JP4796760B2 - 軟質樹脂組成物 - Google Patents
軟質樹脂組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4796760B2 JP4796760B2 JP2004267067A JP2004267067A JP4796760B2 JP 4796760 B2 JP4796760 B2 JP 4796760B2 JP 2004267067 A JP2004267067 A JP 2004267067A JP 2004267067 A JP2004267067 A JP 2004267067A JP 4796760 B2 JP4796760 B2 JP 4796760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- polymer
- component
- styrene
- soft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(A)スチレン系重合体:
(A−1)耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−1):
ゴム状重合体であるローシスポリブタジエンゴム(SV値:0.17Pa・s、1,4−シス結合含量:35質量%)7.2質量%をスチレン92.8質量%に溶解した原料混合液100質量部に対して、エチルベンゼン5質量部、ターシャリードデシルメルカプタン(TDM)200質量ppmを添加して溶解し、原料液を調製した。
この原料液を、14L/hrの供給速度で、内容積20Lの完全混合型反応器(50回転/分)である第1の反応器に連続的に供給し、135℃で重合した。その後、引き続き、内容積30Lの攪拌機付きプラグフロー型反応器である第2、第3の反応器に重合液を連続的に装入し、重合した。第2の反応器出口の重合温度、第3の反応器出口の重合温度は、それぞれ、140℃、150℃となるように調節した。次いで、内容積30Lのプラグフロー型反応器である第4の反応器に重合液を連続的に装入し、出口重合温度が160℃となるように調節して、スチレンの重合転化率80質量%になるまで重合を進行させた。この重合液を240℃、0.5kPaの減圧下で揮発性成分を除去した後に、樹脂100質量部に対して流動パラフィン(40℃での粘度=7×10-5m2/s)2.0質量部を添加し、これをペレット化した。
このようにして分散粒子成分量が29質量%、分散粒子成分の平均粒径が8μmである耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−1)を得た。
(A−2)耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−2):
ゴム状重合体であるローシスポリブタジエンゴム(SV値:0.17Pa・s、1,4−シス結合含量:35質量%)5.2質量%をスチレン94.8質量%に溶解した原料混合液100質量部に対して、エチルベンゼン5質量部を添加して溶解し、原料液を調製した。
この原料液を、14L/hrの供給速度で、内容積20Lの完全混合型反応器(120回転/分)である第1の反応器に連続的に供給し、135℃で重合した。その後は前記HIPS−1の場合と同様にして重合を進行させ、得られた重合液をペレット化した。
このようにして分散粒子成分量が18質量%、分散粒子成分の平均粒径が3μmである耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−2)を得た。
(A−3)汎用ポリスチレン(GPPS):
日本ポリスチレン(株)製、商品名:日本ポリスチG797N(比重=1.05、MFR(温度200℃、49N荷重)=1.3g/10分)を用いた。
(B)軟質オレフィン系樹脂:
(B−1)軟質オレフィン系樹脂(SOP−1):
住友化学工業(株)製、商品名:住友タフセレンT3712(比重=0.86、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=3g/10分、非晶性オレフィン系重合体/結晶性オレフィン系重合体質量比85/15)を用いた。
(B−2)軟質オレフィン系樹脂(SOP−2):
住友化学工業(株)製、商品名:住友タフセレンT1712(比重=0.86、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=0.6g/10分、非晶性オレフィン系重合体/結晶性オレフィン系重合体質量比85/15)を用いた。
(B−3)軟質オレフィン系樹脂(SOP−3):
大日精化工業(株)製、商品名:ペリコンCAP350(比重=0.88、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=11.7g/10分、非晶性オレフィン系重合体/結晶性オレフィン系重合体質量比50/50、非晶性オレフィン系重合体中のプロピレン/1−ブテン質量比65/35)を用いた。
(B−4)エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA):
住友化学工業(株)製、商品名:住友アクリフトWM403(比重=0.95、MFR(温度190℃、21.2N荷重)=15g/10分、MMA含量=38質量%)を用いた。
(B−5)ランダムポリプロピレン(PP−1):
グランドポリマー(株)製、商品名:グランドポリプロS235WC(比重=0.89、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=11g/10分)を用いた。
(B−6)ホモポリプロピレン(PP−2):
住友化学工業(株)製、商品名:住友ノーブレンFS7011(比重=0.91、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=7.5g/10分)を用いた。
(B−7)ホモポリプロピレン(PP−3):
住友化学工業(株)製、商品名:住友ノーブレンFS2011C(比重=0.90、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=2.5g/10分)を用いた。
(B−8)ランダムポリプロピレン(PP−4):
住友化学工業(株)製、商品名:住友ノーブレンWF587G(比重=0.90、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=3g/10分)を用いた。
(B−9)ランダムポリプロピレン(PP−5):
住友化学工業(株)製、商品名:住友ノーブレンFL6632G(比重=0.90、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=6g/10分)を用いた。
(C)芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物:
(C−1)スチレン-エチレン-ブテン-スチレンブロック共重合体(SEBS−1):
JSR(株)製、商品名:ダイナロン9901P(MFR(温度230℃、21.2N荷重)=3g/10分、スチレン含量=53質量%、共役ジエンの水素添加物量=47質量%)を用いた。
(C−2)スチレン-エチレン-ブテン-スチレンブロック共重合体(SEBS−2):
旭化成ケミカルズ(株)製、商品名:タフテックH1043(比重=0.97、MFR(温度230℃、21.2N荷重)=2g/10分、スチレン含量67質量%、共役ジエンの水素添加物量=33質量%)を用いた。
(C−3)スチレン-ブタジエン-スチレンブロック共重合体(SBS):
JSR(株)製、商品名:TR2000(比重=0.96、MFR(温度190℃、21.2N荷重)=3g/10分、スチレン含量=40質量%、共役ジエン量=60質量%)を用いた。
(1)メルトフローレート(MFR):
JIS K7210に従い、温度200℃、荷重49Nの条件にて測定した。ただし比重換算は1.0として算出した。
(2)曲げ弾性率:
JIS K7203に従い、長さ127mm×幅12.7mm×厚み3.2mmの射出成形試験片を作製し、3点曲げ試験機を使用して、支点間距離50.8mm、曲げ速度20mm/分、温度23℃の条件下にて測定した。
(3)Izod衝撃強度:
JIS K7110に従い、長さ63mm×幅6.4mm×厚み12.7mmで、ノッチ部の深さが2.54mm、先端Rが0.25mmの成形ノッチを有する射出成形試験片を作製し、Izodインパクトテスターを使用して、温度23℃の条件下にて測定した。
(4)ロックウェル硬さ:
JIS K7202に従い、50mmφ×3mm厚みの射出成形試験片を作製し、ロックウェル硬度計(Lスケール圧子)を使用して、温度23℃の条件下にて測定した。
(5)デュロメータ硬さ:
JIS K7215に従い、50mmφ×3mm厚みの射出成形試験片を作製し、デュロメータ硬度計(タイプDデュロメータ圧子)を使用して、温度23℃の条件下にて測定した。
(6)シート引張弾性率:
Tダイシート成形にて0.5mm厚みのシートを作製し、そのシートから打抜き型を用いてJIS1号型ダンベル試験片を打抜き、引張試験機を使用して、標線間距離115mm、引張速度20mm/分、温度23℃の条件下にて測定した。
(7)落錘衝撃強度(全吸収エネルギー、破壊形態):
Tダイシート成形にて0.5mm厚みのシートを作製し、長さ100mm×幅100mmに切り出し、東洋精機製グラフィックインパクトテスターを使用して、錘重さ73.5N、落下高さ800mm、荷重アンプ2K Unit、サンプリングタイム5μ秒、入力感度10V、温度23℃の条件にて試験を行い、得られた変位−エネルギー波形から全吸収エネルギーを求めた。
また破壊状態を観察し、亀裂を生じずに錘による穴のみの破壊であったものを「延性」、錘による穴からシートMD方向に1筋の亀裂が走ったのみのものを「半延性」、錘による穴から放射状に亀裂が走り破片が発生したものを「脆性」とそれぞれ判定した。
(8)PS又はPPとの熱融着性:
本発明の軟質樹脂組成物又は耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−2)を40mmφシート成形機を用いて温度210℃の条件にて厚み0.5mmのシートを作製した。また、ランダムポリプロピレン(PP−4)を熱プレス成形機を用いて温度230℃、圧力4.9MPaの条件にて5分間圧縮成形を行ない、厚み0.5mmのシートを作製した。これらのシートを長さ40mm×幅20mmで切り出し、本発明の軟質樹脂組成物とHIPS−2の厚み0.5mmシート、また同様に本発明の軟質樹脂組成物とPP−4の厚み0.5mmシートを重ね合わせ、それを1mmのSUS板の上に乗せ、1mmのサンプル部に穴の空いたスペーサーを重ね、さらに1mmのSUS板を重ねた状態でセットし、温度230℃、圧力0.98MPaの条件にて2分間熱融着させ、その後急速に冷却し、積層サンプルを作製した。
これら積層サンプルの熱融着性評価については、手で剥離する官能試験を行い、以下の基準で判定した。
「◎」:非常に良好に融着している(剥離できない)。
「○」:良好に融着している(剥離は可能だが困難であり、剥離面が白化する)。
「△」:接着感は有るが融着していない(綺麗に剥離できる)。
「×」:接着感が無い(簡単に剥離できる)。
(9)PPとのヒートシール性:
本発明の軟質樹脂組成物を40mmφシート成形機を用いて上記と同様に厚み0.5mmのシートを作製した。また、ランダムポリプロピレン(PP−5)をTダイフィルム成形機を用いて温度250℃の条件にて厚み60μmのフィルムを作製した。これら作製した本発明の軟質樹脂組成物のシートとPP−5のフィルムを重ね合わせ、さらにPPフィルムとシールプレートとの融着を防ぐために厚み60μmのブロックポリプロピレンフィルムを挟み、安田精機製YSS式ヒートシーラーにてフィルム側シールプレート温度120℃、シート側シールプレート温度100℃、圧力0.51MPaの条件にて3秒間ヒートシールを行い、その後急速に冷却し、積層サンプルを作製した。
これら積層サンプルのヒートシール性評価については、手で剥離する官能試験を行い、以下の基準で判定した。
「◎」:非常に強く接着しており綺麗に剥離できる。
「○」:良好に接着しており綺麗に剥離できる。
「△」:接着感を有するが比較的簡単に剥離する。
「×」:殆ど接着しておらず簡単に剥離する。
「××」:全く接着していない。
スチレン系重合体(A)として耐衝撃性ポリスチレン(HIPS−1)を60質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてSOP−1を30質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−1を10質量%の割合で配合し、東芝機械(株)製TEM35B型二軸混練押出機を使用して、温度210℃、スクリュー回転数200rpm、フィーダー回転数25rpmの条件にて溶融混練し、押出されたストランドを水冷してペレタイザーに通し、ペレットを得た。得られたペレットのメルトフローレートは5.5g/10分であった。
このペレットを、日精樹脂工業(株)製PS80E5ASE型射出成形機を使用して、温度180℃、冷却温度50℃、冷却時間40秒の条件にて射出成形し、所定形状の試験片を作製した。この試験片を用いて、曲げ弾性率、Izod衝撃強度、ロックウェル硬さ、デュロメータ硬さを測定した。その結果を表1に示す。
また、HIPS−1を60質量%、SOP−1を30質量%、SEBS−1を10質量%の割合で配合し、シンコーマリナリー製VSV40−28型シート成形機(400mm幅Tダイ)を使用して、温度210℃、スクリュー回転数100rpm、Tダイリップ開度1.0mmの条件にて溶融膜を押出し、60℃に加温した縦型3本ロールにて賦形し、引取速度を調整して厚み0.5mmのシートを得た。このシートから試験片を切り出し、引張弾性率、落錘衝撃全吸収エネルギーを測定し、PSやPPとの熱融着性、PPとのヒートシール性の評価を行なった。その結果を表1に示す。
軟質オレフィン系樹脂(B)をSOP−3に変更した以外は実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)をHIPS−2に変更した以外は実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
軟質オレフィン系樹脂(B)をSOP−2に変更した以外は実施例3と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−2を60質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてSOP−1を15質量%及びPP−1を15質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−1を10質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)をSEBS−2に変更した以外は実施例1と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−1を30質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてSOP−1を60質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−2を10質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)をSEBS−2に変更した以外は実施例3と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
HIPS−1が100質量%のペレットを用いて実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−1を60質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSBSを40質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−1を60質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてEMMAを30質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−2を10質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−2を60質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてPP−2を30質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−1を10質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
軟質オレフィン系樹脂(B)をPP−3に変更した以外は比較例4と同様の方法にてペレット及びシートを作製し、同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)としてHIPS−1を80質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)としてSOP−1を15質量%、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)としてSEBS−2を5質量%の割合で配合し、実施例1と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)をGPPSに変更した以外は実施例6と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)について、HIPS−2を20質量%及びGPPSを40質量%に変更した以外は実施例6と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
スチレン系重合体(A)について、HIPS−2を40質量%及びGPPSを20質量%に変更した以外は実施例6と同様の方法にてペレットを作製し、射出成形物性について同様に評価した。その結果を表1に示す。
Claims (3)
- スチレン系重合体(A)40〜70質量%、軟質オレフィン系樹脂(B)20〜60質量%、並びに、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)5〜20質量%を含有してなり[成分(A)、成分(B)及び成分(C)の合計100質量%基準]、
軟質オレフィン系樹脂(B)のメルトフローレート(温度230℃、荷重21.2N)が0.5〜50g/10分であり、軟質オレフィン系樹脂(B)が、非晶性オレフィン系重合体(B1)30〜100質量%及び結晶性オレフィン系重合体(B2)0〜70質量%からなり[成分(B)100質量%基準]、非晶性オレフィン系重合体(B1)の示差走査熱量測定(DSC)における−100〜200℃での結晶融解ピーク熱量が10J/g以下であり、
スチレン系重合体(A)がゴム変性スチレン系重合体である場合は、該ゴム変性スチレン系重合体は分散粒子成分としてポリブタジエンゴムを含み、スチレン系重合体(A)中の分散粒子成分の量と、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物との合計量が18質量%以上であり[成分(A)と成分(C)の合計100質量%基準]、
スチレン系重合体(A)がゴム変性スチレン系重合体以外である場合は、スチレン系重合体(A)は分散粒子成分を含まず、芳香族ビニル−共役ジエンブロック共重合体及び/又はその水素添加物(C)中の共役ジエン重合体ブロック及び/又はその水素添加物の量が18質量%以上である[成分(C)100質量%基準]ことを特徴とする軟質樹脂組成物。 - スチレン系重合体(A)が、耐衝撃性ポリスチレンである請求項1項に記載の軟質樹脂組成物。
- 耐衝撃性ポリスチレン中の分散粒子成分の量が15〜40質量%であり[成分(A)100質量%基準]、その分散粒子成分の平均粒径が2〜8μmである請求項2項に記載の軟質樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004267067A JP4796760B2 (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 軟質樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004267067A JP4796760B2 (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 軟質樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006083223A JP2006083223A (ja) | 2006-03-30 |
JP4796760B2 true JP4796760B2 (ja) | 2011-10-19 |
Family
ID=36161998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004267067A Expired - Fee Related JP4796760B2 (ja) | 2004-09-14 | 2004-09-14 | 軟質樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4796760B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011230818A (ja) * | 2010-04-30 | 2011-11-17 | Toppan Printing Co Ltd | 密封容器 |
JP5722412B1 (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-20 | 出光ライオンコンポジット株式会社 | ポリプロピレン樹脂組成物、成形体および積層構造体 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5549262A (en) * | 1978-10-04 | 1980-04-09 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Compound material for heat seal |
JPH0657128A (ja) * | 1992-08-06 | 1994-03-01 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 低温の耐衝撃性に優れた樹脂組成物 |
JP3362209B2 (ja) * | 1994-06-03 | 2003-01-07 | 住友化学工業株式会社 | スチレン系樹脂組成物、シール層フィルム、シーラントフィルムおよび容器 |
JP2000178403A (ja) * | 1998-12-18 | 2000-06-27 | Denki Kagaku Kogyo Kk | ゴム変性芳香族ビニル樹脂組成物およびその製造方法 |
JP2000319484A (ja) * | 1999-05-06 | 2000-11-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性エラストマー組成物 |
AU6734000A (en) * | 1999-08-31 | 2001-03-26 | Denki Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Transparent heat-sealing film |
-
2004
- 2004-09-14 JP JP2004267067A patent/JP4796760B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006083223A (ja) | 2006-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW200303875A (en) | Modified hydrogenated copolymer | |
US6239218B1 (en) | Hydrogenated block copolymer and composition of the same | |
WO2000064972A1 (fr) | Composition de resine thermoplastique et objet moule par injection a partir de celle-ci | |
JP2006306453A (ja) | アルミレス蓋材 | |
JP4796760B2 (ja) | 軟質樹脂組成物 | |
JPH09324098A (ja) | エラストマー組成物およびこれにより改質された熱可塑性樹脂組成物 | |
JP2006307022A (ja) | 熱可塑性樹脂シート、フィルム | |
JP5763461B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP2006307025A (ja) | 合成紙 | |
JP5568327B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP2008189744A (ja) | 無機フィラー強化スチレン系樹脂組成物 | |
JP3339166B2 (ja) | 優れた接着性を有する熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP2006307024A (ja) | ひねり包装用フィルム | |
JP2006206673A (ja) | 射出成形体 | |
JP2007217685A (ja) | 耐熱性軟質樹脂組成物 | |
JP2008120966A (ja) | シール材 | |
JP4454940B2 (ja) | 粉体成形用樹脂組成物 | |
JP2001081276A (ja) | 樹脂組成物及び複合樹脂成形品 | |
JP7271196B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 | |
JP2010248532A (ja) | プロピレン系樹脂組成物 | |
JPH0598086A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
JP4425535B2 (ja) | 熱融着性に優れた熱可塑性エラストマー組成物を用いた複合成形体 | |
JPH0841259A (ja) | ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
JP3991389B2 (ja) | ポリプロピレン系樹脂組成物 | |
JP2001214025A (ja) | 複合成形体およびその製法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070906 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20091105 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20091105 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091209 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100728 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100924 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20100924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101215 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110713 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |