JP4779407B2 - 補助冷却装置及びそれを用いた配向ポリエステルフィルムの製造方法並びに配向性ポリエステルフィルムロール - Google Patents
補助冷却装置及びそれを用いた配向ポリエステルフィルムの製造方法並びに配向性ポリエステルフィルムロール Download PDFInfo
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Description
(1)冷却風をシート面に向かって吹き付け、溶融樹脂シートを冷却するための複数の吹出しノズルと、シート近傍の空気を吸引、排出するための複数の吸引ダクトが冷却ドラムの回転方向に沿って交互に配置された構造からなる。
(2)溶融樹脂シートが押出されるダイスに最も近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
(3)上記第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、300mm以上である。
(4)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、上記第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、300mm以上である。
(5)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、前記(3)で規定される長さと前記(4)で規定される長さとの和であり、さらに600mm以上1400mm以下である。
(6)少なくとも第一吸引ダクト内部の壁面に、オリゴマ付着防止のためのヒーターが設けられている。
(7)吹出しノズルと吸引ダクトの両側部に、整流板が設けられている。
(A)フィルムベース厚み(Tbase)が、100μm≦Tbase≦350μmである。
(B)フィルムの任意の位置において長手方向に連続する200mmの範囲のフィルム厚みについて、最小厚みをTminとした場合に、
Tbase−Tmin≧12μmであるような厚みの低減部が15箇所/100m以下である。
(C)フィルムが有するポリエステルオリゴマ起因である長径0.5mm以上の表面異物の量が10個/100m2以下である。
(D)フィルムのヘイズが1.5%以下である。
(1)冷却風をシート面に向かって吹き付け、溶融樹脂シートを冷却するための複数の吹出しノズル12と、シート近傍の空気を吸引、排出するための複数の吸引ダクト11が冷却ドラム10の回転方向に沿って交互に配置された構造からなる。
(2)溶融樹脂シートが押出されるダイス9に最も近い部分には、第一吸引ダクト11aが配置されている。
(3)上記第一吸引ダクト11aのダイス側壁面から冷却ドラム中心14を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズル(第一吹出しノズル)12aと冷却ドラム中心14を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ17が、300mm以上である。
(4)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、上記第一吸引ダクト11aのダイス側壁面から冷却ドラム中心14を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ15が、300mm以上である。
(5)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズル(第一吹出しノズル)12aと冷却ドラム中心14を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ16が、1400mm以下である。
(6)少なくとも第一吸引ダクト11a内部の壁面に、オリゴマ付着防止のためのヒーター(図示しない)が設けられている。
(7)吹出しノズル12と吸引ダクト11の両側部に、整流板13が設けられている。
吹出し風量には特に制限はないが、風量が小さいほど冷却効率は悪くなるものであるため、好ましい吹出し風量としては、100m3/min以上であり、より好ましくは125m3/min以上である。ただし、吹出し風量がある程度大きくなると、冷却効率は飽和してくるため、吹出し風量としては、最大でも300m3/min程度でよく、より好ましくは250m3/min以下である。
(A)フィルムベース厚み(Tbase)が、100μm≦Tbase≦350μmである。
(B)フィルムの任意の位置において長手方向に連続する200mmの範囲のフィルム厚みについて、最小厚みをTminとした場合に、
Tbase−Tmin≧12μmであるような厚みの低減部が15箇所/100m以下である。
(C)フィルムが有するポリエステルオリゴマ起因である長径0.5mm以上の表面異物の量が10個/100m2以下である。
(D)フィルムのヘイズが1.5%以下である。
Tbase−Tmin≧12μm
であるような厚みの低減部が15箇所/100m以下である。
Tbase−Tminの値は、好ましくは8μm以上である。また、厚みの低減部は、好ましくは10箇所/100m以下であり、より好ましくは、5箇所/100m以下である。なお、Tminは、ベース厚みと同様に、例えば、接触式厚み計で測定される。
実施例および比較例のフィルムロールを用いて、長さ100m、幅500mmの配向ポリエステルフィルムサンプルロールを作成した。サンプルロールから、ロールの幅方向中心部および端部から100mmの位置をサンプル中央とするようにして幅50mmの厚み測定サンプルを3箇所切り出した。接触式厚み計[「KG60/A」;アンリツ(株)製]を用いて、各厚み測定サンプルの長手方向の厚みを連続的に測定してチャートレコーダに出力した。なおこの際、接触式厚み計におけるサンプルフィード速度は200mm/minとした。該出力結果から、厚み変動が±2μm内の変動におさまってほぼ一定となっている部分の平均厚み(ベース厚み)を求めた。さらに連続した長手方向200mmにおいて下記式(1)および式(2)を満たすような厚み凹部を数えた。なお、式(1)を満たす厚み凹部を凹部A、式(2)を満たす厚み凹部を凹部Bとした。ただし、凹部Aは凹部Bにも含まれる。
切り出した3箇所のサンプルについてこの測定を行い、その平均を100mあたりの厚み凹部の数とした。
Tbase−Tmin≧12μm 式(1)
Tbase−Tmin≧8μm 式(2)
Tbase:ベース厚み(μm)
Tmin:連続した200mm内における最小厚み(μm)
長さ100m、幅500mmの配向ポリエステルフィルムロールサンプルを暗室内で垂直方向に垂らした。次いでフィルム背面の全面に光沢の無い黒色の布を配置し、配向フィルムを巻き出しつつ、前面(被覆層面)からブロムライト(VIDEO LIGHT VLG301 100V 300W LPL社製)を用いてフィルム面に対し約10°から45°の範囲で該ブロムライトの角度を変えながら、フィルム正面から観察し、ロール表層から長手方向100mについて表面異物欠点を拡大率10倍のスケール付きルーペ(PEAK社製SCALE LUPE ×10)を用いて検出し、マーキングを行った。さらにハケ(コクヨ社製TZ-4021N)を用いて欠点部を軽く払い埃付着ではないことを確認し、樹脂塗布層を持つフィルムの場合はメチルエチルケトンを含浸させたキムワイプ(WIPRS S200:クレシア社製)を用いて欠点部を3回軽く擦り、欠点部が消失しないことで樹脂塗布層由来の異物でないことを確認した上で、長径0.5mm以上の表面異物欠点を欠点A、長径0.3mm以上の表面異物欠点を欠点Bとして、下記式(3)により表面異物欠点の個数を算出した。なお、欠点Aは欠点Bにも含まれる。
表面異物欠点数(個/100m2)
=〔ロール長100m中で確認された表面異物の個数(個)〕/[1000(mm)/サンプルロールの幅(mm)] 式(3)
フィルム試料を、ヘイズメーター(日本電色製、NDH2000)を用いてランダムに異なる箇所30箇所について測定し、その平均値をヘイズとした。
長さ100m、幅500mmの配向ポリエステルフィルムサンプルロールについて、ロールの幅方向中央部を、長手方向1mおきに長さ210mm幅300mmの形状に切り抜いたサンプルを100枚作成した。切り抜いた各々のサンプルをライトボックス(フジカラー製 ライトボックスNEW5000インバーター)に置き、さらにその上に偏光板を配置した。この状態でライトボックスの照明を点灯し、偏光板を360°回転させながら偏光板を通したフィルム透過光の状態を観察し、透過光の輝度に帯状のむらが見られるサンプルの枚数を数え、以下の基準に基づき輝度むら歩留まりの指標とした。なお、歩留まり評価Aが当然理想ではあるが、歩留まり評価B以上の配向ポリエステルフィルムロールであれば光学用途として好適に用いることができる。
輝度むらが見られるサンプル枚数が 0枚 : 歩留まり評価A
輝度むらが見られるサンプル枚数が 1〜 5枚 : 歩留まり評価B
輝度むらが見られるサンプル枚数が 6〜10枚 : 歩留まり評価C
輝度むらが見られるサンプル枚数が 10枚以上 : 歩留まり評価D
前記したフィルムロールの評価結果から、表面異物欠点Aが10個以下、ヘーズ1.5%以下、輝度むら歩留まり評価B以上の条件をすべて満たす配向ポリエステルフィルムロールを使用適合性合格とした。
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分の近辺にドライアイスの欠片を吊るし、ドライアイスからの昇華白煙の流れを目視で確認することにより、補助冷却装置付近の空気の流れを確認し5段階で評価した。
評価1:補助冷却装置付近の空気が溶融樹脂ダイスに向かって勢いよく吹出している。
判断基準としては、補助冷却装置から200mm以上離れた箇所においても吹出している空気の流れが確認できること。
評価2:補助冷却装置付近の空気が溶融樹脂ダイスに向かって緩やかに吹出している。
評価3:補助冷却装置付近の空気がほとんど滞留して無風、あるいは吸込みと吹出しをランダムに繰り返している。
評価4:補助冷却装置付近の空気がゆるやかに補助冷却装置内に吸込まれている。
評価5:補助冷却装置付近の空気が勢いよく補助冷却装置内に吸込まれている。
判断基準としては、補助冷却装置から200mm以上離れた箇所においても吸込まれる空気の流れが確認できること。
FED−8TD−209D規格に準じ、パーティクルカウンタを用いてキャスティング室内クリーン度を測定した。測定箇所は冷却ドラムの真上500mmの位置および冷却ドラム中心軸に沿って冷却ドラムの左右1000mmの位置の3箇所で行い、その平均値をクリーン度の指標とした。
(易滑性付与のための塗布液A)
まず、ジカルボン酸成分として(ジカルボン酸成分全体に対して)ジメチルテレフタレート49モル%、ジメチルイソフタレート49モル%及び5−スルホナトイソフタル酸2モル%、グリコール成分として(グリコール成分全体に対して)エチレングリコール50モル%およびネオペンチルグリコール50モル%を用いて、常法によりエステル交換反応および重縮合反応を行って、水分散性スルホン酸金属塩基含有共重合ポリエステル樹脂を調製した。
配向ポリエステルフィルムロールの製膜実施例原料ポリマーとして、粒子を含有していない固有粘度が0.62dl/gのポリエチレンテレフタレート樹脂ペレットを135℃で6時間減圧乾燥(133.3Pa)した後、押し出し機に供給し、約285℃でシート状に溶融押出しした。これを表面温度20℃に保った冷却ドラム(ドラム径=1800mmφ)に静電印加法にて密着させると同時に、以下の条件を満たす補助冷却装置Aを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmの未延伸シートを得た。
なおこの際、溶融樹脂の異物除去用濾材として、濾過粒子サイズ(初期濾過効率95%)が15μmのステンレス製焼結濾材を用い、溶融樹脂の高精度濾過を行った。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=425mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室は床5m四方、天井高さ6mで容積150m3であり、キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000であった。
未延伸シートの厚みを3260μm、冷却ドラムの引き取り速度を6.5m/minとした以外は実施例1と同様にして、厚さ250μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
未延伸シートの厚みを1630μm、冷却ドラムの引き取り速度を12.6m/minとした以外は実施例1と同様にして、厚さ125μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Bを用い、冷却風の温度を15℃とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=600mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1200mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で5本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第5吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Cを用い、冷却風の温度を18℃とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=450mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=850mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=400mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で7本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第7吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 180m3/min
全吸引ダクト合計風量 670m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室内のクリーン度 クラス1000
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 120m3/min
全吸引ダクト合計風量 520m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 15℃
キャスティング室内のクリーン度 クラス1000
冷却固化工程において、キャスティング室内の空調換気回数を40回/hrとし、クリーン度クラス3000とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却固化工程におけるキャスティング室の空調を以下の条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
キャスティング室の空調が、冷却ドラム真上に排気装置を配しておらず室内の空気が上から下へ向かって流れるように調整されている。空調流量は換気回数30回/hr、室内のクリーン度はクラス1000。
樹脂塗布層を設けるための塗布液として、塗布液Bを用いた以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
水55質量部、n−ブチルセルソルブ15質量部を混合した後、加熱撹拌し、77℃に達したところで、塗布液Aの調製に用いた水分散性スルホン酸金属塩基含有共重合ポリエステル樹脂30質量部を加えた。樹脂の固まりが無くなるまで撹拌し続けた後、樹脂水分散液を常温まで冷却して、固形分濃度30.0質量%の均一な水分散性共重合ポリエステル樹脂液を得た。
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Dを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
吹出しノズルが冷却ドラムの回転方向に沿って175mm間隔で6本配置されており、吸引ダクトは設置されていない。
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価1(強い吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Eを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
吹出しノズルが冷却ドラムの回転方向に沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第1〜第5吸引ダクトとして機能する。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には吹出しノズルが配置されている。
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価1(強い吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Fを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
吹出しノズルが冷却ドラムの回転方向に沿って100mm間隔で7本配置されており、各ノズルの間の部分が第1〜第6吸引ダクトとして機能する。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には吹出しノズルが配置されている。
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1550mm
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価1(強い吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Gを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=250mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=850mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で7本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第7吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として補助冷却装置Gを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 100m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価2(ゆるやかな吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として補助冷却装置Gを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 100m3/min
全吸引ダクト合計風量 700m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価2(ゆるやかな吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Hを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=825mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=200mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Iを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=950mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1550mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って100mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Jを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=425mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には側板が配置されていない。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、ヒーターを配置。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価3(ランダム状態)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Kを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=425mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止の処理が施されていない。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置として以下の条件を満たす補助冷却装置Lを用いて下記の条件で冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
溶融樹脂が押出されるダイスに一番近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ=425mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=1025mm
溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ=600mm
吹出しノズルのノズルスリット幅=10mm
吹出しノズルは冷却ドラムに沿って175mm間隔で6本配置されており、各ノズルの間の部分が第2〜第6吸引ダクトとして機能する。
補助冷却装置の両側部には整流板を配置。
第一吸引ダクトの内部の壁面にオリゴマの析出防止手段として、フッ素樹脂コーティングが施されている。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
補助冷却装置を用いず、冷却ドラムのみで溶融樹脂を冷却固化し、厚さ2450μmのキャストフィルムを得た以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 220m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価1(強い吹出し)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 180m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価3(ランダム状態)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 100m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価5(強い吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 750m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価5(強い吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数60回/hr、室内のクリーン度はクラス1000
冷却固化工程において、前記した補助冷却装置Aを用い、以下の工程条件とした以外は実施例1と同様にして、厚さ188μm、幅1000mm、長さ2000mの配向ポリエステルフィルムロールを得た。
冷却ドラム引き取り速度 8.8m/min
全吹出しノズル合計風量 160m3/min
全吸引ダクト合計風量 600m3/min
補助冷却装置の溶融樹脂ダイスに面した部分近傍の空気の流れ:評価4(ゆるやかな吸込み)
補助冷却装置冷却風温度 16℃
キャスティング室の空調は冷却ドラム真上に排気装置を配しており、空調流量は換気回数15回/hr、室内のクリーン度はクラス10000
2:表面加工(拡散板加工)された配向ポリエステルフィルム
3:フィルム上にある横段状の厚み凹部
4:液晶パネル部
5:液晶パネル表面偏光板
6:ディスプレイバックライトからの透過光
7:ディスプレイ表面出力画像状態のイメージ図
8:ディスプレイ上の輝度むら
9:溶融樹脂ダイス
10:冷却ドラム
11:吸引ダクト
11a:第一吸引ダクト
12:吹出しノズル
12a:第一吹出しノズル
13:整流板
14:冷却ドラム中心部
15:溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ(2つの矢印が重複するのを避けるため、矢印はロール内部に記載したが、実際はロール外周に沿う長さである)
16:溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラム面に沿った長さ
17:第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さ(2つの矢印が重複するのを避けるため、矢印は第一吸引ダクト上に記載したが、実際はロール外周に沿う長さである)
Claims (9)
- 配向ポリエステルフィルムを製造する際の冷却固化工程での外径1300mm〜2600mmの冷却ドラムで使用される、下記(1)〜(7)を満足する補助冷却装置。
(1)冷却風をシート面に向かって吹き付け、溶融樹脂シートを冷却するための複数の吹出しノズルと、シート近傍の空気を吸引、排出するための複数の吸引ダクトが冷却ドラムの回転方向に沿って交互に配置された構造からなる。
(2)溶融樹脂シートが押出されるダイスに最も近い部分には、第一吸引ダクトが配置されている。
(3)上記第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、300mm以上である。
(4)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、上記第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、300mm以上である。
(5)溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、溶融樹脂ダイスに最も近い吹出しノズルと冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、前記(3)で規定される長さと前記(4)で規定される長さとの和であり、600mm以上1400mm以下である。
(6)少なくとも第一吸引ダクト内部の壁面に、オリゴマ付着防止のためのヒーターが設けられている。
(7)吹出しノズルと吸引ダクトの両側部に、整流板が設けられている。 - 上記補助冷却装置において、溶融樹脂ダイス出口からの懸垂面と冷却ドラム面との交差位置から、上記第一吸引ダクトのダイス側壁面から冷却ドラム中心を結ぶ面と冷却ドラム面との交差位置までの冷却ドラムの回転方向に沿った長さが、350mm以上である請求項1に記載の補助冷却装置。
- 上記冷却固化する工程で使用される補助冷却装置は、クリーン度クラス5000以下の環境下で用いられ、上記補助冷却装置の全吸引ダクトの合計吸引風量と全吹出しノズルの合計吹出し風量の比(全吸引ダクトの合計吸引風量/全吹出しノズルの合計吹出し風量)が、3.40〜4.50に設定されている請求項1または2に記載の補助冷却装置。
- 溶融されたポリエステル樹脂をシート状に押出し、冷却固化して未延伸シートを得て、少なくとも1軸方向に延伸配向せしめる配向ポリエステルフィルムの製造方法において、溶融樹脂シートを冷却固化する工程で、請求項1〜3のいずれかに記載の補助冷却装置を使用することを特徴とする、配向ポリエステルフィルムの製造方法。
- 冷却固化する工程が、クリーン度クラス5000以下の環境下で行われ、冷却補助装置の全吸引ダクトの合計吸引風量と全吹出しノズルの合計吹出し風量の比(全吸引ダクトの合計吸引風量/全吹出しノズルの合計吹出し風量)が、3.40〜4.50に設定されることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
- 冷却固化する工程において、冷却固化装置の上方に排気装置を設けることを特徴とする請求項4または5に記載の製造方法。
- 溶融された樹脂をシート状に押出し、冷却ドラムに密着せしめて冷却固化する工程を含み、当該工程において請求項1〜3のいずれかに記載の補助冷却装置を使用する製造方法により得られる、長さ100m以上10000m以下、幅500mm以上2000mm以下の配向ポリエステルフィルムを巻き取ってなる配向ポリエステルフィルムロールであって、以下の(A)〜(D)の条件を満足する事を特徴とする配向ポリエステルフィルムロール。
(A)フィルムの長さ方向に沿って100mにわたって厚みを測定した場合に、その厚みの変動が±2μm内の変動におさまっている平坦部分のみの平均厚みであるフィルムベース厚み(Tbase)が、100μm≦Tbase≦350μmである。
(B)フィルムの任意の位置において長手方向に連続する200mmの範囲のフィルム厚みについて、最小厚みをTminとした場合に、
Tbase−Tmin≧12μmである厚みの低減部が15箇所/100m以下である。
(C)フィルムが有するポリエステルオリゴマ起因である長径0.5mm以上の表面異物の量が10個/100m2以下である。
(D)フィルムのヘイズが1.5%以下である。 - フィルムが、プリズムレンズシート又は光拡散板の基材として用いられることを特徴とする請求項7記載の配向ポリエステルフィルムロール。
- 上記フィルムベース厚みが188μm以上350μm以下である請求項7または8に記載の配向ポリエステルフィルムロール。
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