JP4785256B2 - ピギーバック方式のロータブリスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般的にガスタービンエンジンに関するものであり、具体的にはガスタービンエンジン内の圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ターボファンエンジンは、直列の流れ連通になっている、ファン、複数段の軸流圧縮機、燃焼器、高圧タービン(HPT)、及び低圧タービン(LPT)を備えている。空気は圧縮機内で圧縮され燃料と混合され燃焼器の中で点火されて、高温の燃焼ガスを生じ、燃焼ガスはHPTとLPTを通って下流に流れそこからエネルギーを抽出される。HPTはそれらの間のロータシャフトを介して圧縮機に動力を与え、LPTはそれらの間の他のロータシャフトを介してファンに動力を与える。
【0003】
複数段の軸流圧縮機では、多くの列つまり段の圧縮機ロータブレードが用いられ、空気は段から段へと圧縮機内を下流に流れるにつれて空気圧を増大される。圧縮機ブレードは、適切に軸方向に一体結合された対応するロータディスクの外周に取付けられ、両端で適当な軸受に支持された共通のロータ組立体を形成するようにる。
【0004】
一般的なロータディスクは軸方向のダブテールスロットをその外周に備え、対応する圧縮機ブレードの軸方向のダブテールがその中に保持される。或いは、ディスクの外周は円周方向のダブテールスロットを備え、円周方向差込みブレードのダブテールを受入れることもできる。いずれの場合おいても、回転作動中のブレードによる遠心荷重は、ディスクによって半径方向内方に薄いウェブへ伝わり、次ぎにブレードの荷重に対応できる実質的なフープ強さをもつより厚いハブに伝わる。
【0005】
ディスクは個々のブレードとは別個に製作されるが、それら全ては軸方向の中心軸線の周りで円周方向にブレード及びディスクの均一性を最大限となるように精密な製作公差を以って製作されている。圧縮機ロータは高い回転速度で作動するので、最小限の中心軸線からの半径方向偏心量と最小限の中心軸線周りの質量アンバランスで製作されなけばならない。これによって、アンバランスとそれによる振動を最小にすることができ、エンジンの円滑な作動を得ることができる。
【0006】
しかしながら、ブレード組付けディスクでは、支持ディスクが遠心荷重と相当する応力に耐えるのに十分な寸法と相当する質量をもつことが要求される。従って、ディスクは、一般的に薄いウェブによってディスクから吊下された、最小直径の穴を備える拡大ハブをもっている。
【0007】
圧縮機ロータの設計は、1個又はそれ以上のブレード組付けディスクを、ブレード又は翼形部がダブテール無しで支持ディスクの周辺と一体に形成されるユニタリ或いは一体型ブリスクに置き換えることによって向上される。ブリスクにおける一体型の翼形部と支持ディスクの機械的強度が改善されることによって、ディスクのサイズ及びその重量を実質的に減少させることが可能になる。重量の減少は飛行中の航空機に動力を与える軽量ターボファンエンジンを製作するに当たっての重要な設計目的である。
【0008】
しかしながら、ブリスクは長期の使用後に修理が必要となった場合に、それに相応する問題をもたらす。圧縮機翼形部の異物損傷は、損傷の度合いによる保証に従い修理か交換を必要とする。ブレード組付けディスク形態の場合は、個々のブレードをディスク内の対応するダブテールスロットから容易に取外すことができ、離れた場所で修理したり代替のブレードに簡単に交換することができる。
【0009】
ブリスク翼形部は支持ディスクと一体に形成されているので、翼形部は個々にブリスクから取外し可能ではなく、従ってその修理又は交換にはブリスク全体を圧縮機から取外すことが必要となる。ブリスクの取外しには圧縮機の分解を必要とし、保全修理オーバホール中に時間も費用もかかる。
【0010】
多段軸流圧縮機用の一般的な圧縮機ロータは、対応する放射方向フランジで軸方向に一体に結合された1つ又はそれ以上のロータ段をもつ幾つかのロータ構成部品を備えている。運転中に軸受に支持される対応する軸受座部をもつ集合ロータの両端間には幾つかの放射方向フランジが存在する。従って、幾つかのロータ構成部品は、エンジンの軸方向の中心軸線に関する偏心量を最小にするように組立てられ、また組立体としてアンバランスが減少になるようにバランスがとられなければならない。
【0011】
各放射方向フランジは平らで環状の面をもち、環状の面は複数の円周方向に間隔を置いた半径方向の孔を備え、この孔を貫通して取付け締結具としてボルトが用いられ対応するナットで保持されて隣接するロータ構成部品を一体に結合している。各ロータ構成部品の両端は、製作上の寸法のばらつきが起きやすく、そのことが一般的に少量の相対的偏心量及び傾き或いは端部平面の非垂直性という結果をもたらす。ロータ構成部品が一体に組立られるとき、個々の構成部品の偏心量と傾きは積み重なる。このことが、ロータの支持軸受面における相対的偏心量を最小限にするために、構成部品の適切な事前検査と精密なインデクシング或いはクロッキングを必要とする。
【0012】
さらに、組立てられたロータは、次ぎにその好ましくないアンバランスを最小限にするためにバランスとりの工程を経る。そのようにして組立てられバランスとりが行なわれたロータは、次ぎに圧縮機及びエンジンの組立て中に対応する圧縮機のケーシングの中に取付けられる。
【0013】
個々のブレードは、圧縮機の分解を必要とすることなく、ブレード組付けディスクから取外すことが可能であるが、ブリスク翼形部ではできない。代わりに、ブリスク全体を取外さねばならず、エンジンと圧縮機の分解を必要とし、上記に述べた精密な工程で圧縮機ロータの再組立てとそのバランス取りを必要とする。
【0014】
外径約30cmまでの小型圧縮機ブリスクは、この国でもまた他の国でも長年にわたって商業的に用いられてきた。そのような小型のブリスクは比較的小型のエンジンで用いられる。1つ又はそれ以上のブリスクを圧縮機ロータに用いることができ、それらは一般的に隣接するロータ構成部品上の対応するカップリングと接合する、ハブの軸方向の相対する面上にカービックカップリングを備えることができる。代わりに、ブリスクは、隣接するロータ構成部品に取付けられる対応する放射方向フランジをもつ一体の環状の取付けアームを備えることができる。
【0015】
どちらの実施形態でも、ブリスクは集合圧縮機ロータの一体化した構成部品を形成し、その全体構造の一部となり、隣接するロータ構成部品間の一連のトルク荷重を伝達する必要がある。また、集合ロータは、支持軸受の間の連続した荷重経路となり、種々のロータの荷重を軸受に伝達する。従って、ブリスクは圧縮機ロータの分解無しでは取外しできない。
【0016】
ブリスクがブレード組付けディスクよりも実質的な重量軽減ができることから、実質的により大きい、例えば90cmもあるほどのブリスクが実質的により大きい推力70,000ポンド級或いはそれ以上のガスタービンエンジン用に開発されつつある。これらの大型ブリスクは非常に高価である。そのような大型圧縮機内の大型ブリスクの修理に必要な対応する圧縮機とエンジンの分解には、それに相応する多額の保守費用を伴う。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
従って、保守オーバホール中に完全な圧縮機ロータの分解を必要としないで修理が可能な1つ或いはそれ以上のブリスクを備えた改良された圧縮機ロータを提供することが望まれる。
【0018】
【課題を解決するための手段】
圧縮機ロータは、対応する列のロータブレードをもち、同軸に隣接しているディスクを含む。前方シャフトは前部ディスクに取付けられ、ロータをその前端で支持するように軸受に支持される環状座部を備えている。ブリスクは座部と前部ディスクとの間で軸方向にシャフトを同軸に囲繞して、シャフトにピギーバック方式で取外し可能に固定結合されている。修理の方法としては、ブリスクは圧縮機ロータ自体の分解なしに圧縮機ロータから取外しできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明を、好ましい例示的な実施形態により、その目的及び利点と併せて、添付の図面を参照しながら、以下の詳細な説明によって具体的に説明する。
【0020】
図1に示されるのは、航空機の翼に取付けられた例示的なターボファンエンジン10であり、運転中推進力を提供する。エンジンは長手方向即ち軸方向の中心軸線12について軸対称であり、前方取入れ口を通して空気14を受入れ、この空気はエンジンによって加圧されて推進力を作り出す。
【0021】
エンジンは、その前端にファンモジュール16を備え、その後方に順に多段軸流高圧圧縮機(HPC)18、環状燃焼器20、高圧タービン(HPT)22、及び低圧タービン(LPT)24を備える。運転中、ファン空気の一部がHPC18内で圧縮され燃焼器20内で燃料と混合され点火されて、高温の燃焼ガスを生成し、この高温の燃焼ガスが順にHPTとLPTを通って下流に流れ対応するロータシャフトを介してHPCとファンそれぞれに動力を与える。
【0022】
HPC18は中心軸線12の周りに同軸に配置されたロータ構成部品の組立体である環状の圧縮機ロータ26を備えている。ロータ26は両端で適当な軸受28内に支持され運転中回転する。ファンモジュールは、圧縮機ロータ26の内部で同心的に延びて後方端でLPT24に結合されるファンシャフト或いはロータ30を備えている。ファンシャフトはまた、その長さ方向に沿った対応する軸受28に支持され、運転中圧縮機ロータから独立して回転する。
【0023】
図2により詳細に示すように、ファンモジュール16は支持ディスクから半径方向外方に延びる一列の大型ファンブレードをもつファン32を備えており、ディスクは次ぎにファンシャフト30の前端に結合されている。低圧或いはブースタ圧縮機34は、ファンディスクに結合されそれと共に回転する幾つかの段の圧縮機ブレードを備えている。
【0024】
環状の前側フレーム36は部分組立体になっているファンモジュールの幾つかの構成部品を支持しており、ファンモジュールは保守の目的でエンジンのそれ以外の部分から取外し可能である。一列の可変取入れ口ガイドベーン38がブースタと高圧圧縮機との接続部に配置されており、空気流れを圧縮機18に導く。前部フレームはブースタ圧縮機34の固定ベーンを支持し、またファン及び圧縮機ロータの前端を支持する3つの例示的な軸受28を支持する。
【0025】
HPC18の前方部分を図3により詳細に示す。圧縮機18は環状の固定ケーシング40を備えており、それから、所望に応じ可変でも一定でもよい幾つかの列或いは段の圧縮機固定ベーン42が半径方向内方に延びている。HPCロータ26は同軸に隣接する複数のロータディスク44を備えており、ロータディスクの各々はそれから半径方向外方に延びる一列の圧縮機ロータブレード46をもっている。これは、一般的に個々に取外し可能なブレードを、対応するダブテールでそれぞれのディスクの外周に形成した相補的な関係にあるダブテールスロットに取付けることによって得られる。
【0026】
それに代えて、ブレードは、この分野でブリスク(図示せず)として知られているユニタリ或いは一体型形状に対応するディスクと一体形成することができる。 図1に概略図として示し、図3により詳細に示す通り、圧縮機ベーン42及びブレード46は、軸方向下流即ち後方向に向けて順次交互になっており、また空気14が圧縮機から燃焼器へと軸方向に流れるにつれてその圧力を増大させるようにその寸法が減少してる。
【0027】
図1に示す通り、エンジン全体は多くの構成部品を備えそれらは厳密な公差で精密に組立てる必要がある。エンジンの回転構成部品は最小のアンバランスで高速回転作動を行なうように幾つかの軸受28で支持れる。HPC18はエンジンの中央部に位置し、従ってエンジンの十分な分解なしでは保守のためにアクセスすることができない。
【0028】
圧縮機ロータ26は、その種々のディスクをロータ構成部品の集合組立体に軸方向に一体結合する複数のフランジ継手48を備えている。これは図3により詳細に示してあるが、そこでは例示的な実施形態の最初の2つのロータディスク44は、互いに一体の2段タンデム型ロータ構成部品として一体成形され、次いで1つのフランジ継手48によって下流のロータ構成部品に接続されている。各ロータ構成部品は、単一のロータディスク或いは所望に応じタンデムに一体に溶接した複数のロータディスクとすることができる。これらのロータ構成部品は、種々のフランジ継手48によって適当に一体に結合し、圧縮ロータ全体を構成する。
【0029】
フランジ継手48は通常のものであり、一般的に複数の円周方向に間隔を置いている軸方向貫通孔をもつ、一対の環状の放射方向フランジを備えており、その貫通孔を通して締結ボルトが配置されナットで固定され、必要に応じ組立て或いは分解することができる接続を得る。
【0030】
例えば、図3に示す個々のフランジ継手48の個々の接合面は、一般的な製作公差によって寸法のばらつきから免れない。従って、それらの面は一般的にはロータ構成部品の各々の両端間の相対的な偏心量をもっている。また各ロータ構成部品の両端フランジはまた非垂直即ち傾きをもつ可能性もある。各ロータ構成部品のこの偏心量と傾きは、構成部品が組立てられ一体にボルト止めされるときに積み重さなることを免れない。
【0031】
それ故、圧縮機ロータの組立て工程は比較的複雑であり、相対的な偏心量及び傾きを求めるためにロータ構成部品の個々の検査や測定が必要であり、また組立てられたロータがその軸受面で相対的偏心量が最小になるようにするために構成部品の回転位置を精密にインデクシング或いはクロッキングすることが必要である。このような方法で、組立てられたロータの構造的アンバランスを最小にし、運転中の振動を最小にすることができる。
【0032】
組立てられたロータはまた、運転中に円滑でバランスがとれた作動が達成できるように、固定ケーシングへの組立て前に組立体としてバランスをとる。
【0033】
多くのロータ構成部品の固定ケーシングへの複雑な組立ての観点から、保守作業の間にエンジン及び圧縮機を分解することは、圧縮機及びエンジンの再組立ての複雑さとそれに伴う費用から見て好ましくない。従って、一般的な圧縮機ディスクは、その修理の保守作業中に個々に取外しできる個別の圧縮機ブレードをそれぞれ取付けるため外周にダブテールスロットを備えている。従って、圧縮機ロータは、そのような個別のブレードを修理するため分解する必要がない。
【0034】
しかしながら、上記に示したように、翼形部がユニタリ即ち一体型として支持ディスクと一体に形成された圧縮機ブリスクは、従来のブレード組付けディスクよりも実質的な高性能と重量軽減という利点を享受する。小型の圧縮機ブリスクは商業的実用に使われておりまた圧縮機ロータの一体部品であり、修理や交換のためブリスクを取外すにはエンジンと圧縮機の分解を必要とする。小型タービンエンジンを分解するのは大型商用航空機エンジンの分解よりも伴う面倒が遥かに少ない。この理由により、それに伴う到底実行できない高額の保守費用から、大型商用ターボファンエンジン用大型ブリスクは現在のところその使用は知られていない。
【0035】
図3に示す本発明の1つの実施形態によると、圧縮機ロータ26は、圧縮機ロータ26にピギーバック方式で或いは平行に取付けられたその相対的に大きい第1段としてのブリスク50を備えている。これによりブリスクの独立した組立及び分解が可能となり、圧縮機及びブリスクの修理のための保守作業中に圧縮機を分解する必要がなく、圧縮機ロータ26の構造的一体性を維持する。
【0036】
ブリスク50を圧縮機26にその一体性を損なうことなく取付けるために、ロータは、例えば第2段ディスクのようなそのディスク44の前方の1つに固定されている環状の前方シャフト52を備えている。ある好ましい実施形態においては、前方シャフトは強度をもたせるためとブリスク50の内径を減少させるために円錐形になっている。前方シャフト52は、それと一体型形状に第2段ディスク44と一体に形成されることが好ましいが、別の実施形態では適当なフランジ継手を用いてそれにボルト止めすることもできる。
【0037】
前方シャフト52は、軸方向前方向に向って直径が減少し、その前端で、前部フレーム36に支持されている第3軸受28に支持される環状又は円筒状のジャーナル部或いは座部54で終わっている。このように、軸受は圧縮機ロータ26をその前端で支持し、前方座部54及び第2段ディスク44との間に構造的な連続負荷経路を構成するがシャフト上にピギーバック方式で載置されているブリスクを通る連続負荷経路は構成しない。
【0038】
従って、その前方シャフト52をも含め、圧縮機ロータ26全体は、その軸方向の軸受面間の偏心量を最小にするように先ず組立てられ、圧縮機内への組立てに先立ってバランスがとられる。従って、保守作業の間、圧縮機ロータ26それ自体は、その個々のブレード46の取外修理のために、さらにより重要なことはピギーバック方式のブリスク50の修理や交換のために、分解を必要としない。
【0039】
ブリスク50は軸方向に座部54と前部ディスク44の間で前方シャフト52を簡単に同軸に囲繞し、前方シャフトにその軸方向の一体性を妨げることなくピギーバック方式で取外し可能に固定結合される。
【0040】
ピギーバック方式で取付けられたブリスク50は改善された高圧圧縮機18をもたらし圧縮機ロータ26の分解を必要とすることなくブリスクの修理又は交換を可能にする。ロータはその前方シャフト52及び幾つかのロータディスク44をも含めた圧縮機ロータ26を分解することなく、組立てた圧縮機18中の元の位置のままの前方シャフト52からブリスク50を最初に取り出すことによって簡単に修理できる。交換ブリスクは元のブリスクを取外す反対の順序で前方シャフト52上に簡単に取付けることができる。交換ブリスクは、適切に修理した元のブリスクでもよいし、新しく製造した代替用ブリスク或いはさもなければ他のエンジンからのもを修理したものでもよく、個々にバランスがとられる。
【0041】
図3に最初に示した通り、ブリスク50は前方シャフト52を緊密に囲繞し、それとの間の隙間を小さく一定にするために例えば円錐形とするなどの相補的関係にあるセンタ穴をもつ管状ディスク又はハブ56を備えている。一列の一体型翼形部58がハブの外周から半径方向外方にユニタリ即ち一体型形状をなして延びている。
【0042】
ブリスクはまた、好ましくはハブと一体の形状でハブから一体に延びている環状の支持アーム60を備えている。ブリスクアームは好ましくは前方に延び、また好ましくはその下にある前方シャフト52の円錐形形状にマッチするように部分的に円錐形をしている。
【0043】
ブリスクを前方シャフトにピギーバック方式で取付ける好ましい実施形態を、より詳細に図4、図5に示す。ブリスクアーム60は、アームの中間胴体内の部分から半径方向内方そして後方を向くコーナノッチ形状の環状ラベット62を備えるのが好ましい。対応して、前方シャフト52は環状のラグ64を備え、これがラベット62と相補的関係をなし、前方シャフト上のブリスクをエンジンの軸方向中心軸線について最小の偏心量で正確に同軸に位置合せする。
【0044】
図3及び図4に示すように、ラグ64の外側直径とラベット62の内側直径は適当な製作公差内の共通の公称値Aをもち、同心性を確保し偏心とそれに対応する回転アンバランスを最小限にするようなブリスクと前方シャフト間の正確なインタフェースをもたらす。
【0045】
幾つかのフランジ継手48は幾つかのディスク44を軸方向に一体結合して、その前端に前方シャフト52を備えたロータ構成部品の集合組立体とする。軸方向に隣接する圧縮機ロータの構成部品は、当初の組立て時にロータの中心軸線12からの偏心量を最小にするように一体に積み重ねられる。ラベット62とラグ64は、独立してブリスク50の中心軸線からの偏心量を最小にするように、中心軸線12に対して同軸に配置されている。
【0046】
このようにして、保守時に圧縮機ロータ組立体26の一体性或いはバランスに悪影響を及ぼすことなく、ブリスクの独立した交換が可能なように圧縮機ロータ26及びブリスク50の同心性とバランスは独立して達成される。ブリスク50は、前方シャフト52の周りに組立てられたときロータとブリスクの集合組立体が適切にバランスがとれているように独立してバランスが取れているのが好ましい。
【0047】
ブリスク50はどのような従来のやり方ででもバランスを取ることができ、例えば図3に示すように、ブリスク50は適当なバランス矯正具66を備えることができ、これはディスク44及び前方シャフト52を集合的に含んだ圧縮機ロータ26のバランスに対して独立している。バランス矯正具66はブリスクのリムの下の対応するスロットの中に装着される従来型のバランスリングの形態であるのが好ましい。バランス矯正はまたブリスク全体の動的バランスのために翼形部の先端や翼形部の間のプラットフォーム(図示せず)の質量を部位的に機械加工で取り去って行なうこともできる。
【0048】
図3及び図4に示すように、前方シャフト52は円錐形をしており、最前端の第2段ディスク44からシャフトの先端にある軸受座部54まで前方に行くにつれて直径が減少しているのが好ましい。これに対応して、ブリスクアーム60も円錐形をしており、ブリスクハブ56から位置合せラベット62まで前方に行くにつれて直径が減少するのが好ましい。
【0049】
円錐形の前方シャフト52とブリスクアーム60は三次元的な構造上の剛性を高め、また前方シャフト周りに妨害のないブリスクの組立てと分解を可能にする。上記に示すように図3に示すブリスクハブ56のセンタ穴は、内側に収められるシャフト52の円錐形の形状に合わせて円錐形であり、センタ穴は位置合せラグ64の外径64よりも僅かだけ大きい最小の内径Bをもち、組立て分解時ブリスクが妨害されることなくラグ64を超えて軸方向に動かすことを可能にすることが好ましい。
【0050】
図3に示される圧縮機ロータ26は運転中HPTによって動力が与えられ、ブリスク50はブリスクにトルクを伝えるためにの前方シャフト52に適切に結合されねばならない。従って、ラベット62とラグ64を位置合せして係合させてブリスクアーム60を前方シャフト52に固定結合し、トルクをロータとブリスクの間で伝えるための手段が設けられる。
【0051】
図3〜図5に示す好ましい実施形態において、ブリスク結合手段は、ラグ64の前方位置で前方シャフト52の外側表面にその円筒形部分において形成された複数の円周方向に間隔を置いたスプライン68を含んでいる。複数の円周方向に間隔を置いたスプライン溝70はラベット62の前方においてブリスクアーム60の円筒状部分の内部に形成され、運転中にトルクを伝達するように相補的関係にあるスプライン68と円周方向に係合する。
【0052】
保持用ナット72が、ブリスクアーム60の前方末端に軸方向に当接してスプラインの前方の前方シャフトの外側ねじに螺合し、ラベット62の軸方向の面をラグ64の相補的関係にある軸方向の面に対して軸方向に保持する。
【0053】
図3に最初に示したように、圧縮機の固定ケーシング40は、その幾つかのディスク44及びピギーバック方式のブリスク50を含む圧縮機ロータ26を、固定ベーン42を軸方向にその間に配置して囲繞している。ファンモジュール16は接合する放射方向フランジと締結用ボルト及びナットを備えた従来型フランジ継手74で圧縮機ケーシング40の前端に取外し可能に結合されるのが好ましい。フランジ継手74を分解して、従来の方法でファンと圧縮機ロータを取外すことによって、ファンモジュール16全体をエンジンの前部から取外すことができ、露出した前方シャフト52からブリスク50を取外すために直接にかつ前からそれにアクセスすることが可能になる。
【0054】
ファンモジュール16の取外しを図6に示す。ブリスク50の直前にある取入れ口ガイドベーン38は、分解されたフランジ継手74の対応する部分の近くでファンモジュールの後端に接続したまま残る。第3軸受28はファンモジュールの前部フレーム36に接続したまま残る。
【0055】
従って、ファンモジュールが高圧圧縮機から取外されるとき、第3軸受28はファンモジュールと共に取外し可能で、ブリスク50を取外すためにそれに直接アクセスすることを可能にしている。ファンを低圧圧縮機に接続するファンシャフト30は、どのような従来のやり方でも取外しできてファンモジュール全体を圧縮機ケーシング40から取外すことが可能となる。
【0056】
次いで露出されたブリスク50は前方シャフト52から取外されて交換ブリスクを前方シャフトの周りの正しい場所に取付けることによって交換することができる。次いでファンモジュール16は、取外した時と逆のやり方で再取付けできる。
【0057】
図6に示す通り、最初に保持ナット72をシャフト52から取外し、これによってスプライン溝70が内部のスプライン68から引き出されるにつれてブリスク50は簡単に軸方向前方へ位置合せラグ64から取外すことが可能になり、ブリスク50自体は前方シャフトから取外される。交換ブリスクは逆の順序で取付けられ、ラベット62が位置合せラグ64の周りに着座するにつれてスプライン68と溝70は係合する。次いでナット72を前方シャフト52に再取付けしてブリスクをシャフトに固定する。
【0058】
圧縮機ロータ26はブリスク50の交換のために取外しをしないので、その同心性とバランスは変化することなく保たれる。ファンモジュールを再取付けするとき、第3軸受28は前方シャフト52の軸受座部54を受入れ圧縮機ロータは軸受内での最初の位置合せされた状態に戻される。
図7及び図8はブリスク50を前方シャフト52に取付ける別の実施形態を示す。この実施形態においては、結合手段は、その中にラベット62が形成されているブリスクアーム60の最前端に配置された半径方向内方に延びる外側フランジ76を含む。
【0059】
位置合せラグは、シャフト52と一体に形成された半径方向外方に延びる内側フランジ78の形をとっている。複数の円周方向に間隔を置いた軸方向のボルト孔80が、外側及び内側のフランジ76、78を貫通して延びて、対応するボルトという形をとる複数の締結具82を受入れ、ボルトはブリスクアーム60を前方シャフト52に締付けるための対応するナットで保持される。2つのフランジ76、78の接合面が、運転中にトルクを伝達するための摩擦インタフェースとなり、一方ラベット62とラグ64は中心軸線12周りのブリスクの精密な同心性を保持する。
【0060】
図3及び図7に示す2つの実施形態は全般的に同様であるが、修理のためにその分解を可能にしながらそれらの間にトルクを伝達するためにブリスクを前方シャフトに結合する手段の具体的実施形態だけが異なる。前方シャフトは第2段ディスク44及び前部軸受座部54の間で連続を保ち、また取外し可能なブリスク50によって中断されていない。
【0061】
図3に示すスプラインの実施形態は、ブリスクハブ56の内径Bを対応的に最小化することによって、ラグ64の外径Aも利用可能なスペースの範囲内において最小化することが可能であることからして、好ましい。
【0062】
図7及び図8に示す実施形態におけるラグ64は、内側フランジ78と一体になっているので、トルクをフランジ継手を通して伝達するに十分の強度を可能にするには対応する大きい直径を必要とする。それに対応して、図7に示すブリスクハブ56の内径も図3の実施形態のものよりも大きい。
【0063】
ブリスクハブ56の内径を可能な限り小さくすることによって、対応するハブの強度は増加する。ハブの強度の増加によってブリスクハブを運転中の応力の受容限界に対して小さい寸法にすることが可能となり、対応してその重量の減少がもたらされる。ブリスク50の導入は、先ずその空気力学的性能及び機械的強度の向上のためであり、またそれらに役立つ対応する重量の減少のためである。
【0064】
また、図3におけるブリスクのスプライン取付けは、ブリスクハブの寸法を最小化し、全体重量が図7の実施形態に比較してさらに減少する。
【0065】
上記に示した幾つかの構成において、ブリスク50は高圧圧縮機の第1の最大の段を構成し、エンジン特に大型商用ターボファンエンジンの実質的な重量軽減を可能にする。独立した圧縮機ロータ26にブリスクをピギーバック方式で装着することで、エンジン及び高圧圧縮機18の完全分解を必要としないでブリスクのみの便利な取外しを可能にする。このようにして、高圧圧縮機ロータ26の構造的一体性が維持され、保守作業においてその分解と再組立てという複雑な工程が不要となる。
【0066】
もし望むなら、高圧圧縮機の1つ或いはそれ以上の段をブレード組付けディスクに代えて圧縮機ロータの前端にピギーバック方式で取付けたブリスクを用いて構成し、圧縮機ロータの分解をすることなくブリスクを独立てきに取外すことを可能にできる。
【0067】
本明細書では本発明の好ましい例示的な実施形態と思料するものについて説明してきたが、本発明のその他の変形形態は本明細書の教示内容から当業者には自明であり、従って本発明の技術思想及び技術的範囲に属するかかる形態すべてが特許請求の範囲で保護されることを望むものである。
【0068】
従って、特許による保護を望むのは、請求項に規定され特徴付けられた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 飛行中の航空機に動力を与える例示的なターボファンエンジンの軸方向概略断面図。
【図2】エンジンの多段軸流圧縮機から軸方向上流に配置された 図1に示すファンモジュールの前方部分の軸方向拡大断面図。
【図3】 本発明の例示的実施形態によるロータ及びそれに結合されたピギーバック方式のブリスクを含む、図1に示す高圧圧縮機の前面部分の軸方向拡大図。
【図4】 例示的実施形態による圧縮機ロータの前方シャフトに結合している、図3に示すブリスクの支持アームの軸方向拡大断面図。
【図5】 図4における線5−5による、ブリスクアーム及びシャフトの一部の半径方向断面図。
【図6】 図3に示す圧縮機ロータの前部分の分解組立図及びその修理の方法のフローチャート。
【図7】 本発明の別の実施形態によるピギーバック方式のブリスクをもつ、図1に示す高圧圧縮機ロータの前部分の軸方向断面図。
【図8】 図7に示すブリスクアーム及びロータシャフトの軸方向拡大分解断面図。
【符号の説明】
12 中心軸線
14 空気
16 ファンモジュール
18 多段軸流高圧圧縮機(HPC)
26 圧縮機ロータ
28 軸受
30 ファンシャフト
36 前側フレーム
38 可変取入れ口ガイドベーン
40 固定ケーシング40
42 固定ベーン
44 ディスク
46 ブレード
48 フランジ継手
50 ブリスク
52 前方シャフト
54 環状座部
56 ブリスクハブ
58 一体型翼形部
60 ブリスクアーム
62 ラベット
64 ラグ

Claims (10)

  1. 複数のディスク(44)と、前方シャフト(52)と、ブリスク(50)とを含む圧縮機ロータ(26)であって、
    前記複数のディスク(44)の各々は、各々のディスク(44)から半径方向外方に延びている一列のロータブレード(46)をもち、該複数のディスク(44)は互いに同軸に隣接しており
    前記前方シャフト(52)は、前記ディスクの前方の1つに取付けられ、該前方シャフト(52)の前端で前記圧縮機ロータを支持するために軸受(28)に支持される、該前方シャフト(52)の前端にある環状座部(54)をも
    前記ブリスク(50)は、軸方向に前記座部(54)と前部ディスク(44)の間で前記前方シャフト(52)を同軸に囲繞し、前記前方シャフトに軸方向に平行に取外し可能に固定結合され
    ことを特徴とする、圧縮機ロータ(26)。
  2. 前記ブリスク(50)が、前記前方シャフト(52)を囲繞するハブ(56)、前記ハブ(56)から一体に延びている環状支持アーム(60)、及び前記アームから半径方向内方に向くコーナノッチ形状の環状ラベット(62)を含み、
    前記前方シャフト(52)が、前記ブリスクを前記前方シャフトと同軸に位置合せさせるために前記ラベット(62)と相補的関係にある、半径方向外方に延びるフランジ形状の環状ラグ(64)を含む、請求項1記載の圧縮機ロータ。
  3. 前記ラベット(62)及びラグ(64)を係合せるように前記ブリスクアーム(60)を前記前方シャフト(52)に固定結合させるための手段(68,76)をさらに含む、請求項2記載の圧縮機ロータ。
  4. 前記前方シャフト(52)が円錐形をしており、前記前部ディスク(44)から前記軸受座部(54)まで前方に向けて直径が減少し、また前記ブリスクアーム(60)が円錐形をしており、前記ハブ(56)から前記ラベット(62)まで前方に向けて直径が減少する、請求項3記載の圧縮機ロータ。
  5. 前記ブリスクハブ(56)が前記ラグ(64)よりも大きい直径をもつセンタ穴を含む、請求項4記載の圧縮機ロータ。
  6. 前記ブリスク(50)を、前記シャフト(52)及びディスク(44)を分解することなく、前記シャフト(52)から取外す段階と、交換ブリスク(50)を前記シャフト(52)に取付ける段階と、を含む、請求項5記載の前記圧縮機ロータの修理方法。
  7. ケーシング(40)及び請求項1に記載の圧縮機ロータ(26)を含み、該圧縮機ロータが内部に配置されている高圧圧縮機(18)と、前記ケーシング(40)に取外し可能に結合されたファンモジュール(16)とを含む、装置。
  8. 前記ファンモジュール(16)が前記軸受(28)を支持するフロントフレーム(36)を含み、前記軸受が前記前方シャフトからの取外しのために前記ブリスク(50)へのアクセスを提供するために前記ファンモジュールと共に取外し可能である、請求項7記載の装置。
  9. 前記ブリスク(50)が、前記前方シャフト(52)を囲繞するハブ(56)、前記ハブ(56)から一体に延びている環状支持アーム(60)、及び前記アームから半径方向内方に向くコーナノッチ形状の環状ラベット(62)を含み、前記前方シャフト(52)が、前記ブリスクを前記前方シャフトと同軸に位置合せさせるために前記ラベット(62)と相補的関係にある、半径方向外方に延びるフランジ形状の環状ラグ(64)を含む、請求項8記載の装置。
  10. 前記ラベット(62)及びラグ(64)を係合せるように前記ブリスクアーム(60)を前記前方シャフト(52)に固定結合させるための手段(68,76)をさらに含む、請求項9記載の装置。
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