JP4797096B2 - ステッピングモータの回転角検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステッピングモータの回転角をロータリーエンコーダによりも高精度で検出することが可能なステッピングモータの回転角検出装置に関する。
例えば、ステッピングモータを用いたサーボドライブにおいては、同モータの回転角を高精度で検出するステッピングモータの回転角検出装置が備えられている。従来は光学式のロータリーエンコーダが一般的に使用されている。ロータリーエンコーダは、複数のスリットが周方向に等間隔で形成されたディスクと、ディスクの回転に伴ってスリットを通過/遮蔽される光を検知してパルス列として出力する光学センサとを有し、ステッピングモータのシャフトに連結した状態で同モータの回転変位量を電気信号のパルス列に変換するようになっている(例えば、特許文献1等がある)。
特開2003−284391号
しかしながら、ステッピングモータの高分解能駆動に伴って高分解能型のロータリエンコーダを用いた場合、スリット間隔が小さいことから、スリットの検知ミスや検知信号の遅延が生じ、これに伴って高度なエンコード処理が必要となり、全体として大幅なコスト高を招来するという問題が指摘されている。
本発明は上記した背景の下で創作されたものであって、その主たる目的とするところは、高分解能化及び低コスト化の双方を図ることが可能なステッピングモータの回転角検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のステッピングモータの回転角検出装置は、ステッピングモータの回転角(最小ステップ角:n)を同モータに連結されたロータリーエンコーダ(角度分解能:m)に比べて高精度で検出する装置であって、ロータリーエンコーダのエンコーダ信号をカウントするエンコーダカウンタと、ステッピングモータを動作させるための入力パルス信号をカウントするとともにエンコーダ信号が示すタイミングでリセットする入力パルスカウンタと、エンコーダカウンタのカウント値p及び入力パルスカウンタのカウント値qに基づいてステッピングモータの回転角A(A=p・m+q・n)を演算して出力する角度演算出力部とを備えている。
この発明によると、エンコーダ信号がエンコーダカウンタにてカウントされる一方、入力パルス信号が入力パルスカウンタにてカウントされ、入力パルスカウンタがエンコーダ信号によりリセットされる。エンコーダカウンタと入力パルスカウンタとの両カウント値が角度演算部にて換算して加算され、その結果、ステッピングモータの回転角が求められる。
このように同装置については、ロータリーエンコーダを用いたステッピングモータの回転角の計測値をステッピングモータの入力パルス信号のカウント値により補間する構成となっているので、ステッピングモータの回転角を同モータに連結されたエンコーダに比べて高精度で検出することが可能になる。そのため、低分解能型のロータリーエンコーダを使用することができ、従来とは異なり高度なエンコード処理が不要になることから、高分解能化及び低コスト化の双方を図ることが可能になる。特に、ステッピングモータを高分解能駆動するに当たり、その角度分割の均等性を保つようにすると、上記効果を一層大きくすることが可能になる。
ステッピングモータを双方向に回転させる場合の同装置については、ロータリーエンコーダのエンコーダ信号を回転方向信号が示す方向にカウントするエンコーダカウンタと、ステッピングモータを動作させるための入力パルス信号を回転方向信号が示す方向にカウントするとともに前記エンコーダ信号が示すタイミングでリセットする入力パルスカウンタと、エンコーダカウンタのカウント値p及び前記入力パルスカウンタのカウント値qに基づいてステッピングモータの回転角α(α=p・m+q・n)を演算して出力する角度演算出力部とを備えた構成にすると良い。
この発明によると、エンコーダカウンタ及び入力パルスカウンタにおいて、ステッピングモータの回転方向に応じた正負方向にカウントされる点のみが上記装置と異なるだけで、上記装置と全く同様の作用効果を有する。
ステッピングモータの回転の異常又は同モータの緊急停止指令を示すエラー信号を利用する場合の同装置については、次のような入力パルスカウンタを用いると良い。即ち、入力パルス信号を上記の通りにカウントすることに加えて、エラー信号がアクティブになったタイミングで入力パルス信号のカウントを停止し、カウント値をエラー信号が非アクティブに戻るまで保持し、その後、カウント値からカウントを再開する機能を有した構成にする。
この下位概念の発明によると、エラー信号がアクティブになると、入力パルスカウンタのカウントが停止することから、ステッピングモータの回転が停止している状態で入力パルス信号が入力されても、そのカウント値が変化せず保持される。その後、エラー信号が非アクティブになると、保持されたカウント値からカウントが再開される。
よって、ステッピングモータの脱調やオーバヒート等により又は機械駆動系の緊急停止等により、同モータがモータ制御とは無関係に停止した場合でもっても、同モータの回転角の検出に誤差が生じることがなく、この点で高性能化を図ることが可能になる。
本発明の実施の形態に係るステッピングモータの回転角検出装置のブロック図である。 同装置の通常時の動作を説明するための主要信号のタイミングチャートである。 同装置の異常発生時の動作を説明するための主要信号のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係るステッピングモータの回転角検出装置(以後、単に回転角検出装置と称する。)を図1乃至図3を参照して説明する。
ここに例として挙げる回転角検出装置Aは、図1に示すようにステッピングモータBを用いたサーボモータの構成部品として使用されており、ステッピングモータBの回転角(基本ステップ角:n)を検出し、この検出結果をフィードバック値としてホストEに出力するようになっている。
まず、回転角検出装置Aの構成を詳しく説明する前に、ホストE、ドライバD、ステッピングモータB及びロータリーエンコーダCについて簡単に説明する。
ホストEについては、ステッピングモータBの駆動を負帰還制御する等の機能を有したサーボ制御装置であり、ステッピングモータBを制御するために入力パルス信号b及び回転方向信号cを生成するとともに、ステッピングモータBの回転の異常を示すエラー信号d1を生成している。なお、ホストEにはサーボモータの駆動系に設けられた異常検出用の各種センサや異常報知用のスイッチ等に生成されたステッピングモータBの緊急停止指令であるエラー信号d2が入力されている。
入力パルス信号bはステッピングモータBの回転駆動に関する指令パルス信号であり、本実施形態では、ステッピングモータBに固有の基本ステップ角NをM分割した微小角度(基本ステップ角:n=N/M)単位でステッピングモータBを高分解駆動させるための1/M分割の高分解能パルスとなっている。即ち、ホストEはステッピングモータBの角度分割の均等性が保たれるようにステッピングモータBを高分解能駆動させている。例えば、ステッピングモータBが2相ステッピングモータである場合、基本ステップ角Nがフルステップで1.8°となる。そして分割数Mを1000とすると、ステッピングモータBを高分解能駆動させる際の基本ステップ角nは0.0018°となる。
回転方向信号cはステッピングモータBの回転方向に関する指令デジタル信号である。エラー信号d1はホストEがステッピングモータB等の脱調、脱調兆候又はオーバヒート等の異常を検出した場合にその検出結果を回転角検出装置Aに知らせる信号である。
ドライバDについては、入力パルス信号b及び回転方向信号cを入力としてステッピングモータBを回転させるためのモータドライブ励磁信号gを生成する周知のステッピングモータ駆動装置であり、入力パルス信号bを分周する分周器40と、分周された信号を回転方向信号cが示す相回転方向に相分配する相分配回路50と、相分配された信号を各々電流増幅してモータドライブ励磁信号gを生成するモータドライブ回路60とを有している。
ステッピングモータBについては、本実施形態では2相ステッピングモータを用いており、同モータのシャフトの片側にロータリーエンコーダCが連結されている。
ロータリーエンコーダCについては、ステッピングモータBの回転の機械的変位量を電気信号に変換する回転角センサであり、ステッピングモータBに連結されたディスクc1と、ディスクc1の面上に等間隔に周方向に沿って形成されたスリットc2と、ディスクc1に対向配置された発光素子c3と、発光素子c3から出力された光をスリットc2を介して受光してエンコーダ信号aを生成する受光素子c4とを有している。
本実施形態ではスリットc2の数をステッピングモータBの相数の整数倍の値としている。ホストEにおける制御上のモータ角度変位の処理を専ら容易にするためである。例えば、スリットc2の数を200とすると、ステッピングモータBが1回転したとき200個のパルス列がエンコーダ信号aとして出力されることから、ロータリーエンコーダCの角度分解能mは360°/200=1.8°となる。
次に回転角検出装置Aの構成を説明する。回転角検出装置Aについては、ステッピングモータBの回転角をロータリーエンコーダCに比べて高精度で検出する装置であって、ロータリーエンコーダCのエンコーダ信号aを回転方向信号cが示す方向にカウントするエンコーダカウンタ10と、ステッピングモータBを動作させるための入力パルス信号bを回転方向信号cが示す方向にカウントするとともにエンコーダ信号aが示すタイミングでリセットする入力パルスカウンタ20と、エンコーダカウンタ10のカウント値p及び入力パルスカウンタ20のカウント値qに基づいてステッピングモータBの回転角α(α=p・m+q・n)を演算して位置情報信号fとして出力する角度演算出力部30とを備えている。
エンコーダカウンタ10については、エンコーダ信号a及び回転方向信号cを入力とした正負カウンタであり、そのカウンタ値pを角度演算出力部30に出力するとともに、エンコーダ信号aに関連してクリア信号eを生成して入力パルスカウンタ20に出力している。
本実施形態では、回転方向信号cがHレベルを示すときは(ステッピングモータBの正転指令を意味する)、エンコーダ信号aのパルスが入力される度にカウントアップする一方、回転方向信号cがLレベルを示すときは(ステッピングモータBの逆転指令を意味する)、エンコーダ信号aのパルスが入力される度にカウントダウンする。また、クリア信号eについては、エンコーダ信号aの立ち上がったことを示す信号となっている。
入力パルスカウンタ20については、入力パルス信号b、回転方向信号c及びクリア信号eを入力としたM進の正負カウンタであり、そのカウンタ値qを角度演算出力部30に出力するとともに、クリア信号aがアクティブになったタイミングでリセットするようになっている。また、入力パルス信号b、回転方向信号c及びクリア信号eに加えて、エラー信号d1及びエラー信号d2が入力されており、同信号に従ってカウンタ値qが保持されるようになっている。
本実施形態では、エラー信号d1、エラー信号d2が何れもLレベル(異常なしを示している)である状態では、回転方向信号cがHレベルを示すときは入力パルス信号bのパルスが入力される度にカウントアップする一方、回転方向信号cがLレベルを示すときは入力パルス信号bのパルスが入力される度にカウントダウンするようになっている。また、エラー信号d1、エラー信号d2の少なくとも一方がHレベル(異常ありを示している)である状態では、同信号が立ち上がったタイミングでカウント値qを保持し、たとえ入力パルス信号bのパルスが入力されてもカウント値qが変化しないようになっている。
なお、エンコーダカウンタ10のカウント値pと入力パルスカウンタ20のカウント値qとの相関を合わせるために、ステッピングモータBの回転角度が基準位置に一致した状態でエンコーダカウンタ10及びクロックカウンタ20を0クリアしている。
角度演算出力部30については、エンコーダカウンタ10のカウント値p及び入力パルスカウンタ20のカウント値qを入力としてステッピングモータBの回転角α(α=p・m+q・n)を演算する乗算加算器であり、その演算結果を位置情報信号fとしてホストEに常時出力するようになっている。例えば、上記例のとおりに基本ステップ角nが0.0018°、角度分解能mが1.8°であるとし、エンコーダカウンタ10のカウント値pが10、入力パルスカウンタ20のカウント値qが10000であるとすると、ステッピングモータBの回転角αは10×1.8+10000×0.0018=32.0000°となる。
上記のように構成された回転角検出装置Aの動作について図2及び図3を参照して説明する。但し、図2及び図3は、説明の都合上、スリット間パルス数MC(MC=rp/sl, rp:ステッピングモータMの1回転に要する入力パルス信号bのパルス数, sl: ロータリーエンコーダCに形成されたスリットc2の数)が10として描かれている。
まず、ホストEから出力された入力パルス信号b及び回転方向信号cに従ってステッピングモータBが駆動して正転すると、図2に示すようにエンコーダカウンタ10及び入力パルスカウンタ20がカウントアップする。例えば、時間t1では、エンコーダカウンタ10のカウント値pが(r)、入力パルスカウンタ20のカウント値qが5であることから、ステッピングモータBの回転角αが(r)・m+5・nの演算値となり、この演算値が位置情報信号fとしてホストEに転送される。
その後、入力パルス信号bのパルス入力が中止されると、ステッピングモータBが停止する。これに伴って、エンコーダカウンタ10及び入力パルスカウンタ20のカウントアップが停止して、各カウント値が保持される。例えば、時間t2ではエンコーダカウンタ10のカウント値pが(r+1)、入力パルスカウンタ20のカウント値qが7であることから、ステッピングモータBの回転角αは(r+1)・m+7・nの演算値となる。
時間t3にて、ホストEから出力された入力パルス信号b及び回転方向信号cに従ってステッピングモータBが駆動して逆転すると、エンコーダカウンタ10及び入力パルスカウンタ20がカウントダウンする。例えば、時間t4では、エンコーダカウンタ10のカウント値pが(r)、入力パルスカウンタ20のカウント値qが8(入力パルスカウンタ20のリセット時に回転方向信号cが逆転を示しているので、カウンタ値qが負となり、図中2の補数で表示していることから−2に等しい)であることから、ステッピングモータBの回転角αは(r)・m−2・nの演算値となる。
また、ステッピングモータBが正転している状態で、図3に示すように時間t5にてエラー信号d1又はd2がアクティブ(Hレベル)になると、入力パルスカウンタ20のカウントアップが入力パルス信号bに関係なく停止し、そのカウント値qが保持される。エラー信号d1又はd2がアクティブになった時点でホストEによりステッピングモータBが停止されることから、エンコーダカウンタ10のカウント値pが依然として保持される。例えば、時間t6では、エンコーダカウンタ10のカウント値pが(r)、入力パルスカウンタ20のカウント値qが6であることから、ステッピングモータBの回転角αは(r)・m+6・nの演算値となる。
時間t7にてエラー信号d1又はd2が非アクティブ(Lレベル)になると、エンコーダカウンタ10及び入力パルスカウンタ20のカウントアップが再開され、その後は上記と全く同様の動作となる。
このように回転角検出装置Aによると、ステッピングモータBの回転角αをロータリーエンコーダCに比べて高精度で検出することができることから、ロータリーエンコーダCとして低分解能型のものを使用することができる。同装置の構成が非常にシンプルであるだけでなく、従来とは異なりホストEにおいて高度なエンコード処理が不要であることから、高分解能化及び低コスト化の双方を図ることが可能になる。特に、ステッピングモータBを高分解能駆動するに当たりその角度分割の均等性を保つようにされているので、ステッピングモータBの回転角αの検出精度が非常に高いというメリットがある。しかもステッピングモータAの脱調等の異常に伴ってステッピングモータBが停止し、その後に同モータの駆動を正常に復帰させる際、特別な設定を行うことなく、ステッピングモータBの回転角αの検出を引き続き再開できることからこの面でも高性能化を図ることが可能である。
なお、本発明に係るステッピングモータの回転角検出装置については、サーボモータだけの適用に止まらず、ステッピングモータの回転角を検出することが必要とされる装置等にも同様に適用可能である。ステッピングモータやロータリーエンコーダの種類等が上記実施形態に限定されることがないのは当然であり、同装置をロータリーエンコーダ、ホスト又はドライバと別体にするのではなく、その構成部の全部又はその一部をロータリーエンコーダ、ホスト又はドライバ等に組み込んで利用する形態であっても良い。また、ステッピングモータの回転が一方向である形態であっても回転方向信号を使用しないだけで上記と全く同様に同モータの回転角を検出可能である。
エンコーダカウンタについては、ロータリーエンコーダのエンコーダ信号をカウントしてステッピングモータの回転角を低精度で検出することが可能である限り、その構成が問われない。ロータリーエンコーダが多相出力型であれば、位相の異なるエンコーダ信号での位相差を検出して回転方向信号を作成してこれを利用しても良い。
入力パルスカウンタについては、ステッピングモータを動作させるための入力パルス信号をカウントするとともにエンコーダ信号が示すタイミングでリセットする機能を有する限り、その構成が問われない。
角度演算出力部については、エンコーダカウンタのカウント値p及び入力パルスカウンタのカウント値qに基づいてステッピングモータの回転角α(α=p・m+q・n)を演算して出力する機能を有する限り、その構成が問われない。
A 回転角検出装置
10 エンコーダカウンタ
20 入力パルスカウンタ
30 角度演算出力部
B ステッピングモータ
C ロータリーエンコーダ
D ドライバ
E ホスト

Claims (3)

  1. ステッピングモータの回転角(最小ステップ角:n)を同モータに連結されたロータリーエンコーダ(角度分解能:m)に比べて高精度で検出する装置であって、前記ロータリーエンコーダのエンコーダ信号をカウントするエンコーダカウンタと、前記ステッピングモータを動作させるための入力パルス信号をカウントするとともに前記エンコーダ信号が示すタイミングでリセットする入力パルスカウンタと、前記エンコーダカウンタのカウント値p及び前記入力パルスカウンタのカウント値qに基づいて前記ステッピングモータの回転角α(α=p・m+q・n)を演算して出力する角度演算出力部とを備したことを特徴とするステッピングモータの回転角検出装置。
  2. ステッピングモータの回転角(最小ステップ角:n)を同モータに連結されたロータリーエンコーダ(角度分解能:m)に比べて高精度で検出する装置であって、前記ロータリーエンコーダのエンコーダ信号を回転方向信号が示す方向にカウントするエンコーダカウンタと、前記ステッピングモータを動作させるための入力パルス信号を前記回転方向信号が示す方向にカウントするとともに前記エンコーダ信号が示すタイミングでリセットする入力パルスカウンタと、前記エンコーダカウンタのカウント値p及び前記入力パルスカウンタのカウント値qに基づいて前記ステッピングモータの回転角α(α=p・m+q・n)を演算して出力する角度演算出力部とを備したことを特徴とするステッピングモータの回転角検出装置。
  3. 請求項1又は2記載のステッピングモータの回転角検出装置において、前記入力パルスカウンタは、前記ステッピングモータの回転の異常又は同モータの緊急停止指令を示すエラー信号がアクティブになったタイミングで前記入力パルス信号のカウントを停止し、当該カウント値を当該エラー信号が非アクティブに戻るまで保持し、その後、当該カウント値からカウントを再開する機能を有したことを特徴とするステッピングモータの回転角検出装置。
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