JP4783465B1 - 撮像装置及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影範囲の異なる複数の平面画像を撮影し、撮影された平面画像と共にその平面画像の表示方法を記憶させることで、撮影時に再生方法をアレンジすることができる撮像装置及び表示装置を提供する。
【解決手段】テレ/ワイド同時撮りモードで動画を撮影すると、動画を表示すると共に一定時間(1秒)おきに記録を行う(ステップS42)。画像の記憶と同時に、モニタに表示されている表示方法と、撮影開始時からの経過時間とを関連付けた情報が付属情報に記憶される(ステップS44、S45)。表示方法の変更が入力された場合(ステップS46でYES)には、CPU110は、入力された表示方法となるようにモニタ16の表示が切り替えられ(ステップS47)、次の記録時には入力された表示方法が付属情報に記憶される(ステップS44、S45)。
【選択図】 図15

Description

本発明は撮像装置及び表示装置に係り、特に撮影範囲の異なる複数の平面画像の撮影や再生が可能な撮像装置及び表示装置に関する。
特許文献1には、光学ズームが3倍まで可能なカメラにおいて、3倍以上のズーム指示が入力された場合には、3倍光学ズームにより撮影された画像を表示部に表示し、電子ズームにより拡大する範囲を枠で囲むビデオカメラが提案されている。
特許文献2には、被写体像が大きさの異なる2個の撮像素子に結像され、大きいほうの撮像素子(ワイド用撮像素子)で撮影された画像を表示部に表示すると共に、小さい方の撮像素子(テレ用撮像素子)で撮影される範囲を枠で囲んで表示したり、ワイド用撮像素子で撮影された画像を表示部全体に表示し、テレ用撮像素子で撮影された画像を表示部の隅に小さく表示したりするデジタルカメラが提案されている(第1の形態)。
また、特許文献2には、大きさの異なる2つの表示部を備え、ワイド用撮像素子、テレ用撮像素子で撮影された画像をそれぞれ2個の表示部に表示するデジタルカメラが提案されている(第2の形態)。
特開2006−238326号公報 特開2004−207774号公報
特許文献1に記載された発明では、ズーム撮影範囲が枠により表示されるため、使用者がズーム撮影範囲を認識することができる。しかしながら、表示部に実際に表示される画像は拡大前の画像であるため、使用者が画像の細かい部分を確認することはできないという問題がある。また、特許文献1に記載された発明は、撮像素子が1つであるため、拡大後の画像しか記録することはできないという問題がある。
特許文献2に記載された発明の第1の形態では、主としてワイド用撮像素子で撮影された画像が表示部に表示されるため、特許文献1に記載された発明と同様に、使用者が画像の細かい部分を確認することはできないという問題がある。また、特許文献2に記載された発明の第2の形態では、2枚の画像を表示するのに2個の表示部が必要であるという問題がある。なお、特許文献2に記載された撮像装置は、撮像素子を2個備えるため、2枚の画像を撮影、記録することができるが、画像を2枚同時に記録するという発想はない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、撮影範囲の異なる複数の平面画像を撮影し、撮影された平面画像と共にその平面画像の表示方法を記憶させることで、撮影時に再生方法をアレンジすることができる撮像装置及び表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の撮像装置は、ズームレンズを含む撮影光学系と、前記撮影光学系により被写体像が結像される撮像素子と、からなる2つの撮像手段と、前記2つの撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせるように前記ズームレンズを光軸方向に移動させるレンズ移動手段と、前記レンズ移動手段により前記ズームレンズが移動されたら、被写体を示す画像信号を前記2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連続する2つの平面画像を撮影する第1の撮影制御手段と、平面画像が表示可能な表示手段と、前記第1の撮影制御手段により撮影された連続する2つの平面画像のうちの少なくとも1つを前記表示手段に連続的に表示する表示制御手段であって、前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させるとともに、前記2つの平面画像のうちの他の1枚を前記表示手段に縮小表示させる第1の表示方法、前記2つの平面画像を並べて前記表示手段に表示させる第2の表示方法、及び前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させる第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、撮影指示を入力する撮影指示入力手段と、前記入力された撮影指示に応じて前記2つの撮像手段を介して2つの平面画像を撮影する第2の撮影制御手段と、前記第2の撮影制御手段により撮影された2つの平面画像と、前記撮影指示が入力される直前に前記第1の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する第1の記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の撮像装置によれば、複数の撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせたら、被写体を示す画像信号を2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連続する2つの平面画像を撮影し(スルー画像の撮影)、連続する2つの平面画像を、第1の表示方法、第2の表示方法、及び第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で表示手段に表示させる。なお、第1の表示方法とは、2枚の平面画像のうちの所望の1枚を全画面表示させ、他の1枚を縮小表示させる表示方法であり、第2の表示方法とは、2枚の平面画像を並べて表示させる表示方法であり、第3の表示方法とは、2枚の平面画像のうちの所望の1枚を他の1枚の上に所定の透過率で重ねて表示し、時間の経過と共に所定の透過率を変化させる表示方法である。撮影指示が入力されると、2つの撮像手段を介して2つの平面画像を撮影し、撮影された2つの平面画像を、撮影指示が入力される直前に連続する2つの平面画像が表示された表示方法を示す情報と関連付けて記憶する。これにより、スルー画像撮影時の表示方法を再生時の表示方法として記憶することができる。なお、撮影指示が入力された時に撮影される2つの平面画像は、静止画でもよいし、動画でもよい。
請求項2に記載の撮像装置は、ズームレンズを含む撮影光学系と、前記撮影光学系により被写体像が結像される撮像素子と、からなる2つの撮像手段と、前記2つの撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせるように前記ズームレンズを光軸方向に移動させるレンズ移動手段と、前記レンズ移動手段により前記ズームレンズが移動されたら、被写体を示す画像信号を前記2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連
続する2つの平面画像を撮影する第3の撮影制御手段と、平面画像が表示可能な表示手段と、前記第3の撮影制御手段により撮影された連続する2つの平面画像のうちの少なくとも1つを前記表示手段に連続的に表示する表示制御手段であって、前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させるとともに、前記2つの平面画像のうちの他の1枚を前記表示手段に縮小表示させる第1の表示方法、前記2つの平面画像を並べて前記表示手段に表示させる第2の表示方法、及び前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させる第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、前記第3の撮影制御手段により連続的に撮影された2つの平面画像と、前記第2の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する第2の記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の撮像装置によれば、複数の撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせたら、被写体を示す画像信号を2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連続する2つの平面画像を撮影し、連続する2つの平面画像を、第1の表示方法、第2の表示方法、及び第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で表示手段に表示させる。そして、連続的に撮影された2つの平面画像と、連続的に撮影された2つの平面画像が表示された表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する。これにより、動画撮影時の表示方法を動画再生時の表示方法として記憶することができる。
請求項3に記載の撮像装置は、請求項2に記載の撮像装置において、前記第2の記憶手段は、所定の時間が経過する度に、前記所定の時間が経過する間に撮影された2つの平面画像と、前記所定の時間が経過した時に前記第2の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項3に記載の撮像装置によれば、所定の時間が経過するたびに、所定の時間が経過する間に連続的に撮影された2つの平面画像と、連続的に撮影された2つの平面画像が表示された表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する。これにより、動画撮影時の表示方法を動画再生時の表示方法としてリアルタイムに記憶することができる。
請求項4に記載の撮像装置は、請求項1、2又は3に記載の撮像装置において、前記第1の表示方法、前記第2の表示方法、及び前記第3の表示方法のうちの所望の表示方法を入力する第1の入力手段を備え、前記表示制御手段は、前記入力された表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の撮像装置によれば、スルー画像撮影中又は動画撮影中に第1の表示方法、第2の表示方法、及び第3の表示方法のうちの所望の表示方法が入力されると、スルー画像又は動画を入力された表示方法で表示させる。これにより、ユーザの動作に応じて表示方法を切り替えることができる。
請求項5に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置において、前記第1の記憶手段は、前記2つの平面画像を1つのファイルで記憶することを特徴とする。請求項7に記載の撮像装置は、請求項2又は3に記載の撮像装置において、前記第2の記憶手段は、前記2つの平面画像を1つのファイルで記憶することを特徴とする。
請求項5及び7に記載の撮像装置によれば、2つの平面画像を1つのファイルで記憶するため、2つの平面画像がバラバラになることを防止することがきる。また、他の表示手段にファイルが出力されたときに、2つの画像の関連性を分かりやすくすることができる。
請求項6に記載の撮像装置は、請求項5に記載の撮像装置において、前記第1の記憶手段は、前記表示方法を示す情報を前記1つのファイルの付属情報に記憶することを特徴とする。請求項8に記載の撮像装置は、請求項7に記載の撮像装置において、前記第2の記憶手段は、前記表示方法を示す情報を前記1つのファイルの付属情報に記憶することを特徴とする。
請求項6及び8に記載の撮像装置によれば、2つの平面画像を1つのファイルで記憶し、そのファイルの付属情報に表示方法を示す情報を記憶する。これにより、表示方法を示す情報の書き換えにあたり、リサンプリングが不要となり、表示方法を示す情報の書き換えが容易となる。
請求項に記載の表示装置は、請求項1からのいずれかに記載の撮像装置で記憶された2つの平面画像と、当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報とを取得する取得手段と、前記取得した2つの平面画像が表示される表示手段と、前記表示方法を示す情報に基づいて、前記2つの平面画像を当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項に記載の表示装置によれば、2つの平面画像及び当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報を取得し、2つの平面画像を当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法で前記表示手段に表示させる。これにより、スルー画像撮影時又は動画撮影時の表示方法で2つの平面画像を表示させることができる。
請求項10に記載の表示装置は、請求項に記載の表示装置において、前記第1の表示方法、前記第2の表示方法、及び前記第3の表示方法のうちの所望の表示方法を入力する入力手段を備え、前記表示制御手段は、前記入力手段により入力された表示方法で前記2つの平面画像を表示させることを特徴とする。
請求項10に記載の表示装置によれば、第1の表示方法、第2の表示方法、及び第3の表示方法のうちの所望の表示方法が入力されると、入力された表示方法で2つの平面画像が表示される。これにより、ユーザの動作に応じて表示方法を切り替えることができる。
請求項11に記載の表示装置は、請求項10に記載の表示装置において、前記取得した2つの平面画像及び当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報を記憶する記憶手段であって、前記入力手段により表示方法が入力されると、前記2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報にかえて、前記入力手段により入力された表示方法を示す情報を前記2つの平面画像に関連付けて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の表示装置によれば、取得した2つの平面画像及び当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報が記憶される。所望の表示方法が入力されると、2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報にかえて、入力された表示方法を示す情報が2つの平面画像に関連付けて記憶される。これにより、次の表示からは、入力された表示方法で2つの平面画像を表示させることができる。したがって、ユーザが再生時の表示画面、画面遷移等のアレンジを行うことができる。
請求項1に記載の表示装置は、請求項11に記載の表示装置において、前記取得手段は、前記2つの平面画像として連続的に撮影された画像を取得し、前記記憶手段は、所定の時間が経過する度に、前記所定の時間が経過する間に前記表示手段に表示された2つの平面画像と、前記所定の時間が経過した時に前記表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶することを特徴とする。
請求項1に記載の表示装置によれば、2つの平面画像として連続的に撮影された画像が取得された場合には、所定の時間が経過する度に、所定の時間が経過する間に表示された2つの平面画像と、所定の時間が経過した時に2つの平面画像が表示された表示方法を示す情報とが関連付けて記憶される。これにより、表示方法のみでなく、表示方法が入力された時間を記憶することができる。すなわち、表示方法の変更が入力された時に再生されていた画像と、入力された表示方法とを関連付けて記憶することができる。つまり、表示画面、画面遷移等のアレンジ結果をリアルタイムで記憶することができる。したがって、表示方法の変更が入力された時に再生されていた画像が表示された時に表示方法を変えるようにすることができる。
本発明によれば、撮影範囲の異なる複数の平面画像を撮影し、撮影された平面画像と共にその平面画像の表示方法を記憶させることで、撮影時に再生方法をアレンジすることができる。
本発明の第1の実施の形態の複眼デジタルカメラ1の概略図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 複眼デジタルカメラ1の電気的な構成を示すブロック図である。 テレ/ワイド同時撮りモードにおける静止画の撮影処理の流れを示すフローチャートである。 テレ/ワイド同時撮りモードにおけるスルー画像の一例である。 テレ/ワイド同時撮りモードにおけるスルー画像の一例である。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された静止画を記憶するファイルの構造を示す模式図である。 テレ/ワイド同時撮りモードにおける動画の撮影処理の流れを示すフローチャートである。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された動画を記憶するファイルの構造を示す模式図である。 テレ/ワイド同時撮りモードから他の撮影モードに遷移する処理の流れを示すフローチャートである。 表示装置2の電気的な構成を示すブロック図である。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を表示手段2で表示する場合の表示画像の例である。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を表示手段2で表示する場合の表示画像の例である。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を表示手段2で表示する場合の表示画像の例である。 テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を表示手段2で表示する場合の表示画像の例である。 本発明の第2の実施の形態の複眼デジタルカメラ3においてテレ/ワイド同時撮りモードにおける動画の撮影処理の流れを示すフローチャートである。 撮影時間と表示方法とを関連付けて記憶することを示す模式図である。
以下、添付図面に従って本発明に係る複眼撮像装置を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明に係る複眼撮像装置である複眼デジタルカメラ1の概略図であり、(a)は正面図であり、(b)は背面図である。複眼デジタルカメラ1は、複数(図1では2個を例示)の撮像系を備えた複眼デジタルカメラ1であって、同一被写体を複数視点(図1では左右二つの視点を例示)からみた立体画像や、単視点画像(2次元画像)が撮影可能である。また、複眼デジタルカメラ1は、静止画に限らず、動画、音声の記録再生も可能である。
複眼デジタルカメラ1のカメラボディ10は、略直方体の箱状に形成されており、その正面には、図1(a)に示すように、主として、バリア11、右撮像系12、左撮像系13、フラッシュ14、マイク15が設けられている。また、カメラボディ10の上面には、主として、レリーズスイッチ20、ズームボタン21が設けられている。
一方、カメラボディ10の背面には、図1(b)に示すように、モニタ16、モードボタン22、視差調整ボタン23、2D/3D切り替えボタン24、MENU/OKボタン25、十字ボタン26、DISP/BACKボタン27が設けられている。
バリア11は、カメラボディ10の前面に摺動可能に装着され、バリア11が上下に摺動することにより開状態と閉状態とが切り替えられる。通常は、図1(a)点線に示すように、バリア11は上端、すなわち閉状態に位置されており、対物レンズ12a、13a等はバリア11によって覆われている。これにより、レンズなどの破損が防止される。バリア11が摺動されることにより、バリアが下端、すなわち開状態に位置される(図1(a)実線参照)と、カメラボディ10前面に配設されたレンズ等が露呈される。図示しないセンサによりバリア11が開状態であることが認識されると、CPU110(図2参照)により電源がONされ、撮影が可能となる。
右目用の画像を撮影する右撮像系12及び左目用の画像を撮影する左撮像系13は、屈曲光学系を有する撮影レンズ群と絞り兼用メカシャッタ12d、13d(図2参照)とを含む光学ユニットである。右撮像系12及び左撮像系13の撮影レンズ群は、主として、被写体からの光を取り込む対物レンズ12a、13a、対物レンズから入射した光路を略垂直に折り曲げるプリズム(図示せず)、ズームレンズ12c、13c(図2参照)、フォーカスレンズ12b、13b(図2参照)等で構成される。
フラッシュ14は、キセノン管で構成されており、暗い被写体を撮影する場合や逆光時などに必要に応じて発光される。
モニタ16は、4:3の一般的なアスペクト比を有するカラー表示が可能な液晶モニタであり、立体画像と平面画像の両方が表示可能である。モニタ16の詳細な構造は図示しないが、モニタ16は、その表面にパララックスバリア表示層を備えたパララックスバリア式3Dモニタである。モニタ16は、各種設定操作を行なう際の使用者インターフェース表示パネルとして利用され、画像撮影時には電子ビューファインダとして利用される。
モニタ16は、立体画像を表示するモード(3Dモード)と、平面画像を表示するモード(2Dモード)とが切り替えが可能である。3Dモードにおいては、モニタ16のパララックスバリア表示層に光透過部と光遮蔽部とが交互に所定のピッチで並んだパターンからなるパララックスバリアを発生させるとともに、その下層の画像表示面に左右の像を示す短冊状の画像断片を交互に配列して表示する。2Dモードや使用者インターフェース表示パネルとして利用される場合には、パララックスバリア表示層には何も表示せず、その下層の画像表示面に1枚の画像をそのまま表示する。
なお、モニタ16は、パララックスバリア式には限定されず、レンチキュラー方式、マイクロレンズアレイシートを用いるインテグラルフォトグラフィ方式、干渉現象を用いるホログラフィー方式などが採用されてもよい。また、モニタ16は液晶モニタに限定されず、有機ELなどが採用されてもよい。
レリーズスイッチ20は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる二段ストローク式のスイッチで構成されている。複眼デジタルカメラ1は、静止画撮影時(例えば、モードボタン22で静止画撮影モード選択時、又はメニューから静止画撮影モード選択時)、このレリーズスイッチ20を半押しすると撮影準備処理、すなわち、AE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動焦点合わせ)、AWB(Automatic White Balance:自動ホワイトバランス)の各処理を行い、全押しすると、画像の撮影・記録処理を行う。また、動画撮影時(例えば、モードボタン22で動画撮影モード選択時、又はメニューから動画撮影モード選択時)、このレリーズスイッチ20を全押しすると、動画の撮影を開始し、再度全押しすると、撮影を終了する。
ズームボタン21は、右撮像系12及び左撮像系13のズーム操作に用いられ、望遠側へのズームを指示するズームテレボタン21Tと、広角側へのズームを指示するズームワイドボタン21Wとで構成されている。
モードボタン22は、デジタルカメラ1の撮影モードを設定する撮影モード設定手段として機能し、このモードボタン22の設定位置により、デジタルカメラ1の撮影モードが様々なモードに設定される。撮影モードは、動画撮影を行う「動画撮影モード」と、静止画撮影を行う「静止画撮影モード」とに分けられ、「静止画撮影モード」は例えば、絞り、シャッタスピード等がデジタルカメラ1によって自動的に設定される「オート撮影モード」、人物の顔を抽出して撮影を行う「顔抽出撮影モード」、動体撮影に適した「スポーツ撮影モード」、風景の撮影に適した「風景撮影モード」、夕景及び夜景の撮影に適した「夜景撮影モード」、絞りの目盛りを使用者が設定し、シャッタスピードをデジタルカメラ1が自動的に設定する「絞り優先撮影モード」、シャッタスピードを使用者が設定し、絞りの目盛りをデジタルカメラ1が自動的に設定する「シャッタスピード優先撮影モード」、絞り、シャッタスピード等を使用者が設定する「マニュアル撮影モード」等がある。
視差調整ボタン23は、立体画像撮影時に視差を電子的に調整するボタンである。視差調整ボタン23の上側を押下することにより、右撮像系12で撮影された画像と左撮像系13で撮影された画像との視差が所定の距離だけ大きくなり、視差調整ボタン23の下側を押下することにより、右撮像系12で撮影された画像と左撮像系13で撮影された画像との視差が所定の距離だけ小さくなる。
2D/3D切り替えボタン24は、単視点画像を撮影する2D撮影モードと、多視点画像を撮影する3D撮影モードの切り替えを指示するためのスイッチである。
MENU/OKボタン25は、撮影及び再生機能の各種設定画面(メニュー画面)の呼び出し(MENU機能)に用いられるとともに、選択内容の確定、処理の実行指示等(OK機能)に用いられ、複眼デジタルカメラ1が持つ全ての調整項目の設定が行われる。撮影時にMENU/OKボタン25が押されると、モニタ16にたとえば露出値、色合い、ISO感度、記録画素数などの画質調整などの設定画面が表示され、再生時にMENU/OKボタン25が押されると、モニタ16に画像の消去などの設定画面が表示される。複眼デジタルカメラ1は、このメニュー画面で設定された条件に応じて動作する。
十字ボタン26は、各種のメニューの設定や選択あるいはズームを行うためのボタンであり、上下左右4方向に押圧操作可能に設けられており、各方向のボタンには、カメラの設定状態に応じた機能が割り当てられる。たとえば、撮影時には、左ボタンにマクロ機能のON/OFFを切り替える機能が割り当てられ、右ボタンにフラッシュモードを切り替える機能が割り当てられる。また、上ボタンにモニタ16の明るさを替える機能が割り当てられ、下ボタンにセルフタイマのON/OFFや時間を切り替える機能が割り当てられる。また、再生時には、右ボタンにコマ送りの機能が割り当てられ、左ボタンにコマ戻しの機能が割り当てられる。また、上ボタンに再生中の画像を削除する機能が割り当てられる。また、各種設定時には、モニタ16に表示されたカーソルを各ボタンの方向に移動させる機能が割り当てられる。
DISP/BACKボタン27は、モニタ16の表示切り替えを指示するボタンとして機能し、撮影中、このDISP/BACKボタン27が押されると、モニタ16の表示が、ON→フレーミングガイド表示→OFFに切り替えられる。また、再生中、このDISP/BACKボタン27が押されると、通常再生→文字表示なし再生→マルチ再生に切り替えられる。また、DISP/BACKボタン27は、入力操作のキャンセルや一つ前の操作状態に戻すことを指示するボタンとして機能する。
図2は、複眼デジタルカメラ1の主要な内部構成を示すブロック図である。複眼デジタルカメラ1は、主として、CPU110、操作手段(レリーズボタン20、MENU/OKボタン25、十字ボタン26等)112、SDRAM114、VRAM116、AF検手段118、AE/AWB検出手段120、撮像素子122、123、CDS/AMP124、125、A/D変換器126、127、画像入力コントローラ128、画像信号処理手段130、立体画像信号処理部133、圧縮伸張処理手段132、ビデオエンコーダ134、メディアコントローラ136、音入力処理部138、記録メディア140、フォーカスレンズ駆動部142、143、ズームレンズ駆動部144、145、絞り駆動部146、147、タイミングジェネレータ(TG)148、149とで構成される。
CPU110は、複眼デジタルカメラ1の全体の動作を統括的に制御する。CPU110は、右撮像系12と左撮像系13の動作を制御する。右撮像系12と左撮像系13とは、基本的に連動して動作を行うが、各々個別に動作させることも可能である。また、CPU110は、右撮像系12及び左撮像系13で得られた2つの画像データを短冊状の画像断片とし、これがモニタ16に交互に表示されるような表示用画像データを生成する。3Dモードで表示を行う際に、パララックスバリア表示層に光透過部と光遮蔽部とが交互に所定のピッチで並んだパターンからなるパララックスバリアを発生させるとともに、その下層の画像表示面に左右の像を示す短冊状の画像断片を交互に配列して表示することで立体視を可能にする。
SDRAM114には、このCPU110が実行する制御プログラムであるファームウェア、制御に必要な各種データ、カメラ設定値、撮影された画像データ等が記録されている。
VRAM116は、CPU110の作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用される。
AF検出手段118は、CPU110からの指令に従い、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出する。AF検出手段118は、右撮像系12から入力された画像信号に基づいてAF制御を行う右撮像系AF制御回路と、左撮像系13から入力された画像信号に基づいてAF制御を行う左撮像系AF制御回路とで構成される。本実施の形態のデジタルカメラ1では、撮像素子122、123から得られる画像のコントラストによりAF制御が行われ(いわゆるコントラストAF)、AF検出手段118は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU110は、このAF検出手段118で算出される焦点評価値が極大となる位置を検出し、その位置にフォーカスレンズ群を移動させる。すなわち、フォーカスレンズ群を至近から無限遠まで所定のステップで移動させ、各位置で焦点評価値を取得し、得られた焦点評価値が最大の位置を合焦位置として、その位置にフォーカスレンズ群を移動させる。
AE/AWB検出回路120は、CPU110からの指令に従い、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(たとえば16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU110は、このAE/AWB検出回路120から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出し、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出する。そして、算出した撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタスピードを決定する。また、AWB制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出する。CPU110は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を決定する。
撮像素子122、123は、所定のカラーフィルタ配列(例えば、ハニカム配列、ベイヤ配列)のR、G、Bのカラーフィルタが設けられたカラーCCDで構成されている。撮像素子122、123は、フォーカスレンズ12b、13b、ズームレンズ12c、13c等によって結像された被写体光を受光し、この受光面に入射した光は、その受光面に配列された各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。撮像素子122、123の光電荷蓄積・転送動作は、TG148、149からそれぞれ入力される電荷排出パルスに基づいて電子シャッタ速度(光電荷蓄積時間)が決定される。
すなわち、撮像素子122、123に電荷排出パルスが入力されている場合には、撮像素子122、123に電荷が蓄えられることなく排出される。それに対し、撮像素子122、123に電荷排出パルスが入力されなくなると、電荷が排出されなくなるため、撮像素子122、123において電荷蓄積、すなわち露光が開始される。撮像素子122、123で取得された撮像信号は、TG148、149からそれぞれ与えられる駆動パルスに基づいてCDS/AMP124、125に出力される。
CDS/AMP124、125は、撮像素子122、123から出力された画像信号に対して相関二重サンプリング処理(撮像素子の出力信号に含まれるノイズ(特に熱雑音)等を軽減することを目的として、撮像素子の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理)を行い、増幅してR、G、Bのアナログの画像信号を生成する。
A/D変換器126、127は、CDS/AMP124、125で生成されたR、G、Bのアナログの画像信号デジタルの画像信号に変換する。
画像入力コントローラ128は、所定容量のラインバッファを内蔵しており、CPU110からの指令に従い、CDS/AMP/AD変換部から出力された1画像分の画像信号を蓄積して、VRAM116に記録する。
画像信号処理手段130は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含み、CPU110からの指令に従い、入力された画像信号に所要の信号処理を施して、輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)とからなる画像データ(YUVデータ)を生成する。
圧縮伸張処理手段132は、CPU110からの指令に従い、入力された画像データに所定形式の圧縮処理を施し、圧縮画像データを生成する。また、CPU110からの指令に従い、入力された圧縮画像データに所定形式の伸張処理を施し、非圧縮の画像データを生成する。
ビデオエンコーダ134は、モニタ16への表示を制御する。すなわち、記録メディア140などに保存された画像信号をモニタ16に表示するための映像信号(たとえば、NTSC信号やPAL信号、SCAM信号)に変換してモニタ16に出力するとともに、必要に応じて所定の文字、図形情報をモニタ16に出力する。
メディアコントローラ136は、圧縮伸張処理手段132で圧縮処理された各画像データを記録メディア140に記録する。
音入力処理部138は、マイク15に入力され、図示しないステレオマイクアンプで増幅された音声信号が入力され、この音声信号の符号化処理を行う。
記録メディア140は、複眼デジタルカメラ1に着脱自在なxDピクチャカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)に代表される半導体メモリカード、可搬型小型ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等、種々の記録媒体である。
フォーカスレンズ駆動部142、143は、CPU110からの指令に従い、フォーカスレンズ12b、13bをそれぞれ光軸方向に移動させ、焦点位置を可変する。
ズームレンズ駆動部144、145は、CPU110からの指令に従い、ズームレンズ12c、13cそれぞれ光軸方向に移動させ、焦点距離を可変する。
絞り兼用メカシャッタ12d、13dは、それぞれ絞り駆動部146、147のアイリスモータに駆動されることにより、その開口量を可変して、撮像素子122、123への入射光量を調整する。
絞り駆動部146、147は、CPU110からの指令に従い、絞り兼用メカシャッタ12d、13dの開口量を可変して、撮像素子122、123への入射光量をそれぞれ調整する。また、絞り駆動部146、147は、CPU110からの指令に従い、絞り兼用メカシャッタ12d、13dを開閉して、撮像素子122、123への露光/遮光それぞれを行う。
以上のように構成された複眼デジタルカメラ1の作用について説明する。
[撮影モード]
バリア11を閉状態から開状態へと摺動させると、複眼デジタルカメラ1の電源が投入され、複眼デジタルカメラ1は、撮影モードの下で起動する。撮影モードとしては、2Dモードと、同一被写体を2視点からみた立体画像を撮影する3D撮影モードとが設定可能である。また、2Dモードとしては、右撮像系12又は左撮像系13のみを用いて平面画像を撮影する通常2D撮影モード、広い範囲の画像(ワイド側の画像)と、被写体を大きくズームアップした画像(テレ側の画像)との2枚の2次元画像を撮影するテレ/ワイド同時撮りモード等が設定可能である。撮影モードの設定は、複眼デジタルカメラ1が撮影モードで駆動中にMENU/OKボタン25が押下されることによりモニタ16に表示されるメニュー画面から設定可能である。
(1)通常2D撮影モード
(1−1)静止画撮影モード
CPU110は、右撮像系12又は左撮像系13(本実施の形態では左撮像系13)を選択し、左撮像系13の撮像素子123によってライブビュー画像用の撮影を開始する。すなわち、撮像素子123で連続的に画像が撮像され、その画像信号が連続的に処理されて、ライブビュー画像用の画像データが生成される。
CPU110は、モニタ16を2Dモードとし、生成された画像データを順次ビデオエンコーダ134に加え、表示用の信号形式に変換してモニタ16に出力する。これにより、撮像素子123で捉えた画像がモニタ16にスルー表示される。モニタ16の入力がデジタル信号に対応している場合にはビデオエンコーダ134は不要であるが、モニタ16の入力仕様に合致した信号形態に変換する必要がある。
ユーザ(使用者)は、モニタ16に表示されるスルー画像を見ながらフレーミングしたり、撮影したい被写体を確認したり、撮影後の画像を確認したり、撮影条件を設定したりする。
上記撮影スタンバイ状態時にレリーズスイッチ20が半押しされると、CPU110にS1ON信号が入力される。CPU110はこれを検知し、AE測光、AF制御を行う。AE測光時には、撮像素子123を介して取り込まれる画像信号の積算値等に基づいて被写体の明るさを測光する。この測光した値(測光値)は、本撮影時における絞り兼用メカシャッタ13dの絞り値、及びシャッタ速度の決定に使用される。同時に、検出された被写体輝度より、フラッシュ14の発光が必要かどうかを判断する。フラッシュ14の発光が必要と判断された場合には、フラッシュ14をプリ発光させ、その反射光に基づいて本撮影時のフラッシュ14の発光量を決定する。
レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110にS2ON信号が入力される。CPU110は、このS2ON信号に応動して、撮影、記録処理を実行する。
まず、CPU110は、前記測光値に基づいて決定した絞り値に基づいて絞り駆動部147を介して絞り兼用メカシャッタ13dを駆動するとともに、前記測光値に基づいて決定したシャッタ速度になるように撮像素子123での電荷蓄積時間(いわゆる電子シャッタ)を制御する。
また、CPU110は、AF制御時にはフォーカスレンズを至近から無限遠に対応するレンズ位置に順次移動させるとともに、レンズ位置毎に撮像素子123を介して取り込まれた画像のAFエリアの画像信号に基づいて画像信号の高周波成分を積算した評価値をAF検出手段118から取得し、この評価値がピークとなるレンズ位置を求め、そのレンズ位置にフォーカスレンズを移動させるコントラストAFを行う。
この際、フラッシュ14を発光させる場合は、プリ発光の結果から求めたフラッシュ14の発光量に基づいてフラッシュ14を発光させる。
被写体光は、フォーカスレンズ13b、ズームレンズ13c、絞り兼用メカシャッタ13d、赤外線カットフィルタ46、及び光学ローパスフィルタ48等を介して撮像素子123の受光面に入射する。
撮像素子123の各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、TG149から加えられるタイミング信号に従って読み出され、電圧信号(画像信号)として撮像素子123から順次出力され、CDS/AMP125に入力される。
CDS/AMP125は、CDSパルスに基づいてCCD出力信号を相関二重サンプリング処理し、CPU110から加えられる撮影感度設定用ゲインによってCDS回路から出力される画像信号を増幅する。
CDS/AMP125から出力されたアナログの画像信号は、A/D変換器127において、デジタルの画像信号に変換され、この変換された画像信号(R、G、BのRAWデータ)は、SDRAM114に転送され、ここに一旦蓄えられる。
SDRAM114から読み出されたR、G、Bの画像信号は、画像信号処理手段130に入力される。画像信号処理手段130では、ホワイトバランス調整回路によりR、G、Bの画像信号ごとにデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整が行われ、ガンマ補正回路によりガンマ特性に応じた階調変換処理が行われ、単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う各色信号の空間的なズレを補間して色信号の位相を合わせる同時化処理が行われる。同時化されたR、G、Bの画像信号は、更に輝度・色差データ生成回路により輝度信号Yと色差信号Cr、Cb(YC信号)に変換され、Y信号は、輪郭補正回路により輪郭強調処理される。画像信号処理手段130で処理されたYC信号は再びSDRAM114に蓄えられる。
上記のようにしてSDRAM114に蓄えられたYC信号は、圧縮伸長処理手段132によって圧縮され、所定のフォーマットの画像ファイルとして、メディアコントローラ136を介して記録メディア140に記録される。静止画のデータは、Exif規格に従った画像ファイルとして記録メディア140に格納される。Exifファイルは、主画像のデータを格納する領域と、縮小画像(サムネイル画像)のデータを格納する領域とを有している。撮影によって取得された主画像のデータから画素の間引き処理その他の必要なデータ処理を経て、規定サイズ(例えば、160×120又は80×60ピクセルなど)のサムネイル画像が生成される。こうして生成されたサムネイル画像は、主画像とともにExifファイル内に書き込まれる。また、Exifファイルには、撮影日時、撮影条件、顔検出情報等のタグ情報が付属されている。
(1−2)動画撮影モード
モードボタン22が押下されることで動画撮影モードに設定され、2D/3D切り替えボタン24により2D撮影モードが設定されると、CPU110は、右撮像系12又は左撮像系13(本実施の形態では左撮像系13)を選択し、左撮像系13の撮像素子123によってライブビュー画像用の撮影を開始する。
レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110は所定のフレームレートで動画撮影を開始し、再度レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110は動画撮影を終了する。AE、AFの各処理は、動画撮影時に常時行われる。
動画を構成する各画像は、静止画の場合と同様に、YC信号としてSDRAM114に蓄えられる。SDRAM114に蓄えられたYC信号は、圧縮伸長処理手段132によって圧縮され、所定のフォーマットの画像ファイルとして、メディアコントローラ136を介して記録メディア140に記録される。動画のデータは、MPEG2、MPEG4、H.264方式等の所定の圧縮形式に従った画像ファイルとして記録メディア140に格納される。
通常2D撮影モードから他の撮影モードへの切り替え(撮影モードの遷移)が入力された場合には、CPU110は、遷移先の撮影モードがテレ/ワイド同時撮りモードか3D撮影モードかを判断する。CPU110は、遷移先の撮影モードがテレ/ワイド同時撮りモードである場合には、モニタ16を2Dモードのままに他の撮影モードの処理を開始し、遷移先の撮影モードが3Dモードである場合には、モニタ16を3Dモードに切り替え、他の撮影モードの処理を開始する。
(2)テレ/ワイド同時撮りモード
(2−1)静止画撮影モード
図3は、テレ/ワイド同時撮りモードにおける静止画の撮影処理の流れを示すフローチャートである。以下、右撮像系12でワイド側の画像を撮影し、左撮像系13でテレ側の画像を撮影するとして説明する。右撮像系12でテレ側の画像を撮影し、左撮像系13でワイド側の画像を撮影してもよいことはいうまでもない。
テレ/ワイド同時撮りモードに設定されると、右撮像系12及び左撮像系13でライブビュー画像用の撮影を開始する。すなわち、撮像素子122、123で連続的に画像が撮像され、連続的に処理されて、ライブビュー画像用の画像データが生成される。撮像素子122、123の撮影範囲(ズーム画角)が異なる場合には、ズーム画角の差異によって右撮像系12及び左撮像系13のレンズの明るさが変わってしまう。また、ズームの画角が異なる場合には、撮像素子122、123が撮影している被写体が異なるため、一回のフラッシュ発光で2つの被写体に対して適正にフラッシュ調光することは困難である。そのため、CPU110は、テレ/ワイド同時撮りモードに設定された場合には、フラッシュ14の発光を禁止するようにしてもよい。これにより、フラッシュを照射することにより、被写体が明るくなりすぎ、白とびが発生する等の問題が発生することを防止することができる。
CPU110は、モニタ16が2Dモードか否かを判断する(ステップS1)。
2Dモードで無い場合(ステップS1でNO)には、CPU110は、モニタ16を3Dモードから2Dモードに切り替え(ステップS2)、初期設定された表示方法で右撮像系12及び左撮像系13の少なくとも1つで撮影されたライブビュー画像用の画像データをビデオエンコーダ134を介してモニタ16に出力する(ステップS3)。2Dモードである場合(ステップS1でYES)には、CPU110は、初期設定された表示方法で右撮像系12及び左撮像系13の少なくとも1つで撮影されたライブビュー画像用の画像データをビデオエンコーダ134を介してモニタ16に出力する(ステップS3)。
表示方法として、所望の画像がモニタ16全面に表示されると共に、他の画像がモニタ57の一部に縮小して表示されたPinP表示、右撮像系12で撮影された画像と左撮像系13で撮影された画像とが並んで表示された並置表示のいずれかが初期設定されている。
図4は、PinP表示の一例である。図4では、CPU110は、テレ側の画像32の右下側の一部に縮小したワイド側の画像31を合成して表示している(テレ優先)。テレ優先のPinP表示とすることで、被写体の細かい部分まで認知することができる。ワイド側の画像31の右下側の一部に縮小したテレ側の画像32を合成して表示する形態もある(ワイド優先)。図4では、モニタ16の略中央に静止画の撮影であることを示すターゲットマークが表示されている(このターゲットマークは、後に説明する動画撮影モードでは表示されない)。なお、図4では、縮小した画像を全面表示する画像の右下側に合成しているが、合成位置はこれに限られない。
図5は、並置表示の一例である。CPU110は、左側にワイド側の画像31、右側にテレ側の画像32を同じ大きさで並べた画像を生成し、その画像をモニタ16に表示する。右側にワイド側の画像31、左側にテレ側の画像32を同じ大きさで並べる形態もある。
本実施の形態では、図4に示すようなテレ優先のPinP表示を初期設定された表示方法とする。なお、図4、図5には、テレ/ワイド同時撮りモードを示すアイコンがモニタ16の左上に表示されている。したがって、撮影範囲の異なる2枚の平面画像(テレ側、ワイド側の画像)を撮影していることを使用者が認識することができる。
CPU110は、右撮像系12及び左撮像系13のズーム位置がワイド端であるか否かを判断する(ステップS4)。右撮像系12及び左撮像系13のズーム位置がワイド端である場合(ステップS4でYES)には、CPU110は、テレ側の画像を撮影する左撮像系13のズーム位置を、ズームレンズ駆動部145を介して一段テレ側に移動させる(ステップS5)。右撮像系12及び左撮像系13のズーム位置がワイド端でない場合(ステップS4でNO)には、CPU110は、ワイド用の画像を撮影する右撮像系12のズーム位置を、ズームレンズ駆動部144を介してワイド端に移動させる(ステップS6)。これにより、右撮像系12のズームレンズ12cと左撮像系13のズームレンズ13cとのズームポジションを異ならせ、撮影範囲の異なる2枚の画像が撮影可能となる。本実施の形態では、ズームレンズ12cはワイド端に位置し、ズームレンズ13cはワイド端より少なくとも1段テレ側に位置する。
CPU110は、使用者によりズームボタン21が操作されたか否かを判断する(ステップS7)。ズームボタン21が操作された場合(ステップS7でYES)には、CPU110は、ズームボタン21に操作に応じて、ズームレンズ駆動部145を介して左撮像系13のズームレンズ13cのズームポジションを移動させ、ビデオエンコーダ134を介して左撮像系13で撮影されたライブビュー画像用の画像データをモニタ16に出力する(ステップS8)。これにより、モニタ16に表示されるスルー画像が更新される。
また、スルー撮影中には、表示方法の変更を入力することができる。ズームボタン21が操作されていない場合(ステップS8でNO)には、ユーザにより操作手段112を介して表示方法の変更が入力されたか否かを判断する(ステップS9)。
表示方法の変更が入力された場合(ステップS9でYES)には、CPU110は、入力された表示方法となるようにスルー画像を切り替える(ステップS10)。ステップS9の表示方法の変更では、ステップS3の初期設定の選択肢であPinP表示、並置表示のほかに、所望の1枚のみをモニタ16に全面表示する1枚表示を入力することもできる。これにより、ユーザが表示方法をアレンジすることができる。
なお、処理S9,S10は、フローチャートの順に実行されるのではなく、優先割り込み処理としてS10の処理を適宜検知し処理しても構わない。
スルー画像の切り替え後(ステップS10)や、表示方法の変更が入力されなかった場合(ステップS9でNO)には、CPU110は、レリーズスイッチ20が半押しされたか否か、すなわちCPU110にS1ON信号が入力されか否かを判断する(ステップS11)。
レリーズスイッチ20が半押しされていない場合(ステップS11でNO)には、再度ステップS7が行われる。レリーズスイッチ20が半押しされた場合(ステップS11でYES)には、CPU110は右撮像系12及び左撮像系13のそれぞれについてAE測光、AF制御を行う(ステップS12)。AE測光、AF制御は、通常2D撮影モードと同じであるため、詳細な説明は省略する。CPU110は、一度合焦状態になった場合には、フォーカスレンズ12b、13bのレンズ駆動を停止させてフォーカスロックを行う。
CPU110は、レリーズスイッチ20が全押しされたか否か、すなわちCPU110にS2ON信号が入力されか否かを判断する(ステップS13)。レリーズスイッチ20が全押しされていない場合(ステップS13でNO)には、再度ステップS13が行われる。レリーズスイッチ20が全押しされた場合(ステップS13でYES)には、CPU110は、撮像素子122、123の各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を取得して画像データを生成する(ステップS14)。すなわち、CPU110は、ワイド側の画像及びテレ側の画像のそれぞれについてYCデータを生成し、SDRAM114に蓄える。YCデータを生成処理については、通常2D撮影モードと同一であるため、説明を省略する。本実施の形態では、1度のS2ON信号入力によりテレ側の画像とワイド側の画像との画像データが取得されればよく、テレ側の画像とワイド側の画像とが同時に露光、処理されるようにしてもよいし、順次露光、処理されるようにしてもよい。
CPU110は、ステップS14で撮影されたワイド側の画像及びテレ側の画像を1つのファイルとして記憶する(ステップS15)。すなわち、ステップS14でSDRAM114に蓄えられたYC信号は、圧縮伸長処理手段132によって圧縮され、所定のフォーマットの1つの画像ファイルとして、メディアコントローラ136を介して記録メディア140に記録される。
図6は、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像が記憶された画像ファイルのファイル形式を示す模式図である。2枚のExif規格の圧縮画像を1つのファイルに関連付けて記憶可能なMPフォーマットを用いたMPファイル(拡張子は.MPO)として記憶される。
MPファイルは、通常のExif形式のファイルと略同一の画像データが複数連続した構造となっており、本実施の形態ではテレ側の画像が先頭画像(第1主画像)として最初に記憶され、ワイド側の画像が第2主画像として2番目に記憶される。このように2枚の画像を同一ファイルに保存することで、2枚の画像がバラバラになることが防止される。
MPファイルでは、Exif形式のファイルと異なり、Exif付属情報が記憶された後の領域にMPフォーマット付属情報が記憶される。MPフォーマット付属情報とは、第1主画像、第2主画像の全体構成を示す情報、第1主画像、第2主画像に固有の情報等であり、本実施の形態ではMPフォーマット付属情報として各画像の撮影範囲等が記憶される。これによりテレ側の画像かワイド側の画像かを認識することができる。また、MPフォーマット付属情報として、スルー画像が表示された表示方法のうち、撮影時のレリーズスイッチ20が半押しされる直前にモニタ16に表示されていた表示方法が記憶される。これにより、ユーザがアレンジした表示方法を画像と共に記憶することができる。
なお、サムネイル画像等についてはExifファイルと同一であるため、説明を省略する。
(2−2)動画撮影モード
図7は、テレ/ワイド同時撮りモードにおける動画の撮影処理の流れを示すフローチャートである。以下、右撮像系12でワイド側の画像を撮影し、左撮像系13でテレ側の画像を撮影するとして説明する。静止画の場合と同様、右撮像系12でテレ側の画像を撮影し、左撮像系13でワイド側の画像を撮影してもよいことはいうまでもない。静止画の撮影と同一の部分(ステップS1〜S10)については同一の符号を付し、説明を省略する。
スルー画像の切り替え後(ステップS10)や、表示方法の変更が入力されなかった場合(ステップS9でNO)には、CPU110は、レリーズスイッチ20が全押しされたか否か、すなわちCPU110にS2ON信号が入力されか否かを判断する(ステップS21)。この1度目のS2ON信号は、動画記録開始を示す指示である。レリーズスイッチ20が全押しされていない場合(ステップS21でNO)には、再度ステップS7が行われる。
レリーズスイッチ20が全押しされた場合(ステップS21でYES)には、CPU110は動画の撮影及び記録を開始する(ステップS22)。すなわち、CPU110は、撮像素子122、123の各フォトダイオードから所定のフレームレートで連続的に信号電荷を取得して、連続的に画像データを生成する。AE、AFの各処理は、動画撮影時に常時行われる。画像データの生成処理については、通常2D撮影モードと同一であるため、説明を省略する。
動画撮影時には、撮影された各フレームの画像がモニタ16に出力される。CPU110は、初期設定から表示方法の変更が入力されていない場合には、初期設定であるテレ優先のPinP表示、スルー画像撮影、再生中に表示方法の変更が入力された場合(ステップS9でYES)には、入力された表示方法で、撮影された各フレームの画像をモニタ16に表示させる。
動画撮影中にズームボタン21の操作を受け付けるようにしてもよい。この場合には、ズームボタン21の操作が受け付けられると、CPU110は、ズームボタン21操作に応じて、ズームレンズ駆動部145を介して左撮像系13のズームレンズ13cのズームポジションを移動させる。
CPU110は、1秒おきに取得された画像を記憶する。図8は、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された動画が記憶された画像ファイルのファイル形式を示す模式図である。
動画は1秒おきに記憶処理が行われる。1秒間でテレ側の画像、ワイド側の画像が各30フレームずつ撮影されるため、テレ側の画像とワイド側の画像とが連続したものを1組として、30組を連続して記憶する。その後1秒間の音声データをそれぞれ記憶する。本実施の形態では、右撮像系12でワイド側の画像を撮影し、左撮像系13でテレ側の画像を撮影するため、ワイド側の画像として右撮像系12の撮像素子122で撮影された画像が記憶され、テレ側の画像として左撮像系13の撮像素子123で撮影された画像が記憶される。また、ワイド側の音声として右撮像系12の対物レンズ12aに隣接したマイク15から入力された音声が記憶され、テレ側の音声として左撮像系の対物レンズ13aに隣接したマイク15から入力された音声が記憶される。
この1秒間のデータのセットが動画撮影終了時まで継続して行われることにより、テレ側の画像及びワイド側の画像が関連付けられた同一ファイルとして動画が記憶される。このように2枚の画像を同一ファイルに保存することで、2つの撮像素子を用いて撮影された動画がバラバラになることが防止される。
動画ファイルの付属情報には、動画撮影直前にモニタ16に表示されていた表示方法が記憶される。これにより、ユーザがアレンジした表示方法を画像と共に記憶することができる。また、動画ファイルの付属情報には、各画像の撮影範囲等が記憶される。これによりテレ側の画像かワイド側の画像かを認識することができる。
CPU110は、再度レリーズスイッチ20が全押しされたか否か、すなわちCPU110に2度目のS2ON信号が入力されか否かを判断する(ステップS23)。この2度目のS2ON信号は、動画記録終了を示す指示である。レリーズスイッチ20が全押しされていない場合(ステップS23でNO)には、再度ステップS22が行われ、動画の撮影が継続される。レリーズスイッチ20が全押しされた場合(ステップS23でYES)には、動画の撮影が終了される。
図9は、テレ/ワイド同時撮りモードから他の撮影モードへの切り替え時の処理の流れを示すフローチャートである。
CPU110は、MENU/OKボタン25等が操作されることにより他の撮影モード(通常2D撮影モード、3D撮影モード等)に設定が変更されたか(他撮影モードへの遷移が発生したか)否かを判断する(ステップS31)。他撮影モードへの遷移が発生していない場合(ステップS31でNO)には、再度ステップS31が行われる。
他撮影モードへの遷移が発生した場合(ステップS31でYES)には、CPU110は、ズームレンズ駆動部144を介して、ワイド側の画像を撮影する右撮像系12のズームポジションを、テレ側の画像を撮影する左撮像系13のズームポジションへ移動させる(ステップS32)。右撮像系12と左撮像系13のズームポジションが異なる撮影モードはテレ/ワイド同時撮りモードのみであるため、今後の処理のためには、遷移後の撮影モードが何であれ、右撮像系12と左撮像系13のズームポジションは揃えておく必要がある。しかしながら、スルー画像としてモニタ16に表示されているのはテレ側の画像であるため、左撮像系13のズームポジションを移動させると、モニタ16の表示が変わり、使用者が違和感を覚えることとなる。したがって、右撮像系12のズームポジションを移動させることにより、このような不具合を防止することができる。
CPU110は、遷移先の撮影モードが3D撮影モードか否かを判断する(ステップS33)。遷移先の撮影モードが3D撮影モードである場合(ステップS33でYES)には、CPU110は、モニタ16を3Dモードに切り替え(ステップS34)、他の撮影モードの処理を開始する(ステップS35)。遷移先の撮影モードが3D撮影モードでない場合(ステップS33でNO)には、モニタ16は2Dモードのまま他の撮影モードの処理を開始する(ステップS35)。
(3)3D撮影モードに設定されている場合
(3−1)静止画撮影モード
撮像素子122及び撮像素子123によってライブビュー画像用の撮影を開始する。すなわち、撮像素子122及び撮像素子123で同じ被写体が連続的に撮像され、その画像信号が連続的に処理され、ライブビュー画像用の立体画像データが生成される。CPU110は、モニタ16を3Dモードに設定し、生成された画像データはビデオエンコーダ134で順次表示用の信号形式に変換されて、それぞれモニタ16に出力される。
生成された画像データは、順次ビデオエンコーダ134に加えられ、表示用の信号形式に変換されて、モニタ16に出力される。これにより、ライブビュー画像用の立体画像データがモニタ16にスルー表示される。
ユーザ(使用者)は、モニタ16に表示されるスルー画像を見ながらフレーミングしたり、撮影したい被写体を確認したり、撮影後の画像を確認したり、撮影条件を設定したりする。
上記撮影スタンバイ状態時にレリーズスイッチ20が半押しされると、CPU110にS1ON信号が入力される。CPU110はこれを検知し、AE測光、AF制御を行う。AE測光は、右撮像系12又は左撮像系13(本実施の形態では左撮像系13)の一方で行う。また、AF制御は、右撮像系12及び左撮像系13のそれぞれで行う。AE測光、AF制御は通常2D撮影モードと同一であるため、詳細な説明を省略する。
レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110にS2ON信号が入力される。CPU110は、このS2ON信号に応動して、撮影、記録処理を実行する。右撮像系12及び左撮像系13のそれぞれで撮影された画像データを生成する処理については、通常2D撮影モードと同一であるため、説明を省略する。
CDS/AMP124、125でそれぞれ生成された2枚の画像データは、テレ/ワイド同時撮りモードと同様の方法により、第1主画像、第2主画像とが連続して記憶されたMPファイルとして記憶メディア137に記録される。MPフォーマット付属情報には、輻輳角、基線長等の3D画像に関する情報が記憶される。
(3−2)動画撮影モード
モードボタン22が押下されることで動画撮影モードに設定され、2D/3D切り替えボタン24により2D撮影モードが設定されると、CPU110は撮像素子122及び撮像素子123によってライブビュー画像用の撮影を開始する。
レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110は所定のフレームレートで動画撮影を開始し、再度レリーズスイッチ20が全押しされると、CPU110は動画撮影を終了する。AE、AFの各処理は、動画撮影時に常時行われる。
画像データの生成処理については、通常2D撮影モードと同一であるため、説明を省略する。
動画を構成する各画像は、静止画の場合と同様に、YC信号としてSDRAM114に蓄えられる。SDRAM114に蓄えられたYC信号は、圧縮伸長処理手段132によって圧縮され、所定のフォーマットの画像ファイルとして、メディアコントローラ136を介して記録メディア140に記録される。動画のデータは、テレ/ワイド同時撮りモードと同様に、各フレームを構成する2枚の画像データが関連付けされた同一ファイルとして記憶メディア137に記録される。このように2枚の画像を同一ファイルに保存することで、2つの撮像素子を用いて撮影された動画がバラバラになることが防止される。
3D撮影モードから他の撮影モードへの切り替えが入力された場合には、遷移先の撮影モードが通常2D撮影モードか、テレ/ワイド同時撮りモードであるため、CPU110は、モニタ16を2Dモードに切り替え、他の撮影モードの処理を開始する。
[再生モード]
(1)複眼デジタルカメラ1で再生する場合
複眼デジタルカメラ1のモードを再生モードに設定すると、CPU110は、メディアコントローラ136にコマンドを出力し、記録メディア140に最後に記録された画像ファイルを読み出させる。
読み出された画像ファイルの圧縮画像データは、圧縮・伸張回路148に加えられ、非圧縮の輝度/色差信号に伸張されたのち、ビデオエンコーダ134を介してモニタ16に出力される。これにより、記録メディア140に記録されている画像がモニタ16に再生表示される(1枚画像の再生)。
1枚画像の再生においては、通常2D撮影モードで撮影された画像は、画像がモニタ16全面に2Dモードで表示され、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像は、MPフォーマット付属情報に記憶された表示方法で表示され、3Dモードで撮影された画像は、画像がモニタ16全面に3Dモードで表示される。動画の再生についても同様に、通常2D撮影モードで撮影された画像は、画像がモニタ16全面に2Dモードで表示され、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像は、テレ側の画像とワイド側の画像とが並んで表示され、3Dモードで撮影された画像は、画像がモニタ16全面に3Dモードで表示される。テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像については、画像ファイルの付属情報に記憶された表示方法で表示される。
画像のコマ送りは、十字ボタン26の左右のキー操作によって行なわれ、十字ボタン26の右キーが押されると、次の画像ファイルが記録メディア140から読み出され、モニタ16に再生表示される。また、十字ボタンの左キーが押されると、一つ前の画像ファイルが記録メディア140から読み出され、モニタ16に再生表示される。
モニタ16に再生表示された画像を確認しながら、必要に応じて、記録メディア140に記録された画像を消去することができる。画像の消去は、画像がモニタ16に再生表示された状態でMENU/OKボタン25が押下されることによって行われる。
(2)外部の表示装置で再生する場合
図示しないI/Fを介して複眼デジタルカメラ1をテレビ等の表示装置2に接続した状態で、複眼デジタルカメラ1を再生モードで動作させると、CPU110は、外部の表示装置2へ画像ファイルを出力する。
表示装置2は、図10に示すように、主として、CPU50と、メモリ制御部51と、メインメモリ52と、デジタル信号処理部53と、信号入力部54と、外部I/O(入出力部)55と、画像解析部56と、モニタ57とで構成される。
CPU50は、表示装置2の全体の動作を統括制御する制御手段として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算手段として機能する。CPU50は、各種制御用のプログラムや設定情報などを格納するメモリ領域を有し、このプログラムや設定情報に基づいて各種処理を実行し、表示装置2の各部を制御する。
メインメモリ52は、CPU50等の作業用領域や画像データ等の一時記憶領域として利用される。メインメモリ52には、メモリ制御部51を介して、CPU50により非圧縮の画像データが展開され、各種処理が行われる。
デジタル信号処理部53は、画像ファイルから生成された非圧縮の画像データ(YC信号)を、所定方式の映像信号(例えば、NTSC方式のカラー複合映像信号)に変換する。
信号入力部54は、外部I/O55を介して複眼デジタルカメラ1から送信される画像ファイルを取得し、メモリ制御部51等に入力する。テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像や、3D撮影モードで撮影された画像は静止画、動画ともに1つのファイルとして取得されるため、複数の画像がバラバラになることはない。
外部I/O55はSCSIや双方向パラレルI/F、HDMI等の高速で双方向通信が可能なインターフェースが好ましいが、双方向に限定されるものではない。
画像解析部56は、画像ファイルのExif付属情報やMPフォーマット付属情報等を確認し、画像ファイルに記憶された画像がどのようにして撮影された画像かを判断する。
モニタ57は、平面画像が表示可能な液晶パネルであり、複数の視聴者が同時に閲覧可能な大きさを有する。
画像ファイルに記憶された画像が静止画である場合を例に説明する。動画の場合には、静止画と異なり、各フレームの画像毎に画像信号の生成を行い、連続的にモニタ57に出力するが、表示形態や画像信号の生成処理については静止画と同様であるため、説明を省略する。
画像解析部56により、画像ファイルに記憶された画像が通常2D撮影モードで撮影された平面画像であると判断された場合には、CPU50は、デジタル信号処理部53により変換された画像信号をモニタ57に出力し、平面画像を液晶パネル28全面に表示する。
画像解析部56により、画像ファイルに記憶された画像が3Dモードで撮影された画像であると判断された場合は、CPU50は、画像ファイルに含まれる画像の第1主画像をデジタル信号処理部53に入力し、デジタル信号処理部53により変換された第1主画像の画像信号をモニタ57に出力し、2枚の画像のうちの第1主画像を液晶パネル28全面に表示する。
画像解析部56により、画像ファイルに記憶された画像がテレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像であると判断された場合は、CPU50は、画像ファイルの付属情報に記憶された表示方法で2枚の画像(1枚の画像の場合もあり)をモニタ57に表示させる。
CPU50は、静止画の場合にはMPフォーマット付属情報、動画の場合には動画ファイルの付属情報を参照して表示形態を決定する。付属情報に記憶されているのは、スルー画像撮影の最後、すなわち静止画又は動画の撮影直前にモニタ16で採用されていた表示方法である。ユーザは、被写体にあわせてスルー画像の表示方法を任意に入力するため、ここで用いられる表示方法は、ユーザが適切であると考えた表示方法である。したがって、画像再生時には、最初から撮影対象にあった適切な表示方法でモニタ57に画像を表示することができる。
静止画の場合には画像が表示された後、動画の場合には動画再生中に、表示手段2の図示しない入力手段から表示方法の変更を入力することができる。表示手段2での表示方法としては、PinP表示、1枚表示、並置表示、擬似ズーム効果を有する表示があげられる。
図11は、所望の画像がモニタ57全面に表示されると共に、他の画像がモニタ57の一部に縮小して表示されたPinP表示の例であり、(a)はワイド側の画像がモニタ57全面に表示されたワイド優先の例であり、(b)はテレ側の画像がモニタ57全面に表示されたテレ優先の例である。
ワイド優先の場合には、CPU50は、ワイド側の画像である第2主画像の右下の一部にテレ側の画像である第1主画像を縮小して合成し、合成後の画像をモニタ57に表示させる。テレ優先の場合には、CPU50は、テレ側の画像である第1主画像の右下の一部にワイド側の画像である第2主画像を縮小して合成し、合成後の画像をモニタ57に表示させる。この表示例の場合には、2枚の関連性を確保しつつ、所望の1枚の視認性を高めることができる。
図12は、所望の画像がモニタ57全面に表示され1枚表示の例であり、(a)はワイド表示、(b)はテレ表示である。CPU50は、ワイド表示の場合には、ワイド側の画像である第2主画像のみをモニタ57に出力し、テレ表示の場合には、テレ側の画像である第1主画像のみをモニタ57に出力する。この表示例の場合には、所望の1枚の視認性を高めることができる。
図13は、テレ側の画像とワイド側の画像とが並んで表示された並置表示の例である。CPU50は、第1主画像と第2主画像とを横に並べた画像を生成し、生成した画像をモニタ57に出力する。複眼デジタルカメラ1のモニタ16のようにモニタサイズが小さい場合には、並置表示だと各画像の視認性が悪くなるが、表示装置2のモニタ57のようにモニタサイズが大きくなれば2枚の関連性を確保しつつ、それぞれの画像の視認性を高めることができる。図13では、左側にワイド側の画像、右側にテレ側の画像を並べたが、左側にテレ側の画像、右側にワイド側の画像としてもよい。
図14は、最初にワイド側の画像を全面表示し、徐々にワイド側の画像をテレ側の画像に入れ替え、最後にはテレ側の画像が全面表示される擬似ズーム効果を有する表示(以下、擬似ズーム表示という)例である。
CPU50は、ワイド側の画像とテレ側の画像とを重ねてモニタ57に出力するが、初期状態ではテレ側の画像の透過率を100%に設定する。そのため、図14(a)に示すようにモニタ57にはワイド側の画像のみが表示される。
CPU50は、テレ側の画像の透過率が0%となるまでテレ側の画像の透過率を徐々に減らしていく。そのため、図14(b)に示すように、テレ側の画像とワイド側の画像がモニタ57に重ねて表示され、最終的には図14(c)に示すようにテレ側の画像のみがモニタ57に表示される。この表示例の場合には、2枚の画像の関連性を確保しつつそれぞれの画像の視認性を高めることができる。また、エンターテイメント性も高めることができる。なお、図14では、最初にワイド側の画像を表示させ、徐々にテレ側の画像へと切り替えたが、最初にテレ側の画像を表示させ、徐々にワイド側の表示へと切り替えるようにしてもよい。
擬似ズーム表示を動画で行う場合には、静止画の場合と異なり、透過率を変えるのと同時にテレ側の画像、ワイド側の画像も変更される。例えば、CPU50は、X番目のフレームはテレ側の画像の透過率を100%に設定し、X+1番目のフレームはテレ側の画像の透過率を99%に設定し、X+99番目のフレームはテレ側の画像の透過率を0%に設定する。
表示方法が入力された場合には、CPU50は、変更後の表示方法でモニタ57に表示されるように表示用の画像を生成し、モニタ57に出力する。これにより、ユーザの希望に沿った表示が可能となる。特に、動画再生中に表示方法を変える(特に、擬似ズーム表示を行うように表示方法を変更する)ことにより、エンターテイメント性を高めることができる。
また、CPU50は、表示方法が入力された場合には、入力された表示方法を画像ファイルの付属情報に上書きしてメインメモリ52に記憶する。これにより、ユーザによる入力があった次の表示からは、入力された表示方法で画像を表示させることができる。つまり、ユーザが表示方法をアレンジし、アレンジされた表示方法で再生が可能となる。
PinP表示、1枚表示の場合には、表示手段2の図示しない入力手段から全画面表示させる画像の変更を入力することができる。CPU50は、PinP表示の場合には、全画面表示する画像の変更が入力されると、現在縮小表示されている画像を全画面表示させ、現在全画面表示されている画像を縮小表示する。CPU50は、1枚表示の場合には、ワイド側とテレ側の2枚の画像のうち、現在表示されていない画像を全画面表示させる。
また、擬似ズーム表示を動画で行う場合には、表示手段2の図示しない入力手段から、最初にワイド側の画像を表示させ、徐々にテレ側の画像へと切り替えるのか、最初にテレ側の画像を表示させ、徐々にワイド側の画像へと切り替えるのかを入力することができる。これにより、画像を拡大するのか縮小するのかをユーザが任意に選択することができ、視認性やエンターテイメント性を高めることができる。
CPU50は、最後に表示された表示方法を示す情報を静止画の場合にはMPファイルのMPフォーマット付属情報、動画の場合には動画ファイルの付属情報に記憶させる。これにより、表示方法をユーザがアレンジすることができる。また、次回の表示からはアレンジした表示方法で表示させることができる。
本実施の形態によれば、立体画像のみでなく、撮影範囲の異なる2枚の平面画像を撮影することができる。そして、撮影範囲の異なる2枚の平面画像を同一ファイルに保存することができる。したがって、2枚の画像がばらばらになることが無く、撮影した複眼デジタルカメラ以外の装置で画像の閲覧をする場合にも2枚の画像の関連性をわかり易くすることができる。
また、本実施の形態によれば、撮像装置以外の表示装置、例えば撮影範囲の異なる2枚の平面画像を複数の視聴者が閲覧可能な大きさの表示装置で閲覧する時に、2つの平面画像がバラバラになることを防止することがきる。また、他の表示手段にファイルが出力されたときに、2つの画像の関連性を分かりやすくすることができる。
また、本実施の形態によれば、動画撮影時の表示方法を動画再生時の表示方法としてリアルタイムに記憶することができる。すなわち、動画撮影と同時に、その動画の再生時の表示方法をアレンジすることができる。
また、本実施の形態によれば、スルー画像撮影時又は再生時に表示方法の入力ができるようにしたため、ユーザの希望に沿った表示方法で画像を表示することができる。また、MPフォーマット付属情報等の付属情報に表示方法を示す情報を記憶させるため、ユーザが表示方法を任意にアレンジすることができる。したがって、視認性を高くしたり、エンターテイメント性を高めたりすることができる。
なお、本実施の形態では、複眼デジタルカメラ以外の表示手段で静止画を表示する例として、1組の平面画像のみを1枚表示する例を記載したが、1組の平面画像を連続して表示するいわゆるスライドショー表示を行うこともできる。この場合には、スライドショー表示の途中で表示手段2の図示しない入力手段から表示方法の変更を入力することができる。スライドショー表示の途中で表示方法が変更された場合には、変更が行われた時にモニタ57の表示されていた画像以降の画像については、変更後の表示方法をMPフォーマット付属情報に記憶することにより、表示方法のアレンジが可能となる。
また、本実施の形態では、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を同一ファイルに保存した(静止画、動画ともに)が、そのファイルを受信した表示装置等が複数の画像が含まれるファイルを解読できない場合も考えられる。この場合には。表示装置のCPU,画像解析部は、先頭の画像のみが記憶されたファイルとして扱えばよい。例えば、MPOファイルが解読できない場合には、JPEGファイルとして第1主画像のみが記憶されたファイルとして扱えばよい。
また、本実施の形態では、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を同一ファイルに保存した(静止画、動画ともに)が、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像が関連付けられていればよく、同一ファイルには限定されない。例えば、静止画の場合には、2個のJPEGファイルを作成し、これらのExif付属情報に関連付けを示す情報を記憶することにより、2枚の平面画像を関連付けて記憶するようにしてもよい。ただし、この場合には、ファイルを受信した表示装置がExif付属情報等を全て解析し、関連付けられた画像を探す必要があるため、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像を同一ファイルに記憶することが望ましい。
<第2の実施の形態>
本発明の第の実施の形態は、テレ/ワイド同時撮りモードで撮影された画像が関連付けられて記憶されるファイルの付属情報に、静止画又は動画の撮影直前にモニタ16に表示されていた表示方法が記憶されたが、付属情報に記憶する表示方法はこれに限られない。
本発明の第2の実施の形態は、テレ/ワイド同時撮りモードで動画を撮影する時に、表示方法の入力を可能とすると共に、入力された表示方法をリアルタイムで記憶する形態である。第2の実施の形態の複眼デジタルカメラ3は、テレ/ワイド同時撮りモードにおける動画撮影処理のみが第1の実施の形態の複眼デジタルカメラ1と異なるため、テレ/ワイド同時撮りモードにおける動画撮影処理についてのみ説明し、その他の部分は説明を省略する。また、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
[撮影モード]
図15は、テレ/ワイド同時撮りモードで動画を撮影、記録する処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、第1の実施の形態のステップS1〜S10(図7参照)のようにしてスルー画像が撮影、表示されている状態で開始される。
CPU110は、レリーズスイッチ20が全押しされたか否か、すなわちCPU110にS2ON信号が入力されたか否かを判断する(ステップS41)。レリーズスイッチ20が全押しされていない場合(ステップS41でNO)には、再度ステップS41及びスルー画像の撮影、再生が行われる。
レリーズスイッチ20が全押しされた場合(ステップS41でYES)には、動画撮影の指示が入力された場合であり、CPU110は、動画の撮影及び記録を開始する(ステップS42)。すなわち、CPU110は、撮像素子122、123の各フォトダイオードから所定のフレームレートで連続的に信号電荷を取得して、連続的に画像データを生成する。AE、AFの各処理は、動画撮影時に常時行われる。画像データの生成処理については、第1の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
またCPU110は、撮影された各フレームの画像を初期設定された表示方法でモニタ16に表示する(ステップS42)。表示方法として、所望の画像がモニタ16全面に表示されると共に、他の画像がモニタ57の一部に縮小して表示されたPinP表示(図4参照)、右撮像系12で撮影された画像と左撮像系13で撮影された画像とが並んで表示された並置表示(図5参照)のいずれかが初期設定されている。
CPU110は、動画の撮影を開始してから一定時間が経過したかを判断する(ステップS43)。一定時間は、例えば1秒である。一定時間が経過した場合(ステップS43でYES)には、一定期間(例えば1秒)の画像データ及び音声データを記憶する(ステップS44)。1秒間でテレ側の画像、ワイド側の画像が各30フレームずつ撮影される場合には、図8に示すように、テレ側の画像とワイド側の画像とが連続したものを1組として、これが30組連続して記憶される。その後1秒間の音声データがそれぞれ記憶される。右撮像系12でワイド側の画像を撮影し、左撮像系13でテレ側の画像を撮影した場合には、ワイド側の画像として右撮像系12の撮像素子122で撮影された画像が記憶され、テレ側の画像として左撮像系13の撮像素子123で撮影された画像が記憶される。また、ワイド側の音声として右撮像系12の対物レンズ12aに隣接したマイク15から入力された音声が記憶され、テレ側の音声として左撮像系の対物レンズ13aに隣接したマイク15から入力された音声が記憶される。
またCPU110は、画像の記憶と同時に、一定時間経過したとき(ステップS43でYESの判断がされたとき)にモニタ16に表示されている表示方法と、撮影開始(ステップS42の開始)時からの経過時間とを関連付けた情報を付属情報に記憶する(ステップS45)。例えば、撮影開始から1秒後の表示方法がPinP表示のテレ優先であった場合には、CPU110は、1秒とテレ優先とを関連付けて付属情報に記憶する。
CPU110は、操作手段112を介して表示方法の変更が入力されたか否かを判断する(ステップS46)。ここで入力可能な表示方法は、PinP表示、並置表示、1枚表示、擬似ズーム表示(図14参照)がある。表示方法の変更が入力された場合(ステップS46でYES)には、CPU110は、入力された表示方法となるようにモニタ16の表示を切り替える。入力された表示方法となるようにモニタ16の表示を切り替えた(ステップS47)ら、又は表示方法の変更が入力されなかった(ステップS46でNO)場合には、ステップS43に戻り、前回ステップS43の判断が行われてから一定時間が経過しているか否かが判断される(ステップS43)。
なお、処理S46、S47は、フローチャートの順に実行されるのではなく、優先割り込み処理として適宜表示方法の変更の入力を検知し、表示方法の切り替え処理を行っても構わない。
1回目は撮影開始から、2回目以降は前回の判断時から一定時間が経過していない場合(ステップS43でNO)には、レリーズスイッチ20が再度全押しされたか否か、すなわちCPU110に2度目のS2ON信号が入力されか否かを判断する(ステップS48)。この2度目のS2ON信号は、動画記録終了を示す指示である。
なお、ステップS43、S48の処理の最中にズームボタン21の操作を受け付けるようにしてもよい。この場合には、ズームボタン21の操作が受け付けられると、CPU110は、ズームボタン21に操作に応じて、ズームレンズ駆動部145を介して左撮像系13のズームレンズ13cのズームポジションを移動させる。
レリーズスイッチ20が全押しされていない場合(ステップS48でNO)は、ステップS43に戻り、前回ステップS43の判断が行われてから一定時間が経過しているか否かが判断される(ステップS43)。これにより、一定時間おきに画像データ、音声データ及び表示方法に関する付属情報が追加して記憶される。その結果、動画を構成するテレ側の画像及びワイド側の画像と、音声データと、表示方法に関する付属情報が同一ファイルに記憶される。このように同一ファイルに保存することで、2つの撮像素子を用いて撮影された画像や表示方法に関する情報がバラバラになることが防止される。
表示方法に関する情報を付属情報として1秒おきに記憶することにより、例えば図16に示すように、時間の経過と表示方法とを関連付けて記憶させることができる。図16に示す場合には、0秒〜a秒(0秒、1秒、2秒・・・a秒)はPinP表示のテレ優先と関連付けて記憶され、a秒〜b秒(a秒、a+1秒・・・b秒)は擬似ズーム表示と関連付けて記憶され、b秒〜c秒(b秒、b+1秒・・・c秒)はPinP表示のワイド優先と関連付けて記憶され、c秒〜d秒(c秒、c+1秒・・・d秒)は並置表示と関連付けて記憶され、d秒〜e秒(d秒、d+1秒・・・e秒)はPinP表示のテレ優先と関連付けて記憶される。
これにより、表示方法の変更が入力された時に再生されていた画像と、入力された表示方法とを関連付けて記憶することができる。なお、本実施の形態では一定時間として1秒おきに記憶を行うようにしたため、実際に表示方法が入力された時間と付属情報に記憶される時間とは最大で約1秒のずれが生じる。ただし、画像を視聴する場合に、この約1秒の誤差は小さく、実際に表示方法が入力された時間と付属情報に記憶される時間とは略同一と考えてよい。また、実際に表示方法が入力された時間と付属情報に記憶される時間とを限りなく一致させるためには、記録を行う間隔を限りなく短くすればよい。
レリーズスイッチ20が全押しされた場合(ステップS48でYES)は、動画の撮影を終了し、画像、音声データ、付属情報と共に動画管理情報を記憶する(ステップS49)。
[再生モード]
複眼デジタルカメラ1のモードを再生モードに設定すると、CPU110は、メディアコントローラ136にコマンドを出力し、記録メディア140に最後に記録された画像ファイルを読み出させる。
CPU110は、付属情報を参照して表示方法に関する情報を取得する。またCPU110は、画像ファイルの圧縮画像データを非圧縮の輝度/色差信号に伸張させ、ビデオエンコーダ134を介してモニタ16に出力して取得した表示方法で表示させる。
付属情報には、時間と表示方法とが関連付けて記憶されている。したがって、0秒〜a秒はPinP表示のテレ優先と関連付けて記憶され、a秒〜b秒は擬似ズーム表示と関連付けて記憶され、b秒〜c秒はPinP表示のワイド優先と関連付けて記憶され、c秒〜d秒は並置表示と関連付けて記憶され、d秒〜e秒はPinP表示のテレ優先と関連付けて記憶されている場合には、CPU110は、0秒〜a秒の期間に撮影された画像をPinP表示のテレ優先で表示させ、b秒〜c秒の期間に撮影された画像をPinP表示のワイド優先で表示させ、c秒〜d秒の期間に撮影された画像を並置表示で表示させ、d秒〜e秒の期間に撮影された画像をPinP表示のテレ優先で表示させる。これにより、ユーザが撮影時に画面遷移させたとおりに再生時に画面遷移させることができる。
動画の再生中に表示方法の変更も入力可能である。CPU110は、操作手段112を介して表示方法の変更が入力されると、次に再生処理を行うフレームの画像から変更された表示方法でモニタ16に表示させる。それと共に、CPU110は、入力された表示方法を時間と関連付けて付属情報に記憶させる。
例えば、c秒〜d秒(c秒、c+1秒・・・d秒)が並置表示と関連付けて記憶されている場合に、c+x秒〜c+y秒(c秒<c+x秒<c+y秒<d秒)がPinP表示のテレ優先へと表示方法が変更された場合には、CPU110は、並置表示と関連付けられたc+x秒〜c+y秒をPinP表示のテレ優先へと関連付けるように付属情報を書き換える。
付属情報に記憶されていない場合に表示方法の変更を記憶させたい場合には、再度リサンプリングが必要となるため、表示方法の変更は容易ではない。しかしながら、本実施の形態のように時刻と表示方法とを関連付けて付属情報に記憶させておけば、表示方法の変更があった場合にも付属情報を書き換えるだけですむ。そのため、表示方法の管理や表示のアレンジも簡単にできる。
なお、外部の表示装置2で表示する場合も、複眼デジタルカメラ1で再生する場合と同様に、動画記憶時の再生状況と同じ状況で動画を再生することができるし、再生時の表示方法変更を記憶させることも可能である。再生方法、記憶方法は複眼デジタルカメラ1で行う場合と略同一であるため、説明を省略する。
本実施の形態によれば、動画の撮影と同時に表示方法をアレンジすることができる。そして、表示方法を画像と一緒に保存するため、アレンジした再生方法で動画を再生させることができる。また、表示方法を付属情報に記憶するため、変更された表示方法の保存が容易となる。
また、本実施の形態によれば、再生時に表示方法の変更し、変更された内容を画像ファイルに保存するため、再生時にも再生方法をアレンジすることができ、次の再生からはアレンジした再生方法で動画を再生させることができる。
また、本実施の形態によれば、所定の時間間隔で表示方法を記憶するため、表示方法のみでなく、表示方法が入力された時間を記憶することができる。すなわち、表示方法の変更が入力された時に再生されていた画像と、入力された表示方法とを関連付けて記憶することができる。したがって、表示方法の変更が入力された時に再生されていた画像が表示された時に表示方法を変えるようにすることができる。すなわち、ユーザが撮影時に画面遷移させたとおりに再生時に画面遷移させることができる。
なお、本発明の適用は、撮像系が2つの複眼デジタルカメラに限定されるものではなく、3つ以上の撮像系をもつ複眼デジタルカメラでもよい。3つ以上の撮像系をもつ複眼デジタルカメラを用いてテレ/ワイド同時撮りモードで撮影する場合には、その中の2つの撮像系を選択してもよいし、全ての撮像系を用いて撮影してもよい。全ての撮像系を用いて撮影した場合には、PinP表示、並置表示に当たりその中の2つの画像を用いて表示を行うようにすればよい。
また、本発明は、デジタルカメラに限らず、ビデオカメラなどの各種撮像装置、携帯電話などに適用することができる。また、複眼デジタルカメラ等に適用するプログラムとして提供することもできる。
1:複眼デジタルカメラ、2:表示装置、10:カメラボディ、11:バリア、12:右撮像系、13:左撮像系、14:フラッシュ、15:マイク、16:モニタ、20:レリーズスイッチ、21:ズームボタン、22:モードボタン、23:視差調整ボタン、24:2D/3D切り替えボタン、25:MENU/OKボタン、26:十字ボタン、27:DISP/BACKボタン、110:CPU、112:操作部、114:SDRAM、116:VRAM、118:AF検出回路、120:AE/AWB検出回路、122、123:撮像素子、124、125:CDS/AMP、126、127:A/D変換器、128:画像入力コントローラ、130:画像信号処理部、133:立体画像信号処理部、132:圧縮伸張処理部、134:ビデオエンコーダ、136:メディアコントローラ、140:記録メディア、138:音入力処理部、142、143:フォーカスレンズ駆動部、144、145:ズームレンズ駆動部、146、147:絞り駆動部、148、149:タイミングジェネレータ(TG)

Claims (12)

  1. ズームレンズを含む撮影光学系と、前記撮影光学系により被写体像が結像される撮像素子と、からなる2つの撮像手段と、
    前記2つの撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせるように前記ズームレンズを光軸方向に移動させるレンズ移動手段と、
    前記レンズ移動手段により前記ズームレンズが移動されたら、被写体を示す画像信号を前記2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連続する2つの平面画像を撮影する第1の撮影制御手段と、
    平面画像が表示可能な表示手段と、
    前記第1の撮影制御手段により撮影された連続する2つの平面画像のうちの少なくとも1つを前記表示手段に連続的に表示する表示制御手段であって、前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させるとともに、前記2つの平面画像のうちの他の1枚を前記表示手段に縮小表示させる第1の表示方法、前記2つの平面画像を並べて前記表示手段に表示させる第2の表示方法、及び前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させる第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    撮影指示を入力する撮影指示入力手段と、
    前記入力された撮影指示に応じて前記2つの撮像手段を介して2つの平面画像を撮影する第2の撮影制御手段と、
    前記第2の撮影制御手段により撮影された2つの平面画像と、前記撮影指示が入力される直前に前記第1の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. ズームレンズを含む撮影光学系と、前記撮影光学系により被写体像が結像される撮像素子と、からなる2つの撮像手段と、
    前記2つの撮像手段のズームポジションを各撮像手段毎に異ならせるように前記ズームレンズを光軸方向に移動させるレンズ移動手段と、
    前記レンズ移動手段により前記ズームレンズが移動されたら、被写体を示す画像信号を前記2つの撮像手段の各撮像素子毎に連続的に取得することで連続する2つの平面画像を撮影する第3の撮影制御手段と、
    平面画像が表示可能な表示手段と、
    前記第3の撮影制御手段により撮影された連続する2つの平面画像のうちの少なくとも1つを前記表示手段に連続的に表示する表示制御手段であって、前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させるとともに、前記2つの平面画像のうちの他の1枚を前記表示手段に縮小表示させる第1の表示方法、前記2つの平面画像を並べて前記表示手段に表示させる第2の表示方法、及び前記2つの平面画像のうちの所望の1枚を前記表示手段に全画面表示させる第3の表示方法のうちの少なくとも1つの表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させる第2の表示制御手段と、
    前記第3の撮影制御手段により連続的に撮影された2つの平面画像と、前記第2の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶する第2の記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 前記第2の記憶手段は、所定の時間が経過する度に、前記所定の時間が経過する間に撮影された2つの平面画像と、前記所定の時間が経過した時に前記第2の表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の表示方法、前記第2の表示方法、及び前記第3の表示方法のうちの所望の表示方法を入力する第1の入力手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力された表示方法で前記2つの平面画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記第1の記憶手段は、前記2つの平面画像を1つのファイルで記憶することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の記憶手段は、前記表示方法を示す情報を前記1つのファイルの付属情報に記憶することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の記憶手段は、前記2つの平面画像を1つのファイルで記憶することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  8. 前記第2の記憶手段は、前記表示方法を示す情報を前記1つのファイルの付属情報に記憶することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 請求項1からのいずれかに記載の撮像装置で記憶された2つの平面画像と、当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報とを取得する取得手段と、
    前記取得した2つの平面画像が表示される表示手段と、
    前記表示方法を示す情報に基づいて、前記2つの平面画像を当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法で前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  10. 前記第1の表示方法、前記第2の表示方法、及び前記第3の表示方法のうちの所望の表示方法を入力する入力手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力手段により入力された表示方法で前記2つの平面画像を表示させることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  11. 前記取得した2つの平面画像及び当該2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報を記憶する記憶手段であって、前記入力手段により表示方法が入力されると、前記2つの平面画像に関連付けられた表示方法を示す情報にかえて、前記入力手段により入力された表示方法を示す情報を前記2つの平面画像に関連付けて記憶する記憶手段を備えたことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。
  12. 前記取得手段は、前記2つの平面画像として連続的に撮影された画像を取得し、
    前記記憶手段は、所定の時間が経過する度に、前記所定の時間が経過する間に前記表示手段に表示された2つの平面画像と、前記所定の時間が経過した時に前記表示制御手段が前記2つの平面画像を表示させた表示方法を示す情報とを関連付けて記憶することを特徴とする請求項11に記載の表示装置。
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