JP4806979B2 - 診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、核医学用の診断を行うための各部品を全体で囲う核医学診断筐体と、X線CTの断層撮像を行うための各部品を全体で囲うX線CT筐体とを備えた診断装置に関する。
核医学診断、すなわちECT(Emission Computed Tomography)として、PET(Positron Emission Tomography)を例に採って説明する。PETでは、診断を行うための各部品(シンチレータブロックやフォトマルチプライヤなど)を全体で囲う筐体状のPETガントリを備えている。X線CTでは、PETガントリと同様に、X線CTの断層撮像を行うための各部品(X線管やX線検出器など)を全体で囲う筐体状のCTガントリを備えている。PETガントリとCTガントリとを組み合わせた診断装置の場合には、各ガントリを被検体の体軸方向に並べて配設し、被検体の同一断層面についてX線CTの断層撮像を行うとともに、核医学用の診断を行う(例えば、特許文献1参照)。
各ガントリは、前面、背面、側面および上面のカバーを組み合わせて構成されている(例えば、特許文献2参照)。かかるPETガントリやCTガントリを組み合わせる場合には、(1)図8(a)の側面図に示すように、PETガントリ110およびCTガントリ120の各ガントリをカバーで構成する構造、あるいは(2)図8(b)の側面図に示すように各ガントリを並べて組み合わせた後に両ガントリ全体をカバー130でさらに囲う構造がある。
特開平7−20245号公報(第3頁、図1) 特開平9−149899号公報(第2,3頁、図1)
しかしながら、上記(1)(図8(a)を参照)のように各ガントリをそれぞれ別のカバーで構成する場合には、PETガントリとCTガントリとの間に隙間が存在し、隙間に物が落下したり、挟み込まれる可能性がある。また、上記(2)(図8(b)を参照)のように全体をカバーで囲うと、2つのガントリを組み合わせているのでカバー自体が大きくなり、各ガントリの調整時の取り外しが困難となる。そこで、各ガントリがそれぞれのカバーを有しながら、両ガントリを互いに取り付けるジョイントカバーによって一体構成となるようにすると調整なども容易になるが、異なるガントリ間でジョイントカバーを取り付けるという調整が困難となる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、両筐体を容易に取り付けることができる診断装置を提供することを目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、核医学用の診断を行うための各部品を全体で囲う核医学診断筐体と、X線CTの断層撮像を行うための各部品を全体で囲うX線CT筐体とを備えた診断装置であって、前記装置は、前記核医学診断筐体と前記X線CT筐体とにまたがり、かつ両筐体を互いに取り付けるジョイントカバーを備えるとともに、各筐体は、水平方向に延出し、かつ前記ジョイントカバーを支持する第1支持部材と、ジョイントカバーを固定する第1固定部材とをそれぞれ備え、ジョイントカバーは、前記第1支持部材に接触し、かつ第1支持部材の水平方向にスライド可能に構成された第2支持部材と、前記第1固定部材に嵌合可能に構成された第2固定部材とを、各第1支持部材・第1固定部材ごとにそれぞれ備え、前記第2支持部材を第1支持部材に接触させることで第1支持部材はジョイントカバー本体を支持し、第1支持部材がジョイントカバー本体を支持した状態で前記第2固定部材を第1固定部材に嵌合させることで第1固定部材はジョイントカバー本体を固定して、固定されたジョイントカバーによって両筐体を互いに取り付けるようにそれぞれを構成しており、第1支持部材を各筐体本体に対して上下方向に調整可能にそれぞれ配設することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、核医学診断筐体とX線CT筐体とにまたがり、かつ両筐体を互いに取り付けるジョイントカバーを備えている。各筐体は、水平方向に延出し、かつ上述したジョイントカバーを支持する第1支持部材と、ジョイントカバーを固定する第1固定部材とをそれぞれ備えている。また、ジョイントカバーは、上述した第1支持部材に接触し、かつ第1支持部材の水平方向にスライド可能に構成された第2支持部材と、上述した第1固定部材に嵌合可能に構成された第2固定部材とを、各第1支持部材・第1固定部材ごとにそれぞれ備えている。
上述した第2支持部材を第1支持部材に接触させることで第1支持部材はジョイントカバー本体を支持し、第1支持部材がジョイントカバー本体を支持した状態で上述した第2固定部材を第1固定部材に嵌合させることで第1固定部材はジョイントカバー本体を固定して、固定されたジョイントカバーによって両筐体を互いに取り付ける。もし、第2支持部材を第1支持部材に接触させる際に、ジョイントカバーの各筐体への取り付け位置が合わない、あるいは一方のガントリの第1支持部材の接触位置が合わないなどのように取り付け調整に支障を来たす場合には、第1支持部材を各筐体本体に対して上下方向に調整して、取り付け調整を行う。第1支持部材に対する上下方向の調整を行った後に、第2支持部材を第1支持部材に接触させてスライドさせ、ジョイントカバーによって両筐体を互いに取り付ける。この調整後の取り付け時には、第2支持部材が第1支持部材に接触されて上下方向に関して固定されているので、ジョイントカバーや各筐体を押さえて固定する必要はなく、固定した状態で取り付けることができる。その結果、両筐体を容易に取り付けることができる。
この発明に係る診断装置によれば、もし、第2支持部材を第1支持部材に接触させる際に取り付け調整に支障を来たす場合には、第1支持部材を各筐体本体に対して上下方向に調整して、取り付け調整を行う。第1支持部材に対する上下方向の調整を行った後に、第2支持部材を第1支持部材に接触させてスライドさせ、ジョイントカバーによって両筐体を互いに取り付ける。この調整後の取り付け時には、第2支持部材が第1支持部材に接触されて上下方向に関して固定されているので、ジョイントカバーや各筐体を押さえて固定する必要はなく、固定した状態で取り付けることができる。その結果、両筐体を容易に取り付けることができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
図1は、実施例に係る診断装置の概略斜視図であり、図2は、図1の分解斜視図である。なお、本実施例では、核医学診断として、PET(Positron Emission Tomography) を例に採って説明する。
実施例装置は、図1に示すように、核医学用の診断を行うための各部品(シンチレータブロックやフォトマルチプライヤなど)を全体で囲う筐体状のPETガントリ10と、X線CTの断層撮像を行うための各部品(X線管やX線検出器など)を全体で囲う筐体状のCTガントリ20とを備えている。本実施例では、PETガントリ10およびCTガントリ20を図1に示す位置に並べており、被検体(図示省略)の撮像部位に対してCTガントリ20でX線CTの断層撮像を行った後に、同じ撮像部位に対してPETガントリ10で核医学用の診断を行う。PETガントリ10は、この発明における核医学診断筐体に相当し、CTガントリ20は、この発明におけるX線CT筐体に相当する。
PETガントリ10は、互いに近接配置された複数個のシンチレータブロック(図示省略)と複数個のフォトマルチプライヤ(図示省略)とを囲んで構成されている。シンチレータブロックおよびフォトマルチプライヤは、被検体の体軸周りを取り囲むようにしてリング状に配置されている。フォトマルチプライヤは、シンチレータブロックよりも外側に配設されている。シンチレータブロックおよびフォトマルチプライヤでγ線検出器を構成する。
放射性薬剤、すなわち放射性同位元素(RI)が投与された被検体から発生したγ線をシンチレータブロックが光に変換して、変換されたその光をフォトマルチプライヤが光電変換して電気信号に出力する。その電気信号を画像情報(画素)として画像処理部(図示省略)に送り込む。
具体的には、被検体に放射性薬剤を投与すると、ポジトロン放出型のRIのポジトロンが消滅することにより、複数本のγ線が発生する。画像処理部はシンチレータブロックの位置とγ線の入射タイミングとをチェックし、被検体を挟んで互いに対向位置にある2つのシンチレータブロックでγ線が同時に入射したときのみ、送り込まれた画像情報を適正なデータと判定する。一方のシンチレータブロックのみにγ線が入射したときには、画像処理部は、ポジトロンの消滅により生じたγ線ではなくノイズとして扱い、そのときに送り込まれた画像情報もノイズと判定してそれを棄却する。このようにして得られた画像情報は投影データであるので、その投影データを再構成して、被検体の体内でのγ線の吸収を考慮したPET用の断層画像を求める。
CTガントリ20は、X線管およびX線検出器(いずれも図示省略)を囲んで構成されている。X線管およびX線検出器は、被検体を挟んで互いに対向配置されている。X線検出器を構成する多数個の検出素子は被検体の体軸周りに扇状に並ぶ。
互いに対向関係を維持させたままX線管とX線管検出器とをCTガントリ20内で被検体の体軸周りに回転させる。X線管から照射されて被検体を透過したX線をX線検出器が検出して電気信号に出力する。この電気信号は画像情報(画素)であり、投影データでもある。この投影データを再構成して、被検体のX線CT用の断層画像を求める。
上述した構成を有するPETガントリ10およびCTガントリ20を組み合わせて互いに取り付けるために、図2に示すようにジョイントカバー30を備えている。このジョイントカバー30は、PETガントリ10とCTガントリ20とにまたがって構成されている。具体的には、このジョイントカバー30は、PET側にPETガントリ10に嵌合するPET用嵌合カバー31と、CT側にCTガントリ20に嵌合するCT用嵌合カバー32とを備えており、各嵌合カバー31,32が途中で互いに分岐するように構成されている。したがって、PETガントリ10とCTガントリ20とを互いに密着させた状態で、PET用嵌合カバー31をPETガントリ10に嵌合するとともに、CT用嵌合カバー32をCTガントリ20に嵌合すれば、図1に示すように両ガントリ10,20が互いに取り付けられる。ジョイントカバー30は、この発明におけるジョイントカバーに相当する。
次に、各ガントリ10,20およびジョイントカバー30の具体的な構造について、図3〜図6を参照して説明する。図3(a)は、図2の部分Aを拡大した概略図であり、図3(b)は、図2の部分Bを拡大した概略図であり、図4は、ジョイントカバー30に関する概略図であって、図4(a)は、図2のCの矢視図であり、図4(b)は、図2のDの矢視図であり、図5(a)は、PET用支持部材33の概略図であり、図5(b)は、CT用支持部材35の概略図であり、図6は、固定金具34,36の概略図である。
PETガントリ10は、図3(a)に示すように、複数のPET用カバー11を組み合わせて構成されており、水平方向に延出し、かつジョイントカバー30を支持するPET用支持棒12と、ジョイントカバー30を固定するPET用取付金具13とを備えている。PET用取付金具13は、PET用カバー11に直接的に配設されている。また、本実施例では、PET用支持棒12は、PET用取付金具13に直接的に配設されている。CTガントリ20は、図3(b)に示すように、複数のCT用カバー21を組み合わせて構成されており、PET用支持棒12と同様に水平方向に延出し、かつジョイントカバー30を支持するCT用支持棒22と、PET用取付金具13と同様にジョイントカバー30を固定するCT用取付金具23とを備えている。CT用取付金具23は、CT用カバー21に直接的に配設されている。また、本実施例では、CT用支持棒22は、CT用取付金具23に直接的に配設されている。PET用支持棒12およびCT用支持棒22は、この発明における第1支持部材に相当し、PET用取付金具13およびCT用取付金具23は、この発明における第1固定部材に相当する。
PET用支持棒12の配設位置において、PET用取付金具13は上下方向の径が水平方向の径よりも長い長孔(図示省略)を有しており、この長孔にPET用支持棒12を挿入することで、PET用支持棒12はPET用取付金具13に対して上下方向に動く。PET用支持棒12がPET用取付金具13に対して上下方向に動くことで、PET用支持棒12は、PET用取付金具13を配設したPET用カバー11、さらにはPETガントリ10本体に対して上下方向に動く(図3(a)および図7(b)を参照)。
同様に、CT用支持棒22の配設位置においても、CT用取付金具23は上下方向の径が水平方向の径よりも長い長孔(図示省略)を有しており、この長孔にCT用支持棒22を挿入することで、CT用支持棒22はCT用取付金具23に対して上下方向に動く。CT用支持棒22がCT用取付金具23に対して上下方向に動くことで、CT用支持棒22は、CT用取付金具23を配設したCT用カバー21、さらにはCTガントリ20本体に対して上下方向に動く(図3(b)および図7(d)を参照)。
ジョイントカバー30は、図4(a)、図4(b)に示すように、上述したPET用嵌合カバー31およびCT用嵌合カバー32で構成されている。PET用嵌合カバー31には、上述したPET用支持棒12に接触し、かつPET用支持棒12の水平方向にスライド可能に構成された平板状のPET用支持部材33と、上述したPET用取付金具13の一部に嵌合可能に構成されたPET用固定金具34とを配設している。CT用嵌合カバー32には、CT用支持棒22に接触し、かつCT用支持棒22の水平方向にスライド可能に構成された平板状のCT用支持部材35と、上述したCT用取付金具23の一部に嵌合可能に構成されたCT用固定金具36とを配設している。PET用支持部材33およびCT用支持部材35は、この発明における第2支持部材に相当し、PET用固定金具34およびCT用固定金具36は、この発明における第2固定部材に相当する。
PET用支持部材33は、図5(a)に示すように、PET用嵌合カバー31(図2、図4を参照)の内壁面に沿って配設されるように、板金を複数箇所に屈曲して形成されている。CT用支持部材35も、図5(b)に示すように、CT用嵌合カバー32(図2、図4を参照)の内壁面に沿って配設されるように、板金を複数箇所に屈曲して形成されている。両支持部材33,35の先端は、各嵌合カバー31,32から垂設されて屈曲形成されており、取り付け時において各先端が各支持棒12,22に接触されてスライド移動可能になる(図7(a)、図7(c)を参照)。
本実施例では、PET用固定金具34およびCT用固定金具36は、同一の金具を使用しており、その形状は、図6に示すとおりである。両固定金具34,36は、各取付金具13,23の嵌合位置での形状に合わせて屈曲して形成されている。各固定金具34,36の両端は、図4(a)、図4(b)に示すように、各嵌合カバー31,32の内壁面に沿って接触して配設される。
次に、取り付け時における具体的な手法について、図7を参照して説明する。図7(a)、図7(b)に示すようにPET用支持部材33をPET用支持棒12に接触させるとともに、図7(c),図7(d)に示すようにCT用支持部材35をCT用支持棒22に接触させることで両支持棒12,22はジョイントカバー30本体を支持し、両支持棒12,22がジョイントカバー30本体を支持した状態で各固定金具34,36を各取付金具13,23にそれぞれ嵌合させることで両取付金具13,23はジョイントカバー30本体を固定して、固定されたジョイントカバー30によって両ガントリ10,20を互いに取り付ける。具体的には、ジョイントカバー30のうち、PET用嵌合カバー31はPETガントリ10に嵌合するとともに、CT用嵌合カバー32はCTガントリ20に嵌合することで、両ガントリ10,20を互いに取り付ける。
なお、図7(a)に示すようにPET用支持部材33をPET用支持棒12に接触させてスライドさせる際に、PET用支持部材33がPET用支持棒12の先端で留まるように支持棒12の径よりも長い径を有するストッパ14を支持棒12の先端に備える。同様に、図7(c)に示すようにCT用支持部材35をCT用支持棒22に接触させてスライドさせる際に、CT用支持部材35がCT用支持棒22の先端で留まるように支持棒22の径よりも長い径を有するストッパ24を支持棒12の先端に備える。
もし、PET用支持部材33をPET用支持棒12に接触させる、あるいはCT用支持部材35をCT用支持棒22に接触させる際に、ジョイントカバー30の各ガントリ10,20への取り付け位置が合わない、あるいは一方のガントリ10,20の支持棒12,22の接触位置が合わないなどのように取り付け調整に支障を来たす場合には、各支持棒12,22を各ガントリ10,20本体に対して上下方向に調整して、取り付け調整を行う。
例えば、図7(b)に示すように上あるいは下方向にPET用支持棒12を動かすと、それに伴って支持棒12に接触されたPET用支持部材33も上あるいは下方向に移動して、PET用支持部材33を配設したPET用嵌合カバー31、ひいてはジョイントカバー30も上あるいは下方向に移動する。また、図7(d)に示すようにCT用支持棒22を動かすと、それに伴って支持棒22に接触されたCT用支持部材35も上あるいは下方向に移動して、CT用支持部材35を配設したPET用嵌合カバー32、ひいてはジョイントカバー30も上あるいは下方向に移動する。両固定金具34,36が両取付金具13,23に嵌合されるように、各支持棒12,22の上下方向の調整で行い、その調整で両嵌合カバー31,32は両ガントリ10,20にそれぞれ嵌合される。
両支持棒12,22に対する上下方向の調整を行った後に、図7(a)に示すようにPET用支持部材33をPET用支持棒12に接触させてスライドさせるとともに、図7(c)に示すようにCT用支持部材35をCT用支持棒22に接触させてスライドさせ、ジョイントカバー30によって両ガントリ10,20を互いに取り付ける。この調整後の取り付け時には、各支持部材33,35が各支持棒12,22に接触されて上下方向に関して固定されているので、ジョイントカバー30や各ガントリ10,20を押さえて固定する必要はなく、固定した状態で取り付けることができる。その結果、両ガントリ10,20を容易に取り付けることができる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、PETを例に採って説明したが、この発明は、単一のγ線を検出して被検体の断層画像を再構成するSPECT(Single Photon Emission CT)にも適用できる。
(2)上述した実施例では、放射性薬剤が投与された被検体から発生したγ線に基づいて核医学用の診断を行ったが、放射性薬剤と同じγ線を被検体に照射するライン線源を備え、そのγ線を検出してトランスミッションデータ(吸収補正データ)を得て、そのトランスミッションデータに基づいて、放射性薬剤が投与された被検体から発生したγ線を検出して得られたデータ(エミッションデータ)の吸収補正を行う場合にも、この発明は適用できる。
(3)上述した実施例では、CTガントリ20でX線CTの断層撮像を行った後にPETガントリ10で核医学用の診断を行うために、図2に示す位置にPETガントリ10とCTガントリ20とを並べたが、PETガントリ10で核医学用の診断を行った後にCTガントリ20でX線CTの断層撮像を行えるように、図2に示すPETガントリ10とCTガントリ20との位置を逆転させてもよい。
(4)上述した実施例では、この発明における第1支持部材は、PET用支持棒12およびCT用支持棒22のように棒状の部材であったが、形状については特に限定されない。例えば、PET用支持部材33やCT用支持部材35のように平板状であってもよい。また、この発明における第2支持部材は、PET用支持部材33およびCT用支持部材35のように平板状の部材(板金)であったが、形状については特に限定されない。例えば、PET用支持棒12やCT用支持棒22のように棒状であってもよい。
(5)上述した実施例では、PET用支持棒12およびCT用支持棒22に代表される第1支持部材を各ガントリ10,20本体に対して上下方向に調整可能にそれぞれ配設するのに、各支持棒12,22を各取付金具13,23に直接的にそれぞれ配設したが、各取付金具13,23に嵌合される各固定金具34,36の位置によって、各支持棒12,22と取付金具13,23との配設位置が互いに離れる場合には、各支持棒12,22をPET/CT用カバー11,12に直接的に配設してもよいし、取付金具13,23以外の部材をPET/CT用カバー11,12に直接的に配設して、その部材に各支持棒12,22を直接的に配設してもよい。
実施例に係る診断装置の概略斜視図である。 図1の分解斜視図である。 (a)は図2の部分Aを拡大した概略図であり、(b)は図2の部分Bを拡大した概略図である。 ジョイントカバーに関する概略図であって、(a)は図2のCの矢視図であり、(b)は図2のDの矢視図である。 (a)はPET用支持部材の概略図であり、(b)はCT用支持部材の概略図である。 固定金具の概略図である。 (a)〜(d)は取り付け時における各支持棒および支持部材を模式的に示した側面図である。 (a)、(b)は従来の診断装置の概略側面図である。
符号の説明
10 … PETガントリ
12 … PET用支持棒
13 … PET用取付金具
20 … CTガントリ
22 … CT用支持棒
23 … CT用取付金具
30 … ジョイントカバー
33 … PET用支持部材
34 … PET用固定金具
35 … CT用支持部材
36 … CT用固定金具

Claims (1)

  1. 核医学用の診断を行うための各部品を全体で囲う核医学診断筐体と、X線CTの断層撮像を行うための各部品を全体で囲うX線CT筐体とを備えた診断装置であって、前記装置は、前記核医学診断筐体と前記X線CT筐体とにまたがり、かつ両筐体を互いに取り付けるジョイントカバーを備えるとともに、各筐体は、水平方向に延出し、かつ前記ジョイントカバーを支持する第1支持部材と、ジョイントカバーを固定する第1固定部材とをそれぞれ備え、ジョイントカバーは、前記第1支持部材に接触し、かつ第1支持部材の水平方向にスライド可能に構成された第2支持部材と、前記第1固定部材に嵌合可能に構成された第2固定部材とを、各第1支持部材・第1固定部材ごとにそれぞれ備え、前記第2支持部材を第1支持部材に接触させることで第1支持部材はジョイントカバー本体を支持し、第1支持部材がジョイントカバー本体を支持した状態で前記第2固定部材を第1固定部材に嵌合させることで第1固定部材はジョイントカバー本体を固定して、固定されたジョイントカバーによって両筐体を互いに取り付けるようにそれぞれを構成しており、第1支持部材を各筐体本体に対して上下方向に調整可能にそれぞれ配設することを特徴とする診断装置。
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