JP4778484B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに係り、特に暗号化されたコンテンツデータを録画する機能を有する画像処理装置及びプログラムに関する。
画像等のコンテンツの著作権を保護する目的で、コンテンツを暗号化してから録画することが行われている。しかし、暗号化されたコンテンツを編集するには、先ず暗号化されたコンテンツを復号し、復号されたコンテンツを編集した後に、編集されたコンテンツを再度暗号化する必要がある。このため、暗号化されたコンテンツの編集には、処理時間がかかり、処理を高速に行うには高性能で高価なプロセッサが必要となる。暗号化されたコンテンツを編集する一例としては、デジタル放送を受信して得られた例えばMPEG-2トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)形式のコンテンツを暗号化して録画した後にこの暗号化されたコンテンツを編集する場合がある。
例えば、MPEGストリームデータのスクランブル及びデスクランブル方法は特許文献1にて提案されており、映像情報検索方法は特許文献2にて提案されている。又、冗長データの発生を抑えながら画像の著作権保護を行うために、セキュリティが設定された区間においてVOPスタートコードを除いた符号化データにスクランブルを施す方法が特許文献3にて提案されている。
特開平10−336624号公報 特開平11−112913号公報 特開2001−203684号公報
従来、暗号化されたコンテンツの編集には、必ず復号処理を伴うため、処理時間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、暗号化されたコンテンツの編集を、復号処理を伴うことなく比較的短い処理時間で行うことが可能な画像処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題は、コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出して、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入する挿入手段と、該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化する暗号化手段と、該暗号化手段により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納する録画手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置によって達成できる。
上記の課題は、コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、該コンピュータに、コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出させ、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入させる挿入手順と、該コンピュータに、該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化させる暗号化手順と、該コンピュータに、該暗号化手順により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納させる録画手順とを含むことを特徴とするプログラムによって達成できる。
本発明によれば、暗号化されたコンテンツの編集を、復号処理を伴うことなく比較的短い処理時間で行うことが可能な画像処理装置及びプログラムを実現することができる。
本発明では、MPEG-2 VideoやMPEG-4等によって規定されるビデオ又はビジュアル(Video 又はVisual)フォーマットを有するコンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出して、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入する。この編集情報パケットには、コンテンツID、ポイントID、リンク情報記録領域等が含まれる。コンテンツデータを録画する際には、編集情報パケット以外の全て又は一部のコンテンツデータ、即ち、編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化して編集情報パケットと共に記録媒体に格納する。
録画済みのコンテンツデータを編集する際には、リンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを、コンテンツデータと共に記録媒体に格納されている編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込む。
編集済みのコンテンツデータを再生する際には、記録媒体に格納されている編集情報パケットを抽出し、編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込まれているリンク情報に基づいてコンテンツデータを選択し、選択されたコンテンツデータを復号化して1つの連続したコンテンツとして再生する。
このように、暗号化されたコンテンツは、コンテンツデータを復号することなく編集されるので、比較的短い処理時間で編集処理を行うことが可能となる。
以下に、本発明の画像処理装置及びプログラムの各実施例を、図面と共に説明する。
図1は、本発明の第1実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。図1中、コンテンツデータの流れは実線の矢印で示し、制御データのやり取りは破線の矢印で示す。尚、図1及び後述する図6では、CPU等のプロセッサが実行するプログラムやCPUが実行する演算の中間データ等のデータを格納するメモリ等の記憶手段の図示が便宜上省略されている。
画像処理装置10−1は、図1に示す如く接続されたCPU11、挿入部12、暗号及び復号部13、CPU14、録画部15、編集部16及び再生部17を有する。CPU11、挿入部12、暗号及び復号部13、CPU14、録画部15、編集部16及び再生部17は、単一のボード、モジュール又は半導体装置(又は半導体チップ)等のデバイスを構成する。本実施例では、受信部1及び記録媒体21が画像処理装置10−1に対して外部接続されているが、受信部1及び記録媒体21の少なくとも一方を画像処理装置10−1内に設けても良い。記録媒体21は、半導体記憶装置であっても、ディスクに代表される磁気記録媒体、光記録媒体や光磁気記録媒体等を用いる記憶装置であっても良い。
CPU11は、受信部1、挿入部12及び暗号及び復号部13の制御を司る。受信部1は、暗号化して録画するべきコンテンツデータを受信する受信手段を構成するハードウェアである。録画時に暗号化されるコンテンツは、例えばMPEG-2 Video又はMPEG-4によって規定されるビデオ又はビジュアルフォーマットを有する。本実施例では、受信部1は、例えばデジタル放送波を受信してMPEG-2トランスポートストリーム(TS:Transport Stream)形式のコンテンツデータを出力する構成を有するが、MPEG-2 TS形式のコンテンツデータを直接受信する構成を有しても良い。
挿入部12は、コンテンツを暗号化して録画する前に、受信部1により受信したコンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出して、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入する挿入手段を構成するハードウェアである。
図2は、挿入部12の構成を示すブロック図である。図2では、CPU11と挿入部12との間の制御データのやり取りの図示は省略する。挿入部12は、図2に示す如く接続されたスタートコード検出部121とパケット挿入部122を有する。スタートコード検出部121には、受信部1により受信されたコンテンツデータが入力される。本実施例では、受信部1はMPEG-2 TSを受信するので、スタートコード検出部121はTSパケットに含まれる任意のスタートコードを検出し、この任意のスタートコードが検出されるとパケット挿入部122に対してスタートコード検出通知を行う。
図3は、TSパケットの構成を示す図である。図3に示すように、TSパケットはTSヘッダとペイロードからなり、TSヘッダはISO/IEC 13818-1に準じた構成を有する。スタートコードの出現位置は、ペイロード内で可変である。
パケット挿入部122は、スタートコード検出部121からのスタートコード検出通知に応答して、受信部1が受信したTSパケットに編集情報パケットを挿入する。
図4は、編集情報パケットの構成を示す図である。図4に示すように、編集情報パケットは、TSヘッダと編集情報からなり、TSヘッダはISO/IEC 13818-1に準じた構成を有する。TSヘッダ内のPID値は任意の値に設定され、このPID値により編集情報パケットを他のTSパケットと区別可能になっている。編集情報は、コンテンツID、ポイントID及びリンク情報記録領域からなり、リンク情報記録領域にはリンク先コンテンツID、リンクポイントID及び予約領域が含まれる。
暗号及び復号部13は、録画時に録画するべき編集情報パケット以外の全て又は一部のコンテンツデータ、即ち、編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化する暗号化手段と、再生時に編集情報パケット内のリンク情報に基づいて録画済みの暗号化されたコンテンツデータを復号化する復号化手段とを構成するハードウェアである。暗号及び復号部13で用いる暗号化及び復号化方式は、任意の方式で良く、特に限定されない。
CPU14は、録画部15、編集部16及び再生部17の制御を司る。録画部15は、録画時に、暗号及び復号部13により暗号化された編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体21に格納してコンテンツデータを録画する録画手段を構成するソフトウェアである。編集部16は、記録媒体21に録画済みの暗号化されたコンテンツデータを編集する際に、暗号化されたコンテンツデータと共に記録媒体21に格納されている編集情報パケットにリンク情報を書き込む編集手段を構成するソフトウェアである。編集部16は、例えばリンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込む。再生部17は、録画されているコンテンツデータを再生する際に、記録媒体21に格納されている編集情報パケットを抽出して読み出し、編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込まれているリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDからなるリンク情報に基づいて記録媒体21に格納されている暗号化されたコンテンツデータを選択して読み出す再生手段を構成するソフトウェアである。従って、録画されているコンテンツデータが編集されていても、編集情報パケットのリンク情報に基づいて暗号化されたコンテンツデータを選択して記録媒体21から読み出すことで、暗号化され、且つ、編集されたコンテンツデータを読み出すことができる。再生部17により選択された暗号化されたコンテンツデータは、復号化手段を構成する暗号及び復号部13により復号化されて1つの連続したコンテンツとして再生され、再生部17によりMPEG-2 TS形式のコンテンツデータから受信部1が受信したのと同様なデジタル放送波と同様の形式にデコードされてから出力され、外部の表示装置(図示せず)上に表示される。このように、再生部17及び暗号及び復号部13により、暗号化されたコンテンツデータは、たとえ編集されていても、選択的に読み出されて1つの連続したコンテンツとして再生される。
尚、録画部15、編集部16及び再生部17は、ハードウェアで構成しても良いことは言うまでもない。
図5は、暗号及び復号部13の構成を示すブロック図である。図5では、CPU11と暗号及び復号部13との間の制御データのやり取りの図示は省略する。暗号及び復号部13は、図5に示す如く接続された暗号/復号対象パケットフィルタリング部131と暗号/復号処理部132を有する。録画時、暗号/復号対象パケットフィルタリング部131は、挿入部12から得られる編集情報パケットが挿入された録画するべきコンテンツデータのうち、編集情報パケットを除くコンテンツデータを暗号/復号処理部132に供給し、編集情報パケットは暗号/復号処理部132をバイパスして出力することで、録画するべきコンテンツデータが暗号化されて暗号及び復号部13から出力される。他方、再生時、暗号/復号対象パケットフィルタリング部131は、再生部17から得られる記録媒体21から読み出された編集情報パケットと暗号化されたコンテンツデータのうち、編集情報パケットを除く暗号化されたコンテンツデータを暗号/復号処理部132に供給し、編集情報パケットは暗号/復号処理部132をバイパスして出力することで、再生するべき暗号化されたコンテンツデータが復号化されて暗号及び復号部13から出力される。
図6は、本発明の第2実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。図6中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図6中、コンテンツデータの流れは実線の矢印で示し、白抜きの矢印はバスを示す。
図6に示す画像処理装置10−2では、単一のCPU24が、上記第1実施例における2つのCPU11,14と同様の制御を司ると共に、録画部15、編集部16及び再生部17の機能を有する。又、画像処理装置10−2は、受信部1を含む。画像処理装置10−2は、単一の半導体装置(又は半導体チップ)により構成されている。
本実施例では、単一のプロセッサを用いているので、受信部が画像処理装置に含まれているものの、上記第1実施例と同様に画像処理装置の構成が比較的簡単であり比較的安価に製造可能である。
図7は、本発明の第3実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。図7中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図7中、コンテンツデータの流れは実線の矢印で示し、制御データのやり取りは破線の矢印で示す。
画像処理装置10−3は、ソフトウェアにより構成された制御部31、挿入部12A、暗号及び復号部13A、録画部15A、編集部16A及び再生部17Aを有し、プロセッサにより構成可能である。制御部31、挿入部12A、暗号及び復号部13A、録画部15A、編集部16A及び再生部17Aの機能は、夫々図1に示すCPU11,14、挿入部12、暗号及び復号部13、録画部15、編集部16及び再生部17の機能と同様である。
本実施例では、単一のプロセッサのみにより画像処理装置を構成しているので、画像処理装置の構成が比較的簡単であり比較的安価に製造可能である。
次に、上記第1〜第3実施例における録画時、編集時及び再生時の動作を、図8〜図10と共に説明する。
図8は、録画時の動作を説明するフローチャートである。図8中、ステップS1は受信部1により実行され、ステップS2〜S4は挿入部11(又は11A)により実行され、ステップS5,S6は暗号及び復号部13(又は13A)により実行され、ステップS7,S8は録画部15(又は15A)により実行される。
図8において、ステップS1は、MPEG-2 TS形式のデジタル放送波を受信し、周知のアナログ/デジタル変換(ADC)処理及び復調処理を行うことで、MPEG-2 TS形式のコンテンツデータを出力する。
ステップS2は、コンテンツデータからスタートコードを検出し、ステップS3は、目的のスタートコードが検出されたか否かを判定する。ステップS3の判定結果がNOであると、処理は後述するステップS5へ進む。他方、ステップS3の判定結果がYESであると、ステップS4は、検出されたスタートコードをトリガとしたタイミングで編集情報パケットをコンテンツデータに挿入し、処理はステップS5へ進む。
ステップS5は、編集情報パケットが挿入されたコンテンツデータのうち、処理対象が暗号化対象のデータであるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理は後述するステップS7へ進む。ステップS5の判定結果がYESであると、暗号化対象のデータを暗号化する。
ステップS7は、暗号化されたコンテンツデータと暗号化されていない編集情報パケットを記録媒体21に格納する。ステップS8は、記録媒体21への格納、即ち、録画が完了したか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS1へ戻り、判定結果がYESであると処理は終了する。
図9は、編集時の動作を説明するフローチャートである。図9中、ステップS11〜S16は編集部16(又は16A)により実行される。
ステップS11は、記録媒体21から録画されているコンテンツデータ、即ち、暗号化されたコンテンツデータ及び暗号化されていない編集情報パケットを読み出す。ステップS12は、読み出されたコンテンツデータから編集情報パケットを検索する。ステップS13は、検索された編集情報パケットから、コンテンツデータが編集対象のパケットであるか否かを判定し、判定結果がNOであると処理は後述するステップS15へ進む。他方、ステップS13の判定結果がYESであると、ステップS14は、リンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込むことで編集情報パケットを編集し、処理はステップS15へ進む。ステップS15は、編集情報パケットの編集が完了したか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS12へ戻る。ステップS15の判定結果がYESであると、ステップS16は、編集された編集情報パケットを記録媒体21に格納し、処理は終了する。
図10は、再生時の動作を説明するフローチャートである。図10中、ステップS21〜S26は再生部17(又は17A)により実行され、ステップS27は暗号及び復号部13(又は13A)により実行され、ステップS28,S29は再生部17(又は17A)により実行される。
図10において、ステップS21は、記録媒体21から録画されているコンテンツデータ、即ち、暗号化されたコンテンツデータ及び暗号化されていない編集情報パケットを読み出す。ステップS22は、読み出されたコンテンツデータから編集情報パケットを検索する。ステップS23は、検索された編集情報パケットにリンク先情報が書き込まれているか否かを判定する。ステップS23の判定結果がYESであると、ステップS24は、リンク先情報に含まれるリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDに基づいて、記録媒体21の読み出し先を設定し、処理はステップS21へ戻る。他方、ステップS23の判定結果がNOであると、ステップS25は、後続の録画データ、即ち、暗号化されたコンテンツデータを記録媒体21から読み出して、処理はステップS26へ進む。
ステップS26は、記録媒体21から読み出された録画データ、即ち、暗号化されたコンテンツデータの復号化の依頼を暗号及び復号部13(又は13A)に送り、ステップS27は、読み出された暗号化されたコンテンツデータを復号化する。又、ステップS28は、復号化されたMPEG-2 TS形式のコンテンツデータを受信部1が受信したのと同様の形式にデコードされてから出力され、外部の表示装置(図示せず)上に表示される。ステップS29は、記録媒体21から読み出した録画データの再生が完了したか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS21へ戻り、判定結果がYESであると処理は終了する。
図11は、MPEG-2 Videoのスタートコードを示す図である。上記各実施例において、挿入部12(又は12A)が検出するスタートコードは、コンテンツデータがMPEG-2 ビデオ又はビジュアルフォーマットを有する場合、図11に示す如きスタートコードであっても良い。この場合、各32ビットのスタートコードの値には、ISO/IEC 13818-2に規定されているようにプリフィックス(Prefix)として「00 00 01(16進)」が付加される。
図12は、MPEG-4のスタートコードを示す図である。上記各実施例において、挿入部12(又は12A)が検出するスタートコードは、コンテンツデータがMPEG-4 ビデオ又はビジュアルフォーマットを有する場合、図12に示す如きスタートコードであっても良い。
コンテンツデータから検出するべきスタートコードは、特定データの開始又は終了を示すスタートコードであれば、上記のスタートコードに限定されるものではない。
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
(付記1)
コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出して、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入する挿入手段と、
該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化する暗号化手段と、
該暗号化手段により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納する録画手段とを備えたことを特徴とする、画像処理装置。
(付記2)
該記録媒体に録画済みのコンテンツデータを編集する際に、該コンテンツデータと共に該記録媒体に格納されている該編集情報パケットにリンク情報を書き込む編集手段を更に備えたことを特徴とする、付記1記載の画像処理装置。
(付記3)
該編集情報パケットは、コンテンツID、ポイントID及びリンク情報記録領域を含み、
該編集手段は、該リンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込むことを特徴とする、付記2記載の画像処理装置。
(付記4)
編集済みのコンテンツデータを再生する際に、該記録媒体に格納されている該編集情報パケットを抽出し、該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込まれているリンク情報に基づいてコンテンツデータを選択する再生手段と、
該再生手段により選択されたコンテンツデータを復号化して1つの連続したコンテンツとして再生する復号化手段とを更に備えたことを特徴とする、付記2記載の画像処理装置。
(付記5)
該録画手段、該編集手段及び該再生手段は、単一のプロセッサにより構成されていることを特徴とする、付記4記載の画像処理装置。
(付記6)
該暗号化されるコンテンツは、MPEG-2 Video又はMPEG-4によって規定されるビデオ又はビジュアルフォーマットを有することを特徴とする、付記1〜5のいずれか1項記載の画像処理装置。
(付記7)
該記録媒体を備えたことを特徴とする、付記1〜6のいずれか1項記載の画像処理装置。
(付記8)
該暗号化されるコンテンツを受信する受信手段を更に備えたことを特徴とする、付記1〜7のいずれか1項記載の画像処理装置。
(付記9)
コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、
該コンピュータに、コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出させ、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入させる挿入手順と、
該コンピュータに、該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化させる暗号化手順と、
該コンピュータに、該暗号化手順により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納させる録画手順とを含むことを特徴とする、プログラム。
(付記10)
該コンピュータに、該記録媒体に録画済みのコンテンツデータを編集する際に、該コンテンツデータと共に該記録媒体に格納されている該編集情報パケットにリンク情報を書き込ませる編集手順を更に含むことを特徴とする、付記9記載のプログラム。
(付記11)
該編集情報パケットは、コンテンツID、ポイントID及びリンク情報記録領域を含み、
該編集手段は、該コンピュータに、該リンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込ませることを特徴とする、付記10記載のプログラム。
(付記12)
該コンピュータに、編集済みのコンテンツデータを再生する際に、該記録媒体に格納されている該編集情報パケットを抽出させ、該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込まれているリンク情報に基づいてコンテンツデータを選択させる再生手順と、
該コンピュータに、該再生手順により選択されたコンテンツデータを復号化させて1つの連続したコンテンツとして再生させる復号化手順とを更に含むことを特徴とする、付記10記載のプログラム。
(付記13)
該暗号化させるコンテンツは、MPEG-2 Video又はMPEG-4によって規定されるビデオ又はビジュアルフォーマットを有することを特徴とする、付記9〜12のいずれか1項記載のプログラム。
(付記14)
該コンピュータに、該暗号化させるコンテンツを受信させる受信手順を更に含むことを特徴とする、付記9〜13のいずれか1項記載のプログラム。
(付記15)
付記9〜14のいずれか1項記載のプログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
本発明の第1実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。 挿入部の構成を示すブロック図である。 TSパケットの構成を示す図である。 編集情報パケットの構成を示す図である。 暗号及び復号部の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。 本発明の第3実施例における画像処理装置の要部を示すブロック図である。 録画時の動作を説明するフローチャートである。 編集時の動作を説明するフローチャートである。 再生時の動作を説明するフローチャートである。 MPEG-2 Videoのスタートコードを示す図である。 MPEG-4のスタートコードを示す図である。
符号の説明
1 受信部
10−1,10−2 画像処理装置
10−3 画像処理ソフトウェア
11,14,24 CPU
12,12A 挿入部
13,13A 暗号及び復号部
15,15A 録画部
16,16A 編集部
17,17A 再生部
21 記録媒体

Claims (6)

  1. コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出して、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入する挿入手段と、
    該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化する暗号化手段と、
    該暗号化手段により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納する録画手段とを備えたことを特徴とする、画像処理装置。
  2. 該記録媒体に録画済みのコンテンツデータを編集する際に、該コンテンツデータと共に該記録媒体に格納されている該編集情報パケットにリンク情報を書き込む編集手段を更に備えたことを特徴とする、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 該編集情報パケットは、コンテンツID、ポイントID及びリンク情報記録領域を含み、
    該編集手段は、該リンク情報としてリンク先のコンテンツIDとリンク先のポイントIDを該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込むことを特徴とする、請求項2記載の画像処理装置。
  4. 編集済みのコンテンツデータを再生する際に、該記録媒体に格納されている該編集情報パケットを抽出し、該編集情報パケットのリンク情報記録領域に書き込まれているリンク情報に基づいてコンテンツデータを選択する再生手段と、
    該再生手段により選択されたコンテンツデータを復号化して1つの連続したコンテンツとして再生する復号化手段とを更に備えたことを特徴とする、請求項2記載の画像処理装置。
  5. 該暗号化されるコンテンツは、MPEG-2 Video又はMPEG-4によって規定されるビデオ又はビジュアルフォーマットを有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の画像処理装置。
  6. コンピュータに画像処理を行わせるプログラムであって、
    該コンピュータに、コンテンツを暗号化して録画する前に、コンテンツデータから特定データの開始又は終了を示すスタートコードを検出させ、検出されたスタートコードを基準として編集情報パケットをコンテンツデータに挿入させる挿入手順と、
    該コンピュータに、該コンテンツデータを録画する際に、該編集情報パケット以外の少なくとも一部のコンテンツデータを暗号化させる暗号化手順と、
    該コンピュータに、該暗号化手順により暗号化されたコンテンツデータを編集情報パケットと共に記録媒体に格納させる録画手順とを含むことを特徴とする、プログラム。
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