JP4807323B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ケースと、このケース内に設けるモジュールとを備え、前記ケースの一側面の縁部に切欠き溝を設け、この切欠き溝に係入する係入突起をモジュールに設けた電気機器に係り、特に、入力側モジュールと出力側モジュールとを備えた電源装置などの電気機器に関する。
従来、電気機器として、例えば特許文献1には、一次巻線を一体に取り付けた入力側モジュールと、二次巻線を一体に取り付けた出力側モジュールと、前記入力側モジュールから前記出力側モジュールへの電力伝送を行なう主トランスとを各々機構的に独立して備え、少なくとも前記出力側モジュールは異なる特性のものが複数種用意されており、そのなかから選択された一乃至複数の出力側モジュールの二次巻線と、前記入力側モジュールの一次巻線とを、前記主トランスのコアに連結可能に形成した電源装置があり、この電源装置では、異なる特性のものが複数種用意された出力側モジュールのなかから、一乃至複数の出力側モジュールを選択し、この出力側モジュールと一体の二次巻線と、入力側モジュールに一体の一次巻線とを主トランスに連結する。これにより、単出力から多出力に至る自由な電源設計を行なうことができる。この場合、主トランスは出力側モジュールの連結個数に関わらず1個で済み、主トランス12およびその周辺の構造は複雑化しない。
また、特許文献2には、入力側モジュールと、出力側モジュールと、前記入力側モジュールから前記出力側モジュールへの電力伝送を行なう主トランスとを各々機構的に独立して備えた電源装置において、前記入力側モジュールが載置された第一の筐体と、前記出力側モジュールが載置された第二の筐体とを結合した電源装置があり、出力側モジュールを固定するため、ケースの一側面の縁部に切欠き溝(特許文献2の図3)を形成し、この切欠き溝に、前記出力側モジュールの係入突起を係入している。
特開平10−10748号公報 特開2004−320845号公報
上記のように特許文献2では、組立時に、切欠き溝に係入突起を係入することにより、出力側モジュールをケースの一側面縁部に位置決め固定することができる。
ところで、装置の軽量化などから、前記ケースの一側面は、アルミニウムなどの薄板から形成されており、振動や衝撃を受けると、切欠き溝から係入突起が外れる虞がある。
また、ケースは、外面に突起部分が少ないものが好ましく、前記係入突起を前記切欠き溝の収まる寸法に形成すれば、係入突起の先端がケースの外面に突出しないが、反面、組立時に、目視により係入状態を確認し難くなる。
本発明は上記の各問題点に着目してなされたもので、衝撃や振動を受けても、切欠き溝から係入突起が外れ難くい電気機器を提供することを、その目的とし、また、切欠き溝と係入突起の目視確認が容易な電気機器を提供することを、その目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、ケースと、このケース内に設けられるモジュールとを備え、前記ケースの一側面の長さ方向端部の縁部に、該一側面の幅方向に間隔を置いて複数の切欠き溝を形成し、この切欠き溝に係入する係入突起を前記モジュールに設けた電気機器において、前記切欠き溝間で前記縁部を屈曲した構成としている。
また、本発明は、上記目的を達成するために、前記縁部を内面側に屈曲したものである。
さらに、本発明は、上記目的を達成するために、前記一側面の幅方向に並べて設ける複数の前記モジュールを備えるものである。
さらにまた、本発明は、上記目的を達成するために、前記モジュールが出力側モジュールであり、入力側モジュールと、この入力側モジュールから前記出力側モジュールへの電力伝送を行なう主トランスと、前記出力側モジュールとを各々機構的に独立して備えるものである。
請求項1の発明によれば、切欠き溝間で前記縁部を屈曲しているため、縁部の剛性が向上し、変形し難い構造となり、切欠き溝から係入突起が外れ難くなり、振動や衝撃に対しても、モジュール類の安定した取付状態を保つことができる。
請求項2の発明によれば、縁部が内面側に屈曲しているため、係入突起の後角部側が縁部の外側に表れるから、目視により、係入状態を簡便に確認することができる。
請求項3の発明によれば、複数のモジュールを安定して取り付けることができる。
請求項4の発明によれば、異なる特性のものが複数種用意された出力側モジュールのなかから、一乃至複数の出力側モジュールを選択し、この出力側モジュールと一体の二次巻線と、入力側モジュールに一体の一次巻線とを主トランスに連結する。これにより、単出力から多出力に至る自由な電源設計を行なうことができる。この場合、主トランスは出力側モジュールの連結個数に関わらず1個で済み、主トランスおよびその周辺の構造は複雑化しない。
以下、本発明における電気機器の好ましい実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、本発明における電気機器の実施例1を、添付図面を参照しながら説明する。まず、電気機器たる電源装置の全体構成を図1〜図5に基づき説明すると、1はアルミニウムなどの金属材料で形成された筐体たる電源ケースであり、この電源ケース1は、構成部品が取り付けられる底板4と、底板4に対しL字状になるように底板4の幅方向両側をそれぞれ折り曲げられるとともに電源ケース1の側面を形成する側板5,6と、これら側板5,6の上部開口を塞ぐ上面カバー8とにより構成される。前記底板4に電気機器の大部分の構成部品が取り付けられる。尚、一体に設けられた前記側板5,6及び底板4によりケース本体7を構成している。
上面カバー8及び底板4は、長手方向の寸法が幅方向の寸法より大きい板状をなす。また、上面カバー8及び底板4には、複数の通気孔21が穿設されている。
また、9は電源ケース1の長手方向端部の一側面を覆う側部カバーである。そして、ケース本体7に上面カバー8と側部カバー9を装着した状態で、電源ケース1の前記側部カバー9と反対側の面には、開口部10が形成される。
電源装置は、前記電源ケース1内に、各々独立した複数のモジュールを備えている。そのモジュールとは、入力電圧ラインに侵入するノイズを効果的に抑制,遮断するノイズフィルタモジュールに相当するラインフィルタ部11と、入力側から出力側への電力伝送を行なう主トランス12と、高調波抑制機能を備えたコンバータ部としての入力側モジュール13と、主トランス12の後段に並列接続された一乃至複数の出力側モジュール14a〜14nとにより概ね構成される。そして、これらのモジュールを構成する各構成要素は、いずれも本体の内部において機構的に独立しており、その各々が電源ケース1に対して着脱可能に設けられている。
なお、ここでいうモジュールとは、一つの電源装置の主要な内部構成を図面上で便宜的に区画したものとは全く異なり、自由な電源設計を行なえるように、各々が機構的および電気的にも完全に独立している。つまり、図面的に区画したものは、回路内部がブロック化されているので、ブロック化された回路内部に手を加えなければ、電源装置の仕様を変えることができない。しかし、本実施例におけるモジュールは、電源装置の仕様に応じて複数種のモジュールを用意しているので、モジュール内部に手を加える必要はない。
個々のモジュールの構成について詳述すると、電源ケース1の側板5に沿って設けられたラインフィルタ部11は、側部カバー9より外部に露出した入力端子15を備えており、チョークコイルやコンデンサなどを組み合わせた周知のノイズフィルタ回路を内蔵している。そして、入力端子15からの交流入力電圧に含まれるノイズ成分を抑制,遮断して、後段の入力側モジュール13に送り出す機能を有している。また、ラインフィルタ部11は、ノイズフィルタ回路の各構成部品をプリント基板に実装したフィルタ本体21を、アルミニウムなどの金属材料からなる保持部材22で保持した構成を有しており、フィルタ特性の異なるラインフィルタ部11が予め複数種用意されている。フィルタ本体21を構成するプリント基板は、保持部材22とねじ(図示せず)により取付け固定されるとともに、入力側モジュール13と半田付け若しくはコネクタにより接続されるが、その接続および取付け固定位置は、どのラインフィルタ部11も一致している。したがって、所望の特性を有する任意のラインフィルタ部11を、そのまま電源ケース1の決められた箇所に実装できる構造となっている。
入力側モジュール13は、側部カバー9に設けた冷却ファン23に臨んで、ラインフィルタ部11と同じく電源ケース1の後方寄りに設けられており、スイッチング素子(図示せず)などの発熱部品を効果的に放熱するようになっている。また、この入力側モジュール13は、ラインフィルタ部11から供給される交流入力電圧の電流波形と電圧波形を近付けて、交流入力電圧の高調波電流を抑制した後、スイッチング素子のスイッチングにより、主トランス12の一次巻線に直流入力電圧を断続的に印加する機能を有する。入力側モジュール13は、主トランス12の一次側回路を構成する電子部品をプリント基板に実装して構成される。また、この入力側モジュール13の前方寄りには、主トランス12の一次巻線と接続するコネクタ24aが設けられている。この入力側モジュール13も、前記ラインフィルタ部11のように、入力電圧などの特性に応じたものが予め複数種用意されており、所望の特性を有する入力側モジュール13を、そのまま電源ケース1の決められた箇所に実装できる構造となっている。
出力側モジュール14a〜14nは、本実施例では電源ケース1の前側に3個並設されており、3出力の直流出力電圧が取り出せるようになっている。この出力側モジュール14a〜14nの設置数は、電源ケース1の設置スペースが許す限りいくらでも可能であり、どの位置にどの出力側モジュール14a〜14nを設置するのかも任意である。但し、出力側モジュール14a〜14nを設置しない電源ケース1の空スペースには、これを塞ぐようなブランクパネル(図示せず)を設けることが好ましい。このことにより、本体たる電源ケース1および上面カバー8内を通過する空気が、空スペースから外部に逃げることを確実に阻止することができ、出力側モジュール14a〜14nを効果的に冷却できる。また、ブランクパネルは、出力モジュール14a〜14nの設置数が任意になることから、複数種の形状のものを予め用意しておくことが好ましい。
本実施例における電源ケース1は、出力側モジュール14a〜14nを最大5個設置できる同一スペースのCH(チャンネル)1〜CH5のスロットを並設している。このスロットに対応して、後述する係入突起が設けられている。そして、出力モジュール14a,14b,14cは、CH2〜CH4の各々に設置されている。なお、出力モジュール14a〜14nは、全て同一のスペース内に収納できる形状でなくてもよく、出力の電流容量などに応じて、2チャンネル以上の複数スロットを占有してもよい。これにより、出力モジュール14a〜14nの形状に柔軟性を持たせることができる。
各出力側モジュール14a〜14nは、二次巻線25を一体的に備えていると共に、主トランス12の二次側回路および帰還回路を構成する各種電子部品を実装する主基板31と、この主基板31に接続された補助基板33により構成される。各出力側モジュール14a〜14nの主基板31は、その部品面が同じ側に向いており、開口部10に対向した基板31の端部には、直流出力電圧を外部に供給する出力端子32が設けられている。そして、主基板31は、出力電圧の設定や、過電圧保護および過電流保護、並びにリモートセンシングなどの各補助機能を実現する回路部品を実装しており、各補助機能に対応した動作用の外部端子34が、主基板31の先端部に設けられている。また、補助基板33は、2回路型出力モジュールのリモートセンシング、LV、オン/オフコントロール、LED表示などの各補助機能を実現する回路部品を実装しており、各補助機能に対応した動作用の外部端子34が、補助基板33の先端部に複数個並設されている。主基板31は保持部材35に保持され、この保持部材35は、図示しないねじにより電源ケース1の底板6の決められた位置に取り付け固定されており、これにより前記補助基板33の外部端子34を含めた各出力側モジュール14a〜14nの位置決めがなされる。なお、保持部材35は図示しない固定板金とアルミ基板を半田付けで固定して構成され、この固定板金には図示しないねじ孔が形成され、底板4にねじで固定されるようになっている。また、主基板31と補助基板33は図示しないコネクタに半田付けされて接続されている。
次に、図6〜図11をさらに参照して、入力側から出力側への電力伝送を行なう主トランス12周辺の構成を詳述する。51は、主トランス12の外殻を形成する合成樹脂製の外ケースである。この外ケース51は有底状で、外ケース51の内部には、コア27を構成する断面がE形のコア下部材53と、このコア下部材53の上部に設けられる断面がI形のコア上部材54が収容保持される。コア27は、中心部の円筒形状をなす主脚55と、主脚55の両側にある一対の側脚56を有し、周知の閉ざされた磁気回路を形成している。また、外ケース51は、側脚56を設けていないコア27の前後方向に位置して、コ字状に切り開いた開口部57が形成される。コア27の主脚55は円筒状である必要はないが、前述の一次巻線26や二次巻線25の先端部が複数挿脱できる形状となっている。
入力側モジュール13に接続される一次巻線26は、合成樹脂からなる円板状のボビン61と、このボビン61の中央円筒部62に巻回される線材63とにより構成される。ボビン61は、二次巻線25と共に主トランス12のコア27に複数積層できるように、二次巻線25と同様に比較的平板状に形成される。また、導線を絶縁物で覆った線材63は、ボビン61に形成した上下一対のフランジ64間において、放射方向に拡がって螺旋状に配設される。これらのボビン61および線材63を構成する絶縁物により、一次巻線26は外部と電気的に絶縁される。上部のフランジ64には、扇状の切欠部65が形成されており、この切欠部65の基端より放射方向に、線材63の巻き始めおよび巻き終り端部を挾持する一対の係止片66が形成される。係止部66には、線材63の巻き始め端部を中央円筒部62の近傍に案内すると共に、線材63の巻き終り端部を係止片66側に案内する案内部としての切込み67が形成されており、この切込み67により線材63をボビン61に簡単に巻回できるようになっている。そして、線材63の巻き始めおよび巻き終り端部はそれぞれ被覆線(図示せず)を介して、コネクタ24aに接続するコネクタ24bに電気的に接続しており、第一の筐体2と第二の筐体3を結合したときにコネクタ24aとコネクタ24bが接続するように構成されている。なお、68は、コア上部材54をコア下部材53の上部に保持させる金属製の弾性片である。
一次巻線26は、本実施例のように同一のものを電気的に並列接続して、複数使用してもよい。これにより、一次巻線26そのものに手を加え得ることなく、一次巻線26の電流容量を簡単に増やすことができる。また、一次巻線26と同一の部品を用いて、主トランス12の補助巻線とすることもできる。この場合も、補助巻線をコア27の主脚55に取り付けるだけでよいので、製造時の工数増加を最小限にすることができる。
出力側モジュール14a〜14nに接続された二次巻線25は平板コイル状をなし、2つの平坦な導電部材71a,71bを有する。導電部材71a,71bは、出力側モジュール14a〜14nから外方に延びた延長部72a,72bと、この延長部72a,72bの基端にあって、主基板31の回路との接触部73a,73bを有する横向きの支線脚74a,74bが形成される。また、延長部72a,72bの先端部からは、実質的に完全な円環状をなすコイル巻線部75a,75bが、各導電部材71a,71bに形成されており、このコイル巻線部75a,75bの終端76a,76bが、溝77a,77bにより導電部材71a,71bの残りの部分から間隔を有して形成される。溝77a,77bは、延長部72a,72bの先端中央部において対角線上に交差する。
導電部材71a,71bは同一形状を有するが、同じ方向から見たときに鏡像として現れるように積み重なる。また、導電部材71a,71bの間には絶縁層78が挿入される。コイル巻線部75a,75bの終端76a,76bの双方が重なり合う部分では、導電部材71a,71bおよび絶縁層78を貫く連絡孔79が設けられる。この連絡孔79に半田付けを行なうことで、一方のコイル巻線部75aの終端76aと、これに対応する他方のコイル巻線部75bの終端76bとの接続が図られる。その結果、電流は主基板31との接触部73aから延長部72aを経由し、コイル巻線部75aを周回したところで、終端76aから半田付け接続部を経由して絶縁層78を通過し、導電部材71bのコイル巻線部75bの終端76bから、前記コイル巻線部75aの場合と同じ方向に周回する。そして、導電部材71bの延長部72bを経由して主基板31との接触部73bに戻るようになっている。
このように、本実施例では2ターンの二次巻線25を形成しているが、例えば、螺旋状のコイル巻線部75aまたはコイル巻線部75bにより、複数ターンの二次巻線25を形成してもよい。逆に、コイル巻線部75aのみを形成して、1ターンの二次巻線25を形成してもよい。また、主基板31の両面に同一の二次巻線25を接続してもよい。この場合、2つの二次巻線25を電気的に並列接続すると、二次巻線25そのものに手を加え得ることなく、二次巻線25の電流容量を簡単に増やすことができる。
導電部材71a,71bと、その中間にある絶縁層78と、連絡孔79からなる半田付け接続部は、いずれもフィルム状の絶縁層78により覆われる。これにより、接触部73a,73bを除く部分で、二次巻線25が一次巻線26と同様に外部と絶縁されることになる。コイル巻線部75a,75bに絶縁層78を介在した二次巻線25の先端部は、前記コア27に連結可能な形状に形成される。なお、前記半田付け接続部は、他のあらゆる導電接続手段に置き換えることが可能である。連絡孔79を適当な開口に置き換えてもよい。
二次巻線25は連続する金属および絶縁物の層から形成される平板状コイルであることから、打ち抜き,プレス,エッチング若しくはレーザカッテイングの手法により、安価でかつ簡単に製造することができる。このように二次巻線25を簡単かつ迅速に製造できることから、電源装置の製造工数を減らし、効率を高めることが可能になる。また、主トランス12のコア27に出力側モジュール14a〜14cの二次巻線25を複数積み重ねることができ、容易に多出力化を実現できる。
そして、製造に際しては、先ず、ラインフィルタ部11および入力側モジュール13のプリント基板や、出力側モジュール14a〜14nの主基板31および補助基板33の各々に、必要な回路部品を取り付けておく。なお、入力側モジュール13を構成するプリント基板の所定位置には、コネクタ24aを取り付けておく。続いて、ラインフィルタ部11のサブ製造工程では、回路部品を実装したフィルタ本体21を保持部材22に組み付けて、ラインフィルタ部11としての完成した組立て体を用意しておく。
これとは別に、出力側モジュール14a〜14nのサブ製造工程では、適切な寸法で必要な電力特性を得るためのターン数を有する二次巻線25の接触部73a,73bを、主基板31の所定位置に半田付け接続する。この際、二次巻線25を主基板31の両面に一つずつ接続したり、ターン数の異なる二次巻線25を接続するなどして、所望の特性の出力側モジュール14a〜14nを複数種組み立てる。その後、主基板31の部品面に補助基板33を設け、これを保持部材35により保持して、出力側モジュール14a〜14nとしての完成した組立て体を用意しておく。
上記各組立て体は、電源ケース1のケース本体7に組み込む前に検査が行なわれる。これにより、特に出力側モジュール14a〜14nでは、個々の組立て体の段階での誤差をなくして、各出力側モジュール14a〜14nから期待した電圧および電流が確実に供給されることになる。そして、上記各組立て体は、ケース本体7に組み込んでから検査を行なってもよい。
こうした検査工程を一度経た後、ケース本体7への組み込み工程を開始する。先ず、前述の完成した入力側モジュール13を底板4に組み付け、続いて、ラインフィルタ部11を入力側モジュール13の基板上に取り付ける。
一方、複数種の出力側モジュール14a〜14nのなかから、選択した出力側モジュール14a〜14cを、電源ケース1の開口部10に対向した部位に並設する。そして、一次巻線26と、出力側モジュール14a〜14cの二次巻線25を、コア下部材53を外ケース51に収容した主トランス12のコア27の主脚55に順次装着する。そして、主トランス12を、底板4の主トランス載置部6aに取り付け固定する。つぎに、また、一次巻線26に接続する被覆線69をコネクタ24bに接続し、このコネクタ24bを主トランス12の近傍の所定の位置に固定する。
つぎに、コネクタ24aと24bを接続する。こうして、主トランス12の入力側と出力側の連結作業が、電源ケース1への組み付けと同時に行なわれる。そして、ケース本体7の上部に上面カバー8を取り付ける。その後、側部カバー9に冷却ファン23を取り付けてから冷却ファン23の配線を行い、側部カバー9をケース本体7に取り付け固定し、後は、最終検査を行なえばよい。
このような電源装置において、下記の特徴構成を備える。図2〜図5に示すように、前記上面カバー8の開口部10側の縁部81には、上面カバー8の長手方向の切欠き溝82,82・・・を複数形成し、これら切欠き溝82a,82,82・・・82aは上面カバー8の幅方向に間隔を置いて形成されている。幅方向両端の切欠き溝82a,82aの間において、切欠き溝82a,82,82・・・82aの底部位置から、前記縁部81を屈曲する。この屈曲角θは90度未満、好ましくは5〜45度程度である。5度未満では、屈曲による補強効果が得難く、45度を超えると、内面側への出っ張りが大きくなり、主基板31との係合部分も大きくなり、デットスペースが大きくなるからである。
尚、図2では、縁部81を屈曲する前の状態を示している。
前記出力側モジュール14a〜14nには、対応する前記切欠き溝82a,82,82・・・82aに係入する係入突起83を備える。この例の係入突起83は、出力側モジュール14a〜14nの前記主基板31の上縁84の後端で、上方(外方)に突出して形成され、主基板31を構成する基板により構成することができる。また、前記係入突起83の上縁84に対する高さHの寸法は、前記上面カバー8の厚さTの寸法以下とすることが好ましい。尚、係入突起83と上縁84との間には、該上縁84が凹んだ凹部87を形成している。
そして、組立状態で、前記上縁84が前記上面カバー8の内面に当接する。尚、前記上縁84が前記上面カバー8の内面に当接しない場合は、組立状態で、前記係入突起83の上縁が上面カバー8の外面位置と同じか、外面位置より内側に位置するようにすればよい。
尚、切欠き溝82a,82,82・・・82aにより分割された縁部81の両端角部は、面取り加工部85が施され、これにより切欠き溝82a,82,82・・・82aの開口側は、外側に向かって拡大する形状をなす。したがって、切欠き溝82a,82,82・・・82aへの係入突起83の挿入をスムーズに行うことができる。
そして、上述したように、ケース本体7の上部に上面カバー8を取り付ける際、上面カバー8を側板5,6の上縁に組み付けると同時に、ケース本体7側に固定された切欠き溝82a,82,82・・・82a内に、係入突起83,83・・・を係入し、上面カバー8をケース本体7に固定すると、係入突起83,83・・・と切欠き溝82a,82,82・・・82aとの係合により、出力側モジュール14a〜14nの上側が上面カバー8に位置決めされる。この場合、縁部81が内面側に屈曲しているため、図5に示すように、係入突起83の後角部側が縁部81の上方に露出して表れるから、目視により、係入状態を簡便に確認することができる。尚、出力側モジュール14a〜14nの主基板31の端部は、縁部81の先端より、電源ケース1の内側に位置する。
このようにして組み立てた電源装置においては、上面カバー8は板材からなるが、振動や衝撃を受けても、その縁部81を屈曲しているため、縁部81側の剛性が向上し、変形し難い構造となるから、切欠き溝82a,82,82・・・82aから係入突起83,83・・・が外れ難くなり、モジュール類の安定した取付状態を保つことができる。
以上のように本実施例では、ケースたる電源ケース1と、この電源ケース1内に設けられるモジュールたる出力側モジュール14a〜14nとを備え、電源ケース1の一側面たる上面カバー8の長さ方向端部の縁部81に、上面カバー8の幅方向に間隔を置いて複数の切欠き溝82a,82,82・・・82aを形成し、この切欠き溝82a,82,82・・・82aに係入する係入突起83を出力側モジュール14a〜14nに設けた電気機器において、切欠き溝82a,82,82・・・82a間で縁部81を屈曲したから、縁部81側の剛性が向上し、変形し難い構造となり、切欠き溝82a,82,82・・・82aから係入突起83が外れ難くなり、振動や衝撃に対しても、出力側モジュール14a〜14nの安定した取付状態を保つことができる。
また、縁部81を内面側に屈曲したから、係入突起83の後角部側が縁部の外側に表れ、目視により、係入状態を簡便に確認することができる。
また、一側面たる上面カバー8の幅方向に並べて設ける複数の出力側モジュール14a〜14nを備えるから、複数の出力側モジュール14a〜14nを安定して取り付けることができる。
さらに、前記モジュールが出力側モジュール14a〜14nであり、入力側モジュールと、この入力側モジュール13から出力側モジュール14a〜14nへの電力伝送を行なう主トランス12と、出力側モジュール14a〜14nとを各々機構的に独立して備えるから、異なる特性のものが複数種用意された出力側モジュール14a〜14nのなかから、一乃至複数の出力側モジュール14a〜14nを選択し、この出力側モジュール14a〜14nと一体の二次巻線25と、入力側モジュール13に一体の一次巻線26とを主トランス12に連結する。これにより、単出力から多出力に至る自由な電源設計を行なうことができる。この場合、主トランス12は出力側モジュール14a〜14nの連結個数に関わらず1個で済み、主トランス12およびその周辺の構造は複雑化しない。
尚、寸法などに制約のない場合は、前記端部81を外面側に屈曲し、前記係入突起83の高さHの寸法を大きく設定して、切欠き溝82,82aに係入するようにすればよい。
さらに、実施例上の効果として、これ以外の作用,効果を列記すると、本実施例では、予め冷却ファン23が取り付けられた側部カバー9を電源ケース1の側面に取り付け固定することで、冷却ファン23の取り付けを簡単に行なうことができる。
また、機構的に独立した出力側モジュール14a〜14nに二次巻線25を一体に取り付けて、少なくとも出力モジュール14a〜14nは異なる特性のものを複数種用意しておき、そのなかから選択された一乃至複数の出力側モジュール14a〜14nの二次巻線25と一次巻線26とを、入力側モジュール13から出力側モジュール14a〜14nへの電力伝送を行なう機構的に独立した主トランス12のコア17に連結させるようにしている。この製造方法によれば、所望の電源装置を構築するには、予め機構的に独立した出力側モジュール14a〜14nに二次巻線25を一体に取り付けておく。そして、異なる特性のものが複数種用意された出力側モジュール14a〜14nのなかから、一乃至複数の出力側モジュール14a〜14nを選択し、この出力側モジュール14a〜14nと一体の二次巻線25と、一次巻線24とを各々共通の主トランス12に連結すれば、単出力から多出力に至る自由な電源設計を行なうことができる。この場合、主トランス12は出力側モジュール14a〜14nの連結個数に関わらず1個で済むため、多出力の電源装置を構築しても、主トランス12およびその周辺の構造は複雑化しない。
さらに、他のモジュール類と同様に、入力側モジュール13の前段に、入力電圧のノイズを抑制,遮断する機構的に独立したノイズフィルタモジュールたるラインフィルタ部11を装着している。したがって、このラインフィルタ部11を含めた自由な電源設計を行なうことができる。
また、入力側から出力側への電力伝送を行なう電源装置の主トランス12において、機構的に独立した出力側モジュール14a〜14nに二次巻線25を一体に取り付けた後で、この出力側モジュール14a〜14nと一体の二次巻線25と、これとは別の一次巻線26とをコア27に連結させている。この製造方法によれば、少なくとも二次巻線25は機構的に独立した出力側モジュール14a〜14nに一体に取り付けられていることから、この状態にある二次巻線25と一次巻線26を主トランス12のコア27に連結すれば、主トランス12の出力側の組み立てが完了するのと同時に、主トランス12としての組み立ても完了する。よって、主トランス12は独自の巻線製造作業を行なう必要がない。これは、入力側から出力側への電力伝送を行なう電源装置の主トランス12において、一次巻線26と、機構的に独立した出力側モジュール14a〜14nに一体に取り付けた二次巻線25と、一次巻線26および二次巻線25が連結可能なコア27とを備えた構成によっても実現する。
一次巻線26は、コア27に連結する前に、被覆線69を介してコネクタ24bに一体に取り付けられている。この場合、この一次巻線26と、出力側モジュール14a〜14nと一体の二次巻線25とを、主トランス12のコア27に連結すれば、主トランス12の入力側および出力側の組み立てが完了するのと同時に、主トランス12としての組み立ても完了する。よって、主トランス12は、独自の巻線製造作業を行なう必要がない。これは、前記構成において、一次巻線26がコネクタ24bに一体に備えたものからなることで実現する。
さらに、出力側モジュール14a〜14nは異なる特性のものが複数種用意されており、その各々にいずれも平板状コイルが二次巻線25として取り付けられている。この場合、出力側モジュール14a〜14nは異なる特性のものが複数種用意されているため、単出力から多出力に至るまで、出力側モジュール14a〜14nをどのように組み合わせたとしても、主トランス12の巻線製造作業を独自に行なう必要はない。また、二次巻線25はいずれも平板状コイルであるため、安価でかつ簡単に製造することができる。さらに、主トランス12のコア27に出力側モジュール14a〜14nの二次巻線25を複数積み重ねることができ、容易に多出力化を実現できる。これは、二次巻線25を備えた出力側モジュール14a〜14nは異なる特性のものが複数種用意されており、各々の二次巻線25がいずれも平板状コイルであることで実現する。
その他に、一次巻線26もその全体外形が平板状に形成されている。よって、二次巻線25が平板状コイルであることと相俟って、主トランス12のコア27に一次巻線26と出力側モジュール14a〜14nの二次巻線25を各々積み重ねることができ、多出力化の実現がさらに容易になる。また、平板状コイルからなる二次巻線25は、出力側モジュール14a〜14nの回路部品を実装する主基板31すなわちプリント基板に半田付け接続されるため、二次巻線25と出力側モジュール14a〜14nとを容易に一体化できる。この場合、二次巻線25の電流容量を容易に増やすために、主基板31の両面に二次巻線25を各々接続し、各二次巻線25を電気的に並列接続するのが好ましい。二次巻線25は様々な形状が想定されるが、平板状コイルで形成されるため、従来のような巻線作業は不要であり、製造性が向上する。勿論、前記の電流容量を容易に増やす手法においても、製造性の向上はそのまま踏襲される。また、一次巻線26および二次巻線25はいずれも円板状を有しており、円筒形状のコア27に挿入し連結されるようになっているが、このようにすると、角形のコアを採用したものに比べて、一次巻線26および二次巻線25の取付け方向を考慮する必要がなく、特に複数の二次巻線25がコア27に連結される多出力の電源装置において好ましいものとなる。
図12〜図13は、本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、同図は、電源ケース1の一側面たる底板4の前記切欠き溝を設ける例を示し、前記底板4の開口部10側の縁部81には、底板4の長手方向の切欠き溝82,82・・・を複数形成し、これら切欠き溝82a,82,82・・・82aは底板4の幅方向に間隔を置いて形成されている。幅方向両端の切欠き溝82a,82aの間において、切欠き溝82a,82,82・・・82aの底部位置から、前記縁部81を屈曲する。この屈曲角θは90度未満、好ましくは15〜45度程度である。
尚、図13では、縁部81を屈曲する前の状態を示している。
前記出力側モジュール14a〜14nには、前記切欠き溝82a,82,82・・・82aに係入する係入突起83を備える(図10参照)。この例の係入突起83は、出力側モジュール14a〜14nの前記主基板31の下縁86の後端で、下方(外方)に突出して形成されている。また、前記係入突起83の上縁84に対する高さHの寸法は、前記底板4の厚さT1の寸法以下とすることが好ましい。そして、組立状態で、前記上縁84が前記上面カバー8の内面に当接する。尚、前記下縁86が前記底板4の内面に当接しない場合は、組立状態で、前記係入突起83の上縁が底板4の外面位置と同じか、外面位置より内側に位置するようにすればよい。尚、係入突起83と下縁86との間には、該下縁86が凹んだ凹部87を形成し、係入時に係入突起83と下縁86との境に無理な力が加わり難い。
以上のように本実施例では、ケースたる電源ケース1と、この電源ケース1内に設けられるモジュールたる出力側モジュール14a〜14nとを備え、電源ケース1の一側面たる底板4の長さ方向端部の縁部81に、底板4の幅方向に間隔を置いて複数の切欠き溝82a,82,82・・・82aを形成し、この切欠き溝82a,82,82・・・82aに係入する係入突起83を出力側モジュール14a〜14nに設けた電気機器において、切欠き溝82a,82,82・・・82a間で縁部81を屈曲したから、実施例1と同様に縁部81の剛性が向上し、変形し難い構造となり、切欠き溝82a,82,82・・・82aから係入突起83が外れ難くなり、振動や衝撃に対しても、出力側モジュール14a〜14nの安定した取付状態を保つことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。例えば、上面カバーと底板のそれぞれの縁部を屈曲し、出力側モジュールの上縁と下縁の両方に係入突起を設け、対応する切欠き溝に係入するようにしてもよい。また、実施例では、切欠き溝の底部で屈曲したが、切欠き溝の途中で縁部を屈曲してもよい。
本発明の第1実施形態における電気機器の平面図である。 同上、上面カバーを開けた状態の電気機器の斜視図である。 同上、端部を屈曲する前の上面カバーの平面図である。 同上、係入前の係入突起と縁部周りの断面図である。 同上、係入状態における係入突起と縁部の側面図である。 同上、電気的構成の概略図である。 同上、主トランスの分解斜視図である。 同上、一次巻線のボビンの平面図である。 同上、一次巻線のボビンの正面図である。 同上出力側モジュールの平面図である。 同上、図10のI−I線断面図である。 本発明の実施例2における係入状態における係入突起と縁部の側面図である。 同上、底面の縁部側の平面図である。
符号の説明
1 電源ケース
4 底板(一側面)
11 ラインフィルタ部
12 主トランス
13 入力側モジュール
14a〜14n 出力側モジュール
25 二次巻線
26 一次巻線
27 コア
31 主基板
81 縁部
82a,82 切欠き溝
83 係入突起
84 上縁
86 下縁

Claims (4)

  1. ケースと、このケース内に設けられるモジュールとを備え、前記ケースの一側面の長さ方向端部の縁部に、該一側面の幅方向に間隔を置いて複数の切欠き溝を形成し、この切欠き溝に係入する係入突起を前記モジュールに設けた電気機器において、前記切欠き溝間で前記縁部を屈曲したことを特徴とする電気機器。
  2. 前記縁部を内面側に屈曲したことを特徴とする請求項1記載の電気機器。
  3. 前記一側面の幅方向に並べて設ける複数の前記モジュールを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の電気機器。
  4. 前記モジュールが出力側モジュールであり、入力側モジュールと、この入力側モジュールから前記出力側モジュールへの電力伝送を行なう主トランスと、前記出力側モジュールとを各々機構的に独立して備えることを特徴とする請求項3記載の電気機器。
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