JP4805257B2 - 医療用カテーテル埋め込みアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、概して医療用カテーテルに関し、より詳細には、医療用カテーテル埋め込みアセンブリに関する。
特定の患者は、飲み込むことができないことにより、経口で食物及び/又は薬物を摂取することができない。このように飲み込むことができないのは、食道ガン、神経機能障害などの様々な理由によるものである可能性がある。このような患者に対する食物及び/又は薬物の静脈内投与は実行可能な短期的な方法である場合があるが、長期的にはあまり適していない。したがって、このような患者への長期的な栄養供給に対する最も一般的な方法は胃瘻造設術、すなわち胃と上部腹壁の間に栄養区域又は瘻孔を作り出すことである。その後、栄養供給は普通栄養区域に挿入されたカテーテル又は栄養管を通して食物を投与することによって行われ、栄養管の遠位端は胃の中に延びており、内部アンカ又はボルスタによってその中に保持され、栄養管の近接端は腹壁を通して延びている。
胃瘻造設術は最初外科的に行われていたが、現在、胃瘻造設術のほとんどは、経皮的内視鏡を使用して行われ、患者にカテーテル/ボルスタ・アセンブリ(一般には、経皮的内視鏡胃瘻造設術(PEG)装置とも呼ばれる)を埋め込むことになる。患者へPEG装置を埋め込むためのより一般的な技術のうちの2つは、「押し込み法」(「Sack−Vine法」としても知られている)及び「引っ張り法」(「Gauderer−Ponsky法」としても知られている)である。前述の2つの方法に関する情報は、1995年2月21日発行のHirsch他が発明者である米国特許第5,391,159号、1992年12月1日発行のClegg他が発明者である米国特許第5,167,627号、1992年5月12日発行のGrobeが発明者である米国特許第5,112,310号、1990年2月13日発行のQuinn他が発明者である米国特許第4,900,306号、及び1989年8月29日発行のNawazが発明者である米国特許第4,861,334号で見ることができ、これらの特許は全て本明細書に参照として援用する。
押し込み法によれば、内視鏡の遠位端は患者の口の中に挿管(すなわち、挿入)され、食道を通して胃の中に通過する。膨張による胃の拡大の後、腹部の入口部位は、透照診断法用内視鏡を使用して特定され、外側カニューレに結合された針(例えば、アンギオカス針又はセルジンガー針)の遠位端を腹壁及び胃壁を通して胃の中に通過させることによって切開手術が行われる。外側カニューレの近接端は、身体の外側にあるままであり、針の近接端が胃の中に落ちるのを防ぐ止め具として働く。係蹄は、内視鏡を介して胃の中に挿入され、針の遠位端の上に巻き付く。係蹄はその後、外側カニューレが捕まるまで、針の上を「歩かされる」。捕まえられたカニューレはその後、近接的に引っ張られて、カニューレを胃に仮止めし、その後胃壁を腹壁に固定する。その後、カニューレを定位置に保持しながら、針が取り除かれる。可撓性ガイドワイヤの第1の端部はその後、カニューレを通して胃の中に通過され、そこで係蹄によって捉まれ、ガイドワイヤの第2の端部は患者の外側にあるままである。内視鏡及び係蹄はその後、ガイドワイヤの第1の端部を運ぶように、患者の口から引き出される。
押し込みタイプのカテーテル埋め込みアセンブリはその後、ガイドワイヤの第1の端部の上に挿入され、第2の端部に向かってガイドワイヤ上で押される。押し込みタイプのカテーテル埋め込みアセンブリは普通、胃瘻造設術栄養管を備えており、胃瘻造設術栄養管は後端部に配置されたドーム形の内部ボルスタを有し、先端部に直列に連結された管状拡張器を有する。胃瘻造設術栄養管及び内部ボルスタは普通、シリコーン・ゴムのような柔らかい生物学的適合性材料でできており、単一構造を形成する可能性がある。後端部から先端部に外径がテーパ形状になっている拡張器は普通は、ポリエチレン、又はシリコーンより硬いがまだいくらかの可撓性を有する同様の材料でできている。ガイドワイヤの上での押し込みタイプのカテーテル埋め込みアセンブリの前進は、拡張器の前端部がカニューレに到達し、患者の腹壁を通してカニューレを押し出すまで続く。拡張器の前端部はその後、胃瘻造設術栄養管の前端部が腹部から出るまで腹壁を通して引っ張られ、その後、胃瘻造設術栄養管の後端部の内部ボルスタが胃壁に係合する。ガイドワイヤはその後、患者から取り除かれる。臨床医はその後、内視鏡で患者に再び挿管し、内部ボルスタが胃の中に適切に着座しているかどうかを検査するため、内視鏡内の光学系を使用する。
内部ボルスタが胃壁に対して適切に配置されている場合、埋め込まれた胃瘻造設術栄養管の近接部はその後普通は、管の外部に延びる部分を所望の長さまで小さくするように、切断され、埋め込まれた管から取り除かれる。(胃瘻造設術栄養管の近接部の除去によりまた、それに連結された拡張器を除去することにつながる。)外部ボルスタは普通、瘻孔区域内の栄養管の長手方向移動を防ぐように、栄養管の残りの埋め込み部分に固定されて腹部に係合する。加えて、「Yポート」アダプタは普通、埋め込まれた栄養管の近接端に取り付けられ、Yポート・アダプタは、これを通して食物及び/又は薬物を分配することができる1対のコネクタ先端を受けるようになっている。加えて、脱着可能な係止クリップは普通、外部ボルスタとYポート・アダプタの間の点で埋め込まれた栄養管に固定されて、栄養管を使用していない場合に、胃液が栄養管の近接端を通して逃げるのを防ぐ。
引っ張り方法は、上記押し込み方法といくつかの点において同様であるが、引っ張り方法は、カニューレが捕まえられ、針がそこから取り除かれた後に、縫合糸の第1の端部がカニューレを通して胃の中に挿入され、そこで係蹄によって捉まれ、縫合糸の第2の端部が患者の外側に残っているという点において、押し込み方法と異なる。内視鏡及び係蹄はその後、縫合糸の第1の端部を運ぶように患者の口から引き出される。縫合糸の第1の端部はその後、引っ張りタイプのカテーテル埋め込みアセンブリの先端部に結合され、引っ張りタイプのカテーテル埋め込みアセンブリは普通、後端部に内部ボルスタと、先端部にプラスチック金具を有する胃瘻造設術栄養管を備えている。プラスチック金具は普通、栄養管の先端部内に取り付けられた顎付き後部と、拡張器として働く円錐形前部とを有し、前記円錐形前部は栄養管の先端部から前先端まで直径がテーパ状になっている。ワイヤ・ループは、プラスチック金具の前端部に固定され、縫合糸の第1の端部はワイヤ・ループに結ばれている。
縫合糸の第2の端部を使用して、引っ張りタイプのカテーテル埋め込みアセンブリはその後、胃瘻造設術栄養管が患者の腹部から出て、内部ボルスタが患者の胃壁に係合するまで、患者を通して後ろ側に引っ張られる。次に、押し込み方法と同様に、臨床医は胃の中での内部ボルスタの定置を視覚的に調べるため、内視鏡で患者に再び挿管する。ボルスタが胃の中で適切に着座している場合、埋め込まれた胃瘻造設術栄養管はその後、普通は所望の長さに切断され、外部ボルスタは普通は切断された埋め込まれている管に固定され、「Yポート」アダプタは普通、埋め込まれた栄養管の近接端に取り付けられ、脱着可能な係止クリップは普通、外部ボルスタとYポート・アダプタの間の点で埋め込まれた栄養管に固定されている。
上記の押し込み及び引っ張り方法は、特に米国で広範囲にわたる使用を達成したが、押し込み方法又は引っ張り方法によるPEG装置の定置は、PEG装置が最初に、全て細菌が存在する滅菌していない環境である患者の口、食道、及び胃を通して引き込まれた後にのみ瘻孔に到達するという事実により、瘻孔の感染につながる可能性があるという懸念を示す人もいた。さらに、上記の押し込み及び引っ張り方法は、内視鏡を患者の中に2度入れる必要がある。最初は、捕まえたガイドワイヤ又は縫合糸を患者の口を通して臨床医まで運ぶためであり、その後は、PEG装置が埋め込まれた後に、患者の胃の中の内部ボルスタの定置を視覚的に検査することができるようにするためである。残念ながら、1度目の定置中に生じた損傷、又は患者の解剖学的又は疾病状態により、内視鏡の2度目の挿管はしばしば、非常に困難である及び/又は痛みを伴なうものである。
胃瘻造設術管の内視鏡定置に関連する上記結果を鑑みて、胃瘻造設術管の定置に対する直接的な経皮的方法を考案するいくらかの努力があった。
普通は、このような経皮的方法は、(i)内視鏡を患者に挿入し、透照診断法により所望の挿入部位を特定するステップと、(ii)一度に1つ定置される縫合糸又はTファスナを使用して、腹壁を胃壁に今後の挿入部位を囲む複数の位置で固定するステップと、(iii)挿入部位で切開術を行なうのに外科用メスを使用するステップと、(iv)開口部が胃瘻造設術管の遠位端で内部ボルスタを通過させるのに十分な大きさになるまで、挿入部位開口部を拡大するのに一連の拡張器を使用するステップと、(v)Tファスナ・ワイヤ又は縫合糸の上の皮膚レベルまで胃瘻造設術管の近接端の上に外部ボルスタを摺動させるステップとを含んでいる。
胃瘻造設術管の定置に対する別のタイプの経皮的方法は、2000年2月29日に発行され、本明細書に参照として援用する、Durgin他が発明者である米国特許第6,030,264号に開示されている。この特許では、胃腸管の経皮的定置に対する方法及び装置が開示されており、この装置は、長手方向貫通装置と、中空のテーパ状拡張器と、そこを通して延びる中心管腔を有するシースとを備えている。貫通装置はシースの中に定置され、目標器官を貫通するように遠位方向に押され、その後シースから取り除かれる。貫通装置が取り除かれた後、拡張器は目標器官を貫通するまで、シースの中心管腔に挿入され、それによってシース及び貫通装置は、拡張器がシースを通過するときに径方向に拡張される。シースはその後、遠位挿入力を相殺するように、近接方向に引っ張られる。胃腸管は、中空中心に挿入され、拡張器の遠位端に存在するまで遠位方向に押される。拡張器及びシースはその後、目標器官から取り除かれる。
加えて、2002年6月11日に発行され、本明細書に参照として援用する、Snow他が発明者である米国特許第6,402,722号には、胃瘻造設術管を経皮的に定置する装置及び方法が開示されている。この方法により、既存の貫通による経皮的定置と、貫通が存在しない定置とが可能になる。この装置は、少ない横方向範囲を有するように操作することができる内部ボルスタを有する胃瘻造設術管と、小さな横方向範囲の位置に保持するようにボルスタを囲むことが可能な軸方向に延びる中空スリーブと、シースを破くことが可能な引裂紐とを備えている。好ましい一実施例では、内部ボルスタは直径がより小さくなるように折り畳まれ、スリーブはボルスタの上に定置され、直径がより小さくなるまで縮められる。引裂紐は、スリーブと内部ボルスタの間で管の外側に沿って遠位方向に延び、スリーブの遠位端の上で反り、管の長さに反って近接方向に延びている。定置管はその後、瘻孔を通して押すことができる。定置されると、引裂紐はスリーブを破くように引っ張られ、それによってボルスタが元の横方向範囲に戻ることが可能になる。
他の関連する文献としては、2004年3月25日に公開され、本明細書に参照として援用する、米国特許出願公開第2004−0059293−A1号が挙げられる。
本発明の目的は、新規の医療用カテーテル埋め込みアセンブリを提供することである。
本発明の別の目的は、既存の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ、特に患者の身体に内視鏡で入れるタイプの医療用カテーテル埋め込みアセンブリに関連する上記の問題の少なくとも一部を解消する、上に述べたような医療用カテーテル埋め込みアセンブリを提供することである。
したがって、本発明の一態様によると、(a)近接端及び遠位端を有する外側シースと、(b)近接端及び遠位端を有し、前記外側シース内に摺動可能に取り付けられた内側シースと、(c)内部ボルスタがその遠位端に配置され、前記内側シースに挿入される医療用カテーテルであって、前記内部ボルスタは前記外側シースによって圧縮状態で保持されている医療用カテーテルとを備える医療用カテーテル埋め込みアセンブリであって、(d)前記内側シースに対する前記外側シースの摺動移動により、前記内部ボルスタが前記圧縮状態から解放される医療用カテーテル埋め込みアセンブリが提供される。
本発明の別の態様によると、(a)近接端及び遠位端を有する拡張器であって、前記近接端はキャビティを画定するような形状をしている拡張器と、(b)近接端及び遠位端を有する補強シースと、(c)その遠位端に内部ボルスタが配置され、前記補強シースに挿入される医療用カテーテルであって、前記内部ボルスタが前記キャビティ内で圧縮状態で保持されている医療用カテーテルとを備える医療用カテーテル埋め込みアセンブリが提供される。
本発明はまた、医療用カテーテルを経皮的に埋め込む新規の方法を対象としている。
本明細書及び特許請求の範囲の目的で、「上部」、「底部」、「近接」、「遠位」、「上側」、「下側」、「前部」、及び「後部」のような様々な関係用語を、本発明を所与の方向に位置決め、又は所与の方向から見た場合に本発明を説明するのに使用する。発明の方向を変えることによって、特定の関係用語もそれに応じて調整する必要があることを理解されたい。
本発明の追加の目的と、特徴及び利点は、以下の説明に一部記載し、一部は明細書から自明である、又は本発明の実施により習得することができるだろう。明細書では、その一部をなし、例として発明を実施するための様々な実施例を示した添付の図面を参照する。当業者が発明を実施することができるように十分詳細に実施例を説明し、他の実施例を利用することもできること、及び発明の範囲から逸脱することなく構造的変更を加えることができることを理解されたい。したがって、以下の詳細な説明は、限定する意味で理解するべきものではなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲によって最もよく規定されている。
本明細書に組み込まれ、その一部をなす添付の図面は、発明の様々な実施例を示し、明細書と共に、発明の原理を説明する役割を果たす。図面中、同様の参照番号は同様の部品を示す。
次に図1から4を参照すると、本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第1の実施例の様々な図が示されており、前記医療用カテーテル埋め込みアセンブリは全体が、参照番号11で示されている。
アセンブリ11は、胃瘻造設術栄養管13と、内部ボルスタ14と、内側シース15と、内側シース・ハンドル17と、外側シース19と、外側シース・ハンドル21とを備えている。
従来の胃瘻造設術栄養管であってもよい管13は、柔らかい生物学的適合性シリコーン・ゴムでできていることが好ましい細長い管状部材である。管13は、遠位端25及び近接端27を有する。一連の定規マーキング(図示せず)が、管13上にプリントされており、(管13を患者に埋め込んだ後に)管13を所望の長さに切断するのを容易にするように、近接端27の方向に遠位端25から数センチ延びている。
同様に柔らかい生物学的適合性シリコーン・ゴムでできている内部ボルスタ14は、管13の遠位端25を患者に固定する際に使用するために、管13の遠位端25にしっかり配置された拡大ドーム形部材である。本実施例では、ボルスタ14は管13と一体構造をなしている。簡単に分かるように、ボルスタ14は様々な異なる形状及び寸法になるように変更することができ、所望に応じて、バルーン・タイプ・ボルスタ又は拡張固定状態と破壊状態の間で変化可能な他のボルスタと交換することもできる。
実質的に堅い生物学的適合性プラスチック(例えば、高デュロメータ・ポリエチレン又はポリプロピレン)でできていることが好ましい、細長い一体部材である内側シース15は、円錐形遠位端31及び直線近接端33を備えている。その目的を以下に論じる短い長さのワイヤ34は、遠位端31に挿入成形され、そこから遠位方向に延びている。孔35は、遠位端31の方向に近接端33から長手方向に延びており、遠位端31の少し前の距離で終端する。以下に明らかになる理由により、孔35は、胃瘻造設術栄養管13を摺動可能に受けるような適切な寸法をしている。扇形を有する横窓37が内側シース15内に設けられており、その遠位端で孔35と連通している。
剛性プラスチックでできていることが好ましい、細長い管状の一体部材である内側シース・ハンドル17は、遠位端41及び近接端43を備えている。ハンドル17の遠位端41は、内側シース15の近接端33の上に挿入され、そこにしっかり固定される。ハンドル17の近接端43は、ユーザがハンドル17を把持するのを容易にし、以下で明らかになるように、内側シース15の遠位移動を制限する止め具として働く環状エンボス45を備えるような形状をしており、エンボス45は、2つのより小さな直径のリング45−4及び45−5によって分割される3つのより大きな直径のリング45−1から45−3を備えるような形状をしている。
実質的に堅い潤滑生体適合性材料(例えば、ポリテトラフルオロエチレン)でできていることが好ましい、細長い管状一体部材である外側シース19は、斜面遠位端51及び直線近接端53を備えている。長手孔55は遠位端51から近接端53まで延びており、孔55は内側シース17を摺動可能に受けるような適切な寸法をしている。
剛性プラスチックでできていることが好ましい、細長い管状一体部材である外側シース・ハンドル21は、遠位端61及び近接端63を備えている。ハンドル21の遠位端61は、外側シース19の近接端53の上に挿入され、それにしっかり固定されている。複数の環状エンボス65−1、65−2及び66は、ユーザがハンドル21を把持するのを容易にするように、ハンドル21の外表面に形成されている。
アセンブリ11を組み立てるため、ハンドル17は内側シース15に固定し、ハンドル21は外側シース19に固定する。その後、ワイヤ34及び内側シース15の遠位端31を、ハンドル21及び外側シース19を通して遠位方向に挿入する。次に、管13の近接端27を、窓37を通して内側シース15の孔35に挿入する。管13の残りはその後、窓37を通して孔35内に、管13の近接端27がハンドル17から出て、ボルスタ14が窓37のちょうど外側に位置決めされるまで挿入する。ボルスタ14はその後圧縮され、管13が近接的に張力が加えられ、外側シース19の遠位端51が窓37の上を遠位方向に移動するときに、窓37内にしっかり差し込まれ、シース19は窓37内にボルスタ14を保持するように働く。
次に図5(a)から5(h)を参照すると、アセンブリ11を使用して管13を患者に経皮的に埋め込むことができる方法が図示されている。第1に、内視鏡Eが患者の胃に挿入され、切開部位を透照するのに使用される。切開術はその後、剥離可能カニューレCに結合された針Nの遠位端を腹壁A及び胃壁Sを通して胃の中に通過させることによって行われる(図5(a)参照)。その後、係蹄Lが内視鏡Eを介して胃の中に挿入され、針Nの遠位端の上に巻き付く(図5(b)参照)。係蹄Lはその後、剥離可能カニューレCが捕まえられるまで、針Nの上を「歩かされる」。捕まえられたカニューレCはその後引っ張られて、カニューレCを腹壁Aに仮止めし、その後腹壁Aを胃壁Sに仮止めする。針Nはその後、剥離可能カニューレCを定位置に保持しながら取り除かれる(図5(c)参照)。1つから4つのTファスナをその後使用して、さらに腹壁Aを胃壁Sに固定する(図5(d)参照)。
次に、アセンブリ11の遠位端が、剥離可能カニューレCを通して胃の中に挿入され、係蹄Lが剥離可能カニューレCからワイヤ34まで移動される(図5(e)参照)。剥離可能カニューレCはその後、半分に剥離され、切開部位から2片で横方向に取り除かれ、外側シース19の遠位端51を内視鏡Eで見ることができるまで、アセンブリ11はさらに(アセンブリ11を患者の外側から押し込むこと、及び係蹄Lを使用してアセンブリ11を患者の内側から引っ張ることの両方によって)胃の中に挿入される(図5(f)参照)。その後、外側シース19を固定して保持するのにハンドル21を使用して、窓37が外側シース19の遠位端51を超えて前進するまで、内側シース15を外側シース19に対して遠位方向に移動させるのにハンドル17が使用される。窓37は外側シース19で覆われていない状態で、ボルスタ14はすぐに、窓37より大きい減圧形状まで戻り、その結果、ボルスタ14が窓37に存在する(図5(g)参照)。係蹄Lはその後ワイヤ34から取り除かれ、内視鏡E内に引っ込められ、内側シース15及び外側シース19は患者から取り除かれて、ボルスタ14が胃壁Sに係合することが可能になる(図5(h)参照)。内視鏡Eはその後、ボルスタ14の定置を画像化するのに使用される。ボルスタ14が適切に定置されたとすると、内視鏡Eはその後患者から取り除かれる。
分かるように、アセンブリ11を使用する1つの利点は、胃瘻造設術栄養管が患者の口、食道、及び胃を通して供給されず、それによって栄養管の細菌汚染による可能性のある合併症の問題が起こることがないということである。別の利点は、内視鏡を患者に2度挿管する必要がなく、むしろ患者に挿入し、埋め込み及び検査過程を通して患者の中に留まらせておくことができることである。
アセンブリ11を胃瘻造設術栄養供給の内容で本明細書に説明したが、アセンブリ11は胃瘻造設術栄養供給に限るものではなく、他のタイプの供給と、排出に使用することもできる。
また、ボルスタ14を本明細書では自己拡張可能なキノコ形又はドーム形ボルスタとして説明したが、ボルスタ14は従来のバルーン・タイプ・ボルスタ、又はマレコット構造を有するボルスタと交換することができることを理解すべきである。
次に図6から8を参照すると、本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第2の実施例の様々な図が示されており、前記医療用カテーテル埋め込みアセンブリは全体が、参照番号111で示されている。
アセンブリ11は、胃瘻造設術栄養管113と、内部ボルスタ114と、拡張器115と、補強シース117と、ある長さの収縮配管119と、キャップ121とを備えている。
胃瘻造設術栄養管113及び内部ボルスタ114は、それぞれアセンブリ11の胃瘻造設術栄養管13及びボルスタ14と同一であってもよい。
実質的に堅い生物学的適合性プラスチック(例えば、高デュロメータ・ポリエチレン又はポリプロピレン)でできていることが好ましい、細長い概して円錐形の一体部材である拡張器115は、遠位端131及び近接端133を備えている。その目的を以下に論じる短い長さのワイヤ134は、遠位端131に挿入成形され、そこから遠位方向に延びている。小さなキャビティ135が近接端133に中心に設けられ、短い距離だけ遠位方向に延びており、複数の可撓性フィンガ137によって囲まれている。以下にさらに説明するように、ボルスタ114は圧縮状態で、キャビティ135内に受け入れられる。
剛性生体適合性プラスチックでできていることが好ましい、細長い管状の一体部材である補強シース117は、遠位端141と、近接端143と、長手孔145とを有する。管113の上に挿入されて管113に支柱強度を与えるシース117は、ボルスタ114がシース117の遠位端141をちょうど超えて延び、管113の近接端127がシース117の近接端143をちょうど超えて延びるような長さをしている。以下にさらに論じるように、孔145の直径は、管113の緩められた外径より僅かに大きい。シース117は、その近接端133で拡張器115に近似する外径をしており、シース117の遠位端141は拡張器115のフィンガ137の上部に位置決めされている。
生体適合性熱収縮材料でできていることが好ましい、細長い管状の一体部材である収縮配管119は、遠位端151及び近接端153を備えている。収縮配管119の遠位端151は、フィンガ137の上に挿入され、これらを径方向に圧縮し、それによってボルスタ114をキャビティ135内で圧縮状態に保持する。収縮配管119の近接端153は、その長さに沿って中間点で補強シース117の上に挿入される。遠位方向に延びるタブ又は引張紐155は、遠位端151で収縮配管119上に一体に形成されており、この紐155は以下に述べる理由で収縮配管119を裂くことができるように設けられている。加えて、引張紐155から近接方向に延びる切り目157が、収縮配管119上に設けられて、引張紐115を使用して収縮配管119を引き裂くことが容易になる。このような切り目157は近接端153までずっと近接方向に続いていないことが好ましい。というのは、収縮配管119は配管119をシース117で患者から取り除くことができるように、シース117にしっかり固定されたままであることが望ましいからである。マーキング159が、好ましくは配管119の外表面に周方向に設けられており、このマーキング159は拡張器115内の内部ボルスタ114の位置を示すものである。
剛性生体適合性プラスチックでできていることが好ましい、一体部材であるキャップ121は、円形上壁161と、円形側壁163と、中心に配置された円形プラグ165とを含むような形状をしている。プラグ165は、管113の近接端127内へのプラグ165の挿入により、管113の近接端127が補強シース117に対して径方向外側に押され、それによって管113の近接端127がシース117に固定されるような適切な寸法をしている。このように管113の近接端127をシース117に結合することにより、アセンブリ111が管113の着座中にいくらか故障し、拡張器115がボルスタ114から離れない場合に、管113の近接端127が患者の胃の中に誤って引き込まれることを防ぐような望ましい安全特性が提供される。簡単に分かるように、キャップ121はまた、管113を患者に埋め込む前に、管113に物体が入るのを防ぐように働く。
アセンブリ111を組み立てるため、ボルスタ114がシース117を超えて遠位方向に延び、管の近接端127がシース117に近接して留まるように、管113がシース117に挿入される。管113の近接端127はその後、キャップ121を使用してシース117に固定される。ボルスタ114はその後、圧縮され、拡張器115のキャビティ15に挿入される。その後、フィンガ17をボルスタ114に対して径方向に圧縮しながら、収縮配管119はシース117の遠位端141及び拡張器115の近接端143の上に挿入され、これらに塗布される。
次に図9(a)から図9(i)を参照すると、アセンブリ111を使用して管113を患者に経皮的に埋め込むことができる方法が図示されている。第1に、内視鏡Eが患者の胃に挿入され、切開部位を透照するのに使用される。切開術はその後、剥離可能カニューレCに結合された針Nの遠位端を腹壁A及び胃壁Sを通して胃の中に通過させることによって行われる(図9(a)参照)。その後、係蹄Lが内視鏡Eを介して胃の中に挿入され、針Nの遠位端の上に巻き付く(図9(b)参照)。係蹄Lはその後、剥離可能カニューレCが捕まえられるまで、針Nの上を「歩かされる」。捕まえられたカニューレCはその後引っ張られて、カニューレCを腹壁Aに仮止めし、その後腹壁Aを胃壁Sに仮止めする。針Nはその後、剥離可能カニューレCを定位置に保持しながら取り除かれる(図9(c)参照)。1つから4つのTファスナをその後使用して、さらに腹壁Aを胃壁Sに固定する(図9(d)参照)。
次に、ワイヤ134、剥離可能カニューレCを通して胃の中に挿入され、係蹄Lが剥離可能カニューレCからワイヤ134まで移動される(図9(e)参照)。剥離可能カニューレCはその後、半分に剥離され、切開部位から2片で横方向に取り除かれ、マーキング159を内視鏡Eで見ることができるまで、アセンブリ111はさらに(アセンブリ111を患者の外側から押し込むこと、及び係蹄Lを使用してアセンブリ111を患者の内側から引っ張ることの両方によって)胃の中に挿入される(図9(f)参照)。その後、拡張器115を固定して保持するのに係蹄Lを使用して、その自由端が患者の外側に位置決めされている引張紐155は、収縮配管119の遠位部を引き裂くように近接方向に引っ張られる(収縮配管119の近接部は、シース117に固定されているままであることが好ましい)。収縮配管119がこのように引き裂かれ、可撓性フィンガ137を径方向に圧縮していない状態で、フィンガ137はボルスタ114を圧縮状態に保持することができない。したがって、ボルスタ114は減圧し、拡張器115のキャビティ135から出始める(図9(g)参照)。次に、管113を固定して保持しながら、例えば親指をキャップ121の上に配置し、残りの手の指をシース117の上に配置することによって、係蹄Lはボルスタ114から拡張器115を完全に取り除くのに使用され、それによってボルスタ114が胃壁Sに係合することが可能になる(図9(h)参照)。次に、キャップ121は、管113をシース117から外すように管113の近接端127から取り外され、シース117及び配管119はその後、管113から近接方向に摺動される。内視鏡Eはその後、ボルスタ114の定置を画像化するのに使用される(図9(i)参照)。ボルスタ114が適切に定置されたとすると、内視鏡E及び捕まえられた拡張器115はその後患者から取り除かれる。
本実施例の拡張器115は図では特定の長さをしているが、拡張器115は比較的短い長さを有するように変更することができることを理解すべきである。実際、1つの代替拡張器は、中実な短い部材であり、ボルスタが嵌合するフィンガで覆われたキャビティを備えていない。代わりに、拡張器は、突起ロッドを備えた平らな中実端部で近接的に終端し、ボルスタはこの突起ロッドの周りで中心方向に圧縮される。収縮配管により、ボルスタがこの突起ロッドの周りで圧縮され続ける。というのは、補強シース、圧縮ボルスタ、及び拡張器の近接端を覆っているからである。ボルスタはその後、上記のように収縮配管内で引張紐を引っ張ることによって解放される。
別の代替拡張器は、フィンガ137を中実壁面と交換されている点で、拡張器115と異なる。ボルスタが受け入れられるキャビティは、円滑なコーティングで処理することができ、これによりボルスタは着座の際にほとんど摩擦がなくキャビティから出ることが可能になる。
加えて、拡張器115を生体分解性材料で作ることができる、及び/又はワイヤ134を引っ張りタイプのカテーテル埋め込みアセンブリで使用されるタイプのループと交換することができることを理解すべきである。拡張器115が生体分解性材料でできている場合、管の着座及びその内部ボルスタは、拡張器115の生体分解によって作動させることができる。
また、一体形成された引張紐を有する代わりに、このような目的で従来位置決めされた糸を備える引張紐を有することができることに留意すべきである。
さらに、ボルスタ114をアセンブリ111で示した方法で保持する代わりに、圧力の発生の際に、継目で分割し、それによってボルスタが露出する、チャンバ/管内にボルスタ114を入れることができる。
さらに、ボルスタ114のような自己拡張可能なキノコ形又はドーム形ボルスタを有する栄養管を使用する代わりに、膨張可能なバルーン・タイプ・ボルスタを有する栄養管を使用することができる。このようなボルスタの使用により、瘻孔を通してボルスタを運ぶ間にボルスタをより小さな寸法に確実に圧縮する必要が避けられる。別の方法では、マレコット構造を有する内部ボルスタを使用することができる。
最後に、アセンブリ111を胃瘻造設術栄養供給の内容で本明細書に説明したが、アセンブリ111は胃瘻造設術栄養供給に限るものではなく、他のタイプの供給と、排出に使用することもできる。
アセンブリ11及び111の使用に関連して上に論じたように、アセンブリ11又はアセンブリ111を患者に挿入する前に、腹壁を胃壁に固定することが非常に望ましい。このような固定により、アセンブリの遠位端を患者に挿入する間に腹壁から胃壁が離れるように移動するのが防止される。このような移動は、腹壁及び胃壁内の挿入孔が互いに位置合わせがずれるようになり、アセンブリが胃の中に挿入されないことにつながる可能性があるので望ましくない。このようなことが起こった場合、既存の挿入孔を胃の中に定置し、アセンブリをそこを通して挿入する難しい作業を試みなければならないか、又は第2の挿入孔を胃壁に作り出さなければならないかの何れかとなる。
加えて、切開術を行なうために外科用メスを、その後内部ボルスタを挿入することができる開口部を作るために一連のさらに大きな拡張器を使用することを必要とする既存の経皮胃瘻造設術定置技術に関連して上で説明したように、このようなファスナはまた普通は、切開術を行なうために外科用メスを使用する前に、腹壁及び胃壁を互いに固定するのに使用される。このようなファスナの例が、米国特許第5,341,823号及び第4,705,040号で開示されており、両方とも本明細書に参照として援用する。普通は、このようなファスナは今後の切開部位を囲む位置に個別に定置されている。
次に図10及び11を参照すると、本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第3の実施例の斜視図及び部分展開斜視図が示されており、前記医療用カテーテル埋め込みアセンブリは全体が、参照番号211で示されている。
アセンブリ211はガン形ケーシング213を備えており、ケーシング213は剛性金属又はプラスチックでできており、ハンドル部215及びバレル部217を備えていることが好ましい。比較的大きな外径の近接部219、及び比較的小さな外径の遠位部221を備えるような形状をしているバレル部217は、近接部219及び遠位部221を通して全体に延びる長手孔223を備えている。
アセンブリ221は加えて、ボルスタ担体231を備えている(また、図12(a)及び12(b)に別に示す)。ボルスタ担体231は、剛性金属又はプラスチックでできており、その近接表面235から短い距離近接方向に延びる環状エンボス233を有することが好ましい、ほぼ三角形の一体部材である。エンボス233は、孔223の遠位端に挿入され、そこで固定される。以下に明らかになる理由により、エンボス233は中空であり、開口遠位端237を有する。
アセンブリ211はまた、外部ボルスタ241(また、図13に別に示す)を備えており、外部ボルスタ241は、シリコーン又は同様の可撓性生体適合性材料でできていることが好ましい、ほぼ三角形の一体部材である。ボルスタ241は、ボルスタ担体231の外周面に近似するような寸法をしている外周面を有する。ボルスタ241は、その近接表面245から短い距離近接方向に延びている環状エンボス243を備えるような形状をしており、エンボス243は開口遠位端237を通してボルスタ担体231のエンボス233の中空壁面内に受けられる。ボルスタ241はまた、以下に説明するよう目的で、複数の横開口部246−1から246−3を備えるような形状をしている。
アセンブリ211はさらに、複数の同一の針シース251−1、251−2、及び251−3(針シース251−1はまた、図14に別に示す)を備えている。針シース251−1から251−3は、それぞれ近接端253−1から253−3及び遠位端255−1から255−3を有する溝付き管状部材である。近接端253−1から253−3は、バレル部217の近接部219に形成された、スリーブ257−1から257−3(スリーブ257−3は図では見えない)内にそれぞれ固定して取り付けられている。遠位端255−1から255−3は、ボルスタ担体231の頂点近くに配置された溝付き開口部259−1から259−3内に固定して取り付けられている。
アセンブリ211はさらに、複数の同一の針アセンブリ261−1から261−3を備えている。米国特許第4,705,040号及び第5,341,823号に開示された、又はBrown/Mueller T−Fastener/Needle Devices(Boston Scientific Corporation、Watertown、マサチューセッツ州)として市販されているタイプのものであってもよい、針アセンブリ261−1から261−3は、それぞれシース251−1から251−3内に摺動可能に取り付けられている。(図示しないが、アセンブリ261−1から261−3の遠位端は、誤って針が刺さることを防ぐように、取外し可能な保護シースなどで覆うことができる。)次に図10及び15を参照すると、アセンブリ261−1は、長手孔264及びスロット265を有する針263を備えるように見ることができ、スロット265は針263の遠位端から短い距離だけ延びており、孔264と連通している。アセンブリ261−1はまた、プランジャ267を備えており、プランジャ267は孔264内に摺動可能に取り付けられている。アセンブリ261−1は加えて、孔26内に摺動可能に配置され、針263に対するプランジャ267の遠位移動によって孔26の遠位端から排出されるようになっている短い長さの配管269を備えている。アセンブリ261−1はさらに、配管269のほぼ中点に一端部が結合されている縫合糸271を備えている。
また図10及び11を参照すると、アセンブリ211はさらにトロカール281を備えており、トロカール281は剛性金属でできており、鋭い遠位端283及び大きい近接端285を有する。トロカール281は、ケーシング213の孔223内に摺動可能及び取外し可能に取り付けられるような適切な寸法をしており、トロカール281の遠位端283はボルスタ担体231及び外部ボルスタ241を通って位置決め可能であり、患者に切開を形成する。
アセンブリ211はさらに、栄養管アセンブリ291(また、図16に別に示す)を備えており、アセンブリ291は遠位端に内部ボルスタ294を有する栄養管293と、内側シース295と、外側シース296とを備えている。栄養管293及び内部ボルスタ294は、アセンブリ11の栄養管13及びボルスタ14とそれぞれ同一であってもよい。内側シース295は、近接端297及び遠位端299を有する管状一体部材である。内側シース295の近接端297は、管状ハンドル301に挿入され、この中に固定される。管293は、内側シース295に挿入され、管293の近接端293−1はハンドル301を超えて近接方向に延びており、ボルスタ294は圧縮状態で、内側シース295の遠位端299のちょうど遠位方向に位置決めされており、それと係合可能である。以下に明らかになる理由により、内側シース295は、管293がこれに対して摺動できるような適切な寸法をしている。外側シース296は、近接端305及び遠位端307を有する管状一体部材である。外側シース296の近接端305は、管状ハンドル309内に挿入され、その中に固定されている。以下に明らかになる理由により、外側シース296は圧縮状態でボルスタ294を受け、内側シース295が外側シース296に対して摺動できるような適切な寸法をしている。ボルスタ294、内側シース295の遠位端299、及び管293の遠位端293−2は全て、外側シース296内に位置決めされている。アセンブリ291を使用して管293及びボルスタ294を着座させるため、外側シース296の遠位端307を超えてボルスタ294を前進させるまで、外側シース296に対して遠位方向に内側シース295を摺動させ、それによってボルスタ294は解放状態まで減圧することが可能になる。内側シース295及び外側シース296はその後、ボルスタ294に対して近接方向に引き出される。
患者の腹壁及び胃壁を共に固定するのにアセンブリ211を使用するため、外部ボルスタ241が患者の腹壁に対して定置され、所望の切開部位周りで芯合わせされるように、ケーシング213を位置決めする(孔233は、トロカール281又はアセンブリ291の何れかによって一時的に塞がっていないことが好ましい)。その後、針263−1から263−3がそれぞれ患者の腹壁及び胃壁を穿孔するように、シース251−1から251−3内に針アセンブリ261−1から261−3を効率的に前進させる。次に、プランジャ267は管269−1から269−3を針263−1から263−3からそれぞれ排出するように遠位方向に移動される。針263−1から263−3はその後、患者から近接方向に引き出され、加えて誤って針が刺さることを防ぐように、シース251−1から251−3から近接方向に引き出すことができる。次に、縫合糸271−1から271−3は、腹壁及び胃壁を共に仮止めするように、ピンと引っ張られ、その後ひだが作られ、結ばれたりする。縫合糸271−1から271−3、ボルスタ241の開口部246−1から246−3を通してそれぞれ延びているので、ボルスタ241はこのような方法で患者に結合される。
針アセンブリ261−1から261−3を同時に操作するように上記で説明したが、それらは針263−1から263−3が胃を押しのける可能性を最小限に抑えるように直列に前進させられることが好ましいことに留意すべきである。
簡単に分かるように、腹壁及び胃壁を互いに固定するのに上記の方法でアセンブリ211を使用する1つの利点は、ファスナの間隙及び相対位置を所定の設計によって制御することができることである。
腹壁及び胃壁が上記の方法で互いに固定されると、患者の腹壁及び胃壁それぞれの中に切開を形成するのにトロカール281を使用することができる。これは、トロカール281の遠位端283を孔223に挿入し、トロカール281の近接端285がケーシング213に当接するまでトロカール281を遠位方向に前進させることによって行なうことができ、この時、遠位端283はボルスタ241を超えて遠位方向に延び、患者の中にはいる。
トロカール281はその後、孔223から取り除くことができ、アセンブリ291は孔223に挿入することができる。アセンブリ291はその後、上に論じた方法で、管293及びボルスタ294を着座させるのに使用することができる。
ボルスタ294のような自己拡張可能なキノコ形又はドーム形ボルスタを有する栄養管を使用する代わりに、膨張可能なバルーン・タイプ・ボルスタ、又は拡張固定状態と破壊状態の間で変化可能な他のボルスタを有する栄養管を使用することができることに留意すべきである。
アセンブリ211を胃瘻造設術栄養供給の内容で本明細書に説明したが、アセンブリ211は胃瘻造設術栄養供給に限るものではなく、他のタイプの供給と、排出に使用することもできることに留意すべきである。
上記の本発明の実施例は単に例示的なものであることを意図したものであり、当業者は本発明の精神から逸脱することなく発明に多くの変更及び変形を加えることができるだろう。例えば、開示したもの以外の他のタイプの固定機構を使用することができ、他のタイプの縫合糸及び糸を使用することもできることを理解すべきである。このような変更例及び変形例は全て、添付の特許請求の範囲で規定された本発明の範囲内にあることを意図している。
引き込み位置で示された、本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第1の実施例の斜視図である。 前進又は展開位置で示された、図1に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの斜視図である。 図1に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの断片一部展開斜視図である。 引き込み位置で示された、図1に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの断片長手方向断面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 図1の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の略側面図である。 本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第2の実施例の側面図である。 図6に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの長手方向断面図である。 図6に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの部分展開斜視図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 図6の医療用カテーテル埋め込みアセンブリの動作を示す、一部断面の側面図である。 針アセンブリのファスナは示していないが、本発明の教示により構成された医療用カテーテル埋め込みアセンブリの第3の実施例の斜視図である。 図10に示す医療用カテーテル埋め込みアセンブリの部分展開斜視図である。 図10に示すボルスタ担体の近接図である。 図10に示すボルスタ担体の遠位図である。 図10に示す外部ボルスタの近接図である。 図10に示す針シースの1つの側面図である。 針アセンブリのプランジャが引っ込み位置で示されている、図10に示す針アセンブリの一部破断斜視図である。 内部ボルスタが圧縮状態で示されている、図10に示す栄養管アセンブリの一部破断斜視図である。

Claims (11)

  1. (a)近接端及び遠位端を有する外側シースと、
    (b)開口した近接端、閉塞した遠位端、前記開口した近接端から前記閉塞した遠位端まで延びる孔、及び前記孔に連通する横窓を有する内側シースであって前記外側シースが前記内側シースの横窓を選択的に覆うように、前記外側シース内に摺動可能に取り付けられた内側シースと、
    (c)内部ボルスタがその遠位端に配置され、前記内側シースに挿入される医療用カテーテルであって、前記内部ボルスタは前記外側シースによって圧縮状態で前記横窓内に保持されている医療用カテーテルとを備え、
    (d)前記内側シースに対する前記外側シースの摺動移動によって、前記横窓を覆われていない状態にすることにより、前記内部ボルスタが前記圧縮状態から解放される、医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  2. 前記医療用カテーテルは、胃瘻造設術栄養管である、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  3. 前記内部ボルスタは、自己拡張可能なドーム形ボルスタである、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  4. 前記内部ボルスタは、前記内側シースの前記遠位端の近傍に位置決めされている、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  5. 前記横窓は、前記内側シースの遠位端から近接方向に間隔を置いて配置されている、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  6. 前記内側シースの前記閉塞した遠位端は円錐形である、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  7. さらに、前記内側シースの前記閉塞した遠位端から遠位方向に延びているワイヤを備える、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  8. さらに、前記内側シースの前記閉塞した遠位端から遠位方向に延びているワイヤを備える、請求項6に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  9. 前記外側シースの遠位端は軸線に対して傾斜した端面を有する、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  10. 前記内側シース及び前記外側シースはそれぞれ剛性を有する、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
  11. 前記内部ボルスタは、前記外側シースによって圧縮状態で前記横窓内に保持されているとき前記外側シースに直接接触する、請求項1に記載の医療用カテーテル埋め込みアセンブリ。
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