JP4789431B2 - 水中探知装置 - Google Patents
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Description
Zk [n]=Ik[n]+jQk [n] (n=0,1,2,…)
の実部データIk[n]と虚部データQk [n]を出力する。
データ選択部は、デジタル・プログラマブル・フィルタの次数をMとしたとき、各アンプに対応するM+1個の複素データからなる複素データ列
{|Zk[n]|,|Zk[n+1]|,…,|Zk[n+M]|}
の中の最大値maxk(k=1,2,3,…,N)、すなわち各複素データ列における複素データの中で絶対値が最大のものをそれぞれ検出する。次に、検出した最大値のうち、所定の閾値S以下の絶対値をもつmaxkを選択し、さらに、選択したmaxkの中で最大のものを検出して、当該最大値に対応するアンプを同定する。そして、同定したアンプのアンプ番号をk0として複素データ列
{Zk0[n],Zk0[n+1],…,Zk0[n+M]}
を出力する。
デジタル・プログラマブル・フィルタは、指定された中心周波数と通過帯域幅の値に応じてフィルタ係数h[m](m=0,1,2,…,M)を算出し、次に、データ選択部から出力される上記複素データ列とフィルタ係数との畳み込み演算
Zk [n]=Ik[n]+jQk [n] (n=0,1,2,…)
の実部データIk[n]と虚部データQk [n]を出力する。
{Z1[n],Z1[n+1],…,Z1[n+M]}
{Z2[n],Z2[n+1],…,Z2[n+M]}
{Z3[n],Z3[n+1],…,Z3[n+M]}
{Z1[0],Z1[1],Z1[2],Z1[3]}
{Z2[0],Z2[1],Z2[2],Z2[3]}
{Z3[0],Z3[1],Z3[2],Z3[3]}
が保持されている状態を示している。例えば、Z1[0]は、図2(a)のI1[0]とQ1[0]からなる複素データであり、Z1[1]は、I1[1]とQ1[1]からなる複素データである(以下も同様)。また、Z2[0]は、図2(b)のI2[0]とQ2[0]からなる複素データであり、Z2[1]は、I2[1]とQ2[1]からなる複素データである(以下も同様)。また、Z3[0]は、図2(c)のI3[0]とQ3[0]からなる複素データであり、Z3[1]は、I3[1]とQ3[1]からなる複素データである(以下も同様)。
{Z1[1],Z1[2],Z1[3],Z1[4]}
{Z2[1],Z2[2],Z2[3],Z2[4]}
{Z3[1],Z3[2],Z3[3],Z3[4]}
が保持される。そして、これらの複素データに対して後述する選択処理が完了すると、n=2に移行し、バッファメモリ7には図3(c)のような複素データ列
{Z1[2],Z1[3],Z1[4],Z1[5]}
{Z2[2],Z2[3],Z2[4],Z2[5]}
{Z3[2],Z3[3],Z3[4],Z3[5]}
が保持される。以下同様にして、バッファメモリ7は、時分割サンプリングにより得られた複素データを各アンプごとに順次保持する。
{|Zk[n]|,|Zk[n+1]|,…,|Zk[n+M]|}
の中の最大値maxk(k=1,2,3)を検出する。この結果、例えば図4に示すように、n=0において、アンプ31(k=1)に対応する最大値max1としてZ1[2]が検出され、アンプ32(k=2)に対応する最大値max2としてZ2[1]が検出され、アンプ33(k=3)に対応する最大値max3としてZ3[3]が検出される。
{Zk0[n],Zk0[n+1],…,Zk0[n+M]}
をデジタル・プログラマブル・フィルタ9へ出力する。
Y[0]=h[3]・Z[0]+h[2]・Z[1]
+h[1]・Z[2]+h[0]・Z[3]
が出力される。
2 アナログ・バンドパス・フィルタ
31〜33 アナログアンプ
4 アナログマルチプレクサ
5 A/D変換器
6 選択制御部
7 バッファメモリ
8 データ選択部
9 デジタル・プログラマブル・フィルタ
10 補正係数メモリ
11 乗算器
12 振幅位相補償部
13 ゲイン調整部
14 ビーム形成部
15 映像処理部
16 表示部
80 デジタル・ハイパス・フィルタ
101,102,103,10n 信号処理回路
201,202,203,20n 信号処理回路
Claims (9)
- 複数の振動子を備えた送受波器から水中へ超音波を送信し、前記振動子で受信されたエコー信号を解析することにより水中情報を得る水中探知装置において、
各振動子ごとに複数設けられ、当該振動子の出力を増幅する、増幅率が互いに異なるアンプと、
前記複数のアンプの出力を順次切換えるマルチプレクサと、
前記マルチプレクサの出力から、非飽和で、かつ、最も増幅率の大きいアンプに対応する出力を選択するデータ選択部と、
前記データ選択部で選択された出力に対して、振幅の不連続および位相の不連続を補正する振幅位相補償部と、
前記振幅位相補償部の出力に基づいて、ビームフォーミング処理により受波ビームを形成するビーム形成部と、
を備えたことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1に記載の水中探知装置において、
前記マルチプレクサの出力に基づいて、各アンプの出力に対する複素データを生成して前記データ選択部へ出力するA/D変換器と、
前記データ選択部で選択された出力が入力され、当該出力の所定帯域の周波数成分を通過させる、通過帯域が可変のデジタル・プログラマブル・フィルタと、
をさらに備え、
前記振幅位相補償部は、前記デジタル・プログラマブル・フィルタの出力に対して、複素数からなる補正係数を乗じることにより、振幅の不連続および位相の不連続を補正することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項2に記載の水中探知装置において、
前記A/D変換器は、所定周期でのサンプリングによって、各アンプの出力に対する複素データの実部データと虚部データを出力し、
前記データ選択部は、前記デジタル・プログラマブル・フィルタの次数をMとしたとき、各アンプに対応するM+1個の複素データからなる複素データ列をそれぞれ保持するバッファメモリを有していて、当該メモリに保持された各複素データ列における複素データの中で絶対値が最大のものをそれぞれ検出するとともに、検出した最大値のうち、所定の閾値以下の絶対値をもつ複素データを選択し、さらに、選択した複素データの中から絶対値が最大のものを検出して、当該最大値をとるアンプに対応する複素データ列を出力し、
前記デジタル・プログラマブル・フィルタは、指定された中心周波数と通過帯域幅の値に応じてフィルタ係数を算出し、前記データ選択部から出力される複素データ列に対し前記フィルタ係数を用いて所定の演算を実行して、その演算結果を出力することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項3に記載の水中探知装置において、
前記データ選択部は、前記各複素データ列から検出した複素データの絶対値がすべて前記閾値より大きい場合に、増幅率の最も小さいアンプに対応する複素データ列を出力することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項1に記載の水中探知装置において、
前記マルチプレクサの出力に基づいて、各アンプの出力に対する複素データを生成して前記データ選択部へ出力するA/D変換器と、
前記振幅位相補償部の出力が入力され、当該出力の所定帯域の周波数成分を通過させる、通過帯域が可変のデジタル・プログラマブル・フィルタと、
をさらに備え、
前記振幅位相補償部は、前記データ選択部の出力に対して、複素数からなる補正係数を乗じることにより、振幅の不連続および位相の不連続を補正することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項5に記載の水中探知装置において、
前記A/D変換器は、所定周期でのサンプリングによって、各アンプの出力に対する複素データの実部データと虚部データを出力し、
前記データ選択部は、各アンプに対応する複素データをそれぞれ1個ずつ保持するバッファメモリを有していて、当該メモリに保持された各複素データのうち、所定の閾値以下の絶対値をもつ複素データを選択し、選択した複素データの中から絶対値が最大のものを検出して、当該複素データを出力し、
前記デジタル・プログラマブル・フィルタは、指定された中心周波数と通過帯域幅の値に応じてフィルタ係数を算出し、前記振幅位相補償部から出力される複素データに対し前記フィルタ係数を用いて所定の演算を実行して、その演算結果を出力することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項6に記載の水中探知装置において、
前記データ選択部は、前記各複素データの絶対値がすべて前記閾値より大きい場合に、増幅率の最も小さいアンプに対応する複素データを出力することを特徴とする水中探知装置。 - 請求項5ないし請求項7のいずれかに記載の水中探知装置において、
前記A/D変換器とデータ選択部との間に、デジタル・ハイパス・フィルタを設けたことを特徴とする水中探知装置。 - 請求項2または請求項5に記載の水中探知装置において、
同一のターゲットからのエコー信号の振幅が前記送受波器と前記ターゲットとの距離に依存することなく一定となるように、前記振幅位相補償部の出力に対して、前記超音波を送信してからの経過時間に応じて増大する係数を乗じるゲイン調整部をさらに備えたことを特徴とする水中探知装置。
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