JP4777205B2 - 無線通信システム、無線通信端末及び基地局 - Google Patents

無線通信システム、無線通信端末及び基地局 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、無線通信端末及び基地局に関する。
図6は、従来のPHS(Personal Handyphone System)のハンドオーバ時における基地局、無線通信端末、及びネットワークの信号処理手順を示すシーケンスチャートである。
まず、無線通信端末(以下、端末PSと称す)は、基地局(切替元基地局)CS1との通信中に、トラフィックチャネル(TCH)の劣化(通信品質の悪化)を検出すると、切替元基地局CS1に対してハンドオーバ要求(TCH切替要求)信号を送信する(ステップS20)。切替元基地局CS1は、端末PSから上記ハンドオーバ要求信号を受信すると、ハンドオーバ可能である旨を示すTCH切替指示信号を端末PSに送信する(ステップS21)。
端末PSは、切替元基地局CS1から上記TCH切替指示信号を受信すると、オープンサーチによって、周辺の基地局から送信されている下り回線の信号をサーチし、捕捉できた下り回線の信号の内、最も受信電力の大きかった基地局をハンドオーバの切替先基地局CS2として決定する(ステップS22)。そして、端末PSは、上記切替先基地局CS2に対して、LCH(リンクチャネル)確立要求信号を送信する(ステップS23)。リンクチャネルとは、通信開始時に基地局CS1と端末PSとが接続処理に、あるいはハンドオーバ時に端末PSと切替先基地局CS2とが接続処理に用いるチャネルの呼称である。
切替先基地局CS2は、上記LCH確立要求信号を受信すると、端末PSに対してTCHの割り当てが可能であれば、TCHの割当情報を含むLCH割当信号を端末PSに送信し(ステップS24)、端末PSに割り当てたTCHの起動を行う(ステップS25)。
端末PSは、切替先基地局CS2からLCH割当信号を受信すると、切替先基地局CS2に対して呼設定を行い(ステップS26)、切替先基地局CS2もネットワークに対して呼設定を行う(ステップS27)。ネットワークは、切替先基地局CS2との接続処理(ステップS28)を行う一方、切替元基地局CS1に対し端末PSとの通信接続を切断するように指示し(ステップS29)、さらに自身と切替元基地局CS1との切断処理を行う(ステップS30)。
そして、切替元基地局CS1は、端末PSとの無線チャネルを切断する(ステップS31)。端末PSは、切替元基地局CS1との切断処理を行い(ステップS32)、切替先基地局CS2から割り当てられたTCHに切り替えて、切替先基地局CS2との通信を開始する(ステップS33)。
なお、このようなハンドオーバ技術の詳細については、下記特許文献1〜4を参照されたい。
特開2000−312371号公報 特開平8−154269号公報 特開2000−308108号公報 特開2001−54154号公報
ところで、従来のPHSでは、基地局間での使用チャネルが重ならないよう自律分散制御を行うことにより、無線リソースの再利用、電波干渉の低減を図っている。これにより、基地局間及び基地局と端末間における正確な同期制御が必要となるが、セル設計が不要となり、システムの拡大が容易になる等の利点がある。
このような従来のPHSでは、制御チャネル(CCH)を全基地局及び全端末間で共有しているため、上記自律分散制御によって1つの基地局がCCHを使用できるタイミングの周期が非常に長い(約100ms)という問題がある。すなわち、図6に示すように、ハンドオーバ時にLCHの割り当て処理を行う場合、端末PSはステップS23において、上りCCHを介して切替先基地局CS2にLCH確立要求信号を送信するが、切替先基地局CS2はその応答(LCH割当信号)を端末PSに返信するために、次のCCH(下りCCH)の使用タイミング(約100ms後)まで待つ必要がある。
さらに、図6のステップS22のオープンサーチ処理では、サーチの対象となる周辺の基地局が多数存在するため、各基地局から送信されている下り回線の信号を捕捉するのに時間がかかる(約100ms)と共に、それらの信号の受信電力を算出するというCPUの演算処理にも時間がかかるため、オープンサーチ処理におけるトータルの処理時間が長かった。従って、従来のハンドオーバ処理では、図6のステップS22からS24までの処理に長い処理時間(約300ms程度)が必要であった。また、ハンドオーバ時では、端末と基地局との間の通信品質が劣化しているため、信号の再送が頻繁に発生する場合もあり、その再送の分だけさらに処理時間が長くなる。例えば、最大再送回数が3回に設定されている場合、再送だけで最大300msもの遅延が発生することになる(実際には再送タイマーのタイムアウトを待つのでさらに時間がかかる)。このように、従来のPHSにおけるハンドオーバ処理には非常に長い時間を要していた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、高速なハンドオーバを実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下の手段を採用した。
本発明に係る無線通信システムは、複数の基地局のうちの少なくとも1つと無線通信端末間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う無線通信システムにおいて、前記無線通信端末は、ハンドオーバ時に、送信先の基地局を指定せずに、前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信するリンクチャネル割当要求手段と、通信を行っていない期間において周辺基地局の数を表す数情報を取得する取得手段と、を備え、前記基地局は、前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、前記ハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信するリンクチャネル割当手段と、前記リンクチャネル割当信号の送信タイミングが前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した他の基地局とは異なるように、前記ハンドオーバ制御チャネルのうち下り回線のチャネルを決定するチャネル決定手段と、を備え、前記リンクチャネル割当手段は、前記チャネル決定手段が決定した下り回線の前記ハンドオーバ制御チャネルを使用して前記リンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信し、前記リンクチャネル割当要求手段は、前記取得手段が取得した前記周辺基地局の前記数情報を含むリンクチャネルの割当要求信号を送信し、前記基地局のチャネル決定手段は、前記周辺基地局の前記数情報に基づいた乱数計算によって、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定する、ことを特徴とする。
本発明に係る無線通信端末は、複数の基地局との間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う無線通信端末であって、ハンドオーバ時に、送信先の基地局を指定せずに、前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信するリンクチャネル割当要求手段と、通信を行っていない期間において周辺基地局の数を表す数情報を取得する取得手段と、を備え、前記リンクチャネル割当要求手段は、前記取得手段が取得した前記周辺基地局の前記数情報を含むリンクチャネルの割当要求信号を送信する、ことを特徴とする。
本発明に係る基地局は、無線通信端末との間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う基地局であって、前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを介して前記無線通信端末からリンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、前記ハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信するリンクチャネル割当手段と、前記リンクチャネル割当信号の送信タイミングが前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した他の基地局とは異なるように、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定するチャネル決定手段と、を備え、前記リンクチャネル割当手段は、前記チャネル決定手段が決定した下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して前記リンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信し、前記チャネル決定手段は、前記無線通信端末から送信される周辺基地局の数情報に基づいた乱数計算によって、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定する、ことを特徴とする。
本発明では、通信チャネルの中でトラフィックチャネル用に割り当てられるスロットの内、ハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ無線通信システム内で共通の絶対スロット番号を有するハンドオーバ制御チャネル用のスロットを予め規定しておく。つまり、このハンドオーバ制御チャネルは、トラフィックチャネルと同様に、1フレーム毎(約5ms毎)に使用できるため、基地局と無線通信端末間で非常に高速にハンドオーバに関する制御情報の通信を行うことができる。また、本発明では、無線通信端末は、ハンドオーバ時において、送信先の基地局を指定せずに、上り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信し、基地局は、前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信するので、従来のオープンサーチのような時間のかかる処理を行う必要がない。
本発明によると、高速なハンドオーバを実現することが可能である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について詳細に説明する。図1に示す通り、本実施形態の無線通信システムは、基地局CSと無線通信端末(以下端末と略す)PS及び図示しないネットワークから成り、基地局CSと端末PSは、時分割多重接続方式(TDMA)、時分割複信方式(TDD)に加えて直交周波数分割多重接続方式(OFDMA)を多元接続技術として用いて通信を行うものである。基地局CSは、一定の距離間隔で複数設けられ、複数の端末PSと多重接続を行い無線通信を行う。また、端末PSは、通信中の基地局との通信中に、通信品質の悪化を検出すると、他の基地局に対してハンドオーバ要求を行う。
周知のようにOFDMA方式とは、直交関係にある全てのサブキャリアを全端末PSで共有し、任意の複数のサブキャリアの集まりを1つのグループとして位置づけ、各端末PSに1つ又は複数のグループを適応的に割り当てることにより多元接続を実現する技術である。本実施形態の無線通信システムでは、上記したOFDMA方式に、TDMA方式及びTDD方式をさらに組み合わせている。つまり、各グループをTDDとして時間軸方向に上り回線と下り回線に分け、さらにこれら上り回線と下り回線をそれぞれ4つのTDMAスロットに分割している。そして、本実施形態においては、各グループが時間軸方向にそれぞれTDMAスロットとして分割された1つの単位をサブチャネルと呼ぶことにする。図2に本実施形態の無線通信システムにおける周波数とTDMAスロットとサブチャネルの関係を示す。縦軸は周波数、横軸は時間を示している。図2が示すように、周波数方向28個、時間軸方向4個(4スロット)を掛け合わせた112個のサブチャネルが上り回線用と下り回線用にそれぞれ割り当てられる。
本実施形態の無線通信システムでは、図2に示すように、全サブチャネルのうち周波数方向の一番端のサブチャネル(図2では1番)を制御チャネル(CCH)として使用し、残りのサブチャネルをトラフィックチャネル(TCH)として使用している。以下では、このトラフィックチャネルをトラフィックサブチャネルという。そして、無線通信を行う基地局CSと端末PSには、上り回線と下り回線のそれぞれに属する全トラフィックサブチャネル(この場合、CCHを除いた27×4スロットの108サブチャネル)のうちから任意の1つ又は複数のトラフィックサブチャネルが割り当てられる。なお、通信チャネルとしての上り回線用及び下り回線用のトラフィックサブチャネルには、同じトラフィックチャネルが割り当てられる。
さらに本実施形態の無線通信システムでは、上記のトラフィックサブチャネル用に割り当てられるサブチャネルの内、ハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ本無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネル用のサブチャネルが予め規定されている。本実施形態では、例えば図2に示すように、第28番目のトラフィックサブチャネル用に割り当てられるサブチャネルの内、下り回線及び上り回線共にスロット番号「1番」のうちの28番のトラフィックサブチャネルをハンドオーバ制御チャネルと規定する。
本実施形態において、上記CCHは、従来のPHSと同様に、全基地局及び全端末間で共有されており、1つの基地局CSがCCHを使用できるタイミングの周期は非常に長い(約100ms)が、本実施形態における上記ハンドオーバ制御チャネルは、トラフィックサブチャネル内で規定されているため、1フレーム周期(5ms)毎に使用することができる。
図3は、本実施形態における基地局CS及び端末PSの要部構成を示すブロック図である。図3に示すように、基地局CSは、制御部1、無線通信部2及び記憶部3を備えており、制御部1は、本実施形態における特徴的な機能要素としてサブチャネル決定部1a、リンクチャネル割当部1b及びリンクチャネル起動部1cを備えている。また、この基地局CSは、図示しないネットワークと接続されており、当該ネットワークを介して他の基地局やネットワークに接続されているサーバ等と通信可能である。
基地局CSにおいて、制御部1は、記憶部3に記憶されている基地局制御プログラムや、無線通信部2を介して取得した受信信号、ネットワークを介して取得した外部信号に基づいて本基地局CSの全体動作を制御する。
この制御部1において、サブチャネル決定部1aは、後述するリンクチャネル割当信号の送信タイミングが、端末PSからリンクチャネルの割当要求信号を受信した他の基地局とは異なるように、下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルを決定する。具体的には、このサブチャネル決定部1aは、端末PSから送信される周辺基地局の数情報に基づいた乱数計算によって、上記下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルを決定する。この下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルの決定方法についての詳細は後述する。
リンクチャネル割当部1bは、上り回線のハンドオーバ制御チャネルを介して端末PSからリンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、上記サブチャネル決定部1aが決定した下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルを使用して、リンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を端末PSに送信する。ここで、リンクチャネル割当部1bは、トラフィックサブチャネルとして使用されるサブチャネルのいずれかを端末PS専用の個別制御チャネルとして割り当て、当該個別制御チャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を端末PSに送信する。
本実施形態では、上記個別制御チャネルをアンカーサブチャネルと称する。このアンカーサブチャネルは、データ通信に用いるトラフィックサブチャネル(以下エクストラサブチャネルと称する)の割当情報を、基地局CSと端末PSとの間で通信するために使用される制御チャネルである。このアンカーサブチャネルは、トラフィックサブチャネルの中から割り当てるので、上記ハンドオーバ制御チャネルと同様に1フレーム周期(5ms)毎に使用することができる。
リンクチャネル起動部1cは、端末PSから送信されるハンドオーバの切替先基地局の決定情報に基づいて、自基地局がハンドオーバの切替先基地局と判断した場合に、上記リンクチャネル割当部1bが端末PSに割り当てたリンクチャネル(アンカーサブチャネル)の起動を行う。
無線通信部2は、制御部1による制御の下、制御部1から出力される制御信号(リンクチャネル割当信号等)またはデータ信号の誤り訂正符号化、変調及びOFDMによる多重化を行い、多重化信号(OFDM信号)をRF周波数帯に周波数変換した後、送信信号として端末PSに送信する。
より具体的に説明すると、図4に示すように無線通信部2の送信機側は、誤り訂正符号化部2a、インタリーバ2b、シリアル−パラレル変換部2c、デジタル変調部2d、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)部2e、GI(Guard Interval)付加部2f、及び送信部2gを備えている。
誤り訂正符号化部2aは、例えばFEC(Forward Error Correction)エンコーダであり、 上記制御部1に指示された符号化レートに基づいて、制御部1から入力される制御信号またはデータ信号のビット列に冗長情報である誤り訂正符号を付加し、インタリーバ2bに出力する。インタリーバ2bは、上記誤り訂正符号化部2aによって誤り訂正符号が付加されたビット列にインタリーブ処理を施す。シリアル−パラレル変換部2cは、上記インタリーブ処理後のビット列を、制御部1に指示されたサブチャネルに含まれるサブキャリア毎にビット単位で分割して各デジタル変調部2dに出力する。
デジタル変調部2dは、サブキャリアと同数設けられており、各サブキャリア毎に分割されたビットデータを、当該ビットデータに対応するサブキャリアを用いてデジタル変調し、変調信号をIFFT部2eに出力する。なお、各デジタル変調部2dは、上記制御部1に指示された変調方式、例えばBPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、64QAM等を用いてデジタル変調を行う。
IFFT部2eは、各デジタル変調部2dから入力される変調信号を逆フーリエ変換して直交多重化することによりOFDM信号を生成し、当該OFDM信号をGI付加部2fに出力する。GI付加部2fは、上記IFFT部2eから入力されるOFDM信号にガードインターバル(GI)を付加して送信部2gに出力する。送信部2gは、上記GI付加部2fから入力されるOFDM信号をRF周波数帯に周波数変換し、送信信号として端末PSに送信する。
一方、図示は省略するが無線通信部2の受信機側は、上記送信機側と逆動作を行う構成要素を備える。すなわち、無線通信部2の受信機側は、端末PSから受信した受信信号をIF周波数帯に周波数変換して受信OFDM信号を抽出し、当該受信OFDM信号からガードインターバルを除去し、FFT処理、デジタル復調、パラレル−シリアル変換処理、デインタリーバ処理及び誤り訂正復号処理することでビット列を再構築し、制御部1に出力する。
図3に戻って説明すると、記憶部3は、上記制御部1で使用される基地局制御プログラムやその他各種データを記憶すると共に、制御部1におけるフロー制御や再送制御等に使用されるバッファとしての機能を有する。
次に、端末PSの構成について説明する。図3に示すように、端末PSは、制御部10、無線通信部11、操作部12、表示部13、及び記憶部14を備えている。また、制御部10は、本実施形態における特徴的な機能要素として、基地局情報取得部10a、リンクチャネル割当要求部10b、受信電力算出部10c及び切替先基地局通知部10dを備えている。
端末PSにおいて、制御部10は、記憶部14に記憶されている端末制御プログラムや無線通信部11を介して取得した受信信号、操作部12から入力される操作信号に基づいて、本端末PSの全体動作を制御する。
制御部10において、基地局情報取得部10aは、基地局CSとの通信を行っていない期間(例えば待受状態中など)において、無線通信部11を制御して、周辺基地局から送信される報知信号などの制御信号をサーチすることで周辺基地局の数情報を取得する。リンクチャネル割当要求10bは、ハンドオーバ時において、送信先の基地局を指定せずに、上り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信する。ここで、リンクチャネルの割当要求信号には上記周辺基地局の数についての情報も含まれる。
受信電力算出部10cは、上記リンクチャネルの割当要求信号を受信した各基地局から送信されるリンクチャネル割当信号の受信電力を算出する。切替先基地局通知部10dは、上記受信電力算出部10cによるリンクチャネル割当信号の受信電力の算出結果に基づき、
受信電力が最も大きいリンクチャネル割当信号を送信した基地局CSを、ハンドオーバの切替先基地局として決定し、当該切替先基地局の決定情報(具体的には切替先基地局の基地局ID)を上り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して各基地局(リンクチャネル割当信号を送信した基地局)に送信する。
無線通信部11は、制御部10による制御の下、制御部10から出力される制御信号(リンクチャネルの割当要求信号や切替先基地局の決定情報など)またはデータ信号の誤り訂正符号化、変調及びOFDMによる多重化を行い、多重化信号(OFDM信号)をRF周波数帯に周波数変換した後、送信信号として基地局CSに送信する。なお、無線通信部11にて使用するサブチャネル、変調方式、符号化レートは、基地局CSによって割り当てられたものである。なお、この無線通信部11の送信機側及び受信機側の構成は、上記基地局CSにおける無線通信部2と同様であるので説明を省略する。
操作部12は、電源キー、各種ファンクションキー、テンキー等の操作キーから構成されており、これら操作キーによる操作入力に基づいた操作信号を制御部10に出力する。表示部13は、例えば液晶モニタまたは有機ELモニタ等であり、制御部10から入力される表示信号に基づいて所定の画像や文字を表示する。記憶部14は、上記制御部10で使用される端末制御プログラムや各種データを記憶すると共に、再送制御等に使用されるバッファとしての機能を有する。
次に、上記のように構成された本無線通信システムにおける基地局CSと端末PS間のハンドオーバ時の動作について図5のシーケンスチャートを用いて説明する。なお、以下の説明において、基地局CS1〜CS4は図3に示す基地局CSと同一の構成要素を備えるものである。
また、図5には図示していないが、端末PS(具体的には基地局情報取得部10a)は、基地局(切替元基地局)CS1との通信を行っていない期間(例えば待受状態中など)において、無線通信部11を制御して、周辺基地局から送信される報知信号などの制御信号をサーチすることで周辺基地局の数についての情報を取得し、記憶部14に当該周辺基地局の数についての情報を記憶しているものとする。
まず、端末PSは、切替元基地局CS1との通信中に、データ通信に使用しているトラフィックサブチャネルの劣化を検出すると、切替元基地局CS1に対してハンドオーバ要求(TCH切替要求)信号を送信する(ステップS1)。切替元基地局CS1は、端末PSから上記ハンドオーバ要求信号を受信すると、ハンドオーバ可能である旨を示すTCH切替指示信号を端末PSに送信する(ステップS2)。
端末PSのリンクチャネル割当要求10bは、無線通信部11を介して上記TCH切替指示信号を受信すると、送信先の基地局を指定せずに(具体的には送信先の基地局IDを指定せずに)、上り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信する。なお、リンクチャネル割当要求10bは、記憶部14から上記周辺基地局の数情報を取得し、当該周辺基地局の数についての情報を含むリンクチャネルの割当要求信号を送信する(ステップS3)。
周辺の基地局は、常時、上り回線のハンドオーバ制御チャネルを監視しており、図5に示すように、周辺の基地局CS2〜CS4の3局が端末PSから送信されたリンクチャネルの割当要求信号を受信したものとする。
各基地局CS2〜CS4のサブチャネル決定部1aは、端末PSから受信したリンクチャネルの割当要求信号に含まれる周辺基地局の数についての情報に基づいた乱数計算によって、下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルを決定する。具体的には、例えば、周辺基地局の数情報が3局であった場合、「1」〜「3」の中からランダムに1つの数を決定し、当該決定した数に対応するフレームに存在する下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルをリンクチャネル割当信号の送信用サブチャネルとして決定する。つまり、乱数計算によって「2」が決定された場合、リンクチャネルの割当要求信号を受信してから2フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルをリンクチャネル割当信号の送信用サブチャネルとして決定する。
図5では、例えば、基地局CS2のサブチャネル決定部1aが、リンクチャネルの割当要求信号を受信してから1フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルをリンクチャネル割当信号の送信用サブチャネルとして決定し、基地局CS3のサブチャネル決定部1aが、2フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルをリンクチャネル割当信号の送信用サブチャネルとして決定し、また、基地局CS4のサブチャネル決定部1aが、3フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルをリンクチャネル割当信号の送信用サブチャネルとして決定した場合を示している。
すなわち、基地局CS2のリンクチャネル割当部1bは、リンクチャネルの割当要求信号を受信してから1フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して、アンカーサブチャネル及び自基地局の基地局IDを含むリンクチャネル割当信号を端末PSに送信する(ステップS4)。また、基地局CS3のリンクチャネル割当部1bは、リンクチャネルの割当要求信号を受信してから2フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して、アンカーサブチャネル及び自基地局の基地局IDを含むリンクチャネル割当信号を端末PSに送信する(ステップS5)。また、基地局CS4のリンクチャネル割当部1bは、リンクチャネルの割当要求信号を受信してから3フレーム目の下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して、アンカーサブチャネル及び自基地局の基地局IDを含むリンクチャネル割当信号を端末PSに送信する(ステップS6)。
上述したように、各基地局CS2〜CS4におけるリンクチャネル割当信号の送信タイミングをずらすことにより、端末PSがリンクチャネル割当信号を受信する際の混信を防止することができる。しかしながら、乱数によって下り回線のハンドオーバ制御チャネルのサブチャネルを決定する場合、異なる基地局間で同一のサブチャネルを選択する可能性もある(機械的な乱数のため、同じ数値が別の基地局で算出される可能性がある)。この解決法として、例えば、基地局CS2〜CS4がランダムに別のタイミングで2回リンクチャネル割当信号を送信する方法を使用しても良い。
続いて、端末PSの受信電力算出部10cは、各基地局CS2〜CS4から送信されるリンクチャネル割当信号の受信電力を算出する。そして、端末PSの切替先基地局通知部10dは、上記受信電力算出部10cによるリンクチャネル割当信号の受信電力の算出結果に基づき、受信電力が最も大きいリンクチャネル割当信号を送信した基地局を、ハンドオーバの切替先基地局として決定し(ステップS7)、当該切替先基地局の決定情報(具体的には切替先基地局の基地局ID)を上り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して各基地局CS2〜CS4に送信する(ステップS8)。
ここで、例えば、基地局CS3が切替先基地局として決定されたとする。基地局CS3のリンクチャネル起動部1cは、端末PSから送信される切替先基地局の基地局IDに基づいて、自基地局がハンドオーバの切替先基地局と判断し、上記リンクチャネル割当部1bが端末PSに割り当てたリンクチャネル(アンカーサブチャネル)の起動を行う(ステップS9)。他の基地局CS2及びCS4は、端末PSから送信される切替先基地局の基地局IDに基づいて、自基地局がハンドオーバの切替先基地局ではないと判断し、アンカーサブチャネルの起動は行わない。
そして、端末PSは、基地局(切替先基地局)CS3から割り当てられたアンカーサブチャネルを無線接続し(ステップS10)、当該アンカーサブチャネルを使用して、切替先基地局CS3に対して呼設定を行う(ステップS11)。更に、切替先基地局CS3はネットワークに対して呼設定を行う(ステップS12)。ネットワークは、切替先基地局CS3との接続処理(ステップS13)を行う一方、切替元基地局CS1に対し端末PSとの通信接続を切断するように指示し(ステップS14)、さらに自身と切替元基地局CS1との切断処理を行う(ステップS15)。
そして、切替元基地局CS1は、端末PSとの無線チャネルを切断する(ステップS16)。端末PSは、切替元基地局CS1との切断処理を行い(ステップS17)、アンカーサブチャネルを介して取得した、データ通信に用いるトラフィックサブチャネル(エクストラサブチャネル)の割当情報に基づき、当該エクストラサブチャネルに通信チャネルを切り替えて切替先基地局CS3との通信を開始する(ステップS18)。
以上、図5からわかるように、図6に示す従来のPHSのようなステップS22のオープンサーチ処理を行う必要がなく、また、ハンドオーバ制御チャネルは1フレーム毎(5ms毎)に使用できるため、ステップS3のリンクチャネル割当要求信号の送信からステップS6のリンクチャネル割当信号の送信までにかかる処理時間は、最短で5ms×3局=15ms程度である。仮にリンクチャネル割当信号を送信する基地局が10局存在し、各基地局で再送が発生してリンクチャネル割当信号が2回ずつ送信される場合を想定しても、5ms×10局×2回=100ms程度に処理時間を収めることができ、従来のPHSと比較して非常に高速なハンドオーバを実現することが可能である。
以上述べたように、本実施形態によれば、トラフィックサブチャネルの内のいずれかを端末PS専用の個別制御チャネル(アンカーサブチャネル)として割り当て、当該アンカーサブチャネルを介して1フレーム単位で切替先基地局CS3との制御情報(エクストラサブチャネルの割当情報)の送受信を行うことにより、従来のように長周期(約100ms)のCCHを使用する場合と比較して、非常に高速に無線リソースの割り当て制御を行うことができる。その結果、無線リソースの利用効率向上を図ることができる。
なお、上記実施形態では、TDMA方式/TDD方式に加えてOFDMA方式を多元接続技術として採用した無線通信システムを例示して説明したが、OFDMA方式を採用しない従来のTDMA方式/TDD方式のみを採用する無線通信システムであっても、本発明を適用することができる。ただし、その場合、トラフィックチャネルの1スロットをハンドオーバ制御チャネルとして固定化するため、無線リソースの利用効率が低下する。よって、TDMA方式/TDD方式に加えてOFDMA方式のようなマルチキャリア通信方式を採用することが好ましい。
また、上記実施形態では、図5のステップS4〜S6において、アンカーサブチャネルの割当情報を送信したが、このアンカーサブチャネルのような個別制御チャネルを使用せずに従来のような長周期の制御チャネル(CCH)を使用する場合は、リンクチャネルの割当情報としてデータ通信用のトラフィックチャネルの割当情報をステップS4〜S6で送信しても良い。
本発明の一実施形態における無線通信システムの構成概略図である。 本発明の一実施形態における無線通信システムの周波数、スロット及びサブチャネルの関係を示す模式図である。 本発明の一実施形態における基地局CS及び無線通信端末PSの構成ブロック図である。 本発明の一実施形態における無線通信部2の詳細説明図である。 本発明の一実施形態における無線通信システムのハンドオーバ時のシーケンスチャートである。 従来のPHSにおけるハンドオーバ時のシーケンスチャートである。
符号の説明
CS、CS1、CS2、CS3、CS4…基地局、PS…無線通信端末(端末)、1、10…制御部、2、11…無線通信部、3、14…記憶部、1a…サブチャネル決定部、1b…リンクチャネル割当部、1c…リンクチャネル起動部、12…操作部、13…表示部、10a…基地局情報取得部、10b…リンクチャネル割当要求部、10c…受信電力算出部、10d…切替先基地局通知部

Claims (3)

  1. 複数の基地局のうちの少なくとも1つと無線通信端末間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う無線通信システムにおいて、
    前記無線通信端末は、
    ハンドオーバ時に、送信先の基地局を指定せずに、前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信するリンクチャネル割当要求手段と、
    通信を行っていない期間において周辺基地局の数を表す数情報を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記基地局は、
    前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、前記ハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信するリンクチャネル割当手段と、
    前記リンクチャネル割当信号の送信タイミングが前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した他の基地局とは異なるように、前記ハンドオーバ制御チャネルのうち下り回線のチャネルを決定するチャネル決定手段と、
    を備え
    前記リンクチャネル割当手段は、前記チャネル決定手段が決定した下り回線の前記ハンドオーバ制御チャネルを使用して前記リンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信し、
    前記リンクチャネル割当要求手段は、前記取得手段が取得した前記周辺基地局の前記数情報を含むリンクチャネルの割当要求信号を送信し、
    前記基地局のチャネル決定手段は、前記周辺基地局の前記数情報に基づいた乱数計算によって、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数の基地局との間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う無線通信端末であって、
    ハンドオーバ時に、送信先の基地局を指定せずに、前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当要求信号を送信するリンクチャネル割当要求手段と、
    通信を行っていない期間において周辺基地局の数を表す数情報を取得する取得手段と、
    を備え
    前記リンクチャネル割当要求手段は、前記取得手段が取得した前記周辺基地局の前記数情報を含むリンクチャネルの割当要求信号を送信する、
    ことを特徴とする無線通信端末。
  3. 無線通信端末との間で1つまたは複数の通信チャネルを用いて時分割多重接続方式で通信を行う基地局であって、
    前記通信チャネルのうちハンドオーバに関する制御情報の通信に使用され且つ前記無線通信システム内で共通のチャネル番号を有するハンドオーバ制御チャネルを介して前記無線通信端末からリンクチャネルの割当要求信号を受信した場合に、前記ハンドオーバ制御チャネルを使用してリンクチャネルの割当情報を含むリンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信するリンクチャネル割当手段と、
    前記リンクチャネル割当信号の送信タイミングが前記リンクチャネルの割当要求信号を受信した他の基地局とは異なるように、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定するチャネル決定手段と、
    を備え
    前記リンクチャネル割当手段は、前記チャネル決定手段が決定した下り回線のハンドオーバ制御チャネルを使用して前記リンクチャネル割当信号を前記無線通信端末に送信し、
    前記チャネル決定手段は、前記無線通信端末から送信される周辺基地局の数情報に基づいた乱数計算によって、前記下り回線のハンドオーバ制御チャネルを決定する、
    ことを特徴とする基地局。
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