作業等を行い、ローラコンベヤ11の組立てを完了する。
【0049】
こうして組み立てたローラコンベヤ11で搬送物Wを搬送する場合について説明すると、駆動モータ25の駆動に基いてチェーン23を各チェーン案内ユニット20の案内部58で案内しながら走行させると、このチェーン23からスプロケット32に動力が伝達され、各スプロケット32と各ローラ本体31とが一体となって駆動回転、つまり各搬送ローラ22が支軸21を中心として一斉に駆動回転する。その結果、搬送面30上に載せられた搬送物Wが搬送方向Xに搬送される。
【0050】
そして、搬送ローラ22を支持した支軸21の軸方向一端部をチェーン案内ユニット20の軸取付け部である保持部69に嵌合により取り付けることにより、この支軸21の軸方向一端部を保持部69に保持させれば、搬送ローラ22と案内部58との間の距離がチェーン23に応じた所望距離に設定されるので、搬送ローラ22と案内部58との間の距離を所望距離に設定するために、ユニット本体部41の一方のコンベヤフレーム12aに対する取付位置を微調節する必要がなく、チェーン案内ユニット20の取付作業を簡単にでき、よって、ローラコンベヤ11の組立て作業性の向上を図ることができる。
【0051】
ユニット本体部41の一方のコンベヤフレーム12aに対する取付位置の調節作業をすることなく、チェーン案内ユニット20の精度で搬送ローラ22と案内部58との間の距離を一定にできるので、チェーン23との摩擦による搬送ローラ22のスプロケット32の偏磨耗を防止でき耐久性を向上できるとともに、チェーン23による搬送ローラ22の不用意な突上げ等による振動を防止でき低騒音化を図ることができる。
【0052】
また、往路側チェーンレール49および復路側チェーンレール48が、ユニット本体部41に対して着脱可能となっているので、例えば磨耗、損傷等で往路側チェーンレール49や復路側チェーンレール48の交換が必要となった場合に、チェーン案内ユニット20全体を交換する必要がなく、往路側チェーンレール49、復路側チェーンレール48を適宜に交換でき、交換コストを低減でき、交換作業を容易にできる。また、往路側チェーンレール49および復路側チェーンレール48は、合成樹脂、例えばウレタンで一体に形成されているので、チェーン23の走行音を低減できる。
【0053】
さらに、保持部69をユニット本体部41の上端部に一体に形成したので、ユニット本体部とは別体に形成した構成等に比べて、部品点数が少なく、構成を簡単にできる。
【0054】
また、保持部69が搬送ローラ22の支軸21と嵌合してこの支軸21を回り止めかつ抜け止めした状態に保持する軸嵌合保持部61を有するので、簡単な構成により軸嵌合保持部61で搬送ローラ22の支軸21を回り止めかつ抜け止めした状態に適切に保持でき、支軸21が不用意に動くのを防止できる。すなわち、このように保持部69が支軸21を咥え込む構成であるので、別体の軸押さえを取り付けなくても、支軸21の上下左右のずれ、振動等を抑制でき、搬送ローラ22および案内部58間の距離を確実に一定にできる。
【0055】
さらに、位置決め嵌合突部71と長孔部15との嵌合によりユニット本体部41を一方のコンベヤフレーム12aに対して位置決めできるので、ボルト42をナット43に螺合締付けする際に、ユニット本体部41が不用意に回動するようなことを防止でき、チェーン案内ユニット20の取付作業を簡単にできる。また、ボルト42の緩み等によりチェーン案内ユニット20全体がずれるようなことがない。
【0056】
また、チェーン案内ユニット20は、表面側からみて左右対称構成となっているので、多様なオーダにも対応できる。
【0057】
さらに、往路側チェーンレール49、復路側チェーンレール48、ボルト42、ナット43等は、ユニット本体部41から簡単に取り外せるので、例えば廃棄時等における分別作業が容易である。また、安全カバー体57,75でチェーン23を覆い隠すので、安全性を確実に確保できる。
【0058】
なお、上記実施の形態においては、ローラコンベヤ11の機長に応じた所定数のチェーン案内ユニット20を、一方のコンベヤフレーム12aの内面側に取り付けた構成について説明したが、例えば、他方のコンベヤフレーム12bの内面側に取り付けた構成でもよい。
【0059】
また、往路側チェーンレール49および復路側チェーンレール48は、ユニット本体部41とは別体でこのユニット本体部41に対して着脱可能であると説明したが、例えば、往路側チェーンレール49および復路側チェーンレール48をユニット本体部41に合成樹脂或いは金属等で一体に設けてもよい。
【0060】
さらに、保持部69は、ユニット本体部41に対して着脱可能な構成としてもよい。
【0061】
【発明の効果】
発明によれば、無端体を案内する案内部と無端体から伝達される動力で回転する搬送ローラの支軸を保持する保持部とをともにユニット本体部に設けたので、搬送ローラの支軸を保持部に保持させれば、搬送ローラと案内部との間の距離が所望距離に設定されるので、搬送ローラと案内部との間の距離を所望距離に設定するために、ユニット本体部のコンベヤフレームに対する取付位置を微調節する必要がなく、取付作業を簡単にでき、また、案内部が無端体の往路部を案内する往路側案内部および無端体の復路部を案内する復路側案内部を有するので、往路側案内部で無端体の往路部を適切に案内でき、復路側案内部で無端体の復路部を適切に案内でき、さらに、保持部が搬送ローラの支軸と嵌合してこの支軸を回り止めかつ抜け止めした状態に保持する軸嵌合保持部を有するので、軸嵌合保持部で搬送ローラの支軸を回り止めかつ抜け止めした状態に適切に保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無端体案内ユニットの一実施の形態を示す断面図である。
【図2】 同上無端体案内ユニットの表側斜視図である。
【図3】 同上無端体案内ユニットの裏側斜視図である。
【図4】 同上無端体案内ユニットの保持部で搬送ローラの支軸を保持した状態を示す図である。
【図5】 同上無端体案内ユニットを用いたローラコンベヤの側面図である。
【図6】 従来の無端体案内ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
11 ローラコンベヤ
12a,12b コンベヤフレーム
15 長孔部
20 無端体案内ユニットとしてのチェーン案内ユニット
21 支軸
22 搬送ローラ
23 無端体としてのチェーン
23a 往路部
23b 復路部
36a 切欠き軸部
41 ユニット本体部
44 鉛直板部
45 第1水平板部
46 第2水平板部
48 復路側案内部としての復路側チェーンレール
49 往路側案内部としての往路側チェーンレール
58 案内部
61 軸嵌合保持部
62 空間部
63 回り止め部
66 抜け止め部
69 保持部
71 置決め嵌合突部
75 安全カバー体
76 扇状部
77 水平板部

Claims (7)

  1. コンベヤフレームに取り付けられるユニット本体部と、
    このユニット本体部に設けられ、無端体を案内する案内部と、
    前記ユニット本体部に設けられ、前記無端体と係合してこの無端体から伝達される動力で回転する搬送ローラの支軸を保持する保持部とを備え
    前記ユニット本体部は、
    前記コンベヤフレームに取り付けられる鉛直板部と、
    この鉛直板部からそれぞれ突出する第1水平板部および第2水平板部とを有し、
    前記案内部は、
    前記第1水平板部に設けられ、前記無端体の復路部を案内する復路側案内部と、
    前記第2水平板部に設けられ、前記無端体の往路部を案内する往路側案内部とを有し、
    前記保持部は、
    前記鉛直板部の上端部に設けられ、上方から挿入された前記支軸と嵌合してこの支軸を回り止めかつ抜け止めした状態に保持する上方に向って開口状の軸嵌合保持部を有する
    ことを特徴とする無端体案内ユニット。
  2. 軸嵌合保持部は、ユニット本体部の鉛直板部の上端部に一体に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の無端体案内ユニット。
  3. 軸嵌合保持部は、
    支軸の切欠き軸部に対応する大きさの空間部を介して互いに離間対向した一対の弾性変形可能な回り止め部と、
    この各回り止め部の上端から突出し、前記支軸の切欠き軸部の上方への移動を規制してこの切欠き軸部の上方への抜けを防止する抜け止め部とを有する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の無端体案内ユニット。
  4. 復路側案内部が第1水平板部に対して着脱可能となっており、往路側案内部が第2水平板部に対して着脱可能となっている
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の無端体案内ユニット。
  5. ユニット本体部の鉛直板部のうちコンベヤフレームと対向する側の面には、前記コンベヤフレームの長孔部と嵌合してこのコンベヤフレームに対して前記ユニット本体部を位置決めする位置決め嵌合突部が突設されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の無端体案内ユニット。
  6. ユニット本体部の鉛直板部は、長手方向がコンベヤフレームの長手方向に一致したやや細長で、上部に長辺を有し下部に短辺を有した略台形形状となっており、
    前記ユニット本体部には、無端体の復路部の下方を覆う安全カバー体が取外し可能に取り付けられ、
    前記安全カバー体は、
    前記鉛直板部の円弧状の側面に沿って取り付けられた扇状部と、
    この扇状部の下端に形成され、前記ユニット本体部の第1水平板部と隣接した状態でこの第1水平板部と同一面上に配置されて前記復路部の下方を覆う水平板部とを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載の無端体案内ユニット。
  7. 互いに離間対向した細長形状の一対のコンベヤフレームと、
    この一対のコンベヤフレームの一方のコンベヤフレームにこの一方のコンベヤフレームの長手方向に並んで位置するように設けられた請求項1ないし6のいずれかに記載の複数の無端体案内ユニットと、
    前記一対のコンベヤフレームの他方のコンベヤフレームと前記無端体案内ユニットとによって保持された複数の支軸と、
    これら複数の支軸によって回転自在に支持された複数の搬送ローラと、
    前記無端体案内ユニットによって案内されながら走行して前記搬送ローラに動力を伝達する無端体と
    を具備したことを特徴とするローラコンベヤ。
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