JP4791950B2 - エンジン駆動型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジン駆動型作業機に関する。
エンジン駆動型作業機として、例えば工事現場等において各種の負荷装置に電力を供給するエンジン駆動型発電機がある。このようなエンジン駆動型発電機は、エンジンと、エンジンによって駆動される発電機本体と、そのほか補機類を防音ケース(通常、吸音材を含む)の内部に収納することにより、エンジン等の騒音が外部に漏れるのを防止するように構成されている。
このような、エンジン駆動型発電機に代表されるエンジン駆動型作業機において、エンジンの燃料あるいは潤滑油等の油類や、冷却水(クーラント)などの漏洩物が防音ケース内部で漏洩、飛散すると、防音ケース内部が汚染されるとともに、防音ケース外部にも漏出する事態が考えられる。さらに、雨水が防音ケース内に流入して、防音ケース内の油類とともに防音ケース外部に漏出することも考えられる。このような事態になると、エンジン駆動型作業機の設置場所が汚染され、さらには付近の土壌・河川等、外部環境に悪影響を及ぼす。したがって、防音ケースからの漏出物を適切に処理して、外部環境への悪影響を防止することが課題となっている。
このような課題に対応するため、従来、エンジン駆動型作業機の下部に燃料タンクを挿設した搬送用架台を設け、底面部を遮断することによって漏洩物の漏出を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3300923号公報(段落0022〜段落0024)
しかしながら、従来開示されている技術によると、エンジン駆動型作業機の下部に、大型の搬送用架台が別途必要になることから、構造が複雑化するとともに、大型化が避けられないという問題がある。
そこで本発明は、複雑な構造を有することなく、漏洩物の流出を防止できるエンジン駆動型作業機を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、エンジンと、前記エンジンによって駆動される作業機本体と、枠部で形成される外枠、前記エンジンを固定する台座、及び前記作業機本体を固定する台座を有するベースと、を備え、前記ベースに、前記エンジンを固定する台座及び前記作業機本体を固定する台座の下方で床板が固定されるエンジン駆動型作業機であって、前記床板は、前記枠部の高さより薄い板状の部材であって、前記枠部の一側から、対向する枠部に向かって、下方に傾斜するように設けられるとともに、前記床板の最低部もしくはその近傍に排出口を設け、前記最低部が前記床板の端縁部にあるときには、前記端縁を上方に折り曲げ、前記ベースは、オイル吸着材を備え、前記オイル吸着材は、前記排出口の入口または出口に配置されることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によると、エンジン及び作業機本体から漏洩する油等は、床板に落下して、床板の傾斜部に沿って最低部に流れ、排出口から落下するという効果を奏する。また、請求項1にかかる発明によると、エンジン及び作業機本体から漏洩する油等が、排出口に入る前もしくは排出口から出るときに、オイル吸着材に回収されるという効果を奏する。
また、請求項2にかかる発明は、前記床板の表面に、撥油及び/または撥水処理を施したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明によると、床板の表面はエンジン及び作業機本体から漏洩する油等が、流れやすくなるという効果、及び床板の表面が錆びることを防止する効果(防錆効果)を奏する。
また、請求項にかかる発明は、前記ベースは、前記オイル吸着材が前記ベースに備わった状態で視認されるための視認手段を有することを特徴とする。
請求項にかかる発明によると、オイル吸着材がベースに備わった状態のまま、オイル吸着材を視認できるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明は、前記オイル吸着材は、ブラケット部材に保持され、前記ブラケット部材は、前記ベースの前記枠部に着脱可能に保持されることを特徴とする。
請求項にかかる発明によると、ブラケット部材をベースに着脱することで、オイル吸着材も容易にベースに着脱することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明は、前記オイル吸着材は、板状の形状を有するオイル吸着マットを、上下に2枚以上積み重ねて形成され、最も上部に位置する1枚を含む少なくとも1枚の前記オイル吸着マットには、上面から下面に貫通する貫通穴が設けられ、上下で接する前記オイル吸着マットの両方に異なる開口の前記貫通穴が設けられるときには、前記貫通穴の開口部は少なくともその一部がオーバーラップしていることを特徴とする。
請求項にかかる発明によると、エンジン及び作業機本体から漏洩する油等を、オイル吸着材を形成するオイル吸着マットの貫通孔に溜めるとともに、漏洩する油等を重なり部分に浸透させることができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明は、前記オイル吸着材は、板状の形状を有するオイル吸着マットと、複数の、チップ状の塊であるオイル吸着チップと、を有して形成され、前記オイル吸着チップは、網状体で構成される容器に収容されるとともに、前記オイル吸着マットの平面部に備わることを特徴とする。
請求項にかかる発明によると、エンジン及び作業機本体から漏洩する油等を、複数のオイル吸着チップの間隙に浸透させることができるという効果を奏する。
本発明によれば、複雑な構造を有することなく、漏洩物の流出を防止できるエンジン駆動型作業機を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜、図を用いて詳細に説明する。本発明が適用されるエンジン駆動型作業機は限定されるものではないが、実施形態としてエンジン駆動型発電機(以下、単に発電機と称する)を例にして説明する。
図1は、本実施形態にかかる発電機の構成を示す図である。ここで、図1は図示しない防音カバーを外した状態を示す。図1に示すように、本実施形態にかかる発電機1は、ベース2に、エンジン1aと発電機本体(作業機本体)1cとが固定される。そして、エンジン1aの回転を出力する出力軸1dと発電機本体1cとが接続されて、エンジン1aの回転によって発電機本体1cが駆動され発電される構成となっている。
また、燃料タンク1bがエンジン1aに接続され、例えば軽油などの燃料をエンジン1aに供給する。その他、図示はしないが、エンジン1aや発電機本体1cの駆動を制御する装置、エンジン1aへの燃料供給を管理するための装置(以下、まとめて補機類と称する)などを備えて、発電機1は構成される。
図2は、ベースを示す斜視図である。ベース2は、例えば、板金部材からなる4つの枠部21を、平面形状が略方形状になるように起立して配置し、それぞれの枠部21の端部を溶接などの方法で固定して形成された外枠20を有する。このとき、平面形状を形成する外枠20の端縁の一方を上端、他方を下端とする。そして、ベース2は、例えば地面などの設置面に、下端が設置面側になるように設置される。したがって、設置面に対して、上端は上側になり下端は下側になる。また、上端と下端の距離が、外枠20の高さになる。
また、以下の説明において、発電機1(図1参照)は、エンジン1aが右側に、発電機本体1cが左側にくるように見る側を正面Fとし、正面Fに相対する側を背面Bとする。さらに、正面からみて、右側を右面R、左側を左面Lとする。また、右面Rと左面Lとをまとめて、両側面と称する場合もある。
そして、両側面の間の長さを幅、正面Fから背面Bに向かった長さを奥行きと称する。
外枠20には、両側面の中心から右に、両側面の枠部21に平行になるように、例えば断面がコの字状の棒材が、開口部を下に向けて、正面Fの枠部21から背面Bの枠部21に横架して固定され、エンジン固定台座22が形成される。エンジン1a(図1参照)は、エンジン固定台座22に、例えば、防振ゴムを介してボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定される。
さらに、外枠20には、両側面の中心から左に、両側面の枠部21に平行になるように、例えば断面がコの字状の棒材が、開口部を下に向けて、正面Fの枠部21から背面Bの枠部21に横架して固定され、発電機本体固定台座23が形成される。発電機本体1c(図1参照)は、発電機本体固定台座23に、例えば、防振ゴムを介してボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定される。
そして、エンジン固定台座22、及び発電機本体固定台座23の下方には、床板24が固定されている。
図3の(a)は、床板の構造を示す図である。図3の(a)に示すように、床板24は、外枠20の平面形状と略同形状の方形状の板金部材からなり、中央において一定の幅を持った底部面24bと、その両側を曲げ起こして形成される2つの傾斜面24a、24aを含んで構成される。底部面24bは、一定の幅を有する平面である。また、傾斜面24a、24aは、底部面24bの両側に、底部面24bに対して緩やかな傾斜を有して曲げ起こされた平面である。傾斜面24aの傾斜角は、特に限定するものではないが、傾斜を急にすると、発電機1(図1参照)全体の高さが高くなってしまう。そこで、本実施形態においては、傾斜面24aを、後記する漏洩物が滞りなく流れ、かつ発電機1の高さを抑えられる傾斜として、傾斜面24aの底部面24b側と傾斜面24aの最も高い部分の水平距離が650mmに対して、高低差が13mmとなるように構成した。ここで、床板24は、傾斜面が曲げ起こされる側の面を上側の面、反対側の面を下側の面とする。
それぞれの傾斜面24aは、底部面24bから最も高くなる部分から、底部面24bに向かう辺の、同じ側の少なくとも一方が略垂直に曲げ起こされて、2つの傾斜面壁24d、24dが形成される。さらに、底部面24bの、2つの傾斜面壁24d、24dの間の1辺は、略垂直に曲げ起こされて、底部面壁24eが形成される。そして、傾斜面壁24d及び底部面壁24eは、請求項に記載の端縁に相当する。
ここで、傾斜面壁24dおよび底部面壁24eが形成される側を、床板正面F2、床板正面F2に相対する側を床板背面B2とする。さらに、床板正面F2からみて、右側を床板右面R2、左側を床板左面L2とする。そして、床板右面R2と床板左面L2の間の長さを床板幅、床板正面F2から床板背面B2に向かった長さを床板奥行きと称する。
図3において、床板24は片側1箇所を曲げ起こして、傾斜面24aを形成したが、この構造は限定されるものではなく、例えば、傾斜面24aをさらに曲げ起こして、複数の斜面からなる傾斜面24aを形成してもよい。さらに、床板背面B2側が持ち上がるように曲げ起こして、床板背面B2側から床板正面F2側に傾斜する傾斜面を有する構造であってもよい。
また、底部面24bには、1つの排出口24cが開口している。図3の(a)において、排出口24cは円形で示されるが、排出口24cの形状は限定されるものではなく、半円形、矩形等、その他の形状であってもよい。そして、底部面24bの下側の面で、排出口24cの下側に相当する位置には、後記する油分排出機構3の受皿30(図5の(a)参照)を着脱可能に保持する受皿ガイド24fが備わる。図3の(b)は、床板を下側の面から見たときの受皿ガイドを示す図である。
図3の(b)に示すように、受皿ガイド24fは、底部面24bの下側の面で、排出口24cが開口している位置に備わる。受皿ガイド24fは、底部面壁24eと直交する方向に立設される2つの縦ガイド24f1、24f1と、2つの縦ガイド24f1、24f1の間に横架される底ガイド24f2を含んで構成される。そして、底部面壁24e側が開口していて、開口部24f3を有する。
ここで、後記するように、底部面24bは、床板背面B2から床板正面F2に向かって、外枠20の上端の側から下端の側へ向かう緩やかな傾斜になるように、外枠20(図4参照)に固定される。そこで、縦ガイド24f1の高さが、床板正面F2側から緩やかに高くなる構造であって、底ガイド24f2が、底部面24bに対して緩やかに傾斜する構成であってもよい。このように構成して、底ガイド24f2の底部面24bに対する傾斜角と、後記する、底部面24bの外枠20の上端の側から下端の側へ向かう傾斜角とを一致させることによって、床板24を外枠20に固定したときに、底ガイド24f2を水平にすることができる。前記のような受皿ガイド24fは、例えば、略コの字状に折り曲げられた板金部材を、開口側を底部面24b側に向けて、溶接などの方法で床板24に固定することによって形成される。
図4は、床板を外枠に嵌めこむ態様を示す模式図である。図4に示すように、床板24は、床板正面F2が、外枠20の正面Fの側になるとともに、下側の面が下端の側になるように外枠20に嵌めこまれる。そして、傾斜面壁24dおよび底部面壁24eがベース2の正面F側の枠部21の内側に接し、床板背面B2が、外枠20の背面Bの枠部21の内側に接し、床板右面R2と床板左面L2が、外枠20の右面Rおよび左面Lの枠部21の内側に接することが好ましい。
さらに、床板24は、床板背面B2が床板正面F2より外枠20の上端に側に近くなるように外枠20に載置されて固定され、底部面24bおよび2つの傾斜面24a、24aが床板背面B2から床板正面F2に向かって、外枠20の高さ方向に対して緩やかに傾斜する構成とする。ここで、傾斜角は限定するものではないが、傾斜を急にすると、発電機1(図1参照)全体の高さが高くなってしまう。そこで、本実施形態においては、底部面24bおよび2つの傾斜面24a、24aを、後記する漏洩物が滞りなく流れ、かつ発電機1の高さを抑えられる傾斜として、本実施形態においては、床板正面F2と床板背面B2の水平距離が600mmに対して、高低差が5mmとなるように構成した。そして、本実施形態においては、床板24の傾斜面24aとともに、底部面24bも外枠20の高さ方向に対して傾斜しており、これは請求項に記載の傾斜部に相当する。また、本実施形態においては、底部面24bの床板正面F2側の端縁部が、外枠20の高さに対する最低部(外枠20の最も下端の側)となる。そのため、前記したように底部面24bの床板正面F2側の端縁を上方に折り曲げ、底部面壁24eを形成するものである。そして本実施形態において、排出口24cは、最低部の近傍に位置するように、底部面壁24eの側に設けられる。
前記のように構成するため、床板24の床板奥行きは、外枠20の正面Fの枠部21の内側から背面Bの枠部21の内側までの長さと略等しく、床板24の床板幅は、外枠20の両側面の枠部21の内側の長さに略等しいものとする。ここで、床板24を外枠20の枠部21に固定する方法は限定されるものではないが、例えば溶接などが考えられる。
外枠20の正面F側には、油分排出機構が備わる。図5の(a)は、油分排出機構を示す図である。図5の(a)に示すように、油分排出機構3は、外枠20の正面F側の枠部21に開口する、方形状の油分排出口21aと、油分排出口21aに挿入される受皿30とを含んで構成される。そして、油分排出口21aは、床板24を固定したときに、図3の(b)に示す、受皿ガイド24fの開口部24f3が位置するのと同等の位置に開口される。そして、油分排出口21aは、受皿ガイド24fの開口部24f3の高さおよび幅以上の、高さおよび幅を有する形状とすることが好ましい。さらに、油分排出口21aの下側は、外枠20に床板24が嵌め込まれたときの受皿ガイド24fの底ガイド24f2(図3の(b)参照)と同等の高さであることが好ましい。
図5の(b)は受皿を示す図である。受皿30は、請求項に記載のブラケット部材に相当する部材であって、本実施形態においては、受皿底部33の3つの方向に受皿枠31が立設され、一方に正面蓋32が立設された、上側に開口している箱型の形状を有する。そして、受皿30の幅は、図3の(b)に示す、受皿ガイド24fの開口部24f3の幅と略同等とする。受皿30は、例えば略方形状の板金部材の3つの辺を同等の高さに、受皿ガイド24fの開口部24f3(図3の(b)参照)の高さより低く曲げ起こして、3つの受皿枠31を形成する。そして、受皿枠31を形成しない辺に、正面蓋32を固定して形成することができる。
正面蓋32は、油分排出口21a(図5の(a)参照)の高さおよび幅以上の、高さおよび幅を有する形状であることが好ましい。正面蓋32がこのような形状を有することによって、受皿30を油分排出口21aに挿入したときに、正面蓋32が油分排出口21aの周囲に当接して、受皿30が油分排出口21aに完全に入り込むことがなくなる。正面蓋32は、受皿30を形成する板金板材を曲げ起こして構成してもよいし、別の板材を、例えば溶接などの方法で固定して構成してもよい。
そして、正面蓋32には、受皿底部33と同等の高さに、少なくとも1つの水分排出口32aが開口していることを特徴とする。本実施形態においては、図5の(b)に示すように、3つの水分排出口32a、32a、32aを有する。
図5の(c)は、受皿にオイル吸着材が装填される態様を示す図である。図5の(c)に示すように、受皿30には、オイル吸着材34が装填(保持)されている。オイル吸着材34は特に限定するものではない。また、オイル吸着材34は、受皿30に、着脱自在に装填される構造であることが好ましい。このように、オイル吸着材34は、受皿30に着脱自在に装填されることで、例えばオイル吸着材34が汚れた場合に、オイル吸着材34のみを交換することができる。
また、受皿30の正面蓋32には少なくとも1つの水分排出口32aが開口しているので、受皿30に装填されているオイル吸着材34は、水分排出口32aを介して、容易に視認される。すなわち、受皿30が外枠20(図5の(a)参照)に挿入された状態にあっても、外枠20の外周からオイル吸着材34を視認することができ、例えばオイル吸着材34の汚れ具合を確認することができる。このことは、外枠20を使用して構成されるベース2(図2参照)にオイル吸着材34が備わった状態で、オイル吸着材34が、水分排出口32aを介して視認されることを示している。したがって、水分排出口32aは、請求項に記載の視認手段に相当する。
図6の(a)は、図5の(a)におけるA−A断面図である。なお、図6の(a)は受皿30が外枠20に挿入されている態様を示す。図6の(a)に示すように、受皿30は、外枠20の枠部21に開口する油分排出口21aを介して、床板24に備わる受皿ガイド24fに挿入される。このように構成することによって、受皿30は必要に応じて、図6の(a)に二点鎖線で示すように、外枠20から引き出すことができ、着脱自在に外枠20に保持されることになる。そして、受皿30を受皿ガイド24fに挿入したときには、床板24に開口する排出口24cの鉛直下に受皿30が載置される。
ここで、本実施形態においては、後記するように、エンジン1a及び発電機本体1c(図1参照)から漏洩する油等は、底部面24bの上側の面から排出口24cを通って落下するため、排出口24cの上側の面が入口となり、下側の面が出口となる。したがって、受皿30は排出口24cの出口に載置されることになる。そして、受皿30には、オイル吸着材34(図5の(c)参照)が装填されるため、本実施形態においては、排出口24cの出口にオイル吸着材34が配置されることになる。
また、受皿30は、外枠20に挿入されたときに、ネジ止め等によって固定される構成であってもよい。図6の(b)は、受皿を外枠に固定する態様を示す図である。図6の(b)に示すように、正面蓋32の、受皿30が外枠20に挿入されたときに、外枠20の油分排出口21aの周囲と当接する部分に、例えば2つのネジ止め孔32b、32bを開口する。そして、外枠20の油分排出口21aの周囲の、ネジ止め孔32bと対応する位置に、2つのネジ孔21b、21bを設ける。そして、受皿30が外枠20に挿入されたときに、ネジ止め孔32bからネジ部材Sを挿入して、ネジ孔21bにネジ部材Sを締め込み、正面蓋32を外枠20に締着する。このように構成することによって、受皿30は外枠20に固定され、例えば振動等によって、不意に抜けることがなくなる。
以上、図4〜図6に示すように、外枠20に、床板24が固定されるとともに、油分排出機構3が形成され、さらに図2に示すようにエンジン固定台座22と発電機本体固定台座23とが固定されてベース2が構成される。そして、エンジン1a(図1参照)が、エンジン固定台座22に載置され、例えば、防振ゴムを介してボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定され、発電機本体1c(図1参照)が、発電機本体固定台座23に載置され、例えば、防振ゴムを介してボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定される。さらに、燃料タンク1b(図1参照)および図示しないその他の補機類を備えて、図1に示す発電機1が構成される。
図1に示すように構成される発電機1においては、発電機1を覆う図示しない防音カバー内部に流入した雨水や、運転中にエンジン1aおよび発電機本体1c等から漏洩した油分、あるいは水分と油分の混合物(以下、まとめて漏洩物と称する)は、床板24の上側の面に落下する。図7の(a)は、床板の上側の面に落下した漏洩物が流れる態様を示す図である。図7の(a)に示すように、床板24の底部面24bに落下した漏洩物は、床板24の床板背面B2側から床板正面F2側への傾斜によって、矢印で示すように床板正面F2側に向かって流れる。
また、床板24の傾斜面24aに落下した漏洩物は、床板24の床板背面B2側から床板正面F2側への傾斜によって、床板正面F2側に向かって流れるとともに、底部面24bに対する傾斜面24aの傾斜によって、底部面24b側に向かっても流れる。そして、底部面24bに流れた漏洩物は、床板24の床板背面B2側から床板正面F2側への傾斜によって、矢印で示すように床板正面F2側に向かって流れる
すなわち、床板24の上側の面に落下した漏洩物は、全てが底部面24bの床板正面F2側に向かって流れる。
ここで、漏洩物が流れる傾斜面24aおよび底部面24bの表面に、撥油及び/または撥水効果のあるコーティング処理を施してもよい。コーティング処理を施すことによって、傾斜面24aおよび底部面24bの表面は、漏洩物がより流れやすくなるため、漏洩物が効果的に排出口24cに流れ込むとともに、漏洩物が付着しにくくなり、傾斜面24aおよび底部面24bの表面が汚れにくくなるという効果を奏する。また、床板24の表面が錆びることを防止する効果(防錆効果)を奏する。コーティング処理の種類は限定されるものではないが、例えばテフロン(登録商標)のコーティングが考えられる。
図7の(b)は、図7の(a)におけるC−C断面図である。図7の(b)に示すように、底部面24bの床板正面F2側には、排出口24cが形成されている。したがって、底部面24bの床板正面F2側に流れた漏洩物は、排出口24cから落下する。排出口24cの鉛直下には、受皿30が載置されているので、排出口24cから落下した漏洩物は、受皿30に回収される。
また、例えば、排出口24cの周囲を通って底部面壁24eに到達して、排出口24cに落下しなかった漏洩物は、図7の(b)に示すように、排出口24cの周囲で底部面24bの床板正面F2側に形成される底部面壁24eの折り曲げ部に溜まる。さらに、例えば、漏洩物が勢いを持って流れた場合も、排出口24cに落下しない漏洩物は底部面壁24eで止められ、底部面壁24eの折り曲げ部に溜まる。したがって、底部面24bの床板正面F2側を、外枠20の枠部21に溶接する際に、連続溶接して水密構造をとらなくても、漏洩物が底部面24bと枠部21との隙間から漏れることがない。
このように、本実施形態において、底部面24bの床板正面F2側に流れた漏洩物は、受皿30に回収されるか、底部面壁24eの折り曲げ部に溜まることになり、発電機1(図1参照)の外部に流出することがないという、優れた効果を奏する。また、排出口24cが1つであるため、1つの排出口24cのみを管理(目詰まりや汚れのチェックなど)すればよく、発電機1の管理が容易になるという、優れた効果を奏する。
図7の(c)は、受皿に回収される漏洩物を示す図である。図7の(c)に示すように、受皿30には、オイル吸着材34が装填されている。したがって、排出口24c(図7の(b)参照)から落下した漏洩物は、受皿30のオイル吸着材34に落下する。オイル吸着材34は、油分のみを吸着する性能を有することから、例えば漏洩物が油分と水分との混合物である場合、漏洩物の油分と水分とを分離することができる。すなわち、油分は、オイル吸着材34に吸着され、水分と分離することができる。そして、図7の(c)に示すように、水分のみを水分排出口32aから排出できることから、油分による環境汚染を防止することができるという、優れた効果を奏する。
また、従来、発電機1(図1参照)内部を洗浄する際には、使用する大量の水と汚れた油分が排出されにくいため、発電機1を傾けて排出していた。これに対して、本実施形態における発電機1(図1参照)は、内部の洗浄に使用する大量の水と汚れた油分とが、床板24の傾斜によって、1つの排出口24c(図7の(a)参照)を通って排出されるため、汚水の処理が容易にできるという、優れた効果を奏する。
また、発電機1の内部を洗浄する際には、受皿30を外枠20から外しておく。このように、洗浄中に受皿30を外枠20から外しておくことによって、洗浄の際に発生する汚れた油分で、オイル吸着材34が汚れることを防止できる。
さらに、受皿30が外枠20に挿入された状態(図7の(a)参照)であっても、受皿30の正面蓋32に開口している水分排出口32aを介してオイル吸着材34の汚れ具合が確認でき、オイル吸着材34の交換時期を容易に知ることができる。そして、オイル吸着材34は、外枠20に着脱自在に保持されている受皿30に装填されていることから、受皿30を外枠20から取り外すことによって、オイル吸着材34を容易に交換できるという、優れた効果を奏する。
また、オイル吸着材34と、油分に反応する部材(例えば、油分に反応して変色する感油紙)と、を併用すれば、より鮮明にオイル吸着材34の汚れ具合を確認することができる。
このように、本実施形態にかかる発電機1(図1参照)のベース2(図2参照)は、傾斜部を有して床板をベースに固定する構造、端縁を折り曲げる構造、単純な受皿を備える構造、など簡単な構造から構成されるものであり、複雑な構造を有することなく、発電機1の外部への漏洩物の流出を防止できるという、優れた効果を奏する。
次に、本実施形態にかかる発電機1(図1参照)に使用される、オイル吸着材34の好適な形態について説明する。図8の(a)は、オイル吸着材の構造を示す図である。図8の(a)に示すように、オイル吸着材34は、少なくとも2枚以上の、板状形状を有するオイル吸着マット34aを上下に積み重ねた、積層構造で形成される(図8の(a)は、3枚のオイル吸着マット34aを積み重ねた例を示す)。そして、最も上部に位置するオイル吸着マット34a1には、上面から下面に貫通する貫通穴34b1が設けられる。さらに、オイル吸着マット34a1の下側に接するオイル吸着マット34a2には、上面から下面に貫通する貫通穴34b2が設けられる。そして、貫通穴34b1と34b2とは、その一部がオーバーラップしていて、貫通穴34b1と34b2とは連通している。このように、一部で連通している貫通穴34b1と34b2とで、オイル吸着材34には、上部が開口した吸着材開口部34cが形成される。
図8の(a)において、貫通穴34b1、34b2は円形で示されているが、この形状は限定されるものではなく、矩形等、他の形状であってもよい。
図8の(a)に示すように構成されるオイル吸着材34は、図8の(b)に示すように受皿30に装填され、外枠20に挿入される。図8の(b)は、オイル吸着材が受皿に装填されて、外枠に挿入される状態の断面図である。なお、オイル吸着材34は、図8の(b)に示すように、吸着材開口部34cが、排出口24cの鉛直下に位置することが好ましい。このように、吸着材開口部34cが排出口24cの鉛直下に位置することで、排出口24cを通って落下する漏洩物を、吸着材開口部34cに落下させることができる。
オイル吸着材34は、油分の吸着や水分の透過速度が遅く、油分の吸収に時間がかかるとともに水分がはじかれるため、大量の漏洩物が発生すると、処理が間に合わず、漏洩物が受皿30からあふれ出てしまうことがある。
本実施形態においては、オイル吸着材34が吸着材開口部34cを有し、大量の漏洩物であっても、吸着材開口部34cに一時的に溜めることができるので、漏洩物が受皿30からあふれ出ることがなくなる。
さらに、オイル吸着材34が、オイル吸着マット34aを積み重ねた積層構造を有することで、吸着材開口部34cに溜まった漏洩物は、オイル吸着マット34aとオイル吸着マット34aの間に浸透する。そして、浸透の進行にともなって、油分はオイル吸着マット34aに吸着され、漏洩物の油分と水分とが分離される。
すなわち、漏洩物が、オイル吸着マット34aとオイル吸着マット34aの間に浸透することで、オイル吸着マット34aとより広い範囲で接することができ、より早く油分を吸着できるという効果を奏する。
換言すると、本実施形態におけるオイル吸着材34は、積層構造を有することによって、漏洩物とオイル吸着材34とが接する面積を大きくし、漏洩物の油分と水分の分離処理能力を高めることができるという効果を奏する。
前記のように、オイル吸着材34は、積層構造を有することで、漏洩物の油分と水分の分離処理能力を高めることができるが、別の形態も考えられる。図9は、オイル吸着材の別の形態を示す図である。図9に示すように、チップ状の塊である複数のオイル吸着チップ34dを、例えば、網目状のネットを用いて作成される袋等、網状体によって構成される容器34eに入れて、オイル吸着マット34aの平面部に固定するなどして、オイル吸着マット34aに備える構成のオイル吸着材34´であってもよい。
この場合、漏洩物は、複数のオイル吸着チップ34dの間に浸透するため、大量の漏洩物であっても、漏洩物が受皿からあふれ出ることがなくなる。
そして、オイル吸着マット34aと複数のオイル吸着チップ34dが存在することから、漏洩物に接する面積も大きく、積層構造を有するオイル吸着材34と同等の効果を奏する。
以上、本発明について、好適な実施形態の一例を説明した。しかし、本発明は、前記の実施形態に限らず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更可能である。
また、本発明は、前記構成を有するエンジン駆動型作業機であれば、前記の説明に用いた発電機に限らず、圧縮機、溶接機、ポンプ等、一般的に使用されている作業機に適用可能であることは言うまでもない。
発電機の構成を示す図である。 ベースを示す斜視図である。 (a)は床板の構造を示す図、(b)は、床板を下側の面から見た図である。 床板を外枠に嵌めこむ態様を示す模式図である。 (a)は、油分排出機構を示す図、(b)は、受皿を示す図、(c)は、受皿にオイル吸着材が装填される態様を示す図である。 (a)は、図5の(a)におけるA−A断面図、(b)は、受皿を外枠に固定する態様を示す図である。 (a)は、床板の上側の面に落下した漏洩物が流れる態様を示す図、(b)は、図7の(a)におけるC−C断面図、(c)は、受皿に回収される漏洩物を示す図である。 (a)は、オイル吸着材の構造を示す図、(b)は、オイル吸着材が受皿に装填されて、外枠に挿入される状態の断面図である。 オイル吸着材の別の形態を示す図である。
符号の説明
1 発電機(エンジン駆動型作業機)
1a エンジン
1c 発電機本体(作業機本体)
2 ベース
20 外枠
24 床板
24a 傾斜面(傾斜部)
24b 底部面(傾斜部、及び最低部)
24c 排出口
24e 底部面壁(端縁)
30 受皿(ブラケット部材)
32a 水分排出口(視認手段)
34、34´ オイル吸着材
34a オイル吸着マット
34b1、34b2 貫通穴
34c 吸着材開口部
34d オイル吸着チップ
34e 網状体によって構成される容器

Claims (6)

  1. エンジンと、
    前記エンジンによって駆動される作業機本体と、
    枠部で形成される外枠、前記エンジンを固定する台座、及び前記作業機本体を固定する台座を有するベースと、を備え、
    前記ベースに、前記エンジンを固定する台座及び前記作業機本体を固定する台座の下方で床板が固定されるエンジン駆動型作業機であって、
    前記床板は、前記枠部の高さより薄い板状の部材であって、前記枠部の一側から、対向する枠部に向かって、下方に傾斜するように設けられるとともに、
    前記床板の最低部もしくはその近傍に排出口を設け、前記最低部が前記床板の端縁部にあるときには、前記端縁を上方に折り曲げ
    前記ベースは、オイル吸着材を備え、
    前記オイル吸着材は、前記排出口の入口または出口に配置されることを特徴とするエンジン駆動型作業機。
  2. 前記床板の表面に、撥油及び/または撥水処理を施したことを特徴とする請求項1に記載のエンジン駆動型作業機。
  3. 前記ベースは、前記オイル吸着材が前記ベースに備わった状態で視認されるための視認手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンジン駆動型作業機。
  4. 前記オイル吸着材は、ブラケット部材に保持され、
    前記ブラケット部材は、前記ベースの前記枠部に着脱可能に保持されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のエンジン駆動型作業機。
  5. 前記オイル吸着材は、板状の形状を有するオイル吸着マットを、上下に2枚以上積み重ねて形成され、
    最も上部に位置する1枚を含む少なくとも1枚の前記オイル吸着マットには、上面から下面に貫通する貫通穴が設けられ、
    上下で接する前記オイル吸着マットの両方に異なる開口の前記貫通穴が設けられるときには、前記貫通穴の開口部は少なくともその一部がオーバーラップしていることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載のエンジン駆動型作業機。
  6. 前記オイル吸着材は、板状の形状を有するオイル吸着マットと、
    複数の、チップ状の塊であるオイル吸着チップと、を有して形成され、
    前記オイル吸着チップは、網状体で構成される容器に収容されるとともに、
    前記オイル吸着マットの平面部に備わることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載のエンジン駆動型作業機。
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