JP4799210B2 - ズームレンズ系及びそれを備えたカメラシステム - Google Patents

ズームレンズ系及びそれを備えたカメラシステム Download PDF

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Description

本発明は、ズームレンズ系に関し、詳しくは、いわゆるデジタル一眼レフレックスカメラシステムの交換レンズ装置に用いられる撮像光学系として好適な、高変倍率のズームレンズ系に関する。
CCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)などの撮像素子を持つカメラ本体と、撮像素子の受光面に光学像を形成するための撮像光学系を備えた交換レンズ装置とを備え、撮像レンズ系をカメラ本体から着脱可能にしたいわゆるデジタル一眼レフレックスカメラシステム(以下、単にD−SLRという)の市場が急速に拡大している。
例えば、D−SLRに適用可能なズームレンズ系として、特許文献1乃至5に記載のズームレンズ系が提案されている。
特開2005−352057号公報 特開2005−107280号公報 特開2004−258509号公報 特開2004−226644号公報 特開2004−212611号公報
上記特許文献に記載されている各ズームレンズ系は、特に広角端でのFナンバーが最も小さい例で3.6程度であり、明るいズームレンズ系ではなかった。また、特に広角端での歪曲収差の補正に関しても、さらなる改善の余地があった。
本発明は、上記課題に鑑み、特に広角端でのFナンバーが3以下と明るいにもかかわらず、広角端での歪曲収差を含めた諸収差が充分に補正されたズームレンズ系及びそのズームレンズ系を用いたカメラシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、物体側より順に、正のパワーを有する第1レンズ群と、物体側から順に、負レンズ素子と当該負レンズ素子の像側に配置された正レンズ素子とを含み、全体として負のパワーを有する第2レンズ群と、正のパワーを有する第3レンズ群と、負のパワーを有する第4レンズ群と、正のパワーを有する第5レンズ群とからなり、変倍に際して、少なくとも前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群及び前記第5レンズ群を光軸方向に移動させるとともに、以下の条件
2.3<BFW/fW<2.9
0.08<T22-23/fw<0.20
(35<ωw<40、3.0<ft/fw<5.0)
ただし、
BFW:広角端におけるバックフォーカス(最も像側に配置されるレンズと像面との間の光軸に沿った距離)、
W:広角端における全系の焦点距離、
ωw:広角端における半画角、
t:望遠端における全系の焦点距離、
22-23:第2レンズ群に含まれる負レンズ素子と、当該負レンズ素子の像側に配置された正レンズ素子との間の光軸に沿った距離、
である
を満足し、
前記第2レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状である第1レンズ素子と、負のパワーを有する第2レンズ素子と、正のパワーを有する第3レンズ素子と、負のパワーを有する第4レンズ素子とを備え、
前記第4レンズ素子は、以下の条件:
−3.0<(r 71 +r 72 )/(r 71 −r 72 )<−1.05
(ただし、
71 :第4レンズ素子の物体側面の曲率半径、
72 :第4レンズ素子の像側面の曲率半径、
である)
を満足し、
前記第1レンズ素子は、以下の条件:
1.05<(r 41 +r 42 )/(r 41 −r 42 )<2.00
1.80<Nd 4
(ただし、
41 :第1レンズ素子の物体側面の曲率半径、
42 :第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
Nd 4 :第1レンズ素子のd線に対する屈折率、
である)
を満足する
本発明は、以上の構成を備えているので、特に広角端でのFナンバーが3以下と明るいにもかかわらず、広角端での歪曲収差を含めた諸収差が充分に補正されたズームレンズ系及びそのズームレンズ系を用いたカメラシステムを提供することができる。
(実施の形態1〜6)
図1は、実施の形態1に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。図5は、実施の形態2に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。図9は、実施の形態3に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。図13は、実施の形態4に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。図17は、実施の形態5に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。図21は、実施の形態6に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図である。
各図において、各実施の形態に係るズームレンズ系は、光軸101に沿って、物体側から像側(像平面S側)に向けて順に、正のパワーを有する第1レンズ群G1と、負のパワーを有する第2レンズ群G2と、正のパワーを有する第3レンズ群G3と、負のパワーを有する第4レンズ群G4と、正のパワーを有する第5レンズ群G5とを備える。
各図において、図中記された実線の片矢印は、広角端(WIDE)から望遠端(TELE)への変倍の際の各レンズ群の移動軌跡を示す。各実施の形態に係るズームレンズ系において、広角端(WIDE)から望遠端(TELE)への変倍の際に、第1レンズ群G1、第3レンズ群G3及び第5レンズ群G5は、実線で示された軌跡に沿って光軸101に平行な方向に移動する。また、第2レンズ群G2は、光軸101に平行な方向に沿って実線で示された軌跡に沿って光軸に平行な方向に像側へ移動する。第4レンズ群G4は、変倍の際に像平面Sに対して固定されている。
変倍に際して、前述した第3レンズ群G3と第5レンズ群G5との間の間隔は、一定である。すなわち、第3レンズ群G3と第5レンズ群G5とは一体保持される。図1、図5、図9、図13、図17、図21において、第4レンズ群G4は、像ぶれ補正のために、光軸101に垂直な方向に移動する。
また、各実施の形態に係るズームレンズ系は、第3レンズ群G3の物体側に絞りAを有している。変倍時、絞りAは、実施の形態2及び4を除く実施の形態1、3、5及び6において、第2レンズ群201及び第3レンズ群203と独立に、互いの間隔を変化させながら光軸に平行な方向に移動する。変倍時、実施の形態2及び4の絞りAは、第3レンズ群G3との間隔を変化させることなく光軸に平行な方向に移動する。
各実施の形態のズームレンズ系において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子L1と物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズ素子L2とを接合してなる接合レンズ素子と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズ素子L3とからなる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状であるレンズ素子(第1レンズ素子)L4と、両凹形状の負のパワーを有するレンズ素子(第2レンズ素子)L5と、両凸形状の正のパワーを有するレンズ素子(第3レンズ素子)L6と、像側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子(第4レンズ素子)L7とからなる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状のレンズ素子L8と、両凸形状のレンズ素子L9と像側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子L10とを接合してなる接合レンズ素子とからなる。
第4レンズ群G4は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカス形状のレンズ素子L11と物体側に凹面を向けた負パワーのレンズ素子L12との接合レンズ素子とからなる。第4レンズ群G4に含まれる接合レンズ素子の最も像側の面は、非常にパワーの弱い面である。第4レンズ群204に含まれる接合レンズ素子の最も像側の面は、実施の形態1、4、5、6では凹面であり、実施の形態2、3では凸面である。
第5レンズ群G5は、実施の形態1及び3〜6では、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子L13と両凸形状のレンズ素子L14とを接合してなる接合レンズ素子と、物体側に凹面を向けた負レンズ素子L15と、両凸形状の正レンズ素子L16とからなる。また実施の形態2では、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子L13と両凸形状のレンズ素子L14とを接合してなる接合レンズ素子と、両凹形状の負レンズ素子L15と両凸形状の正レンズ素子L16とを接合してなる接合レンズ素子と、物体側に凸面を向けた正メニスカス形状のレンズ素子L17とからなる。第5レンズ群G5の像側から2枚目のレンズ素子は、実施の形態1及び3〜4は物体側に凹面を向けた負メニスカス形状のレンズ素子であり、実施の形態5〜6は両凹形状のレンズ素子である。
以下、各実施の形態に係るズームレンズ系が満足すべき条件を説明する。なお、各実施の形態に係るズームレンズ系において、複数の満足すべき条件が規定されるが、各条件すべてを満足するズームレンズ系の構成が最も望ましい。しかしながら、個別の条件を満足することにより、それぞれ対応する効果を奏するズームレンズ系を得ることも可能である。
ズームレンズ系は、以下の式(1)及び(2)を満足する。
2.3<BFW/fW<2.9 ・・・(1)
0.08<T22-23/fw<0.20 ・・・(2)
(35<ωw<40、3.0<ft/fw<5.0)
ただし、
BFW:広角端におけるバックフォーカス(最も像側に配置されるレンズと像面との間の光軸に沿った距離)、
W:広角端における全系の焦点距離、
ωw:広角端における半画角、
t:望遠端における全系の焦点距離、
22-23:第2レンズ群に含まれる負レンズ素子と、当該負レンズ素子の像側に配置された正レンズ素子との間の光軸に沿った距離、
である。
式(1)は、バックフォーカスを適正に確保するための条件である。式(1)の下限を超えると、バックフォーカスが短すぎるため、D−SLRにおいてズームレンズ系とカメラ本体のクイックリターンミラーとが干渉しシステムが成立しない。式()の上限を超えるとバックフォーカスが長すぎるため、ズームレンズ系の収差を小さくすることが困難にな
式(2)は、第2レンズ群に含まれる負レンズ素子と正レンズ素子との間の間隔を適正に規定する式である。式(2)の上限を超えると、収差補正は良好になるが、全系が大きくなりすぎ。式(2)の下限を超えると、特に広角端での歪曲収差が大きくなりすぎ
第2レンズ群、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状である第1レンズ素子と、負のパワーを有する第2レンズ素子と、正のパワーを有する第3レンズ素子と、負のパワーを有する第4レンズ素子とからな、第4レンズ素子は、以下の式(3)を満足する。
−3.0<(r71+r72)/(r71−r72)<−1.05 ・・・(3)
ただし、
71:第4レンズ素子の物体側面の曲率半径、
72:第4レンズ素子の像側面の曲率半径、
である。
式(3)は、第2レンズ群に含まれる第4レンズ素子の形状を規定する式である。式(3)の範囲を超えると、非点収差が大きくなりすぎ性能劣化が著しくなる。
第2レンズ群、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状である第1レンズ素子と、負のパワーを有する第2レンズ素子と、正のパワーを有する第3レンズ素子と、負のパワーを有する第4レンズ素子とからな、第1レンズ素子は、以下の式(4)かつ(5)を満足する。
1.05<(r41+r42)/(r41−r42)<2.00 ・・・(4)
1.80<Nd4 ・・・(5)
ただし、
41:第1レンズ素子の物体側面の曲率半径、
42:第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
Nd4:第1レンズ素子のd線に対する屈折率、
である。
式(4)は、第2レンズ群に含まれる第レンズ素子の形状を規定する式である。式(4)の上限を超えると、偏心誤差感度が大きくなりすぎ組み立て調整が困難になる。式(4)の下限を超えると、歪曲収差が大きくなりすぎ
式(5)は、第2レンズ群に含まれる第レンズ素子の屈折率を規定する式である。式(5)の範囲を超えると、歪曲収差が大きくなりすぎ性能が劣化する。
第2レンズ群、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状である第1レンズ素子と、負のパワーを有する第2レンズ素子と、正のパワーを有する第3レンズ素子と、負のパワーを有する第4レンズ素子とからな、第2レンズ素子は、以下の式(6)かつ(7)を満足することが望ましい。
−0.70<(r51+r52)/(r51−r52)<0.70 ・・・(6)
1.75<Nd5 ・・・(7)
ただし、
51:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径、
52:第2レンズ素子の像側面の曲率半径、
Nd5:第2レンズ素子のd線に対する屈折率、
である。
式(6)は、第2レンズ群に含まれる第レンズ素子の形状を規定する式である。式(6)の上限を超えると、望遠端でのコマ収差が劣化し好ましくない。式(6)の下限を超えると、広角端での非点収差が劣化し好ましくない。
以下の式(6)’を満足すると、上記効果を高めることができる。
−0.50<(r51+r52)/(r51−r52)<0.50 ・・・(6)’
式(7)は、第2レンズ群に含まれる第レンズ素子の屈折率を規定する式である。式(7)の範囲を超えると、レンズの曲率が強くなるため、軸外収差、特に望遠端でのコマ収差が悪化し、好ましくない。
ズームレンズ系は、以下の式(8)を満足することが望ましい。
0.55<√(φ51 2+φ53 2)/(φ52 2+φ54 2)<0.70 ・・・(8)
ただし、
φ5i:第5レンズ群の物体側からi番目のレンズのパワー、
である。
式(8)は、第5レンズ群での正のパワーのレンズと負のパワーのレンズのパワー配分に関する式である。式(8)の上限を越えると、第5レンズ群における負のパワーが大きくなり過ぎるため、撮像素子に入射する光線角がきつくなり、画面周辺部でのシェーディングが大きくなる。式(8)に下限を越えると、正のパワーが大きくなり、物体側に像面湾曲が発生する。

ズームレンズ系は、以下の式(9)を満足することが望ましい。
7.5<TH8/TH0<27.0 ・・・(9)
ただし、
TH0:第5レンズ群の物体側から2番目のレンズと3番目のレンズの光軸上の間隔、
TH8:第5レンズ群の物体側から3番目のレンズのレンズ径の8割における間隔、
である。
式(9)は、第5レンズ群の構成を規定する式である。式(9)の上限を越えると、第5レンズ群の間隔誤差に対する公差は緩和できるが、第5レンズ群の物体側面の曲率半径が大きくなるために、軸外収差の補正が充分できない。式(9)の下限を越えると、特に間隔とレンズ面の傾き誤差が発生した時に、第5レンズ群の物体側面に入射する光線角の変化が大きいため、性能劣化が大きくなる。
ズームレンズ系は、以下の式(10)を満足することが望ましい。
1.8<φ51-52/φ53-54<2.9 ・・・(10)
ただし、
φ51-52:第5レンズ群の物体側から1番目〜2番目のレンズの合成パワー、
φ53-54:第5レンズ群の物体側から3番目〜4番目のレンズの合成パワー、
である。
式(10)は、第5レンズ群の構成を最適化することにより、D−SLRとして必要なバックフォーカスを確保するための条件である。式(10)の上限を越えると、第5レンズ群の物体側の接合レンズ素子のパワーが大きくなり過ぎるため、バックフォーカスが短くなりすぎ、かつ球面収差が大きくなる。式(10)の下限を越えると、バックフォーカスは長くできるが、第5レンズ群の像側の2枚のレンズ素子の合成パワーが大きくなりすぎるため、物体側に像面湾曲が発生して望ましくない。
ズームレンズ系は、以下の式(11)を満足することが望ましい。
0.65<φp/φn<1.55 ・・・(11)
ただし、
φp:第5レンズ群の物体側から2番目のレンズの像側面のパワー、
φn:第5レンズ群の物体側から3番目のレンズの物体側面のパワー
である。
式(11)は、第5レンズ群の構成を最適化することにより、D−SLRとして必要なバックフォーカスを確保するための条件である。式(11)の上限を越えると、第5レンズ群の物体側から2番目のレンズの像側面のパワーが大きくなり過ぎるため、バックフォーカスが短くなりすぎ、かつ球面収差が大きくなる。式(11)の下限を越えると、バックフォーカスは長くできるが、第5レンズ群の物体側から3番目のレンズの物体側面のパワーが大きくなりすぎるため、物体側に像面湾曲が発生して望ましくない。
ズームレンズ系は、以下の式(12)を満足することが望ましい。
−4.0×10-2<(φ51ν52+φ52ν51)/ν51ν52(φ51+φ52)<−2.5×10-4 ・・・(12)
ただし、
φ51:第5レンズ群の物体側から1番目のレンズのパワー、
φ52:第5レンズ群の物体側から2番目のレンズのパワー、
ν52:第5レンズ群の物体側から1番目のレンズのアッベ数、
ν51:第5レンズ群の物体側から2番目のレンズのアッベ数、
である。
式(12)は、色収差を補正するための条件である。式(12)の上限を越えると、第5レンズ群の接合レンズ素子の合成の分散が大きくなるため短波長側色収差が大きくなる。式(12)の下限を越えると、第5レンズ群の接合レンズ素子の合成の分散が小さくなりすぎるため、色収差補正の効果が充分得られないため、望ましくない。
なお、各実施の形態を構成している各レンズ群は、入射光線を屈折により偏向させる屈折型レンズ(つまり、異なる屈折率を有する媒質同士の界面で偏向が行われるタイプのレンズ)のみで構成されているが、これに限らない。例えば、回折により入射光線を偏向させる回折型レンズ,回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッド型レンズ,入射光線を媒質内の屈折率分布により偏向させる屈折率分布型レンズ等で、各レンズ群を構成してもよい。
(実施の形態7)
図25は、実施の形態7に係るカメラシステムの概略図である。図25において、カメラシステムは、交換レンズ装置300と、カメラ本体400とを主として構成されている。交換レンズ装置300は、カメラ本体400に対して着脱可能である。交換レンズ装置300は、内部に撮像レンズ系301を保持している。撮像レンズ系301は、上述した実施の形態1乃至6のいずれかのズームレンズ系である。カメラ本体は、例えば、光路を切り替えるためのクイックリターンミラー401と、ズームレンズ系が形成する光学像を受光して、電気的な画像信号に変換する撮像素子402と、液晶ディスプレイ403と、焦点板404と、ペンタプリズム405と、接眼レンズ系406とを含む。
実施の形態7に係るカメラシステムは、実施の形態1乃至6のいずれかのズームレンズ系を備えているので、良好な光学像に基づいて電気的な画像信号を生成することができる。
以下、実施の形態1〜6に係るズームレンズ系を具体的に実施した数値実施例を説明する。なお、各数値実施例において、表中の長さの単位はすべてmmである。また、各数値実施例において、rは曲率半径、dは面間隔、ndはd線における屈折率、νdはアッベ数である。また、各数値実施例において、*を付した面は非球面であり、非球面形状を次式で定義している。
Figure 0004799210
ただし、
H :光軸からの高さ
CR :曲率半径(mm)
K :コーニック係数
An :n次の非球面係数
である。
(実施例1)
実施例1のズームレンズ系は、図1に示した実施の形態1に対応する。実施例1のズームレンズ系のレンズデータを表1に、非球面データを表2に、可変面間隔データを表3に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :14.6〜49.0
FNo.:2.91〜3.64
2ω :75.4°〜25.2°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
Figure 0004799210
図2は、実施例1のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図3は、実施例1のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図4は、実施例1のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図2〜4において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
(実施例2)
実施例2のズームレンズ系は、図5に示した実施の形態2に対応する。実施例2のズームレンズ系のレンズデータを表4に、非球面データを表5に、可変面間隔データを表6に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :14.4〜48.5
FNo.:2.89〜3.59
2ω :77.3°〜26.0°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
Figure 0004799210
図6は、実施例2のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図7は、実施例2のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図8は、実施例2のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図6〜8において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり、実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
(実施例3)
実施例3のズームレンズ系は、図9に示した実施の形態3に対応する。実施例3のズームレンズ系のレンズデータを表7に、非球面データを表8に、可変面間隔データを表9に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :12.2〜48.3
FNo.:2.91〜3.64
2ω :84.9°〜23.1°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
Figure 0004799210
図10は、実施例3のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図11は、実施例3のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図12は、実施例3のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図10〜12において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり、実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
(実施例4)
実施例4のズームレンズ系は、図13に示した実施の形態4に対応する。実施例4のズームレンズ系のレンズデータを表10に、非球面データを表11に、可変面間隔データを表12に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :14.63〜49.04
FNo.:2.91〜3.62
2ω :76.7°〜25.3°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
Figure 0004799210
図14は、実施例4のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図15は、実施例4のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図16は、実施例4のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図14〜16において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり、実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
(実施例5)
実施例5のズームレンズ系は、図17に示した実施の形態5に対応する。実施例5のズームレンズ系のレンズデータを表13に、非球面データを表14に、可変面間隔データを表15に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :14.46〜48.47
FNo.:2.86〜3.88
2ω :77.2°〜25.2°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
Figure 0004799210
図18は、実施例5のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図19は、実施例5のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図20は、実施例5のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図18〜20において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり、実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
(実施例6)
実施例6のズームレンズ系は、図21に示した実施の形態6に対応する。実施例6のズームレンズ系のレンズデータを表16に、非球面データを表17に、可変面間隔データを表18に示す。なお、撮影距離が∞の場合の、焦点距離f、FナンバーFNo.及び画角2ω(各々、広角端〜望遠端)は、以下のとおりである。
f :14.63〜49.14
FNo.:2.94〜3.54
2ω :75.6°〜24.8°
Figure 0004799210
Figure 0004799210
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図22は、実施例6のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図である。また、図23は、実施例6のズームレンズ系の中間焦点距離状態の無限遠物点における縦収差図である。また、図24は、実施例6のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図である。図22〜24において、(a)はd線の球面収差、(b)はd線の非点収差であり、実線はサジタル方向(図中、sで示す)、破線はメリディオナル方向(図中、mで示す)を表す。また、(c)はd線の歪曲収差図を示す。
本発明に係るズームレンズ系は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話機器、PDA(Personal Digital Assistance)、監視システムにおける監視カメラ、Webカメラ、車載カメラ等のデジタル入力装置に適用可能であり、特にデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の高画質が要求される撮影光学系に好適である。
実施の形態1(実施例1)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例1のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例1のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例1のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態2(実施例2)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例2のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例2のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例2のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態3(実施例3)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例3のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例3のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例3のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態4(実施例4)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例4のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例4のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例4のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態5(実施例5)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例5のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例5のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例5のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態6(実施例6)に係るズームレンズ系の無限遠物点の広角端におけるレンズ構成図 実施例6のズームレンズ系の広角端の無限遠物点における縦収差図 実施例6のズームレンズ系の中間焦点状態の無限遠物点における縦収差図 実施例6のズームレンズ系の望遠端の無限遠物点における縦収差図 実施の形態7のカメラシステムの概略図
符号の説明
101 光軸
S 像平面
A 絞り
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
300 交換レンズ装置
301 撮影レンズ系
400 カメラ本体
401 クイックリターンミラー
402 撮像素子
403 液晶ディスプレイ
404 焦点板
405 ペンタプリズム
406 接眼レンズ系

Claims (4)

  1. 物体側より順に、
    正のパワーを有する第1レンズ群と、
    物体側から順に、負レンズ素子と当該負レンズ素子の像側に配置された正レンズ素子とを含み、全体として負のパワーを有する第2レンズ群と、
    正のパワーを有する第3レンズ群と、
    負のパワーを有する第4レンズ群と、
    正のパワーを有する第5レンズ群とからなり
    変倍に際して、少なくとも前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第3レンズ群及び前記第5レンズ群を光軸方向に移動させるとともに、以下の条件:
    2.3<BFW/fW<2.9
    0.08<T22-23/fw<0.20
    (35<ωw<40、3.0<ft/fw<5.0)
    ただし、
    BFW:広角端におけるバックフォーカス(最も像側に配置されるレンズと像面との間の光軸に沿った距離)、
    W:広角端における全系の焦点距離、
    ωw:広角端における半画角、
    t:望遠端における全系の焦点距離、
    22-23:第2レンズ群に含まれる負レンズ素子と、当該負レンズ素子の像側に配置された正レンズ素子との間の光軸に沿った距離、
    である
    を満足し、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に、
    物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ形状である第1レンズ素子と、
    負のパワーを有する第2レンズ素子と、
    正のパワーを有する第3レンズ素子と、
    負のパワーを有する第4レンズ素子とを備え、
    前記第4レンズ素子は、以下の条件:
    −3.0<(r 71 +r 72 )/(r 71 −r 72 )<−1.05
    (ただし、
    71 :第4レンズ素子の物体側面の曲率半径、
    72 :第4レンズ素子の像側面の曲率半径、
    である)
    を満足し、
    前記第1レンズ素子は、以下の条件:
    1.05<(r 41 +r 42 )/(r 41 −r 42 )<2.00
    1.80<Nd 4
    (ただし、
    41 :第1レンズ素子の物体側面の曲率半径、
    42 :第1レンズ素子の像側面の曲率半径、
    Nd 4 :第1レンズ素子のd線に対する屈折率、
    である)
    を満足する、ズームレンズ系
  2. 前記第2レンズ素子は、以下の条件を満足する、請求項に記載のズームレンズ系:
    −0.70<(r51+r52)/(r51−r52)<0.70
    1.75<Nd5
    ただし、
    51:第2レンズ素子の物体側面の曲率半径、
    52:第2レンズ素子の像側面の曲率半径、
    Nd5:第2レンズ素子のd線に対する屈折率、
    である。
  3. 広角端から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群は、物体側へ移動する一方、前記第2レンズ群は、像側へ移動する、請求項1に記載のズームレンズ系。
  4. 請求項1に記載のズームレンズ系を含む交換レンズ装置と、
    前記交換レンズ装置に接続され、前記ズームレンズ系が形成する光学像を受光して、電気的な画像信号に変換する撮像素子を含むカメラ本体とを備える、カメラシステム。
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