JP4779858B2 - 熱交換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気通路を形成するケースと熱交換器とをパッキン材によりシールする熱交換装置に関するものであり、車両用空調装置における蒸発器のシール構造として好適である。
従来、この種のシール構造として、例えば、特許文献1に示すように、矩形状をした熱交換器の外形部のうち、上面部に位置する第1パッキン材と両側面部に位置する第2パッキン材とを別体で構成し、熱交換器の上面部および両側面部にそれぞれ第1パッキン材および第2パッキン材を独立に貼り付けているものが知られている。
ところで、上記特許文献1では、蒸発器の空気流れ下流側近傍に熱交換された空気温度を検出するための温度センサがケース外から交換可能な構造によって設けられている。つまり、この温度センサは、蒸発器のフロスト状態を検出するためのセンサであって、的確な空気温度を吹き出す位置に温度センサを配置しやすくすることが望まれている。
特開2001−233047号公報
しかしながら、上述したような構成による蒸発器では、最も側面寄りに配列されたフィンは、一方がチューブに接合され、他方がサイドプレートに接合される。これにより、最も側面寄りに配列されたフィンは、その内側に配列されたフィンと比べて比較的高温になる傾向がある。
換言すると、最も側面寄りのフィンよりも内側のフィンは、その両端にチューブが接合されているため、最も側面寄りのフィンよりも内側のフィンから吹き出される空気温度に対して、最も側面寄りのフィンから吹き出される空気温度が高くなっているのが一般的である。
従って、蒸発器の最適なフロスト状態を検出するためには、ケースの側壁近傍よりも奥深い位置にセンサ部を差し込む温度センサをケース外に配置することが必要となっている。これにより、温度センサの外形が大きくなって製造コストが上昇する問題がある。
そこで、本発明の目的は、温度センサの小型化が図れる熱交換装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1ないし請求項4に記載の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、空気通路を形成するケース(1)と、ケース内に配置され、空気と熱交換流体とを熱交換する熱交換器(3)と、この熱交換器(3)のタンク面に位置する第1パッキン材(4、5)と、熱交換器(3)の入口面または出口面のうち、最も側面寄りに配列されたフィン(34)を覆うように貼り付けられた第2パッキン材(6)とを備え、熱交換器は、冷凍サイクルの低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより送風空気を冷却する蒸発器(3)であり、ケースは、左右側方の内壁面に、蒸発器の両側面(40、41)とその近傍を受け入れ可能なレール状の収容部を有し、収容部は2つのリブ部(2)の間に形成されており、収容部は、蒸発器を第2パッキン材を介して支持しており、リブ部の突き出し高さは、蒸発器をケース内に配置したときに、リブ部の先端が蒸発器の最も側面寄りに配列されたチューブ(35)の同一線上にほぼ合致するように形成され、蒸発器の空気流れ下流には、蒸発器への着霜を判定するために用いられる温度センサ(8)が配置されており、温度センサは、蒸発器の中央よりも、ケースの内壁面に近い位置に配置された温度感知部(8a)を有することを特徴としている。
この発明によれば、熱交換器(3)の最も側面寄りに配列されたフィン(34)からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができるのでケース(1)の側壁近傍に温度センサを配置しても最適なフロスト状態の空気温度を検出することができる。従って、ケース(1)から奥深い位置にセンサ部を差し込む温度センサとする必要がないため温度センサの小型化が図れる。
請求項2に記載の発明では、熱交換器(3)の両側面には、最も側面寄りに配列されたフィン(34)を固定するサイドプレート(36)が設けられており、第2パッキン材(6)は、ケース(1)とサイドプレート(36)との間をシールし、その延長上に延ばされた第2パッキン材(6)によって最も側面寄りに配列されたフィン(34)を覆うことを特徴としている。
この発明によれば、第2パッキン材(6)によって、ケース(1)内に配置される熱交換器(3)との間をシールできるとともに、最も側面寄りのフィン(34)の空気通路をシールすることができる。従って、部品点数を増加させることなく最も側面寄りに配列されたフィン(34)からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。
請求項3に記載の発明では、第2パッキン材(6)は、熱交換器(3)の最も側面寄りに配列されたフィン(34)の通気通路のうち、半分以上の空気通路を覆うことを特徴としている。
この発明によれば、最も側面寄りに配列されたフィン(34)からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。なお、少なくとも空気通路の半分程度を覆うことで通風抵抗の増加の抑制が図れる。
請求項4に記載の発明では、第2パッキン材(6)は、少なくとも熱交換器(3)の入口面に貼り付けられたことを特徴としている。この発明によれば、熱交換器(3)の空気流れ下流側を覆うまでもなく、空気流れ上流側を覆うことで最も側面寄りに配列されたフィン(34)からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態における熱交換装置を図1ないし図3に基づいて説明する。図1は第1実施形態におけるケース1と蒸発器3とのシール構造を示す平面断面図である。図2は蒸発器3におけるパッキン材4、5、6の貼り付け位置を示す斜視図である。図3は車両用空調装置の蒸発器3の全体構成を示す正面図である。
本実施形態では、本発明を車両用空調装置に適用したものである。熱交換器である蒸発器3は、図3に示すように、上下のヘッダタンク31およびコア部33から構成されている。コア部33は、内部を冷媒が流通する複数のチューブ35、波形に形成された複数のフィン34、およびタンクプレート32から構成されている。
フィン34とチューブ35は、ヘッダタンク31の長手方向に交互に積層され、左右の最も側面よりに配列されるフィン34の更に外方に、断面コの字状に開口する強度部材としてのサイドプレート36が配設されている。
タンクプレート32は、これら複数のチューブ35の積層方向に延びるように配設され、チューブ35の長手方向の端部に対応する位置にチューブ挿入部としての挿入孔37が複数設けられている。この挿入孔37にチューブ35端部が接合されてコア部33が形成されている。
さらに、その挿入孔37の最外方には、サイドプレート36の長手方向の対応する位置に図示しない挿入孔が形成されており、その挿入孔にサイドプレート36の端部が接合されてコア部33が形成される。
そして、図中上側のタンクプレート32には上部ヘッダタンク31が、図中下側のタンクプレート32には下部ヘッダタンク31が接合によって結合されている。なお、蒸発器3の各部品はアルミニュウム系の材料で形成され、ろう付けにて一体に接合されている。
そして、上部ヘッダタンク31には上流側に設けられた膨張弁(図示せず)で減圧された冷媒が流入され、複数のチューブ35内を流れ、空気と熱交換することで冷媒が蒸発したガスとなって下部ヘッダタンク31に流入して、下部ヘッダタンク31から外部の冷凍サイクルの下流側に流出する。以上の構成による蒸発器3は、冷房用熱交換器であり、冷凍サイクルの低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより送風空気を冷却する。
次に、以上の構成による蒸発器3を収容するケース1について説明する。ケース1は樹脂製の空調ケースであり、その内部に空気通路を形成している。この空調ケース1は車両計器盤内側の中央部に搭載される。空調ケース1のうち助手席側の側面部に図示しない空気入口部が設けられるとともに、空調ケース1には、その空気入口部の空気流れ下流側に蒸発器3が配置されており、図示しない送風ユニットからの送風空気が上記空気入口部を経由して蒸発器3に流入される。
さらに、空調ケース1には、蒸発器3の空気流れの下流側に暖房用熱交換器(図示せず)が配置されており、蒸発器3で冷却された冷風と暖房用熱交換器(図示せず)で加熱された温風との風量割合を調節して送風空気の温度調節が行われるように構成している。
次に、蒸発器3とケース1内壁面とのシール構造について図1および図2に基づいて説明する。熱交換器3は、図2に示すように、第1タンク面38、第2タンク面39、第1側面40、第2側面41、空気流れ上流側となる入口面42、および空気流れ下流側となる出口面43の6面を有する。
その6面のうち、第1タンク面38の中央部にタンク長手方向に沿って延びる帯状のパッキン材5が貼り付けられている。さらに、第1タンク面38の長手方向の一端部には、第1側面40との境界に沿って、すなわち、タンクの短手方向に沿って延びる帯状のパッキン材4が貼り付けられている。
さらに、第1タンク面38の長手方向の他端部には、第2側面41との境界に沿って、すなわち、タンクの短手方向に沿って延びる帯状のパッキン材4が貼り付けられている。その結果、第1タンク面38には、H字型のシール面を提供するようにH字型のパッキン材4、5が配置されている。ここで、第1タンク面38に配置されるパッキン材4、5を第1パッキン材4、5と称する。
そして、入口面42には、第1側面40との境界に沿って、帯状のパッキン材6が貼り付けられている。さらに、入口面42には、第2側面41との境界に沿って、帯状のパッキン材6が貼り付けられている。この結果、入口面42のうち、両側面40、41との境界に沿って延びる帯状の範囲はパッキン材6によって覆われ、入口面42の両側にシール面が提供される。
一方、出口面43には、第1側面40との境界に沿って、帯状のパッキン材6が貼り付けられている。さらに、出口面43には、第2側面41との境界に沿って、帯状のパッキン材6が貼り付けられている。この結果、出口面43のうち、両側面40、41との境界に沿って延びる帯状の範囲はパッキン材6によって覆われ、出口面43の両側にシール面が提供される。
入口面42と出口面43とには、複数のチューブ35が並べて配列されている。それぞれのチューブ35に隣接して空気通路が形成されている。結果、入口面42と出口面43とには、複数の空気通路が開口する。それぞれの空気通路には、波状のフィン34などの熱交換促進部材が配置されうる。
また、複数のパッキン材6のそれぞれは、入口面42と出口面43との最も端に位置する空気通路を閉塞するように貼り付けられている。この形状は、パッキン材6が、入口面42と出口面43との最も端に位置するフィン34を覆うように配置されている。ここで、第1側面40、第2側面41に配置されるパッキン材6を第2パッキン材6と称する。
以上の構成による熱交換装置は、熱交換器3と、この熱交換器3に貼り付けられたパッキン材4、5、6とを備える。パッキン材は、熱交換器3の2つのタンク部のうち、上側に位置される第1タンク面38に配置されてこの第1タンク面38に沿う隙間を遮断する第1パッキン材4、5を備える。
パッキン材は、さらに、熱交換器3の入口面42または出口面43の少なくとも一方のうち、両側面40、41との境界に沿って延びる端部空気通路を少なくとも部分的に覆う第2パッキン材6を備える。なお、蒸発器3の第2タンク面39には、図示しない皿状のパッキン材を嵌め込むようになっている。
一方、熱交換器3を収容するケース1は、図1に示すように、少なくとも、熱交換器3の両側面40、41とその近傍を受け入れ可能なレール状の収容部を有する。この収容部は2つのリブ部2の間に形成されうる。また、収容部は、パッキン材6を覆う程度の深さを有している。
収容部は、熱交換器3をパッキン材4、5、6のみを介して支持し、熱交換器3とケース1との直接の接触、例えば、サイドプレート36とケース1との直接の接触を回避するように形成されている。
さらに、蒸発器3の空気流れ下流には、温度センサ8が配置されている。この温度センサ8は、蒸発器3の温度を直接的にもしくは間接的に検出する。温度センサ8の検出温度は、蒸発器3への着霜を判定するために用いられる。温度センサ8は、蒸発器3の下流側領域のうち、ケース1の壁面に比較的近い位置に温度感知部8aを有している。この温度センサ8の温度感知部8aは、蒸発器3の中央よりも、ケース1の壁面に近い位置に配置される。
次に、パッキン材4、5、6のサイズについて説明する。第2パッキン材6の幅方向のサイズは、少なくともサイドプレート36の端部と、最も側面寄りに配列されたチューブ35とを繋ぐ長さに形成すると良い(図1中に示すW1)。これによれば、サイドプレート36の長手方向に沿って最も側面寄りに配列されたフィン34の空気通路を覆うように貼り付けることができる。
さらに、収容部を形成するリブ部2の突き出し高さにおいても、蒸発器3をケース1内に配置したときに、リブ部2の先端が最も側面寄りに配列されたチューブ35の同一線上にほぼ合致するように形成すれば良い。
これにより、第2パッキン材6によって、ケース1左右側方の内壁面と蒸発器3の両側面40、41との隙間をシールすることができるとともに、最も側面寄りのフィン34の空気通路全体を第2パッキン材6でシールすることができる。従って、部品点数を増加させることなく最も側面寄りに配列されたフィン34からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。
そして、第1パッキン材4、5は、上述した第2パッキン材6のサイズのうち、同一幅寸法、同一板厚になるように形成すれば良い。換言すると、第1パッキン材4、5および第2パッキン材6はともに、同一の板状弾性体材料から切断長さを変えるだけで得られることができる。なお、具体的弾性体材質としては樹脂発泡材が最適であり、例えば、架橋高発泡ポリエチレン(ポリエチレン)を用いる。
また、パッキン材4、5、6はその表裏両面の片側に接着剤層を有し、この接着剤層の表面に剥離紙(裏紙)を貼り付けた構成となっている。これにより、剥離紙を剥離した後に、接着剤層を蒸発器3各部の貼り付け相手面に貼り付けることにより、パッキン材4、5、6を蒸発器3各部に接着固定できる。
これにより、パッキン材4、5、6を同一幅寸法、同一板厚とすることで、例えば、ロール状に巻かれた板状弾性体材料を回転体から引き出して所定の長さに切断するとともに、剥離紙を剥がすことのできる自動機を用いて蒸発器3の各部、所定位置にパッキン材4、5、6を比較的容易に貼り付けることができる。
以上の第1実施形態による蒸発器のシール構造によれば、パッキン材4、5、6は、蒸発器3の第1タンク面38に位置する第1パッキン材4、5と、蒸発器3の入口面42、出口面43に位置する第2パッキン材6とに別体で構成し、かつ第2パッキン材6が蒸発器3の最も側面寄りに配列されたフィン34を覆うように貼り付けられている。
これによれば、蒸発器3の最も側面寄りに配列されたフィン34からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができるのでケース1の側壁近傍に温度センサ8を配置しても最適なフロスト状態の空気温度を検出することができる。従って、ケース1から奥深い位置にセンサ部を差し込む温度センサ8とする必要がないため温度センサ8の小型化が図れる。
また、ケース1と蒸発器3のサイドプレート36との間をシールし、その延長上に延ばされた第2パッキン材6によって、ケース1側方の内壁面と蒸発器3の側面との隙間をシールすることができるとともに、最も側面寄りに配列されたフィン34の空気通路をシールすることができる。従って、部品点数を増加させることなく最も側面寄りに配列されたフィン34からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態では、第2パッキン材6を空気流れの前後の入口面42と出口面43に4ヶ所貼り付けるように構成したが、これに限らず、空気流れ下流側の出口面43に配置される第2パッキン材6は、最も側面寄りに配列されたフィン34を覆うように形成しなくても良い。
具体的には、図4に示すように、空気流れ下流側に形成するリブ部2の先端をサイドプレート36の内側近傍に同一線上となるように形成し、そのリブ部2の先端に同一線上となるように第2パッキン材6の一端をサイドプレート36貼り付ける。これによれば、最も側面寄りに配列されたフィン34の空気通路を入口面42のみで覆うことで、最も側面寄りに配列されたフィン34からの比較的高温の空気が吹き出されることを防止することができる。さらに、蒸発器3の空気流れ下流側の側面をガタなく安定的にケース1の内壁面に支持できる。
本発明の第1実施形態におけるケース1と蒸発器3とのシール構造を示す平面断面図である。 本発明の第1実施形態における蒸発器3におけるパッキン材4、5、6の貼り付け位置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車両用空調装置の蒸発器3の全体構成を示す正面図である。 本発明の第2実施形態におけるケース1と蒸発器3とのシール構造を示す平面断面図である。
符号の説明
1…ケース、空調ケース
3…蒸発器(熱交換器)
4、5…第1パッキン材、パッキン材
6…第2パッキン材、パッキン材
34…フィン
36…サイドプレート

Claims (4)

  1. 空気通路を形成するケース(1)と、
    前記ケース内に配置され、空気と熱交換流体とを熱交換する熱交換器(3)と、
    前記熱交換器(3)のタンク面に位置する第1パッキン材(4、5)と、
    前記熱交換器(3)の入口面または出口面のうち、最も側面寄りに配列されたフィン(34)を覆うように貼り付けられた第2パッキン材(6)とを備え
    前記熱交換器は、冷凍サイクルの低圧冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより前記送風空気を冷却する蒸発器(3)であり、
    前記ケースは、左右側方の内壁面に、前記蒸発器の両側面(40、41)とその近傍を受け入れ可能なレール状の収容部を有し、前記収容部は2つのリブ部(2)の間に形成されており、
    前記収容部は、前記蒸発器を前記第2パッキン材を介して支持しており、
    前記リブ部の突き出し高さは、前記蒸発器を前記ケース内に配置したときに、前記リブ部の先端が前記蒸発器の最も側面寄りに配列されたチューブ(35)の同一線上にほぼ合致するように形成され、
    前記蒸発器の空気流れ下流には、前記蒸発器への着霜を判定するために用いられる温度センサ(8)が配置されており、前記温度センサは、前記蒸発器の中央よりも、前記ケースの前記内壁面に近い位置に配置された温度感知部(8a)を有することを特徴とする熱交換装置。
  2. 前記熱交換器(3)の両側面には、最も側面寄りに配列された前記フィン(34)を固定するサイドプレート(36)が設けられており、
    前記第2パッキン材(6)は、前記ケース(1)と前記サイドプレート(36)との間をシールし、その延長上に延ばされた前記第2パッキン材(6)によって最も側面寄りに配列された前記フィン(34)を覆うことを特徴とする請求項1に記載の熱交換装置。
  3. 前記第2パッキン材(6)は、前記熱交換器(3)の最も側面寄りに配列された前記フィン(34)の通気通路のうち、半分以上の空気通路を覆うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換装置。
  4. 前記第2パッキン材(6)は、少なくとも前記熱交換器(3)の入口面に貼り付けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の熱交換装置。
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