JP4789613B2 - 無線通信端末及び通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信に適用される無線通信端末及び通信方法に関する。
符号分割多元接続(CDMA)を用いた移動体通信ネットワークにおいて、高速なデータ通信を実現する1xEV-DO(1x evolution - data only)が提供されている(例えば、特許文献1)。
1xEV-DOでは、一つのキャリアが一つのユーザ(無線通信端末)に割り当てられる。また、複数のキャリア(例えば、15キャリア)を一つのユーザに割り当てることによって、さらに高速なデータ通信を実現する、いわゆる“マルチキャリア”(nxEV-DO)の導入も検討されている。
特開2002−300644号公報(第2−3頁、第1図)
マルチキャリアでは、多数のキャリアのハンドオフが同時期に実行されると、無線基地局及び無線通信端末での処理負荷が増大する問題がある。
一方、ハンドオフは、各キャリアの受信信号強度(RSSI)に基づいて、キャリアごとにタイミングが決定されるため、キャリア間で同期することなく、無秩序なハンドオフが実行される場合もある。このような無秩序なハンドオフは、当該キャリアを用いて伝送されているトラフィックフローの通信品質を不安定にする問題を惹起する。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、マルチキャリアによる移動体通信ネットワークにおいて、ハンドオフ時の処理負荷を抑制するとともに、複数のキャリアの無秩序なハンドオフによって通信品質が不安定になることを防止することができる無線通信端末及び通信方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を、少なくとも第1の無線基地局(例えば、無線基地局100A)及び第2の無線基地局(無線基地局100D)と実行する無線通信端末(無線通信端末200)であって、2本以上かつ最大設定可能キャリア数(例えば、15キャリア)の半数以下である所定数(例えば、4キャリア)の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフロー(例えば、音声データ)の伝送に用いられるメインセッション(例えば、メインセッションMS)を前記第1の無線基地局と設定するメインセッション設定部(メインセッション処理部205)と、前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補(例えば、メインセッション候補CDd)を設定するメインセッション候補設定部(サブセッション処理部207)と、前記メインセッション候補設定部によって前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるセッション切替部(セッション切替部211)とを備えることを要旨とする。
このような無線通信端末によれば、メインセッションが設定されている第1の無線基地局以外の無線基地局、つまり、第2の無線基地局との間において、メインセッションを構成するキャリア数と同数(所定数)のキャリアによって構成されるメインセッション候補が設定される。また、メインセッションは、最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数のキャリアによって構成される。
そして、当該メインセッション候補が設定された場合、メインセッションが当該メインセッション候補に切り替えられる。
このため、多数のキャリアのハンドオフが同時期に実行されることによって、無線基地局及び無線通信端末での処理負荷が増大することを防止することができる。
さらに、メインセッションを構成するキャリア数を単位として、メインセッションによって伝送されているトラフィックフローが切り替えられる。このため、キャリア間で同期することなく、無秩序なハンドオフが実行されることによって、当該トラフィックフローの通信品質が不安定になることを防止できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記メインセッション候補設定部は、前記第2の無線基地局との間において、通信に用いられていない未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して前記未使用キャリアを前記メインセッション候補に含めることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または第2の特徴に係り、前記セッション切替部は、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記所定数の通信に用いられていない未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補を他のメインセッション候補よりも優先して選択することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴に係り、前記キャリアの受信状態を測定する受信状態測定部(通信品質測定部209)をさらに備え、前記セッション切替部は、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記受信状態測定部によって測定された、前記メインセッション候補に含まれる前記キャリアの受信状態に基づいて、前記メインセッションを切り替えるメインセッション候補を選択することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、無線通信端末が、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局と、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を実行する通信方法であって、2本以上かつ最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフローの伝送に用いられるメインセッションを前記第1の無線基地局と設定するステップと(ステップS210)、前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補を設定するステップと(ステップS220)、前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるステップ(ステップS230,S240)とを備えることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記メインセッション候補を設定するステップでは、前記第2の無線基地局との間において、通信に用いられていない未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して前記未使用キャリアを前記メインセッション候補に含めることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第5または第6の特徴に係り、前記セッションを切り替えるステップでは、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記所定数の通信に用いられていない未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補を他のメインセッション候補よりも優先して選択することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第5乃至第7の特徴に係り、前記キャリアの受信状態を測定するステップ(ステップS370)をさらに備え、前記セッションを切り替えるステップでは、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記受信状態を測定するステップにおいて測定された、前記メインセッション候補に含まれる前記キャリアの受信状態に基づいて、前記メインセッションを切り替えるメインセッション候補を選択することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、マルチキャリアによる移動体通信ネットワークにおいて、ハンドオフ時の処理負荷を抑制するとともに、複数のキャリアの無秩序なハンドオフによって通信品質が不安定になることを防止することができる無線通信端末及び通信方法を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(移動体通信ネットワークの概略構成)
図1は、本実施形態に係る無線通信端末を含む移動体通信ネットワーク10の概略構成図である。
移動体通信ネットワーク10は、複数のキャリアを用いるマルチキャリアによって、高速なデータ通信(nxEV-DO)を提供する。なお、データ通信には、VoIPによる音声データが含まれる。
移動体通信ネットワーク10は、無線基地局100A〜100D及び無線通信端末200によって構成される。なお、移動体通信ネットワーク10に含まれる無線基地局及び無線通信端末の数量は、図1に示す数量に限定されるものではない。
無線基地局100Aは、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる無線通信端末200との通信を実行する。なお、無線基地局100B〜100Dも無線基地局100Aと同様の機能を有する。
無線通信端末200は、マルチキャリアによる無線基地局100A〜100Dとの通信を実行することができる携帯電話端末である。具体的には、無線通信端末200は、無線基地局100A〜100Dを介して、nxEV-DOに準拠した高速なデータ通信を実行することができる。
(機能ブロック構成)
図2は、無線通信端末200の機能ブロック構成図である。なお、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、無線通信端末200は、無線通信端末200としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した機能ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
図2に示すように、無線通信端末200は、RF部201、データ通信部203、メインセッション処理部205、サブセッション処理部207、通信品質測定部209及びセッション切替部211を備える。
RF部201は、無線基地局100A〜100Dによって送信された複数のキャリアを受信する。また、RF部201は、無線基地局100A〜100Dに向けて複数のキャリアを送信する。
さらに、RF部201は、当該複数のキャリアによって伝送されるベースバンド信号(例えば、VoIPによる音声データを含むトラフィックフロー)のディジタル変調(及び復調)処理を実行し、データ通信部203と、ベースバンド信号を送受信する。
データ通信部203は、ベースバンド信号の処理を実行する。具体的には、データ通信部203は、データ通信に関する処理(例えば、IPパケット化や受信したデータの再生)を実行する。
メインセッション処理部205は、メインセッションに関する処理を実行する。メインセッションとは、特定の無線基地局(例えば、無線基地局100A)と送受信される2本以上かつ最大設定可能キャリア数(15キャリア)の半数以下である所定数のキャリア(例えば、4キャリア)によって構成される。なお、所定数は、当該キャリアを用いて伝送されるトラフィックフローのプロファイル(所要通信速度やQoSレベルなど)に応じて、適切な値が設定される。
また、本実施形態では、メインセッションを用いて、通信制御用のメッセージ、音声データ、及びQoSレベルの高いストリーミングデータなどを含むトラフィックフロー(所定のトラフィックフロー)が伝送される。
本実施形態において、メインセッション処理部205は、メインセッション設定部を構成する。
サブセッション処理部207は、サブセッション及びメインセッション候補に関する処理を実行する。サブセッションとは、特定の無線基地局(例えば、無線基地局100A)と送受信される1本以上のキャリアによって構成される。
本実施形態では、通信制御用のメッセージ、音声データ、及びQoSレベルの高いストリーミングデータなどを含むトラフィックフロー以外のトラフィックフロー、例えば、QoSレベルが低いベストエフォートデータなどが、サブセッションを用いて伝送される。
また、通信に使用されていない未使用キャリアによってもサブセッションが構成される。
また、サブセッション処理部207は、メインセッションが設定されている無線基地局以外の無線基地局(第2の無線基地局)との間において、メインセッションを構成するキャリア数と同数(所定数)のキャリアによって構成されるメインセッション候補を設定する。本実施形態において、サブセッション処理部207は、メインセッション候補設定部を構成する。
具体的には、サブセッション処理部207は、メインセッションが設定されている無線基地局以外の無線基地局との間において確保された1本または2本以上のキャリアによって構成されるサブセッションを用いて、メインセッション候補を設定する。
また、サブセッション処理部207は、メインセッションが設定されている無線基地局以外の無線基地局の間において、通信に用いられていない未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して当該未使用キャリアをメインセッション候補に含めることができる。
通信品質測定部209は、RF部201が受信したキャリアの受信通信品質を測定する。本実施形態において、通信品質測定部209は、RF部201が受信したキャリアの受信状態を測定する受信状態測定部を構成する。
具体的には、通信品質測定部209は、RF部201が受信したキャリアの受信信号強度(RSSI)を測定する。
また、通信品質測定部209は、各セッション(メインセッション、サブセッション及びメインセッション候補)に含まれるキャリアのRSSIに基づいて、当該セッションとしてのRSSI(以下、“セッションRSSI”)を(1式)を用いて演算することができる。
セッションRSSI=RSSIa+α(Ns−1) …(1式)
ここで、RSSIaは、当該セッションに含まれる任意のキャリアのRSSI、または当該セッションに含まれるキャリアのRSSIの平均である。αは、所定の値を有する定数であり、Nsは、当該セッションに含まれるキャリア数である。
また、サブセッションを構成するキャリア数が1本のみである場合、(1式)を適用することなく、当該キャリアのRSSIがそのまま用いられる。
セッション切替部211は、メインセッションからメインセッション候補への切替を実行する。具体的には、セッション切替部211は、サブセッション処理部207によってメインセッション候補が設定された場合、メインセッションを当該メインセッション候補に切り替える。
また、セッション切替部211は、メインセッション候補が複数存在する場合、メインセッション候補に含まれるキャリアの受信状態に基づいて、メインセッションを切り替えるメインセッション候補を選択する。
具体的には、セッション切替部211は、通信品質測定部209によって測定されたメインセッション候補を構成するキャリアのRSSIに基づいて、メインセッションを切り替えるメインセッション候補を選択する。
また、セッション切替部211は、各セッション(メインセッション、サブセッション及びメインセッション候補)のセッションRSSI(1式参照)に基づいて、メインセッションを切り替えるメインセッション候補を選択することもできる。
さらに、セッション切替部211は、メインセッション候補が複数存在する場合、メインセッションを構成するキャリア数と同数(所定数)の通信に用いられていない未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補を他のメインセッション候補に優先して選択することができる。なお、メインセッション候補の具体的な選択方法については、後述する。
(無線通信端末及び無線基地局の動作)
次に、上述した移動体通信ネットワーク10に含まれる無線基地局100A〜100D及び無線通信端末200の動作について説明する。
(1)サブセッションの切替動作
まず、サブセッションの切替動作について説明する。図3は、サブセッションの切替動作シーケンス図である。
図3に示すように、ステップS10において、無線通信端末200は、無線基地局100Bとの間において、2本のキャリア(2X)によって構成されるサブセッションを設定する。
なお、サブセッションとは、上述したように、1本または2本以上のキャリアによって構成され、QoSレベルが低いベストエフォートデータなどがサブセッションを用いて伝送される。また、通信に使用されていない未使用キャリアによってもサブセッションが構成される。
ステップS20において、無線通信端末200は、無線基地局100Aによって送信されるキャリアのRSSIが高くなったことに伴い、無線基地局100Aをハンドオフの候補先とするRouteUpdateメッセージを無線基地局100Aに送信する。
ステップS30において、無線基地局100Aは、受信したRouteUpdateメッセージに基づいて、無線通信端末200が無線基地局100Aとの通信を実行するために必要なチャネル情報などを含むTCA(TrafficChannelAssignment)メッセージを無線通信端末200に送信する。
ステップS40において、無線通信端末200は、ReversePilot信号を無線基地局100Aに送信する。
ステップS50において、無線基地局100Aは、受信したReversePilot信号ジに基づいて、RTC(reverse traffic channel)に関する情報を含むRTCACKメッセージを無線通信端末200に送信する。
ステップS60において、無線通信端末200は、受信したTCAメッセージ及びRTCACKメッセージに基づいて、T-CH(traffic channel)の設定を実行し、当該設定が完了したことを示すTrafficChannelCompleteメッセージを無線基地局100Aに送信する。
ステップS70及びステップS80において、無線通信端末200は、無線基地局100Aによって送信されるキャリアのRSSIがさらに高くなったことに伴い、DRC(date rate control) Coverを無線基地局100Aに切り替えること、つまり、無線基地局100Bとの間に設定されているサブセッションに含まれるキャリアのハンドオフを実行することを、無線基地局100A及び無線基地局100Bに通知する。
ここでは、当該サブセッションに含まれる1本のキャリアがハンドオフの対象となったものとする。
ステップS90において、無線通信端末200は、無線基地局100Aとの間において、1本のキャリア(1X)によって構成されるサブセッションを新たに設定する。
また、ステップS100において、無線通信端末200は、無線基地局100Bとの間において設定されているサブセッションに含まれるキャリア数を2本から1本に減らす。
なお、上述したサブセッションの切替(ハンドオフ)は、特に制約を受けることなく、いつでも実行することができる。
(2)メインセッションの切替動作
次に、メインセッションの切替動作について説明する。図4は、メインセッションの切替動作シーケンス図である。メインセッションの切替動作も、上述したサブセッションの切替動作と概ね同様である。
図4に示すように、ステップS210において、無線通信端末200は、無線基地局100A(第1の無線基地局)との間において、例えば、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッションを設定する。メインセッションでは、上述したように、通信制御用のメッセージ、音声データ、及びQoSレベルの高いストリーミングデータなどを含むトラフィックフローが伝送される。
ステップS220において、無線通信端末200は、無線基地局100B(第2の無線基地局)との間において、例えば、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッション候補を設定する。
なお、メインセッション候補とは、上述したように、メインセッションが設定されている無線基地局100A以外の無線基地局(無線基地局100B)との間において、メインセッションを構成するキャリア数と同数(4X)のキャリアによって構成される。
ステップS230及びステップS240において、無線通信端末200は、上述したサブセッションと同様に、メインセッションをメインセッション候補に切り替える。
この結果、無線通信端末200は、無線基地局100Bとの間において、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッションを設定する。また、無線通信端末200は、メインセッションを切り替えることによって未使用となった無線基地局100Aとのセッションをメインセッション候補として設定する。
なお、メインセッションによって伝送されるトラフィックフローのQoS制御パラメータなどは、ステップS230及びS240の処理において、無線基地局100Aから無線基地局100Bに引き継がれる。
なお、ステップS230及びS240の切替えタイミングはこれに限定されるものではない。
(3)無線通信端末におけるメインセッションの詳細切替動作フロー
次に、上述したメインセッションの切替を実行するために、無線通信端末200においいて実行される詳細な切替動作フローについて説明する。図5は、無線通信端末200におけるメインセッションの詳細切替動作フローである。
図5に示すように、ステップS310において、無線通信端末200は、メインセッション候補が設定されているか否かを判定する。
メインセッション候補が設定されている場合(ステップS310のYES)、ステップS320において、無線通信端末200は、当該メインセッション候補を解析する。具体的には、ステップS330及びステップS340の処理を実行する。
一方、メインセッション候補が設定されていない場合(ステップS310のNO)、無線通信端末200は、処理を終了する。
ステップS330において、無線通信端末200は、当該メインセッション候補を構成し、通信に用いられていない未使用キャリア数を取得する。
ステップS340において、無線通信端末200は、当該メインセッション候補を構成する各キャリアの受信信号強度(RSSI)を取得する。
ステップS350において、無線通信端末200は、メインセッション候補が複数存在する場合、ステップS320からの処理を繰り返す。
ステップS360において、無線通信端末200は、ステップS330において取得した未使用キャリア数が、メインセッションを構成するキャリア数以上であるメインセッション候補の数を判定する。
ステップS360の判定条件を満たすメインセッション候補が2以上の場合、ステップS370において、無線通信端末200は、RSSIが最も強いメインセッション候補を選択する。
具体的には、無線通信端末200は、セッションRSSI(1式参照)が最も強いメインセッション候補を選択する。
なお、(1式)を用いたセッションRSSIの演算は、メインセッションを構成するキャリア数までを対象として適用される。当該キャリア数を超えるキャリアのRSSIについては(1式)を適用せず、例えば、(1式)によって演算されたセッションRSSIと、当該キャリア数を超えるキャリアのRSSIとの平均によって、当該メインセッション候補のセッションRSSIを求めることができる。
ステップS360の判定条件を満たすメインセッション候補が1の場合、ステップS380において、無線通信端末200は、当該メインセッション候補を選択する。
ステップS390において、無線通信端末200は、ステップS370またはステップS380において選択したメインセッション候補に、メインセッションを切り替える。
ステップS360の判定条件を満たすメインセッション候補が0の場合、ステップS400において、無線通信端末200は、当該判定条件を満たさないメインセッション候補のうち、RSSIが最も強いメインセッション候補を選択する。なお、メインセッション候補は、ステップS370と同様の処理によって選択される。
ステップS410において、無線通信端末200は、選択したメインセッション候補を構成するキャリアを用いて伝送されているトラフィックフローの切替を実行する。
具体的には、無線通信端末200は、当該トラフィックフローを、当該メインセッション候補を構成するキャリアを送信している無線基地局と異なる他の無線基地局に切り替える。
ステップS420において、無線通信端末200は、当該メインセッション候補における未使用キャリア数がメインセッションを構成するキャリア数以上となったか否かを判定する。
未使用キャリア数がメインセッションを構成するキャリア数以上となった場合(ステップS420のYES)、ステップS430において、無線通信端末200は、メインセッションを当該メインセッション候補に切り替える。
未使用キャリア数がメインセッションを構成するキャリア数以上とならなかった場合(ステップS420のNO)、無線通信端末200は、処理を終了する。
(3)動作例
次に、無線通信端末200の具体的な動作例について説明する。ここでは、無線基地局100A〜100D、及び無線通信端末200は、最大15本のキャリア(15X)を送受信できるものとする。なお、以下、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付しているため、同一または類似の部分については、適宜その説明を省略する。
(3.1)動作例1
図6(a)及び(b)は、無線通信端末200の動作例1を示す図である。図6(a)では、無線通信端末200は、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッションMSを無線基地局100Aと設定している。
また、無線通信端末200は、11本のキャリア(11X)によって構成されるサブセッションSSaを無線基地局100Aと設定している。なお、サブセッションは、QoSレベルが低いベストエフォートデータなどの伝送に用いられる。或いは、サブセッションは、未使用キャリアによって構成されてもよい。
ここで、無線通信端末200が、無線基地局100Aから遠ざかる方向に移動すると、セッションの設定状態は、図6(b)に示す状態に変化する。
具体的には、サブセッションSSaを構成する一部のキャリアが他の無線基地局に切り替えられる。具体的には、2本のキャリア(2X)が、無線基地局100BとのサブセッションSSb、及び無線基地局100CとのサブセッションSScにそれぞれ切り替えられる。また、3本のキャリア(3X)が、無線基地局100DとのサブセッションSSdに切り替えられる。
この結果、無線基地局100AとのサブセッションSSaのキャリア本数は、4本(4X)に減る。
(3.2)動作例2
図7(a)及び(b)は、無線通信端末200の動作例2を示す図である。図7(a)及び(b)は、無線通信端末200がメインセッションMSを無線基地局100Dに切り替える場合の動作例を示す。
図7(a)では、無線通信端末200は、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッション候補CDdを無線基地局100Dと設定する。
具体的には、図7(a)は、図6(b)に示した状態から、無線通信端末200が、さらに無線基地局100Aから遠ざかる方向に移動した状態を示す。
図6(b)と図7(a)とを比較すると、無線基地局100Aから他の無線基地局に、さらにキャリアが切り替えられ、無線基地局100B〜100Dと設定されるセッションを構成するキャリア数がさらに増加している。
特に、図6(b)に示したサブセッションSSdのキャリア本数が4本(4X)に増加することによって、キャリア本数がメインセッションMSと同数になる。キャリア本数がメインセッションMSと同数になると、サブセッションSSdは、メインセッション候補CDdとして設定される。
ここで、無線通信端末200が、無線基地局100Aから遠ざかる方向に、さらに移動すると、セッションの設定状態は、図7(b)に示す状態に変化する。
具体的には、無線通信端末200は、メインセッションMSを無線基地局100Dに切り替える。また、無線通信端末200は、メインセッションMSが無線基地局100Dに切り替えられることによって未使用となったキャリアと、サブセッションSSaを構成していたキャリアとによって、5本のキャリア(5X)によって構成されるメインセッション候補CDaを無線基地局100Aと設定する。
(3.3)動作例3
図8(a)及び(b)は、無線通信端末200の動作例3を示す図である。図8(a)及び(b)は、メインセッション候補が複数ある場合の動作例を示す。
具体的には、図8(a)に示すように、無線基地局100Cとのメインセッション候補CDc、及び無線基地局100Dとのメインセッション候補CDdが、無線通信端末200と設定されている。
ここで、メインセッション候補CDcは、4本の未使用キャリアによって構成されているものとする。一方、メインセッション候補CDdは、5本のキャリアによって構成されているが、2本のキャリア(2X)が通信に使用中(使用中キャリア)であるものとする。すなわち、メインセッション候補CDdを構成する未使用キャリアは、3本(3X)である。
この場合、図8(b)に示すように、無線通信端末200は、メインセッションMSをメインセッション候補CDcに切り替える。
つまり、メインセッション候補CDdのキャリア数(5X)は、メインセッション候補CDcのキャリア数(4X)よりも多いが、メインセッション候補CDcを構成する未使用キャリア数(4X)がメインセッション候補CDdの未使用キャリア数(3X)よりも多いため、メインセッション候補CDcが選択される。
(3.4)動作例4
図9(a)及び(b)は、無線通信端末200の動作例4を示す図である。図9(a)及び(b)は、メインセッション候補を構成する未使用キャリア数が、メインセッションMSを構成するキャリア数に満たない場合の動作例を示す。
図9(a)に示すように、メインセッション候補CDdは、6本のキャリアによって構成されているが、3本のキャリア(3X)が通信に使用中(使用中キャリア)であるものとする。すなわち、メインセッション候補CDdを構成する未使用キャリアは、3本(3X)である。
また、サブセッションSScは、3本のキャリアによって構成されているが、1本のキャリア(1X)が通信に使用中(使用中キャリア)であるものとする。
この場合、図9(b)に示すように、メインセッション候補CDdを構成するキャリアによって伝送されているトラフィックフローが、サブセッションSScを構成するキャリアに切り替えられる。
この結果、サブセッションSScでは、2本のキャリア(2X)が通信に使用中となる。また、メインセッション候補CDdを構成する未使用キャリア数が3本(3X)から4本に増加する。無線通信端末200は、未使用キャリアが4本(4X)、つまり、メインセッションMSと同数のキャリア数に増加したメインセッション候補CDdに、メインセッションMSを切り替える。
(3.5)動作例5
図10(a)〜(c)は、無線通信端末200の動作例5を示す図である。図10(a)〜(c)は、メインセッションMSを構成するキャリア数が、最大設定可能キャリア数(15X)の半数を超える場合、具体的には、8本である場合の動作例を示す。
なお、メインセッションMSを構成するキャリア数は、最大設定可能キャリア数の半数以下であることが好ましい。本動作例は、メインセッションMSを構成するキャリア数が仮に最大設定可能キャリア数の半数を超える場合における対処に関するものである。
図10(a)に示すように、メインセッションを構成するキャリア数が、設定可能な最大キャリア数(15X)の半数を超える8本の場合、当該メインセッションは、4本のキャリア(4X)によって構成されるメインセッションMS1と、メインセッションMS2とに分割される。
次いで、無線通信端末200が無線基地局100Aから遠ざかる方向に移動すると、図10(b)に示すように、メインセッションMS1は、メインセッション候補CDdに切り替えられる。
また、メインセッションMS1がメインセッション候補CDdに切り替えられることによって、5本のキャリア(5X)によって構成されるメインセッション候補CDaが設定される。
図10(b)に示す状態において、無線通信端末200は、メインセッション候補CDaを構成する5本(5X)のキャリアのうち、3本のキャリアについて、無線基地局100Aから無線基地局100Dへのハンドオフを実行する。
当該ハンドオフが実行されると、サブセッションSSdを構成するキャリア数は、4本となり、サブセッションSSdがメインセッション候補として設定される(不図示)。次いで、メインセッションMS2は、当該メインセッション候補に切り替えられる。
この結果、図10(c)に示すように、無線通信端末200と無線基地局100Dとの間に、メインセッションMS1及びメインセッションMS2が設定される。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態によれば、メインセッションが設定されている特定の無線基地局(第1の無線基地局)以外の無線基地局(第2の無線基地局)との間において、メインセッションを構成するキャリア数と同数(所定数)のキャリアによって構成されるメインセッション候補が設定される。また、メインセッションは、最大設定可能キャリア数(15X)の半数以下である所定数のキャリア(例えば、4X)によって構成される。
そして、当該メインセッション候補が設定された場合、メインセッションが当該メインセッション候補に切り替えられる。
このため、多数のキャリアのハンドオフが同時期に実行されることによって、無線基地局100A〜100D及び無線通信端末200での処理負荷が増大することを防止することができる。
さらに、メインセッションを構成するキャリア数を単位として、メインセッションによって伝送されているトラフィックフローが切り替えられる。このため、キャリア間で同期することなく、無秩序なハンドオフが実行されることによって、当該トラフィックフローの通信品質が不安定になることを防止できる。
本実施形態によれば、未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して当該未使用キャリアをメインセッション候補に含めることができる。また、メインセッション候補が複数存在する場合、メインセッションを構成するキャリア数(所定数)の未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補が、他のメインセッション候補に優先して選択される。
このため、メインセッション候補を用いて伝送されているトラフィックフローに影響を与えることなく、即座にメインセッションの切替に提供することができるメインセッション候補をより確実に設定することができる。
さらに、本実施形態によれば、メインセッション候補が複数存在する場合、メインセッション候補に含まれるキャリアの受信状態に基づいて、メインセッションを切り替えるメインセッション候補が選択される。このため、メインセッションの切替後も安定した通信品質を確保することができる。
また、本実施形態では、(1式)を用いてセッションRSSIが演算される。(1式)によれば、キャリア数が多いメインセッション候補が選択され易くなるため、サブセッション(及びメインセッション候補)を用いて伝送されているトラフィックフローの他の無線基地局への切替を低減することができる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、無線通信端末200は、携帯電話端末であるものとして説明したが、無線通信端末200は、パーソナル・コンピュータやPDAなどに実装できるカード型のものであってもよい。また、本発明に係る無線通信端末200の機能は、無線通信用モジュールとして提供することもできる。
上述した実施形態では、キャリアの受信状態として受信信号強度(RSSI)を用いる形態としたが、例えば、CIR(信号電力対干渉電力比)やビットエラー率を用いてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信端末を含む移動体通信ネットワークの概略構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るサブセッションの切替動作シーケンス図である。 本発明の実施形態に係るメインセッションの切替動作シーケンス図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末におけるメインセッションの詳細切替動作フローである。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の具体的な動作例(動作例1)を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の具体的な動作例(動作例2)を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の具体的な動作例(動作例3)を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の具体的な動作例(動作例4)を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の具体的な動作例(動作例5)を示す図である。
符号の説明
10…移動体通信ネットワーク、100A〜100D…無線基地局、200…無線通信端末、201…RF部、203…データ通信部、205…メインセッション処理部、207…サブセッション処理部、209…通信品質測定部、211…セッション切替部、CDa,CDc,CDd…メインセッション候補、MS,MS1,MS2…メインセッション、SSa〜SSd…サブセッション

Claims (4)

  1. 複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局と実行する無線通信端末であって、
    2本以上かつ最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフローの伝送に用いられるメインセッションを前記第1の無線基地局と設定するメインセッション設定部と、
    前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補を設定するメインセッション候補設定部と、
    前記メインセッション候補設定部によって前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるセッション切替部と、を備え、
    前記メインセッション候補設定部は、前記第2の無線基地局との間において、通信に用いられていない未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して前記未使用キャリアを前記メインセッション候補に含める無線通信端末。
  2. 複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局と実行する無線通信端末であって、
    2本以上かつ最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフローの伝送に用いられるメインセッションを前記第1の無線基地局と設定するメインセッション設定部と、
    前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補を設定するメインセッション候補設定部と、
    前記メインセッション候補設定部によって前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるセッション切替部と、を備え、
    前記セッション切替部は、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記所定数の通信に用いられていない未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補を他のメインセッション候補よりも優先して選択する無線通信端末。
  3. 無線通信端末が、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局と、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を実行する通信方法であって、
    2本以上かつ最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフローの伝送に用いられるメインセッションを前記第1の無線基地局と設定するステップと、
    前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補を設定するステップと、
    前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるステップと、を備え、
    前記メインセッション候補を設定するステップでは、前記第2の無線基地局との間において、通信に用いられていない未使用キャリアを検出した場合、通信に使用されている使用中キャリアよりも優先して前記未使用キャリアを前記メインセッション候補に含める通信方法。
  4. 無線通信端末が、少なくとも第1の無線基地局及び第2の無線基地局と、複数のキャリアを用いたマルチキャリアによる通信を実行する通信方法であって、
    2本以上かつ最大設定可能キャリア数の半数以下である所定数の前記キャリアによって構成され、所定のトラフィックフローの伝送に用いられるメインセッションを前記第1の無線基地局と設定するステップと、
    前記第2の無線基地局との間において、前記所定数の前記キャリアによって構成されるメインセッション候補を設定するステップと、
    前記メインセッション候補が設定された場合、前記メインセッションを前記メインセッション候補に切り替えるステップと、を備え、
    前記セッションを切り替えるステップでは、前記メインセッション候補が複数存在する場合、前記所定数の通信に用いられていない未使用キャリアによって構成されているメインセッション候補を他のメインセッション候補よりも優先して選択する通信方法。
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