JP4777927B2 - ドラムコントローラ - Google Patents

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Description

この発明は、ミキサ車のドラムを駆動制御する制御装置へ信号を送信するドラムコントローラの改良に関する。
制御対象をオペレータの操作によって制御する場合、制御対象を駆動制御する制御装置にオペレータの意図を伝達するのに、コントローラを用いることが一般的である。
そして、特に制御対象が回転体である場合、当該回転体の制御にあっては、直感的なインターフェースとして、コントローラが回転操作可能なダイヤルを備えており、このようなコントローラの場合、回転操作が可能なダイヤルと、このダイヤルの回転位置を検知するポテンショメータとを備えており、ポテンショメータが回転体を制御する制御装置へダイヤルの回転位置に応じた信号を出力することで、回転体の回転方向と回転速度をオペレータの意図に沿うように駆動できるようになっている(特許文献1,2参照)。
実開平05−8725号公報(図1) 特開2001−149651号公報(図1)
ところで、ミキサ車では、モルタルやレディミクストコンクリート等(以下、「生コン」という)を生コン工場から工事現場まで運搬する必要性から車体フレームに回転駆動されるドラムを搭載し、このドラムは、運搬中は生コンの品質劣化および固化を防止するために正転されて生コンを絶えず攪拌し、工事現場に到着すると生コンを排出するために逆転される。
したがって、ドラムは作業工程によって回転方向や回転速度が異なり、作業工程に応じてオペレータがドラムの回転方向および回転速度を調節することが可能なようにミキサ車ではダイヤル付きのドラムコントローラを搭載している。
従来のコントローラでは、オペレータの意図を正確に制御装置に伝達し、オペレータの意図どおりに制御対象を駆動させることが可能であるので、ドラムコントローラとして使用することも不可能ではないが、このような従来のコントローラを用いてミキサ車のドラムを駆動制御するには、以下の不都合がある。
すなわち、ドラムコントローラは、精密機械を操作するのではないので乱雑に扱われてオペレータのダイヤル操作時にダイヤルに過剰な横荷重が作用する場合が多いが、従来のコントローラでは、ダイヤルに作用する横荷重が直接ポテンショメータの検出シャフトに伝達されてしまう構造となっているため、当該検出シャフトに過大な曲げ荷重が負荷され曲がってしまい、ダイヤルの回転位置を正確に検出することができなくなって、ドラムの回転駆動操作に支障を来たしてしまう虞がある。
また、ドラム内には生コンを積載され、ミキサ車は大量に水を扱うとともに、絶えず塵や埃が舞うような工事現場で作業を強いられる車両であり、ドラムコントローラは、過酷な条件下での使用に耐えられなければならないが、従来のコントローラには、過酷な条件下での使用を前提にしていないため、そのような配慮が一切無い。
そこで、本発明は上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、乱雑な使用によってもドラムの回転駆動操作に支障を来たすことが無いドラムコントローラを提供することであり、さらに、他の目的は、過酷な条件下での使用に耐えうるドラムコントローラを提供することである。
上記した目的を達成するために、本発明は、ケースに回転可能に取付けられるダイヤルと、ケース内に収容されるとともにダイヤルに連結されてダイヤル回転位置に応じた信号をミキサ車のドラムを駆動制御する制御装置へ出力するポテンショメータとを備えたドラムコントローラにおいて、ダイヤルが一端にフランジを備えたダイヤルシャフトとダイヤルシャフトの他端に連結される碗状の操作ヘッドとを有し、ケースはダイヤルシャフトの外周を回転自在に軸支するとともにダイヤルシャフトのフランジと操作ヘッドの内周との間で挟持される筒部を備え、ポテンショメータ本体から回転可能に突出する検出シャフトがダイヤルシャフトの一端に設けた嵌合孔に遊嵌されてなることを特徴とする。
本発明のドラムコントローラによれば、ダイヤルを回転自在に軸支するケースにおける筒部が当該ダイヤルのダイヤルシャフトおよび操作ヘッドによって挟持されて、ダイヤルに横力が作用しても筒部で当該横力を受けることができるとともに、ポテンショメータの検出シャフトダイヤルシャフトの一端に設けた嵌合孔に遊嵌されることによって、ダイヤルシャフトに作用した横力が検出シャフトに伝達されないから、検出シャフトが曲がってしまうことがない。
それゆえ、このドラムコントローラによれば、乱雑に扱われる過酷な環境化での使用によっても、ダイヤルの回転位置を正確に検出することができなくなってしまうことがなく、ドラムの回転駆動操作に支障を来たしてしまうような虞がない。
また、オペレータによる意図を正確に制御装置へ伝達する事が可能であるので、オペレータの意思と制御装置の制御にずれが生じてしまう虞もないので、誤ったドラム操作を引き起こしてしまう心配が無い。
さらに、ダイヤルシャフトの中心に嵌合孔に通じる通孔を設けて、操作ヘッドの中心部を貫通して通孔に螺着されるボルトによって操作ヘッドとダイヤルシャフトとを連結し、ケース内面に固定されて検出シャフトの挿通を許容するとともにポテンショメータ本体を収容するソケットを備えたプレートを設け、ポテンショメータ本体が当該ソケット内に収容されるとともに樹脂モールドによってプレートと一体化され、操作ヘッドとケースの筒部との間と、操作ヘッドとボルトとの間と、プレートの検出シャフトより外周側とケース内面との間に、それぞれシール部材を介装する場合には、ケースの筒部とプレートとで形成される空間が密封状態とされ、この空間内に水や塵、埃等の浸入が防止されて、ポテンショメータが水や埃に晒されることがなく、ミキサ車のドラムの回転操作用という過酷な使用条件下に耐えることが可能となる。
以下に、図示した実施の形態に基づいて、この発明を説明する。図1は、一実施の形態におけるドラムコントローラの平面図である。図2は、一実施の形態におけるドラムコントローラのAA矢視一部拡大断面図である。図3は、一実施の形態におけるドラムコントローラのBB断面図である。
一実施の形態におけるドラムコントローラCは、図1から図3に示すように、ケース1と、ケース1に回転自在に取付けられたダイヤル2と、ケース1内に収容されるとともにダイヤル2に連結されてダイヤル2の回転位置に応じた信号をミキサ車の図示しないドラムを駆動制御する図外の制御装置へ出力するポテンショメータ3とを備えて構成されている。
他方、制御装置は、ドラムを駆動する油圧モータと油圧モータに作動油を供給する油圧ポンプの両方を制御することでドラムの駆動制御を行うようになっており、図示はしないが、オペレータによるダイヤル操作の結果のダイヤル回転位置に応じてポテンショメータが出力する信号に基づいて、ドラムの回転方向と回転速度を選択あるいは演算して求め、求めたドラムの回転方向と回転速度を実現するように油圧モータと油圧ポンプを制御するようになっている。
そして、制御装置は、ポテンショメータ3が出力する信号から得られるダイヤル2の回転位置に応じてドラムを回転駆動し、この場合、ダイヤル2を図1に記載した中立位置に維持する場合にドラムを停止状態に維持し、ダイヤル2を中立位置から右方に捻るとドラムを生コンの投入および攪拌が可能な投入回転(正転)させ、逆に、左方に捻るとドラムを生コンの排出が可能な排出回転(逆転)させるとともに、捻り度合いに応じてドラムの回転速度を調節するようになっている。
また、このドラムコントローラCの場合、非常停止ボタン4を備えて、非常停止ボタン4のオペレータによる押圧によって制御装置へ非常停止信号を出力するようになっており、非常停止信号を受け取ると制御装置はドラムの回転駆動を他の制御処理に優先して停止するようになっている。
なお、制御装置は、具体的には、ミキサ車が走行中であるか否かを検出する車速検出手段や、パーキングブレーキがかけられているかいないかの状態を検知する検知手段とを備えて、ミキサ車が走行中であると判断すると、ドラムを駆動する油圧モータと油圧モータに作動油を供給する油圧ポンプを制御して排出回転させないように設定されてもよい。
以下、ドラムコントローラCの各部について詳細に説明すると、ケース1は、図2および図3に示すように、上側ケース5と、下側ケース6とを備えて、螺子締結によって一体化され内部が中空とされている。
また、上側ケース5の中間部には、外方側へ突出するように立ち上がる外筒8と、外筒8の図2中上端に連なって図2中下方側へ垂下される内筒9とを備えて二重筒構造とされた筒部7が設けられており、内筒9は、外筒8に連なる大径部9aと大径部9aの下方に連なり小径とされる小径部9bとを備えて構成されている。さらに、上側ケース5には、凹部10が設けられており、この凹部10の内周から筒部7の外筒8が立ち上がるようになっている。
そして、上側ケース5の内面には、検出シャフト3bの挿通を許容する挿通孔12とポテンショメータ本体3aを収容する筒状のソケット13とを備えたプレート11が取付けられている。
このプレート11は、挿通孔12の外周側に上側ケース5の凹部10の裏側に設けた環状溝14に対向する凸部15を備えており、上側ケース5にプレート11を螺子締結等によって固定すると、凸部15の図2中上面が上側ケース5の環状溝14内に装着されたシール部材たるOリング16および環状溝14の周辺部に当接するようになっており、上側ケース5とプレート11との間は、上記Oリング16によってシールされている。
さらに、このプレート11には、図3に示すように、同一円周上に等間隔を以って図3中上面から開口してソケット13の肉厚を貫く二つの孔17,17が設けられており、この孔17,17内には、それぞれ、有底筒状のハウジング18と、ハウジング18に収容されつつハウジング18の開口部から一部が突出する球体19と、球体19とハウジング18の底部との間に介装されて球体19をハウジング18から突出する方向へ附勢するバネ20とを備えたプランジャ21が装着されている。なお、ハウジング18の底部は図中上下動可能な遊底とされており、孔17,17に螺着されるセットスクリュー22,22で底部を押してバネ20,20の附勢力を調節可能なようになっている。
また、ポテンショメータ3は、ポテンショメータ本体3aと、ポテンショメータ本体3aに回転自在に設けられてダイヤル2に連結される検出シャフト3bとを備えて、ボリューム(可変抵抗器)を構成している。
検出シャフト3bの先端となる図2中上端は、二面幅形状とされており、後述するダイヤルシャフト23の嵌合孔23a内に若干遊びを持って嵌めこまれる、すなわち、遊嵌されるようになっている。
このポテンショメータは、検出シャフト3bをプレート11の挿通孔12に挿通するとともにポテンショメータ本体3aをプレート11におけるソケット13内に収容し、当該ポテンショメータ本体3aを樹脂モールドによってソケット13に固定して、プレート11と一体化されている。なお、ソケット13は図2中右端に切欠13aを備えており、この切欠13aを介して樹脂モールドされたポテンショメータ本体3aから延びて外部の制御装置へ接続される信号線3cの挿通が許容され、また、上述したソケット13の肉厚を貫く孔17,17は、ポテンショメータ本体3aをモールドするモールド樹脂Mで封止される。
つづいて、ダイヤル2は、一端にフランジ24を備えたダイヤルシャフト23と、ダイヤルシャフト23の他端に連結される碗状の操作ヘッド25とを備えており、操作ヘッド25の中心部を貫通してダイヤルシャフト23の中心に設けた通孔26に嵌着されるインサートナット27に螺合されるボルト28によってダイヤルシャフト23とを操作ヘッド25とが連結されて一体化されている。
詳しくは、ダイヤルシャフト23は、上側ケース5の筒部7の内筒9の小径部9bによって外周が回転自在に軸支され、一端に設けたフランジ24の途中には段部24aが設けられ、さらに、フランジ24の最外周の図3中下端側にはダイヤル2が中立位置にあるときにプランジャ21,21の球体19,19に対向する窪み24b,24bが設けられ、当該窪み24b,24bとプランジャ21,21とでダイヤル2を中立位置に位置決め可能なディテント機構が構成されている。
このように、プランジャ21,21を同一円周上に等間隔を以って設けて球体19,19をフランジ24に当接させているので、ディテント機構によってダイヤルシャフト23に偏荷重を作用させることがなく、ダイヤルシャフト23の回転操作に必要なトルクに変動を生じさせない。なお、セットスクリュー22,22でバネ20,20の附勢力を調節可能であるので、製造過程で確実にダイヤルシャフト23への偏荷重の作用を阻止することができる。
また、ダイヤルシャフト23には、図2中下端中心部から開口する嵌合孔23aが設けられており、この嵌合孔23aには上述のように検出シャフト3bが遊嵌されるため、嵌合孔23aの形状は、検出シャフト3bの先端の挿通を許容するとともに検出シャフト3bにダイヤルシャフト23の回転を伝達可能な形状とされ、具体的には、検出シャフト3bの二面幅形状の先端に若干の遊びを持って符合する形状とされている。
他方、操作ヘッド25は、碗状とされて、上側ケース5の筒部7を覆うことができるようになっており、この操作ヘッド25とダイヤルシャフト23とをボルト28によって螺子締結すると、操作ヘッド25の内面が上記した筒部7の図2中上端となる外筒8と内筒9との境の上面に摺接するとともに、ダイヤルシャフト23の段部24aが内筒9の小径部9bの下面に摺接して、これら操作ヘッド25とダイヤルシャフト23とで筒部7を挟持することになって、ダイヤル2は筒部7に殆どガタつくことなく回転することができるようになっている。
また、ダイヤル2を上側ケース5の筒部7に上記の如く回転可能に取付けているので、ダイヤル2に横力が作用しても、上側ケース5の筒部7で当該横力を受けることができる。
なお、操作ヘッド25とダイヤルシャフト23との一体化に際し、ダイヤルシャフト23の通孔26に直接ボルト28が螺着される螺子溝を設けるようにしてもよいが、操作ヘッド25およびダイヤルシャフト23を樹脂材料で形成しているため、螺子溝の変形によって操作ヘッド25とダイヤルシャフト23との一体化が困難となる事態を避けるため金属製のインサートナット27を用いている。
そして、さらに、操作ヘッド25の中央部のボルト28が挿通される孔25aの外周に連なる環状溝25bとボルト28の頭部28aとの間には、シール部材たるOリング29が介装されており、操作ヘッド25とボルト28との間がシールされ、またさらに、内筒9の小径部9bと大径部9aとの境の段部に載置されるシール部材たる環状のパッキン30で筒部7とダイヤルシャフト23と間がシールされている。
したがって、このドラムコントローラCにあっては、上側ケース5の筒部7とプレート11とで形成される空間は、Oリング16,29、パッキン30およびポテンショメータ本体3aをソケット13に固定するモールド樹脂Mによって、密封状態とされ、この空間内に水や塵、埃等の浸入が防止されており、ポテンショメータ3が水や埃に晒されることがなく、ミキサ車のドラムの回転操作用という過酷な使用条件下に耐えることが可能となる。
また、上記した上側ケース5の筒部7とプレート11とで形成される空間を密封するようにしたので、上側ケース5と下側ケース6との間の長い全周に亘ってシール部材を配置する必要がなく、その分、安価にシールすることができ、製造コストも低減することができる。
またさらに、操作ヘッド25の外縁内周部と筒部7の外筒8の基端の外周との間には、環状のダストシール31が装着されており、砂、塵および埃のパッキン30側への侵入を確実に防止して、パッキン30と摺接する筒部7やダイヤルシャフト23との間に砂、塵および埃が侵入することが防止され、パッキン30におけるシール性能の劣化を抑制することが可能となる。
このように構成されたドラムコントローラCにあっては、上述のように、ダイヤル2を回転自在に軸支するケース1における筒部7が当該ダイヤル2のダイヤルシャフト23および操作ヘッド25によって挟持されて、ダイヤル2に横力が作用しても筒部7で当該横力を受けることができるとともに、ポテンショメータ3の検出シャフト3bがダイヤルシャフト23の一端に設けた嵌合孔23aに遊嵌されることによって、ダイヤルシャフト23に作用した横力が検出シャフト3bに伝達されないから、検出シャフト3bが曲がってしまうことがない。
それゆえ、このドラムコントローラCによれば、乱雑に扱われる過酷な環境化での使用によっても、ダイヤル2の回転位置を正確に検出することができなくなってしまうことがなく、ドラムの回転駆動操作に支障を来たしてしまうような虞がない。
また、オペレータによる意図を正確に制御装置へ伝達する事が可能であるので、オペレータの意思と制御装置の制御にずれが生じてしまう虞もないので、誤ったドラム操作を引き起こしてしまう心配が無い。
さらに、このドラムコントローラCによれば、生コンや大量の水を取り扱うミキサ車に設置され、さらには、絶えず塵や埃が舞うような過酷な使用環境で使用されても、シール部材たるOリング16,29、パッキン30およびポテンショメータ本体3aをソケット13に固定するモールド樹脂Mによって、電子機器であるポテンショメータ3が水や塵、埃から隔離されて侵される心配が無いので、過酷な使用環境での使用に充分に耐えることができ、ミキサ車のドラムコントローラとして最適である。
また、各部のシール部材たるOリング16,29、パッキン30によって、ケース1の筒部7に対するダイヤル2の回転方向の操作に対して摺動抵抗を与えることができ、操作感に剛性を与えるとともに、球体19,19が窪み24b,24bに侵入していない状態、すなわちダイヤル2のディテント機構が機能していない状態においてもダイヤル2を任意の位置に位置決めることができる。
また、上記ディテント機構によってダイヤル2に偏荷重を作用させないので、これによっても、ポテンショメータ3の検知シャフト3bに偏荷重を作用させてしまうことがなく、さらに、ダイヤル2の傾きを防止してパッキン30およびダストシール31の緊迫力に偏りが生じることがないため、ダイヤル2の筒部7に対する回転方向の摺動抵抗が過剰となってダイヤル操作がしづらくなってしまうことがない。
なお、ポテンショメータ3の信号は、外部の制御装置に出力できるようにしておけばよいので、この実施の形態のように、信号線3cを介する有線で信号を出力してもよいし、信号を送信することが可能な送信機を設けて無線で制御装置に信号を出力するようにしてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
一実施の形態におけるドラムコントローラの平面図である。 一実施の形態におけるドラムコントローラのAA矢視一部拡大断面図である。 一実施の形態におけるドラムコントローラのBB断面図である。
符号の説明
1 ケース
2 ダイヤル
3 ポテンショメータ
3a ポテンショメータ本体
3b 検出シャフト
3c 信号線
4 非常停止ボタン
5 ケースにおける上側ケース
6 ケースにおける下側ケース
7 筒部
8 外筒
9 内筒
9a 大径部
9b 小径部
10 凹部
11 プレート
12 プレートにおける挿通孔
13 プレートにおけるソケット
13a ソケットにおける切欠
14 上側ケースにおける環状溝
15 プレートにおける凸部
16,29 シール部材たるOリング
17 ソケットにおける孔
18 プランジャにおけるハウジング
19 プランジャにおける球体
20 プランジャにおけるバネ
21 プランジャ
22 セットスクリュー
23 ダイヤルにおけるダイヤルシャフト
23a ダイヤルシャフトにおける嵌合孔
24 ダイヤルシャフトおけるフランジ
24a フランジにおける段部
24b フランジにおける窪み
25 ダイヤルにおける操作ヘッド
25a 操作ヘッドにおける孔
25b 操作ヘッドにおける環状溝
26 ダイヤルシャフトおける通孔
27 インサートナット
28 ボルト
28a ボルトの頭部
30 シール部材たるパッキン
31 ダストシール
C ドラムコントローラ
M モールド樹脂

Claims (4)

  1. ケースに回転可能に取付けられるダイヤルと、ケース内に収容されるとともにダイヤルに連結されてダイヤル回転位置に応じた信号をミキサ車のドラムを駆動制御する制御装置へ出力するポテンショメータとを備えたドラムコントローラにおいて、ダイヤルが一端にフランジを備えたダイヤルシャフトとダイヤルシャフトの他端に連結される碗状の操作ヘッドとを有し、ケースはダイヤルシャフトの外周を回転自在に軸支するとともにダイヤルシャフトのフランジと操作ヘッドの内周との間で挟持される筒部を備え、ポテンショメータ本体から回転可能に突出する検出シャフトがダイヤルシャフトの一端に設けた嵌合孔に遊嵌されてなることを特徴とするドラムコントローラ。
  2. 検出シャフトの先端は二面幅形状とされるとともに、嵌合孔の形状が検出シャフトの先端の挿通を許容するとともに検出シャフトにダイヤルシャフトの回転を伝達可能な形状とされてなることを特徴とする請求項1に記載のドラムコントローラ。
  3. ダイヤルシャフトの中心に嵌合孔に通じる通孔を設けて、操作ヘッドの中心部を貫通して通孔に螺着されるボルトによって操作ヘッドとダイヤルシャフトとを連結し、ケース内面に固定されて検出シャフトの挿通を許容するとともにポテンショメータ本体を収容するソケットを備えたプレートを設け、ポテンショメータ本体が当該ソケット内に収容されるとともに樹脂モールドによってプレートと一体化され、操作ヘッドとケースの筒部との間と、操作ヘッドとボルトとの間と、プレートの検出シャフトより外周側とケース内面との間に、それぞれシール部材を介装したことを特徴とする請求項1または2に記載のドラムコントローラ。
  4. ケース内に同一円周上に等間隔を以って少なくとも二つ以上設置されてダイヤルシャフト側へ附勢されてダイヤルシャフトのフランジに当接する球体と、ダイヤルシャフトのフランジに設けた球体の侵入を可能とする窪みとでディテント機構を構成してなる請求項1から請求項3のいずれかに記載のドラムコントローラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104339451A (zh) * 2014-10-27 2015-02-11 三一汽车制造有限公司 一种用于搅拌运输车的回转支承结构及搅拌运输车

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