JP4785178B2 - 物体把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物体把持装置に関し、特に、景品獲得ゲーム装置において景品を把持するための物体把持装置に関する。
従来、一対の把持アームが両端位置に移動した状態で景品把持装置が筐体の奥側に停止した状態から、景品把持装置を目的の景品位置まで前進させ、一方の把持アームを目的の景品の片側位置に移動させ、他方の把持アームを目的の景品のもう一方の片側位置までさせると、把持アームの下降位置が決定して、景品把持装置が下降し、把持アームが適正な位置に下降すると、下降動作が停止して把持アームに把持動作をさせるクレーンゲーム装置がある。
このようなクレーンゲーム装置では、把持アームが近接して把持アームが景品を押し付けるように動作し、把持アームには景品によって開方向の力が作用することとなる。
そこで、この開方向の力に対して閉方向の力を作用させるコイルスプリングを設けて把持アームに把持力を付与するようにしている。
この把持アームの把持力は、景品の獲得率に影響を与えるため、コイルスプリングを取付け片に対して蝶ナットにより取付け長さを調整可能とし、蝶ナットの締め付けによってコイルスプリングの弾性力、すなわち把持アームの把持力を調整できるようにしている(特許文献1参照)。
特開2003−53021号公報
このようなクレーンゲーム装置における把持装置においては、把持アームの把持力調整を蝶ナットによるコイルスプリングの取付け長さを調整することで行っているため、一応の把持力調整はできるものの、把持力の大きなところから小さなところまでの細かな調整が行いがたいものである。
本発明の目的は、把持アームの把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことのできる物体把持装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の物体把持装置は、物体を把持するための把持装置本体と、
前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
前記把持力調整機構は、
前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側の支持位置を前記ねじり部中心から長さ可変に支持するように構成された第1規制手段と、
前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの他端側を、前記一端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成された第2規制手段とを有し、
前記第1規制手段と第2規制手段は、それぞれ前記把持装置本体と前記把持アームに別々に設けられることを特徴とする。
本発明によれば、第1規制手段と第2規制手段がそれぞれ把持装置本体と把持アームに別々に設けられた状態で、第1規制手段によりねじりばねの一端側の支持位置をねじり部中心から長さ可変に支持することで、ねじりばねの一端側の支持位置までの長さの変化によって弾性力を変化させることができ、しかも、ねじりばねの他端側を第2規制手段によって一端に対する初期相対角度を変更可能に支持することで、他端側の角度によるばね張力を変化させることができ、その結果、把持アームの把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
なお、以上及び以下において、「初期相対角度」とは、把持アームの開閉によって相対角度が変化するため、把持アームが初期静止状態のときの相対角度であることを示すものである。
本発明の他の物体把持装置は、物体を把持するための把持装置本体と、
前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
前記把持力調整機構は、
前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側の支持位置を前記ねじり部中心から長さ可変に支持するように構成され、前記把持アームの一方に設けられる第1規制手段と、
前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの他端側を、前記一端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成され、前記把持アームの他方に設けられる第2規制手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、第1規制手段を把持アームの一方に設け、第2規制手段を把持の他方に設けた状態で、規制手段によりねじりばねの一端側の支持位置をねじり部中心から長さ可変に支持することで、ねじりばねの一端側の支持位置までの長さを変化させることにより弾性力を変化させ、ねじりばねの他端側を第2規制手段により一端に対する初期相対角度を変更可能に支持することで、他端側の角度の変化によるばね張力を変化させることができ、その結果、把持アームの把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
最初の発明にかかる物体把持装置にあっては、前記第1規制手段は、前記把持装置本体または把持アームに対してスライド可能にされたスライド部材にて形成することができる。
このような構成とすることにより、スライド部材をスライドさせるだけで、第1規制手段によるねじりばねの一端側の支持位置を容易に変化させることが可能となる。
本発明のさらに他の物体把持装置は、物体を把持するための把持装置本体と、
前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
前記把持力調整機構は、
前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側を前記ねじり部中心からの長さを可変に支持するように構成され、かつ、前記ねじりばねの他端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成された規制手段を有し、
前記把持力調整機構と前記ねじりばねの他端は、それぞれ前記把持装置本体と前記把持アームに別々に設けられることを特徴とする
本発明によれば、把持力調整機構とねじりばねの他端をそれぞれ把持装置本体と把持アームに別々に設けた状態で、把持力調整機構の規制手段によって、ねじりばねの一端側をねじり部中心からの長さを可変に支持することで、一端側の支持位置までの長さの変化により弾性力を変化させ、同時にねじりばねの一端側をねじりばねの他端に対する初期相対角度を変更可能に支持することで、ねじりばねの一端側の角度の変化によるばね張力を変化させることが可能となり、その結果、把持アームの把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5は、本発明の物体把持装置の一実施の形態に係る景品把持装置を用いたクレーンゲーム装置を示す図である。
図1は、本実施の形態に係るクレーンゲーム装置の全体斜視図で、図2は、景品把持装置の拡大斜視図である。
この実施の形態では、1つの筐体1に2つのクレーンゲーム装置2が左右に設けられたものであるが、1つの筐体1に1つ、あるいは3つ以上のクレーンゲーム装置2を備えたものであってもよい。
図1に示すように、筐体1の下半部には前面の上部にクレーンゲーム装置2の操作ボタン3とコイン投入口5が各々設けられ、前面の下部には景品出口4が各々設けられている。
操作ボタン3は、左側が前進用スイッチSW1,真ん中が左アーム用スイッチSW2、右側が右アーム用スイッチSW3である。
なお、これら左アーム用スイッチSW2、右アーム用スイッチSW3をレバーにすることも可能である。
筐体1の上半部は前面と側面が透明ケース6に覆われていて、左右方向中央部に設けた仕切部7により2つのクレーンゲーム装置2の領域が区画されている。
なお、透明ケース6の側部6aは、着脱可能に取り付けられ、景品Kの出し入れを筐体1の横から行えるようになっている。
透明ケース6内の各床部8には景品Kが配置され、この景品Kの上方には、操作ボタン3の操作により床部8の景品を2本の把持アーム9により把持する景品把持装置10が昇降可能に設けられている。
床部8には、景品出口4に連通する落とし口11が幅方向の全域に開口可能に形成されている。
図2に示すように、景品把持装置10は、水平方向に設けられたレール12に左把持アーム9aと右把持アーム9bが移動可能に支持され、これら左把持アーム9aと右把持アーム9bとが接近離反することで、景品を挟持解放するようになっている。
各把持アーム9a、9bの先端には爪13が取り付けられている。
なお、レール12は、カバー14で覆われた状態となっている。
また、景品把持装置10は、2つの伸縮筒16内の各ワイヤ17を介して、図示せぬ昇降移動装置により昇降可能、かつ、筐体1の奥行き方向に移動可能に支持されている。
景品把持装置10は、図3に示すように、把持装置本体20を有し、この把持装置本体20に設けられたレール12に対し把持アーム9が移動自在に支持されている。
なお、この景品把持装置10は、左右対称の状態となるため、図3においては、左側の部分のみを図示している。
具体的には、レール12は、筐体1の幅方向に延びる矩形断面形状のもので、このレール12の前壁と後壁には内側に向かって開くコの字断面形状のガイド部15が形成され、このガイド部15に把持アーム9を揺動可能に支持するアームブラケット18がローラ19を介して移動可能に支持されている。
レール12には、左端部側にステッピングモータMが設けられ、ステッピングモータMの軸に固定された駆動プーリ21と、レール12の右端部側に回動可能に支持された縦動プーリ(図示せず)とが両者に巻回されたタイミングベルト(図示せず)を介して連係され、このステッピングモータMにより右側の把持アーム9bが左右に移動できることとなる。
同様に、レール12の右端部側にステッピングモータ(図示せず)が設けられ、このステッピングモータの軸に固定された駆動プーリと、レール12の左端部側に回転可能に支持された縦動プーリ(図示せず)がタイミングベルトを介して連係され、この右端部側のステッピングモータにより左側の把持アーム9aが左右に移動できるようになっている。
アームブラケット18の下端部には、把持アーム9の上端部がピン22により揺動可能に支持されている。
従って、把持アーム9は、把持装置本体20に対し回動可能に吊り下げ保持された状態となっている。
また、このピン22には、把持アーム9に対して景品Kを把持する把持力を付与するねじりばね23が取り付けられている。
このねじりばね23は、ねじり部24にピン22を貫通させた状態で取り付けられ、把持力調整機構25によってねじりばね23による把持アーム9の把持力を調整可能にされている。
把持力調整機構25は、把持アーム9に設けられる第1規制手段26と、把持装置本体20側のアームブラケット18に設けられる第2規制手段27とを有している。
第1規制手段26は、ねじり部24より突出するねじりばね23の長い方の一端28側の支持位置をねじり部24の中心から長さ可変に支持するもので、図5にも示すように、把持アーム9に沿って垂下方向に所定間隔で複数形成された目盛り孔29と、ねじりばね23の一端28側を抱え込む状態で一対のアーム片30間に係入されるとともに、ねじりばね23の一端28側が付勢方向Aに対しての脱落を防止するアーム片30への係止部31が一体的に形成され、アーム片30に沿ってスライド可能にされたスライド部材32とを有している。
第2規制手段27は、ねじり部24より突出するねじりばね23の短い方の他端33側を一端28に対する初期相対角度を変更可能に支持するもので、図4にも示すように、アームブラケット18の下端部に設けられた他端33の回転軌跡に沿う一対の扇状の規制片34と、この一対の規制片34間にあってピン22を中心に回転可能にされた規制体35とを有している。
一対の規制片34には、ピン22を中心とした回転軌跡に沿って複数の規制孔36が所定間隔で設けられ、規制体35の規制孔36対応位置にピン挿通孔37が設けられ、規制体35を回転させて規制体35のピン挿通孔37と所定位置の規制片34の規制孔36対応位置でピン挿通孔37及び規制孔36にピン38を挿通することで、規制片34に対し規制体35を固定し、規制体35によって他端33側を一端28に対する初期相対角度を変更し得るようになっている。
従って、規制孔36及びピン挿通孔37よりピン38を抜き、ねじりばね23の一端を所定の角度規制体35で回転させた状態で、所定の規制孔36及びピン挿通孔37にピン38を挿通させることで、第1規制手段26による設定角度に基づいたばね張力を変化させることができ、また、スライド部材32をアーム片30に沿ってスライドさせ、所定の目盛り孔29位置で停止させることによって、第1規制手段26ねじり部24の中心からの一端28側の支持位置を変化させて支持位置までの長さによる弾性力を変化させることができる。
例えば、第2規制手段27によりねじりばね23の他端33側をB方向に角度変化させると一端28側のA方向への付勢力(把持力)が大きくなり、逆にすると小さくなる。
また、第1規制手段26により一端28側の支持位置をC方向に移動させると弾性力(把持力)が小さくなり、逆にすると大きくなる。
従って、第1規制手段26及び第2規制手段27の調整によって把持アーム9の把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
なお、ねじりばね23の一端28及び他端33並びに第1規制手段26及び第2規制手段27の位置関係を図示の例と逆にしても同様の効果が得られる。
次に、このような景品把持装置10の動作状態について説明する。
まず、左側の把持アーム9aがレール12の左側、右側の把持アーム9aがレール12の右端に位置した状態で、前進スイッチSW1を押し、景品把持装置10を目的の景品K位置まで前進させる。
次いで、左アーム用スイッチSW2を押して左側の把持アーム9aを目的の景品K片側位置まで移動させる。
次に、右アーム用スイッチSW3を押して右側の把持アーム9bを目的の景品Kのもう一方の片側位置まで移動させる。
この状態で、把持アーム9a、9bの下降位置が決定し、景品把持装置10が下降を始める。
把持アーム9a、9bが適正な位置に下降すると、景品把持装置10の下降動作が停止して、把持アーム9a、9bに把持動作を行わせる。
この場合、ステッピングモータにより把持アーム9a、9bを近接させるように動作させることとなる。
この把持アーム9a、9bの近接動作により、把持アーム9a、9bが景品Kを押し付けるように動作し、把持アーム9a、9bには景品Kによって開方向の力が作用することとなる。
そして、この開方向の力に対して、ねじりばね23の反力が作用し、把持アーム9a、9bに把持力が付与されることとなる。
把持アーム9a、9bが景品Kを把持すると、景品把持装置10が上昇し、落とし口11まで前進して、その位置で把持アーム9a、9bを開き景品Kを落とし口11に落下させた後、筐体1の奥側に移動して停止することとなる。
図6は、本発明の他の実施の形態を示す図である。
この実施の形態では、景品を把持するための把持装置本体40に対し一対の把持アーム41を回動可能に吊り下げ保持し、この一対の把持アーム41を駆動装置(図示せす)により開閉させることで景品を把持する景品把持装置42が示されている。
この景品把持装置42においては、ねじりばね43のねじり部44を把持装置本体40に対して回転可能に取り付け、把持力調整機構45を構成する第1規制手段46を一方の把持アーム41bに設け、第2規制手段47を他方の把持アーム41aに設けるようにしている。
すなわち、第1規制手段46は、把持アーム41aに沿って複数のピン孔48を所定間隔で設け、この複数のピン孔48に対してピン49を差し替えることでねじり部44より突出するねじりばね43の一端50側の支持位置をねじり部44の中心から長さ可変に支持するようにしている。
また、第2規制手段47は、把持アーム41bの長さ方向と交差する方向に複数のピン孔51を所定間隔で設け、このピン孔51に対してピン52を差し替えることで、ねじり部44より突出するねじりばね43の他端53側を一端50に対する初期相対角度を変更可能に支持するようになっている。
従って、第1規制手段46及び第2規制手段47による支持位置までの長さによる弾性力の変化と、一端50に対する他端53の角度によるばね張力変化を調整することで、把持アーム41の把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
なお、ねじりばね43及び第1規制手段46、第2規制手段47の取付け位置は図6の逆の状態とすることによっても同様の効果が得られる。
図7は、本発明のさらに他の実施の形態を示す図である。
この実施の形態では、第1の実施の形態における景品把持装置10とほぼ同様の構成において、アームブラケット18に対し把持アーム9を揺動可能に取り付けたピン22にねじりばね23のねじり部24を挿通支持させ、把持アーム9側にねじり部23の一端28を支持する把持力調整機構60を設け、ねじりばね23の他端33を把持装置本体20側のアームブラケット18に取り付けるようにしている。
この把持力調整機構60は、ねじり部24より突出するねじりばね23の一端28側をねじり部24の中心からの長さを可変に支持するように構成された第1規制手段と、ねじりばね23の一端28側をねじり部24より突出するねじりばね23の他端33に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成された第2規制手段とを兼用したもので、把持アーム9の垂下方向に対し所定角度を傾斜した状態で一列に複数のピン孔61が所定間隔で設けられ、このピン孔61にピン62を差し替えることで、一端28側のねじり部24の中心からの長さとねじりばねの他端に対する初期相対角度を同時に変更可能としている。
従って、ピン孔61に対するピン62の差し替えのみで、把持アーム9の把持力の大きなところから小さなところまで、細かな調整を確実に行うことが可能となる。
なお、この場合、ねじりばねの一端28側を把持アーム9に対して固定とし、他端33側に把持力調整機構60を設けることによっても同様の効果が得られる。
本発明は、前記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の形態に変形可能である。
例えば、第1の実施の形態において、第1規制手段は、規制体を用いることなく規制片の規制孔に対しピンを直接挿通することでねじりばねの他端側を角度可変に固定することも可能である。
また、第1の実施の形態における第2規制手段は、スライド部材を用いることなく一対のアーム片にピン孔を設け、このピン孔に対してピンを差し替えることでねじりばねの一端側の支持位置を長さ可変に支持するようにすることもできる。
本発明の物体把持装置の一実施の形態に係る景品把持装置を用いたクレーンゲーム装置の全体斜視図である。 図1のクレーンゲーム装置における景品把持装置の拡大斜視図である。 図1及び図2の景品把持装置の部分拡大断面図である。 図3の第1規制手段の拡大部分斜視図である。 図3のV−V線に沿う第2規制手段の断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る景品把持装置の概略正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る景品把持装置の把持力調整機構部分の部分拡大断面図である。
符号の説明
2 クレーンゲーム装置
9、9a、9b、41、41a、41b 把持アーム
10、42 景品把持装置
18 アームブラケット
20、40 把持装置本体
23、43 ねじりばね
24、44 ねじり部
25、45、60 把持力調整機構
26、46 第1規制手段
27、47 第2規制手段
28、50 一端
32 スライド部材
33、53 他端

Claims (4)

  1. 物体を把持するための把持装置本体と、
    前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
    前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
    前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
    前記把持力調整機構は、
    前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側の支持位置を前記ねじり部中心から長さ可変に支持するように構成された第1規制手段と、
    前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの他端側を、前記一端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成された第2規制手段とを有し、
    前記第1規制手段と第2規制手段は、それぞれ前記把持装置本体と前記把持アームに別々に設けられることを特徴とする物体把持装置。
  2. 物体を把持するための把持装置本体と、
    前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
    前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
    前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
    前記把持力調整機構は、
    前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側の支持位置を前記ねじり部中心から長さ可変に支持するように構成され、前記把持アームの一方に設けられる第1規制手段と、
    前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの他端側を、前記一端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成され、前記把持アームの他方に設けられる第2規制手段とを有することを特徴とする物体把持装置。
  3. 請求項1おいて、
    前記第1規制手段は、前記把持装置本体または把持アームに対してスライド可能にされたスライド部材にて形成されていることを特徴とする物体把持装置。
  4. 物体を把持するための把持装置本体と、
    前記把持装置本体に対して回動可能に吊り下げ保持された複数の把持アームと、
    前記把持アームに対して物体を把持する把持力を付与するねじり部を有するねじりばねと、
    前記ねじりばねによる前記把持アームの把持力を調整する把持力調整機構とを有する物体把持装置であって、
    前記把持力調整機構は、
    前記ねじり部より突出する前記ねじりばねの一端側を前記ねじり部中心からの長さを可変に支持するように構成され、かつ、前記ねじりばねの他端に対する初期相対角度を変更可能に支持するように構成された規制手段を有し、
    前記把持力調整機構と前記ねじりばねの他端は、それぞれ前記把持装置本体と前記把持アームに別々に設けられることを特徴とする物体把持装置。
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